JPH09288413A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JPH09288413A
JPH09288413A JP8122301A JP12230196A JPH09288413A JP H09288413 A JPH09288413 A JP H09288413A JP 8122301 A JP8122301 A JP 8122301A JP 12230196 A JP12230196 A JP 12230196A JP H09288413 A JPH09288413 A JP H09288413A
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developing
toner
frame
frame body
process cartridge
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JP8122301A
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Akira Suzuki
陽 鈴木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジのリサイクル性向上。 【解決手段】 トナー枠体12と現像枠体15の結合部
近傍30,31の肉厚tをトナー枠体、現像枠体の肉厚
Tよりも薄くtとする。これによって接合部近傍の強度
が低下し、予想破断箇所41を外力で破断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザプリンタや複
写機等の電子写真方式を採用する画像形成装置の現像装
置及びプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、後述従来の
プロセスカートリッジを更に発展させたものである。
【0003】本発明の目的は、溶着部の容器強度を下
げ、使用済みのプロセスカートリッジの分解・再生を行
う際、容易に現像容器と現像剤容器を分解可能なプロセ
スカートリッジを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明はト
ナー収容部を構成する樹脂製のトナー枠体と現像部材の
支持部を構成する樹脂製の現像枠体とが接合固着されて
なる現像装置において、トナー枠体又は現像枠体の少な
くともどちらか一方の前記樹脂枠体の前記接合部近傍の
肉厚が各々前記樹脂枠体の基本肉厚に比べて薄いことを
特徴とする現像装置である。
【0005】本発明の第2の発明は前記接着結合部近傍
の肉厚がその接合部に沿って断続的に凹形状であること
を特徴とする第1の発明に記載の現像装置である。
【0006】本発明の第3の発明は前記接合固着は、振
動溶着、超音波溶着、熱溶着、接着剤を介して結合した
接着のいずれか一つであることを特徴とする第1又は第
2の発明に記載の現像装置である。
【0007】本発明の第4の発明は画像形成装置に着脱
可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体
と、電子写真感光体に作用するプロセス手段として備え
た現像手段と、を有し、前記現像手段は、互いに接合固
着されるトナー収容部を構成する樹脂製のトナー枠体
と、現像部材の支持部を構成する樹脂製の現像枠体と、
を有しトナー枠体又は現像枠体の少なくともどちらか一
方の前記接合部近傍の肉厚が前記トナー枠体の基本肉厚
に比べて薄いことを特徴とするプロセスカートリッジで
ある。
【0008】本発明の第5の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段と現像
手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とする第4の発明に記載のプロセスカートリッジで
ある。
【0009】本発明の第6の発明は前記プロセスカート
リッジとは帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一
つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とする第
4の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0010】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、そ
の使用が長時間に及ぶと像担持体として設けた電子写真
感光体である感光ドラムの交換、現像器の交換又は現像
剤(以下トナー)の補給、帯電器の放電ワイヤの清掃、
廃トナーで一杯となったクリーニング器の交換、その他
感光ドラム回りの機器の調整や交換が必要となる。
【0011】しかしかかるメンテナンス作業はこれを行
うには専門的技能、知識を有し一般のユーザには容易で
はなかった。
【0012】そこで感光ドラム、現像器、一次帯電器、
クリーニング器等のプロセス機器をカートリッジ枠体内
に一体的に組付け、プロセスカートリッジとしては装置
本体に着脱自在に配設して、上記のプロセス機器につい
てメンテナンスの必要が生じれば、プロセスカートリッ
ジ全体を交換してメンテナンスの容易化を図った。
【0013】なお、前述プロセスカートリッジとは、帯
電手段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものである。及び帯電手段、クリーニング手段の少な
くとも一つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可
能とするものである。
【0014】この一体化されたプロセスカートリッジの
現像器は通常、現像部材を支持する現像枠体と、現像剤
を収容する容器状のトナー枠体の2つに別れて構成され
ている。そして、現像枠体とトナー枠体の結合には、現
像枠体もしくはトナー枠体の一方に容器開口回りの長手
方向左右にほぼ平行に1本づつ溶着リブを設け、超音波
溶着により相手枠体と結合、固定している。また、現像
枠体もしくはトナー枠体の長手方向両端部には帯状のス
ポンジが両面テープ等で固定してあり、このスポンジが
他方の枠体の両端部に当接し、その弾性により両枠体が
密着し現像器の側面から漏れることを防止している。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において長手方向とは特に
断らない限り被記録材の搬送方向に直角な水平方向をい
う。
【0016】本発明の実施の形態に係るプロセスカート
リッジ及びプロセスカートリッジを用いる画像形成装置
について、図面を参照して説明する。
【0017】(実施の形態1) {プロセスカートリッジ及びこれを装填した画像形成装
置の全体説明}まず、画像形成装置の全体構成について
説明する。尚、図1は画像形成装置の一態様であるプロ
セスカートリッジを装填したレーザープリンタの断面構
成説明図、図2はプロセスカートリッジの断面構成説明
図、図3はその分解斜視図、図4はクリーニング枠体と
現像枠体と、トナー枠体の結合関係を示す側面図、図5
は現像容器(現像枠体)と現像剤容器(トナー枠体)の
結合関係を示す縦断面図、図6は図5のA部拡大図、図
7は図6から結合後の現像容器と現像剤容器の関係を示
す縦断面図である。
【0018】この画像形成装置Aは図1に示すように、
光学系1から画像情報に基づいたレーザー光像を照射し
て像担持体として設けた電子写真感光体である感光ドラ
ム7に現像剤(以下トナー)像を形成する。そして前記
トナー像の形成と同期して被記録材2をカセット3aか
らピックアップローラ3b及び給送ローラ3c、搬送ロ
ーラ3d、レジストローラー3e等からなる搬送手段3
で搬送し、且つプロセスカートリッジBとしてカートリ
ッジ化された画像形成部に於いて前記感光ドラム7に形
成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧
印加することによって被記録材2に転写し、その被記録
材2をガイド板3fでガイドして定着手段5へと搬送す
る。この定着手段5は駆動ローラ5a及びヒータ5bを
内蔵する定着ローラ5cからなり、通過する被記録材2
を排出ローラ対3g,3hで搬送し、反転搬送路を通し
て排出部6へと排出する如く構成している。尚、この画
像形成装置Aは手差しトレイ3i及びローラ3jによっ
て手差し給紙も可能である。
【0019】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図2に示すように、電子写真感光体である
感光ドラム7を回転してその表面を帯電手段8によって
一様に帯電し、前記光学系1からの光像を露光部9を介
して感光ドラム7に露光して潜像を形成し、現像手段1
0で前記潜像に応じたトナー像を形成することにより可
視像化する。そして前記転写手段4でトナー像を被記録
材2に転写した後は、クリーニング手段11によって感
光ドラム7に残留したトナーを除去するように構成して
いる。
【0020】尚、前記プロセスカートリッジBはトナー
送り部材10aを配したトナー溜め等を有する第一枠体
であるトナー枠体12と、中心にマグネット10bを有
する現像スリーブ10c等を有する第二枠体である現像
枠体15と、感光ドラム7やクリーニング手段11等を
有する第三枠体であるクリーニング枠体13とによって
構成している。
【0021】次に前記画像形成装置A及びこれに装填す
るプロセスカートリッジBの各部の構成について詳細に
説明する。
【0022】{プロセスカートリッジ}プロセスカート
リッジBは、感光ドラム7を回転してその表面を帯電手
段8によって一様に帯電し、画像形成装置Aの光学系1
からの光像を露光部9を介して感光ドラム7に露光して
潜像を形成し、現像手段10の有するトナー規制部材1
8により現像スリーブ10c上に形成された均一なトナ
ー層を感光ドラム7に前記潜像に応じたトナー像とする
ことにより可視像化する。なお、トナー枠体12中のト
ナーはトナー送り部材10aによって現像スリーブ10
cにむけて送られる。
【0023】そして転写手段4でトナー像を被記録材2
に転写した後は、クリーニングブレード11aによって
感光ドラム7に残留したトナーを除去するように構成し
ている。このクリーニング手段11は上記クリーニング
ブレード11aとクリーニングブレード11aで掻き落
した感光ドラム7上の残留トナーを廃トナー溜11cへ
導くスクイシート11bを備えている。
【0024】{トナー枠体と現像枠体の結合部の構成}
図3、図5にトナー枠体12と現像枠体15の接合前の
分解斜視図、縦断面図、図6に図5のA部拡大図、図7
にトナー枠体12と現像枠体15の結合後のリサイクル
時の作用を示す要部縦断面図を示す。図3に示すように
トナー枠体12の現像枠体15との接合部には、トナー
枠体12から現像枠体15へトナー送り出す開口部12
aが設けられている。この開口部12aの周囲の表面1
2cが略同一平面となる。さらに、前記表面12cの長
手方向両縁側には現像枠体15へ向って突出する突条1
2fが平行して設けられている。この突条12fの根本
側に沿って前記表面12cに段部12dが設けられてい
る。
【0025】図5に示すように現像枠体15のトナー枠
体12との対向面は一つの平面15aであり、この平面
15aの縁は長手方向にトナー枠体11の二つの突条1
2fの対向面間に嵌合する。現像枠体15の長手方向の
縁には長手方向に超音波溶着する際の三角突条の溶着リ
ブ16が設けられている。そこでトナー枠体12の段部
12dと現像枠体15の溶着リブ16は、その長手方向
に沿って、超音波溶着される。
【0026】この段部12dによりトナー枠体12の表
面12cと現像枠体15の平面15a間にはトナーシー
ル26を収容する空間が形成される。トナーシール26
はトナー枠体12の開口部12aを覆ってその縁に張り
つけられており、奥側(図3の左上側)で折り返されて
折曲部26aとなり、この折曲部26aから開口部12
aを覆っている部分に重ね合せられ、プロセスカートリ
ッジBの外部にまで延出され、現像枠体15のトナー枠
体12と対向する平面の長手方向の端部に貼り付けられ
た、例えばフエルトのような弾性シール材27とトナー
枠体12間を通って外部へ引き出されている。尚該弾性
シール材27の表面の内部寄りには、摩擦係数の小さな
合成樹脂フィルム状のテープが貼り付けられている(図
示されない)。またさらに、この弾性シール材27を貼
り付けた位置と長手方向の反対側の端部において平面1
5aには、弾性シール材29が貼り付けられている。
【0027】トナー枠体12と現像枠体15を結合する
際には、トナー枠体12、現像枠体15は夫々を仕組品
として独立に組立てる。その後に、現像枠体15の短手
方向の片側で長手方向に設けた位置決め用の円筒形ダ
ボ、角形ダボ等のダボ21(図4に円筒形ダボのみを示
す)をトナー枠体12の位置決め用の丸穴角穴に嵌入す
る(これら位置決用穴は図示されない)。また、トナー
枠体12の突条12f間に現像枠体15の長手方向両縁
を夫々嵌め込む。そして、トナー枠体12と現像枠体1
5を互いに圧接すると、弾性シール材27,29は圧縮
され、現像枠体15の平面15aの長手方向両側で短手
方向に一体成形で設けたスペースの役をする不図示の突
条がトナー枠体12の表面12cに接近する。ここで、
トナーシール26の通過を許すように、前記突条はトナ
ーシール26の幅方向(短手方向)の両側にのみ設けら
れている。
【0028】上記状態でトナー枠体12と現像枠体15
を圧して現像枠体15の溶着リブ16とトナー枠体12
の段部12d間に超音波振動を加え、摩擦熱によって前
記溶着リブ16を溶かしてトナー枠体12の段部12d
と溶着する。これによって、トナー枠体12の表面12
cと、現像枠体15のスペーサ用の不図示の突条は密着
状態となり、トナー枠体12の表面12cと現像枠体1
5の対向平面15a間には周縁が密封された空間ができ
る。この空間に前記トナーシール26が納まる。
【0029】このようにトナー枠体12と現像枠体15
を結合した現像ユニットDTは、図4に示すように感光
ドラム7、帯電手段8、クリーニング手段11を組み込
んだクリーニングユニットCとを結合して、プロセスカ
ートリッジBとする。
【0030】トナー枠体12に収納されたトナーを現像
枠体15へ送り出すためには、プロセスカートリッジB
の外部へ突出しているトナーシール26の延出端部26
bを操作者が手で引くことにより、トナーシール26が
剥離されて、開口部12aが開封され、トナーをトナー
枠体12から現像枠体15の開口部15bをとおり、現
像枠体15内へ送り出し可能となる。
【0031】上述のような構成のトナー枠体12と現像
枠体15において本発明では以下のように構成してい
る。
【0032】トナー枠体12の接合部12A、現像枠体
15の接合部15Aは図5に示すように夫々外フランジ
状であり、この外フランジ状の根本側はトナー枠体1
2、現像枠体15の夫々の基本肉厚Tにほぼ近い肉厚と
なっている。ここで基本肉厚Tはその表現方法としては
枠体の各部の肉厚の平均値、最頻値を用いるものであ
る。なお、説明のため、接合部12A、15Aの根本側
は丁度基本肉厚Tとなっているものとする。
【0033】図6に示すように、溶着した接合部近傍3
0(溶着リブ16近傍)の肉厚t(例えばトナー枠体1
2、現像枠体15の基本肉厚Tを2.0mmとしたとき
tは1.3mm等)を接合部12A,15Aの夫々の外
フランジの根本の基本肉厚Tよりも薄くしている。
【0034】この接合部近傍30を薄くするのは、トナ
ー枠体12のみ、または現像枠体15のみ、もしくはト
ナー枠体12及び現像枠体15の両者である。
【0035】そして、トナー枠体12中のトナーがなく
なると、図示されないセンサーでこのトナー無しの状態
が検知され、装置本体14の表面に設けた表示部に表示
される。このようなトナーがなくなったプロセスカート
リッジBは回収され可及的に再利用に供される。トナー
枠体12、現像枠体15は内部の各部材を分離した後に
材料として再利用される。
【0036】再利用の際トナー枠体12と現像枠体15
の接合部12A,15Aを切断する。この切断は図7に
示すように接合部12A,15Aに外側から嵌まり込む
溝形の分解用治具43の操作把手部43aに図示矢印で
示すように、接合部12A,15Aに曲げ力を加えると
結合部近傍30の肉厚tの部分と、外フランジの根本の
肉厚Tの部分との境界の予想破断箇所41で破断する。
【0037】この部分はステップ状に肉厚が変化してい
るため、曲げ力が最も大きく、応力集中もあるので比較
的容易に曲げ力を加えるのみで破断するものである。
【0038】このように接合部12A,15Aの結合部
近傍を薄くしても、超音波溶着により、溶着リブ16を
トナー枠体12と溶着してある状態では、接合部12
A,15Aは外フランジが重ねて剛結されているので、
他の基本肉厚Tを有するトナー枠体12、現像枠体15
の下方の部分よりも強度が大である。
【0039】上述のように結合されたトナー枠体12と
現像枠体15はさらに感光ドラム7、帯電手段8、クリ
ーニング手段11を組み込まれたクリーニング枠体13
と結合され、一体化されたプロセスカートリッジBとな
る。このようなプロセスカートリッジBは、図1に示す
装置本体14の外装部にヒンジ19aで枢着されている
カバー19を開くと装置本体14の図1の紙面に平行な
左右内側に設けられた図示されないガイド部材に係合し
て、図1に示す所定位置に対して着脱されるようになっ
ている。
【0040】〔実施の形態2〕図9〜図12に於いて、
前記結合部近傍30の肉厚がその結合部近傍30とほぼ
平行してミシン目状に即ち、断続的に凹形状32を設け
ることにより溶着部近傍の容器強度を下げ、使用済みの
プロセスカートリッジBの分解・再生を行う際、容易に
現像容器15と現像剤容器12を分解用治具43を使用
し分解時の予想破断箇所42で分解可能とする。
【0041】前述した実施例では画像形成装置としてレ
ーザービームプリンターを例示したが、本発明はこれら
に限定する必要なく、例えば電子写真複写機、ファクシ
ミリ装置、或はワードプロセッサー等の他の画像形成装
置に使用することも当然可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明の第1の発明はトナー収容部を構
成する樹脂製のトナー枠体と現像部材の支持部を構成す
る樹脂製の現像枠体とが接合固着されてなる現像装置に
おいて、トナー枠体又は現像枠体の少なくともどちらか
一方の前記樹脂枠体の前記接合部近傍の肉厚が各々前記
樹脂枠体の基本肉厚に比べて薄いことを特徴とする現像
装置としたことにより、接合部近傍の枠体強度を下げ、
使用済みの現像装置の分解・再生を行う際、容易に現像
枠体とトナー枠体を分解することが可能となる。
【0043】これは使用済み枠体をクラッシュ後、ベー
ス材と一定比率で混合し材料再生を行う際、残トナーの
混入量が多いとバージン材と同等の特性、例えば難燃性
等を得ることができない。よって前記に示すように容易
に分解が可能となることにより残トナー清掃を確実に行
うことができ、再生材料の難燃性低下等を防ぐことがで
きる。
【0044】本発明の第2の発明は第1の発明におい
て、前記接着結合部近傍の肉厚がその接合部に沿って断
続的に凹形状であることにより、第1の発明と同効果を
奏する。
【0045】本発明の第3の発明は第1又は第2の発明
において、前記接合固着は、振動溶着、超音波溶着、熱
溶着、接着剤を介して結合した接着のいずれか一つであ
ることにより、トナー枠体と現像枠体の接合部の溶着又
は接着した部分がどのように強固に固着していたとして
も上記効果を奏する。
【0046】本発明の第4の発明は画像形成装置に着脱
可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体
と、電子写真感光体に作用するプロセス手段として備え
た現像手段と、を有し、前記現像手段は、互いに接合固
着されるトナー収容部を構成する樹脂製のトナー枠体
と、現像部材の支持部を構成する樹脂製の現像枠体と、
を有しトナー枠体又は現像枠体の少なくともどちらか一
方の前記接合部近傍の肉厚が前記枠体の基本肉厚に比べ
て薄いことを特徴とするプロセスカートリッジとしたこ
とにより、プロセスカートリッジ中最も困難な現像枠体
とトナー枠体との接合部の強度を下げ、使用済みのプロ
セスカートリッジの分解・再生を行う際、容易に現像枠
体とトナー枠体を分解することが可能となる。
【0047】これは使用済み枠体をクラッシュ後、ベー
ス材と一定比率で混合し材料再生を行う際、残トナーの
混入量が多いとバージン材と同等の特性、例えば難燃性
等を得ることができない。よって前記に示すように容易
に分解が可能となることにより残トナー清掃を確実に行
うことができ、再生材料の難燃性低下等を防ぐことがで
きる。
【0048】本発明の第5の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段と現像
手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とするプロセスカートリッジ、及び本発明の第6の
発明は前記プロセスカートリッジとは帯電手段、クリー
ニング手段の少なくとも一つと現像手段及び電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体
に対して着脱可能とするプロセスカートリッジであり、
本発明はこれらプロセスカートリッジに適用して好適な
結果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一態様であるプロセスカートリ
ッジを装填したレーザービームプリンタの縦断面構成説
明図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面構成説明図であ
る。
【図3】プロセスカートリッジの分解斜視図である。
【図4】プロセスカートリッジの分解状態の側面図であ
る。
【図5】実施の形態1の縦断面図である。
【図6】図5のA部拡大図である。
【図7】図5の接合後の作用を示す縦断面図である。
【図8】実施の形態1の現像枠体の正面図である。
【図9】実施の形態2の縦断面図である。
【図10】図9のB部拡大図である。
【図11】図9の接合後の作用を示す縦断面図である。
【図12】実施の形態2の現像枠体の正面図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ T…基本肉厚 t…溶着リブ近傍の肉厚 1…光学系 2…被記録材 3…搬送手段 3a…カセット 3b…ピックアップロ
ーラ 3c給送ローラ 3d…搬送ローラ 3e…レジストローラ 3f…ガイ
ド板 3g,3h…排出ローラ対 3i…手差しトレイ
3j…ローラ 4…転写ローラ(転写手段) 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…定着ローラ 6…排出部 7…感光ドラム 8…帯電手段 9…露光部 10…現像手段 10a…トナー攪拌部材 10c…現
像スリーブ 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー溜 12…トナー枠体 12A…接合部 12a…開口部
12c…表面 12d…段部 12f…突条 13…クリーニング枠体 14…装置本体 15…現像枠体 15A…接合部 15a…平面 15
b…開口部 16…溶着リブ 18…トナー規制部材 19…カバー 19a…ヒンジ 21…ダボ 26…トナーシール 26a…折曲部 26b…延出端
部 27,29…弾性シール部材 30…結合部近傍 31…結合部近傍 32…凹形状 41…予想破断箇所 42…予想破断箇所 43…分解用治具 43a…操作把手部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー収容部を構成する樹脂製のトナー
    枠体と現像部材の支持部を構成する樹脂製の現像枠体と
    が接合固着されてなる現像装置において、 トナー枠体又は現像枠体の少なくともどちらか一方の前
    記枠体の前記接合部近傍の肉厚が各々前記樹脂枠体の基
    本肉厚に比べて薄いことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記接着結合部近傍の肉厚がその接合部
    に沿って断続的に凹形状であることを特徴とする請求項
    1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記接合固着は、振動溶着、超音波溶
    着、熱溶着、接着剤を介して結合した接着のいずれか一
    つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置に着脱可能なプロセスカー
    トリッジにおいて、 電子写真感光体と、 電子写真感光体に作用するプロセス手段として備えた現
    像手段と、を有し、 前記現像手段は、互いに接合固着されるトナー収容部を
    構成する樹脂製のトナー枠体と、現像部材の支持部を構
    成する樹脂製の現像枠体と、を有しトナー枠体又は現像
    枠体の少なくともどちらか一方の前記接合部近傍の肉厚
    が前記枠体の基本肉厚に比べて薄いことを特徴と特徴と
    するプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真感
    光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
    を画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項4に
    記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
    成装置本体に対して着脱可能とする請求項4に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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