JP2002214897A - トナー補給容器及びプロセスカートリッジ - Google Patents

トナー補給容器及びプロセスカートリッジ

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    • G03G2215/069Toner cartridge or other attachable and detachable container for supplying developer material to replace the used material using a sealing member to be ruptured or cut

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き裂き開始時の開封強度を上昇させること
なく、安定した引き裂き性能と物流時の充分な耐圧性を
確保したトナー補給容器及びプロセスカートリッジを得
る。 【解決手段】 封止部1gに設けるシール部3に突形状
のシール部3bを設け、突形状のシール部3bに斜めの
直線部3cを設ける。トナーシール部材1を開封する始
めに引き剥がし方向の力Dが加わるが、この力Dを直線
部3cが線状に受けるため、剥離方向に対するより高い
抵抗力を得ることができ、確実に引き裂き部1fで開封
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、プ
リンタ等の電子写真画像形成装置の現像装置にトナーを
供給するために用いられるトナー補給容器、更にプロセ
スカートリッジに関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファク
シミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段、またはクリーニング手段と電子写真感光
体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
である。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ド
ラムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可
能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、静電式複写機、プリンタ等の画像
形成装置には粉末トナーが使用され、トナーの補給には
トナー補給容器が用いられているが、このトナーの補給
容器は一般に合成樹脂等で作られた円筒状もしくは直方
体等の本体と、本体から粉末トナーを現像装置に補給す
るために開口している本体の開口部を封止するトナーシ
ール部材によって構成されている。
【0005】特に、電子写真画像形成プロセスを用いた
画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子
写真感光体に作用する現像手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可
能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテ
ナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うこと
が出来るので、格段に操作性を向上させることができ
た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成
装置において広く用いられている。
【0006】このトナー補給容器に感光体ドラム、クリ
ーナー、帯電器等を一体化させたプロセスカートリッジ
も作られている。プロセスカートリッジの現像手段は感
光体ドラムに形成された静電潜像をトナーを用いて現像
する現像部材と、この現像部材にトナーを供給するトナ
ー補給容器を一体的に有している。
【0007】トナーシール部材としては、1枚のフィル
ムで封止し、使用開始時に前記フィルムの封止部を剥離
して開封するイージーピール方式と、前記フィルムを引
き裂いて開封する方式がある。フィルムを引き裂く方式
では、カバーフィルムとテアテープを一体化して、使用
開始時にテアテープを引張りカバーフィルムをテアテー
プで引き裂いて開封するテアテープ方式と呼ばれるもの
や、1枚の引き裂きシール部材を用いる方法等があり、
いずれも、開封強度の低下や開口幅の制御が可能といっ
た利点があるため、最近よく使用されている。更に、1
枚の引き裂きシール部材を用いる方法については特開昭
59−13262、及び実開昭63−60164、特開
平8−328369、特開平11−72999等にも提
案されている。また、特開平11−102105ではレ
ーザーを用いてハーフカット加工を施したシール部材も
提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】本発明はかかる従
来技術を更に発展させたものである。
【0009】特に、従来のフィルムを引き裂いて開封す
る方式は、前記フィルムの引き裂き性能とそれを支える
周辺部の接着強度とのバランスが容易ではなく、引き裂
き開始時にうまくフィルムが裂けずに却って開封強度
(開封時に引張られるフィルムの自由端部に生ずる荷重
をいう)が上昇してしまったり、所定の部位で裂けずに
開封する幅が大きくなってトナーの排出制御ができなか
ったり、シール部材の引き抜き口に引掛かるといったト
ラブルが発生する可能性があった。
【0010】本発明は、引き裂き開封するトナーシール
部材を用いて、安定した引き裂き性能と物流時の十分な
耐圧性を確保したトナー補給容器及びプロセスカートリ
ッジを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は電子写真画像形成装置本体にトナーを補給するトナー
補給容器において、トナーを収納しトナーを排出するた
めのトナー排出開口を有するトナー補給容器本体と、ト
ナー排出開口を封止する封止部と封止部から延出して折
り返され開封時に引張られる自由端部を有していて、開
封時には自由端部を引いて封止部の一部を引き裂いて開
封するトナーシール部材と、を有し、トナーシール部材
をトナー補給容器本体のトナー排出開口を封止するよう
に溶着して固定して封止部とする際の溶着部のパターン
において、トナーシール部材の引き裂き開封開始部の両
脇を溶着する部分が、トナーシール部材の引き裂き開封
開始時に受ける剥離方向の力に対し線状に受ける形状で
あることを特徴とするトナー補給容器である。
【0012】本出願に係る第2の発明は剥離方向の力を
受ける形状が、トナーシール部材の開封引張り方向に対
し、斜めの直線形状または曲線形状を有していることを
特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器である。
【0013】本出願に係る第3の発明は溶着部におい
て、トナーシール部材の引き裂き部と交差する部分が、
トナーシール部材の開封引張り方向に対し、凹部形状を
有していることを特徴とする第1または第2の発明に記
載のトナー補給容器である。
【0014】本出願に係る第4の発明は溶着部におい
て、トナーシール部材の先端引き裂き開封開始部の両脇
を溶着する部分が、トナーシール部材上からはみ出さな
いことを特徴とする第1から第3の何れか1つの発明に
記載のトナー補給容器である。
【0015】本出願に係る第5の発明はトナーシール部
材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド
層、シーラント層から成っていて、シーラント層側から
炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層又は引き
裂きガイド層及びシーラント層を熱溶融して形成した引
き裂き部を有していて、使用時に引き裂き部を引き裂い
て開封することを特徴とする第1から第4の何れか1つ
の発明に記載のトナー補給容器である。
【0016】本出願に係る第6の発明はトナーシール部
材がトナー補給容器本体のトナー排出開口を封止するカ
バーフィルムと、カバーフィルムに裏打ちされ開封時に
その幅にカバーフィルムを引き裂いて開封するテアテー
プにより構成されていることを特徴とする第1から第4
の何れか1つの発明に記載のトナー補給容器である。
【0017】本出願に係る第7の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体と、電子写真感光体に形成された静電潜像をト
ナーを用いて現像する現像部材と、現像部材に供給する
ためのトナーを収納しトナーを排出するためのトナー排
出開口を有するトナー補給容器本体と、トナー排出開口
を封止する封止部と封止部から延出して折り返され開封
時に引張られる自由端部を有していて、開封時には自由
端部を引いて封止部の一部を引き裂いて開封するトナー
シール部材と、を有し、トナーシール部材をトナー補給
容器本体のトナー排出開口を封止するように溶着して固
定して封止部とする際の溶着部のパターンにおいて、ト
ナーシール部材の引き裂き開封開始部の両脇を溶着する
部分が、トナーシール部材の引き裂き開封開始時に受け
る剥離方向の力に対し、線状に受ける形状であることを
特徴とするプロセスカートリッジである。
【0018】本出願に係る第8の発明は剥離方向の力を
受ける形状が、トナーシール部材の開封引張り方向に対
し、斜めの直線形状又は曲線形状を有していることを特
徴とする第7の発明に記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0019】本出願に係る第9の発明は溶着部におい
て、トナーシール部材の引き裂き部と交差する部分がト
ナーシール部材の開封引張り方向に対し、凹部形状を有
していることを特徴とする第7又は第8の発明に記載の
プロセスカートリッジである。
【0020】本出願に係る第10の発明は溶着部におい
て、トナーシール部材の先端引き裂き開封開始部の両脇
を溶着する部分が、トナーシール部材上からはみ出さな
いことを特徴とする第7から第9の何れか1つの発明に
記載のプロセスカートリッジである。
【0021】本出願に係る第11の発明はトナーシール
部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイ
ド層、シーラント層から成っていて、シーラント層側か
ら炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層又は引
き裂きガイド層及びシーラント層を熱溶融して形成した
引き裂き部を有していて、使用時に引き裂き部を引き裂
いて開封することを特徴とする第7から第10の何れか
1つの発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0022】本出願に係る第12の発明はトナーシール
部材がトナー補給容器本体のトナー排出開口を封止する
カバーフィルムと、カバーフィルムに裏打ちされ開封時
にその幅にカバーフィルムを引き裂いて開封するテアテ
ープにより構成されていることを特徴とする第7から第
10の何れか1つの発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本実施の形態の
トナー補給容器に用いるトナーシール部材1について説
明する。
【0024】本例のトナーシール部材1は4層構成であ
り、上から表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、
シーラント層となっている。表層には12μmの2軸延
伸ポリエステル、レーザー遮断層には7μmのアルミ
箔、引き裂きガイド層には50μmの2軸延伸ポリエス
テル、シーラント層には50μmのポリエチレン及びエ
チレンと酢酸ビニルの共重合体を用いた。図1にトナー
シール部材1の断面図を示す。上から表層1a、レーザ
ー遮断層1b、引き裂きガイド層1c、シーラント層1
dの構成になっている。
【0025】表層1aは、トナーシール部材1をトナー
補給容器本体2に熱溶着するための耐熱性が必要であ
り、また、トナーシールとしてのシール性能を維持する
ために十分なフィルム強度を有する一方、開封時には引
き裂かれるため引き裂き性能を有する必要がある。これ
より、厚さ10〜20μm、より好ましくは12〜17
μmの2軸延伸ポリエステルを用いることが望ましい。
【0026】レーザー遮断層1bは、炭酸ガスレーザー
を光吸収しないことは当然だが、レーザー加工時の熱溶
融時の輻射熱によって表層が損傷を受けるのを確実に防
止する必要があり、更に表層と同様、開封時には引き裂
かれるため引き裂き性能を有する必要があり、厚さ5〜
15μm、より好ましくは7〜12μmのアルミ箔を用
いることが望ましい。
【0027】引き裂きガイド層1cは、炭酸ガスレーザ
ーを確実に吸収して熱溶融し、安定した引き裂き部を形
成すると共に、引き裂き部の周辺は引き裂きガイドとし
て十分な強度を有することが必要であり、40〜70μ
m、より好ましくは40〜60μmの2軸延伸ポリエス
テルを用いることが望ましい。
【0028】シーラント層1dは、トナー補給容器に対
し十分なシール性、すなわち十分な接着強度が確保でき
る必要があり、40〜70μm、より好ましくは40〜
60μmのポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共
重合体を用いることが望ましい。
【0029】以上、トナーシール部材1の各層について
説明したが、各層に求められる性能が満足できれば材
質、厚みは他のものでも構わない。
【0030】このトナーシール部材1のシーラント層側
から炭酸ガスレーザーを用いて、主に引き裂きガイド層
1cであるポリエステルを熱溶融して引き裂き部1eを
形成する。引き裂き部形成のトナーシール断面図を図2
に示す。図2に示した通り、引き裂き部1eはレーザー
遮断層であるアルミ箔層よりも下に形成され、炭酸ガス
レーザーの光を吸収して熱溶融する引き裂きガイド層1
cのポリエステルと輻射熱で溶融するシーラント層1d
に形成される。
【0031】本例で用いた炭酸ガスレーザーの出力は8
Wとした。なお、使用するレーザーのW数やシーラント
の材質如何ではシーラント層自体が完全に溶融しきら
ず、図2のように引き裂き部1eの溝が形成されず、図
3のように前記引き裂きガイド層1cのポリエステルと
前記シーラント層1dに空隙1e′が形成される場合も
ある。
【0032】次に、本例のトナーシール部材1とトナー
補給容器本体2との組立について説明する。
【0033】本例のトナーシール部材1を図4に示す。
本例のトナーシール部材1はトナー補給容器本体2のト
ナー排出開口を封止する封止部1gと封止部1gから突
出して開封時に折り返して引張られる引き出し部1hを
有している。引き出し部1hは固定されず自由端部とな
っている。封止部1gと引き出し部1hの接続部1iは
引き出し方向に対して45°の斜線とし、この接続部1
iに引き裂き部1eを引き出し方向に直線状に設けた引
き裂き部1fの先端エッジ部1jを図5に示すように形
成した。
【0034】図5は図4の一部拡大図である。本構成の
先端エッジ形状は、引き裂き易い形状であるが、他の例
として斜線部を円弧形状にしても構わない。図4に示し
た2本の引き裂き部1fは開封時に図6に示すトナー補
給容器本体2のトナー排出開口2aを全開させる位置に
配置する。なお、接続部1iは封止部1gの短手方向の
縁1kと引き出し部1hの引き出し方向の縁1mの間に
設けられている。
【0035】本発明では、トナーシール部材1をヒート
シールによってトナー補給容器本体2に溶着固定する。
本例のトナーシール部材1をトナー補給容器本体2に組
み立てた状態を図6に示す。
【0036】具体的には、ヒートシールの溶着部のパタ
ーン即ちシールパターン形状を図7に示す。溶着部であ
るシール部3はトナー排出開口2aを囲繞してトナー排
出開口2aの外部の縁の一平面上に設けられている。シ
ール部3はトナーシール部材1の開封時の強度を低下さ
せるために、シールの短手部3a(先端側及び後端側)
においては山型形状とし、更に、確実なトナーシール部
材1の引き裂き開封を行うために、トナーシール部材1
の引き裂き部1fの外側の脇を押えるべく突形状のシー
ル部3bを引き裂き開始側の短手部3aに続けて設け
た。なお、シール部3の短手部3aは、幅が短く開封強
度への影響が少ない場合には直線形状でも構わない。ま
た、このシール部3に合ったパターンでシール治具(不
図示)のシール溶着部形状が形成されている。
【0037】シール条件は、圧力:0.5MPa(直径
100mmのシリンダー)、温度:150℃、時間:3
secとした。このシール条件は、本例に限られたもの
ではなく、各シール及び容器本体の材質、シール面積、
シール幅等により適宜選択することが望ましい。
【0038】また、シール治具については熱伝導が良好
であって、加工性が良い半面耐久性があればどの材質で
も構わないが、具体的には真鍮、ステンレス等を用いる
ことが望ましく、本例では真鍮を用いた。
【0039】次に、本例のトナーシール部材1の開封状
態を図8、図9に示す。
【0040】トナーシール部材1の自由端部である引き
出し部1hを折り返して引張り、トナーシール部材1の
引き裂き部1fに沿って引き裂いてトナー補給容器本体
2のトナー排出開口2aを開け、トナーを排出させるこ
とが可能になる。
【0041】図10にトナーシール部材1の引き裂き開
封開始部の拡大図を示す。
【0042】本例のトナーシール部材1を開封するとき
に、トナーシール部材1の引き出し部1hを折り返して
引張り、トナーシール部材1の引き裂き部1fに沿って
トナーシール部材1を裂くのだが、トナーシール部材1
の先端エッジ部1jが確実に裂けるためには、その外側
に位置する突形状のシール部3bがしっかりと固定され
ていることが必要になる。
【0043】すなわち先端エッジ部1jの裂け強度より
十分強固に突形状のシール部3bが溶着されていれば、
突形状のシール部3bが剥れることなく先端エッジ部1
j部で引き裂くことができる。逆に、先端エッジ部1j
の裂け強度よりも突形状のシール部3bの溶着強度が弱
いと裂けずに剥れてしまい、結果的に開封強度の上昇や
開口幅の制御ができなくなってしまう。
【0044】よって、突形状のシール部材3bの接着強
度が重要になるが、本例では、突形状のシール部3bに
おいて、先端部分に斜めの直線形状3cを設けた。具体
的には図10に示す通り、突形状のシール部材3bの先
端部について、トナーシール部材の開封引張り方向Cに
対し45°の直線形状3cを設け、トナーシール部材1
上からはみ出さない形状とした。図11は封止部1gの
縁1kで折り返した引出し部1hを封止部1gに重ねた
図である。図11に示す通り、両側のシール部3bの直
線形状3cは共に内側を向いて斜線となっており、トナ
ーシール部材1を開封する時にトナーシール部材1の引
出し部1hを折り返して引張る際に、トナーシール部材
1の先端エッジ部1jが持ち上がって突形状のシール部
3bに働く剥離方向の力Dに対向する形状にしてある。
【0045】これにより、先端エッジ部1jが持ち上が
って、突形状のシール部3bに剥離方向の力Dが働いて
いても本例の突形状のシール部3bに斜線の直線形状3
cが設けてあるため、力Dを線状に受けることが可能に
なり、剥離方向の力Dに対し十分強固な接着強度を維持
することができるので、トナーシール部材1の引き裂き
開封時にシール部の剥れ等を防止することが可能にな
り、確実に開封することができる。また、本例では組立
上の位置ズレ、特に長手方向(図10のC方向及びその
逆方向)のズレを生じても、剥離方向の力Dに対し常に
安定して線状に受けることができるので、開封性能に影
響が出ず、組立のラチチュードを広げることができる。
【0046】なお、本例では突形状のシール部3bの幅
を2.5mm、トナーシール部材1の開封引張り方向C
に対して斜めの直線形状3cの角度を45°としたが、
上記効果が得られる範囲であればトナーシール部材の形
状やシールパターンの位置に合わせて適宜選択しても構
わない。
【0047】また、図12に示す通り、突形状のシール
部3bの斜めの直線形状3cに剥離方向の力Dに向って
凹な円弧形状を設けて、実際の先端エッジ部1jの持ち
上がりに近似した形状とし、更に円弧によって力を受け
る部分の長さを長くし力を分散させることで、剥離方向
に対するより高い抵抗力を得ることができる。本例では
斜めの直線形状3cに半径20mmの円弧形状を設けた
が、上記効果が得られる範囲で円弧の大きさを適宜選択
することが望ましい。また、直線形状3cは円弧以外の
剥離方向の力に向かって凹な曲線でもよい。ここで、こ
の凹な曲線は円弧の場合を含めて浅くなければならな
い。弧状に形成されたこの曲線が深いと曲線の両端部で
シール部3の中間部はもはや、剥離方向の力Dに対して
効果が出なくなるためである。逆に、上記効果が得られ
る範囲であれば、直線形状に極めて近い凸な曲線でも構
わない。
【0048】更に本例では突形状のシール部3bをトナ
ーシール部材1からはみ出さない形状としたが、上記効
果が得られる範囲であれば、はみ出しても構わない。た
だし、突形状のシール部3bがトナーシール部材1から
はみ出す場合には、シール部3と同じパターンのシール
治具にはみ出したシーラント層1dが付着する可能性が
あるため、シール治具の表面にテフロン(登録商標)コ
ーティング加工やテフロンクロス等の離型部材を貼着す
るといった加工が必要になってしまうので、できればは
み出さない構成にすることが望ましい。
【0049】更に、本例では溶着手段としてヒートシー
ルを用いて組立を行っているが、本例の効果が得られる
範囲であれば、溶着手段は他の手段でもよく、具体的に
はインパルスシール、超音波溶着等が考えられる。
【0050】また、本例ではトナーシール部材1とし
て、レーザー加工を施したシール部材を用いるが、引き
裂いて開封することを前提に、例えば1軸延伸加工され
た縦裂け性の良好なシール部材といった物でも良く、引
き裂き性能のすぐれたシール部材であれば、材質、構成
は他の物でも構わない。
【0051】本例によれば、ヒートシールするだけで良
いことから、製造工程が増えることもなく組立上のコス
トアップも無い。非常に簡単な組み立てでトナーシール
の開封性能の安定向上を達成することができる。
【0052】本例のトナー補給容器を用いて、開封テス
トを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定して
おり、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口
することができた。また、シール部の浮き、剥れ等も見
られず、シール状態も良好であった。
【0053】(実施の形態2)本例の実施の形態1のヒ
ートシールパターンにおいて、トナーシール部材1の引
き裂き部1fと交差する部分が、トナーシール部材1の
開封引張り方向Cに対し、凹部形状を有しているもので
あり、それ以外は実施の形態1と同じである。本例の構
成を図13に示す。
【0054】具体的には図13に示した通り、シール部
3の短手部3aにおいて、トナーシール部材1の引き裂
き部1fと交差する部分にシールの開封引張り方向Cに
対し、凹部形状3dを設けた。具体的には円弧形状であ
り、円弧の頂点3d′を引き裂き部1fと合わせた。な
お、ここで円弧の頂点とはトナーシール部材の引出し方
向に直交する線が凹部形状3dの円弧と接する点のこと
である。
【0055】本例のトナーシール部材1を開封する際に
は、実施の形態1同様、先端エッジ部1jが持ち上がっ
て、突形状のシール部3bの斜めの直線形状3cに対す
る剥離方向の力Dと先端エッジ1jの裂け強度との引張
り合いになるが、線状で受けているシール部3bの接着
強度の方が十分に大きいため、先端エッジ部1jの裂け
が生じ、開封が始まる。この時、万が一、トナーシール
部材1の層間剥離によるデラミ現象や引き裂き部1fか
らの裂け部の脱落が生じても、本例では、シール部凹部
形状3dが設けてあるため、引き裂き部1fに戻すこと
ができる。
【0056】具体的に説明すると、デラミ現象とは、ト
ナーシール部材の層間強度が低下したり、引き裂き部1
eのレーザー加工が不十分になった場合に、引き裂き予
定部でトナーシール部材の全層がきれいに破断せず、表
面側の層、特に、表層の2軸延伸ポリエステルと第2層
のアルミ箔の層間又は第2層のアルミ箔と第3層の2軸
延伸ポリエステルの層間で剥れが生じ、外側に広がって
しまう現象をいい、剥れる量が大きいと開封強度が上昇
したり、トナーシール部材の引き抜き口にトナーシール
部材が引っ掛るといったトラブルが発生する可能性があ
る。本例では、図14に示した通り、このデラミ現象
(図14の11部)が生じた場合でも、シール部凹部形
状3dによって、デラミ現象の広がりを食い止め、ガイ
ドして再び正規の引き裂き部である1fに戻すことがで
きるのである。
【0057】また、裂け部の脱落についても同様に、引
き裂き部1fから内側又は外側に脱落しても、シール部
凹部形状3dによって裂け部をガイドし、再び正規の引
き裂き部である1f部に戻すことができる。すなわち、
本例ではトナーシール部材の開封時に引き裂き部がずれ
たとしても、シール部凹部形状3dによってガイドさ
れ、正規の引き裂き部1fに戻すことができるのある。
なお、凹部形状3dは上記効果が得られる範囲であれば
どんな形状でもよく、本例では円弧形状としたが、V字
又は台形形状でも良い。
【0058】本例のトナー補給容器についても、開封テ
ストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定し
ており、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開
口することができた。また、シール部材の浮き、剥れ等
も見られず、シール状態も良好であった。
【0059】なお、製造上のばらつきを考慮したラチチ
ュード確認テストとして、表層の2軸延伸ポリエステル
と第2層のアルミ箔の層間及び第2層のアルミ箔と第3
層の2軸延伸ポリエステルの層間の接着強度を低下させ
たサンプルを用いて開封テストを行ったが、デラミ現象
による層間の剥れは全てシール部凹部形状3d内で止ま
り拡大することはなく、開封強度の上昇もなく確実にす
ることができ、組立のラチチュードが広くなった。
【0060】(実施の形態3)本例ではトナーシール部
材として、トナー排出開口2aを封止するカバーフィル
ム4とそのカバーフィルム4に裏打ちされ、略トナー排
出開口の幅にカバーフィルム4を引き裂いて開口を形成
するテアテープ5を用いたものであり、それ以外の部分
は実施の形態1と同じである。
【0061】本例のトナーシール部材1を図15、図1
6に示す。トナー排出開口2aを封止するカバーフィル
ム4は、 延伸発泡ポリプロピレン 140μm(4a) EVA系シーラント 20μm(4b) の層構成からなり、開口を形成するテアテープ5は、 ポリエステル 16μm(5a) 延伸ナイロン 25μm(5b) 低密度ポリエチレン 30μm(5c) EVA系シーラント 40μm(5d)の層構成になっ
ている。
【0062】カバーフィルム4とテアテープ5は熱溶着
にて一体化させて(4bと5aの間)トナーシール部材
1とし、実施の形態1と同様にヒートシールによってト
ナー補給容器本体2に溶着される。
【0063】本例についても、トナーシール部材の引き
裂き開封開始部の拡大図を図17に示す。
【0064】実施の形態1同様突形状のシール部3bの
先端部に斜めの直線形状3cを設けてあるので、引き裂
き開始部4c部分が持ち上がって剥離方向の力が働いて
も十分に耐えることができ、確実にカバーフィルム4を
引き裂き開封させることができる。更に実施の形態1と
同様、斜めの直線形状3cを円弧等の曲線形状にしても
同様の効果が得られる。
【0065】本例のトナー補給容器の組立、製造につい
ても、実施の形態1同様トナーシール部材をトナー補給
容器本体2にヒートシールにて溶着するだけで良いこと
から、非常に簡単な組立でトナーシールの開封性能の安
定向上を達成することができる。
【0066】本例のトナー補給容器を用いて、開封テス
トを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定して
おり、また、開封も確実にテアテープの幅でカバーフィ
ルムを引き裂いて開口することができた。又、シール部
の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であっ
た。
【0067】なお、本例のトナーシール部材は実施の形
態2にも適用することが可能であり、その場合にも実施
の形態2同様、確実な開封性能が得られ、またデラミ現
象の抑制効果も得られた。
【0068】(実施の形態4)本例は実施の形態1のト
ナー補給容器を用いたプロセスカートリッジの例であ
る。本発明のプロセスカートリッジの実施の形態につい
て、図18から図20を用いて説明する。図18は本発
明のプロセスカートリッジを適用した電子写真画像形成
装置の一実施の形態(レーザービームプリンタA)の構
成説明図、図19はその外観斜視図である。また、図2
0は本発明の実施の形態を適用したプロセスカートリッ
ジBの側断面図である。
【0069】先ず、図18を用いて電子写真画像形成装
置の一例として、レーザービームプリンタAについて説
明する。このレーザービームプリンタAは図18に示す
ように、電子写真画像プロセスによって記録媒体102
(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形成
するものである。図18に示すレーザービームプリンタ
Aは、その内部にプロセスカートリッジBが装着されて
いる。プロセスカートリッジBは、ドラム形状の電子写
真感光体(以下、感光体ドラム107と称す)と、感光
体ドラム107を帯電する帯電ローラ108と、トナー
像を形成する現像手段109を有する。
【0070】まず、帯電ローラ108によって感光体ド
ラム107に帯電を行い、次いで、この感光体ドラム1
07に光学手段101から画像情報に応じたレーザー光
を照射して、前記感光体ドラム107に画像情報に応じ
た潜像を形成する。そして、この潜像を現像手段109
によって現像してトナー像を形成する。このとき前記ト
ナー像の形成と同期して、給紙カセット103aにセッ
トした記録媒体102を、ピックアップローラ103
b、搬送ローラ103c,103d及びレジストローラ
対103eにより反転搬送する。次いで、前記感光体ド
ラム107に形成したトナー像を、転写手段としての転
写ローラ104に電圧を印加することによって記録媒体
102上に転写する。その後、トナー像の転写を受けた
記録媒体102を搬送ガイド103fで定着手段105
へと搬送する。この定着手段105は駆動ローラ105
cと、ヒータ105aを内蔵する定着ローラ105bを
有する。そして、通過する記録媒体102に熱及び圧力
を印加して、転写されたトナー像を定着させる。この記
録媒体102を排出ローラ対103g,103h,10
3iで搬送し、反転経路103jを通して排出トレイ1
06へと排出する。この排出トレイ106はレーザービ
ームプリンタAの装置本体114の上面に設けられてい
る。なお、揺動可能なフラッパ103kを動作させるこ
とにより、反転経路103jを介することなく、排出ロ
ーラ対103mによって記録媒体102を排出すること
もできる。本実施の形態においては、前記ピックアップ
ローラ103b、搬送ローラ103c,103d、レジ
ストローラ対103e、搬送ガイド103f、排出ロー
ラ対103g,103h,103i及び排出ローラ対1
03mによって搬送手段103を構成している。
【0071】図20を用いてプロセスカートリッジBに
ついて詳述する。プロセスカートリッジBは、トナーを
収納するトナー補給容器本体を形成するトナー枠体11
1と、現像ローラ109c等の現像手段109を保持す
る現像枠体112とを結合して有する。トナー枠体11
1はトナー排出開口111iを有し、このトナー排出開
口111iから現像枠体112内へトナーを補給する。
そしてプロセスカートリッジBは、感光体ドラム10
7、クリーニングブレード110a等のクリーニング手
段110及び、帯電ローラ108を取り付けたクリーニ
ング枠体113を、前記トナー枠体111及び前記現像
枠体112に結合して構成している。このプロセスカー
トリッジBは、操作者によって装置本体114に着脱可
能なものである。
【0072】プロセスカートリッジBにおいて、帯電手
段である前記帯電ローラ108は感光体ドラム107に
接触して設けられており、この帯電ローラ108は感光
体ドラム107に従動回転するものである。画像形成の
際には、まず、感光層を有する感光体ドラム107が回
転して、その表面を帯電ローラ108への印加電圧によ
って一様に帯電する。次いで、レーザービームプリンタ
Aに設けられた光学手段101からの画像情報に応じた
レーザービーム光を、露光開口部101eを介して感光
体ドラム107へ照射し、感光体ドラム107上に潜像
を形成する。そして、この潜像を可視化するために、ト
ナーを用いて現像手段109によって現像を行う。な
お、光学手段101は、レーザーダイオード101a、
ポリゴンミラー101b、レンズ101c、反射ミラー
101dを有している。
【0073】前記現像手段109は、感光体ドラム10
7の現像領域へトナーを供給して、感光体ドラム107
に形成された潜像を現像するものである。現像手段10
9は、トナー枠体111内のトナーをトナー送り部材1
09bの回転によって、トナー排出開口111iを通じ
て現像ローラ109cへ送り出す。そして、固定磁石を
内蔵した現像ローラ109cを回転させると共に、現像
ブレード109dによって摩擦帯電電荷を付与したトナ
ー層を現像ローラ109cの表面に形成し、そのトナー
を感光体ドラム107の現像領域へ供給する。そして、
そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム107へ転
移させることによって、トナー像を形成して可視像化す
る。ここで、現像ブレード109dは、現像ローラ10
9cの周面のトナー量を規定すると共に、摩擦帯電電荷
を付与するものである。また、この現像ローラ109c
の近傍には、現像室内のトナーを循環させるトナー攪拌
部材109eを回動可能に取り付けている。
【0074】次に、装置本体114に設けられた転写ロ
ーラ104に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、
感光体ドラム107に形成されたトナー像を記録媒体1
02に転写した後にクリーニング手段110によって感
光体ドラム107の残留トナーを除去する。クリーニン
グ手段110は、感光体ドラム107に当接して設けら
れた弾性クリーニングブレード110aによって、感光
体ドラム107に残留したトナーを掻き落として、除去
トナー溜め110bへ集めるものである。
【0075】プロセスカートリッジBには、画像情報に
応じた光を感光体ドラム107へ照射するための露光開
口部101e、及び、感光体ドラム107を記録媒体1
02に対向するための転写開口部113nが設けてあ
る。詳しくは、露光開口部101eはクリーニング枠体
113に設けられており、また、転写開口部113nは
現像枠体112とクリーニング枠体113との間に構成
される。
【0076】このようなプロセスカートリッジBのトナ
ー枠体111には、プロセスカートリッジBの使用前に
は、トナー排出開口111iは前述した実施の形態の何
れかのトナーシール部材1が施工され、トナー枠体11
1内に充填したトナーを封止している。すなわち、トナ
ー枠体111は図6に示すところのトナー補給容器本体
2に対応し、トナー排出開口111iはトナー排出開口
2aに対応する。従って、封止についての詳しい説明に
ついては、上記の実施の形態の何れか1つを援用する。
図20に示すように、プロセスカートリッジBの使用前
には、トナー枠体111にはトナー排出開口111iを
覆うようにトナーシール部材lが設けられており、トナ
ー枠体111内のトナーを封止している。そして、トナ
ーシール部材1を封止した封止部1gから折り返して封
止部1gの上に重ねた引き出し部1hは、その先端部を
プロセスカートリッジBの外へ出している。プロセスカ
ートリッジBの使用にあたっては、まず引き出し部1h
を引いて、トナー排出開口111iを封止しているトナ
ーシール部材1を開封する。そして、トナーシール部材
1を開封したプロセスカートリッジBをレーザービーム
プリンタAに装着して、上述のように現像を行う。
【0077】図18を用いて、プロセスカートリッジB
のレーザービームプリンタAへの装着について説明す
る。レーザービームプリンタAは、ヒンジ35aを中心
に開閉部材35を開放すると、装置本体114の左右の
内壁に前下がりのガイドレール(不図示)が見える。こ
のガイドレールに感光体ドラム107と同軸上に円筒形
ガイド、及び、この円筒形ガイドの後ろにある細長い姿
勢決めガイド(いずれも不図示)を挿入して、装置本体
114の位置決め溝に円筒形ガイドを嵌め込む。逆に、
装置本体114に装着されたプロセスカートリッジBを
取り外すときには、上記とは反対の手順で前記ガイドレ
ールに沿ってプロセスカートリッジBを引き抜くことに
より行う。
【0078】本実施の形態に示すプロセスカートリッジ
においても、実施の形態1のトナー補給容器を用いるこ
とにより、トナーシール部材1の確実な開封が実施でき
る。本例のプロセスカートリッジを用いて、開封テスト
を行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定してお
り、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口す
ることができ、トナーの排出も問題なくできた。また、
シール部の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好
であった。
【0079】なお、本例は実施の形態1のトナー補給容
器を用いたプロセスカートリッジの例であるが、同様に
実施の形態2及び3のトナー補給容器を用いたプロセス
カートリッジについても同様の結果であった。
【0080】(比較例1)本例はシール部3の突形状の
シール部3bにおいて、特に斜めの直線形状3cを設け
ていない点以外は、実施の形態1と同じである。本例の
構成を図21に示す。本例についても、トナーシール部
材1の開封を行ったところ、実施の形態1同様、引き裂
き開始部である先端エッジ部1jが持ち上がって、突形
状のシール部3bに剥離方向の力Dがかかるが、突形状
のシール部3b部の先端内側頂点3e部に力が集中する
ため、実施の形態1のように線状に受けることができ
ず、十分強固な接着強度を有していないと剥れやすい構
成になっている。
【0081】本例のトナー補給容器についても、開封テ
ストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定し
ており、また、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開
口することができた。また、シール部の浮き、剥れ等も
見られずシール状態も良好であった。
【0082】ただし、トナー補給容器本体2の成型キャ
ビ違い品等が混在し、容器シール面とシール治具の当り
調整が不十分になる等して突形状のシール部3b部の接
着強度が低下した場合、トナーシール開封時に引き裂き
部1fで裂けずに突形状のシール部3b部が先端内側頂
点3e部から剥れてしまい(図22)、開封強度が5〜
6kgf程度まで上昇し、更には、トナーシールの封止
部1gを全て剥がしてしまい、引き裂き部の幅で規定し
ているトナーシール引き出し口(不図示)に引掛ってし
まう場合があった。
【0083】
【発明の効果】本発明を用いることにより次の効果が得
られる。トナー排出開口を封止するシール部材の一部を
引き裂いて開封するトナー補給容器及びプロセスカート
リッジにおいて、引き裂き開始部脇の溶着強度を向上さ
せ、かつシール部材の表層部の剥離進行を防止して、確
実にシール部材を引き裂き開封することができる。
【0084】本発明のトナー補給容器の組立、製造にお
いても、製造工程が増えることもなく組立のコストアッ
プもない非常に簡単な組立でトナーシールの開封性能の
安定向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の層構成を示す断面図である。
【図2】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の層構成を示す断面図である。
【図3】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の層構成を示す断面図である。
【図4】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の構成を示す平面図である。
【図5】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の部分拡大図である。
【図6】実施の形態1のトナー補給容器を示す斜視図で
ある。
【図7】実施の形態1のトナー補給容器のシールパター
ンを示す平面図である。
【図8】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシール
開封途中状態を示す斜視図である。
【図9】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシール
開封終了状態を示す斜視図である。
【図10】実施の形態1のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大図である。
【図11】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシー
ル開封初期状態を示す部分拡大図である。
【図12】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシー
ル開封初期状態を示す部分拡大図である。
【図13】実施の形態2のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大図である。
【図14】実施の形態2のトナー補給容器のトナーシー
ル開封初期状態を示す部分拡大図である。
【図15】実施の形態3のトナー補給容器に用いるシー
ル部材の構成を示す平面図である。
【図16】実施の形態3のトナー補給容器に用いるシー
ル部材の層構成を示す断面図である。
【図17】実施の形態3のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大図である。
【図18】レーザービームプリンタAの構造を示す縦断
面図である。
【図19】レーザービームプリンタAの外観を示す斜視
図である。
【図20】プロセスカートリッジBの構造を示す縦断面
図である。
【図21】比較例1のトナー補給容器のシール部を示す
部分拡大図である。
【図22】比較例1のトナー補給容器のトナーシール開
封初期状態を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
A…レーザービームプリンタ B…プロセスカートリッジ C…開封引張り方向 D…剥離方向の力 1…トナーシール部材 1a…表層 1b…レーザー遮
断層 1c…引き裂きガイド層 1d…シーラント層
1e…引き裂き部1e′…空隙 1f…引き裂き部 1
g…封止部 1h…引出し部 1i…接続部 1j…先
端エッジ部 1k…封止部の縁 1m…引出し部の縁 2…トナー補給容器本体 2a…トナー排出開口 3…シール部 3a…短手部 3b…突形状のシール部
3c…直線形状 3d…凹部形状 3d′…頂点 3
e…先端内側頂点 4…カバーフィルム 4a…延伸発泡ポリプロピレン
4b…EVA系シーラント 4c…引き裂き開始部 5…テアテープ 5a…ポリエステル 5b…延伸ナイ
ロン 5c…低密度ポリエチレン 5d…EVA系シー
ラント 35…開閉部材 35a…ヒンジ 101…光学手段 101a…レーザーダイオード 1
01b…ポリゴンミラー 101c…レンズ 101d
…反射ミラー 101e…露光開口部 102…記録媒体 103…搬送手段 103a…給紙カセット 103b
…ピックアップローラ103c,103d…搬送ローラ
103e…レジストローラ対 103f…搬送ガイド
103g,103h,103i…排出ローラ対 10
3j…反転経路 103k…フラッパ 103m…排出
ローラ対 104…転写ローラ 105…定着手段 105a…ヒータ 105b…定着
ローラ 105c…駆動ローラ 106…排出トレイ 107…感光体ドラム 108…帯電ローラ 109…現像手段 109b…トナー送り部材 109
c…現像ローラ 109d…現像ブレード 109e…
トナー攪拌部材 110…クリーニング手段 110a…クリーニングブ
レード 110b…除去トナー溜め 111…トナー枠体 111i…トナー排出開口 112…現像枠体 113…クリーニング枠体 113n…転写開口部 114…装置本体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体にトナーを補
    給するトナー補給容器において、トナーを収納しトナー
    を排出するためのトナー排出開口を有するトナー補給容
    器本体と、トナー排出開口を封止する封止部と封止部か
    ら延出して折り返され開封時に引張られる自由端部を有
    していて、開封時には自由端部を引いて封止部の一部を
    引き裂いて開封するトナーシール部材と、を有し、トナ
    ーシール部材をトナー補給容器本体のトナー排出開口を
    封止するように溶着して固定して封止部とする際の溶着
    部のパターンにおいて、トナーシール部材の引き裂き開
    封開始部の両脇を溶着する部分が、トナーシール部材の
    引き裂き開封開始時に受ける剥離方向の力に対し線状に
    受ける形状であることを特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 剥離方向の力を受ける形状が、トナーシ
    ール部材の開封引張り方向に対し、斜めの直線形状また
    は曲線形状を有していることを特徴とする請求項1に記
    載のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 溶着部において、トナーシール部材の引
    き裂き部と交差する部分が、トナーシール部材の開封引
    張り方向に対し、凹部形状を有していることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のトナー補給容器。
  4. 【請求項4】 溶着部において、トナーシール部材の先
    端引き裂き開封開始部の両脇を溶着する部分が、トナー
    シール部材上からはみ出さないことを特徴とする請求項
    1から3の何れか1つに記載のトナー補給容器。
  5. 【請求項5】 トナーシール部材が少なくとも表層、レ
    ーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から成
    っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照射
    して引き裂きガイド層又は引き裂きガイド層及びシーラ
    ント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有していて、
    使用時に引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴と
    する請求項1から4の何れか1つに記載のトナー補給容
    器。
  6. 【請求項6】 トナーシール部材がトナー補給容器本体
    のトナー排出開口を封止するカバーフィルムと、カバー
    フィルムに裏打ちされ開封時にその幅にカバーフィルム
    を引き裂いて開封するテアテープにより構成されている
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の
    トナー補給容器。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 電子写真感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて
    現像する現像部材と、 現像部材に供給するためのトナーを収納しトナーを排出
    するためのトナー排出開口を有するトナー補給容器本体
    と、 トナー排出開口を封止する封止部と封止部から延出して
    折り返され開封時に引張られる自由端部を有していて、
    開封時には自由端部を引いて封止部の一部を引き裂いて
    開封するトナーシール部材と、を有し、 トナーシール部材をトナー補給容器本体のトナー排出開
    口を封止するように溶着して固定して封止部とする際の
    溶着部のパターンにおいて、トナーシール部材の引き裂
    き開封開始部の両脇を溶着する部分が、トナーシール部
    材の引き裂き開封開始時に受ける剥離方向の力に対し、
    線状に受ける形状であることを特徴とするプロセスカー
    トリッジ。
  8. 【請求項8】 剥離方向の力を受ける形状が、トナーシ
    ール部材の開封引張り方向に対し、斜めの直線形状又は
    曲線形状を有していることを特徴とする請求項7に記載
    のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 溶着部において、トナーシール部材の引
    き裂き部と交差する部分がトナーシール部材の開封引張
    り方向に対し、凹部形状を有していることを特徴とする
    請求項7又は8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 溶着部において、トナーシール部材の
    先端引き裂き開封開始部の両脇を溶着する部分が、トナ
    ーシール部材上からはみ出さないことを特徴とする請求
    項7から9の何れか1つに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  11. 【請求項11】 トナーシール部材が少なくとも表層、
    レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から
    成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照
    射して引き裂きガイド層又は引き裂きガイド層及びシー
    ラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有してい
    て、使用時に引き裂き部を引き裂いて開封することを特
    徴とする請求項7から10の何れか1つに記載のプロセ
    スカートリッジ。
  12. 【請求項12】 トナーシール部材がトナー補給容器本
    体のトナー排出開口を封止するカバーフィルムと、カバ
    ーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅にカバーフィル
    ムを引き裂いて開封するテアテープにより構成されてい
    ることを特徴とする請求項7から10の何れか1つに記
    載のプロセスカートリッジ。
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