JP2002040781A - 電子写真画像形成装置,プロセスカートリッジ,現像装置、及び枠体溶着方法 - Google Patents

電子写真画像形成装置,プロセスカートリッジ,現像装置、及び枠体溶着方法

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JP2002040781A
JP2002040781A JP2000228807A JP2000228807A JP2002040781A JP 2002040781 A JP2002040781 A JP 2002040781A JP 2000228807 A JP2000228807 A JP 2000228807A JP 2000228807 A JP2000228807 A JP 2000228807A JP 2002040781 A JP2002040781 A JP 2002040781A
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welding
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竜太 村上
Toru Oguma
徹 小熊
Akiyoshi Yokoi
昭佳 横井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも超音波溶着により結合する第一の
枠体と第二の枠体を有するプロセスカートリッジにおい
て、溶着リブの溶融の不均一をなくすことにより溶着を
安定させ、溶着強度を向上させることができるプロセス
カートリッジを提供する。 【解決手段】 現像剤枠体11の溶着溝11c,11d
に溶着リブ11g,11hを設けることにより、現像枠
体13と現像剤枠体11を超音波溶着する際に、初期の
段階で現像枠体13と現像剤枠体11が部分的に接触し
て、その接触個所から現像枠体13の溶着リブ13c,
13dの溶融が始まり、均一に溶着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真画像形成装
置及びこれらに用いられる現像装置,プロセスカートリ
ッジ、及び枠体溶着方法に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フ
ァクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものである。および、帯電手段、現像手段、クリーニン
グ手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一
体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に
着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段
と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し
て電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをい
う。
【0004】
【従来の技術】電子写真画像形成プロセスを用いた電子
写真画像形成装置においては、電子写真感光体および電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができる。また、使用済カートリッジは回収
し、リサイクルすることも可能である。そのため、この
プロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置に
おいて広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジの一例と
して、前記プロセス手段の一つである現像手段を一体的
にカートリッジ化した現像装置が知られている。この現
像装置には、現像スリーブ等を支持する現像枠体と、現
像剤であるトナーを収容する現像剤枠体とを、それぞれ
の接合部を当接して超音波溶着する構成をとっているも
のがある。この超音波溶着は、プロセスカートリッジを
構成する様々な枠体同士を溶着する手段として用いられ
ているが、一例として、現像枠体と現像剤枠体との溶着
について以下説明する。
【0006】図2(a),(b)は、現像装置の一例を
示す図である。図3は、現像装置を現像枠体13と現像
剤枠体11に分割した状態を示す縦断面図である。図2
(b)は、現像枠体13を現像剤枠体11側から見た図
(図3の矢印E方向から見た図)であり、図2(a)
は、現像剤枠体11を現像枠体13側から見た図(図3
の矢印F方向から見た図)である。
【0007】図2(a)に示すように、現像剤枠体11
の現像枠体13への接合部には、現像剤枠体11から現
像枠体13へ現像剤を送り出すための開口部11aが設
けられている。この開口部11aは、図2(a)に示す
ように現像剤枠体11を現像枠体13側から見た場合
に、左右方向に長い長方形状をしている。この開口部1
1aには、開口部11a周囲を溶着して、開口部11a
を覆うように現像剤シール部材100が設けられてい
る。現像剤シール部材100は現像装置の使用前に引き
裂かれ、現像剤枠体11から現像枠体13内へ現像剤を
送り出せる状態となる。
【0008】一方、現像枠体13には、現像剤枠体11
から送り出された現像剤を現像スリーブ12に供給する
ために、開口部13aが設けられている。開口部13a
は現像剤枠体11の開口部11aと対向して設けられ、
現像剤枠体11の開口部11aとほぼ等しい大きさとな
っている。
【0009】図2(b)に示すように、現像枠体13の
上下端部近傍には、現像剤枠体11と超音波溶着される
溶着リブ13cと13dが設けられている。二本の溶着
リブ13c,13dは直線状をなし、開口部13aの長
手方向に沿って平行に配置されている。上側の溶着リブ
13cの長手方向両端部には、現像剤枠体11との位置
決めをするためのボス13e,13fが設けられてい
る。また、現像枠体13の長手方向両端部には、現像剤
枠体11との間からの現像剤洩れを防止するために、弾
性発泡体からなるシール部材27,28が取り付けられ
ている。
【0010】一方、現像剤枠体11には、現像枠体13
の溶着リブ13c,13dに対向する位置にそれぞれ溶
着溝11c,11dが設けられている。二本の溶着溝1
1c,11dは直線状をなし、開口部11aの長手方向
に沿って平行に配置されている。上側の溶着溝11cの
長手方向両端部には、ボス13e,13fとそれぞれ嵌
合する位置決め穴11e,11fが設けられている。
【0011】現像枠体13と現像剤枠体11は、ボス1
3e,13fと位置決め穴11e,11fを嵌合するこ
とにより位置決めされた後、現像枠体13の溶着リブ1
3c,13dの背面13g,13hを圧しながら超音波
振動を加えることによって、溶着リブ13c,13dを
溶かして現像剤枠体11の溶着溝11c,11dに溶着
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成では超音波溶着の際に、溶着リブの溶けの不均一
が発生するため溶着条件が強くなっていた。その結果、
枠体の変形により印字の品質が低下する可能性や枠体か
らの現像剤洩れの可能性があった。また、溶着リブの溶
けの不均一は強度的ムラを引き起こすために管理の困難
さがあり、生産効率の低下及びコストアップなどの問題
点があった。
【0013】本出願に係る発明は、上記のような課題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、溶着リブの溶融の不均一をなくすことにより溶
着を安定させ、溶着強度を向上させることができるプロ
セスカートリッジ、現像装置及び電子写真画像形成装置
及び枠体溶着方法を提供することにある。
【0014】また、超音波溶着する際の溶着圧力を低く
抑えることにより、溶着時の枠体の変形を小さくし、溶
着後の枠体各部の位置精度を向上させて印字品質の安定
化を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能であり、電子
写真感光体に形成された静電画像を現像するための現像
装置において、少なくとも超音波溶着により結合する第
一の枠体と第二の枠体を有し、前記第一の枠体に設けた
溶着リブと前記第二の枠体が、超音波溶着工程の初期に
おいて部分的に接触することを特徴とする現像装置であ
る。
【0016】また、本出願に係る第2の発明は、前記第
一の枠体に設けた前記溶着リブと交差するように、前記
第二の枠体に溶着リブを設けたことを特徴とする第1の
発明に記載の現像装置である。
【0017】更に、本出願に係る第3の発明は、前記第
一の枠体に設けた前記溶着リブの断面形状が、該溶着リ
ブの長手方向において等しくなく、部分的に突出した形
状をなすことを特徴とする第1の発明に記載の現像装置
である。
【0018】また、本出願に係る第4の発明は、電子写
真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ
において、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形
成された静電潜像を現像するための現像手段と、少なく
とも超音波溶着により結合する第一の枠体と第二の枠体
を有し、前記第一の枠体に設けた溶着リブと前記第二の
枠体が、超音波溶着工程の初期において部分的に接触す
ることを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0019】更に、本出願に係る第5の発明は、前記第
一の枠体に設けた前記溶着リブと交差するように、前記
第二の枠体に溶着リブを設けたことを特徴とする第4の
発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0020】また、本出願に係る第6の発明は、前記第
一の枠体に設けた前記溶着リブの断面形状が、該溶着リ
ブの長手方向において等しくなく、部分的に突出した形
状をなすことを特徴とする第4の発明に記載のプロセス
カートリッジである。
【0021】更に、本出願に係る第7の発明は、少なく
とも超音波溶着により結合する第一の枠体と第二の枠体
を有する現像装置を備えた電子写真画像形成装置におい
て、前記第一の枠体に設けた溶着リブと前記第二の枠体
が、超音波溶着工程の初期において部分的に接触するこ
とを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0022】また、本出願に係る第8の発明は、前記第
一の枠体に設けた前記溶着リブと交差するように、前記
第二の枠体に溶着リブを設けたことを特徴とする第7の
発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0023】更に、本出願に係る第9の発明は、前記第
一の枠体に設けた前記溶着リブの断面形状が、該溶着リ
ブの長手方向において等しくなく、部分的に突出した形
状をなすことを特徴とする第7の発明に記載の電子写真
画像形成装置である。
【0024】また、本出願に係る第10の発明は、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能であり、電子写真感光
体に形成された静電画像を現像するための現像装置を構
成する溶着リブを有する第一の枠体と、前記溶着リブに
嵌合する溶着溝を有する前記現像装置を構成する第二の
枠体を嵌合させて、超音波振動を与えることにより、前
記第一の枠体と前記第二の枠体を溶着させる枠体溶着方
法において、前記溶着リブと前記溶着溝を部分的に接触
させ、超音波振動を与えることにより、前記第一の枠体
と前記第二の枠体を溶着させることを特徴とする枠体溶
着方法である。
【0025】更に、本出願に係る第11の発明は、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能であり、電子写真感光
体に形成された静電画像を現像するための現像装置を構
成する溶着リブを有する第一の枠体と、前記溶着リブに
嵌合する溶着溝を有する前記現像装置を構成する第二の
枠体を嵌合させて、超音波振動を与えることにより、前
記第一の枠体と前記第二の枠体を溶着させる枠体溶着方
法において、前記溶着溝は複数の凸部を有し、前記第一
の枠体と前記第二の枠体を嵌合させることにより、前記
凸部と前記溶着リブを接触させ、超音波振動を与えるこ
とを特徴とする枠体溶着方法である。
【0026】また、本出願に係る第12の発明は、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジを構成する溶着リブを有する第一の枠体と、前記溶着
リブに嵌合する溶着溝を有する前記プロセスカートリッ
ジを構成する第二の枠体を嵌合させて、超音波振動を与
えることにより、前記第一の枠体と前記第二の枠体を溶
着させる枠体溶着方法において、前記溶着リブと前記溶
着溝を部分的に接触させ、超音波振動を与えることによ
り、前記第一の枠体と前記第二の枠体を溶着させること
を特徴とする枠体溶着方法である。
【0027】更に、本出願に係る第13の発明は、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジを構成する溶着リブを有する第一の枠体と、前記溶着
リブに嵌合する溶着溝を有する前記プロセスカートリッ
ジを構成する第二の枠体を嵌合させて、超音波振動を与
えることにより、前記第一の枠体と前記第二の枠体を溶
着させる枠体溶着方法において、前記溶着溝は複数の凸
部を有し、前記第一の枠体と前記第二の枠体を嵌合させ
ることにより、前記凸部と前記溶着リブを接触させ、超
音波振動を与えることを特徴とする枠体溶着方法であ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る現像装
置、プロセスカートリッジ及びこれを用いる電子写真画
像形成装置について説明する。なお、以下の説明におい
て長手方向とは、プロセスカートリッジBを画像形成装
置A本体へ着脱する方向と交差する方向(略直交する方
向)であり、記録媒体の表面と平行であり、且つ、記録
媒体の搬送方向と交差(略直交)する方向である。
【0029】〔画像形成装置の全体の説明〕まず、電子
写真画像形成装置(以下、画像形成装置Aと称す)の全
体構成について、図4を参照して説明する。図4は、プ
ロセスカートリッジBが装着されている状態の画像形成
装置Aの縦断面を示す概略図である。
【0030】像担持体の一形態であるドラム形状の電子
写真感光体(以下、感光体ドラム7と称す)は、画像形
成装置A内のプロセスカートリッジBに装設されてい
る。この感光体ドラム7は図示矢印方向に回転し、帯電
手段である帯電ローラ8によって帯電される。ついで、
レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミ
ラーを有した光学手段1から画像情報に応じたレーザー
光を感光体ドラム7に照射することによって、感光体ド
ラム7に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像手段10によって現像され、可視像であるトナ
ー像とされる。
【0031】現像手段10は、感光体ドラム7に現像剤
(トナー)を送り出す現像剤担持体である現像スリーブ
12と、現像スリーブ12の表面に付着する現像剤の量
を規制するための規制部材である現像ブレード18とか
らなる。また、現像スリーブ12及び現像ブレード18
と、それらを保持する現像枠体13と、現像剤を収容し
た現像剤枠体11(トナー容器ともいう)を結合して、
現像装置である現像ユニット20を構成している。
【0032】現像スリーブ12は、その外表面が略円筒
状をなし現像枠体13に回転可能に支持され、内部には
固定磁石17を内蔵している。また、現像ブレード18
は、現像スリーブ12と適当な間隔をとって、現像スリ
ーブ12とほぼ平行に配設されている。そして、現像剤
枠体11は、現像剤であるトナーを収容するトナー収容
部14を形成し、トナー収容部14内のトナーを送り出
すトナー送り部材15を備えている。トナー送り部材1
5は、柔軟性と弾性とを備えたプラスチックシートを有
する。現像剤枠体11は、トナー収容部14を構成し、
現像枠体13に固着され、トナー収容部14内のトナー
を現像枠体13に供給している。
【0033】現像枠体13は現像室13bを有してお
り、現像室13bに隣接するトナー収容部14内のトナ
ーは、トナー送り部材15の回転によって現像室13b
へと送り出される。現像枠体13は、現像スリーブ12
の近傍に回動自在なトナー攪拌部材16を備えており、
トナー収容部14から送り出された現像室13b内のト
ナーを、トナー攪拌部材16の回動によって循環させ
る。また、トナーは磁性を有しており、現像スリーブ1
2は固定磁石17を内蔵しているため、現像スリーブ1
2上にはトナーが付着する。
【0034】そして、現像スリーブ12を回転すること
によってトナーは搬送され、現像ブレード18によって
摩擦帯電電荷が付与されるとともに所定厚のトナー層が
現像スリーブ12上に形成され、このトナーが感光体ド
ラム7の現像領域へと搬送される。この現像領域へと供
給されたトナーは、感光体ドラム7上の前記潜像へと転
移され、感光体ドラム7上にトナー像を形成する。な
お、現像スリーブ12は、画像形成装置A本体に設けら
れている現像バイアス回路に接続されており、通常、交
流電圧に直流電圧が重畳された現像バイアス電圧が印加
される。
【0035】一方、上記トナー像の形成と同期して、給
紙カセット3aにセットした記録媒体2を、ピックアッ
プローラ3b、搬送ローラ対3c,3dおよびレジスト
ローラ対3eにより転写位置へと搬送する。転写位置に
は、転写手段としての転写ローラ4が配置されており、
転写ローラ4に電圧を印加することによって、感光体ド
ラム7上のトナー像を記録媒体2に転写する。
【0036】トナー像の転写を受けた記録媒体2は、搬
送ガイド3fにより定着手段5へと搬送される。定着手
段5は、駆動ローラ5cと、ヒータ5aを内蔵し支持部
材5dに支転され筒状シートの定着回転体5bを備え、
通過する記録媒体2に熱および圧力を印加して、転写さ
れたトナー像を記録媒体2上に定着させる。
【0037】トナー像が定着した記録媒体2は、排出ロ
ーラ対3gによって搬送され、反転経路3jを経由して
排出ローラ対3hにより排出トレイ6へと排出される。
この排出トレイ6は、画像形成装置Aの上面に設けられ
ている。なお、揺動可能なフラッパ3kを動作させるこ
とにより、反転経路3jを介することなく記録媒体2を
排出することも可能である。本実施の形態では、上記ピ
ックアップローラ3b、搬送ローラ対3c,3d、レジ
ストローラ対3e、搬送ガイド3f、排出ローラ対3
g,3hによって、搬送手段を構成している。
【0038】また、転写ローラ4によってトナー像を記
録媒体2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニン
グ手段9によって感光体ドラム7上に残留したトナーが
除去された後、次の画像形成プロセスに供される。クリ
ーニング手段9は、感光体ドラム7に当接して設けられ
た弾性クリーニングブレード9aと残留トナーを収容す
る除去トナー溜め9bより成る。除去トナー溜め9bは
クリーニング枠体9cによって形成されており、更にク
リーニング枠体9cはクリーニングブレード9aを支持
している。クリーニング手段9は、クリーニングブレー
ド9aによって感光体ドラム7上の残留トナーを掻き落
として、除去トナー溜め9bへと集める。
【0039】〔プロセスカートリッジの説明〕一方、図
5に示すように本実施の形態では、プロセスカートリッ
ジBは、現像手段10を備えた現像枠体13に現像剤枠
体11を溶着して、一体として現像ユニット20(現像
装置)を形成している。現像剤枠体11は、トナーを収
容するトナー収容部14を形成し、そのトナー収容部1
4内にトナー送り部材15を回転可能に支持している。
現像枠体13は、現像手段10である現像スリーブ12
および現像ブレード18を保持している。
【0040】また、クリーニングブレード9a等のクリ
ーニング手段9、感光体ドラム7および帯電ローラ8を
クリーニング枠体9cで支持して、クリーニングユニッ
ト19を形成している。
【0041】そして、プロセスカートリッジBは、前記
現像ユニット20及びクリーニングユニット19を回転
可能に結合して、一体化することによってカートリッジ
化されている。
【0042】次に、プロセスカートリッジBを画像形成
装置本体に着脱する方法について、図10を用いて説明
する。図10は画像形成装置Aの開閉部材35を開放し
た状態を示す斜視図である。画像形成装置Aは、図4に
示すヒンジ35aを中心に開閉部材35を開放すると、
画像形成装置Aの左右の内壁に前下りの左右ガイドレー
ル26L,26R(26Rは不図示)が見える。そし
て、感光体ドラム7と同軸上にある左右円筒形ガイド、
及び、プロセスカートリッジBの画像形成装置A本体へ
の装着方向を前とした場合に円筒形ガイドより後方に位
置する細長い姿勢決めガイドを、前記ガイドレール26
L,26Rに挿入して、画像形成装置Aの位置決め溝2
6bL,26bR(26bRは不図示)に円筒形ガイド
を嵌め込むことにより、プロセスカートリッジBを画像
形成装置Aに装着する。
【0043】逆に、画像形成装置Aに装着されたプロセ
スカートリッジBを取り外すときには、上記とは反対の
手順で前記ガイドレール26L,26Rに沿って、プロ
セスカートリッジBを引き抜くことにより行う。
【0044】本実施の形態においては、プロセスカート
リッジBは、現像室13b内のトナーの消費に従ってそ
の残量を逐次検出するための現像剤量検出手段を備えて
いる。
【0045】本実施の形態では、図5に示すように現像
剤量検出手段を構成する測定電極部材として、第一の電
極81、第二の電極82、第三の電極83が現像枠体1
3に設けられ、現像スリーブ12に沿って平行に配置さ
れている。第一の電極81は現像スリーブ12の近傍に
現像スリーブ12に沿って設けられ、第三の電極83は
現像枠体13の底部に設けられており、第一の電極81
と第三の電極83は現像枠体13内で電気的に接続され
同電位になっている。
【0046】また、第二の電極82は、第一の電極81
よりも現像剤枠体11方向寄りに設けられており、第一
の電極81及び第三の電極83と対向するように、現像
枠体13の上部に配置されている。第一の検出手段は、
第一の電極81または第二の電極82のどちらかに電圧
を印加することで電極間に静電容量を誘起させるもので
あり、この静電容量を画像形成装置Aに設けられた検出
回路で測定することによってトナー量を検出する構成と
される。
【0047】すなわち、電極間にトナーが進入すること
によって、電極間の静電容量が変化するため、この変化
を検出することにより、トナー量を検出することができ
る。本実施の形態では、第二の電極82に電圧を印加し
て入力側とし、第一の電極81と第三の電極83を出力
側としている。
【0048】前記第一,第二,第三の電極81,82,
83は、トナー送り部材15によって現像剤枠体11か
ら搬送されたトナーが進入できる位置に配置されてお
り、プロセスカートリッジB内のトナー量が多いとき
は、各電極で囲まれた空間にはトナー送り部材15によ
ってトナーが押し込まれるため、電極間の静電容量は高
い値を示し続ける。しかし、プロセスカートリッジを使
用していくとトナーが消費され、第二電極82と第一,
第三の電極81,83間のトナーの高さが減少してい
き、電極間の静電容量も減少していく。そして、この静
電容量の減少から、トナー量を逐次検出する。
【0049】最終的には、現像スリーブ12の表面のト
ナーを掻き取る現像ブレード18の先端近傍のトナーが
消費されることで画像上白抜けが発生し、トナー無し状
態となる。本実施の形態では、現像スリーブ12に印加
される現像バイアス電圧を入力電圧とし、現像スリーブ
12と第一電極81の間の静電容量をも検出することに
よって、トナー無し状態を検知している。すなわち、現
像剤量検出手段は、複数の電極間の静電容量の変化を検
出することで、トナー量を逐次に検出することができ
る。
【0050】〔現像枠体と現像剤枠体の溶着の説明〕次
に、現像枠体13と現像剤枠体11の結合構成について
図1及び図6を用いて説明する。図1(a),(b)及
び図6は、本出願に係る現像装置の一例を示している。
図6は、現像枠体13と現像剤枠体11を溶着する前の
状態を示す縦断面図である。図1(b)は、現像枠体1
3を現像剤枠体11側から見た図(図6の矢印E方向か
ら見た図)であり、図1(a)は、現像剤枠体11を現
像枠体13側から見た図(図6の矢印F方向から見た
図)である。
【0051】図1(a)に示すように、現像剤枠体11
の現像枠体13との接合部には、現像剤枠体11から現
像枠体13へ現像剤を送り出すための開口部11aが設
けられている。この開口部11aは、図1(a)に示す
ように現像剤枠体11を現像枠体13側から見た場合
に、左右方向(長手方向)に長い長方形状をしている。
そして、この開口部11aには、現像剤シール部材10
0が設けられている。
【0052】シール部材100は、例えばAl(アルミ
ニウム)フィルムの上下にPET(ポリエチレンテレフ
タレート)フィルムを積層して成り、新品時は図1に示
すように現像剤枠体11の開口部11aを塞ぐように貼
り付けられている。このシール部材100は、現像剤枠
体11に設けられた開口部11aを覆い、開口部11a
を囲うように現像剤枠体11に溶着固定されている。そ
して、シール部材100は、長手方向一端部100aで
折り返されて、把手端部100bが開口部11aの端か
らはみ出すようにしてあり、把手端部100bは手掛け
となる把手部材14tに貼り付けてある。また、この把
手部材14tは現像剤枠体11と一体成形されており、
現像剤枠体11とつながる部分を特に薄くして切り離せ
るように形成してある。なお、把手部材14tは、プロ
セスカートリッジBを梱包する際に長手方向のスペース
を省くことができるように、略90°折り曲げられて梱
包される。
【0053】シール部材100は、開口部11aを引き
裂き開封するために、積層されたPETフィルムの一層
に切れ込み100cを設けてあり、開封動作を行うこと
により、前記切れ込み100cに沿ってシール部材10
0が引き裂かれて、現像剤枠体11の開口部11aが開
封される。
【0054】トナー収容部14に収納されたトナーを現
像枠体13内へ送り出すためには、まず、プロセスカー
トリッジBの外部へ突出しているシール部材100の把
手端部100bが貼り付けられた把手部材14tの根本
側を、現像剤枠体11から切り離す。そして、切り離し
た後に把手部材14tを操作者が手で引くことにより、
シール部材100が折り返し部を支点に切れ込み100
cに沿って引き裂かれて、現像剤枠体11の開口部11
a側が開封され、トナーをトナー収容部14から現像枠
体13内へ送り出し可能となる。
【0055】現像枠体13には、現像剤枠体11から送
り出された現像剤を現像スリーブ12に供給するため
に、開口部13aが設けられている。開口部13aは、
現像剤枠体11の開口部11aと対向する位置に設けら
れ、現像剤枠体11の開口部11aとほぼ等しい大きさ
となっている。
【0056】図1(b)に示すように、現像枠体13の
上下端部近傍には、凸部13j,13kが設けられてい
る。二本の凸部13j,13kは、開口部13aの長手
方向に沿って長い直線状をなし、それぞれ平行に配置さ
れている。この凸部13j,13kの頂面には、図7に
示すように、超音波溶着する際の溶融部となる溶着リブ
13c,13dが設けられている。溶着リブ13c,1
3dはその縦断面形状が三角形状をなし、それぞれ凸部
13j,13kの頂面から突出して形成された突起であ
り、凸部13j,13kの長手方向に亘って形成されて
いる。
【0057】また、図8に示すように、上側に配置され
ている溶着リブ13cの長手方向両端部には、現像剤枠
体11との位置決めをするためのボス13e,13fが
設けられている。また、現像枠体13の長手方向両端部
には、現像剤枠体11との接合部間からの現像剤洩れを
防止するために、弾性発泡体からなるシール部材27,
28が取り付けられている。
【0058】一方、図1(a)に示すように、現像剤枠
体11には、現像枠体13の溶着リブ13c及び13d
とそれぞれ対向する位置に、凹状の溶着溝11c,11
dを設けている。二本の溶着溝11c,11dは直線状
をなし、開口部11aの長手方向に沿ってそれぞれ平行
に配置されている。この溶着溝11c,11dには、現
像枠体13に設けられた溶着リブ13c,13dと交差
するように、複数の溶着リブ11g,11hを等間隔に
設けている。図7に示すように複数の溶着リブ11g,
11hは現像枠体13に設けられた溶着リブ13c,1
3dと直角に交わり、その断面が略三角形状をなしてい
る。溶着リブ11g,11hは溶着溝11c,11dの
溝底面に現像剤枠体11と一体成形されている。
【0059】また、上側に配置される溶着溝11cの長
手方向両端部には、ボス13e、13fと嵌合する位置
決め穴11e,11fが設けられている。
【0060】そして、図6に示すように現像剤枠体11
の接合部と現像枠体13の接合部を向かい合わせて、現
像枠体13を現像剤枠体11の方へ押し付けることによ
り、ボス13e,13fと位置決め穴11e,11fを
それぞれ嵌合させて位置決めする。その後、現像剤枠体
11を不図示の台に固定した状態で、現像枠体13の溶
着リブ13c,13dの背面13g,13hを圧しなが
ら超音波振動を加える。すると、超音波振動によって、
凸部13j,13kに設けられた溶着リブ13c,13
dが溶けて、凹状の溶着溝11c,11dの底と溶着
し、現像枠体13と現像剤枠体11が一体に結合され
る。
【0061】従来の枠体結合においては、超音波溶着の
際に、直線状の溶着リブ13c,13dと凹状の溶着溝
11c,11dが線接触した状態で圧しながら超音波振
動が与えられた。この場合には、直線状の溶着リブ13
c,13dの長手方向において接触圧が異なるため、接
触圧の最も高い一部分から溶着リブ13c,13dの溶
融が始まり、不均一に広がっていくことがあった。そし
て、安定した溶着強度を得るために、現像枠体13の溶
着リブ13c,13dの背面13g,13hから加える
面圧力を高くするなど溶着条件を強くする必要があり、
ひいては枠体に変形をもたらす場合があった。
【0062】これに対し本発明は溶着溝11c,11d
に、溶着リブ13c,13dと交差するように複数の溶
着リブ11g,11hを設けることにより、溶着リブ1
3cと11g、及び、溶着リブ13dと11hを点接触
させ、その複数の接触部からリブの溶融を図るものであ
る。
【0063】すなわち、溶着リブ11g,11hを複数
設けることにより、超音波溶着の初期の段階において、
溶着リブ13cと11g及び溶着リブ13dと11hで
積極的に接触させ、圧力をこの接触部に集中させる。そ
して、この接触部の溶着リブが従来よりも短い時間で、
なおかつこの決まった場所で溶融し、その後、この接触
部から溶着リブ13c,13dの溶融が広がって行き、
現像剤枠体11の溶着溝11c,11dに溶着される。
このような溶着リブ11g,11hを溶着溝11c,1
1dに複数設けることにより、複数箇所から溶着リブ1
3c,13dの溶融が開始されて、溶融が均一に広がっ
ていく。
【0064】本実施の形態では、超音波溶着の初期の段
階において、溶着リブ13c,13dが部分的にしか接
触しないように、溶着リブ11g,11hを現像剤枠体
11の溶着溝11c,11dに設けたため、溶着リブ1
3c,13dの溶融が早まり、なおかつ決まった場所か
ら溶融し始め、溶着が安定して溶着強度が増すという効
果が得られる。
【0065】また、溶着を安定させるために面圧力等の
溶着条件を強くする必要がなくなり、枠体の変形を防ぐ
ことができる。これによって、現像枠体13各部の溶着
後の寸法ばらつきを小さくすることができるため、画質
のばらつきや現像剤検出精度の低下を防ぐことができ、
また現像剤の洩れを防ぐこともできる。
【0066】なお、本実施の形態においては、溶着リブ
11g,11hを溶着リブ13c,13dに直交するよ
うに配置しているが、必ずしも直交させる必要はなく、
少なくとも交差させることにより接触部が小さくなれば
良い。また、溶着リブ11g,11hは等間隔に複数設
けているが、溶着強度が弱くなる部分の間隔を密にする
等、枠体の特性に合わせて適宜設けても良い。
【0067】本実施の形態においては、溶着リブ13
c,13d,11g,11hを直線形状としているが、
波形形状であっても良い。
【0068】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図9を用いて説明する。
【0069】図9は、現像枠体13に設けた溶着リブを
拡大して模式的に示したものである。本実施の形態は、
第一の実施の形態において溶着溝11c,11dに溶着
リブ11g,11hを設ける代わりに、突起部13iを
有する溶着リブ13c′,13d′を現像枠体13に設
けたものである。従って、第一の実施の形態と同様の個
所については説明を省略し、異なる個所について第一の
実施の形態を援用して説明する。
【0070】溶着リブは現像枠体13に設けられてお
り、この溶着リブ13c′,13d′の断面形状が長手
方向に等しくなく、部分的に突出した形状になってい
る。溶着リブ13c′,13d′には、等間隔をおいて
複数の突起部13iが設けられている。突起部13i
は、溶着リブ13c′,13d′と一体成形されたもの
であり、現像枠体13と現像剤枠体11を超音波溶着す
る際に、現像剤枠体11に設けられた溶着溝11c,1
1dの溝底部に最初に接触する部分である。突起部13
iは、長手方向の幅を小さく形成してあることにより、
溶着リブ13c′,13d′と溶着溝11c,11dを
超音波溶着する際に、初期段階での接触面積を小さくす
ることができる。
【0071】そして、図11に示すように現像剤枠体1
1の接合部と現像枠体13の接合部を向かい合わせて、
現像枠体13を現像剤枠体11の方へ押し付けることに
より、ボス13e,13fと位置決め穴11e,11f
をそれぞれ嵌合させて位置決めする。その後、現像枠体
13の溶着リブ13c′,13d′の背面13g,13
hを圧しながら超音波振動を加える。すると、超音波振
動によって、凸部13j,13kに設けられた溶着リブ
13c′,13d′が溶けて、凹状の溶着溝11c,1
1dの底と溶着し、現像枠体13と現像剤枠体11が一
体に結合される。
【0072】このとき、溶着リブ13c′,13d′に
突起部13iを複数設けることにより、超音波溶着の初
期の段階において、溶着リブ13c′,13d′の突起
部13iが、凹状の溶着溝11c,11dの溝底面と積
極的に接触し、この接触部に圧力が集中する。そして、
この接触部から溶着リブ13c′,13d′が溶融し、
その後、この接触部から溶着リブ13c′,13d′の
溶融が広がって行き、現像剤枠体11の溶着溝11c,
11dに溶着される。このような突起部13iを溶着リ
ブ13c′,13d′に複数設けることにより、複数箇
所から溶着リブ13c′,13d′の溶融が開始され
て、溶融が均一に広がっていく。
【0073】本実施の形態では、超音波溶着の初期の段
階において、溶着リブ13c′,13d′が部分的にし
か接触しないように、溶着リブ13c′,13d′に突
起部13iを設けたため、溶着リブ13c′,13d′
の溶融が早まり、なおかつ決まった場所から溶融し始
め、溶着が安定して溶着強度が増すという効果が得られ
る。
【0074】また、溶着を安定させるために面圧力等の
溶着条件を強くする必要がなくなり、枠体の変形を防ぐ
ことができる。これによって、現像枠体13各部の溶着
後の寸法ばらつきを小さくすることができるため、画質
のばらつきや現像剤検出精度の低下を防ぐことができ、
また現像剤の洩れを防ぐこともできる。
【0075】また、突起部13iは等間隔に複数設けて
いるが、溶着強度が弱くなる部分の間隔を密にする等、
枠体の特性に合わせて適宜設けても良い。なお、本実施
の形態においては、溶着リブ13c′,13d′を一直
線状の形状としているが、波形形状であっても良い。
【0076】なお、上記第一及び第二の実施の形態で
は、現像手段10等を一体の現像ユニット20として構
成した現像装置についての形態を示したが、本発明は現
像装置に限られるものではなく、像担持体である感光体
ドラム7と現像手段10とを一体に構成したプロセスカ
ートリッジB及びそれらを着脱可能な画像形成装置にも
適用することができる。
【0077】また、上記第一及び第二の実施の形態にお
いては、現像枠体13と現像剤枠体11を超音波溶着す
る例について説明したが、本発明はプロセスカートリッ
ジを構成する枠体同士を溶着固定する技術であり、現像
枠体13と現像剤枠体11の溶着に限定されるものでは
なく、他の枠体同士を溶着固定する場合にも適用できる
のはいうまでもない。例えば、現像剤枠体11や除去ト
ナー溜め9bが、蓋部と容器部の二部材からなる場合
に、蓋部と容器部を超音波溶着する際にも適用すること
ができる。また、本発明は据置型の現像装置を有する電
子写真画像形成装置に対しても適用可能である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶着リブの溶融の不均一がなくなり、溶着が安定して、
更に溶着強度が向上するという効果が得られる。
【0079】また、超音波溶着する際の溶着圧力を低く
抑えることができ、溶着時の枠体の変形を小さくするこ
とができるため、溶着後の枠体各部の位置精度を向上さ
せることができ、印字の品質の安定を図ることができ
る。
【0080】さらに、溶着力の強度確認をする必要がな
くなり、生産効率の向上及びコストダウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、本発明の現像装置を現像剤枠
体と現像枠体とに分離し、現像剤枠体及び現像枠体を接
合部側から見た図である。
【図2】(a)(b)は、従来技術の現像装置を現像剤
枠体と現像枠体とに分離し、現像剤枠体及び現像枠体を
接合部側から見た図である。
【図3】従来技術の現像装置を現像剤枠体と現像枠体と
に分離し、側面から見た状態を示す縦断面図である。
【図4】プロセスカートリッジBが装着されている状態
の電子写真画像形成装置Aの縦断面を示す概略図であ
る。
【図5】本発明のプロセスカートリッジBの縦断面図で
ある。
【図6】本発明の第一の実施の形態における現像装置
を、現像剤枠体と現像枠体とに分離し、側面から見た状
態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第一の実施の形態における現像枠体に
設けた溶着リブと、現像剤枠体の溶着溝に設けた溶着リ
ブの配置関係を模式的に示す斜視図である。
【図8】現像枠体と現像剤枠体を溶着する前の状態を示
す斜視図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態における現像枠体に
設けた溶着リブの形状を示す斜視図である。
【図10】画像形成装置Aの開閉部材を開放した状態を
示す斜視図である。
【図11】本発明の第二の実施の形態における現像装置
を、現像剤枠体と現像枠体とに分離し、側面から見た状
態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…光学手段 2…記録媒体 3a…給紙カセット 3b…ピックアップローラ 3
c、3d…搬送ローラ対3e…レジストローラ対 3f
…搬送ガイド 3g…排出ローラ対 3h…排出ローラ
対 3j…反転経路 3k…フラッパ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着回転体 5c
…駆動ローラ 5d…支持部材 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…クリーニング手段 9a…クリーニングブレード
9b…除去トナー溜め9c…クリーニング枠体 10…現像手段 11…現像剤枠体 11a…開口部 11c,11d…
溶着溝 11e,11f…位置決め穴 11g,11h
…溶着リブ 12…現像スリーブ 13…現像枠体 13a…開口部 13b…現像室 1
3c,13c′,13d,13d′…溶着リブ 13
e,13f…ボス 13g,13h…背面 13i…突
起部 13j,13k…凸部 14…トナー収容部 14t…把手部材 15…トナー送り部材 16…トナー攪拌部材 17…固定磁石 18…現像ブレード 19…クリーニングユニット 20…現像ユニット 26bL,26bR…位置決め溝 26c…ねじ穴 2
6L,26R…ガイドレール 27,28…シール部材 35…開閉部材 35a…ヒンジ 81…第一の電極 82…第二の電極 83…第三の電極 100…シール部材 100a…長手方向一端部 10
0b…把手端部 100c…切り込み A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 昭佳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA05 BA13 BA22 DA08 DA15 2H077 AA33 BA08 BA09 4F211 AH33 TA01 TC03 TD11 TH17 TJ30 TN22 TQ05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能で
    あり、電子写真感光体に形成された静電画像を現像する
    ための現像装置において、 少なくとも超音波溶着により結合する第一の枠体と第二
    の枠体を有し、 前記第一の枠体に設けた溶着リブと前記第二の枠体が、
    超音波溶着工程の初期において部分的に接触することを
    特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の枠体に設けた前記溶着リブと
    交差するように、前記第二の枠体に溶着リブを設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の枠体に設けた前記溶着リブの
    断面形状が、該溶着リブの長手方向において等しくな
    く、部分的に突出した形状をなすことを特徴とする請求
    項1に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めの現像手段と、 少なくとも超音波溶着により結合する第一の枠体と第二
    の枠体を有し、 前記第一の枠体に設けた溶着リブと前記第二の枠体が、
    超音波溶着工程の初期において部分的に接触することを
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記第一の枠体に設けた前記溶着リブと
    交差するように、前記第二の枠体に溶着リブを設けたこ
    とを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  6. 【請求項6】 前記第一の枠体に設けた前記溶着リブの
    断面形状が、該溶着リブの長手方向において等しくな
    く、部分的に突出した形状をなすことを特徴とする請求
    項4に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 少なくとも超音波溶着により結合する第
    一の枠体と第二の枠体を有する現像装置を備えた電子写
    真画像形成装置において、 前記第一の枠体に設けた溶着リブと前記第二の枠体が、
    超音波溶着工程の初期において部分的に接触することを
    特徴とする電子写真画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の枠体に設けた前記溶着リブと
    交差するように、前記第二の枠体に溶着リブを設けたこ
    とを特徴とする請求項7に記載の電子写真画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第一の枠体に設けた前記溶着リブの
    断面形状が、該溶着リブの長手方向において等しくな
    く、部分的に突出した形状をなすことを特徴とする請求
    項7に記載の電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    であり、電子写真感光体に形成された静電画像を現像す
    るための現像装置を構成する溶着リブを有する第一の枠
    体と、前記溶着リブに嵌合する溶着溝を有する前記現像
    装置を構成する第二の枠体を嵌合させて、超音波振動を
    与えることにより、前記第一の枠体と前記第二の枠体を
    溶着させる枠体溶着方法において、 前記溶着リブと前記溶着溝を部分的に接触させ、 超音波振動を与えることにより、前記第一の枠体と前記
    第二の枠体を溶着させることを特徴とする枠体溶着方
    法。
  11. 【請求項11】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    であり、電子写真感光体に形成された静電画像を現像す
    るための現像装置を構成する溶着リブを有する第一の枠
    体と、前記溶着リブに嵌合する溶着溝を有する前記現像
    装置を構成する第二の枠体を嵌合させて、超音波振動を
    与えることにより、前記第一の枠体と前記第二の枠体を
    溶着させる枠体溶着方法において、 前記溶着溝は複数の凸部を有し、 前記第一の枠体と前記第二の枠体を嵌合させることによ
    り、前記凸部と前記溶着リブを接触させ、 超音波振動を与えることを特徴とする枠体溶着方法。
  12. 【請求項12】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジを構成する溶着リブを有する第
    一の枠体と、前記溶着リブに嵌合する溶着溝を有する前
    記プロセスカートリッジを構成する第二の枠体を嵌合さ
    せて、超音波振動を与えることにより、前記第一の枠体
    と前記第二の枠体を溶着させる枠体溶着方法において、 前記溶着リブと前記溶着溝を部分的に接触させ、 超音波振動を与えることにより、前記第一の枠体と前記
    第二の枠体を溶着させることを特徴とする枠体溶着方
    法。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジを構成する溶着リブを有する第
    一の枠体と、前記溶着リブに嵌合する溶着溝を有する前
    記プロセスカートリッジを構成する第二の枠体を嵌合さ
    せて、超音波振動を与えることにより、前記第一の枠体
    と前記第二の枠体を溶着させる枠体溶着方法において、 前記溶着溝は複数の凸部を有し、 前記第一の枠体と前記第二の枠体を嵌合させることによ
    り、前記凸部と前記溶着リブを接触させ、 超音波振動を与えることを特徴とする枠体溶着方法。
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