JP2002162818A - トナー補給容器及びプロセスカートリッジ及びそれらの製造方法 - Google Patents

トナー補給容器及びプロセスカートリッジ及びそれらの製造方法

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JP2002162818A
JP2002162818A JP2000359735A JP2000359735A JP2002162818A JP 2002162818 A JP2002162818 A JP 2002162818A JP 2000359735 A JP2000359735 A JP 2000359735A JP 2000359735 A JP2000359735 A JP 2000359735A JP 2002162818 A JP2002162818 A JP 2002162818A
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Toshiaki Nagashima
長嶋  利明
Hiromi Morinaga
浩海 森永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き裂き開封するトナーシール部材におけ
る、安定した引き裂き性能と物流時の十分な耐圧性を計
る。 【解決手段】 シール部3に引き出し部1hの引き出し
方向に突出するシール部3bを設け、このシール部3b
に凹凸形状を設ける。シール部材1を加熱する治具にこ
の凹凸形状を補完する形状が設けてある。引出し部1h
とシール部間の接続部1iに引き裂き部1fの先端エッ
ジ部1jがある。突形状のシール部3bが凹凸形状に容
器本体2に溶着され、先端エッジ部1jから確実に引き
裂き部1fが引き裂かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、プ
リンタ等の画像形成装置の現像装置にトナーを供給する
ために用いられるトナー補給容器、更にプロセスカート
リッジとそれらの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、静電式複写機、プリンタ等の画像
形成装置には粉末トナーが使用され、トナーの補給には
トナー補給容器が用いられているが、このトナーの補給
容器は一般に合成樹脂等で作られた円筒状もしくは直方
体等の本体と、本体から粉末トナーを現像装置に補給す
るために開口している本体の開口部を封止するトナーシ
ール部材によって構成されている。特に、このトナー補
給容器に感光体ドラム、クリーナー、帯電器等を一体化
させたプロセスカートリッジも作られている。
【0003】トナーシール部材としては、1枚のフィル
ムでシールし、使用開始時に前記フィルムのシール部を
剥離して開封するイージーピール方式と、前記フィルム
を引き裂いて開封する方式がある。フィルムを引き裂く
方式では、カバーフィルムとテアテープを一体化して、
使用開始時にテアテープを引張りカバーフィルムをテア
テープで引き裂いて開封するテアテープ方式と呼ばれる
ものや、1枚の引き裂きシール部材を用いる方法等があ
り、いずれも開封強度の低下や開口幅の制御が可能とい
った利点があるため、最近よく使用されている。更に、
1枚の引き裂きシール部材を用いる方法については特開
昭59−13262号公報、及び実開昭63−6016
4号公報、特開平8−328369号公報、特開平11
−72999号公報等にも提案されている。又、特開平
11−102105号公報 ではレーザーを用いてハー
フカット加工を施したシール部材も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】本発明はかかる従
来の技術を更に発展させたものである。
【0005】特に、従来のフィルムを引き裂いて開封す
る方式は、前記フィルムの引き裂き部の引き裂き性能と
それを支える周辺部の接着強度とのバランスが容易では
なく、引き裂き開始時にうまくフィルムが裂けずに却っ
て開封強度が上昇してしまったり、所定の部位で裂けず
に、開封する幅が大きくなってトナーの排出制御ができ
なかったり、シール部材の引抜き口にシール部材が引掛
かるといったトラブルが発生する可能性があった。
【0006】本発明は、引き裂き開封するトナーシール
部材を用いて、安定した引き裂き性能と物流時の十分な
耐圧性を確保したトナー補給容器及びプロセスカートリ
ッジ及びそれらの製造方法を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は、電子写真画像形成装置本体にトナーを補給するトナ
ー補給容器において、前記トナー補給容器の本体に設け
られたトナーを排出するためのトナー排出開口を封止す
るトナーシール部材が前記トナー排出開口を封止する封
止部と封止部から延出して折り返され開封時に引張られ
る自由端部を有していて、開封時には前記封止部の一部
を引き裂いて開封するトナー補給容器であって、前記ト
ナーシール部材を前記トナー補給容器本体に溶着して固
定する際に、前記トナー排出開口周縁部と前記トナーシ
ール部材の引き裂き開始部の外側両脇部を溶着固定し、
なおかつ前記トナーシール部材の引き裂き開始部の外側
両脇溶着部には前記トナーシール部材の表層側から凹凸
形状を設けたことを特徴とするトナー補給容器である。
【0008】本出願に係る第2の発明は、前記凹凸形状
部について前記トナーシール部材の引き裂き開封方向と
平行になる形状であることを特徴とする第1の発明に記
載のトナー補給容器である。
【0009】本出願に係る第3の発明は、前記凹凸形状
部について引き裂き開封方向の上流から下流に向かっ
て、前記トナー補給容器内部に向かう斜めの形状である
ことを特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器で
ある。
【0010】本出願に係る第4の発明は、前記トナーシ
ール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂き
ガイド層、シーラント層から成っていて、シーラント層
側から炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層又
は引き裂きガイド層及びシーラント層を熱溶融して形成
した引き裂き部を有していて、使用時に前記引き裂き部
を引き裂いて開封することを特徴とする第1から第3の
発明の何れか1つに記載のトナー補給容器である。
【0011】本出願に係る第5の発明は、前記トナーシ
ール部材が前記トナー補給容器本体のトナー排出開口を
封止するカバーフィルムと、前記カバーフィルムに裏打
ちされ開封時にその幅に前記カバーフィルムを引き裂い
て開封するテアテープにより構成されていることを特徴
とする第1から第3の発明の何れか1つに記載のトナー
補給容器である。
【0012】本出願に係る第6の発明は、前記トナー補
給容器の本体に設けられたトナーを排出するためのトナ
ー排出開口を封止するトナーシール部材が前記トナー排
出開口を封止する封止部と封止部から延出して折り返さ
れ開封時に引張られる自由端部を有していて、開封時に
は前記封止部の一部を引き裂いて開封するトナー補給容
器であって、前記トナーシール部材を前記トナー補給容
器本体に溶着して固定する際に、前記トナー排出開口周
縁部と前記トナーシール部材の引き裂き開始部の外側両
脇部を溶着固定し、なおかつ前記トナーシール部材の引
き裂き開始部の外側両脇溶着部には前記トナーシール部
材の表層側から凹凸形状を設けたトナー補給容器の製造
方法であって、前記トナーシール部材の引き裂き開始部
の外側両脇溶着部に相対する溶着治具の表面に凹凸形状
を設けて溶着することを特徴とするトナー補給容器の製
造方法である。
【0013】本出願に係る第7の発明は、前記凹凸形状
部について前記トナーシール部材の引き裂き開封方向と
平行になる形状であることを特徴とする第6の発明に記
載のトナー補給容器の製造方法である。
【0014】本出願に係る第8の発明は、前記凹凸形状
部について引き裂き開封方向の上流から下流に向かっ
て、前記トナー補給容器内部に向かう斜めの形状である
ことを特徴とする第6の発明に記載のトナー補給容器の
製造方法である。
【0015】本出願に係る第9の発明は、画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、電子
写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス
手段と、トナーが収納されているトナー補給容器とを有
し、前記トナー補給容器が容器本体に設けられたトナー
を排出するためのトナー排出開口を封止するトナーシー
ル部材が前記トナー排出開口を封止する封止部と封止部
から延出して折り返され開封時に引張られる自由端部を
有していて、開封時には前記封止部の一部を引き裂いて
開封するトナー補給容器であって、前記トナーシール部
材を前記トナー補給容器本体に溶着して固定する際に、
前記トナー排出開口周縁部と前記トナーシール部材の引
き裂き開始部の外側両脇部を溶着固定し、なおかつ前記
トナーシール部材の引き裂き開始部の外側両脇溶着部に
は前記トナーシール部材の表層側から凹凸形状を設けた
ことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0016】本出願に係る第10の発明は、前記凹凸形
状部について前記トナーシール部材の引き裂き開封方向
と平行になる形状であることを特徴とする第9の発明に
記載のプロセスカートリッジである。
【0017】本出願に係る第11の発明は、前記凹凸形
状部について引き裂き開封方向の上流から下流に向かっ
て、前記トナー補給容器内部に向かう斜めの形状である
ことを特徴とする第9の発明に記載のプロセスカートリ
ッジである。
【0018】本出願に係る第12の発明は、前記トナー
シール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂
きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラント
層側から炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層
又は引き裂きガイド層及びシーラント層を熱溶融して形
成した引き裂き部を有していて、使用時に前記引き裂き
部を引き裂いて開封することを特徴とする第9から第1
1の発明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジで
ある。
【0019】本出願に係る第13の発明は、前記トナー
シール部材が前記トナー補給容器本体のトナー排出開口
を封止するカバーフィルムと、前記カバーフィルムに裏
打ちされ開封時にその幅に前記カバーフィルムを引き裂
いて開封するテアテープにより構成されていることを特
徴とする第9から第11の発明の何れか1つに記載のプ
ロセスカートリッジである。
【0020】本出願に係る第14の発明は、電子写真感
光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段
と、トナーが収納されているトナー補給容器とを有し、
前記トナー補給容器が容器本体に設けられたトナーを排
出するためのトナー排出開口を封止するトナーシール部
材が前記トナー排出開口を封止する封止部と封止部から
延出して折り返され開封時に引張られる自由端部を有し
ていて、開封時には前記封止部の一部を引き裂いて開封
するトナー補給容器であって、前記トナーシール部材を
前記トナー補給容器本体に溶着して固定する際に、前記
トナー排出開口周縁部と前記トナーシール部材の引き裂
き開始部の外側両脇部を溶着固定し、なおかつ前記トナ
ーシール部材の引き裂き開始部の外側両脇溶着部には前
記トナーシール部材の表層側から凹凸形状を設けたプロ
セスカートリッジの製造方法であって、前記トナーシー
ル部材の引き裂き開始部の外側両脇溶着部に相対する溶
着治具の表面に凹凸形状を設けて溶着することを特徴と
するプロセスカートリッジの製造方法である。
【0021】本出願に係る第15の発明は、前記凹凸形
状部について前記トナーシール部材の引き裂き開封方向
と平行になる形状であることを特徴とする第14の発明
に記載のプロセスカートリッジの製造方法である。
【0022】本出願に係る第16の発明は、前記凹凸形
状部について引き裂き開封方向の上流から下流に向かっ
て、前記トナー補給容器内部に向かう斜めの形状である
ことを特徴とする第15の発明に記載のプロセスカート
リッジの製造方法である。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本実施の形態1
のトナー補給容器に用いるトナーシール部材1について
説明する。
【0024】本例のトナーシール部材1は4層構成であ
り、上から表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、
シーラント層となっている。表層には12μmの2軸延
伸ポリエステル、レーザー遮断層には7μmのアルミ
箔、引き裂きガイド層には50μmの2軸延伸ポリエス
テル、シーラント層には50μmのポリエチレン及びエ
チレンと酢酸ビニルの共重合体を用いた。図1にトナー
シール部材1の断面図を示す。上から表層1a、レーザ
ー遮断層1b、引き裂きガイド層1c、シーラント層1
dの構成になっている。
【0025】表層1aは、トナーシール部材1をトナー
補給容器本体2(図6参照)に熱溶着するため耐熱性が
必要であり、又、トナーシールとしてのシール性能を維
持するために十分なフィルム強度を有する一方、開封時
には引き裂かれるため引き裂き性能を有する必要があ
る。これより、厚さ10〜20μm、より好ましくは1
2〜17μmの2軸延伸ポリエステルを用いることが望
ましい。
【0026】レーザー遮断層1bは、炭酸ガスレーザー
を光吸収しないことは当然だが、レーザー加工時の熱溶
融時の輻射熱によって表層が損傷を受けるのを確実に防
止する必要があり、更に、表層と同様、開封時には引き
裂かれるため引き裂き性能を有する必要があり、厚さ5
〜15μm、より好ましくは7〜12μmのアルミ箔を
用いることが望ましい。
【0027】引き裂きガイド層1cは、炭酸ガスレーザ
ーを確実に吸収して熱溶融し、安定した引き裂き部を形
成すると共に、引き裂き部の周辺は引き裂きガイドとし
て十分な強度を有することが必要であり、40〜70μ
m、より好ましくは40〜60μmの2軸延伸ポリエス
テルを用いることが望ましい。
【0028】シーラント層1dは、トナー補給容器に対
し十分なシール性、すなわち十分な接着強度が確保でき
る必要があり、40〜70μm、より好ましくは40〜
60μmのエチレン=酢酸ビニルの共重合体を用いるこ
とが望ましい。
【0029】以上、トナーシール1の各層について説明
したが、各層に求められる性能が満足できれば、材質、
厚みは他の物でも構わない。
【0030】このトナーシール部材1のシーラント層側
から炭酸ガスレーザーを用いて、主に引き裂きガイド層
1cであるポリエステルを熱溶融して引き裂き部形状1
eを形成する。引き裂き部形成のトナーシール断面図を
図2に示す。図2に示した通り、引き裂き部形状1eは
レーザー遮断層1bであるアルミ箔層よりも下に形成さ
れ、炭酸ガスレーザーの光を吸収して熱溶融する引き裂
きガイド層1cのポリエステルと輻射熱で溶融するシー
ラント層1dに形成される。
【0031】本例で用いた炭酸ガスレーザーの出力は8
Wとした。なお、使用するレーザーのW数やシーラント
の材質如何ではシーラント層1d自体が完全に溶融しき
らず、図2のように引き裂き部形状1eの溝が形成され
ず、図3のように前記引き裂きガイド層1cのポリエス
テルと前記シーラント層1dに空隙1e′が形成される
場合もある。
【0032】次に、本例のトナーシール部材1とトナー
補給容器本体2との組立について説明する。
【0033】本例のトナーシール部材1を図4に示す。
本例のトナーシール部材1はトナー補給容器本体2のト
ナー排出開口2aを封止する封止部1gと封止部1gか
ら突出して開封時に折り返して引張られる引出し部1h
を有している。封止部1gと引出し部1hの接続部1i
は図5に示すように引出し方向に対して45°の斜線と
し、この接続部1iに前記引き裂き部1fの先端エッジ
部1jを形成した。
【0034】本構成の先端エッジ形状1jは、引き裂き
易い斜線状の接続部1iに設けた形状であるが、他の例
として接続部1iを円弧形状にしてこの円弧に先端エッ
ジ形状1iを設けても構わない。図4に示した2本の引
き裂き部1fは開封時にトナー補給容器本体2のトナー
排出2a開口を全開させる位置に配置する。
【0035】本発明では、トナーシール部材1をヒート
シールによってトナー補給容器本体2に溶着固定する。
本例のトナーシール部材1をトナー補給容器本体2に組
み立てた状態を図6に示す。
【0036】具体的には、ヒートシールのシールパター
ン形状を図7に示す。シール部3はトナー排出開口2a
を囲繞するようにしてある。シール部3はトナーシール
部材1の開封時の強度を低下させるために、シールの短
手部3a(先端側及び後端側)においては山型形状と
し、更に、確実なトナーシール部材1の引き裂き開封を
行うために、トナーシール部材1の先端エッジ部1jの
外側の脇を押さえるべく突形状のシール部3bを設け
た。なお、このシール部3に合ったパターンで、シール
治具3′のシール溶着部形状が形成されている。
【0037】本例では、更にこの突形状3b部に当たる
シール治具3′部において、シールの短手部を加熱する
短手部3a′とは異なり、治具表面に凹凸を付加し、突
形状部3b′とした。具体的に、シール治具3′側の部
分拡大図を図8に示す。図8に示す通り、斜めに交差す
るように例えば、あやめローレット状に山谷の凹凸形状
を設けた。本例では、山々間のピッチ:1mm、山の高
さ:1mmとし、更に平らであるシール治具の短手部3
a′に対し、山の頂点が0.5mm突出する形状とし
た。(図8において、A方向から見た図を図9に、B方
向から見た図を図10に示す。)シール条件は、圧力:
0.5MPa(直径100ミリメートルのシリンダーを
用いる。)、温度:150℃、時間:3secとした。
このシール条件は、本例に限られたものではなく、各シ
ール及び容器本体2の材質、シール面積、シール幅等に
より適宜選択することが望ましい。
【0038】又、シール治具3′については熱伝導が良
好であって、加工性が良い半面耐久性があればどの材質
でも構わないが、具体的には真鍮、ステンレス等を用い
ることが望ましく、本例では真鍮を用いた。
【0039】次に、本例のトナーシール部材1の開封状
態を図11、図12に示す。
【0040】トナーシール部材1の引出し部1hを折り
返して引張り、トナーシール部材1の引き裂き部1fに
沿って引き裂いてトナー補給容器本体2の開口2aを開
け、トナーを排出させることが可能になる。
【0041】図13にトナーシール部材1の引き裂き開
封開始部の拡大図を示す。
【0042】本例のトナーシール部材1を開封する時
に、トナーシール部材1の引出し部1hを折り返して引
張り、トナーシール部材1の引き裂き部1fに沿ってト
ナーシール部材1を裂くのだが、トナーシール部材1の
先端エッジ部1jが確実に裂けるためには、その外側の
脇にある突形状のシール部3bがしっかりと固定されて
いることが必要になる。すなわち、先端エッジ部1jの
裂け強度よりも十分強固に突形状のシール部3bが溶着
されていれば、突形状のシール部3bが剥がれることな
く先端エッジ部1j部で引き裂くことができる。逆に、
先端エッジ部1jの裂け強度よりも突形状のシール部3
bの溶着強度が弱いと裂けずに剥がれてしまい、結果的
に開封強度の上昇や開口幅の制御ができなくなってしま
う。よって、突形状のシール部3bの接着強度が重要に
なるが、本例では、突形状のシール部3bに相対する治
具3′に凹凸形状の突形状部3b′を設けたため、この
部分の突形状のシール部3bにおいては、ヒートシール
時にトナー補給容器本体2が軟化して治具3′により凹
凸形状となってトナーシール部材1のトナー補給容器本
体2に対する食い込み量が大きくなると同時に、シール
表面積も増加することにより、突形状のシール部3bの
接着強度を増加させることができる(図14参照)。
【0043】これにより、トナーシール部材1の引き裂
き開封時にシール部の剥れ等を防止することが可能にな
り、確実に開封することができる。なお、本例の突形状
部3b′の凹凸形状について、山々間のピッチ、山の高
さ及び平部に対する突出量、交差の角度、更には山谷の
形状等については本例に限定されたものではなく、各シ
ール及び容器本体の材質、シール面積、シール幅、シー
ル条件等により適宜選択することが望ましく、突形状の
シール部3bの接着強度を増加させる効果が得られる範
囲であれば形状は問わない。更に、本例では溶着手段と
してヒートシールを用いて組立を行っているが、本例の
効果が得られる範囲であれば、溶着手段は他の手段でも
良く、具体的にはインパルスシール、超音波溶着等が考
えられる。
【0044】本発明のトナー補給容器を組立、製造する
点においても、本例はシール治具3′の一部の突形状部
3b′に凹凸形状を設けて、トナーシール部材1をトナ
ー補給容器本体2にヒートシールにて溶着しているが、
シール治具3′に凹凸形状を設けずに、他の手段にて形
成しても構わない。ただし、工程増によるコストアップ
や位置決めの問題等があり、好ましくない。本例によれ
ば、ヒートシールするだけで良いことから、製造工程が
増えることもなく組立上のコストアップも無い。非常に
簡単な組立でトナーシールの開封性能の安定向上を達成
することができる。
【0045】本例のトナー補給容器を用いて、開封テス
トを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定して
おり、又、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口す
ることができた。
【0046】又、シール部の浮き、剥れ等も見られず、
シール状態も良好であった。
【0047】(実施の形態2)本例は、実施の形態1の
シール治具3′の凹凸形状について、トナーシール部材
1の引き裂き開封方向と平行になる複数の稜線を有する
形状とした例であり、それ以外は実施の形態1と同じで
ある。
【0048】図15に示した通り、トナーシール部材1
の引き裂き開封方向を示す矢印と平行にシール部3bに
凹凸が形成されており、具体的には実施の形態1同様、
山谷形状とし、ピッチ、高さも同じにした。
【0049】本例についても実施の形態1同様、トナー
シール部材1のトナー補給容器本体2に対する食い込み
量が大きくなると同時に、シール表面積も増加すること
により、突形状のシール部3bの接着強度を増加させる
ことができる。
【0050】更に、本例の場合は、開封時に引き裂き部
で裂けずにシール部材の一部の層が剥れてしまうデラミ
現象に対しても抑制効果が得られる。
【0051】具体的に、デラミ現象とは、シール部材の
層間強度が低下したり、引き裂き部のレーザー加工が不
十分になった場合に、引き裂き予定部でシール部材の全
層がきれいに破断せず、表面側の層、特に表層1aの2
軸延伸ポリエステルと第2層のレーザー遮断層1bのア
ルミ箔の層間又は第2層のアルミ箔と第3層の引き裂き
ガイド層1cの2軸延伸ポリエステルの層間で剥れが生
じ、外側に広がってしまう現象をいうもので(図16の
符号1l部)、剥れる量が大きいと、開封強度が上昇し
たり、シール部材の引抜き口に引掛かるといったトラブ
ルが発生する可能性がある。
【0052】本例では、このデラミ現象が生じた場合に
も、突形状のシール部3bにおいて、図15に示すよう
に開封方向と平行に凹凸形状が形成されているため、表
層の剥れを凹凸形状の中で食い止めることができる。具
体的には、図17に示した通り、凹凸形状により剥れに
対する角度が変化して剥がしにくい角度になり見かけ上
の接着強度が上昇すること(図17中のシール部3b−
1部分においては、剥れ方向に対し、0°剥離(接着面
と引張り方向が一直線上に重なる)の構成となるため、
高い接着強度が得られる。)、更に凹凸形状により表層
部1aに軽い損傷を与えて裂け易くすることができ(山
谷形状の谷部に相当する図17中のシール部材1m部は
治具により強く押し込まれているため、裂け易くなって
いる。)、剥れの広がりを止めることができる。
【0053】図18にトナーシール部材1の開封初期状
態を示したが、デラミ現象による層間の剥れが突形状の
シール部3bの凹凸形状の中で止まっているのがわか
る。
【0054】本例のトナー補給容器の組立、製造につい
ても、実施の形態1同様トナーシール部材1をトナー補
給容器本体2にヒートシールにて溶着するだけで良いこ
とから、非常に簡単な組立でトナーシールの開封性能の
安定向上を達成することができる。
【0055】本例のトナー補給容器についても、開封テ
ストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定し
ており、又、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口
することができた。
【0056】又、シール部の浮き、剥れ等も見られず、
シール状態も良好であった。
【0057】なお、製造上のばらつきを考慮したラチチ
ュード確認テストとして、表層1aの2軸延伸ポリエス
テルと第2層のレーザー遮断層1bとしたアルミ箔の層
間及び第2層のアルミ箔と第3層の引き裂きガイド層1
cとした2軸延伸ポリエステルの層間の接着強度を低下
させたサンプルを用いて開封テストを行ったが、デラミ
現象による層間の剥れは全て突形状のシール部3b内で
止まり拡大することはなく、開封強度の上昇もなく確実
に開封することができ、組立のラチチュードが広くなっ
た。
【0058】(実施の形態3)本例は、実施の形態1の
シール治具3′の凹凸形状について、引き裂き開封方向
の上流から下流に向かって、トナー補給容器内部に向か
う斜めの形状にした例であり、それ以外は実施の形態1
と同じである。図19に示した通り、突形状のシール部
3bにおいて引き裂き開封方向の上流から下流に向かっ
て、トナー補給容器内部に向かう斜め方向に凹凸形状に
している。凹凸形状の詳細は実施の形態2と同じ(図1
7参照)であるが、開封方向に対して約45°の角度で
形成した。
【0059】本例についても、実施の形態1、2同様の
突形状のシール部3bの接着強度の向上が見られ、更に
実施の形態2に示したデラミ現象の抑制効果が更に高く
なっている。本例の引き裂き開封方向の上流から下流に
向かって、トナー補給容器内部に向かう斜めの形状は、
開封時に突形状のシール部3bが剥れる方向及びデラミ
現象によるシール部材の層間が剥れて広がる方向(図1
9の矢印C方向)に対してほぼ90°対向する形状であ
り、特にトナーシール部材の剥れに対しても強い接着強
度を維持することができ、又、デラミ現象による層間の
剥れに対しても、裂け易くすることができるだけでなく
この斜めの凹凸形状に沿って裂くことができるため、デ
ラミ部が容器内部に向かって裂け、すぐに正規の引き裂
き部1fに戻ることにより、デラミの拡大を防止するこ
とが可能になる。
【0060】本例のトナー補給容器の組立、製造につい
ても、実施の形態1、2同様トナーシール部材1をトナ
ー補給容器本体2にヒートシールにて溶着するだけで良
いことから、非常に簡単な組立でトナーシールの開封性
能の安定向上を達成することができる。
【0061】本例のトナー補給容器を用いて、開封テス
トを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定して
おり、又、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口す
ることができた。
【0062】又、シール部の浮き、剥れ等も見られず、
シール状態も良好であった。
【0063】なお、本例についても実施の形態2同様製
造上のばらつきを考慮したラチチュード確認テストを行
ったが、デラミ現象による層間の剥れは全て突形状のシ
ール部3b内で止まり拡大することが無かっただけでな
く、剥れ部分がすぐに正規の引き裂き部に戻るため実施
の形態2よりも更にデラミ部の面積を小さくすることが
できた。これにより開封強度の上昇もなく確実に開封す
ることができ、組立のラチチュードが更に広くなった。
【0064】(実施の形態4)本例ではトナーシール部
材として、トナー排出開口を封止するカバーフィルム4
とそのカバーフィルム4に裏打ちされ、略トナー排出開
口の幅にカバーフィルム4を引き裂いて開口を形成する
テアテープ5を用いた物であり、それ以外の部分は実施
の形態1と同じである。
【0065】本例のトナーシール部材を図20、図21
に示す。トナー排出開口を封止するカバーフィルム4
は、 延伸発泡ポリプロピレン 140μm(4a) EVA系シーラント 20μm(4b) の層構成からなり、開口を形成するテアテープ5は、 ポリエステル 16μm(5a) 延伸ナイロン 25μm(5b) 低密度ポリエチレン 30μm(5c) EVA系シーラント 40μm(5d) の層構成になっている。
【0066】カバーフィルム4とテアテープ5は熱溶着
にて一体化させて(4bと5aの間)トナーシール部材
とし、実施の形態1と同様にヒートシールによってトナ
ー補給容器本体2に溶着される。
【0067】本例についても、トナーシール部材の引き
裂き開封開始部の拡大図を図22に示す。
【0068】実施の形態1同様突形状のシール部3bに
よってテアテープ5の脇を十分に溶着固定させることが
できるので、確実にカバーフィルム4を引き裂き開封さ
せることができる。(引き裂き開始部は4c)特に本例
のカバーフィルム4はフィルムの裂け性を向上させるた
めにフィルムの膜強度を低下させているので、実施の形
態1同様、突形状のシール部3bの接着強度が向上する
だけでなく、前記したデラミ現象のような層間の剥れが
生じても、突形状のシール部3bの範囲内でフィルムが
確実に裂け、層間の剥れの広がり等も抑えることができ
る。
【0069】本例のトナー補給容器の組立、製造につい
ても、実施の形態1同様トナーシール部材をトナー補給
容器本体2にヒートシールにて溶着するだけで良いこと
から、非常に簡単な組立でトナーシールの開封性能の安
定向上を達成することができる。
【0070】本例のトナー補給容器を用いて、開封テス
トを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定して
おり、又、開封も確実にテアテープの幅でカバーフィル
ムを引き裂いて開口することができた。又、シール部の
浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であった。
【0071】なお、本例のトナーシール部材は実施の形
態2、3にも適用することが可能であり、その場合にも
確実な開封性能が得られ、同様の結果となった。
【0072】(実施の形態5)本例は実施の形態1のト
ナー補給容器を用いたプロセスカートリッジの例であ
る。
【0073】本発明のプロセスカートリッジの実施の形
態について、図23から図25を用いて説明する。図2
3は本発明のプロセスカートリッジを適用した電子写真
画像形成装置の一実施の形態(レーザービームプリンタ
A)の構成説明図、図24はその外観斜視図である。ま
た、図25は本発明の実施の形態を適用したプロセスカ
ートリッジBの側断面図である。
【0074】まず、図23を用いて電子写真画像形成装
置の一例として、レーザービームプリンタAについて説
明する。このレーザービームプリンタAは、図23に示
すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体
102(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像
を形成するものである。図23に示すレーザービームプ
リンタAは、その内部にプロセスカートリッジBが装着
されている。プロセスカートリッジBは、ドラム形状の
電子写真感光体(以下、感光体ドラム107と称す)
と、感光体ドラム107を帯電する帯電ローラ108
と、トナー像を形成する現像手段109を有する。
【0075】まず、帯電ローラ108によって感光体ド
ラム107に帯電を行い、次いで、この感光体ドラム1
07に光学手段101から画像情報に応じたレーザー光
を照射して、前記感光体ドラム107に画像情報に応じ
た潜像を形成する。そして、この潜像を現像手段109
によって現像してトナー像を形成する。このとき前記ト
ナー像の形成と同期して、給紙カセット103aにセッ
トした記録媒体102を、ピックアップローラ103
b、搬送ローラ103c、103d及びレジストローラ
対103eにより反転搬送する。次いで、前記感光体ド
ラム107に形成したトナー像を、転写手段としての転
写ローラ104に電圧を印加することによって記録媒体
102上に転写する。その後、トナー像の転写を受けた
記録媒体102を搬送ガイド103fで定着手段105
へと搬送する。この定着手段105は、駆動ローラ10
5cと、ヒータ105aを内蔵する定着ローラ105b
を有する。そして、通過する記録媒体102に熱及び圧
力を印加して、転写されたトナー像を定着させる。この
記録媒体102を排出ローラ対103g、103h、1
03iで搬送し、反転経路103jを通して排出トレイ
106へと排出する。この排出トレイ106はレーザー
ビームプリンタAの装置本体114の上面に設けられて
いる。なお、揺動可能なフラッパ103kを動作させる
ことにより、反転経路103jを介することなく、排出
ローラ対103mによって記録媒体102を排出するこ
ともできる。本実施の形態においては、前記ピックアッ
プローラ103b、搬送ローラ103c、103d、レ
ジストローラ対103e、搬送ガイド103f、排出ロ
ーラ対103g、103h、103i及び排出ローラ対
103mによって搬送手段103を構成している。
【0076】図25を用いてプロセスカートリッジBに
ついて詳述する。プロセスカートリッジBは、トナーを
収納するトナー補給容器を形成するトナー枠体111
と、現像ローラ109c等の現像手段109を保持する
現像枠体112とを結合して有る。トナー枠体111は
トナー補給口111iを有し、このトナー補給口111
iから現像枠体112内へトナーを補給する。そしてプ
ロセスカートリッジBは、感光体ドラム107、クリー
ニングブレード110a等のクリーニング手段110及
び、帯電ローラ108を取り付けたクリーニング枠体1
13を、前記トナー枠体111を結合してある前記現像
枠体112に結合して構成している。このプロセスカー
トリッジBは、操作者によって装置本体114に着脱可
能なものである。
【0077】プロセスカートリッジBにおいて、帯電手
段である前記帯電ローラ108は感光体ドラム107に
接触して設けられており、この帯電ローラ108は感光
体ドラム107に従動回転するものである。画像形成の
際には、まず、感光層を有する感光体ドラム107が回
転して、その表面を帯電ローラ108への印加電圧によ
って一様に帯電する。次いで、レーザービームプリンタ
Aに設けられた光学手段101からの画像情報に応じた
レーザービーム光を、露光開口部101eを介して感光
体ドラム107へ照射し、感光体ドラム107上に潜像
を形成する。そして、この潜像を可視化するために、ト
ナーを用いて現像手段109によって現像を行う。な
お、光学手段101は、レーザーダイオード101a、
ポリゴンミラー101b、レンズ101c、反射ミラー
101dを有している。
【0078】前記現像手段109は、感光体ドラム10
7の現像領域へトナーを供給して、感光体ドラム107
に形成された潜像を現像するものである。現像手段10
9は、トナー枠体111内のトナーをトナー送り部材1
09bの回転によって、トナー補給開口111iを通じ
て現像ローラ109cへ送り出す。そして、固定磁石を
内蔵した現像ローラ109cを回転させると共に、現像
ブレード109dによって摩擦帯電電荷を付与したトナ
ー層を現像ローラ109cの表面に形成し、そのトナー
を感光体ドラム107の現像領域へ供給する。そして、
そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム107へ転
移させることによって、トナー像を形成して可視像化す
る。ここで、現像ブレード109dは、現像ローラ10
9cの周面のトナー量を規定すると共に、摩擦帯電電荷
を付与するものである。また、この現像ローラ109c
の近傍には、現像室内のトナーを循環させるトナー攪拌
部材109eを回動可能に取り付けている。
【0079】次に、装置本体114に設けられた転写ロ
ーラ104に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、
感光体ドラム107に形成されたトナー像を記録媒体1
02に転写した後に、クリーニング手段110によって
感光体ドラム107上の残留トナーを除去する。クリー
ニング手段110は、感光体ドラム107に当接して設
けられた弾性クリーニングブレード110aによって、
感光体ドラム107に残留したトナーを掻き落として、
除去トナー溜め110bへ集めるものである。プロセス
カートリッジBには、画像情報に応じた光を感光体ドラ
ム107へ照射するための露光開光部101e、及び、
感光体ドラム107を記録媒体102に対向するための
転写開口部113nが設けてある。詳しくは、露光開口
部101eはクリーニング枠体113に設けられてお
り、また、転写開口部113nは現像枠体112とクリ
ーニング枠体113との間に構成される。
【0080】このようなプロセスカートリッジBのトナ
ー枠体111には、プロセスカートリッジBの使用前に
は、トナー補給口111iは前述した実施の形態の何れ
かが施工され、トナー枠体111内に充填したトナーを
封止している。すなわち、トナー枠体111は図6に示
すところのトナー補給容器本体2に対応し、トナー補給
口111iはトナー排出開口2aに対応する。従って、
封止についての詳しい説明については、上記の実施の形
態の何れか1つを援用する。図25に示すように、プロ
セスカートリッジBの使用前には、トナー枠体111に
はトナー補給口111iを覆うようにトナーシール部材
1が設けられており、トナー枠体111内のトナーを封
止している。そして、トナーシール部材1の延出した引
出し部1hは、その先端部をプロセスカートリッジBの
外へ出している。プロセスカートリッジBの使用にあた
っては、まず延出部1hを引いて、トナー補給口111
iを封止しているトナーシール部材1を開封する。そし
て、トナーシール部材1を開封したプロセスカートリッ
ジBをレーザービームプリンタAに装着して、上述のよ
うに現像を行う。
【0081】図23、図24を用いて、プロセスカート
リッジBのレーザービームプリンタAへの装着について
説明する。レーザービームプリンタAは、ヒンジ35a
を中心に開閉部材35を開放すると、装置本体114の
左右の内壁に前下りのガイドレール(不図示)が見え
る。このガイドレ−ルに感光体ドラム107と同軸上に
ある円筒形ガイド、及び、この円筒形ガイドの後ろにあ
る細長い位置決めガイド(いずれも不図示)を挿入し
て、装置本体114の位置決め溝に円筒形ガイドを嵌め
込む。逆に、装置本体114に装着されたプロセスカー
トリッジBを取り外すときには、上記とは反対の手順で
前記ガイドレールに沿ってプロセスカートリッジBを引
き抜くことにより行う。
【0082】本実施の形態に示すプロセスカートリッジ
においても、実施の形態1のトナー補給容器を用いるこ
とにより、トナーシール部材1の確実な開封が実施でき
る。本例のプロセスカートリッジを用いて、開封テスト
を行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定してお
り、又、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口する
ことができ、トナーの排出も問題無くできた。又、シー
ル部の浮き、剥れ等も見られず、シール状態も良好であ
った。
【0083】なお、本例は実施の形態1のトナー補給容
器を用いたプロセスカートリッジの例であるが、同様に
実施の形態2〜4のトナー補給容器を用いたプロセスカ
ートリッジについても同様の結果であった。
【0084】(比較例1)本例はシール部3が一様に平
らで、特に凹凸形状を設けていない点以外は、実施の形
態1と同じである。すなわち、本例ではトナーシール部
材1の引き裂き開始部の外側両脇溶着部3bについても
他のトナー排出開口周縁溶着部と同様、平らなシール治
具(不図示)にてヒートシールした。
【0085】本例のトナー補給容器についても、開封テ
ストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で安定し
ており、又、開封も確実に引き裂き部で引き裂けて開口
することができた。
【0086】又、シール部の浮き、剥れ等も見られず、
シール状態も良好であった。
【0087】なお、実施例2、3同様、製造上のばらつ
きを考慮したラチチュード確認テストとして、表層の2
軸延伸ポリエステルと第2層のアルミ箔の層間及び第2
層のアルミ箔と第3層の2軸延伸ポリエステルの層間の
接着強度を低下させたサンプルを用いて開封テストを行
ったところ、デラミ現象による層間の剥れは突形状の凹
凸のないシール部3b内で止まらず、シール端部まで剥
れるようなかなり大きくなる物が生じた。これにより開
封することはできたが開封強度も約1、2kgf程度上
昇する傾向があり、組立のラチチュードは実施の形態
2、3よりも狭くなった。
【0088】
【発明の効果】本発明品を用いることにより次の効果が
得られる。トナー排出開口を封止するシール部材の一部
を引き裂いて開封するトナー補給容器及びプロセスカー
トリッジにおいて、引き裂き開始部脇の溶着強度を向上
させ、かつシール部材の表層部の剥離進行を防止して、
確実にシール部材を引き裂き開封することができる。
【0089】又、本発明のトナー補給容器の組立、製造
においても、製造工程が増えることもなく組立のコスト
アップも無い非常に簡単な組立でトナーシールの開封性
能の安定向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の層構成を示す断面図である。
【図2】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の層構成を示す断面図である。
【図3】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の層構成を示す断面図である。
【図4】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の構成を示す平面図である。
【図5】実施の形態1のトナー補給容器に用いるシール
部材の部分拡大平面図である。
【図6】実施の形態1のトナー補給容器を示す斜視図で
ある。
【図7】実施の形態1のトナー補給容器のシールパター
ンを示す平面図である。
【図8】実施の形態1のトナー補給容器のシール治具形
状を示す部分拡大平面図である。
【図9】実施の形態1のトナー補給容器のシール治具形
状を示す部分拡大縦断面図である。
【図10】実施の形態1のトナー補給容器のシール治具
形状を示す部分拡大図である。
【図11】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシー
ル開封途中状態を示す斜視図である。
【図12】実施の形態1のトナー補給容器のトナーシー
ル開封終了状態を示す斜視図である。
【図13】実施の形態1のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大平面図である。
【図14】実施の形態1のトナー補給容器のシール状態
を示す断面図である。
【図15】実施の形態2のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大図である。
【図16】トナー補給容器のシール部材の開封初期状態
においてデラミ現象を示す斜視図である。
【図17】実施の形態2のトナー補給容器のシール状態
を示す断面図である。
【図18】実施の形態2のトナー補給容器のシール開封
初期状態を示す斜視図である。
【図19】実施の形態3のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大平面図である。
【図20】実施例4のトナー補給容器に用いるシール部
材の構成を示す平面図である。
【図21】実施の形態4のトナー補給容器に用いるシー
ル部材の層構成を示す断面図である。
【図22】実施の形態4のトナー補給容器のシール部を
示す部分拡大図である。
【図23】レーザービームプリンタAの構造を示す縦断
面図である。
【図24】レーザービームプリンタAの外観を示す斜視
図である。
【図25】プロセスカートリッジBの構造を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
A…レーザービームプリンタ B…プロセスカートリッジ 1…トナーシール部材 1a…表層 1b…レーザ遮断
層 1c…引き裂きガイド層 1d…シーラント層 1
e…引き裂き部形状 1e′…空隙 1f…引き裂き部
1g…封止部 1h…引出し部 1i…接続部 1j
…先端エッジ部1l(エル)…符号 1m…シール部材 2…トナー補給容器本体 2a…トナー排出開口 3…シール部 3′…シール治具 3a…短手部 3b
…突形状のシール部 3b′…突形状部 3bー1…シール部 4…カバーフィルム 4a…延伸発泡ポリプロピレン
4b…EVA系シーラント 4c…引き裂き開始部 5…テアテープ 5a…ポリエステル 5b…延伸ナイ
ロン 5c…低密度ポリエチレン 5d…EVA系シー
ラント 35…開閉部材 35a…ヒンジ 101…光学手段 101a…レーザーダイオード 1
01b…ポリゴンミラー 101c…レンズ 101d
…反射ミラー 101e…露光開口部 102…記録媒体 103a…給紙カセット 103b…ピックアップロー
ラ 103c,103d…搬送ローラ 103e…レジ
ストローラ対 103f…搬送ガイド 103g,10
3h,103i…排出ローラ対 103j…反転径路
103k…フラッパ 104…転写ローラ 105…定着手段 105a…ヒータ 105b…定着
ローラ 105c…駆動ローラ 106…排出トレイ 107…電子写真感光体(感光体ドラム) 108…帯電ローラ 109…現像手段 109b…トナー送り部材 109
c…現像ローラ 109d…現像ブレード 109e…
トナー攪拌部材 110…クリーニング手段 110a…クリーニングブ
レード 110b…除去トナー溜め 111…トナー枠体 111i…トナー補給口 112…現像枠体 113…クリーニング枠体 113n…転写開口部 114…装置本体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体にトナーを補
    給するトナー補給容器において、前記トナー補給容器の
    本体に設けられたトナーを排出するためのトナー排出開
    口を封止するトナーシール部材が前記トナー排出開口を
    封止する封止部と封止部から延出して折り返され開封時
    に引張られる自由端部を有していて、開封時には前記封
    止部の一部を引き裂いて開封するトナー補給容器であっ
    て、前記トナーシール部材を前記トナー補給容器本体に
    溶着して固定する際に、前記トナー排出開口周縁部と前
    記トナーシール部材の引き裂き開始部の外側両脇部を溶
    着固定し、なおかつ前記トナーシール部材の引き裂き開
    始部の外側両脇溶着部には前記トナーシール部材の表層
    側から凹凸形状を設けたことを特徴とするトナー補給容
    器。
  2. 【請求項2】 前記凹凸形状部について前記トナーシー
    ル部材の引き裂き開封方向と平行になる形状であること
    を特徴とする請求項1に記載のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 前記凹凸形状部について引き裂き開封方
    向の上流から下流に向かって、前記トナー補給容器内部
    に向かう斜めの形状であることを特徴とする請求項1に
    記載のトナー補給容器。
  4. 【請求項4】 前記トナーシール部材が少なくとも表
    層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層
    から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザー
    を照射して引き裂きガイド層又は引き裂きガイド層及び
    シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有して
    いて、使用時に前記引き裂き部を引き裂いて開封するこ
    とを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載のト
    ナー補給容器。
  5. 【請求項5】 前記トナーシール部材が前記トナー補給
    容器本体のトナー排出開口を封止するカバーフィルム
    と、前記カバーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅に
    前記カバーフィルムを引き裂いて開封するテアテープに
    より構成されていることを特徴とする請求項1から3の
    何れか1つに記載のトナー補給容器。
  6. 【請求項6】 前記トナー補給容器の本体に設けられた
    トナーを排出するためのトナー排出開口を封止するトナ
    ーシール部材が前記トナー排出開口を封止する封止部と
    封止部から延出して折り返され開封時に引張られる自由
    端部を有していて、開封時には前記封止部の一部を引き
    裂いて開封するトナー補給容器であって、前記トナーシ
    ール部材を前記トナー補給容器本体に溶着して固定する
    際に、前記トナー排出開口周縁部と前記トナーシール部
    材の引き裂き開始部の外側両脇部を溶着固定し、なおか
    つ前記トナーシール部材の引き裂き開始部の外側両脇溶
    着部には前記トナーシール部材の表層側から凹凸形状を
    設けたトナー補給容器の製造方法であって、前記トナー
    シール部材の引き裂き開始部の外側両脇溶着部に相対す
    る溶着治具の表面に凹凸形状を設けて溶着することを特
    徴とするトナー補給容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記凹凸形状部について前記トナーシー
    ル部材の引き裂き開封方向と平行になる形状であること
    を特徴とする請求項6に記載のトナー補給容器の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記凹凸形状部について引き裂き開封方
    向の上流から下流に向かって、前記トナー補給容器内部
    に向かう斜めの形状であることを特徴とする請求項6に
    記載のトナー補給容器の製造方法。
  9. 【請求項9】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジであって、電子写真感光体と、前記電子写
    真感光体に作用するプロセス手段と、トナーが収納され
    ているトナー補給容器とを有し、前記トナー補給容器が
    容器本体に設けられたトナーを排出するためのトナー排
    出開口を封止するトナーシール部材が前記トナー排出開
    口を封止する封止部と封止部から延出して折り返され開
    封時に引張られる自由端部を有していて、開封時には前
    記封止部の一部を引き裂いて開封するトナー補給容器で
    あって、前記トナーシール部材を前記トナー補給容器本
    体に溶着して固定する際に、前記トナー排出開口周縁部
    と前記トナーシール部材の引き裂き開始部の外側両脇部
    を溶着固定し、なおかつ前記トナーシール部材の引き裂
    き開始部の外側両脇溶着部には前記トナーシール部材の
    表層側から凹凸形状を設けたことを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記凹凸形状部について前記トナーシ
    ール部材の引き裂き開封方向と平行になる形状であるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  11. 【請求項11】 前記凹凸形状部について引き裂き開封
    方向の上流から下流に向かって、前記トナー補給容器内
    部に向かう斜めの形状であることを特徴とする請求項9
    に記載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記トナーシール部材が少なくとも表
    層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層
    から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレーザー
    を照射して引き裂きガイド層又は引き裂きガイド層及び
    シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有して
    いて、使用時に前記引き裂き部を引き裂いて開封するこ
    とを特徴とする請求項9から11の何れか1つに記載の
    プロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記トナーシール部材が前記トナー補
    給容器本体のトナー排出開口を封止するカバーフィルム
    と、前記カバーフィルムに裏打ちされ開封時にその幅に
    前記カバーフィルムを引き裂いて開封するテアテープに
    より構成されていることを特徴とする請求項9から11
    の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 電子写真感光体と、前記電子写真感光
    体に作用するプロセス手段と、トナーが収納されている
    トナー補給容器とを有し、前記トナー補給容器が容器本
    体に設けられたトナーを排出するためのトナー排出開口
    を封止するトナーシール部材が前記トナー排出開口を封
    止する封止部と封止部から延出して折り返され開封時に
    引張られる自由端部を有していて、開封時には前記封止
    部の一部を引き裂いて開封するトナー補給容器であっ
    て、前記トナーシール部材を前記トナー補給容器本体に
    溶着して固定する際に、前記トナー排出開口周縁部と前
    記トナーシール部材の引き裂き開始部の外側両脇部を溶
    着固定し、なおかつ前記トナーシール部材の引き裂き開
    始部の外側両脇溶着部には前記トナーシール部材の表層
    側から凹凸形状を設けたプロセスカートリッジの製造方
    法であって、前記トナーシール部材の引き裂き開始部の
    外側両脇溶着部に相対する溶着治具の表面に凹凸形状を
    設けて溶着することを特徴とするプロセスカートリッジ
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記凹凸形状部について前記トナーシ
    ール部材の引き裂き開封方向と平行になる形状であるこ
    とを特徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッ
    ジの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記凹凸形状部について引き裂き開封
    方向の上流から下流に向かって、前記トナー補給容器内
    部に向かう斜めの形状であることを特徴とする請求項1
    5に記載のプロセスカートリッジの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104238308A (zh) * 2013-06-05 2014-12-24 佳能株式会社 显影剂容纳单元、显影装置、处理盒及成像设备
KR101745790B1 (ko) * 2015-10-30 2017-06-20 캐논코리아비즈니스솔루션 주식회사 토너 누출 방지 실링 테이프의 회전식 제거 장치

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