JPH04155363A - 現像剤供給容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置の現
像装置に現像剤を補給するために用いられる現像剤供給
容器に関する。

（従来の技術） 静電複写機やプリンタ等の画像形成装置の現像装置には
現像剤として一般に粉末状のトナーが用いられているか
，現像装置内のトナーが不足すれば，該現像装置へのト
ナーの補給が現像剤供給容器によってなされるものも多
い。

この現像剤供給容器はトナーを有する直方体等の形状を
した容器本体の開口部周りにシール部材を接着剤又は熱
溶着等の手段により容易に引き剥し可能（イージービー
ル）に取り付けたもので。

この現像剤供給容器から現像装置にトナーを供給する場
合は、シール部材を容器本体から引き剥す必要かある。

しかし、かかる現像剤供給容器ではシール部材の引き剥
しに大きな力を要したり、又はシール部材の端部の傷や
ヒートシール時の損傷等により、シール部材の引き屑し
か十分てきず２シ一ル部相の斜め切れ等の問題かあった
。

そこで本出願は第５図て示される如き現像剤供給容器１
００を提案した（特開平ｌ−２２３４８５号公報）。

これは、トナーを有する容器本体１０１の開口部１０１
ａ周りに引き裂き方向性（図中矢印Ａ方向）を有するシ
ール用のカバーフィルム１０２を接着剤又は熱溶着等の
手段により取り付け、該カバーフィルム１０２の一端部
に、このカバーフィルム１０２の引き裂き方向に向かっ
て配設される長手方向シール部１１０，１１０間よりや
や幅の狭いティアテープ１０３を取り付けたものである
。

そして、この現像剤供給容器Ｚｏｏの開封はティアテー
プ１０３を１８０度折り曲げて図中Ｒ方向に引くことに
より、カバーフィルム１０２の引き裂き方向Ａに直交す
るカバーフィルム１０２の幅方向シール部１１１，１１
１を引き瀾すと共に、カバーフィルム１０２を引き２き
方向に引き裂いて行なえばよい。従って、この現像剤供
給容器ｌＯＯは比較的小さな力てカバーフィルム１０２
の斜め切れを起こすことなく、その開封かてきるという
利点を有している。

（発明か解決しようとする。７ｉ！題）しかしなから、
第５図で示される如き現像剤供給容器Ｚｏｏにおいても
、該現像剤供給容器１００の開口部１０１ａの幅方向サ
イズ（引き裂き方向Ａに直交する方向のサイズ）か大き
くなると、カバーフィルム１０２を幅方向シール部１１
１．１１１の長さか長くなり、そのまま同時に引き剥す
べき幅方向シール部１１１の長さか増えるため、カバー
フィルム１０２を幅方向シール部１１１から引き剥すの
に大きな力か必要となるといった不都合かあった。また
このため、ティアテープ１０３を引く力か大きくなり、
テープ切れを生しさせる可能性もあった。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、開口部の幅方向サイズか太きくなっても大き
な力を必要とせずその開封か容易にてきる現像剤供給容
器を提供するにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく本発明は、内部に現像剤を保有す
る容器本体と、該容器本体の開口部周りに一定幅のシー
ル部を介して取り付けられ、この開口部を覆ってシール
すると共に、一定方向に引き裂き方向性を有するカバー
部材と、該カバー部材の引き裂き方向側の一端部に取り
付けられ、１８０度折曲されて引張されることにより、
力へ一部材を引き裂くと共に、引き裂き方向側に配設さ
れるシール部からカバー部材を引き剥して開口部を開か
せるティア部材とから構成される装置 て、カバー部材の引き裂き方向側に配設されるシール部
の形状を、ティア部材の両側部側はカバー部材の引き裂
き方向に直交させるか、内部側は開口部内方に向かフて
凸状としたことを特徴とする。

（作用） 現像剤供給容器を開封するには、ティア部材を１８０度
折曲して引張し、カバー部材をその引き裂き方向に引き
裂くと共に，カバー部材の引き裂き方向側に配設される
シール部からカバー部材を引き瀾す必要かある６ この場合、容器本体の開口部か大きくなり、カバー部材
の引き裂き方向側に配設されるシール部の長さか増加す
れば、同時に引き剥すべきシール部の長さか長くなり、
力へ一部材の引き剥しに大きな力を必要とすることとな
る。

そこて、カバー部材の引き裂き方向側に配設されるシー
ル部をティア部材の両側部側に配設されるもののみカバ
ー部材の引き裂き方向に直交させて、カバー部材の引き
裂きを容易にすると共に、ティア部材の内部側に配設さ
れるものについては、開口部内方に向かって凸状とし，
同時に引き羽すべきシール部の長さをできるたけ短くし
て、カバー部材を小さな力で引き剥せるようにした。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

現像装置にトナー（現像剤）を補給する現像剤供給容器
ｌは第１図て示される如く、下部かトナーを保有すべく
直方体形状をし、上部の開口部１０ｂ周りにリブ１０ａ
か形成された容器本体ｌＯと、該容器本体１０の開口部
１０ｂ上を覆い、該開口部１０ｂ周りのリフｌＯａとの
間に接着剤や熱溶着等の手段により一定幅（例えば３．
５■曹）のシール部２０か形成されて、この開口部１０
ｂをシールするカバーフィルム１１と、該カバーフィル
ム１１の長手方向の一端部側に取り付けられ、１８０度
折り返して引くことにより、シール部２０の一部を引き
剥すと共に、カバーフィルム１１を引き裂いて、現像剤
供給容器１を開封させるティアテープ１２とから構成さ
れている。

カバーフィルム１１は第２図で示される如く、外面側に
向く厚さ１２０４ｍの延伸発泡ＰＰ層１１ａと、容器本
体１０のリブ１０ａ側に向き該リブ１０ａとの間でシー
ル部２０を形成可能な厚さ２０延ｍのＥＶＡ系接着接着
層１１ｂ層から構成され、開口部ｆｏｂの長手方向Ｐ（
第１図参照）に向いたその長手方向長さは例えば２１３
ｍｍてあり、開口部１０ｂの幅方向Ｑに向いたその幅方
向長さは例えば５０ｍｍてあって、その長手方向向きに
引き裂き容易な性質を有している。

カバーフィルム１１と容器本体１０のリブ１０ａとの間
に形成されるシール部２０は、第１図て示される如く、
カバーフィルム１１の長手方向両側部側に沿うように設
けられた長手方向シール部２１．２１と、カバーフィル
ム１１の幅方向両側部側に設けられた幅方向シール部２
２．２２とから構成される。

幅方向シール部２２は長手方向シール部２１゜２１に近
接し、該長手方向シール部２１．２１に直交する向きに
配設される水平部２２ａ、２２ａと、該水平部２２ａ、
２２ａから開口部１０ｂの幅方向すの中心に向かい且つ
容器本体ｌＯの内方に向かってＶ字形に延びる山形部２
２ｂとから構成されている。尚、幅方向シール部２２の
大きさは水平部２２ａの長さａか例えば１０ｍｍてあり
、山形部２２ｂの輻すか３０ｍｍ、高さＣか１３ｍｍと
なっている。

ティアテープ１２は第２図で示される如く、上部の厚さ
３０ＢｍのＰＥ系接着層１２ａ、中間部の厚さ３８ＩＬ
ｍのＰＥＴ暦１２ｂ、下部の厚さ３０ＩＬｍのＰＥ系接
着層１２ｃの３層から構成されるか、このティアテープ
１２はその長手方向（開口部ｆｏｂの長手方向ｐと同一
方向）の端部側における前記ＰＥ系接着層１２ａとカバ
ーフィルム１１の長手方向端部側のＥＶＡ系接着接着層
１１ｂ接着されて、カバーフィルム１１と一体的構成と
なっている。従って、カバーフィルム１１の幅方向シー
ル部２２のうち、ティアテープ１２か取り付けられてい
る側では、その山形部２２ｂと水平部２２ａ、２２ａの
一部がティアテープ１２のＰＥ系接着層１２ｃを介して
形成されることとなる。

ティアテープ１２の幅方向長さ（例えば４０ｍｍ）は、
カバーフィルム１１の長手方向シール部２１．２１間の
距離（計算上４３ｍｍ）　、即ち開口部ｆｏｂの幅方向
サイズより短く、且つカバーフィルム１１の幅方向シー
ル部２２の山形部２２ｂの輻すより長くて、ティアテー
プ１２の両側端が幅方向シール部２２の水平部２２ａ、
２２ａに位置した状態となっている。

而して、この現像剤供給容器ｌ内のトナーを現像装置に
補給すべく、開口部１０ｂを開くには、ティアテープ１
２を第１図の位置から幅方向シール部２２を中心に１８
０度折り曲げ、これをＲ方向に引き、カバーフィルム１
１の幅方向シール部２２．２２を引き剥すと共に、カバ
ーフィルム１１をＲ方向に引き裂く必要がある。

この場合、先ず、ティアテープ１２により該ティアテー
プ１２を介して形成される幅方向シール部２２の水平部
２２ａ、２２ａの一部の引き剥しとカバーフィルム１１
の引き裂きを行なう必要かあるが、ティアテープ１２は
その両側部か幅方向シール部２２の水平部２２ａ、２２
ａによってしっかり容器本体ｌＯのリブｌｏａに取り付
けられた状態となっているため、ティアテープ１２のＲ
方向（カバーフィルム１１の引き裂き方向）への引張に
よりカバーフィルム１１を容易に引き裂くことかてき、
且つティアテープ１２て引き剥すべき幅方向シール部２
２の水平部２２ａ、２２ａの幅も大きくないため、比較
的小さな力で幅方向シール部２２の水平部２２ａ、２２
ａの一部の引き剥しとカバーフィルム１１の引き裂きか
可能となる。

つづいて、カバーフィルム１１の引き裂きと共に、ティ
アテープ１２を介して形成される幅方向シール部２２の
山形部２２ｂを引き剥す必要があるか、該山形部２２ｂ
はティアテープ１２て同時に引き剥すべき部分（計算上
最大１８重■輻）か少ないため、この引き剥し及び引き
裂きに要する力も比較的小さなものてよい。

その後、カバーフィルム１１の長手方向シール部２１．
２１の内側か引き裂かれ、最終的に山形部２２ｂと水平
部２２ａ、２２ａとて形成されるもう一方の幅方向シー
ル部２２か引き剥されて、現像剤供給容器ｌは開封され
ることとなるか、この場合においてもティアテープ１２
に加えられる力は比較的小さなものでよい。

以上の如く、引き裂き方向性を有するカバーフィルム１
１て容器本体１０の開口部ｆｏｂをシールし、且つティ
アテープ１２を介して引き剥す力へ−フイルム１１の幅
方向シール部２２を水平部２２ａ、２２ａと山形部２２
ｂとに分けたため、カバーフィルム１１の引き裂きか容
易となると共に、ティアテープ１２に加える力も比較的
小さなものですますことかてきる。

尚、第３図及び第４図はカバーフィルムｌｌの幅方向シ
ール部２２の山形部２２ｂの形状を円弧形（第３図）、
台形形（第４図）にした現像剤供給容器ＩＡ、ＩＢを示
しているか、該現像剤供給容器ＩＡ、ＩＢにおいても、
ティアテープ１２により同時に引き調すべき幅方向シー
ル部２２の山形部２２ｂ等の幅方向長さを小さく維持て
きるため、第１図で示される現像剤供給容器ｌと同様な
効果を得ることかできる。

ここで、第１図で示される現像剤供給容器ｌの開封テス
トの結果を示せば、１００個のサンプルに対して、ティ
アテープ１２による開封に要する力は１．２〜１．５Ｋ
ｇｆ程度であり、カバーフィルム１１の引き裂き開口幅
も４０ｍｍのティアテープ１２に対して４０〜４２　ｍ
　ｍであって、カバーフィルム１１の斜めの切れやティ
アテープ１２のちぎれもなく、すべて十分に開封され、
内部のトナーを現像装置にすべて供給することかできた
。

また、環境、物流テストとして、この現像剤供給容器ｌ
の１０個ずつに対して振動テスト、減圧テスト、高温高
温テストを行なったが、いずれのテストについてもシー
ル部２０の浮きや剥れ、トナーの漏れ等の異常は全く見
られなかった。

尚、以上のテストは第３図及び第４図で示される現像剤
供給容器ＩＡ、ＩＢについても行なったが、同様に全く
問題はなかった。

更に、第５図で示される現像剤供給容器１００について
も第１図で示されるものと同一サイズ（幅方向シール部
１１１のみの形状か異なる）のもので開封テストを行な
った結果を示せば、１００個のサンプルに対して、カバ
ーフィルム１０２の引き裂き開口幅は実施例のものと同
様に安定していたか、開封に要する力は３．０〜８．０
Ｋｇｆと高く、中には１０Ｋｇｆ以上となるものもあっ
た。

尚、開封途中でティアテープ１０３等かちぎれ、カバー
フィルム１０２に斜め切れを起こして十分に開封されな
いものか１個あった。

（発明の効果） 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、カバー部材
の引き裂き方向側に配設されるシール部の形状を、ティ
ア部材の両側部側はカバー部材の引き裂き方向に直交さ
せるが、内部側は開口部内方に向かって凸状としたため
、カバー部材の引き裂きが容易となり、且つシール部か
らのカバー部材の引き剥しか比較的小さな力てなすこと
かできるようになる。

従って、ティア部材の引き裂き方向に直交する側の開口
部のサイズが大きくなっても、現像剤供納容器の開封は
容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は現像剤供給容器の斜視図、第２図は同現像剤容
器の断面図、第３図及び第４図は変更実施例に係る現像
剤供給容器の平面図、第５図は従来技術を説明するため
の図である。 １、ＩＡ、ＩＢ−・・現像剤供給容器、１０−・・容器
本体、１１−・・カバーフィルム（カバー部材）、１２
・・・ティアテープ（ティア部材）、２０−・・シール
部、２２−・・幅方向シール部（引き裂き方向側に配設
されるシール部）。 特許出願人　　　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部に現像剤を保有する容器本体と、該容器本体の開口
   部周りに一定幅のシール部を介して取り付けられ、この
   開口部を覆ってシールすると共に、一定方向に引き裂き
   方向性を有するカバー部材と、該カバー部材の引き裂き
   方向側の一端部に取り付けられ、１８０度折曲されて引
   張されることにより、カバー部材を引き裂くと共に、引
   き裂き方向側に配設されるシール部からカバー部材を引
   き剥して開口部を開かせるティア部材とから構成され、
   現像装置に現像剤を補給する現像剤供給容器において、
   カバー部材の引き裂き方向側に配設されるシール部の形
   状を、ティア部材の両側部側はカバー部材の引き裂き方
   向に直交させるが、内部側は開口部内方に向かって凸状
   としたことを特徴とする現像剤供給容器。