JP2007230188A - インクタンクおよび記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インク収容室内のインク残量に関し、信頼性の高い情報をユーザに提供することができると共に、安価かつ容易に製造することが可能なインクタンク、およびこれを用いた記録装置の提供を目的とする。
【解決手段】インク収容室Rに設けられた可撓性部材3は、外部へのインク供給に伴ってインク収容室Rの容積を減少させる方向に移動する。インク収容室R内のインク残量が一定値以下に達した時点で、可撓性部材3の内面が接触部7に接触する。可撓性部材3は、少なくとも接触部7との接触位置が透光性部材によって形成されているため、この接触箇所を透光部4aを介して透視することにより、接触部7の色が確認される。これにより、ユーザは、インク収容室R内のインク残量が一定量以下に達したことを認識する。
【選択図】図4
【解決手段】インク収容室Rに設けられた可撓性部材3は、外部へのインク供給に伴ってインク収容室Rの容積を減少させる方向に移動する。インク収容室R内のインク残量が一定値以下に達した時点で、可撓性部材3の内面が接触部7に接触する。可撓性部材3は、少なくとも接触部7との接触位置が透光性部材によって形成されているため、この接触箇所を透光部4aを介して透視することにより、接触部7の色が確認される。これにより、ユーザは、インク収容室R内のインク残量が一定量以下に達したことを認識する。
【選択図】図4
Description
本発明は、筐体内に設けられたインク収容室内にインクを直接収容するインクタンクにおよびそのインクタンクを用いる記録装置に関するものである。
インクジェット記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドとこの記録ヘッドに供給するインクを貯留したインクタンクを備える。そして、いわゆるシリアルタイプのインクジェット記録装置では、記録ヘッドを搭載するキャリッジを備え、キャリッジを記録媒体に対し移動させながら、記録ヘッドの吐出口から記録媒体にインクを吐出して記録を行う。また、いわゆるフルラインタイプのインクジェット記録装置では、使用する記録媒体の最大の幅に対応した範囲に吐出口を配列した記録ヘッドを用い、この記録ヘッドに対して記録媒体を搬送しつつ、記録ヘッドからインクを吐出して記録を行う。
このようなインクジェット記録装置の記録ヘッドにインクを供給するインクタンクでは、インクが収納されているインク収納室内を負圧に保ち、接続される記録ヘッドに対して負圧を発生させた状態でインクの供給を行う。この負圧は、記録ヘッドの吐出口近傍に形成されるインクメニスカスの保持力と平衡して吐出口からのインク漏れを防止し、かつ、記録ヘッドのインク吐出動作を可能とするような所定の範囲内に設定される。
このような負圧を発生する機構として、インクを含浸保持する多孔質部材(例えば、スポンジ)をインクタンク内に収納し、その多孔質部材によるインクの保持力によって、適切な負圧を生じさせるものが知られている。また、容積を拡張する方向に張力を発生する弾性材料(例えば、ゴム)によって形成した袋状部材を備え、その袋状内部にインクを充填し、その袋状部材が発生する張力によってインクに負圧を作用させるものも知られている。
さらに、可撓性の膜部材によって袋状部材を形成し、その内部または外部に、袋状部材の容積を拡張させる方向に付勢するための部材(バネ)を設け、その付勢力によって袋状部材の内部に収容されたインクに負圧を作用させるものも知られている。このような負圧発生機構を用いた従来例として特許文献1に記載されたものが知られている。
図15および図16は特許文献1に記載のインクタンクを示す図であり、図15はインクタンクの内部構造の一部を示す斜視図、図16はインクタンクの断面図である。
各図に示すように、特許文献1に記載のインクタンクは、内部に収容される液体を導出するための供給口115を備えたケース部材110を備える。このケース部材110の内面には、枠体50が突設されると共に、枠体150の周縁部には可撓性の膜部材113が接合されている。さらに、ケース部材110内には、インク収容室内に負圧を発生させるバネ111と、フィルム部材113とバネ111との間に配置された板部材112とが設けられている。ここで、バネと可撓性の膜部材113とにより構成される容器では、バネ111の圧力を膜部材13に伝達させるためにバネと可撓性部材との間に板部材112が設けられている。このバネ111と板部材112とはカシメあるいは溶着により位置ズレを生じさせないように互いに固定されている。
各図に示すように、特許文献1に記載のインクタンクは、内部に収容される液体を導出するための供給口115を備えたケース部材110を備える。このケース部材110の内面には、枠体50が突設されると共に、枠体150の周縁部には可撓性の膜部材113が接合されている。さらに、ケース部材110内には、インク収容室内に負圧を発生させるバネ111と、フィルム部材113とバネ111との間に配置された板部材112とが設けられている。ここで、バネと可撓性の膜部材113とにより構成される容器では、バネ111の圧力を膜部材13に伝達させるためにバネと可撓性部材との間に板部材112が設けられている。このバネ111と板部材112とはカシメあるいは溶着により位置ズレを生じさせないように互いに固定されている。
可撓性の膜部材113とこれが接着されるケース部材110の枠体150とは、同一樹脂材料で形成されており、これらを互いに熱溶着によって接着することによりインク供給口115を除いて密閉されたインク収容空間118を形成することができる。また、インク供給口115の開口部には、バネによる負圧によって内部に空気を取り込むことがないようにメニスカス力を発生させる部材(メッシュフィルタ)によって閉塞されている。
以上のようなバネとフィルムによってインク収納部が形成されるインクタンクは、多孔室部材(スポンジ)を用いて負圧を発生するタンクと較べて、容積に対して収容するインクの量を多くでき収容効率の点で優れている。
但し、上記のインクタンクは、インク供給口115から記録ヘッドへのインク供給時に、インク収容室118内に大気導入を行わない密閉系のインクタンクとなっている。このため、インク供給時に大気を導入するタンクのようにインク使用量よって液面が変位せず、ユーザーが外部からインク残量を確認することができない。
そこで、インクの液面変化に依るインク残量検出を行うことができないインクタンクにおいて、インクタンク内のインク残量をユーザーに伝える手段としては、特許文献2および特許文献3に示すようなものが提案されている。
図17は、特許文献2に開示されたインクタンクの外観斜視図、図18は、図17に示したインクタンクの分解斜視図である。
この特許文献2に示すインクタンクでは、外周フレーム210と可撓性部材からなる両側壁242,244とによってインクの収容空間が形成されている。インク収容空間内には、バネ237が設けられており、そのバネが側板232,234を介して両側壁242,244を外方へ向けて付勢している。インク収容空間220内のインクが消費されるに従って、両側壁242,244はバネ237に抗して内方へと移動して行き、インク収容空間を縮小させて行く。また、側壁242,244には、表示用ストリップ213,214の一端が接着されており、両ストリップの他端部はチャンネル215に重ねられた状態で配置される。両ストリップの重なり部分の上方には、窓225を有する部材224が設けられている。インクの消費に伴って両側壁242,244が移動すると、その移動に従って両ストリップの相対位置が変化する。この変化を窓225を介して確認することにより、ユーザーはインク残量を認識することができる。
また、インクタンクにおけるインク残量を検知する構成として、特許文献3に開示されたものもある。
図19はこの特許文献3に記載のインクタンクの断面図、図20は残量検知部の分解斜視図である。ここに開示されているインクタンクは、主としてフィルム302と斜面部326とによって形成されたインク収容部330を有すると共に、このインク収容部330内のインク残量検知のためのセンサーレバー360を備えている。ここで、フィルム302は、インク消費に伴って図中の矢印aに示すように移動する。そして、タンク内部のインクを使い切った時、フィルム302は、溝350に収納されているセンサーレバー360の端部367を、押さえ部材342の付勢力に抗して上方向(図中、矢印bに示す方向)に変位させる。このセンサーレバー360の移動を、記録装置本体側に設けたセンサー(不図示)が検知し、ユーザーにインクエンドを伝えるようになっている。
図19はこの特許文献3に記載のインクタンクの断面図、図20は残量検知部の分解斜視図である。ここに開示されているインクタンクは、主としてフィルム302と斜面部326とによって形成されたインク収容部330を有すると共に、このインク収容部330内のインク残量検知のためのセンサーレバー360を備えている。ここで、フィルム302は、インク消費に伴って図中の矢印aに示すように移動する。そして、タンク内部のインクを使い切った時、フィルム302は、溝350に収納されているセンサーレバー360の端部367を、押さえ部材342の付勢力に抗して上方向(図中、矢印bに示す方向)に変位させる。このセンサーレバー360の移動を、記録装置本体側に設けたセンサー(不図示)が検知し、ユーザーにインクエンドを伝えるようになっている。
上記のように、特許文献2および特許文献3に記載のインクタンクにおいては、インクタンク内のインク残量をインクタンクに設けた部材の変位に変換してユーザに伝え得るようになっている。このため、インク残量に伴ってインクの液面が変化しないインクタンクにあってもインク残量を検出することが可能である。
しかしながら、上記特許文献2および特許文献3に記載のインクタンクにあっては、次のような課題がある。
すなわち、特許文献2に開示のインクタンクにあっては、インク収容室の内部を直接確認する構成ではないため、インク残量およびインクエンドなどを直接的にユーザーに伝えることは難しい。つまり、側壁242,243などのように、インクタンク内のインク残量の変化によって直接的に変位する部材を確認する構成ではないため、表示されたインク残量やインクエンドなどに対してユーザーが十分な確信を持ち難い。さらに、特許文献2に開示されている残量検知機構は部品点数が多く、組立工程も複雑になるため、製造コストの増大を招くという問題も生じる。
また、特許文献3に記載のインクタンクにあっても、使用途中のインク残量およびインクエンドを、ユーザーがインクタンク内を直接確認する構成となっていない。すなわち、インクタンク内のインク残量に伴って直接的に移動する部材(フィルム)を確認することができないため、特許文献2と同様の問題が生じる。また、インクエンドの検出は、タンク内部に複雑な形状の残量検知レバー360等の部品が必要となり、さらに、記録装置本体側には光学センサーが必要となるため、製造コストの大幅な増大を招くという問題も生じる。
本発明では、インク収容室内のインク残量に関し、信頼性の高い情報をユーザに提供することができると共に、安価かつ容易に製造することが可能なインクタンク、およびこれを用いた記録装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の構成を有する。
本発明の第1の形態は、インクを収容可能なインク収容室を内部に備える共に、前記インク収容室内のインクを外部へ供給可能な筐体を備えたインクタンクにおいて、前記インク収容室の少なくとも一部を形成し、外部へのインク供給に伴って前記インク収容室の容積を減少させる方向に移動する可撓性部材と、前記可撓性部材部材との対向位置に設けられ、インク収容室内のインク残量が一定値以下に達した時点で、前記可撓性部材の内面に接触する接触部とを有し、前記可撓性部材は、少なくとも前記接触部との接触位置が透光性部材によって形成され、前記筐体部には、少なくとも前記可撓性部材と前記接触部との接触箇所を外部より透視可能な透光部が形成されていることを特徴とする。
本発明の第1の形態は、インクを収容可能なインク収容室を内部に備える共に、前記インク収容室内のインクを外部へ供給可能な筐体を備えたインクタンクにおいて、前記インク収容室の少なくとも一部を形成し、外部へのインク供給に伴って前記インク収容室の容積を減少させる方向に移動する可撓性部材と、前記可撓性部材部材との対向位置に設けられ、インク収容室内のインク残量が一定値以下に達した時点で、前記可撓性部材の内面に接触する接触部とを有し、前記可撓性部材は、少なくとも前記接触部との接触位置が透光性部材によって形成され、前記筐体部には、少なくとも前記可撓性部材と前記接触部との接触箇所を外部より透視可能な透光部が形成されていることを特徴とする。
本発明の第2の形態は、上記インクタンクを搭載可能なタンク搭載部を有し、前記タンク搭載部に搭載された前記インクタンクの前記インク供給口から供給されるインクを用いて記録媒体媒体に画像を記録することを特徴とする記録装置である。
本発明によれば、インク収容室内のインクの収容量に応じて移動する可撓性部材の位置をユーザーが目視によって直接的に確認することでインク残量に関し信頼性の高い情報を取得することができる。このため、ユーザーは確信をもって事後の対応をとることが可能となり、結果、インクの使用効率を高めることが可能となる。しかも、インクタンクの部品点数が増大することもなく、安価かつ容易に製造することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(インクタンクの第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るインクタンクの外観を概略的に示す斜視図である。
(インクタンクの第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るインクタンクの外観を概略的に示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のインクタンク10は、側面部が開口する中空箱状のケース部材1と、その開口部を閉塞する蓋部材4とにより、ほぼ直方体形状の外観を呈し、その内部にはインクを収容する後述のインク収容室Rが設けられている。蓋部材4は、矩形形状をなす枠体部4aとこの枠体部4a内の開口部を閉塞する透光部4bとにより構成されている。従って、図1示すように、この透光部4bを介してインクタンクの内部構造を視認することができるようになっている。また、インクタンク10の底面には、インク収容室R内に収納されたインクを、不図示の記録ヘッドに供給するためのインク供給口9が設けられている。なお、このインク供給口9とインク収容室Rとの間は、不図示のインク流路によって連通している。
一方、インクタンク1の内部構造は、図2および図3に示すようになっている。ここで、図2はこのインクタンクの分解斜視図、図3は、図1に示すインクタンクのIII−III線断面図である。なお、図3は、ケース部材とフィルムによって形成されるインク収容室にインクが満たされる前の状態を示している。
各図に示すように、ケース部材1と蓋部材4とにより形成される空間内には、バネ部材(付勢手段)8、板部材1、可撓性フィルム(可撓性部材)3が設けられている。また、ケース部材1の底面には、メニスカス形成部材6および押え板5が設けられている。
ケース部材1に形成される開口部端面には、容器状に屈曲させた透光な可撓性フィルム3の周縁部が溶着されており、この可撓性フィルム3とケース部材1とによってインク収容室Rが形成されている。なお、ケース部材1は、その材料として、例えば、ポリプロピレンなどによって形成されている。また、可撓性フィルムは、例えば、ポリプロピレンの薄膜を含むフィルム部材(厚み30〜100μm程度)によって形成することができる。
ケース部材1に形成される開口部端面には、容器状に屈曲させた透光な可撓性フィルム3の周縁部が溶着されており、この可撓性フィルム3とケース部材1とによってインク収容室Rが形成されている。なお、ケース部材1は、その材料として、例えば、ポリプロピレンなどによって形成されている。また、可撓性フィルムは、例えば、ポリプロピレンの薄膜を含むフィルム部材(厚み30〜100μm程度)によって形成することができる。
インク収容室R内に設けられたバネ部材8は、円錐台形状をなすコイルスプリングによって形成されている。このバネ部材8は、ケース部材1の底部内面との間に圧縮された状態で挿入されており、板部材2を介して常に可撓性フィルム3の底部を蓋部材4に向けて付勢している。板部材2の中央部には、円形の開口部2aが形成されており、その周囲前記バネ部材8の一端部が均等に付勢している。また、ケース部材1の内面中央には円形の平面形状を有する凸部(接触部)7が突設されている。この凸部7は、板部材2の開口部2aとの対向位置に設けられ、開口部2a内に挿通可能な外径を有している。そして、後述のように、インク収容室R内のインクを使い切った段階で、凸部7の端面は、板部材2の開口部2aを通過し、可撓性フィルム3に密接し得るようになっている。なお、バネ部材と板部材は、ステンレス材料や樹脂材料により形成されている。
また、ケース部材1の底部に形成された供給口9には、ケース部材1の底部に形成された開口部(図示せず)と、その開口部を覆うメニスカス形成部材6と、このメニスカス形成部材6を保持する枠状の押え部材5とが備えられている。押え部材5は、ケース部材1の底部外面に溶着されている。メスカス形成部材6は、ポリプロピレンの繊維材料から形成された所定の毛細管力を有する毛管部材や、この毛管部材とフィルター部材(透過寸法15〜30μm程度、材質はステンレス材料やプリプロピレン)とを組み合わせたものなどが用いられる。そして、メニスカス形成部材6とインク収容室Rとの間は、不図示のインク流路によって連通させてあり、後述のインク収容室に外部から気泡が侵入しないようにインクでメニスカスを形成している。
次に、以上の構成を有するインクタンクの作用を説明する。
図4ないし図9は、内部のインクを消費する前の初期状態から使い切るまでの、各段階におけるインクタンク内の状態を示す断面図および側面図を示している。
図4は、初期状態におけるインクタンクの断面図、図5は側面図をそれぞれ示している。
図4ないし図9は、内部のインクを消費する前の初期状態から使い切るまでの、各段階におけるインクタンク内の状態を示す断面図および側面図を示している。
図4は、初期状態におけるインクタンクの断面図、図5は側面図をそれぞれ示している。
インクが消費されていない初期状態においても、バネ部材8は自然長より圧縮された状態にあるため、可撓性フィルム3は板部材2を介して蓋部材1側へと付勢されている。このため、インク収容室R内には適度な負圧が発生している。ここでいう、適度な負圧とは、記録ヘッドのインク吐出部(以下、ノズルともいう)に形成されるメニスカスの保持力と平衡して、記録ヘッドの吐出動作が可能となる範囲内の負圧を意味する。
また、この初期状態においては、板部材2とケース部材1の凸部7との間隔は広く、その間隔には多量のインクが充填されている。従って、蓋部材4の透光部4bからインクタンク10の内部を観た場合、板部材2の開口部2aの色は、インク収容室R内に収容されている「インク色」となる。つまり、イエローのインクが収容されているインクタンクにおいて、開口部2aの色は「イエロー」となり、シアンのインクが収容されているインクタンクでは「シアン」となる。このように、開口部2a内の色が「インク色」であることを確認することにより、ユーザーは、インク収容室R内に十分にインクが残留していることを容易に判断することができる。
図6および図7は、上記の初期状態からインクタンク内のインクが使用され、かつさらにインクを供給可能な状態(使用途中の状態)を示している。
記録ヘッドからインクが吐出されると、記録ヘッド内の負圧が上昇し、その負圧によってインク収容室R内のインクがインク供給口9を経て記録ヘッド内へと供給される。このインク供給動作により、可撓性フィルム4はバネ部材8に抗してケース部材1の内壁側へと移動する。この際、可撓性フィルム4の蓋部材4に設けられた大気連通部4cからは外気が導入されるため、可撓性フィルム4と蓋部材4との間の空間は常時大気圧に保たれる。
記録ヘッドからインクが吐出されると、記録ヘッド内の負圧が上昇し、その負圧によってインク収容室R内のインクがインク供給口9を経て記録ヘッド内へと供給される。このインク供給動作により、可撓性フィルム4はバネ部材8に抗してケース部材1の内壁側へと移動する。この際、可撓性フィルム4の蓋部材4に設けられた大気連通部4cからは外気が導入されるため、可撓性フィルム4と蓋部材4との間の空間は常時大気圧に保たれる。
初期に比べ、この使用途中の状態では、インク消費に伴いバネ部材8の収縮量が増大し、板部材1の開口部とケース部材1の凸部7との間隔も狭まるが、その間隔の間には依然として多くのインクが存在するため、開口部の色は「インク色」となっている。従って、インクタンク内に十分なインクが残留しており、インクタンクの交換時期には達していないことを容易に判断することができる。また、インク収容室R内のインク残量がどの程度であるかに関しては、板部材2と蓋部材2フタ部材との相対的な位置関係を蓋部材4の透光部4bから確認することで、判断することができる。つまり、板部材2と蓋部材4との距離間隔を確認することで、インク収容室R内のインク残量を判断することができる。
また、インクジェット記録装置では、吐出したインク滴数のカウント(ドットカウントともいう)を行うことによりインクタンク内のインク残量を検知することも従来より行われている。このドットカウント方式を採る場合、記録の不具合(記録動作途中のインク切れ等)が生じないように、インクが完全に使い果たされる前であっても、所定残量に達した時点で、インクエンドのアナウンスを行うのが通例である。この際、ユーザーはインクタンク内のインク残量を確認することができないため、どの程度まで記録を継続できるか判断できない。よって、アナウンスが事前になされたものであると知りつつも、インクタンクを交換せざるを得ず、インクが無駄に廃棄されていた。これに対し、本実施形態によれば、インクエンドのアナウンスがなされた状況においても、タンク側面の透光部4bから板部材2の位置および開口部2aの色を確認することで、実際のインク残量を判断することができ、インクの有効利用を図ることができる。
図8、図9は、インク収容室R内のインクを使い切った状態を示している。
インクを使い切った状態では、ケース部材1と板部材2とがほぼ接触した状態になっている。そのため、板部材2に設けられた開口部2aを介して、透光な可撓性フィルム3とケース部材1の凸部7とが密着する。この状態では可撓性フィルム3とケース部材との間にインクが介在していないため、板部材2の開口部2aは、それまでの「インク色」から「ケース色」へと変化する。つまり、インク色が「マゼンタ」であっても、「ケース色」が黒であれば、開口部2aの色は「黒」となる。このため、開口部2aの色変化によって、ユーザーはインクの使い切りを容易に判断することができる。
このように、本実施形態によれば、インク収容室R内のインク残量の変化に応じて直接的に変位する部材を透光部4bから目視によって直接確認することで、インク収容室R内のインクの残量およびインクの有無を確信をもって判断することができる。
以上、本実施形態におけるインクタンクの最も特徴的な構成としては、次の4点が挙げられる。
1)蓋部材4の少なくとも一部が透光であること。
2)板部材に開口部を有すること。
3)可撓性フィルムが透光であること。
4)板部材の開口部に対して垂直方向の位置にケース部材は凸部を有すること。
1)蓋部材4の少なくとも一部が透光であること。
2)板部材に開口部を有すること。
3)可撓性フィルムが透光であること。
4)板部材の開口部に対して垂直方向の位置にケース部材は凸部を有すること。
1)は、ユーザーがインクタンクの外側から視認することによりインク残量を確認できるようにするために必要な構成要件である。但し、蓋部材4の透光部4bは、内部の板部材2や、その開口部2aの位置が確認できる大きさであれば、形状や大きさは問わない。全面が透光であってもよい。
2)および3)は、ユーザーに対してインク使いきりを確認させるためのタンク構成要件である。本インクタンクでは、インクの使い切りを板部材2の開口部を介して、ケース部材に設けられた凸部7と可撓性フィルム3とが密着することによる開口部2aの色変化によりインクエンドをユーザーに知らせる。つまり、インク収容室R内にインクが存在する場合には、開口部2aは「インク色」になり、インクが無くなった(使い切った)の場合には、開口部2aはフィルムがケース部材1に密着して、「ケース色」に変化する。これにより、ユーザーはインクエンドを容易に確認することができる。この場合、少なくとも開口部に位置するフィルムは透光性を有する材料でなければならない。
また、使用途中のインク残量は、板部材2と蓋部材4との相対的な位置を蓋部材4の透光部4bから確認することによって判断することができる。そのため、板部材2の位置をより分かり易くするために、板部材2は光を反射する材料、例えば金属材料(ステンレスなど)であることが望ましい。また、表面に光沢性を有するような樹脂材料や、光を反射させるために鏡面加工を施した材料であってもよい。
(インクタンクの第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図10および図11に基づき説明する。
上記第1の実施形態では、蓋部材4の透光部4bを板部材2よりも大きな面積に形成し、板部材2の全体を視認し得るものとした。しかし、本発明における透光部4bは、上記実施形態に示すような寸法形状に限定されるものではなく、その他の寸法形状に形成してもよい。図10および図11は、蓋部材4の透光部4cの大きさを、上記第1の実施形態における透光部4bより小さく形成した例を示している。
次に、本発明の第2の実施形態を図10および図11に基づき説明する。
上記第1の実施形態では、蓋部材4の透光部4bを板部材2よりも大きな面積に形成し、板部材2の全体を視認し得るものとした。しかし、本発明における透光部4bは、上記実施形態に示すような寸法形状に限定されるものではなく、その他の寸法形状に形成してもよい。図10および図11は、蓋部材4の透光部4cの大きさを、上記第1の実施形態における透光部4bより小さく形成した例を示している。
図10に示すインクタンクは、蓋部材4の透光部4cを横長帯状の長方形に形成したものであり、図11に示すインクタンクは、蓋部材4の透光部4dを円形に形成したものである。この場合、蓋部材4の枠体部4aは、上記透光部4c,4dに対応する形状に形成する必要があることは言うまでもない。
このように形成した透光部4c,4dであっても、インク使用中の板部材2と透光部4c,4dとの相対的な位置確認を行うことでインクの使いきりの確認を行うことが可能である。つまり、上記いずれの透光部4c,4dにあっても、板部材2の少なくとも2辺を透視することが可能であるため、透視した辺の位置からインク残量を確認することができる。また、透光部4c,4dは、凸部2aを透視できる寸法形状になっているため、凸部2aの色の変化によってインクの使い切りを判断することも可能である。つまり、本発明に係る透光部は、
1)透光部から蓋部材4と板部材との相対的な距離が確認できること
2)また、インク使い切りを確認するため、板部材2の開口部2aが見えること
の2つの条件を満たすものであれば、特に透光部の形状は問わない。
1)透光部から蓋部材4と板部材との相対的な距離が確認できること
2)また、インク使い切りを確認するため、板部材2の開口部2aが見えること
の2つの条件を満たすものであれば、特に透光部の形状は問わない。
(インクタンクの第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図12および図13に基づき説明する。なお、図12は、インクタンク内のインクを使い切った状態を示す断面図を、図13は、図12に示したインクタンクの側面図である。
次に、本発明の第3の実施形態を図12および図13に基づき説明する。なお、図12は、インクタンク内のインクを使い切った状態を示す断面図を、図13は、図12に示したインクタンクの側面図である。
この第3の実施形態では、インク使い切り時に可撓性フィルム3と密着するケース部材の凸部7Aを、透光部材で構成したものとなっている。
染料等の透光性のあるインクを使用する場合、あるいはインク色がケース部材1の色に近い場合、インクを使い切って凸部7Aと可撓性フィルム3とが密着しても、板部材2の開口部2aの色が余り変化せず、インクエンドを判別しにくい場合がある。これに対し、本実施形態では、ケース部材1の凸部7を透光部材7Aで構成したため、インクを使い切って凸部7Aと可撓性フィルム3とが密着すると、開口部2aが透光となって光が透過するようになる。従って、本実施形態によれば、染料インクやケース部材1の色に近い色のインクであっても、明確にインクエンドを確認することが可能になる。
染料等の透光性のあるインクを使用する場合、あるいはインク色がケース部材1の色に近い場合、インクを使い切って凸部7Aと可撓性フィルム3とが密着しても、板部材2の開口部2aの色が余り変化せず、インクエンドを判別しにくい場合がある。これに対し、本実施形態では、ケース部材1の凸部7を透光部材7Aで構成したため、インクを使い切って凸部7Aと可撓性フィルム3とが密着すると、開口部2aが透光となって光が透過するようになる。従って、本実施形態によれば、染料インクやケース部材1の色に近い色のインクであっても、明確にインクエンドを確認することが可能になる。
(インクジェット記録装置の実施形態)
次に、上記インクタンクを適用可能なインクジェット記録装置の実施形態を図14に基づき説明する。なお、図では、記録装置の外殻をなすカバー部材などを取り除き、内部の主要構成のみを概略的に示している。
次に、上記インクタンクを適用可能なインクジェット記録装置の実施形態を図14に基づき説明する。なお、図では、記録装置の外殻をなすカバー部材などを取り除き、内部の主要構成のみを概略的に示している。
記録装置50は、シリアルスキャン方式のインクジェット記録装置であり、ガイド軸51,52によって、キャリッジ(タンク搭載部)53が矢印Aの主走査方向に移動自在にガイドされている。キャリッジ53は、キャリッジモータ(移動手段)およびその駆動力を伝達するベルト等の駆動力伝達機構により、主走査方向に往復動される。キャリッジ53には、インクジェット方式の記録ヘッド(不図示)と、この記録ヘッドにインクを供給するための前述したインクタンク10と、が着脱可能に搭載される。
インクタンク10および記録ヘッドの着脱、交換作業は、不図示のカバー部材を開くことによって行う。カバー部材が開かれると、制御系がキャリッジモータの駆動を制御し、キャリッジを移動経路の中央部に設定されている交換位置へと移動させる。この状態で、インクタンクおよび記録ヘッドの着脱を行う。インクタンクのインク残量を確認する場合にも交換位置にあるキャリッジからインクタンクを取り出し、前述のように、タンク側面を形成する蓋部の透光部から内部を確認することによって行う。但し、キャリッジ53によっては、インクタンクを搭載した状態のままインク残量を確認することも可能な場合もある。なお、本例においては、4つのインクタンク1が装着される。しかし、インクタンク1の装着数は1つ以上であればいくつでもよい。
記録媒体としての用紙Pは、装置の前端部に設けられた挿入口55から挿入された後、その搬送方向が反転されてから、送りローラ56によって矢印Bの副走査方向に搬送される。記録装置50は、記録動作と搬送動作とを繰り返すことによって、用紙P上に順次画像を記録する。記録動作は、キャリッジ53と共に記録ヘッドを主走査方向に移動させつつ、プラテン57上の用紙Pの記録領域に向かってインクを吐出させる動作である。また搬送動作は、記録ヘッドの1回の記録走査によって記録される領域の幅に対応する距離だけ、主走査方向と直交する副走査方向(矢印Bによって示す方向)へと用紙Pを搬送する動作である。
記録ヘッドは、インクを吐出するためのエネルギとして、電気熱変換体から発生する熱エネルギを利用するものであってもよい。その場合には、電気熱変換体の発熱によってインクに膜沸騰を生じさせ、そのときの発泡エネルギによって、インク吐出口からインクを吐出することができる。また、記録ヘッドにおけるインクの吐出方式は、このような電気熱変換体を用いた方式のみに限定されず、例えば、圧電素子を用いてインクを吐出する方式等であってもよい。
キャリッジ53の移動領域における図14中の左端には、キャリッジ153に搭載された記録ヘッドのインク吐出口の形成面と対向する回復系ユニット(回復処理手段)158が設けられている。回復系ユニット158には、記録ヘッドのインク吐出口のキャッピングが可能なキャップと、そのキャップ内に負圧を導入可能な吸引ポンプなどが備えられている。そして、インク吐出口を覆ったキャップ内に負圧を導入することにより、インク吐出口からインクを吸引排出させて、記録ヘッドの良好なインク吐出状態を維持するための回復処理を行うことができる。また、キャップ内に向かって、画像の記録に寄与しないインクをインク吐出口から吐出させることによって、記録ヘッドの良好なインク吐出状態を維持する回復処理(予備吐出処理)ともいう)を行うこともできる。
本発明にかかるインクタンクは、一般的なインクジェットプリンタのほか、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリント部を有するワードプロセッサ等の装置、さらには、各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置に適用することができる。
R インク収容室
1 ケース部材
2 板部材
2a 開口部
3 可撓性フィルム(可撓性部材)
4 蓋部材
4a 透光部
5 メニスカス部材
6 押え板部材
7 凸部(接触部)
8 バネ部材(付勢手段)
9 インク供給口
10 インクタンク
50 記録装置
53 キャリッジ(タンク搭載部)
1 ケース部材
2 板部材
2a 開口部
3 可撓性フィルム(可撓性部材)
4 蓋部材
4a 透光部
5 メニスカス部材
6 押え板部材
7 凸部(接触部)
8 バネ部材(付勢手段)
9 インク供給口
10 インクタンク
50 記録装置
53 キャリッジ(タンク搭載部)
Claims (12)
- インクを収容可能なインク収容室を内部に備える共に、前記インク収容室内のインクを外部へ供給可能な筐体を備えたインクタンクにおいて、
前記インク収容室の少なくとも一部を形成し、外部へのインク供給に伴って前記インク収容室の容積を減少させる方向に移動する可撓性部材と、
前記可撓性部材部材との対向位置に設けられ、インク収容室内のインク残量が一定値以下に達した時点で、前記可撓性部材の内面に接触する接触部とを有し、
前記可撓性部材は、少なくとも前記接触部との接触位置が透光性部材によって形成され、
前記筐体部には、少なくとも前記可撓性部材と前記接触部との接触箇所を外部より透視可能な透光部が形成されていることを特徴とするインクタンク。 - 前記筐体は、前記可撓性部材の一部を視認可能な範囲に亘って透光部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のインクタンク。
- 前記インク収容室は、前記筐体内を画成する前記可撓性部材と、前記筐体の内壁とにより液密状態に形成され、
前記接触部は、前記可撓性部材に対向する前記筐体内面に形成された凸部によって形成され、
前記透光部は、前記筐体を形成する壁部のうち、前記可撓性部材を挟んで前記凸部と対向する位置に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のインクタンク。 - 前記筐体は、一面が開口する容器状のケース部材と、前記ケース部材の開口を閉塞する蓋部材とからなり、
前記蓋部材は、前記透光部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインクタンク。 - 前記可撓性部材は、前記筐体の一部と液密状に接合されて、インク収容室を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のインクタンク。
- 前記インク収容室を拡張させる方向へと前記可撓性部材を付勢して前記インク収容室内に負圧を発生させる付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインクタンク。
- 前記付勢手段は、前記インク収容室を形成する前記筐体の内面と、該内面に対向して配置される前記可撓性部材との間に介在させたバネ部材によって構成されることを特徴とする請求項6に記載のインクタンク。
- 前記付勢手段は、前記インク収容室内に収容されるインクおよび前記接触部と異なる色を有する板部材を介して前記可撓性部材を平面的に押圧し、
前記接触部は、前記板部材の中央部に形成された開口部に対向して配置され、前記インクタンク内のインクが一定量以下となった時点で、前記開口部内を通過して前記可撓性部材に密着することを特徴とする請求項7に記載のインクタンク。 - 前記接触部は、前記インク収容部に収容されるインクの色と異なる色を有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のインクタンク。
- 前記接触部の形成される筐体の壁部および前記接触部は、透光性を有していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のインクタンク。
- 前記インク収容室内にインクを収納してなることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のインクタンク。
- 請求項1ないし11のいずれかに記載のインクタンクを搭載可能なタンク搭載部を有し、前記タンク搭載部に搭載された前記インクタンクの前記インク供給口から供給されるインクを用いて記録媒体媒体に画像を記録することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006058377A JP2007230188A (ja) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | インクタンクおよび記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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