JP4381072B2 - インクカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)等に用いられるインクカートリッジに関するものである。
従来、インクジェット記録装置に用いられるインクカートリッジとしては、例えば、特許文献1に示すように、記録ヘッドにインクを供給するインク供給口、インクカートリッジの内部に大気を導入する大気連通孔とを備え、前記インク供給口と大気連通孔とをシール材で塞いだものが知られている。
このようなインクカートリッジでは、前記インク供給口と大気連通孔とをシール材で塞ぎ、次いで前記減圧口からインクカートリッジの内部を減圧した状態で、前記インク充填口から前記内部にインクを充填して、充填終了後に減圧口とインク充填口とをシール材で封止する。
このようなインクカートリッジを使用する際には、前記インク供給口及び大気連通孔からシール材が剥がされて、インクカートリッジがインクジェット記録装置にセットされる。インクジェット記録装置の記録ヘッドは、インク供給口からインクカートリッジ内のインクを吸入し、このインクを吐出して、用紙等の被記録媒体に文字や画像等を記録する。そして、このインクの吐出に応じて、インクカートリッジ内には大気連通孔から大気が導入されるので、記録ヘッドへスムーズにインクの供給がなされる。
ところで、インクカートリッジは、インク中の溶存空気を少なくするため、減圧状態で包装され、その内部も減圧状態にあるため、インクカートリッジからシール材を剥がす場合に、最初にインク供給口のシール材を剥がすと、インク供給口から大気が吸い込まれて、インク供給口付近に空気層や気泡層ができてしまう。このようなインクカートリッジをインクジェット記録装置にセットして記録を行わせると、記録ヘッドに空気が供給されてしまい、記録品質の低下を招いたり、吐出不能状態となることがある。このような事態を防ぐために、従来は、インクカートリッジの説明書に大気連通孔側からシール材を剥がす旨を記載したり、また、特許文献2に示されているように、正しい剥離方向を示すマークをシール材に多数表示したりしていた。
特開2000−71472号公報(図1及び図4参照) 特開平10−258519号公報(図1参照)
しかしながら、使用者が必ずしも説明書を読むとは限らず、またシール材に表示されたマークに気づかず、うっかりインク供給口側からシール材を剥がすこともあり、前述したような記録品質の低下や吐出不能の事態を確実に避けることができなかった。
本発明は、このような課題を解消し、インクカートリッジの使用者が説明書や表示に従わずに、インクカートリッジに貼り付けられた封止を剥がしても、確実に大気連通孔から先に大気に開放することができ、インク供給口に空気が吸い込まれることにより発生する記録品質の低下や吐出不能を防止することができるインクカートリッジを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明におけるインクカートリッジは、内部にインクが収容される容器体と、この容器体に穿設されて容器体から外部にインクを供給するインク供給口と、前記容器体に穿設されて容器体に大気を導入する大気連通孔と、前記インク供給口及び大気連通孔とを封止する剥離可能な帯状部材とを備えるインクカートリッジにおいて、前記大気連通孔は複数穿設され、これら大気連通孔は、前記インク供給口の穿設位置を挟んで両側となる位置に配置され、前記帯状部材は、その長手方向が前記複数の大気連通孔に跨って、当該各大気連通孔及び大気連通孔間のインク供給口を封止するように容器体の外側面に貼着されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクカートリッジにおいて、前記インク供給口と複数の大気連通孔とは、容器体における同一の外側面に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のインクカートリッジにおいて、前記容器体の内部に前記インク供給口が連通するインク収容室が設けられ、前記大気連通孔はいずれも、直接的にまたは間接的に前記インク収容室に連通していることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクカートリッジにおいて、前記大気連通孔はいずれも、前記インク収容室に一端を接続した1つの連通路の他端にそれぞれ接続していることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のインクカートリッジにおいて、前記帯状部材は、その長手方向の端部が、容器体の外側面から突出する自由端となっていることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2から5のいずれかに記載のインクカートリッジにおいて、前記大気連通孔とインク供給口とが設けられた容器体の外側面は略長方形を呈し、当該外側面にはその長手方向に沿って、2つの大気連通孔と1つのインク供給口が、大気連通孔、インク供給口、大気連通孔の順に配置され、帯状部材はその長手方向を前記外側面の長手方向に略一致させて容器体に貼着されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、帯状部材は一方に長い形状を有しているため、その剥離に際しては、長辺側から剥離することは作業上困難であるため、通常は短辺側(長手方向)の両端部のうちいずれか一方から剥離が開始される。そして、帯状部材によるインク供給口の封止位置が、帯状部材の長手方向に沿って、帯状部材による大気連通孔の封止位置に挟まれて配置されているため、帯状部材の長手方向の両端部のうちいずれの側からその剥離が開始されても、必ず大気連通孔、インク供給口の順で大気に開放されインク供給口からよりも大気連通孔から先に容器体の内部に空気が吸い込まれる。その結果、インク供給口に空気が吸い込まれることによって生じる吐出不良等を確実に防止することができる。
また、請求項2の発明によれば、帯状部材は、インク供給口と複数の大気連通孔とが設けられている容器体の一外側面のみに貼着されればよく、1つの容器体に使用する帯状部材の量を削減できる。
また、請求項3の発明によれば、インク収容室に収容されているインクがインク供給口から外部に供給されると、このインクの消費にともない、インク収容室に連通する複数の大気連通孔から大気が導入されるため、インクの外部への供給を速やかに行うことができる。
また、請求項4の発明によれば、大気連通孔が複数設けられても、これらは1つの連通路に接続されてインク収容室に連通させている。換言すればインク収容室に連通する連通路の数を、大気連通孔の数に拘わらず最低限の1つにしているため、連通路の容積を小さくすることができ、インク中の水分が連通路に蒸発することを抑制することができる。
また、請求項5の発明によれば、帯状部材の端部を自由端とすることで、帯状部材の剥離作業を容易にすることができる。これにより、剥離の作業者の利便性を向上させるとともに、帯状部材をその長手方向の端部から剥離させることを促し、さらに確実にインク供給口より先に大気連通孔を開放させることができる。
また、請求項6の発明によれば、容器体の外側面の長手方向に沿って、大気連通孔、インク供給口、大気連通孔を設けているため、最低限の大気連通孔の個数でインク供給口を挟むことができるとともに、容器体の外側面に効率よく帯状部材を貼着できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用するインクジェット記録装置の斜視図、図2はヘッドホルダを下面側から見た斜視図、図3は第1の実施形態のインクカートリッジの側面図、図4はインクカートリッジを下方側から見た斜視図、図5はインクカートリッジの縦断面図、図6はインクカートリッジの下面の平面図、図7はヘッドユニットの各部品の斜視図である。
本発明のインクカートリッジ61が適用されるインクジェット記録装置100は、図1に示すように、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のカラーインクがそれぞれ充填されたインクカートリッジ61と、用紙(被記録媒体)62に印字するためのプリンタヘッド63と、前記インクカートリッジ61とプリンタヘッド63が搭載されるキャリッジ64と、このキャリッジ64を前記用紙62の搬送方向(副走査方向、Y方向として図示)と直交する方向(主走査方向、X方向として図示)に往復移動させる駆動ユニット65、キャリッジ64の往復移動方向に延び、前記プリンタヘッド63と対向配置されたプラテンローラ66と、パージ装置67とを備えている。
駆動ユニット65は、キャリッジ64の下端部に配置されてプラテンローラ66と平行に延びるキャリッジ軸71と、キャリッジ64の上端部に配置されてキャリッジ軸71と平行に延びるガイド板72と、キャリッジ軸71とガイド板72との間にあって、キャリッジ軸71の両端部に配置される2つのプーリ73、74と、この両プーリ73,74に巻き掛けしたタイミングベルト75とからなる。
モータ76の駆動に従って回転する一方のプーリ73からの駆動力により、タイミングベルト75に接合されているキャリッジ64が、前記キャリッジ軸71とガイド板72に支持されて直線往復移動できる。
図示しない給紙部からY方向(副走査方向)に搬送される用紙62は、前記プラテンローラ66とプリンタヘッド63との間に導入されて、後述するようにプリンタヘッド63から吐出されるインクにより所定の印字がなされ、その後排紙される。
パージ装置67はプラテンローラ66の側方に設けられ、プリンタヘッド63がリセット位置にある時に、プリンタヘッド63に対向するように配置されている。このパージ装置67は、プリンタヘッド63の後述する複数のノズル11aを覆うように当該ノズルの開口面に対して当接するパージキャップ81と、ポンプ82及びカム83と、インク貯留部84とを備えている。プリンタヘッド63がリセット位置にあるときに、プリンタヘッド63の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インクを、カム83の駆動によりポンプ82によって吸引することにより、プリンタヘッド63の回復を図るようにしている。なお、吸引された不良インクはインク貯留部84に貯められる。
パージ装置67におけるプラテンローラ66側の位置には、パージ装置67に隣接してワイパ部材86が配置されている。このワイパ部材86はへら状に形成されており、キャリッジ64の移動に伴って、プリンタヘッド63のノズル面を拭くものである。ノズル面を拭く場合に、ワイパ部材86は上方に突出され、ノズル面を拭かない場合には下方に後退している。
キャップ85は、インクの乾燥を防止するため、印字が終了するとリセット位置に戻されるキャリッジ64に搭載されたプリンタヘッド63の複数のノズル11aを覆うものである。
プリンタヘッド63は、下面側から見た斜視図である図2に示すように、ヘッドホルダ1の底板5の下面側(図2における上面側)に並設した2つのヘッドユニット(記録ヘッド)6,6と、これらを覆う保護カバー44とにより構成されている。保護カバー44は箱状を呈し、各ヘッドユニット6の表面のノズル11aの列が露出するようにした開口窓44a、44aが下板44bに設けられて、ヘッドユニット6,6の表面及び前記ヘッドホルダ1に固定される。
ヘッドホルダ1は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂製の射出成形品であり、図2に示すように、上面(図2における下面)が開放された略箱状に形成されている。この略箱状の内側に、インクカートリッジ61を着脱自在に装着できるようになっている。
第1の実施形態のインクカートリッジ61は、図3に示すように、樹脂材料により作られたケース50と、ケース50の上面側に配置される上蓋体51と、ケース50の下面側に配置される下蓋体52とを備えている。ケース50は、図3及び図4に示すように、対向する一対の第1の側壁50a、50bと、これら第1の側壁50a、50bと直交する一対の第2の側壁50c、50dとを有し、平面視略矩形で上下両端面を開放した筒状をなしている。上下の蓋体51、52は、ケース50の上下開放面を覆うように熱溶着されている。なお、このケース50に上蓋体51と下蓋体52とが取り付けられた状態が、請求項の容器体に相当するものとする。
このインクカートリッジ61には、ヘッドユニット6にインクを供給するインク供給口92と、インクカートリッジ61に大気を導入する複数の大気連通孔93とが穿設されている。これら複数の大気連通孔93は、インク供給口92の穿設位置を挟んで両側となる位置に配置されている。この実施形態では、前記容器体の一側面となる下蓋体52が平面視略長方形状に形成されており、この下蓋体52の略中央部にインク供給口92が穿設されている。下蓋体52の長手方向に沿ってインク供給口92を挟んで両側となる位置にそれぞれ1つずつ大気連通孔93(93a、93bとする)が穿設されている。換言すれば、下蓋体52の長手方向に沿って、大気連通孔93a、インク供給口92、大気連通孔93bの順に配置されている。
また、インク供給口92及び大気連通孔93a、93bには、図3に示すように、熱溶着等によりこれらを封止する剥離可能な帯状部材45が、下蓋体52の外面に貼着されている。帯状部材45はインクカートリッジ61がヘッドホルダ1に装着される直前に剥がされるものである。またインク供給口92は、後述するインク充填口57とは別個であるため、帯状部材45はインクの充填前に予めインク供給口92に貼り付けされる。この帯状部材45はその長手方向を、下蓋体52の長手方向に一致させて下蓋体52の外面に貼着されており、大気連通孔93a、93bに跨って、これら大気連通孔93a、93b及びインク供給口92を封止している。この帯状部材45は、一端部45aが下蓋体52の端部から突出して自由端となっているが、大気連通孔93a側の他端部45bを自由端とて突出させたり、一端部45a及び他端部45bの双方を自由端として突出させてもよい。帯状部材45は、インク及び空気不透過性のある可撓性の合成樹脂フィルム、金属箔またはそれらの積層材で構成される。
また、下蓋体52の外面におけるインク供給口92の周囲には、図5に示すように、インク供給口92と間隔をあけてリング状の溝部92aが凹み形成されている。一方、ヘッドホルダ1の底板5には、その上下面を連通する連通孔4が穿設され、この連通孔4の内径部に略円筒状の弾性体からなるパッキン部材94が、連通孔4の上下に突出して挿入固定されている。そして、ヘッドホルダ1にインクカートリッジ6を装着したときには、前記溝部92aにパッキン部材94の上端部が嵌合されるようになっている。また、このパッキン部材94の下端側からは、予めヘッドユニット6に固定された後述するスリーブ部材90が挿入されているため、このスリーブ部材90を介して、インク供給口92からヘッドユニット6にインクを供給できるようになっている。
次にインクカートリッジ61の内部について詳細に説明する。まず、ケース50の内部には、図4及び図5に示すように、第1の側壁50a、50bの内側にこれらと略平行に延びる仕切壁54、55と、その両仕切壁54、55の下端と接続する底部仕切壁56とが設けられ、これら仕切壁54、55、及び底部仕切壁56は第2の側壁50c、50d間を接続するように延びている。
そして、ケース50に後述する複数の仕切片が設けられるとともに、ケース50の上下に前述したように上蓋体51及び下蓋体52が熱溶着されることにより、インクカートリッジ61の容器体の内部が、第1の室95、第2の室97、大気連通路(請求項の連通路に相当)98の3つに大きく分割されている。
第1の室95は、仕切壁54、55、底部仕切壁56、第2の側壁50a、50b、及び上蓋体51で囲まれた領域で、この第1の室95には、インクを吸収して収容するポリウレタンフォーム等の多孔質材96が収納されている。
また、第2の室97は、仕切壁54に沿って上下(図4における前後)に延びるとともに底部仕切壁56の下面(図4における前面)に沿って曲げられた側面視略L字状の領域であり、下蓋体52に穿設されたインク供給口92と連通している。
また、大気連通路98は、仕切り壁55に沿って上下(図4における前後)に延びるとともに底部仕切壁56の下面(図4における前面)に沿って曲げられた側面視略L字状の領域で、下蓋体52に穿設された大気連通孔93a、 93bと連通している。
そして、前述したように下蓋体52においては、インク供給口92を挟む両側に大気連通孔93a、93bが穿設されているため、これら大気連通孔93a、93bをインク供給口92の連通する第2の室97と区画分離して、大気連通路98に連通させるために、底部仕切壁56の下面(図4における前面)側の領域は、複数の仕切片によって、細かく区画形成されている。
具体的には、底部仕切壁56から下蓋体52に向けて垂直に且つ第1の側壁50aと略平行に仕切片53a、53bが延びている。底部仕切壁56の奥行き寸法(図4における上下寸法)をL1とすると、この寸法より仕切片53aの奥行き寸法(図4における上下寸法)L2は短く(L2<L1)形成されている。そして、仕切片53aの前端(図4における上端)は第2の側壁50cと間隔を空け、後端(図4における下端)は第2の側壁50dに接続している。仕切片53bは、奥行き寸法(図4における上下寸法)L3が、仕切片53aの奥行き寸法L2より短く(L3<L2)形成されている。そして仕切片53bの前後端(図4における上下端)は第2の側壁50c、50dのいずれにも接続せず間隔を空けている。そして、これら仕切片53a、53bの各前端(図4における各上端)は、第2の側壁50cと略平行な仕切片53cの左右端とそれぞれ接続している。
また、仕切壁54から水平に第1の側壁50aへ仕切片53dが延びて接続しており、この仕切片53dは、奥行き寸法(図4における上下寸法)L4が、底部仕切壁56の奥行き寸法L1より短く(L4<L1)形成されている。そして、この仕切片53dの前端(図4における上端)は第2の側壁50cに接続し、後端(図4における下端)は第2の側壁50dと間隔を空けている。また、仕切片53dの後端(図4における下端)からは、仕切片53eが下蓋体52に垂直に延びて接続しており、この仕切片53eの右端と仕切片53bの後端(図4における下端)とが接続している。
そして、図6に示すように、下蓋体52に穿設された前記インク供給口92は、仕切片53a、53b、53c、53e及び第2の側壁50dに囲まれた領域に位置している。大気連通孔93aは仕切片53b、53e、第1の側壁50a、第2の側壁50cに囲まれた領域に位置し、大気連通孔93bは仕切片53a、第1の側壁50b、第2の側壁50c、50dに囲まれた領域に位置し、これら大気連通孔93a、93bの位置する領域は、仕切片53cと第2の側壁50cとの挟まれた通路によって繋がっている。これにより、インク供給口92は第2の室97の端部に連通し、2つの大気連通孔93a、93bは大気連通路98の端部に連通している。
また、底部仕切壁56には、図5に示すように、第1の室95と第2の室97とを接続する連通孔91が穿設されている。第1の室95と第2の室97とにはインクが収容され、両室でインク収容室(請求項に記載のインク収容室に相当)を形成しているが、第1の室95の容積は、第2の室97の容積に比して十分大きくなっている。第2の室97は、後述するようにインク充填時の通路となるとともに、第1の室95からヘッドユニット6へインクを供給する際の中継室となる。
一方、上蓋体51には、第2の室97の上端に対応してインク充填口57が形成され、第1の室95の上端に対応して減圧口58が形成されている。また、第1の室95と大気連通路98とは、上蓋体51に、仕切壁55の上端を跨ぐようにして形成された通路59により連通されている。通路59は、上蓋体51に下向きコの字状に形成されており、その一端は減圧口58を介して第1の室95に連通され、他端は大気連通路98に連通されている。インク充填口57と減圧口58には、インク充填後に、上蓋体51の外面に熱溶着等によりそれぞれシール材46、46が貼り付けされ封止される。
次に、ヘッドユニット6について説明する。ヘッドユニット6は、図7に示すように、複数枚の金属板製の積層型のキャビティユニット10と、該キャビティユニット10に対して接着・積層されるプレート型の圧電アクチュエータ20と、その上面に外部機器との電気的接続のために重ね接合されたフレキシブルフラットケーブル40とにより構成されている。
ヘッドユニット6の裏面(図7における上面)側には、キャビティユニット10の最上層に設けられたインク供給口19aが露出している。このインク供給口19aの上面には、インクカートリッジ61から供給されるインク中の塵除去のためのフィルタ29が接着剤にて固定されている。そして、インク供給口19aのそれぞれにスリーブ部材90がフィルタ29を介して立設され、エポキシ樹脂等にて強固に接着固定される。このスリーブ部材90は、前述したように、ヘッドユニット6をヘッドホルダ1へ固着するときに、ヘッドホルダ1の連通孔4に取り付けられているパッキン部材94の内部通路に下端側から挿入固定されるものである(図5参照)。
前記圧電アクチュエータ20は、複数枚の圧電シートを積層した構造で、特開平4−341851号公報に記載のように、前記各圧電シートのうち最下段の圧電シートとそれから上方へ数えて奇数番目の圧電シートの上面(広幅面)には、前記キャビティユニット10における各圧力室16の箇所ごとに細幅の個別電極(図示せず)が形成されている。下から偶数段目の圧電シートの上面(広幅面)には、複数個の圧力室16に対して共通のコモン電極(図示せず)が形成されている。前記最上段のトップシートの上面には、図7に示すように、その長辺の端縁部に沿って、前記各個別電極の各々に対して電気的に接続した表面電極30と、前記コモン電極に対して電気的に接続した表面電極31とが設けられている。
このプレート型の圧電アクチュエータ20は、前記キャビティユニット10に対して、当該圧電アクチュエータ20における各個別電極が前記キャビティユニット10における各圧力室16の各々に対応するように積層固定される。また、この圧電アクチュエータ20における上側の表面には、前記フレキシブルフラットケーブル40が重ね押圧されることにより、このフレキシブルフラットケーブル40における各種の配線パターン(図示せず)が、前記各表面電極30、31に電気的に接合される。
上述したような構成によると、まず、図5に示すように、インクカートリッジ61におけるケース50の第1の室95に多孔質材96が挿入された状態で、ケース50に上蓋体51及び下蓋体52がそれぞれ熱溶着により固定される。このとき、上蓋体51は、第1及び第2の側壁50a〜50dに加え、仕切壁54、55の各上端部(図4における後端部)にも熱溶着され、下蓋体52は、第1及び第2の側壁50a〜50dに加え、仕切片53a、53b、53c、53eの各下端部(図4における前端部)にも熱溶着されている。
そして、下蓋体52の外側には、1枚の帯状部材45が、その長手方向を下蓋体52の長手方向と一致させて、インク供給口92及び大気連通孔93a、93bを覆うように熱溶着される。
次に、この状態で上蓋体51に設けられた減圧口58から第1の室95内の空気が吸引され、第1の室95及びこの第1の室95に連通孔91を介して連通された第2の室97が減圧される。
そして、上蓋体51に設けられたインク充填口57からインクが充填され、インクはインク充填口57から第2の室97及び連通孔91を通って第1の室95の多孔質材96に充填される。充填終了後に、インク充填口57及び減圧口58の上面にシール材46が各々貼着されて、これらが閉塞される。これにより完成されたインクカートリッジ61は、包装袋(図示しない)内に挿入され、減圧状態で包装される。
次に、インクカートリッジ61をヘッドホルダ1に装着するに際し、インク供給口92及び大気連通孔93a、93bとを塞いでいた帯状部材45が剥離される。インクカートリッジ61の内部は減圧されているため、仮にインク供給口92側から先に開放されて空気が取り込まれると、インク供給口92付近に空気層ができてしまい、インクの吐出に悪影響を及ぼす。しかしながら、この帯状部材45は、図3に示すように、大気連通孔93a側の一端部45aが下蓋体52から突出する自由端となっているため、作業者が自由端を持って剥がすことが促されている。また、1枚の帯状部材45でインク供給口92と大気連通孔93a、93bとが塞がれている。そのため、一端部45a側から帯状部材45が剥離されると、必然的に大気連通孔93b、インク供給口92、大気連通孔93aの順で大気に開放される。また万一、作業者が帯状部材45の自由端をうっかり見逃し、大気連通孔93b側の他端部45b側から帯状部材45を剥離しても、必然的に大気連通孔93a、インク供給口92、大気連通孔93bの順で大気に開放される。換言すれば、上述したようにインク供給口92を挟む両側に大気連通孔93a、93bを設けていることにより、帯状部材45をその長手方向のいずれの端部から開放しても、必ずインク供給口92よりも先に大気連通孔93(93aまたは93b)を開放できるようになっている。その結果、前述したようなインク供給口92を先に開放することで生じるトラブルを確実に防止することができる。
次に、ヘッドホルダ1の所定位置に、帯状部材45が剥離されたインクカートリッジ61が装着されると、ヘッドホルダ1の底板5に取り付けられたパッキン部材94の上端部が、インクカートリッジ61の下面に設けられている溝部92aに嵌め込まれて、インク供給口92がパッキン部材94の内径部の上端側に接続される。パッキン部材94の内径部の下端側には、予めヘッドユニット6のスリーブ部材90が挿入固定されているため、インクカートリッジ61のインクをヘッドユニット6に供給可能となる。そして4色のインクカートリッジ61が全てヘッドホルダ1に取り付けられると、2つのヘッドユニット6の計4つのインク供給口19aに、それぞれスリーブ部材90を介してインクカートリッジ61が接続される。そして、パージ装置67によりヘッドユニット6内への各色インクの吸引作業が行われる(図1参照)。
そして、前記圧電アクチュエータ20における各個別電極のうち任意の個別電極と、コモン電極との間に電圧を印加することにより、圧電シートのうち前記電圧を印加した個別電極に対応した部分に圧電による積層方向の歪みが発生し、この歪みにて前記各個別電極に対応する圧力室16の内容積が縮小されることにより、この圧力室16内のインクが、ノズル11aから液滴状に吐出して、所定の記録が可能となる。
ヘッドユニット6がインクを吐出すると、吐出方向に負圧を発生させ、インクカートリッジ61からインクを吸引する。インク供給口92から第2の室97内のインクが流出すると、第1の室95内の多孔質材96から第2の室97内にインクが補給される。そして、第1の室95内のインクの消費にともない、大気連通孔93a、93bから大気連通路98及び通路59を介して第1の室95に大気が導入される。これにより、ヘッドユニット6へのインクの供給が速やかに行われる。
この第1の実施形態では、大気連通孔93を2箇所設けているが、これらをインク吸収室である第1の室95に接続するための大気連通路98は、1つしか設けていない。すなわち、インクカートリッジ61内部における大気連通路98の容積を小さくしているため、インク中の水分蒸発の量を抑制し、インクカートリッジ61内のインクの変質を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図8は第2の実施形態のインクカートリッジの縦断面図、図9はインクカートリッジを下方側から見た斜視図、図10はインクカートリッジの下面の平面図である。なお、第1の実施形態と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態のインクカートリッジ161は、第1の実施形態で、大気連通孔93a、93bの双方を1つの大気連通路98に連通させたことに替えて、大気連通孔93a、93bのそれぞれに対応して大気連通路198、199を設けた点を特徴としている。
ケース150の内部に設けられた底部仕切壁56には、図8及び図9に示すように、底部仕切壁56から下蓋体52に仕切片153a、153bとが延びて接続している。そして、これら仕切片153a、153bとによって、底部仕切壁56と下蓋体52との間の領域が、大気連通孔93aに連通する領域と、インク供給口92に連通する領域と、大気連通孔93bに連通する領域とに区画分離されている。そして、大気連通孔93bが連通する領域は、仕切壁55に沿って上下に延びるとともに底部仕切壁56の下面に沿って曲げられた側面視略L字状の第1の大気連通路198となっている。また、大気連通孔93aが連通する領域は、仕切壁54に沿って上下に延びる側面視略直線状の第2の大気連通路199となっている。またインク供給口92が連通する領域は、第2の室199となり、底部仕切壁56に設けられた連通孔91を介して、第1の室95と連通している。
そして、上蓋体151には、第1の実施形態と同様に設けられた通路59に加えて、仕切壁54の上端を跨ぐようにして下向きコの字状の通路159が形成されており、この通路159により第1の室95と第2の大気連通路199とが連通されている。また、第1の実施形態のインク充填口は、この実施形態ではインク供給口92が兼用する。
この構成では、第1の室95及び第2の室197がインク収容室となり、ヘッドユニット(図示せず)がインクを吐出し、インク供給口92から第2の室197内のインクが流出すると、第1の室95内の多孔質材96から第2の室197内にインクが補給される。そして、第1の室95内のインクの消費にともない、大気連通孔93bから第1の大気連通路198及び通路59を介して第1の室95に大気が導入されるとともに、大気連通孔93aからも第2の大気連通路199及び通路159を介して第1の室95に大気が導入される。
この第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、インクカートリッジ161には、インク供給口92の両側に大気連通孔93a、93bが設けられているため、これらを封止する帯状部材(図示せず)を剥離するに際して、必ず大気連通孔93a、93bのいずれかから大気に解放されるため、第1の実施形態と同様に、インク供給口92から空気が取り込まれることによる吐出不良を防止することができるという効果を奏する。
また、この効果に加えて、大気連通孔93a、93bのそれぞれに対応して大気連通路198、199を設け、ケース150内における仕切片の構造を、第1の実施形態に比べて単純にしているため、樹脂成形の金型を容易化することができるという効果も奏する。
なお、第1及び第2の実施形態では、下蓋体52において、インク供給口93と大気連通孔93a、93bとを一直線上に配置して説明したが、これらを帯状部材45の長手方向に渡って封止、貼着することができれば、平面視で相互にずれて位置していてもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について図面に基づいて説明する。図11は第3の実施形態のインクカートリッジの縦断面図である。なお、第1の実施形態と同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態のインクカートリッジ261は、第1の実施形態で、インク供給口92と大気連通孔93とをインクカートリッジ261の同一の側面に穿設していたことに替えて、これらを異なる側面に穿設したことを特徴とするものである。
具体的には、インク供給口292をケース250の一側面250aに穿設し、大気連通孔293aを前記一側面250aと直交する側面250bに穿設し、大気連通孔293bを前記一側面250aと対向する側面250cに穿設している。そして、これら大気連通孔293a、293bに跨って、これら大気連通孔293a、293bと、これらの間に配置されたインク供給口292とを1枚の帯状部材245で封止している。そのため、帯状部材245は、ケース250の複数の外側面に渡って貼着されている。そして、帯状部材245の一端部245aをケース250から突出する自由端とし、作業者に剥離を促している。
この構成のインクカートリッジ261では、インク供給口292からインクが吸引されると、第2の室297からインクが流出し、第1の室295の多孔質材296から第2の室297にインクが補給され、第1の室295のインクの消費にともない、大気連通孔293a、293bから大気連通路298を介して第1の室295に大気が導入される。
この第3の実施形態のように、本発明は、必ずしもインク供給口292(92)と複数の大気連通孔293(93)とがインクカートリッジ261(61)の同一の側面に設けられていない形態にも適用することができる。
また、第1〜第3の実施形態では、1つのインク供給口92に対して、2つの大気連通孔93を設ける構成について説明したが、大気連通孔93は、3つ以上設けてもよく、例えば、1つインク供給口92の周りを囲むように配置してもよい。
本発明を適用するインクジェット記録装置の斜視図である。 ヘッドホルダを下面側から見た斜視図である。 第1の実施形態のインクカートリッジの側面図である。 第1の実施形態のインクカートリッジを下方側から見た斜視図である。 第1の実施形態のインクカートリッジの縦断面図である。 第1の実施形態のインクカートリッジの下面の平面図である。 第1の実施形態のヘッドユニットの各部品の斜視図である。 第2の実施形態のインクカートリッジの縦断面図である。 第2の実施形態のインクカートリッジを下方側から見た斜視図である。 第2の実施形態のインクカートリッジの下面の平面図である 第3の実施形態のインクカートリッジの縦断面図である。
符号の説明
1 ヘッドホルダ
4 連通孔
5 底板
6 ヘッドユニット
45 帯状部材
46 シール材
50 ケース
50a、50b 第1の側壁
50c、50d 第2の側壁
51 上蓋体
52 下蓋体
53a〜53e 仕切片
54、55 仕切壁
56 底部仕切壁
57 インク充填口
58 減圧口
59 通路
61 インクカートリッジ
63 プリンタヘッド
64 キャリッジ
90 スリーブ部材
91 連通孔
92 インク供給口
92a 溝部
93a、93b 大気連通孔
94 パッキン部材
95 第1の室
96 多孔質材
97 第2の室
98 大気連通路
100 インクジェット記録装置

Claims (6)

  1. 内部にインクが収容される容器体と、この容器体に穿設されて容器体から外部にインクを供給するインク供給口と、前記容器体に穿設されて容器体に大気を導入する大気連通孔と、前記インク供給口及び大気連通孔とを封止する剥離可能な帯状部材とを備えるインクカートリッジにおいて、
    前記大気連通孔は複数穿設され、これら大気連通孔は、前記インク供給口の穿設位置を挟んで両側となる位置に配置され、
    前記帯状部材は、その長手方向が前記複数の大気連通孔に跨って、当該各大気連通孔及び大気連通孔間のインク供給口を封止するように容器体の外側面に貼着されていることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記インク供給口と複数の大気連通孔とは、容器体における同一の外側面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記容器体の内部に前記インク供給口が連通するインク収容室が設けられ、前記大気連通孔はいずれも、直接的にまたは間接的に前記インク収容室に連通していることを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジ。
  4. 前記大気連通孔はいずれも、前記インク収容室に一端を接続した1つの連通路の他端にそれぞれ接続していることを特徴とする請求項3に記載のインクカートリッジ。
  5. 前記帯状部材は、その長手方向の端部が、容器体の外側面から突出する自由端となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクカートリッジ。
  6. 前記大気連通孔とインク供給口とが設けられた容器体の外側面は略長方形を呈し、当該外側面にはその長手方向に沿って、2つの大気連通孔と1つのインク供給口が、大気連通孔、インク供給口、大気連通孔の順に配置され、帯状部材はその長手方向を前記外側面の長手方向に略一致させて容器体に貼着されていることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のインクカートリッジ。
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