JP2006212883A - 液体収容体の包装構造及びその製造方法 - Google Patents

液体収容体の包装構造及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 液体収容体の包装構造について、製造や開封時における作業を簡素化させる。
【解決手段】 インクカートリッジの包装構造11は、インクカートリッジ12とその全体を覆う真空パック袋14とを備える。真空パック袋14は、筒状に形成されたフィルム材を、その一端14a及び他端14bを熱溶着することにより形成されている。インクカートリッジ12は真空パック袋14内に収容され、凸部25が真空パック袋14の内側面に対して熱溶着されている。これにより、凸部25に形成されているインク供給口27が真空パック袋14の内部空間45に対して封止された状態とされている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液体収容体の包装構造及びその製造方法に関する。
従来から、液体噴射ヘッドのノズルからターゲットに対して液体を噴射する液体噴射装置として、インクジェット式プリンタが広く知られていた。そして、このインクジェット式プリンタにおいては、液体としてのインクは、液体収容体としてのインクカートリッジに貯蔵されるようになっており、インクカートリッジから液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドへとインクが供給されるようになっていた。そして、記録ヘッドのノズルからインクが噴射されることにより印刷が行われるようになっていた。
ところで、このようなインクカートリッジとしては、ケースを備え、そのケース内に形成されたインク室にインクを収容したものが知られていた。そして、ケースにはインク供給口と大気連通口との2つの穴が形成されているものがあった。そして、インクカートリッジをインクジェット式プリンタにおいて使用するときには、インク供給口を記録ヘッドへと接続し、大気連通口を大気へと開放した状態とするようになっていた。
従って、このようなインクカートリッジにおいては、インク室内のインクはインク供給口を介して記録ヘッドへと供給されるようになっていた。また、インク室は、大気連通口を介して大気と連通されているため、規定値以下の負圧とならないように維持され、インク室内のインクがスムーズに記録ヘッドへと供給されるようになっていた。
そして、以上のように構成されたインクカートリッジは、未使用の状態においては、インク室内のインクが外部へと漏れ出したり、インク室内に埃等が混入したりしないようにするために、包装が施されるようになっていた。そして、この包装の構造としては、インクカートリッジの前記インク供給口及び大気連通口を粘着テープやフィルム等のシール材によって閉塞し、その後、真空パック袋等によって全体が真空包装することが一般的となっていた。従って、このインクカートリッジを使用するときには、真空パック袋を破って中のインクカートリッジを取り出し、シール材を剥がすという一連の作業が必要となっていた。
そして、これらのシール材を剥がす順番としては、大気連通口を先に開放することが望ましくなっていた。すなわち、大気連通口を開放する前にインク供給口を開放させてしまうと、真空包装によって減圧されているインク室内に、インク供給口側から大気が流入するおそれがあった。そして、印刷時において、インク供給路内に空気が混入し、印刷品質の低下を招くおそれがあった。従って、大気連通口を先に開放することによって、インク室内の圧力を大気とほぼ等しい状態とし、その後、インク供給口を開放させることで、インク供給口側から大気が混入することを防ぐようになっていた。
ところが、使用説明書が十分に読まれないことなどにより、インク供給口が先に開放されてしまうことがあり、問題となっていた。また、大気連通口のシール材が剥がされないままインクジェット式プリンタにおいて使用され、インクが記録ヘッドへと供給されずに印刷できなくなるといった問題も発生することがあった。そこで、インクカートリッジのケースに対してシールテープをインク供給口、大気連通口の順に封止するように巻きつけ、ケースを一周したところで、シールテープの終端と始端とを積層させたものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。これによれば、シールテープを剥がすときに、大気連通口、インク供給口の順に封止を解くことができるようになっており、上記のような問題
が発生しないようになっていた。
また、インクカートリッジを収納するカートリッジケースを備えたものが知られていた(例えば、特許文献2参照)。すなわち、インクカートリッジのインク供給口を閉塞する供給口フィルムを、カートリッジケースのケース本体に固定するとともに、大気連通口としての通気口を閉塞する通気口フィルムを、カートリッジケースの蓋体に対して固定するようになっていた。これによれば、インクカートリッジをカートリッジケースから取り出すときに、蓋体をケース本体から開放すると、通気口フィルムが蓋体によって引っ張られて通気口から分離し、通気口が開放される。また、カートリッジケースからインクカートリッジを引き出すことによって、カートリッジケースによって供給口フィルムが引っ張られてインク供給口から分離し、インク供給口が開放される。すなわち、必然的に、通気口フィルム、供給口フィルムの順に、剥離動作が行われるようになっており、上記のような問題が発生しないようになっていた。
特開平9−70982号公報 特開平11−268290号公報
ところが、上記の特許文献1及び特許文献2におけるインクカートリッジの包装構造は、いずれも、インク供給口、大気連通口を封止するためのシールテープやフィルムといったシール材と、インクカートリッジ全体を収納する真空パック袋やパッケージ等が必要となっており、部品点数が多くなっていた。この結果、インクカートリッジの包装構造が複雑化し、製造時や開封時における作業が複雑化するおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、製造や開封時における作業を簡素化させることのできる液体収容体の包装構造及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、液体を収容したケースと、同ケースに形成され同ケースの内外を連通可能とする連通口とを備えた液体収容体の包装構造において、前記液体収容体の全体を覆う外装部材を備え、前記液体収容体の前記連通口を、前記外装部材の内側面にて封止した。
従って、本発明によれば、液体収容体の包装構造を開封するときには、外装部材から液体収容体が取り出されることで、必然的に液体収容体のケースに形成された連通口が外装部材から分離され、連通口の封止が解かれるようになる。従って、外装部材を、液体収容体の全体を覆う手段と、連通口を封止する手段との2つの手段に兼用することができ、連通口を封止させるための専用の部材を設ける必要がなく、液体収容体の包装構造の部品点数を減らすことができる。この結果、液体収容体の包装構造の製造や開封時における作業を簡素化させることができる。
この液体収容体の包装構造において、前記連通口は、前記ケース内に収容されている液体を前記ケース外へと供給可能とするための液体供給口である。
これによれば、液体収容体が包装されている状態において、液体供給口を封止することができ、液体供給口から液体が漏れ出したり、液体供給口に空気等が流入したりすることを防ぐことができる。
この液体収容体の包装構造において、前記連通口は、前記ケース内に区画形成された前記液体を収容するための液体収容室を大気に開放するための大気連通口である。
これによれば、液体収容体が包装されている状態において、大気連通口を封止することができ、大気連通口から水分が蒸発して液体が乾燥したり、大気連通口から液体が漏れ出
したりすることを防ぐことができる。
この液体収容体の包装構造において、前記外装部材は、前記液体収容体を気密に収容した状態で、内部空間が大気圧よりも低くなるように減圧されている。
これによれば、液体収容体に収容されている液体が一部分解されたりして内圧が上昇することを防ぐことができる。また、液体収容体に収容されている液体が蒸発して液体が乾燥することも防ぐことができ、液体の材質変化を防ぐことができる。さらに、液体を脱気された状態に維持することができ、液体収容体から供給される液体中に気泡が混入されないようにすることができ、品質の高い液体を供給することができる。
この液体収容体の包装構造において、前記外装部材は、フィルム材によって筒状に形成され、その一端及び他端を封止することによって封止部が形成され、前記液体収容体を気密に封止している。
これによれば、外装部材が1つの筒状に形成されたフィルム材によって形成されるようになり、包装構造をより簡素化させることができる。また、両端を封止することで、液体収容体をより簡単に確実に気密な状態にすることができ、液体の漏れや、液体の材質変化等を効果的に防ぐことができる。
この液体収容体の包装構造において、前記液体収容体は、前記連通口が前記外装部材の前記封止部と一致しない位置において前記内側面にて封止されるようにして前記外装部材内に収容されている。
これによれば、封止部においては、その構造上、平らな部分が取りにくくなっているが、封止部と一致していない、比較的平らな部分において、外装部材の内側面によって連通口が封止されるようになる。この結果、連通口をより確実に封止することができる。また、液体収容体の包装構造を製造するときには、連通口の封止位置と、外装部材の封止部との位置が離間しているので、封止作業や減圧作業をお互いに邪魔にならないように行うことができる。
この液体収容体の包装構造において、前記連通口は、前記外装部材に溶着されている。
これによれば、外装部材による連通口の封止をより確実なものとすることができる。
この液体収容体の包装構造において、前記連通口の外縁と前記外装部材とは、互いに溶着しやすい材料でそれぞれ形成されている。
これによれば、連通口の外縁と外装部材とを互いに溶着させることで、簡単に連通口を封止することができ、封止作業をより簡単なものとすることができる。
本発明は、液体を収容したケースと、同ケースに形成され同ケースの内外を連通可能とする連通口とを備えた液体収容体の包装構造の製造方法において、前記液体収容体の全体を外装部材にて覆う被覆段階と、前記液体収容体の前記連通口を、前記外装部材の内側面にて封止する封止段階とを備えた。
従って、本発明によれば、液体収容体の包装構造は、液体収容体が外装部材にて覆われた状態で、液体収容体の連通口が外装部材の内側面にて封止された構造となる。従って、液体収容体の包装構造を開封するときには、外装部材から液体収容体が取り出されることで、必然的に液体収容体のケースに形成された連通口が外装部材から分離され、連通口の封止が解かれるようになる。従って、外装部材を、液体収容体の全体を覆う手段と、連通口を封止する手段との2つの手段に兼用することができ、連通口を封止させるための専用の部材を設ける必要がなく、液体収容体の包装構造の部品点数を減らすことができる。この結果、液体収容体の包装構造の製造や開封時における作業を簡素化させることができる
この液体収容体の包装構造の製造方法において、前記封止段階の後に、前記外装部材を、前記液体収容体を収容した状態で、内部空間が大気圧よりも低くなるように減圧させる減圧段階と、前記外装部材の前記内部空間を外部に対して気密に封止する密閉段階とを備えた。
これによれば、液体収容体の包装構造において、液体収容体は、減圧された状態で外装部材に気密に封止された状態とされる。この結果、包装されている状態において、液体収容体に収容されている液体が一部分解されたりして内圧が上昇することを防ぐことができる。また、液体収容体に収容されている液体が蒸発して液体が乾燥することも防ぐことができ、液体の材質変化を防ぐことができる。さらに、液体を脱気された状態に維持することができ、液体収容体から供給される液体中に気泡が混入されないようにすることができ、品質の高い液体を供給することができる。
この液体収容体の包装構造の製造方法において、前記外装部材は、フィルム材によって筒状に形成され、前記被覆段階は、前記外装部材の一端を封止した状態で、同外装部材内に前記液体収容体を収容する段階であり、前記封止段階は、前記連通口が前記外装部材の前記一端及び他端と一致しないように前記液体収容体を位置させた状態で、前記連通口を前記外装部材の内側面にて封止する段階であり、前記減圧段階は、前記外装部材の前記他端側から前記外装部材の前記内部空間の大気を吸引して前記内部空間が大気圧よりも低くなるように減圧させる段階である。
これによれば、液体収容体の包装構造は、筒状に形成されたフィルム材の内側に液体収容体が収容され、その両端が封止されて内部空間が減圧された状態となる。この結果、外装部材が1つの筒状に形成されたフィルム材によって形成されるようになり、包装構造をより簡素化させることができる。また、両端を封止することで、液体収容体をより簡単に確実に気密な状態にすることができ、液体の漏れや、液体の材質変化等を効果的に防ぐことができる。また、封止部においては、外装部材に皺や弛み等が発生しているおそれがあるが、封止部と一致していない、比較的平らな部分において、外装部材によって連通口が封止されるようになる。この結果、連通口をより確実に封止することができる。さらに、封止段階と減圧段階とは、連通口の封止位置と、外装部材の封止部との位置が離間しているので、お互いに邪魔にならないように作業を行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図6に従って説明する。図1に示すように、本実施形態における液体収容体の包装構造としてのインクカートリッジの包装構造11は、液体収容体としてのインクカートリッジ12と、外装部材としての真空パック袋14とを備える。インクカートリッジ12は、内部に液体としてのインク(図示しない)が貯留されており、オンキャリッジタイプのインクジェット式プリンタ(図示しない)に装着されることで、同インクが記録ヘッド(図示しない)へと供給され、印刷が行われる。
そして、インクカートリッジ12は、本体16、蓋体18、通路形成フィルム21を備える。本実施形態においては、本体16と蓋体18とによってケースが構成されている。本体16は、PP(ポリプロピレン)材によって略直方体の箱体形状に形成され、その上面が開口している。また、図2に示すように、本体16は、その開口した上面に対向する下面23に、外側に向かって突出するようにして、略直方体形状の外縁としての凸部25を備える。なお、本実施形態においては、凸部25は、インクカートリッジ12の本体16のその他の部分に比較して熱可塑性の高い材料によって形成されており、熱溶着に適した材料で形成されている。そして、凸部25には、本体16の内外を連通させる液体供給
口としてのインク供給口27が形成されている。なお、本実施形態においては、インク供給口27が連通口に相当する。
図1及び図2に示すように、蓋体18は、PP材によって略長方形の板状に形成されており、前記本体16の開口と一致する大きさに形成されている。そして、蓋体18は、本体16の開口を塞ぐようにして嵌合されている。これにより、本体16と蓋体18とによって、液体収容室としてのインク室29が区画形成されている。そして、インク室29には、インクが貯留されている。また、蓋体18には、貫通口31が形成されている。さらに、蓋体18には、前記インク室29と接しない側の面33上に、蛇行溝35が形成されている。そして、この蛇行溝35は、その一端35aが前記貫通口31と連通するように設けられている。
通路形成フィルム21は、略長方形形状のフィルム状に形成されており、前記蓋体18の面33上に貼着されている。なお、このとき、通路形成フィルム21は、前記蓋体18の貫通口31及び蛇行溝35を、前記蛇行溝35の他端35bを除いた状態で覆っている。これにより、蛇行溝35と通路形成フィルム21とによって蛇行流路37が形成され、インク室29は、貫通口31と蛇行流路37とを介して大気と連通されている。
真空パック袋14は、本実施形態においては、ガスバリア性の高い材料でかつプラスチック容器に対し易開封性の材質・方式である、例えば、イージーピールオープン材といったフィルム材によって形成されている。そして、真空パック袋14は、図3に示すように、熱可塑性の比較的高い内側層39と、同内側層39に比較して熱可塑性の比較的低い外側層40との2層構造を有している。すなわち、内側層39は、熱溶着しやすい材料によって形成されている。なお、本実施形態においては、内側層39は、PPとPE(ポリエチレン)とをブレンドしたフィルム層となっている。また、真空パック袋14は、その厚みが非常に小さいため、図1及び図2においては、その厚みに関する図示を省略している。
そして、図1及び図2に示すように、真空パック袋14は、前記内側層39(図3参照)を内側にした筒状の状態で、その一端14a及び他端14bが熱溶着されている。これにより、真空パック袋14の内側には、外部に対して気密な内部空間45が区画形成されている。なお、このとき、一端14a及び他端14bには、それぞれ、封止部としての熱溶着部41,43が形成されている。そして、真空パック袋14の内部空間45には、減圧された状態で、前記インクカートリッジ12が収容されている、なお、このとき、インクカートリッジ12は、インク供給口27が、真空パック袋14の筒状に形成された側面のいずれかの位置に対向するようにして収容されている。すなわち、インク供給口27は、真空パック袋14の前記熱溶着部41,43と対向しないような位置に位置している。
そして、図3に示すように、インクカートリッジ12の凸部25には、真空パック袋14の内側層39の内側面39aが熱溶着されており、凸部25に形成されているインク供給口27が封止された状態となっている。このようにして、インクカートリッジの包装構造11は、インクカートリッジ12を気密に減圧した状態で真空パック袋14内に収容しているとともに、インク供給口27を真空パック袋14自体によって封止している。この結果、インクカートリッジ12における水分蒸発や圧力変化によるインクの材質変化や、気泡混入といった現象が防がれるようになっている。
そして、以上のように構成されているインクカートリッジの包装構造11において、インクカートリッジ12を真空パック袋14から取り出すときには、次のような作業が行われる。まず、真空パック14袋が破られ、真空パック袋14の内部空間45が大気圧と等しい状態とされる。この結果、インクカートリッジ12と蛇行流路37と貫通口31とを
介してインク室29内が大気に開放され、大気圧に維持される。次に、真空パック袋14からインクカートリッジ12が取り出され、真空パック袋14の、インクカートリッジ12の凸部25に熱溶着されている部分がインクカートリッジ12から剥離される。この結果、インクカートリッジ12は、インク室29が大気に開放された状態でインク供給口27の封止が解かれた状態とされ、インクジェット式プリンタにおいて使用可能な状態とされる。
次に、以上のように構成されているインクカートリッジの包装構造11を製造するための包装機46について説明する。図4に示すように、本実施形態の包装機46は、基台47、押さえ部49、第1及び第2の熱溶着治具ツール51,52、真空ポンプ53を備える。基台47は、平板状に形成され、前記真空パック袋14に収容されたインクカートリッジ12を載置することが可能な平面部47aを備える。また、基台47は、その一端47bに、上方に向かって枠状に突出する支持部54を備え、支持部54の内側には、下側凹部55が形成されている。
押さえ部49は、略直方体形状に形成され、前記支持部54の上方に設けられており、第1の昇降用モータ(図示しない)によって上下動可能となっている。そして、押さえ部49には、前記支持部54の下側凹部55と一致する大きさの上側凹部57が下面49a側から凹設されている。従って、前記押さえ部49を第1の昇降用モータによって下降させ、前記支持部54と当接させることにより、下側凹部55と上側凹部57とによって、気密な空間59(図6参照)を形成することが可能となっている。
第1及び第2の熱溶着治具ツール51,52は、真空パック袋14に接した状態で通電させることで、真空パック袋14を熱溶着可能な状態まで加熱することができるようになっている。そして、第1の熱溶着治具ツール51は、前記押さえ部49の下面49a側に設けられている。また、第2の熱溶着治具ツール52は、前記平面部47aの上方に位置するように設けられている。そして、第2の熱溶着治具ツール52は、第2の昇降用モータ(図示しない)によって上下動可能となっている。真空ポンプ53は、前記支持部54の下側凹部55の内部空間に対して接続されており、ポンプ用モータ(図示しない)によって駆動されることによって、下側凹部55の内部空間から大気を吸引し、減圧させることができるようになっている。
次に、以上のように構成された包装機46を使用して、インクカートリッジの包装構造11を製造する製造方法について説明する。まず、図4に示すように、被覆段階に移り、他端14bが開放され、一端14aが熱溶着されて熱溶着部41が形成された状態の真空パック袋14を用意し、同真空パック袋14内にインクカートリッジ12を収容した状態とする。なお、このとき、インクカートリッジ12の凸部25が真空パック袋14の筒状の側面のいずれかの部分に対向した位置に位置するようにする。そして、この状態のままで、インクカートリッジ12と真空パック袋14とを、基台47の平面部47a上に載置する。なお、このとき、インクカートリッジ12は、蓋体18が下側に位置するようにして平面部47a上に載置されるようにする。そして、インクカートリッジ12の凸部25が、真空パック袋14を挟んで、第2の熱溶着治具ツール52に対して対向した位置に位置するようにする。また、真空パック袋14の他端14bが、支持部54の下側凹部55と押さえ部49の上側凹部57とによって挟まれた空間に位置するようにする。
次に、封止段階に移り、図5に示すように、第2の熱溶着治具ツール52を第2の昇降モータによって下降させ、インクカートリッジ12の凸部25に対して真空パック袋14を挟んだ状態で押し付ける。そして、第2の熱溶着治具ツール52を通電させて、凸部25と真空パック袋14とを熱溶着させる。この結果、インクカートリッジ12のインク供給口27(図2参照)が封止される。
そして、図6に示すように、第2の熱溶着治具ツール52の通電を停止させるとともに、第2の昇降用モータを駆動させて第2の熱溶着治具ツール52を上昇させる。その後、第1の昇降用モータを駆動させ、押さえ部49を下降させ、押さえ部49と支持部54と当接させることにより、下側凹部55と上側凹部57とによって、気密な空間59を形成する。なお、このとき、真空パック袋14は、押さえ部49と支持部54とによって挟み込まれた状態とし、その他端14bが空間59内に位置するようにする。
その後、減圧段階に移り、ポンプ用モータを駆動させ、真空ポンプ53によって、空間59内の大気を吸引し、空間59内を減圧させる。この結果、他端14bを介して、真空パック袋14の内部空間45の大気も吸引され、真空パック袋14内が減圧され、真空パック袋14がインクカートリッジ12に密着するような状態とされる。その後、ポンプ用モータの駆動が停止されるとともに、第1の熱溶着治具ツール51が通電され、真空パック袋14の、押さえ部49と支持部54とによって挟み込まれている部分が加熱され、熱溶着された状態となる。そして、第1の熱溶着治具ツール51の通電が停止されるとともに、第1の昇降用モータが駆動され、押さえ部49が上昇される。この結果、真空パック袋14に、熱溶着部43(図1参照)が形成される。そして、以上により、真空パック袋14内に、ほぼ真空に近い状態でインクカートリッジ12が気密に収容され、インクカートリッジの包装構造11が形成される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・本実施形態では、インクカートリッジ12の全体を真空パック袋14に収容し、インクカートリッジ12のインク供給口27を真空パック袋14の内側面39aによって封止し、インクカートリッジの包装構造11を形成するようにした。従って、インクカートリッジの包装構造11を開封するときには、真空パック袋14からインクカートリッジ12が取り出されることで、必然的にインク供給口27が真空パック袋14から分離され、封止が解かれるようになる。この結果、真空パック袋14を、インクカートリッジ12の全体を覆う手段と、インク供給口27を封止する手段との2つの手段に兼用することができ、インク供給口27を封止させるための専用の部材を設ける必要がなく、インクカートリッジの包装構造11の部品点数を減らすことができる。従って、インクカートリッジの包装構造11の製造や開封時における作業を簡素化させることができる。
また、インク供給口27が、真空パック袋14と異なる専用のシール材によって封止されている場合には、シール構造が複雑化して、シールの精度が低下するおそれがあるが、本実施形態では、簡素化されているので、シール精度の低下を防ぐことができる。
・本実施形態では、インクカートリッジの包装構造11は、インクカートリッジ12のインク供給口27を封止するようにした。従って、インクカートリッジ12が包装されている状態において、インク供給口27からインクが漏れ出したり、空気等が流入したりすることを防ぐことができる。
・本実施形態では、真空パック袋14は、インクカートリッジ12を気密に収容した状態で、内部空間45が大気圧よりも低くなるように減圧するようにした。これによれば、インクカートリッジ12のインク室29についても減圧され、収容されているインクが一部分解されたりして内圧が上昇することを防ぐことができる。また、インクカートリッジ12に収容されているインクが蒸発してインクが乾燥することも防ぐことができ、インクの材質変化を防ぐことができる。さらに、インクを脱気された状態に維持することができ、インクカートリッジ12から供給されるインク中に気泡が混入されないようにすることができ、品質の高いインクを供給することができる。
・本実施形態では、インクカートリッジ12の蛇行溝35の他端35bについては、真空パック袋14の内側面39aによって封止しないようにした。これによれば、インクカートリッジの包装構造11において、インクカートリッジ12の蛇行流路37及び貫通口31は、真空パック袋14の内部空間45に対して開放された状態とされる。一方、インク供給口27については、真空パック袋14によって封止されている。従って、インクカートリッジの包装構造11を開封すると、まず、内部空間45が大気圧となって、蛇行流路37及び貫通口31が大気に対して開放される。その後、インクカートリッジ12が真空パック袋14から分離されることで、インク供給口27が大気に開放される。従って、インク供給口27よりも先に蛇行流路37及び貫通口31が大気に対して開放されるので、インク供給口27からインクが漏れ出すことを防ぐことができる。
・本実施形態では、真空パック袋14は、フィルム材によって筒状に形成され、その一端14a及び他端14bを封止することによって形成され、インクカートリッジ12を気密に封止するようにした。これによれば、真空パック袋14が1つの部材によって形成されるようになり、インクカートリッジの包装構造11をより簡素化させることができる。また、より簡単に確実に気密な状態とすることができ、インクの漏れや、インクの材質変化等を効果的に防ぐことができる。
・本実施形態では、インクカートリッジの包装構造11において、インクカートリッジ12のインク供給口27は、真空パック袋14の熱溶着部41,43と一致していない位置において内側面39aによって封止されるようにした。これによれば、熱溶着部41,43においては、その構造上、平らな部分が取りにくくなっているが、その他の比較的平らな部分において、インク供給口27が封止されるようになる。この結果、インク供給口27をより確実に封止することができる。
・本実施形態では、インクカートリッジの包装構造11を製造するときには、インク供給口27の封止位置と、熱溶着部41,43の位置とが重ならないようにした。従って、封止段階と減圧段階とは、お互いに邪魔にならないように作業を行うことができる。
・本実施形態では、インクカートリッジの包装構造11において、インク供給口27は、真空パック袋14と凸部25とを熱溶着させることによって封止するようにした。これによれば、インク供給口27の封止をより確実なものとすることができる。
・本実施形態では、真空パック袋14の内側層39と、インクカートリッジ12の凸部25とは、互いに溶着しやすい材料でそれぞれ形成されるようにした。これによれば、インク供給口27の封止作業をより簡単なものとすることができる。
・本実施形態では、インクカートリッジの包装構造11を製造する順番として、封止段階の後に減圧段階に移るようにした。これによれば、封止段階において、真空パック袋14の内部空間45が減圧されていない状態となるので、真空パック袋14に皺等が発生しておらず、第2の熱溶着治具ツール52によって真空パック袋14をインクカートリッジ12の凸部25に対して熱溶着するときに、比較的皺等のない状態できれいに熱溶着することができる。この結果、インク供給口27の封止をより確実に行うことができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジの包装構造11において、インク供給口27のみを真空パック袋14の内側面39aによって封止するようにした。これを、蛇行溝35の他端35bについても、内側面39aによって封止するようにしてもよい。なお、このとき、インク供給口27について、内側面39aによって封止していてもよいし、していなくてもよい。このようにすれば、連通口としての大気連通口を構成する貫通口31及
び蛇行流路37を封止することができる。この結果、インクカートリッジ12が包装されている状態において、貫通口31及び蛇行流路37から水分が蒸発して収容されているインクが乾燥したり、貫通口31及び蛇行流路37からインクが漏れ出したりすることをより確実に防ぐことができる。
・上記実施形態では、インク供給口27のみを真空パック袋14の内側面39aによって封止するようにした。これを、インクカートリッジ12に形成されている、インク室29の内外を連通可能とするその他の連通口について、同様にして内側面39aによって封止するようにしてもよい。また、インクカートリッジ12に、連通口としての廃液供給口を設けるようにし、同廃液供給口を同様にして真空パック袋14の内側面39aによって封止するようにしてもよい。これによれば、廃液供給口の部品が外力によって脱落したり損傷したりすることを真空パック袋14による封止によってより確実に防ぐことができる。さらに、廃液供給口を封止するための専用のシール材を設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
・上記実施形態では、真空パック袋14の内部空間45を大気圧よりも減圧させるようにした。これを、減圧させないようにしてもよい。
・上実施形態では、真空パック袋14は、フィルム材によって筒状に形成され、その一端14a及び他端14bを封止することによって形成するようにした。これを、その他の形状の真空パック袋14とするようにしてもよい。例えば、フィルム材ではない、プラスチックなどの合成樹脂からなるハウジングであってもよい。
・上記実施形態では、真空パック袋14は、イージーピールオープン材によって形成されるようにした。これを、その他の材料、例えば、ポリエチレン、アルミラミネート等によって形成されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジ12のインク供給口27は、真空パック袋14の、熱溶着部41,43と一致しない位置において内側面39aによって封止されるようにした。これを、一致する位置において封止するようにしてもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジ12のインク供給口27は、真空パック袋14を熱溶着させることによって封止されるようにした。これを、その他の方法、例えば、振動溶着、接着等によって封止するようにしてもよい。また、図7に示すように、真空パック袋14に、インク供給口27に締まり嵌めの状態で嵌合可能な嵌合凸部61(嵌合手段)を設け、嵌合凸部61とインク供給口27とを嵌合させることによって封止するようにしてもよい。このようにしても、部品点数の増加を防ぐことができる。
さらに、図8に示すように、真空パック袋14とインクカートリッジ12の凸部25との間に、シール性を高めるための樹脂層(シール層)63を介在させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジ12は、一種類のインクのみを収容するものであるようにした。これを、インクカートリッジ12を、複数色のインクを一体に収容するものとしてもよい。そして、この場合には、インク供給口27と、大気連通口を構成する貫通口31及び蛇行流路37とを、インクの色数に対応して複数設けるようにし、これらの全て、またはいくつかを真空パック袋14の内側面39aによってそれぞれ封止するようにしてもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジ12の凸部25と真空パック袋14の内側層39とは、互いに熱溶着しやすい材料で形成するようにした。これを熱溶着しにくい材料
で形成するようにしてもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジの包装構造11を製造するときに、封止段階の後に減圧段階に移るようにした。これを減圧段階の後に封止段階に移るようにしてもよい。
・上記実施形態では、インクカートリッジ12は、オンキャリッジタイプのインクジェット式プリンタにおいて使用されるものであるようにした。これをオフキャリッジタイプのインクジェット式プリンタにおいて使用されるものに具体化するようにしてもよい。
・上記実施形態では、液体収容体として、液体としてのインクを吐出するプリンタ(ファックス、コピア等を含む印刷装置)において使用されるインクカートリッジ12に具体化して説明したが、他の液体を収容する液体収容体であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置において使用される液体収容体であってもよい。
本実施形態のインクカートリッジの包装構造の斜視図。 同じく、インクカートリッジの包装構造の要部断面図。 同じく、インクカートリッジの包装構造の要部断面図。 同じく、包装機の概念図。 同じく、インクカートリッジの包装構造の製造方法を説明する図。 同じく、インクカートリッジの包装構造の製造方法を説明する図。 別例における、インクカートリッジの包装構造の要部断面図。 別例における、インクカートリッジの包装構造の要部断面図。
符号の説明
11…液体収容体の包装構造としてのインクカートリッジの包装構造、12…液体収容体としてのインクカートリッジ、14…外装部材としての真空パック袋、14a…一端、14b…他端、16…ケースを構成する本体、18…ケースを構成する蓋体、25…外縁としての凸部、27…連通口及び液体供給口としてのインク供給口、29…液体収容室としてのインク室、39a…内側面、41,43…封止部としての熱溶着部、45…内部空間。

Claims (11)

  1. 液体を収容したケースと、同ケースに形成され同ケースの内外を連通可能とする連通口とを備えた液体収容体の包装構造において、
    前記液体収容体の全体を覆う外装部材を備え、
    前記液体収容体の前記連通口を、前記外装部材の内側面にて封止したことを特徴とする液体収容体の包装構造。
  2. 請求項1に記載の液体収容体の包装構造において、
    前記連通口は、前記ケース内に収容されている液体を前記ケース外へと供給可能とするための液体供給口であることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  3. 請求項1に記載の液体収容体の包装構造において、
    前記連通口は、前記ケース内に区画形成された前記液体を収容するための液体収容室を大気に開放するための大気連通口であることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の液体収容体の包装構造において、
    前記外装部材は、前記液体収容体を気密に収容した状態で、内部空間が大気圧よりも低くなるように減圧されていることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の液体収容体の包装構造において、
    前記外装部材は、フィルム材によって筒状に形成され、その一端及び他端を封止することによって封止部が形成され、前記液体収容体を気密に封止していることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  6. 請求項5に記載の液体収容体の包装構造において、
    前記液体収容体は、前記連通口が前記外装部材の前記封止部と一致しない位置において前記内側面にて封止されるようにして前記外装部材内に収容されていることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の液体収容体の包装構造において、
    前記連通口は、前記外装部材に溶着されていることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  8. 請求項7に記載の液体収容体の包装構造において、
    前記連通口の外縁と前記外装部材とは、互いに溶着しやすい材料でそれぞれ形成されていることを特徴とする液体収容体の包装構造。
  9. 液体を収容したケースと、同ケースに形成され同ケースの内外を連通可能とする連通口とを備えた液体収容体の包装構造の製造方法において、
    前記液体収容体の全体を外装部材にて覆う被覆段階と、
    前記液体収容体の前記連通口を、前記外装部材の内側面にて封止する封止段階と
    を備えたことを特徴とする液体収容体の包装構造の製造方法。
  10. 請求項9に記載の液体収容体の包装構造の製造方法において、
    前記封止段階の後に、
    前記外装部材を、前記液体収容体を収容した状態で、内部空間が大気圧よりも低くなるように減圧させる減圧段階と、
    前記外装部材の前記内部空間を外部に対して気密に封止する密閉段階と
    を備えたことを特徴とする液体収容体の包装構造の製造方法。
  11. 請求項10に記載の液体収容体の包装構造の製造方法において、
    前記外装部材は、フィルム材によって筒状に形成され、
    前記被覆段階は、前記外装部材の一端を封止した状態で、同外装部材内に前記液体収容体を収容する段階であり、
    前記封止段階は、前記連通口が前記外装部材の前記一端及び他端と一致しないように前記液体収容体を位置させた状態で、前記連通口を前記外装部材の内側面にて封止する段階であり、
    前記減圧段階は、前記外装部材の前記他端側から前記外装部材の前記内部空間の大気を吸引して前記内部空間が大気圧よりも低くなるように減圧させる段階であることを特徴とする液体収容体の包装構造の製造方法。
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JP2013156063A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Rohm Co Ltd 液体試薬内蔵型マイクロチップおよびその使用方法、ならびに包材入り液体試薬内蔵型マイクロチップ

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