JPH11352763A - 現像剤収納容器、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像剤収納容器、及びプロセスカートリッジ

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JPH11352763A
JPH11352763A JP10173900A JP17390098A JPH11352763A JP H11352763 A JPH11352763 A JP H11352763A JP 10173900 A JP10173900 A JP 10173900A JP 17390098 A JP17390098 A JP 17390098A JP H11352763 A JPH11352763 A JP H11352763A
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toner
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浩海 森永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温・高湿等の苛酷環境下においてもシール
部材と端部シールが疑似接着せず、シール部材の摺動強
度すなわち開封強度の大幅な増大がなくかつ開封操作性
が良好な現像剤収納容器及びプロセスカートリッジを提
供すること。 【解決手段】 現像剤を収納する容器本体11bに前記
現像剤を排出するための排出口11cを形成すると共
に、前記排出口11cの長手寸法よりも長いシール部材
13で該排出口11cを封止して密閉し、前記シール部
材13を折り返して引き出し開封するようにした現像剤
収納容器において、該シール部材13のシーラント面の
引き出し部分に、低摩擦部材16a,16bを配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、プ
リンタ等の画像形成装置の現像装置に現像剤(トナー)
を供給するために用いられる現像剤収納容器、及び現像
剤を担持する現像担持体を備える現像器に現像剤を供給
する現像剤収納容器を備えて画像形成装置の装置本体に
取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置(電子写真画像
形成装置)がプリンタや複写機等に使用されているが、
この電子写真記録装置の現像装置には現像剤(ここでは
トナーという)が使用されている。
【0003】ここで、このトナーは画像形成プロセスの
進行に伴って消費されるため、適時に補給を行う必要が
ある。なお、このトナー補給にはトナー収納容器(現像
剤収納容器)が用いられているが、このトナー収納容器
には、複写機等の現像装置にトナーを一度補給するトナ
ー収納容器として用いられるもののほかに、コンピュー
タ、ファクシミリ、CAD等の情報端末の端末装置のプ
リンタに使用されるプロセスカートリッジのトナー収納
容器として用いられるものがある。
【0004】ところで、主にプロセスカートリッジで
は、トナー収納容器の容器開口部(トナー排出口)をト
ナーシール(シール部材)で封止し、トナーを担持する
現像ローラ(現像担持体)などを備える現像器にトナー
を排出する際には、そのトナーシールを外部から引き抜
き除去して開封する操作を行うことにより、トナー収納
容器の容器開口部より現像器側へトナーの排出が可能と
なる。現像器にはトナーシールの長手方向の両端部と対
向する位置にトナーシールを挟んだ状態でトナー収納容
器に当接する弾性を有した端部シールが設けられ、該端
部シールによりトナーシール開封時のトナー漏れを防止
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のトナ
ー収納容器、或いはプロセスカートリッジでは、保管環
境が高温・多湿の環境下にある場合、トナーシールと端
部シールが疑似接着してしまい、特にトナーシールの引
き始めの摺動強度すなわち開封強度が重くなることがあ
る。またトナーシールの引き始めから、トナーの付着し
た部分が端部シールに到達するまでの摺動強度すなわち
開封強度が重くなることがある。
【0006】本発明は上記従来技術を更に発展させたも
のであり、その主要な目的は、高温・高湿等の苛酷環境
下においてもシール部材と端部シールが疑似接着せず、
シール部材の摺動強度すなわち開封強度の大幅な増大が
なくかつ開封操作性が良好な現像剤収納容器、及びプロ
セスカートリッジを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の現像剤収納容器
は、 (1):現像剤を収納する容器本体に前記現像剤を排出
するための排出口を形成すると共に、前記排出口の長手
寸法よりも長いシール部材で該排出口を封止して密閉
し、前記シール部材を折り返して引き出し開封するよう
にした現像剤収納容器において、該シール部材のシーラ
ント面の引き出し部分に、低摩擦部材を配置したことを
特徴としている。 (1−2):画像形成装置の現像装置の現像器に着脱可
能な現像剤収納容器であって、現像剤を収納する容器本
体に前記現像剤を前記現像装置の現像器に排出するため
の排出口を形成すると共に、前記排出口の長手寸法より
も長いシール部材で該排出口を封止して密閉し、前記シ
ール部材を折り返して引き出し開封するように構成さ
れ、前記シール部材の開封引き出しの際、少なくともシ
ール部材を引き出す側の、前記現像器に設けられた端部
シールと該シール部材のシーラント面が当接する部分に
低摩擦部材を配置したことを特徴としている。
【0008】本発明のプロセスカートリッジは、 (2):画像形成装置の画像形成装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジにおいて、少なくとも現像担持体
を備えた現像器と、前記現像器に供給するための現像剤
を収納する現像剤収納容器とを有し、前記現像剤収納容
器は現像剤を収納する容器本体に前記現像剤を前記現像
器に排出するための排出口を形成すると共に、前記排出
口の長手寸法よりも長いシール部材で該排出口を封止し
て密閉し、前記シール部材を折り返して引き出し開封す
るように構成され、該シール部材のシーラント面の引き
出し部分に、低摩擦部材を配置したことを特徴としてい
る。
【0009】(作用)本発明の現像剤収納容器及びプロ
セスカートリッジによれば、シール部材のシーラント面
の引き出し部分に配置した低摩擦部材により、シール部
材を開封する際の摺動強度すなわち開封強度を低減で
き、かつ高温・高湿環境で保管した後の開封強度の上昇
も抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像剤収納容
器及びプロセスカートリッジを添付図面に基づいて説明
する。
【0011】〔第1の実施の形態〕本実施の形態では、
電子写真方式の画像形成プロセスを用いて電子写真感光
体に画像を形成する電子写真画像形成装置の電子写真画
像形成装置本体に取り外し可能に装着されるプロセスカ
ートリッジを例示している。
【0012】(電子写真画像形成装置の構成)図1は電
子写真画像形成装置の外観図、図2は電子写真画像形成
装置の内部構成を示す概略断面図である。本実施の形態
にあっては、電子写真画像形成装置としてレーザービー
ムプリンタを例示している。
【0013】本実施の形態に係るプロセスカートリッジ
Bは、図1及び図2に示す電子写真画像形成装置(以
下、画像形成装置という)Aの電子写真画像形成装置本
体(以下、装置本体という)A1の上部に設けたカート
リッジカバー(開閉部材)A2を開閉することによっ
て、図2に示す矢印X方向で装置本体A1に取り外し可
能に装着できる。
【0014】画像形成装置(レーザービームプリンタ)
Aは、図2に示すように、電子写真画像形成プロセスに
よって記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布
等)に画像を形成するものである。そしてドラム形状の
電子写真感光体7(以下、感光体ドラムと称す)にトナ
ー像を形成する。詳しくは、帯電手段8によって感光体
ドラム7の帯電を行い、次いでこの感光体ドラム7に光
学手段1から画像情報に応じたレーザ光を照射して前記
感光体ドラム7に潜像を形成する。そしてこの潜像を現
像手段9によって現像してトナー像を形成する。そして
前記トナー像の形成と同期して、給紙カセット3aにセ
ットした記録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ロ
ーラ対3c,3d及びレジストローラ対3eで反転搬送
する。次いで、プロセスカートリッジBの有する前記感
光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての転
写ローラ4に電圧をかけることによって記録媒体2に転
写する。その後トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬
送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。この定着手段
5は駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定着ロー
ラ5bを有する。そして通過する記録媒体2に熱及び圧
力を印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこ
の記録媒体2を排出ローラ対3g,3h,3iで搬送
し、反転経路3jを通して排出トレイ6へと排出する。
この排出トレイ6は画像形成装置Aの装置本体A1の上
面に設けられている。
【0015】(プロセスカートリッジの構成)次に、プ
ロセスカートリッジについて図3及び図4を参照して説
明する。
【0016】図3はプロセスカートリッジの外観斜視
図、図4はプロセスカートリッジの側面の略断面図であ
る。
【0017】前記プロセスカートリッジBは、現像ユニ
ットU1とクリーニングユニットU2とが図示しない丸
いピンの結合部材によって回転可能に結合されてハウジ
ングを構成している。そしてこのハウジングが装置本体
A1に取り外し可能に装着される。そして現像ユニット
U1は、現像剤収納容器としてのトナー枠体11と、現
像手段9及び現像手段9を支持する現像枠体12とを有
する。また、クリーニングユニットU2は、感光体ドラ
ム7と、帯電手段8と、クリーニング手段10と、これ
らの感光体ドラム7、帯電手段8及びクリーニング手段
10を支持するクリーニング枠体13と、ドラムシャッ
タ部材18とを有する。
【0018】ドラムシャッタ部材18は、プロセスカー
トリッジBを装置本体A1から取り外したときに感光体
ドラム7を覆い、これを長時間光に晒される、或いは異
物との接触等から保護するためのものであり、図示しな
いリンク機構を介して現像ユニットU1に回動可能に取
り付けられている。
【0019】前記プロセスカートリッジBは、図3に示
すように、感光層を有する感光体ドラム7を回転し、そ
の表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によ
って一様に帯電する。次いで光学手段1からの画像情報
に応じたレーザー光を露光開口部1eを介して感光体ド
ラム7へ照射して潜像を形成する。そしてこの潜像をト
ナーを用いて現像手段9によって現像する。すなわち帯
電ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられてお
り、感光体ドラム7に従動回転する。また、現像手段9
は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感
光体ドラム7に形成された潜像を現像する。ここで前記
現像手段9は、後述するトナー枠体11内のトナーTを
トナー送り部材9bの回転によって現像担持体である現
像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵した
現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9d
によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ
9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の現
像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応
じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像
を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9dは、
現像ローラ9cの周面のトナー量を規定すると共に摩擦
帯電電荷を付与するものである。またこの現像ローラ9
cの近傍には現像器12b内のトナーを循環させるトナ
ー攪拌部材9eを回転可能に取り付けている。
【0020】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
ここでクリーニング手段10は感光体ドラム7に当接し
て設けられた弾性クリーニングブレード10aによって
感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として廃トナ
ー溜め10bへ集める。
【0021】(現像ユニットの構成)次に、前記現像ユ
ニットU1について、図4ないし図7を用いて詳細に説
明する。
【0022】図5はプロセスカートリッジの現像ユニッ
トとクリーニングユニットを分離させた状態をあらわす
外観斜視図であり、(a)は現像ユニットの外観斜視
図、(b)はクリーニングユニットの外観斜視図であ
る。図6は現像ユニットを構成する現像枠体の外観斜視
図、図7は同じく現像ユニットを構成するトナー枠体の
外観斜視図である。
【0023】現像ユニットU1は、図4、図6及び図7
に示すように、トナー枠体11と現像枠体12とから構
成されており、前記トナー枠体11と前記現像枠体12
の長手方向において、前記現像枠体12に略平行に1本
ずつ設けた溶着リブ12aが、前記トナー枠体11の相
対向するフランジ11aに一体的に溶着される。また前
記現像枠体12の長手方向両端部には図6に示すよう
に、弾性を有する端部シール(1)14及び端部シール
(2)15が両面テープで固定されている。
【0024】(トナー枠体(現像剤収納容器)の構成)
次にトナー枠体11について、図8ないし図10を用い
て説明する。図8はトナー枠体を構成するトナー容器の
外観斜視図、図9はトナー容器のトナー排出口を密封す
るトナーシールに配置される低摩擦部材を表わす図であ
り、(a)はトナーシールの引き出し部分に低摩擦部材
を配置した状態を表わす図、(b)はトナーシールの引
き出し部分の長手方向全域に低摩擦部材を配置した状態
を表す図である。
【0025】トナー枠体11は、図9に示すように、ト
ナーを収納するトナー容器(容器本体)11bと、シー
ル部材としてのフィルム状の可撓性を有するトナーシー
ル13と、低摩擦部材16a(図9の(a)参照)もし
くは低摩擦部材16b(図9の(b)参照)とで構成さ
れる。このトナー容器11bには、現像枠体12の現像
器12bにトナーを供給するために図8に示すトナー排
出口11cが設けられている。このトナー排出口11c
の周囲には図9に示すように、トナー排出口11cを密
閉するためのトナーシール13が溶着される。このトナ
ーシール13は、トナー排出口11cの長手寸法よりも
長くなるように形成され、トナー排出口11cの長手方
向一端13aで折り返された長手方向帯状の引き出し部
13bの先端13b1をトナー容器11bに設けた手掛
けとなる把手部材11tに取り付けてある。この把手部
材11tはトナー容器11cと一体成形されており、ト
ナー容器11cとつながる部分を特に薄くして切り離せ
るようにしてある。
【0026】このトナーシール13は、上述したように
トナー排出口11cを封止してトナー容器11b内にト
ナーを密閉することにより、プロセスカートリッジBが
使用開始されるまでの間にトナー容器11bに収納され
ているトナーが現像器12bに排出されるのを防止して
いる。そして、トナーシール13には、図9の(a)に
示すようにその引き出し部13bの先端部分に該引き出
し部13bよりも摩擦係数の小さい低摩擦部材16a
を、或いは図9の(b)に示すようにその引き出し部1
3bの長手方向全域に該引き出し部13bよりも摩擦係
数の小さい低摩擦部材16bを配置している。なお、低
摩擦部材16a,16bの配置及び材質については後で
詳しく説明する。
【0027】ちなみに、前記トナーシール13の材質と
しては、ポリエステル基材にエチレン=酢酸ビニル共重
合体系のシーラント層をラミネートした、総厚さ0.0
95〜0.244mmのフィルムを用いた。
【0028】詳しくは、トナーシール13は図17及び
図18に示すように、炭酸ガスレーザーにて連続的に熱
溶融された引き裂きガイド13c(31c1)を有する
引き裂きガイド層31cを備え、層構成が、表層31
a、レーザー遮断層31b、引き裂きガイド層31c、
シーラント層31dからなる。そして前記引き裂きガイ
ド13cに従ってトナーシール13は破断されて引き裂
き部となるものである。
【0029】表層31aは、2軸延伸ポリエステルフィ
ルム(PET)が用いられ、トナー枠体11のトナー容
器11bにヒートシールする場合にはヒートシール条件
を最大限に拡大でき、しかもフィルム強度を保ちつつ引
き裂き性能を確保するために、厚さは10μm〜80μ
mが好ましく、更に好ましくは12μm〜17μmとす
る。
【0030】本実施の形態ではトナーシール13の表層
31aとしては、厚さ12μmの2軸延伸PETを用い
た。
【0031】レーザー遮断層31bとしては、炭酸ガス
レーザーRを光吸収しないことは当然、炭酸ガスレーザ
ーRにてシーラント層31d側より照射された場合に表
層31aが引き裂きガイド層31cの熱溶融時の輻射熱
により結晶化が進みフィルム強度が脆弱し弱くなること
を確実に抑制するためにアルミ箔が用いられ、アルミ箔
の厚みは5〜15μmが好ましく、更に好ましくは7μ
m〜12μmとし、本実施の形態では約7μmとした。
【0032】引き裂きガイド層31cは2軸延伸ポリエ
ステルフィルム(PET)が用いられ、炭酸ガスレーザ
ーRに最適な光吸収を行い、レーザー照射部分31c1
がレーザー光の連続的照射に伴い確実に光吸収により熱
溶融し引き裂きガイド13cとし、更にレーザー吸収過
大でシーラント層31dのダメージが出ず、しかもレー
ザー加工スピードダウンを行わずにレーザー加工を行え
るように厚さ40μm〜70μmが好ましく、更に好ま
しくは40μm〜60μmとし、本実施の形態では約5
0μmとした。
【0033】シーラント層31dとしては、ヒートシー
ル性、及び接着強度が充分なエチレン=酢酸ビニル共重
合体(EVA)を含むシーラント層とした。シーラント
層31dの厚みは40μm〜80μmが好ましい。さら
に好ましくは40μm〜60μmとし、本実施の形態で
は約50μmとした。
【0034】更、前記シーラント層31d中の酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)のシーラント含有比が10wt%
以下であり、エチレン=酢酸ビニル共重合体のゲイバー
ミエーションによる分子量分布が分子量10万未満には
極大を有さず、分子量10万以上に少なくとも1つの極
大を有することを特徴とする。
【0035】以上のようなトナーシール13に関し、シ
ーラント層31dに対してレーザー照射によるダメージ
を与えず、引き裂きガイド層31cを熱溶融させて4層
構成の内の1層をレーザー加工するものである。
【0036】又、表層31aからシーラント層31dま
でのそれぞれ各層はドライラミネートで接着固定され
る。
【0037】本実施の形態ではドライラミネート後のフ
ィルム厚みを約128μmとした。
【0038】ここで、前述の如く一体化されたプロセス
カートリッジB、更に詳しくは現像ユニットU1の結合
部の構成を、更に詳しく説明する。
【0039】現像ユニットU1において、現像枠体12
とトナー枠体11の結合には、現像枠体12もしくはト
ナー枠体11のいずれか一方に該枠体の長手方向でほぼ
平行に1本ずつ存在する溶着リブ12aを設け、この溶
着リブ12aを超音波溶着により相手方の枠体と結合、
固定している。
【0040】ちなみに、トナー枠体11、現像枠体12
を形成する材質としては、プラスチック例えばポリスチ
レン、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、
ポリプロピレン等である。
【0041】また、現像枠体12の長手方向の両端部に
は前述したように、弾性を有する帯状の端部シール
(1)14と端部シール(2)15が両面テープ等で固
定されている(図6参照)。
【0042】ここで図10を用いて端部シール(1)1
4および端部シール(2)15の位置関係を説明する。
図10は前記現像枠体とトナー枠体が結合された時の、
端部シール(1)および端部シール(2)の位置関係を
表した図である。
【0043】この端部シール(1)14及び(2)15
は現像枠体12の両端部でトナーシール13を挟んだ状
態でトナー容器11bに当接する。そのとき端部シール
(1)14と端部シール(2)15は、その弾性(端部
シールの厚さ方向の寸法が圧縮された状態)によってト
ナーシール13を挟んだ状態で両枠体11,12に密着
する。これら端部シール(1)14,(2)15の働き
としては2つあげられる。
【0044】1)トナーシール13を開封して引き抜い
た際、トナー容器11bから現像器12bにトナーが排
出されたときに、トナーシール引出側(端部シール
(2)15側)とその反対側(端部シール(1)14
側)からトナーが洩れるのを防止する。
【0045】2)トナーシール13を開封して引き抜く
際に、トナー排出口11cを密封していた前記トナーシ
ール13のシーラント面(トナー排出口11c側の面)
にトナーがすでに付着している部分が、端部シール
(2)15を通過して外に引き抜かれるとき、端部シー
ル(2)15が該部分の付着したトナーを除去し、トナ
ーシール13と共にトナーがトナー容器11b外に飛び
出す・噴き出すのを防止する。
【0046】ところで、このようなプロセスカートリッ
ジBにおいて、保管環境が高温・多湿の環境下にある場
合、トナーシール13の引き出し部13bのシーラント
面と端部シール(1)14,(2)15が疑似接着して
しまい、トナーシール13の摺動強度すなわち開封強度
が重くなる場合がある。特に引き始めの強度が高く、通
常39N〜54N(4〜5kgf台)の引張力に対して
68〜80N(7〜8kgf台)の引張力をかけないと
トナーシール13が動かない場合がある。
【0047】この場合、一旦トナーシール13が動き出
せば、トナーが直接接触しないシーラント面の摺動強度
すなわち開封強度は最大29〜40N(3〜4kgf
台)と差し支えない程度に収まるが、通常では20N
(2kgf台)の開封強度に比べると明らかに操作性が
劣ってしまう。
【0048】一方、トナーシール13のシーラント面の
中で、シーラント面がトナー容器11b内のトナーと接
触している部分は、トナーが付着しているため、端部シ
ール(2)15と摺動する際、トナーが端部シール
(2)15とトナーシール13の間に介在する状態とな
っているため摺動強度すなわち開封強度は通常の10N
〜20N(1〜2kgf台)とあまり変わらない。
【0049】そこで、本実施の形態では、かゝる問題
点、即ち、 1)トナーシール13を開封する際に引き始めのトナー
シール13が動き出すときにかかる初期の摺動強度すな
わち開封強度が重くなること、 2)引き始めから、トナーの付着したシーラント面の部
分が端部シール(2)15に到達するまでの開封強度が
重くなることを解消するため、図10の(a)に示すよ
うに、トナーシール13のシーラメント面の、端部シー
ル(2)15とトナー枠体11との当接する部分、及び
該当接する部分のその前後5〜15mmの範囲にフィル
ム状の低摩擦部材16aを配置する構成とした。
【0050】また、図10の(b)に示すように、現像
枠体12に固定した端部シール(1)14から端部シー
ル(2)15にわたってこれらの端部シール(1)1
4,(2)15に相対向するトナーシール13のシーラ
ント面の長手方向全域にフィルム状の低摩擦部材16b
を配置する構成とした。
【0051】このようにトナーシール13のシーラメン
ト面に低摩擦部材16a,16bを配置する場合、低摩
擦部材16bの短手寸法がトナーシール13の短手寸法
の75%以上100%未満であることが好ましい。
【0052】(トナーシールを開封する摺動強度の測定
とその評価)そこで、本実施の形態では、トナーシール
13を引き抜く際の摺動強度すなわち開封強度を測定し
て、トナーシール13の開封強度の低減効果を確認し
た。以下に、その測定条件及び要領について説明する。
【0053】後述する表1〜表4において、『実施例
1』とは、トナーシール13のシーラメント面の端部シ
ール(2)15とトナー枠体11との当接する部分に低
摩擦部材16aを配置した構成の現像ユニットU1(図
10の(a)参照)を指す。『実施例2』とは、現像枠
体12に固定した端部シール(1)14から端部シール
(2)15にわたってこれらの端部シール(1)14,
(2)15に相対向するトナーシール13のシーラント
面の長手方向全域に低摩擦部材16bを配置した現像ユ
ニットU1(図10の(b)参照)を指す。
【0054】低摩擦部材16a,16bの材質として
は、ポリエステル基材(以下PETと記す)、厚さ0.
07mmの粘着テープとした。さらに詳しくは、日東電
工(株)製であって、ホールディングテープと呼ばれ
る、主に電気製品の部品抑え(梱包)等に使われるもの
を用いた。またホールディングテープの表面にシリコン
が蒸着処理されたものを用い(表中、『実施例1』、
『実施例2』及びその他の実施例である『その他1』〜
『その他5』参照)、その他の実施例である『その他
1』から『その他21』において、表面に何も処理しな
いもの(『その他6』〜『その他9』及び『その他1
2』〜『その他19』参照)と低摩擦部材16a,16
bの材質そのものを変えたもの(『その他10』及び
『その他11』参照)で摺動強度すなわち開封強度の低
減効果の確認に用いた。
【0055】端部シール(1)14,(2)15の材質
としては、ポリウレタンフォームのスポンジ状のものを
用いた。更に詳しくは、(株)イノアックコーポレーシ
ョン製であって、材質がモルトプレンと呼ばれる名称の
ものを用いた。
【0056】なお、このモルトプレンで端部シール
(1)14および(2)15を作成し、現像枠体12の
両端部でトナーシール13を挟んだ状態でトナー容器1
1bに当接させたが、このときの端部シール(1)14
および(2)15の、厚さ方向の寸法が圧縮された状態
を数値的に表わすための表現方法として、以下『つぶし
量』と称して述べることにする。
【0057】
【数1】 であり、本実施の形態では圧縮後の厚さは1mmの固定
値とした。一方、圧縮前の厚さは2.5mmないし4.
5が望ましく、さらに望ましくは2.8ないし、3.3
mmが望ましく、最も望ましくは3mmであり、本実施
例1及び2では3mmとし、表中、その他の実施例であ
る『その他』には一部2.5mm(『その他4』及び
『その他5』参照)と、4.5mm(『その他2』及び
『その他3』、『その他14』〜『その他21』参照)
を用いた。これらの寸法を基に算出した値をつぶし量と
した。よって、『つぶし量』が小さいほど端部シール
(1)14,(2)15が圧縮されており、トナーシー
ル13の摺動強度すなわち開封強度は上昇する方向に変
化する。
【0058】次に、本実施例1及び2の低摩擦部材16
a,16b及びトナーシール13及び端部シール(1)
14,(2)15の主要寸法を次に記す(図11、図1
2、図13参照)。
【0059】 低摩擦部材16a,16bの短手共通寸法 (L1): 30mm 低摩擦部材16aの長手寸法 (L2): 40mm 低摩擦部材16bの長手寸法 (L3):343mm トナーシール13の巾寸法 (L4): 35mm 端部シール(1)14における トナーシール長手方向の当接寸法 (L5): 9mm 端部シール(2)15における トナーシール長手方向の当接寸法 (L6): 19mm トナー排出口11cの長手寸法 (L7):301mm トナー排出口11cの短手寸法 (L8): 35mm 低摩擦部材16bの使用時における トナーシール端部からの余白寸法 (Lc): 2mm (一定値) 端部シール(1)14、(2)15の 厚さ共通寸法 (t): 3mm 次に、以上に示した現像ユニットU1を用いて、トナー
シール13の摺動強度すなわち開封強度を測定、確認し
た。尚、確認における測定条件、要領は以下の通りであ
る(図14参照)。
【0060】確認要領:前記現像ユニットU1をカート
リッジとして完成させ、常温、常湿(23℃・50%)
環境下および高温・高湿(40℃・95%)環境下でそ
れぞれ1ヶ月保管した後に摺動強度すなわち開封強度
(以下、開封強度という)を測定した。
【0061】開封時の引張速度:9000mm/min 測定箇所:図14に示すように、トナーシール13の開
封方向O(おおむね真っ直ぐ、略水平)に向けて開封
し、引き始めの開封強度D1、トナー排出口11cをシ
ールする範囲Yが見えるまでの開封強度D2のそれぞれ
最大値を測定する。
【0062】次に、既述したその他の実施例として、
『端部シール(1)14におけるトナーシール13の長
手方向の当接寸法最大値(15mm)』、『端部シール
(1)14および(2)15の厚さ』、『低摩擦部材1
6aならびに低摩擦部材16bの材質、当接面(表面)
処理有無』を保管環境、用いた低摩擦部材16a,16
bの長手寸法・短手寸法別にそれぞれ変化させて評価確
認を行った。
【0063】そして、その結果は下記の表1及び表2に
示す通りである。なお、表1と表2は本来同一紙面上に
続けて記載すべきものであるが、紙面の関係上、二つに
分けて表記した。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】 表1及び表2から明らかな通り、本実施の形態の所謂範
囲のもの、即ち『つぶし量』が3mmで、かつ低摩擦部
材16a,16bとしてのホールディングテープの表面
にシリコンが蒸着処理されたもの(『実施例1』、『実
施例2』及び『その他1』〜『その他5』)はすべて従
来比較例との比較において開封強度の低減効果が得ら
れ、かつ開封操作において著しい不具合が無いことが判
明した。さらに、以下に示す表3及び表4の如く、低摩
擦部材16a,16bの材質を代えて表3及び表4に示
す他の材質についても確認を行ったところ、少なくとも
0.15mmの厚さまでの範囲であれば、表1〜表4に
示す材質のものは全て開封強度の低減に効果があること
が確認された。ここで、低摩擦部材の厚さを0.03m
m未満とすると低摩擦部材を配置しずらくなる(位置ず
れ、めくれが発生、粘着テープだと気泡やしわが入る場
合がある。)ので、低摩擦部材16a,16bの厚さは
0.03mm以上0.15mm以下が好ましい。
【0066】ちなみに、以下に示す表3及び表4の結果
から、開封強度が最も重かったのはポリプロピレンPP
であり、厚さを0.065mmとした場合でも開封強度
は50.0Nと実施例の中では最も高い値を示したが、
結果的には従来比較例68.6Nに対して効果が得ら
れ、厚さ0.15mmでも53.9Nと遜色のない効果
が得られることが確認できた。なお、表3と表4も本来
同一紙面上に続けて記載すべきものであるが、紙面の関
係上、二つに分けて表記した。
【0067】更に、その他22、23に示すように、ト
ナーシールの厚さを0.234mm(本実施例の最大
値)として、同様に開封強度を確認したが、少なくとも
0.234mmまでの範囲であれば開封強度は殆んど変
わらず、少なくとも上昇しないことが判明した。
【0068】一方、その他24、25に示すようにトナ
ーシールの厚さを0.095mm(本実施例の最小値)
として、同様に開封強度を確認したが、少なくとも0.
095mmまでの範囲であれば、開封強度は殆んど変わ
らなかった。
【0069】
【表3】
【0070】
【図4】 以上のように、本実施の形態の現像ユニットU1によれ
ば、従来の比較例に対して、低摩擦部材16a,16b
を介在させることで、高温・高湿環境によってトナーシ
ール13の摺動強度すなわち開封強度の上昇を低減させ
る効果があることが認められた。特に低摩擦部材16
a,16bの表面にシリコン蒸着を施したもの(表1,
2の『実施例1』〜『その他5』)、PTFEコーティ
ング処理を施したもの(表1,2の『その他10』及び
『その他11』)や、材質がPTFEなどのフッ素樹脂
のもの(表1,2の『その他8』及び『その他9』)に
おいては、さらに開封強度を低減し、かつ保管の環境に
拘わらず開封強度を安定させることができた。
【0071】この効果はシリコンオイルを塗布した場合
でも同等の効果が見られた(表1,2の『その他20』
及び『その他21』)。本実施の形態では低摩擦部材1
6a,16bにシリコンオイルを塗布したが、この場
合、端部シール(1)14,(2)15に塗布しても同
じ効果が見られた。
【0072】ところで、これまで記述した実施の形態の
材質においては、表3及び表4に示した高密度ポリエチ
レン、テドラー、アルミ箔、ガラスクロス、クレープ
紙、ポリエチレンクロス、ノーメックス紙、ポリフェニ
レンサルファイドPPS、不織布、ビニール、カプト
ン、ポリイミドPI、超高分子ポリエチレンにおいて
も、前記端部シール(1)14,(2)15と当接する
表面が低摺動性の物質であれば使用可能であり、特に限
定はしない。
【0073】〔第2の実施の形態〕本実施の形態は、複
写機等の電子写真画像形成装置の画像形成装置本体の現
像装置にトナーを補給するために用いられる現像剤収納
容器を例示している。
【0074】図15は本実施の形態の現像剤収納容器の
斜視図であり、図16はその現像剤収納容器を画像形成
装置本体へ装着した状態を表わす略断面図である。
【0075】図15において、Cは現像剤収納容器、1
1bはトナーTを収納する容器本体としてのトナー容
器、11cはトナー容器11bに形成したトナー排出口
11c、13はトナーシール、13aはトナーシール長
手方向の一端、13bはトナーシールの引き出し部、1
6aは低摩擦部材である。
【0076】図16において、A1は複写機等の電子写
真画像形成装置の画像形成装置本体、Dは現像剤収納容
器Cを装着する画像形成装置本体A1の現像装置のホッ
パー容器(現像器)、14,15は現像剤収納容器Cの
トナーシール13の長手方向の両端部と対向するように
ホッパー容器Dに配置された端部シールである。
【0077】本実施の形態に係る現像剤収納容器Cは、
前述実施の形態の実施例1と同様に、トナーシール13
のシーラメント面の、端部シール15とトナー容器11
bとの当接する部分、及び該当接する部分のその前後5
〜15mmの範囲に低摩擦部材16aを配置している。
【0078】このような構成の現像剤収納容器Cは、図
16に示すように、ホッパー容器Dの端部シール14,
15とトナー容器11bのトナーシール13が対向する
ようにホッパー容器Dに装着する。この際、端部シール
14,15はトナーシール13を挟んだ状態でトナー容
器11bに当接する。そしてトナーシール13を開封方
向Oに向けて開封することで容器本体11b内のトナー
をホッパー容器Dに供給できる。
【0079】なお、前述実施の形態の実施例2と同様
に、ホッパー容器Dに固定した端部シール14から端部
シール15にわたってこれらの端部シール14,15に
相対向するトナーシール13のシーラント面の長手方向
全域に低摩擦部材16bを配置することもできる。
【0080】そこで、本実施の形態に係る現像剤収納容
器Cにおいても、前述実施の形態で示した確認要領に
て、トナーシール13の摺動強度すなわち開封強度を測
定、確認した。トナーシール13、端部シール14,1
5、低摩擦部材16a,16bの寸法・位置関係は前述
の本実施の形態と全く変わりがない。
【0081】その結果、開封強度や低摩擦部材の効果も
表1〜表4に示す結果と同じであることが確認できた。
【0082】以上説明したように、本実施の形態に係る
プロセスカートリッジB及び現像剤収納容器Cによれ
ば、 (1):トナーシール13のシーラント面の引き出し部
分13bに、低摩擦部材16aあるいは16bを配置し
たことにより、トナーシール13を開封する際の摺動強
度すなわち開封強度を低減でき、かつ高温・高湿環境で
保管した後の開封強度の上昇も抑えることができる。 (2):トナーシール13がフィルム状であることによ
って、その可撓性から、より摺動強度のバラツキの無
い、安定した開封操作にすることができる。 (3):トナーシール13の開封引き出しの際、少なく
ともトナーシール13を引き出す側の、現像器12b,
Dに設けられた端部シール15と該トナーシール13の
シーラント面が当接する部分に低摩擦部材16aを配置
したことにより、摺動強度すなわち開封強度が最も重く
かかる引き始めの強度を低減でき、かつ高温・高湿環境
で保管した後の開封強度の上昇も抑えることができる。 (4):トナーシール13の開封引き出しの際、少なく
ともトナーシール13を引き出す側の、現像器12b,
Dに設けられた端部シール15と該トナーシール13の
シーラント面が当接する部分、及び前記当接する部分の
その前後5〜15mmの範囲に低摩擦部材16aを配置
したことによって、前記当接する部分へ位置ずれがな
く、確実に低摩擦部材16aを配置することができる。 (5):トナーシール13の、トナー排出口11cに当
接される側の面において、前記トナー排出口11cを直
接密閉していない現像器12b,D側に向いた前記トナ
ーシール13のシーラメント面の長手方向全域に低摩擦
部材16bを配置したことにより、トナーシール13の
引き始めの開封強度はもちろん、トナーシール引き抜き
途中の摺動強度すなわち開封強度もより低減し、より操
作性を向上することができる。 (6):低摩擦部材16a,16bがフィルム状である
ことにより、その可撓性によって、低摩擦部材16a,
16bそれ自体がトナーシール13の引き抜きを阻害し
て開封強度を若干上げてしまう場合を完全に無くし、よ
り安定した開封操作とすることができる。 (7):低摩擦部材16a,16bの厚さが0.03m
m以上0.15以下であることにより、端部シール1
4,15と当接するトナーシール13の部分に低摩擦部
材16a,16bそのものが介在することによる大幅な
摺動強度の上昇が高温・高湿環境で保管された後にトナ
ーシール13を開封するプロセスカートリッジBあるい
は現像剤収納容器Cにおいても現れることが無く、より
安定した開封操作とすることができる。 (8):低摩擦部材16a,16bの、少なくとも表面
の材質がポリエステルPET、ポリテトラフルオロエチ
レンPTFE、ガラスクロス、ポリプロピレンPP、高
密度ポリエチレンHDPE、ビニール、クレープ紙、ポ
リエチレンPE、カプトン、不織布、ノーメックス紙、
ポリフェニレンサルファイドPPS、ポリイミドPI、
超高分子ポリエチレンのいずれかであることによって、
端部シール14,15と当接するトナーシール13の部
分に低摩擦部材16a,16bそのものが介在すること
による大幅な摺動強度の上昇が高温・高湿環境で保管さ
れた後にトナーシール13を開封するプロセスカートリ
ッジBあるいは現像剤収納容器Cにおいても現れること
が無く、より安定した開封操作とすることができる。 (9):低摩擦部材16a,16bが粘着テープである
ことにより、トナーシール引き抜きの際、低摩擦部材1
6a,16bの落下がないため、落ちた低摩擦部材16
a,16bを拾う等の余分な操作ステップが係らない。
またプロセスカートリッジBの現像ユニットU1、或い
は現像剤収納容器Cを製造するにあたり、組立時または
組立後における低摩擦部材16a,16bの位置ずれを
なくすることができる。 (10):低摩擦部材16a,16bの短手方向の寸法
がトナーシール短手方向の寸法の75%以上100%未
満であることによって、低摩擦部材16a,16bの粘
着面がトナーシール13からはみ出さずに組立ができ、
その結果として粘着面のはみ出しよる摺動強度すなわち
開封強度の上昇・バラツキを抑え、より安定した開封操
作とすることができる。 (11):低摩擦部材の表面、すなわち現像器12b,
Dの端部シール14,15と当接される側の表面にシリ
コン蒸着またはポリテトラフルオロエチレンPTFEの
コーティング、またはシリコンオイルを塗布したことに
よって、さらに摺動強度すなわち開封強度をさらに低減
し、かつ高温・高湿環境で保管した後の開封強度の上昇
もさらに抑えることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シール部材を開封の際、シール部材と当接する端部シー
ル等との摺動強度すなわち開封強度において、高温・高
湿等の苛酷環境下においてもシール部材のシーラント面
と端部シールが疑似接着せず、摺動強度すなわち開封強
度の大幅な増大が無く、かつ開封操作性が良好な現像剤
収納容器及びプロセスカートリッジを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るプロセスカートリッジ
を取り外し可能に装着する電子写真画像形成装置(レー
ザービームプリンタ)の外観斜視図。
【図2】図1に示す電子写真画像形成装置の内部構成の
略図。
【図3】プロセスカートリッジの外観斜視図。
【図4】プロセスカートリッジの側面の略断面図。
【図5】プロセスカートリッジの現像ユニットとクリー
ニングユニットを分離させた状態を表わす外観斜視図。 (a)現像ユニットの外観斜視図。 (b)クリーニングユニットの外観斜視図。
【図6】現像ユニットを構成する現像枠体の外観斜視
図。
【図7】現像ユニットを構成するトナー枠体の外観斜視
図。
【図8】トナー枠体を構成するトナー容器の外観斜視
図。
【図9】トナー枠体のトナーシールに配置される低摩擦
部材を表わす図。 (a)実施例1に係る低摩擦部材を配置した状態を表わ
す図。 (b)実施例2に係る低摩擦部材を配置した状態を表わ
す図。
【図10】現像枠体とトナー枠体が結合された時の、端
部シール(1)および端部シール(2)の位置関係を表
わす図。 (a)実施例1に係る、端部シール(1)および端部シ
ール(2)の位置関係を表わす図。 (b)実施例2に係る、端部シール(1)および端部シ
ール(2)の位置関係を表わす図。
【図11】実施例1に係る低摩擦部材と実施例2に係る
低摩擦部材の主要寸法を表わす図。
【図12】トナーシールとトナー排出口の主要寸法を表
わす図。
【図13】端部シール(1)及び(2)、及びトナーシ
ールと実施例2に係る低摩擦部材との寸法関係を表わす
図。
【図14】トナーシール開封及び開封強度測定の要領を
表わす図。
【図15】第2の実施の形態に係るトナー容器の斜視
図。
【図16】トナー容器を画像形成装置本体へ装着した状
態を表わす略断面図。
【図17】トナーシールの層構成を示す図。
【図18】トナーシールの全体斜視図。
【符号の説明】
A1 画像形成装置本体 B プロセスカートリッジ C 現像剤収納容器 D ホッパー容器(現像器) 11 トナー枠体(現像剤収納容器) 11b トナー容器(容器本体) 11c トナー排出口(排出口) 12b 現像器 13 トナーシール(シール部材) 13b 引き出し部 14,15 端部シール 16a,16b 低摩擦部材

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収納する容器本体に前記現像剤
    を排出するための排出口を形成すると共に、前記排出口
    の長手寸法よりも長いシール部材で該排出口を封止して
    密閉し、前記シール部材を折り返して引き出し開封する
    ようにした現像剤収納容器において、該シール部材のシ
    ーラント面の引き出し部分に、低摩擦部材を配置したこ
    とを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 【請求項2】 画像形成装置の現像装置の現像器に着脱
    可能な現像剤収納容器であって、現像剤を収納する容器
    本体に前記現像剤を前記現像装置の現像器に排出するた
    めの排出口を形成すると共に、前記排出口の長手寸法よ
    りも長いシール部材で該排出口を封止して密閉し、前記
    シール部材を折り返して引き出し開封するように構成さ
    れ、前記シール部材の開封引き出しの際、少なくともシ
    ール部材を引き出す側の、前記現像器に設けられた端部
    シールと該シール部材のシーラント面が当接する部分に
    低摩擦部材を配置したことを特徴とする現像剤収納容
    器。
  3. 【請求項3】 前記シール部材の開封引き出しの際、少
    なくともシール部材を引き出す側の、前記現像器に設け
    られた端部シールと該シール部材のシーラント面が当接
    する部分、及び前記当接する部分のその前後5〜15m
    mの範囲に前記低摩擦部材を配置したことを特徴とする
    請求項2記載の現像剤収納容器。
  4. 【請求項4】 前記トナーシールの、前記排出口に当接
    される側の面において、前記排出口を直接密閉していな
    い前記現像器側に向いた前記トナーシールのシーラント
    面の長手方向全域に前記低摩擦部材を配置したことを特
    徴とする請求項2記載の現像剤収納容器。
  5. 【請求項5】 前記シール部材がフィルム状であること
    を特徴とする請求項1ないし4の何れか一つに記載の現
    像剤収納容器。
  6. 【請求項6】 前記低摩擦部材がフィルム状であること
    を特徴とする請求項1ないし5の何れか一つに記載の現
    像剤収納容器。
  7. 【請求項7】 前記低摩擦部材の厚さが0.03mm以
    上0.15mm以下であることを特徴とする請求項6記
    載の現像剤収納容器。
  8. 【請求項8】 前記低摩擦部材の、少なくとも表面の材
    質がポリエステルPET、ポリテトラフルオロエチレン
    PTFE、ガラスクロス、ポリプロピレンPP、高密度
    ポリエチレンHDPE、ビニール、クレープ紙、ポリエ
    チレンPE、カプトン、不織布、ノーメックス紙、ポリ
    フェニレンサルファイドPPS、ポリイミドPI、超高
    分子ポリエチレンのいずれかであることを特徴とする、
    請求項6または7記載の現像剤収納容器。
  9. 【請求項9】 前記低摩擦部材が粘着テープであること
    を特徴とする、請求項1ないし8の何れか一つに記載の
    現像剤収納容器。
  10. 【請求項10】 前記低摩擦部材の短手方向の寸法が前
    記トナーシール短手方向の寸法の75%以上100%未
    満であることを特徴とする請求項1ないし9の何れか一
    つに記載の現像剤収納容器。
  11. 【請求項11】 前記低摩擦部材の、前記端部シールと
    当接される側の表面にシリコン蒸着またはポリテトラフ
    ルオロエチレンPTFEのコーティング、またはシリコ
    ンオイルを塗布したことを特徴とする請求項8記載の現
    像剤収納容器。
  12. 【請求項12】 画像形成装置の画像形成装置本体に着
    脱可能なプロセスカートリッジにおいて、少なくとも現
    像担持体を備えた現像器と、前記現像器に供給するため
    の現像剤を収納する現像剤収納容器とを有し、前記現像
    剤収納容器は現像剤を収納する容器本体に前記現像剤を
    前記現像器に排出するための排出口を形成すると共に、
    前記排出口の長手寸法よりも長いシール部材で該排出口
    を封止して密閉し、前記シール部材を折り返して引き出
    し開封するように構成され、該シール部材のシーラント
    面の引き出し部分に、低摩擦部材を配置したことを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記シール部材の開封引き出しの際、
    少なくともシール部材を引き出す側の、前記現像器に設
    けられた端部シールと該シール部材のシーラント面が当
    接する部分に前記低摩擦部材を配置したことを特徴とす
    る請求項12記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記シール部材の開封引き出しの際、
    少なくともシール部材を引き出す側の、前記現像器に設
    けられた端部シールと該シール部材のシーラント面が当
    接する部分、及び前記当接する部分のその前後5〜15
    mmの範囲に前記低摩擦部材を配置したことを特徴とす
    る請求項12記載のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記トナーシールの、前記排出口に当
    接される側の面において、前記排出口を直接密閉してい
    ない前記現像器側に向いた前記トナーシールのシーラメ
    ント面の長手方向全域に前記低摩擦部材を配置したこと
    を特徴とする請求項12記載のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記シール部材がフィルム状であるこ
    とを特徴とする請求項12ないし15の何れか一つに記
    載の現像剤収納容器。
  17. 【請求項17】 前記低摩擦部材がフィルム状であるこ
    とを特徴とする請求項12ないし16の何れか一つに記
    載のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記低摩擦部材の厚さが0.03mm
    以上0.15mm以下であることを特徴とする請求項1
    7記載のプロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 前記低摩擦部材の、少なくとも表面の
    材質がポリエステルPET、ポリテトラフルオロエチレ
    ンPTFE、ガラスクロス、ポリプロピレンPP、高密
    度ポリエチレンHDPE、ビニール、クレープ紙、ポリ
    エチレンPE、カプトン、不織布、ノーメックス紙、ポ
    リフェニレンサルファイドPPS、ポリイミドPI、超
    高分子ポリエチレンのいずれかであることを特徴とす
    る、請求項17または18記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  20. 【請求項20】 前記低摩擦部材が粘着テープであるこ
    とを特徴とする、請求項12ないし19の何れか一つに
    記載のプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記低摩擦部材の短手方向の寸法が前
    記トナーシール短手方向の寸法の75%以上100%未
    満であることを特徴とする請求項12ないし20の何れ
    か一つに記載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記低摩擦部材の、前記端部シールと
    当接される側の表面にシリコン蒸着またはポリテトラフ
    ルオロエチレンPTFEのコーティング、またはシリコ
    ンオイルを塗布したことを特徴とする請求項19記載の
    プロセスカートリッジ。
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