JPH0777864A - 現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Info

Publication number
JPH0777864A
JPH0777864A JP5223399A JP22339993A JPH0777864A JP H0777864 A JPH0777864 A JP H0777864A JP 5223399 A JP5223399 A JP 5223399A JP 22339993 A JP22339993 A JP 22339993A JP H0777864 A JPH0777864 A JP H0777864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
developer
container
developer accommodating
regulating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5223399A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Karakama
俊之 唐鎌
Shinya Noda
晋弥 野田
Tadayuki Tsuda
忠之 津田
Toru Oguma
徹 小熊
Atsushi Numagami
敦 沼上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5223399A priority Critical patent/JPH0777864A/ja
Publication of JPH0777864A publication Critical patent/JPH0777864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部材を繰り返し取り付ける場合でも大
型化することがない現像剤収納容器及び現像装置及びプ
ロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供する。 【構成】 現像剤を収納する現像剤収納部と、所定サイ
ズの開口を有すると共に、前記開口をシール部材で閉鎖
した開口規制部材と、を有し、前記開口規制部材を前記
現像剤収納部の開口に取り付けて現像剤収納部を閉鎖す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現像剤収納容器及び現像
装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関す
る。ここで画像形成装置としては、例えば電子写真複写
機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ装置及びワ
ードプロセッサ等が含まれる。
【0002】
【従来の技術】今日の複写機等は電子写真方式を用いた
ものが広く使用されており、これは一様に帯電させた像
担持体に選択的な露光をして潜像を形成し、この潜像を
トナーで顕像化すると共に、該トナー像を記録媒体に転
写して画像記録を行う。このような装置にあっては、像
担持体や現像剤収納容器等をカートリッジ化し、このカ
ートリッジを装置本体に装着し、該カートリッジ内に設
けられた現像剤収納部より、内蔵された現像剤を使いき
るまで徐々に現像スリーブや像担持体に供給するものが
ある。
【0003】一方、複写機等に現像剤を補給する現像剤
供給容器は、内蔵された現像剤を複写機本体中の現像剤
受入容器に一度に全量補給する、所謂補給型容器と、複
写機本体に該容器を装着後、そのまま該容器を複写機本
体中に据え置き、現像剤を使いきるまでプロセスカート
リッジと同様に徐々に現像スリーブ等に供給する、所謂
据え置き型容器とに大別される。
【0004】ところで、主に前記プロセスカートリッジ
及び据え置き型容器の開口部をシール部材でシールし、
本体へ現像剤を供給する際には、該シール部材を外部か
ら引抜き除去して開封する操作を行う。これにより、容
器内に収納されている現像剤を、開封した容器開口部か
ら、現像スリーブ等へ流出させて補給する。即ち、現像
剤収納容器な開口部は未使用時には一般的にイージーピ
ールフィルムと呼ばれるシール部材によってシールされ
ている。
【0005】前記シート材の特性としては、開封前にお
いてはいかなる条件下においても現像剤もれを生ずるこ
となく、常に現像剤を保護出来るものでなければならな
い。そのために、前記シール部材を現像剤収納部の開口
縁全体に熱溶着して取り付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなカートリッ
ジ或いは現像剤収納容器は、近年の地球環境保護の高ま
りから、省資源、省エネルギー、ゴミの低減を目的とし
て、使用済みのプロセスカートリッジや現像剤収納容器
を回収し、製品寿命の長い部品を取り出して再生、再利
用(リサイクル)するようになってきた。
【0007】しかしながら、現像剤収納容器の開口縁に
はシール部材が溶着されていたために、該溶着部に凹部
が生じている。そのため、リサイクルするに際して前記
開口縁にシール部材を再度溶着する場合、前記凹部を避
けて溶着しなければならない。従って、リサイクルの回
数を多くしようとすると、前記開口縁のサイズを大きく
する必要があり、結果として現像剤収納容器が大型化し
てしまう問題があった。
【0008】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、シール部材を繰り返し取り付
ける場合でも大型化することがない現像剤収納容器及び
現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置を
提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、現像剤を収納する現像
剤収納部と、所定サイズの開口を有すると共に、前記開
口をシール部材で閉鎖した開口規制部材と、を有し、前
記開口規制部材を前記現像剤収納部の開口に取り付けて
現像剤収納部を閉鎖することを特徴としてなる。
【0010】
【作用】前記構成にあっては、現像剤収納部の開口縁に
開口規制部材を取り付けて現像剤収納部の開口を閉鎖す
るようにしたために、シール部材を直接開口縁に溶着す
る場合に比べて貼りしろを小さく出来る。また開口規制
部材の上に重ねて開口規制部材を溶着等することが出来
るため、リサイクル回数を多くする場合でも現像剤収納
部の開口縁を大きくする必要がなく、現像剤収納容器を
小型化することが出来る。
【0011】
【実施例】次に本発明に係る一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。説明の順序として、まず装置の全体
構成について概略説明し、次に画像形成装置及びプロセ
スカートリッジの各部の構成を具体的に説明し、次に現
像剤収納容器のシール構成について説明する。
【0012】〔第一実施例〕図1は本発明に係るプロセ
スカートリッジを装着した画像形成装置の模式断面説明
図であり、図2はプロセスカートリッジの模式断面説明
図である。
【0013】{全体説明}この画像形成装置Aは図1に
示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を照
射して像担持体の一例である感光体ドラムに現像剤(以
下トナー)による像を形成する。そして前記トナー像の
形成と同期して記録媒体2を搬送手段3によって搬送
し、且つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化
された画像形成部において前記感光体ドラムに形成した
トナー像を転写手段4によって記録媒体2に転写し、そ
の記録媒体2を定着手段5に搬送し、転写トナー像を定
着して排出部6へ排出する。
【0014】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図2に示すように、感光体ドラム7を回転
してその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7
に露光して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応じ
たトナー像を形成することにより可視像化する。そして
前記転写手段4でトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニング手段11によって感光体ドラム7に残留
したトナーを除去する。尚、前記感光体ドラム7等の各
部品はハウジング12内に収納されてカートリッジ化され
ている。
【0015】{画像形成装置}次に前記画像形成装置A
の各部の構成について、光学系、搬送手段、転写手段、
定着手段、カートリッジ装着手段の順に説明する。
【0016】(光学系)光学系1は外部装置等から読み
込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感光
体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示すよ
うに、装置本体13にの光学ユニット1a内にレーザーダ
イオード1b、ポリゴンミラー1c、スキャナーモータ
1d、結像レンズ1eが収納してある。
【0017】そして例えばコンピュータやワードプロセ
ッサ等の外部機器から画像信号が与えられると、レーザ
ーダイオード1bが前記画像信号に応じて発光し、ポリ
ゴンミラー1cに画像光として照射する。このポリゴン
ミラー1cはスキャナーモータ1dによって高速回転
し、該ポリゴンミラー1cで反射した画像光が結像レン
ズ1e及び反射ミラー1fを介して回転する感光体ドラ
ム7へ照射し、該ドラム7の表面を選択的に露光して画
像情報に応じた潜像を形成する。
【0018】(記録媒体搬送手段)次に記録媒体2(例
えば記録紙、OHPシート、布或いは薄板等)を搬送す
るための搬送手段3の構成について説明する。本実施例
の装置は2個のカセット3a,3bがセット可能であ
り、2種類の記録媒体2を選択して搬送することが可能
であると共に、片面印刷及び両面印刷の両方が可能であ
る。
【0019】その構成は、カセット3a又はカセット3
bに収納した記録媒体2のいずれかが選択されると、選
択された側のピックアップローラ3c及び分離ローラ対
3dによって最上部から一枚ずつ分離給送し、レジスト
ローラ対3eへ給送する。このレジストローラ対3eが
画像形成動作に同期して駆動し、記録媒体2を感光体ド
ラム7と転写ローラ4の当接部である画像転写部に搬送
する。
【0020】前記転写部でトナー転写された記録媒体2
は定着手段5によってトナー像が定着され、片面印刷の
場合は中間搬送ローラ対3fにより排出経路3gを通
り、排出ローラ3hによって記録面を下にして排出部6
へ排出される。
【0021】一方、両面印刷の場合は、フラッパ3iが
揺動し、中間搬送ローラ対3fにより片面印刷後の記録
媒体2を再送経路3jへ送り、再送ローラ3k1、3k2に
よって再送部3mにストックする。このとき記録面は下
向きである。そして再送する場合にはフラッパ3nが揺
動し、再送部3mにストックされた記録媒体2をピック
アップローラ3o及び搬送ローラ対3pによってレジス
トローラ対3eへ搬送し、もう一方の面に画像を記録す
るように搬送するものである。
【0022】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写
するものであり、本実施例の転写手段4は図1に示すよ
うに、転写ローラ4によって構成している。即ち、装着
したプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に転写ロ
ーラ4によって記録媒体2を押圧し、該転写ローラ4に
感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧を
印加することにより、感光体ドラム7上のトナーを記録
媒体2に転写する。
【0023】(定着手段)定着手段5前記転写ローラ4
の電圧印加によって記録媒体2に転写したトナー像を定
着させるものである。その構成は図1に示すように、駆
動回転する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5bを有
し、前記駆動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ロ
ーラ5cとからなる。即ち、画像形成部でトナー像を転
写された記録媒体2が前記駆動ローラ5aと定着ローラ
5c間を通過する際に、両ローラ5a,5cの押圧によ
って圧力が印加され、且つ定着ローラ5cの発熱によっ
て熱を印加され、記録媒体2上のトナーが記録媒体2に
定着する。
【0024】(プロセスカートリッジ装着手段)前記画
像形成装置A内にはプロセスカートリッジBを装着する
ためのカートリッジ装着手段が設けてある。図3に示す
ように、プロセスカートリッジBの装置本体に13に対す
る着脱は、開閉部材14を開くことによって行う。即ち、
装置本体13の上部にはヒンジ14aによって開閉可能な開
閉部材14が取り付けてある。そして前記開閉部材14を開
くと、開閉部材14の左右内側面には図示しないカートリ
ッジ装着ガイド部材が取り付けてある。この左右ガイド
部材にはプロセスカートリッジBを挿入するためのガイ
ドが設けてあり、プロセスカートリッジBを前記ガイド
に沿って挿入し、開閉部材14を閉じることによってプロ
セスカートリッジBを画像形成装置Aに装着するように
している。
【0025】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Aに装着されるプロセスカートリッジBの各部の
構成について説明する。
【0026】このプロセスカートリッジBは像担持体
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段等がある。本実施例の
プロセスカートリッジBは図2に示すように、像担持体
である電子写真感光体ドラム7の周囲に帯電手段8、露
光部9、現像手段10、クリーニング手段11を配置し、こ
れらをトナー収納容器12aと現像フレーム12b及びクリ
ーニング容器12cからなるハウジング12で覆って一体化
し、装置本体13に着脱可能に構成してる。
【0027】次にプロセスカートリッジBの各部の構成
を、感光体ドラム7、帯電手段8、露光部9、現像手段
10、クリーニング手段11の順に説明する。
【0028】(感光体ドラム)本実施例に係る感光体ド
ラム7は円筒状のアルミニウムからなるドラム基体の外
周面に有機感光層を塗布して構成している。この感光体
ドラム7をハウジング12に回動可能に取り付け、該ドラ
ム7の長手方向一方端に取り付けたフランジギアに装置
本体側に設けた駆動モータの駆動力を伝達することによ
り、感光体ドラム7を画像形成動作に応じて図2の矢印
方向へ回転させる。
【0029】(帯電手段)帯電手段は前記感光体ドラム
7の表面を一様に帯電させるためのものであり、本実施
例ではクリーニング容器12cに帯電ローラ8を回動自在
に取り付けた、所謂接触帯電方法を用いている。帯電ロ
ーラ8は金属製のローラ軸8aに導電性の弾性層を設
け、更にその上に高抵抗の弾性層を設け、更にその表面
に保護膜を設けてなる。導電性の弾性層はEPDMやN
BR等の弾性ゴム層にカーボンを分散したもので構成
し、ローラ軸8aに供給されるバイアス電圧を導く作用
をなす。また高抵抗の弾性層はウレタンゴム等で構成
し、微量の導電性微粉末を含有するものが一例としてあ
げられ、感光体ドラム7のピンホール等導電度の高い帯
電ローラが相対した場合でも、感光体ドラム7へのリー
ク電流を制限してバイアス電圧の急降下を防ぐ作用をな
す。また保護層はN−メチルメトキシ化ナイロンで構成
し、導電性弾性層や高抵抗の弾性層の塑性物質が、感光
体ドラム7に触れて感光体ドラム7の表面を変質させる
ことがないように作用する。
【0030】そして前記帯電ローラ8を感光体ドラム7
に接触させ、画像形成に際しては帯電ローラ8が感光体
ドラム7の回転に従動して回転し、このとき帯電ローラ
8に直流電圧と交流電圧とを重畳して印加することによ
り感光体ドラム7の表面を均一に帯電させる。
【0031】(露光部)露光部9は前記帯電ローラ8に
よって均一に帯電した感光体ドラム7の表面に、光学系
1から照射される光像を露光して該ドラム7表面に静電
潜像を形成するためのものであり、ハウジング12の上面
に前記光像を導くための開口9を設けることによって露
光部を構成している。
【0032】(現像手段)現像手段10は図2に示すよう
に、トナーを収納するトナー収納部10aを有し、且つト
ナー収納部10a内にはトナーを送り出すために矢印方向
へ往復移動するトナー送り部材10bが設けてある。更に
内部に非回転の磁石10cを有し、回転することによって
表面に薄いトナー層を形成する現像スリーブ10dが感光
体ドラム7と微小間隔を隔てて設けてある。
【0033】現像スリーブ10dの表面にトナー層が形成
されるとき、トナーと現像スリーブ10dとの摩擦によっ
て感光体ドラム7上の静電潜像を現像するのに充分な摩
擦帯電電荷を得る。またトナーの層厚を規制するために
現像ブレード10eが設けてある。
【0034】(クリーニング手段)クリーニング手段11
の構成は、図2に示すように、感光体ドラム7の表面に
接触し、該ドラム7に残留したトナーを掻き落とすため
のクリーニングブレード11aと、前記掻き落としたトナ
ーを掬い取るために前記ブレード11aの下方に位置し、
且つ感光体ドラム7の表面に弱く接触したスクイシート
11bと、前記掬い取った廃トナーを容器奥へ送る送り部
材11cと、廃トナーを溜めるための廃トナー溜め11dと
を有している。
【0035】{トナー収納容器のシール構成}次にトナ
ー収納容器12aのシール構成について説明する。図4に
示すように、トナー収納容器12aは開口12a1を有し、こ
の開口から容器内に収納されたトナーを現像スリーブへ
と供給する。しかし、プロセスカートリッジBが未使用
状態にあっては、前記開口12a1が開いているとプロセス
カートリッジBを運送、或いは保管しているときに容器
内のトナーがこぼれたり、湿気たりする。そのために、
未使用状態では前記開口12a1を密封し、使用開始時に開
封するためのシール部材Sを前記開口に取り付けてい
る。
【0036】このプロセスカートリッジBにあっては、
新規のカートリッジの場合と、使用後回収したリサイク
ルカートリッジをシールする場合とではシール構成が異
なっている。
【0037】(新規カートリッジのシール構成)前記ト
ナー収納容器12aの開口部12a1はイージーピールフィル
ムと呼ばれるシール部材によってシールされ、カートリ
ッジ運搬時等にトナーが開口部12a1から漏れないように
なっている。このイージーピールフィルムの基材として
は、二軸延伸ポリエステルや、延伸ポリプロピレンフィ
ルム等が用いられ、シーラントとしてはエチレン−酢酸
ビニル共重合体系のものが用いられる。
【0038】前記シール部材によるシール構成は、図4
に示すように、トナー収納容器12aの開口部12a1の周囲
にはフランジ12a2が設けてあり、このフランジ12a2部分
にシール部材Sを重ねると共に、図5に示すように、ホ
ーン15のシールバー15aを温度約 130℃〜 150℃、圧力
約3kgf/cm2 〜7kgf/cm2 、時間約3秒〜7秒程度の熱
圧着によってヒートシールして前記開口部12a1を閉鎖
し、その自由端を折り返しておく。
【0039】このときトナー収納容器12aのフランジ12
a2には、図6に示すように、シールバー15aの熱圧接に
より幅約3mm程度の凹部12a4が生ずる。従って、フラン
ジ12a2の幅としては3mm以上あれば足りることになる
が、実際は前記凹部12a4の両側(図6のa領域)に約1
mm〜 1.5mm程度の余裕が必要である。従って、シール部
材Sをヒートシールするためには、フランジ12a2の幅と
しては約5mm〜6mm以上必要である。
【0040】次に図4に示す現像フレーム12bをトナー
収納容器12aと合体させる。この現像フレーム12bは現
像スリーブ10dや現像ブレード10eを取り付けるための
ものである。現像フレーム12bにはトナー収納容器12a
からのトナーを現像スリーブ10dへ至らせるための長方
形状の開口12b1が設けてあり、該開口12b1の短手方向上
端には係止フック部12b2が設けてある。このフック部12
b2をトナー収納容器12aの上端フランジ部に係止し、該
容器12aと現像フレーム12bの短手方向下端を三角形状
の板バネ16で挟んで固定して合体させている。
【0041】尚、トナー収納容器12aと現像フレーム12
bとの合体に際しては、現像フレーム12bの突起12b3を
トナー収納容器12aの孔12a3に嵌入して位置決めする。
また前記現像フレーム12bには、図4に示すように、ト
ナー収納容器12aのフランジ12a2と当接する部分にモル
トプレーン等からなる端部シール17を設けてあり、合体
したトナー収納容器12aと現像フレーム12bとの間から
トナーが漏れるのを防止している。
【0042】前記のように開口部12a1をシールしたプロ
セスカートリッジBの使用を開始するときは、トナー収
納容器12aと現像フレーム12bの間から露出したシール
部材Sの自由端をもって引き抜くことにより、シール部
材Sがフランジ12a2から剥がれ、トナー収納容器12a内
のトナーが現像スリーブ10dへ供給可能となる。
【0043】(リサイクルカートリッジのシール構成)
次に使用済みカートリッジを回収し、プロセスカートリ
ッジBを分解してトナーを再充填する場合の、トナー収
納容器12aのシール構成について説明する。
【0044】使用済みのプロセスカートリッジBを再使
用する場合には、これを回収して分解し、各部材に対し
てエアダクト内でエアを吹きつけて表面や内面に付着し
たトナー、埃等の異物を除去し、使用可能なものを選別
する。
【0045】トナー収納容器12aも板バネ16を外して現
像フレーム12bと分離することによってトナーを再充填
可能であるが、トナー収納容器12aにトナーを再充填す
るためには開口部12a1を再シールしなければならない。
しかし、前述したように新規カートリッジの開口部12a1
をシールする際にフランジ12a2には凹部12a4が生じてお
り、該凹部12a4の部分にシール部材Sを再度シールして
も溶着が完全に行えない。そのためフランジ12a2に直接
シール部材Sを再シールする場合には、図7に示すよう
に、新規カートリッジのシール領域(a領域)の外側領
域(b領域)に溶着しなければならない。このシール幅
としては前述したように、約5mm〜6mm必要であるため
に、リサイクルに際してシール部材Sを直接フランジ12
a2に溶着する構成ではリサイクル回数を多くすればする
ほどフランジ12a2を幅広く構成しなければならなくな
る。
【0046】そこで、本実施例では、図8に示すよう
に、開口規制部材18を用いてトナー収納容器12aの開口
部12a1を閉鎖するようにしている。この開口規制部材18
は、トナー収納容器12aから現像スリーブ10dへトナー
が供給される際に、トナー供給開口幅を規制するもので
あり、厚さが約 0.3mm〜2mm程度のポリエステル板やポ
リスチレン板、ナイロン板、ABS板等のプラスチック
板をシート成型し、後に開口部18aを中抜きして作製す
るか、或いは通常のモールド成型によって枠状に作製す
る。
【0047】そして前記開口部18aにイージーピールフ
ィルムであるところのシール部材Sをコロナ放電処理等
の易接着処理を行う。シール条件としては、ホーンのシ
ールバーを温度約 110℃〜 130℃、圧力約 1.5kgf/cm2
〜5kgf/cm2 、時間約1秒〜3秒程度の熱圧着によって
シールする。このようにして開口部18aを閉鎖した開口
規制部材18をトナー収納容器12aの開口部12a1に設けた
フランジ12a2に超音波溶着等によって取り付ける。
【0048】開口規制部材18とトナー収納容器12aとの
溶着を完全にするために、開口規制部材18とトナー収納
容器12aとは同材質である方が好ましい。そのため、例
えばトナー収納容器12aがポリスチレンで作製されてい
る場合には、開口規制部材18もポリスチレン板とするこ
とが望ましい。
【0049】前記開口規制部材18をトナー収納容器12a
のフランジ12a2に溶着する場合、図9に示すように、新
規カートリッジのシール領域(a領域)には凹部12a4が
生じているために、該部分の外側領域(c領域)に溶着
しなければならない。しかし、開口規制部材18をフラン
ジ12a2に溶着する場合、シール部材Sを直接フランジ12
a2に溶着する場合の領域(図6のb領域)に比べて狭い
領域で溶着することが可能となる。即ち、開口規制部材
18を溶着する領域(図9のc領域)は、約3mm程度で足
りる。
【0050】また開口規制部材18を溶着したトナー収納
容器12aを更にリサイクルして使用する場合には、前記
溶着された開口規制部材18に重ねて同一サイズの開口規
制部材18を溶着していくことが可能である。
【0051】ここで本実施例に係る開口規制部材18等の
寸法を以下に示す(図8参照)。
【0052】 開口規制部材18の縦方向長さY1は 42mm、 開口規制部材18の横方向長さY2は 324mm、 トナー収納容器12aの開口部12a1の縦方向長さX1は 27mm、 トナー収納容器12aの開口部12a1の横方向長さX2は 301mm、 トナー収納容器12aのフランジ12a2の縦方向長さX3は 42mm、 トナー収納容器12aのフランジ12a2の横方向長さX4は 324mm、
【0053】カートリッジのリサイクルに際してトナー
収納容器12aを再シールする場合、本実施例のように開
口規制部材18を用いてトナー収納容器12aの開口部12a1
を閉鎖することにより、リサイクルを繰り返しても、フ
ランジ12a2のサイズを大きくする必要がなくなる。その
ため、トナー収納容器12aを小型化出来、プロセスカー
トリッジBを小型化することが可能となるものである。
【0054】〔第二実施例〕前述した第一実施例では開
口規制部材18をトナー収納容器12aのフランジ12a2に溶
着した例を示したが、これを着脱可能に取り付けるよう
にしてもよい。そのための構成を第二実施例として、前
述した第一実施例と同一機能を有する部分に同一符号を
付して説明する。
【0055】この第二実施例では、図10に示すように、
開口規制部材18の四隅に係止爪18bを設け、トナー収納
容器12aのフランジ12a2に前記係止爪18bが係止可能な
係止孔12a5を設けて構成する。そして開口規制部材18が
フランジ12a2と接触する部分には、モルトプレン等から
なる端部シール19を取り付けておく。
【0056】そして新規カートリッジの場合は第一実施
例で説明した場合と同様に、シール部材Sをフランジ12
a2に直接溶着してトナー収納部12a1を密封する。一方、
リサイクルカートリッジにあっては開口部18aにシール
部材Sを溶着した開口規制部材18をトナー収納容器12a
に取り付けるものであるが、開口規制部材18の係止爪18
bをフランジ12a2の係止孔12a5に嵌入すると、係止爪18
bの弾性によって自動的に係止する。このとき端部シー
ル19がフランジ12a2に密着するために、開口規制部材18
とトナー収納容器12aとの間からトナーが漏れることは
ない。
【0057】前記のように開口規制部材18をフランジ12
a2に係止させるようにして取り付ける構成にあっては、
前記係止爪18bと係止孔12a5との係止を解除すれば開口
規制部材18を取り外すことが出来る。従って、リサイク
ルを繰り返す場合には、その都度新しい開口規制部材18
と交換することにより、トナー収納容器12aの開口部12
a1を容易に閉鎖することが出来る。
【0058】このように開口規制部材18を交換可能とす
ることにより、フランジ12a2の幅を必要最小限にするこ
とが出来、プロセスカートリッジの小型化を図ることが
出来る。
【0059】〔第三実施例〕次に第三実施例として開口
規制部材18に溶着用ボスを設けた例を説明する。これ
は、図11(a)に示すように、開口部18aを有する開口
規制部材18に溶着用ボス18cを設け、トナー収納容器12
aのフランジ12a2に前記ボス18cが嵌入可能な嵌入孔12
a6を設けて構成している。そしてフランジ12a2が開口規
制部材18と接触する部分には、モルトプレン等からなる
端部シール20を取り付けておく。
【0060】前記リサイクルカートリッジにおけるトナ
ー収納容器12aの開口部12a1を閉鎖するには、開口部18
aをシール部材Sでシールした開口規制部材18のボス18
cをフランジ12a2に設けた嵌入孔12a6に嵌入し、且つ開
口規制部材18とフランジ12a2とを押圧した状態で、図11
(b)に示すように、嵌入孔12a6から露出したボス18c
を熱カシメする。これによって、トナー収納容器12aと
開口規制部材18とが合体し、トナー収納容器12aが再シ
ールされることになる。
【0061】このトナー収納容器12aを更にリサイクル
して使用する場合には、前記熱カシメしたボス18cの部
分を切除すると、トナー収納容器12aから開口規制部材
18を取り外すことが出来る。従って、更にリサイクルし
てトナー収納容器12aを使用する場合には開口規制部材
18を前記の如くして取り外し、端部シール20を取り替え
た後に新しい開口規制部材18の溶着用ボス18cを嵌入孔
12a6に嵌入して前記と同様に熱カシメすることにより、
開口部12aを再シールすることが出来る。
【0062】この実施例にあっても、第二実施例と同様
に開口規制部材18を交換可能とすることにより、フラン
ジ12a2の幅を必要最小限にすることが出来、プロセスカ
ートリッジの小型化を図ることが出来る。
【0063】〔第四実施例〕次に第四実施例として、新
規カートリッジのシール部材Sとしてテアテープを使用
した場合について説明する。
【0064】テアテープを使用したシール部材Sとは、
図12(a)に示すように、カバー部材であるカバーシー
ト21aに可撓性部材であるテアテープ21bを溶着等して
一体的に構成したものである。カバーシート21aの材質
としては、トナー収納容器12aの気密性を充分に保つこ
とが出来ると共に、一方向への引き裂き性を有する、一
軸延伸されたフィルム材、又はシート材を用い、例えば
一軸延伸ポリエチレン、一軸延伸ポリプロピレン、一軸
延伸発泡ポリプロピレン等が好ましく用いられる。また
テアテープ21bの材質としては、前記カバーシート21a
を引き裂くのみ充分な強度をもつことが望ましく、例え
ば二軸延伸ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、ポ
リスチレン、二軸延伸ナイロン等の各種フィルム材、又
はシート材が好ましく用いられる。このカバーシート21
aとテアテープ21bとを、例えばポリエチレン系シーラ
ントを介して溶着し、一体化してシール部材Sを構成す
る。
【0065】このシール部材Sを用いて新規カートリッ
ジのトナー収納容器12aをシールする場合には、図12
(b)に示すように、カバーシート21aをトナー収納容
器12aのフランジ12a2に溶着し、テアテープ21bを折り
返して、その自由端を外部に露出しておく。このカート
リッジを使用するにあたっては、露出したテアテープ21
bを持って引き抜くと、テアテープ21bの幅dをもって
カバーシート21aが引き裂かれる。従って、トナー収納
容器12aの開口幅をテアテープ21bの幅dによって調整
することが可能となる。
【0066】このようにトナー収納容器12aの開口幅を
調整することにより、現像剤の現像スリーブへの多量の
流入による、現像剤の粉体抵抗の増加、現像剤のチャー
ジアップ、ブロッキング等を防ぐことが出来る。
【0067】前記トナー収納容器12aをリサイクルして
再使用する場合には、図12(c)に示すように、トナー
収納容器12aの開口部12a1に残っているカバーシート21
aを除去し、フランジ12a2部分に第一実施例と同様に開
口規制部材18を溶着する。このとき開口規制部材18の開
口部18aの幅eを前記テアテープ21bの幅dと同一に設
定しておく。このように構成することにより、新規カー
トリッジ時とリサイクルカートリッジ時でトナー収納容
器12aから現像スリーブ10dへ供給されるトナーの供給
口サイズが等しくなる。従って、新規カートリッジとリ
サイクルカートリッジとでトナー供給量に変化がなく、
現像工程での変化がなくなるために、安定した現像を行
うことが可能となるものである。
【0068】従って、この第四実施例にあっては、リサ
イクルのためにトナー収納容器12aのフランジ12a2を大
きくする必要がなく、カートリッジを小型化出来ると共
に、安定した画像を得ることが出来る。
【0069】尚、前記開口規制部材18は第二及び第三実
施例と同様に着脱可能な構成にしてもよいことは言うま
でもない。
【0070】〔他の実施例〕前述した実施例ではリサイ
クルカートリッジのトナー収納容器12aを再シールする
にあたり、シール部材Sとしてイージーピールフィルム
を用いた例を示したが、シール部材Sはイージーピール
フィルムでも、或いは第四実施例で説明したようなカバ
ーシートとテアテープを使用する構成のものを使用して
もよい。
【0071】また前記シール部材Sの取付方法として、
前述した実施例ではヒートシールする例を示したが、こ
の取付方法としては他にも、例えば両面テープで取り付
けるようにしてもよく、或いは接着剤によって接着して
取り付けるようにしてもよい。
【0072】更に前述した実施例では、シール部材Sを
取り付けて密封するトナー収納容器の例としてプロセス
カートリッジを例示したが、前記トナー収納容器は容器
内のトナーを装置本体のトナー受入容器に直接供給す
る、所謂トナー補給型の装置にも用いることが可能であ
る。
【0073】また本発明に係るプロセスカートリッジB
は前述のように単色の画像を形成する場合のみならず、
現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、
3色画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジ
にも好適に適用することが出来る。
【0074】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0075】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0076】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0077】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0078】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0079】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0080】また前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えばLEDプリンタ、電子写
真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッサ
等の他の画像形成装置に使用することも当然可能であ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明は前述したように、現像剤を収納
する現像剤収納部の開口を閉鎖するにあたり、所定サイ
ズの開口を有すると共に、前記開口をシール部材で閉鎖
した開口規制部材を前記現像剤収納部の開口に取り付け
行うようにしたために、シール部材を直接開口縁に溶着
する場合に比べて貼りしろを小さく出来る。
【0082】また開口規制部材の上に重ねて開口規制部
材を溶着等することが出来るため、リサイクル回数を多
くする場合でも現像剤収納部の開口縁を大きくする必要
がなく、現像剤収納容器を小型化することが出来るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の模式断面説明図で
ある。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの模式断面
説明図である。
【図3】画像形成装置の開閉部材を開いた状態の模式断
面説明図である。
【図4】トナー収納容器とシール部材と現像フレームを
分解した説明図である。
【図5】シール部材の溶着構成説明図である。
【図6】シール部材をフランジに溶着する場合の領域の
説明図である。
【図7】リサイクルカートリッジにおいて、シール部材
をフランジに溶着する場合の領域の説明図である。
【図8】開口規制部材を用いてトナー収納容器の開口部
を閉鎖する説明図である。
【図9】開口規制部材をフランジに溶着する場合の領域
説明図である。
【図10】開口規制部材に係止爪を設け、トナー収納容
器に対して着脱可能とした実施例の説明図である。
【図11】開口規制部材に溶着用ボスを設け、トナー収
納容器に対して取り外し可能とした実施例の説明図であ
る。
【図12】新規カートリッジにおけるトナー収納容器の
開口幅と、リサイクルカートリッジにおけるトナー収納
容器の開口幅とを同一にする実施例の説明図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、S…シ
ール部材、1…光学系、1a…光学ユニット、1b…レ
ーザーダイオード、1c…ポリゴンミラー、1d…スキ
ャナーモータ、1e…結像レンズ、1f…反射ミラー、
2…記録媒体、3…搬送手段、3a,3b…カセット、
3c…ピックアップローラ、3d…分離ローラ対、3e
…レジストローラ対、3f…中間搬送ローラ、3g…排
出経路、3h…排出ローラ、3i…フラッパ、3j…再
送経路、3k1,3k2…再送ローラ、3m…再送部、3o
…ピックアップローラ、3p…搬送ローラ対、4…転写
手段、5…定着手段、5a…駆動ローラ、5b…ヒー
タ、5c…定着ローラ、6…排出部、7…感光体ドラ
ム、8…帯電ローラ、8a…ローラ軸、9…露光部、10
…現像手段、10a…トナー収納部、10b…トナー送り部
材、10c…磁石、10d…現像スリーブ、10e…現像ブレ
ード、11…クリーニング手段、11a…クリーニングブレ
ード、11b…スクイシート、11c…送り部材、11d…廃
トナー溜め、12…枠体、12a…トナー収納容器、12a1…
開口部、12a2…フランジ、12a3…位置決め孔、12a4…凹
部、12a5…係止孔、12a6…嵌入孔、12b…現像フレー
ム、12b1…開口、12b2…係止フック部、12b3…位置決め
突起、12c…クリーニング容器、13…装置本体、14…開
閉部材、14a…ヒンジ、15…ホーン、15a…シールバ
ー、16…板バネ、17…端部シール、18…開口規制部材、
18a…開口部、18b…係止爪、18c…溶着用ボス、19,
20…端部シール、21a…カバーシート、21b…テアテー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小熊 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 沼上 敦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に用いられる現像剤を収納
    する現像剤収納容器において、 現像剤を収納する現像剤収納部と、 所定サイズの開口を有すると共に、前記開口をシール部
    材で閉鎖した開口規制部材と、 を有し、 前記開口規制部材を前記現像剤収納部の開口に取り付け
    て現像剤収納部を閉鎖することを特徴とする現像剤収納
    容器。
  2. 【請求項2】 前記開口規制部材を前記現像剤収納部の
    開口に溶着して取り付けることを特徴とする請求項1記
    載の現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】 前記開口規制部材を前記現像剤収納部の
    開口に着脱可能に取り付けることを特徴とする請求項1
    記載の現像剤収納容器。
  4. 【請求項4】 前記開口規制部材に係止部を設け、前記
    現像剤収納部の開口縁に前記係止部が係止するための係
    止孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の現像剤収
    納容器。
  5. 【請求項5】 前記開口規制部材にボスを設け、前記現
    像剤収納部の開口縁に前記ボス嵌合用の孔を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の現像剤収納容器。
  6. 【請求項6】 前記開口規制部材に設ける開口の幅を、
    新規現像剤収納容器における現像剤収納部の開口幅と同
    じに構成したことを特徴とする請求項1記載の現像剤収
    納容器。
  7. 【請求項7】 前記シール部材は、長手方向一方の端部
    が把手としての自由端であって、操作者が前記自由端を
    引っ張ることによって、前記開口規制部材の開口を開放
    することを特徴とする請求項1記載の現像剤収納容器。
  8. 【請求項8】 前記規制部材の材質は、ポリエステル
    板、ポリスチレン板、ナイロン板等であることを特徴と
    する請求項1に記載の現像剤収納容器。
  9. 【請求項9】 前記開口規制部材は縦の長さが約10mm〜
    50mm、横の長さが約200mm〜 320mmであり、前記現像剤
    収納部の開口縁は前記開口規制部材よりも縦方向長さが
    約5mm〜40mm、横方向長さが約5mm〜80mm大きいことを
    特徴とする請求項1記載の現像剤収納容器。
  10. 【請求項10】 現像を行うための現像装置において、
    (a)現像剤を収納する現像剤収納部と、 所定サイズの開口を有すると共に、前記開口をシール部
    材で閉鎖した開口規制部材と、 を有し、 前記開口規制部材を前記現像剤収納部の開口に取り付け
    て現像剤収納部を閉鎖した現像剤収納容器と、(b)前
    記シール部材の有する自由端を突出させた状態で、前記
    シール部材を間に介在させて前記現像剤収納容器と係止
    した、現像手段を有する現像フレームと、 を有することを特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】 前記現像装置は、使用するに先立って
    操作者が前記シール部材の有する自由端を引っ張ること
    によって前記開口規制部材の開口が開き、前記現像剤収
    納容器に収納されている現像剤が前記現像手段へ供給さ
    れることを特徴とする請求項10に記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 画像形成装置本体に装着可能なプロセ
    スカートリッジにおいて、(a)像担持体と、(b)現
    像剤を収納する現像剤収納部と、 所定サイズの開口を有すると共に、前記開口をシール部
    材で閉鎖した開口規制部材と、 を有し、 前記開口規制部材を前記現像剤収納部の開口に取り付け
    て現像剤収納部を閉鎖した現像剤収納容器と、 前記シール部材の有する自由端を突出させた状態で、前
    記シール部材を間に介在させて前記現像剤収納容器と係
    止した、現像手段を有する現像フレームと、 を有する現像装置と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジは更に帯電
    手段を有することを特徴とする請求項12に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記プロセスカートリッジは更にクリ
    ーニング手段を有することを特徴とする請求項13に記載
    のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 プロセスカートリッジを装着可能であ
    って、記録媒体に画像を形成する画像形成装置におい
    て、(a)像担持体と、 現像剤を収納する現像剤収納部と、 所定サイズの開口を有すると共に、前記開口をシール部
    材で閉鎖した開口規制部材と、 を有し、 前記開口規制部材を前記現像剤収納部の開口に取り付け
    て現像剤収納部を閉鎖した現像剤収納容器と、 前記シール部材の有する自由端を突出させた状態で、前
    記シール部材を間に介在させて前記現像剤収納容器と係
    止した、現像手段を有する現像フレームと、 を有する現像装置と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジを装着
    可能な装着手段と、(b)前記記録媒体を搬送する搬送
    手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記画像形成装置は電子写真複写機で
    あることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記画像形成装置はファクシミリ装置
    であることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 前記画像形成装置はレーザービームプ
    リンタであることを特徴とする請求項15に記載の画像形
    成装置。
JP5223399A 1993-09-08 1993-09-08 現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 Pending JPH0777864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223399A JPH0777864A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5223399A JPH0777864A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0777864A true JPH0777864A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16797545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5223399A Pending JPH0777864A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0777864A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6029031A (en) * 1995-08-25 2000-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and remanufacturing method
US6101352A (en) * 1996-10-07 2000-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Developing cartridge for developing an electrostatic image formed on an image bearing member with toner and being detachably mountable to a main assembly of an image forming apparatus
JP2006175856A (ja) * 2004-11-29 2006-07-06 Seiko Epson Corp カートリッジの液体再充填方法、液体再充填装置および再充填カートリッジ
EP2270608A1 (en) * 2009-07-03 2011-01-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing device and image forming apparatus employing the same
JP2012226277A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Canon Inc 現像装置の再生産方法、プロセスカートリッジの再生産方法、現像装置、及び、プロセスカートリッジ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6029031A (en) * 1995-08-25 2000-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and remanufacturing method
US6101352A (en) * 1996-10-07 2000-08-08 Canon Kabushiki Kaisha Developing cartridge for developing an electrostatic image formed on an image bearing member with toner and being detachably mountable to a main assembly of an image forming apparatus
JP2006175856A (ja) * 2004-11-29 2006-07-06 Seiko Epson Corp カートリッジの液体再充填方法、液体再充填装置および再充填カートリッジ
EP2270608A1 (en) * 2009-07-03 2011-01-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing device and image forming apparatus employing the same
US8121514B2 (en) 2009-07-03 2012-02-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing device and image forming apparatus employing the same
JP2012226277A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Canon Inc 現像装置の再生産方法、プロセスカートリッジの再生産方法、現像装置、及び、プロセスカートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0671670B1 (en) Toner cartridge, process cartridge, electrophotographic image forming apparatus and method of recycling a toner cartridge
KR0156752B1 (ko) 토너 용기의 개구 재밀봉 방법 및 밀봉 부재와 프로세스 카트리지 재생 방법
US7127192B2 (en) Developing frame and process cartridge
US7277659B2 (en) Image forming apparatus and seal retractor
US5446525A (en) Image bearing member mounting method
KR20040038862A (ko) 토너 공급 용기를 위한 재생 방법
JP2005242255A (ja) プロセスカートリッジ、現像カートリッジ、及び把持部材部品
JP3281483B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2002139904A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2002214896A (ja) 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US5826140A (en) Method of remanufacturing toner cartridges
JPH0777864A (ja) 現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3437340B2 (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジ及び現像装置
JP3368040B2 (ja) トナー容器のシール方法、現像装置、プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの再生方法及び画像形成装置
JP3265065B2 (ja) 現像剤容器の開口部を再封鎖する方法
JP2004151228A (ja) 現像装置
JP2002236412A (ja) 現像剤収納容器及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3337803B2 (ja) シール部材、トナー収納容器、現像装置、プロセスカートリッジ
JPH07209976A (ja) トナー収納装置及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3246579B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2001350394A (ja) プロセスカートリッジ
JP3265082B2 (ja) 再シール部材、現像装置、プロセスカートリッジ、プロセスカートリッジの再生方法及び画像形成装置
JP7238568B2 (ja) 現像剤収容容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2002040781A (ja) 電子写真画像形成装置,プロセスカートリッジ,現像装置、及び枠体溶着方法
JP2003241494A (ja) 収容部材、現像剤収容器、現像装置及びプロセスユニット

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20051025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051028

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 8