JP2003107873A - トナーシール及びトナー収容容器 - Google Patents

トナーシール及びトナー収容容器

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JP2003107873A
JP2003107873A JP2001297220A JP2001297220A JP2003107873A JP 2003107873 A JP2003107873 A JP 2003107873A JP 2001297220 A JP2001297220 A JP 2001297220A JP 2001297220 A JP2001297220 A JP 2001297220A JP 2003107873 A JP2003107873 A JP 2003107873A
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toner
layer
tear
sealing
seal
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Toshiaki Nagashima
長嶋  利明
Hiromi Morinaga
浩海 森永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚化した引き裂きシールで、より引き裂き
安全性に優れ、低コストなトナー収容容器を提供する。 【解決手段】 2本の引き裂き部1fを有し、引き裂き
部1fを引き裂いて開封するトナーシール1において、
切断部材によって予め切断溝をシーラント層1d側から
引き裂きガイド層1cに達するまで設ける。この切断溝
に合せて炭酸ガスレーザーで引き裂きガイド層1cを溶
融して引き裂き部1fを形成する。これにより、レーザ
ーの低出力化が図れると同時に安定した引き裂き強度を
得ることができ、又、レーザーの熱溶融による樹脂の粉
塵発生量も抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、プ
リンタ等の電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置
ともいう)の現像装置及び現像装置にトナーを供給する
ために用いられるトナー収容容器に関するものである。
特に、一枚化され引き裂いて開封するトナーシールを有
するトナー収容容器に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フ
ァクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、トナー補給容器としては現像カート
リッジ、プロセスカートリッジに用いられる場合も本発
明は適用される。
【0004】
【従来の技術】従来、静電式複写機、プリンタ等の画像
形成装置には粉末トナーが使用されているが、このトナ
ーの補給容器(トナー収納容器)は一般に合成樹脂等で
作られた円筒状もしくは直方体等の本体と、本体から粉
末トナーを現像装置に補給するために開口している本体
の開口部を封止するシール部材によって構成されてい
る。特にこのトナー補給容器に感光ドラム、クリーナ
ー、帯電器等を一体化させたプロセスカートリッジも作
られている。
【0005】尚、前述のプロセスカートリッジとは、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするも
のである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置
本体に着脱可能とするものをいう。
【0006】前記シール部材としては、1枚のフィルム
でシールし、使用開始時に前記フィルムのシール部を剥
離して開封するイージーピール方式と、カバーフィルム
とテアテープを一体化して、使用開始時にテアテープを
引張り、カバーフィルムをテアテープで引き裂いて開封
するテアテープ方式と呼ばれるものがあるが、後者のテ
アテープ方式は開封強度を低下させることができるた
め、最近よく使用されている。更に、1枚の引き裂きシ
ール部材を用いる方法も特開昭59−13262号公
報、及び実開昭63−60164号公報等に提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記テ
アテープ方式は2枚のシール部材を用いるため、組立性
やコストの点で1枚のシールによるものよりは不利にな
る場合があった。また、特開昭59−13262号公
報、及び実開昭63−60164号公報で提案されてい
る1枚の引き裂きシール部材では、非常に微細なハーフ
カット加工を施す技術を用いて、安定した引き裂き性、
正確な開口幅確保、物流時の十分な耐圧性を得るような
具体的な提案がされておらず、この1枚の引き裂きシー
ル部材を具現化することは難しいことが予想される。
【0008】よって、本発明は1枚の引き裂きシール部
材を用いて、安定した引き裂き性能と物流時の十分な耐
圧性を確保したトナー収容容器を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる第1の発
明はトナーを収容するトナー収容容器本体に設けられた
トナーを排出するためのトナー排出開口を封止するトナ
ーシールにおいて、前記シール部材が少なくとも表層、
レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラント層から
成っていて、シーラント層側から切断部材によって引き
裂きガイド層に到達する切断溝を形成した後、前記切断
溝に炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層及び
シーラント層を熱溶融して形成した引き裂き部を有して
いて、使用時に前記引き裂き部を引き裂いて開封するこ
とを特徴とするトナーシールである。
【0010】本出願に係わる第2の発明は前記シール部
材が2本の引き裂き部を有していて、更に前記トナー収
容容器本体のトナー排出開口を封止する封止部と前記封
止部より突出して開封時に引張られる引出し部とを有
し、前記封止部と前記引出し部の接続部に前記引き裂き
部の先端エッジ部が形成されていて、前記接続部の形状
が前記シール部材の引出し方向に対し、円弧又は斜線形
状であることを特徴とする第1の発明に記載のトナーシ
ールである。
【0011】本出願に係わる第3の発明は前記シール部
材の層構成において、表層が2軸延伸ポリエステル、レ
ーザー遮断層がアルミ箔、引き裂きガイド部が2軸延伸
ポリエステル、シーラント層がポリエチレン及びエチレ
ン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴とする第1
の発明に記載のトナーシールである。
【0012】本出願に係わる第4の発明は前記シール部
材の層構成において、表層が厚み10μm〜20μmの
2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層が厚み5〜15
μmのアルミ箔、引き裂きガイド部が厚み40〜70μ
mの2軸延伸ポリエステル、シーラント層が厚み40〜
70μmのポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共
重合体であることを特徴とする第1の発明に記載のトナ
ーシールである。
【0013】本出願に係わる第5の発明はトナーを収容
するトナー収容容器本体に設けられたトナーを排出する
ためのトナー排出開口を封止するトナーシールにおい
て、前記シール部材が少なくとも表層、レーザー遮断
層、引き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、
シーラント層側から炭酸ガスレーザーを照射して引き裂
きガイド層及びシーラント層を熱溶融した後、前記引き
裂きガイド層及びシーラント層の熱溶融部を切断部材に
よって切断して形成した引き裂き部を有していて、使用
時に前記引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴と
するトナーシールである。
【0014】本出願に係わる第6の発明は前記シール部
材が2本の引き裂き部を有していて、更に前記トナー収
容容器本体のトナー排出開口を封止する封止部と前記封
止部より突出して開封時に引張られる引出し部とを有
し、前記封止部と前記引出し部の接続部に前記引き裂き
部の先端エッジ部が形成されていて、前記接続部の形状
が前記シール部材の引出し方向に対し、円弧又は斜線形
状であることを特徴とする第5の発明に記載のトナーシ
ールである。
【0015】本出願に係わる第7の発明は前記シール部
材の層構成において、表層が2軸延伸ポリエステル、レ
ーザー遮断層がアルミ箔、引き裂きガイド部が2軸延伸
ポリエステル、シーラント層がポリエチレン及びエチレ
ン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴とする第5
の発明に記載のトナーシールである。
【0016】本出願に係わる第8の発明は前記シール部
材の層構成において、表層が厚み10μm〜20μmの
2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層が厚み5〜15
μmのアルミ箔、引き裂きガイド部が厚み40〜70μ
mの2軸延伸ポリエステル、シーラント層が厚み40〜
70μmのポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共
重合体であることを特徴とする第5の発明に記載のトナ
ーシールである。
【0017】本出願に係わる第9の発明は電子写真画像
形成装置本体に用いられ、トナーを収容するトナー収容
容器本体と前記トナー収容容器本体に設けられたトナー
を排出するためのトナー排出開口を封止するトナーシー
ルからなるトナー収容容器において、前記シール部材が
少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、
シーラント層から成っていて、シーラント層側から切断
部材によって引き裂きガイド層に到達する切断溝を形成
した後、前記切断溝に炭酸ガスレーザーを照射して引き
裂きガイド層及びシーラント層を熱溶融して形成した引
き裂き部を有していて、使用時に前記引き裂き部を引き
裂いて開封することを特徴とするトナー収容容器であ
る。
【0018】本出願に係わる第10の発明は前記シール
部材が2本の引き裂き部を有していて、更に前記トナー
収容容器本体のトナー排出開口を封止する封止部と前記
封止部より突出して開封時に引張られる引出し部とを有
し、前記封止部と前記引出し部の接続部に前記引き裂き
部の先端エッジ部が形成されていて、前記接続部の形状
が前記シール部材の引出し方向に対し、円弧又は斜線形
状であることを特徴とする第9の発明に記載のトナー収
容容器である。
【0019】本出願に係わる第11の発明は前記シール
部材の層構成において、表層が2軸延伸ポリエステル、
レーザー遮断層がアルミ箔、引き裂きガイド部が2軸延
伸ポリエステル、シーラント層がポリエチレン及びエチ
レン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴とする第
9の発明に記載のトナー収容容器である。
【0020】本出願に係わる第12の発明は前記シール
部材の層構成において、表層が厚み10μm〜20μm
の2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層が厚み5〜1
5μmのアルミ箔、引き裂きガイド部が厚み40〜70
μmの2軸延伸ポリエステル、シーラント層が厚み40
〜70μmのポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの
共重合体であることを特徴とする第9の発明に記載のト
ナー収容容器である。
【0021】本出願に係わる第13の発明は電子写真画
像形成装置本体に用いられ、トナーを収容するトナー収
容容器本体と前記トナー収容容器本体に設けられたトナ
ーを排出するためのトナー排出開口を封止するトナーシ
ールからなるトナー収納容器において、前記シール部材
が少なくとも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド
層、シーラント層から成っていて、シーラント層側から
炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層及びシー
ラント層を熱溶融した後、前記引き裂きガイド層及びシ
ーラント層の熱溶融部を切断部材によって切断して形成
した引き裂き部を有していて、使用時に前記引き裂き部
を引き裂いて開封することを特徴とするトナー収容容器
である。
【0022】本出願に係わる第14の発明は前記シール
部材が2本の引き裂き部を有してして、更に前記トナー
収容容器本体のトナー排出開口を封止する封止部と前記
封止部より突出して開封時に引張られる引出し部とを有
し、前記封止部と前記引出し部の接続部に前記引き裂き
部の先端エッジ部が形成されていて、前記接続部の形状
が前記シール部材の引出し方向に対し、円弧又は斜線形
状であることを特徴とする第13の発明に記載のトナー
収容容器である。
【0023】本出願に係わる第15の発明は前記シール
部材の層構成において、表層が2軸延伸ポリエステル、
レーザー遮断層がアルミ箔、引き裂きガイド部が2軸延
伸ポリエステル、シーラント層がポリエチレン及びエチ
レン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴とする第
13の発明に記載のトナー収容容器である。
【0024】本出願に係わる第16の発明は前記シール
部材の層構成において、表層が厚み10μm〜20μm
の2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層が厚み5〜1
5μmのアルミ箔、引き裂きガイド部が厚み40〜70
μmの2軸延伸ポリエステル、シーラント層が厚み40
〜70μmのポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの
共重合体であることを特徴とする第13の発明に記載の
トナー収容容器である。
【0025】
【発明の実施の形態】〔発明の実施の形態の説明〕以
下、本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明す
る。
【0026】次に本発明の好適な実施の形態について説
明する。以下の説明において、プロセスカートリッジB
の短手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体1
4へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致し
ている。またプロセスカートリッジBの長手方向とは、
プロセスカートリッジBを装置本体14へ着脱する方向
と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の
表面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差
(略直交)する方向である。又、プロセスカートリッジ
に関し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体を
上から見て右又は左である。
【0027】図10は本発明の実施の形態を適用した電
子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)の構成
説明図、図11はその外観斜視図である。また図12〜
図17は本発明の実施の形態を適用したプロセスカート
リッジに関する図面である。図12はプロセスカートリ
ッジの側断面図、図13はその外観の概略を図示した外
観斜視図、図14はその右側面図、図15はその左側面
図、図16はそれを上方(上面)から見た斜視図、図1
7はプロセスカートリッジを裏返して上方から見た斜視
図である。また以下の説明において、プロセスカートリ
ッジBの上面とは、プロセスカートリッジBを装置本体
14へ装着した状態で上方に位置する面であり、下面と
は下方に位置する面である。
【0028】(電子写真画像形成装置A及びプロセスカ
ートリッジB)まず、図10及び図11を用いて、本発
明の実施の形態を適用する電子写真画像形成装置として
のレーザービームプリンタAについて説明する。また図
12にプロセスカートリッジBの側断面図を示す。
【0029】このレーザービームプリンタAは、図10
に示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録
媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を
形成するものである。そしてドラム形状の電子写真感光
体(以下、感光体ドラムと称す)にトナー像を形成す
る。詳しくは、帯電手段によって感光体ドラムに帯電を
行い、次いでこの感光体ドラムに光学手段から画像情報
に応じたレーザ光を照射して前記感光体ドラムに画像情
報に応じた潜像を形成する。そしてこの潜像を現像手段
によって現像してトナー像を形成する。そして前記トナ
ー像の形成と同期して、給紙カセット23aにセットし
た記録媒体Pをピックアップローラ23b、搬送ローラ
対23c,23d及びレジストローラ対23eで反転搬
送する。次いで、プロセスカートリッジBの有する前記
感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての
転写ローラ4に電圧を印加することによって記録媒体P
に転写する。その後トナー像の転写を受けた記録媒体P
を搬送ガイド23fで定着手段5へと搬送する。この定
着手段5は駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定
着ローラ5bを有する。そして通過する記録媒体Pに熱
及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。そ
してこの記録媒体Pを排出ローラ対23g,23h,2
3iで搬送し、反転経路23jを通して排出トレイ6へ
と排出する。この排出トレイ6は画像形成装置Aの装置
本体14の上面に設けられている。なお、揺動可能なフ
ラッパ23kを動作させ、排出ローラ対23mによって
反転経路23jを介することなく記録媒体Pを排出する
こともできる。本実施の形態においては、前記ピックア
ップローラ23b、搬送ローラ対23c,23d、レジ
ストローラ対23e、搬送ガイド23f、排出ローラ対
23g,23h,23i及び排出ローラ対23mによっ
て搬送手段23を構成している。
【0030】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
12乃至図17に示すように、感光層を有する感光体ド
ラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ
8への電圧印加によって一様に帯電する。次いで光学系
31からの画像情報に応じたレーザービーム光を露光開
口部31eを介して感光体ドラム7へ照射して潜像を形
成する。そしてこの潜像をトナーを用いて現像手段9に
よって現像する。すなわち、帯電ローラ8は感光体ドラ
ム7に接触して設けられており、感光体ドラム7に帯電
を行う。なおこの帯電ローラ8は、感光体ドラム7に従
動回転する。また、現像手段9は、感光体ドラム7の現
像領域へトナーを供給して、感光体ドラム7に形成され
た潜像を現像する。なお光学系31は、レーザーダイオ
ード31a、ポリゴンミラー31b、レンズ31c、反
射ミラー31dを有している。
【0031】ここで、前記現像手段9は、トナー容器2
A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、現
像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵した
現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9d
によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ
9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の現
像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応
じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像
を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9dは、
現像ローラ9cの周面のトナー量を規定すると共に摩擦
帯電電荷を付与するものである。またこの現像ローラ9
cの近傍には現像室内のトナーを循環させるトナー撹拌
部材9eを回動可能に取り付けている。
【0032】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体Pに転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
ここでクリーニング手段10は、感光体ドラム7に当接
して設けられた弾性クリーニングブレード10aによっ
て感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として除去
トナー溜め10bへ集める。
【0033】なお、プロセスカートリッジBは、トナー
を収納するトナー容器(トナー収納部)2Aを有するト
ナー収容容器本体2と現像ローラ9c等の現像手段9を
保持する現像枠体12とを結合する。そしてこれに感光
体ドラム7、クリーニングブレード10a等のクリーニ
ング手段10及び、帯電ローラ8を取付けたクリーニン
グ枠体13を結合して構成している。そしてこのプロセ
スカートリッジBは、操作者によって画像形成装置本体
14に着脱可能である。
【0034】このプロセスカートリッジBには画像情報
に応じた光を感光体ドラム7へ照射するための露光開口
部31e及び感光体ドラム7を記録媒体Pに対向するた
めの転写開口部13nが設けてある。詳しくは、露光開
口部31eはクリーニング枠体13に設けられており、
また、転写開口部13nは現像枠体12とクリーニング
枠体13との間に構成される。
【0035】次に本実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジBのハウジングの構成について説明する。
【0036】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
Bは、トナー収容容器本体2と現像枠体12とを結合
し、これにクリーニング枠体13を回動可能に結合して
構成したハウジング内に前記感光体ドラム7、帯電ロー
ラ8、現像手段9及びクリーニング手段10等を収納し
てカートリッジ化したものである。そして、このプロセ
スカートリッジBを画像形成装置本体14に設けたカー
トリッジ装着手段に対して取り外し可能に装着する。
【0037】(プロセスカートリッジBのハウジングの
構成)本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、
前述したようにトナー収容容器本体2と現像枠体12及
びクリーニング枠体13を結合してハウジングを構成し
ているが、次にその構成について説明する。
【0038】図12及び図18に示すように、トナー収
容容器本体2にはトナー送り部材9bを回動可能に取り
付けてある。また現像枠体12には現像ローラ9c及び
現像ブレード9dを取り付け、更に前記現像ローラ9c
の近傍には現像室内のトナーを循環させる撹拌部材9e
を回動可能に取り付けてある。また、現像枠体12には
図12及び図19に示すように現像ローラ9cの長手方
向と対向して、前記現像ローラ9cと略平行にアンテナ
棒9hが取り付けられている。そして前記トナー収容容
器本体2と現像枠体12を溶着(本実施の形態では超音
波溶着)して一体的な第二枠体としての現像ユニットD
(図20参照)を構成している。
【0039】なおプロセスカートリッジBを画像形成装
置本体14から取り外したときに感光体ドラム7を覆
い、これを長時間光に晒されるあるいは異物との接触等
から保護するドラムシャッタ部材18をトナー現像ユニ
ットDに取り付けている。
【0040】このドラムシャッタ部材18は図15に示
すように図12に示した転写開口部13nを開閉するシ
ャッタカバー18aとシャッターカバー18aを支持す
るリンク18b,18cを備えている。このシャッタカ
バー18aの長手方向の両端部で記録媒体Pの搬送方向
の上流側で、図13、図14に示すように現像ホルダ4
0の穴40gに右側のリンク18cの一端が枢着され、
図15、図16に示すように左側のリンク18cの一端
はトナー収容容器本体2の下方枠体2bに設けたボス2
hに枢着されている。ここで現像ホルダ40は現像枠体
2に固定されている。両側のリンク18cの他端はシャ
ッターカバー18aのプロセスカートリッジBの装着方
向に関し上流側に枢着されている。このリンク18cは
金属線材であり、シャッターカバー18aに枢着した部
分はプロセスカートリッジBの両側間でつながっていて
左右のリンク18cは一体である。また、リンク18b
はシャッタカバー18aの片側のみに設けられ、リンク
18cを枢着した位置とは記録媒体Pの搬送方向の下流
側の端においてシャッタカバー18aに一端が枢着さ
れ、他端は現像枠体12に設けたダボ12dに枢着され
ている。このリンク18bは合成樹脂である。
【0041】リンク18b,18cは長さを異にしてお
り、シャッタカバー18a、トナー収容容器本体2と現
像枠体12を併せた枠体を夫々リンクとする四節連鎖機
構をなしている。両側のリンク18cに設けた側方へ突
出する突出部18c1は画像形成装置本体14のカート
リッジ装着スペースS(図10参照)の傍に設けた固設
部材(不図示)と当接し、プロセスカートリッジBの移
動により、ドラムシャッタ部材18を作動して、シャッ
ターカバー18aを開くようになっている。
【0042】このシャッターカバー18a、リンク18
b,18cからなるドラムシャッタ部材18は、ダボ1
2dに挿入され一端がリンク18bに係止され、他端が
現像枠体12に係止された不図示のねじりコイルばねで
シャッターカバー18aが転写開口部13nを覆うよう
に付勢されている。
【0043】また、図12及び図21に示すようにクリ
ーニング枠体13には感光体ドラム7、帯電ローラ8及
びクリーニング手段10の各部材を取り付けて第一枠体
としてのクリーニングユニットCを構成している。
【0044】そして、上記現像ユニットDと上記クリー
ニングユニットCを丸いピンの結合部材22によって互
いに回動可能に結合することによってプロセスカートリ
ッジBを構成する。即ち、図20に示すように、現像枠
体12の長手方向(現像ローラ9cの軸線方向)両側に
形成したアーム部19の先端には現像ローラ9cに平行
に丸い形状の回動穴20が設けてある。
【0045】一方、クリーニング枠体13の長手方向両
側2箇所には前記アーム部19を進入するための凹部2
1が設けてある(図21参照)。この凹部21に前記ア
ーム部19を挿入し、結合部材22をクリーニング枠体
13の外側の取付穴13eに圧入し、且つアーム部19
端の回動穴20に嵌入して更に内側の穴13eに圧入し
て取り付けることにより、現像ユニットDとクリーニン
グユニットCは結合部材22を中心に回動可能に結合さ
れる。このときアーム部19の根本に立設した図示され
ないダボに挿入して取り付けた圧縮コイルばね22aが
クリーニング枠体13の凹部21の上壁に当りこの圧縮
コイルばね22aによって現像枠体12を下方へ付勢す
ることにより、現像ローラ9cを感光体ドラム7へ確実
に押し付ける。なおクリーニング枠体13の凹部21の
上壁は現像ユニットDとクリーニングユニットCを組付
ける際に上記圧縮コイルばね22aが非圧縮状態から圧
縮を次第に強めるように傾斜が付されている。従って、
図20に示すように現像ローラ9cの長手方向両端に現
像ローラ9cよりも大径のスペーサコロ9iを取り付け
ることにより、このコロ9iが感光体ドラム7に押し付
けられ、感光体ドラム7と現像ローラ9cとが一定間隔
(約300μm程度)をもって対向する。したがって、
現像ユニットDとクリーニングユニットCは結合部材2
2を中心にして互いに回動可能であり、そこで、圧縮コ
イルばね22aの弾性力によって、感光体ドラム7の周
面と、現像ローラ9cの周面の位置関係を保持すること
ができる。
【0046】このようにアーム部19の根本側において
現像枠体12に圧縮コイルばね22aを取り付けてある
ため、アーム部19根本以外へ圧縮コイルばね22aの
加圧力が及ばず、現像枠体12へ取り付けた部材をばね
座とするように、ばね座回りを特に強化しなくても、ア
ーム部19根本側は強度、剛性の大きい部分であるた
め、精度の維持に効果がある。
【0047】図10に示す開閉部材35をヒンジ35a
を中心に回動して開くと、カートリッジ装着部Sが見え
る。このカートリッジ装着部Sの左右の内壁にはプロセ
スカートリッジBをガイドするガイド部材が設けられて
おり、このガイド部材にプロセスカートリッジBの左右
に設けられたガイド部材13R,13L(13aR,1
3aL,13bR,13bL)を嵌入して矢印X方向に
挿入すると、ドラムシャッタ18が開き図10に示すよ
うに光学手段31によって感光体ドラム7が露光される
と共に感光体ドラム7に形成された画像を記録媒体Pに
転写する転写ローラ4に対向する位置に感光体ドラム7
が位置する。なお、プロセスカートリッジBの姿勢はク
リーニング枠体13の上面の左側端13q、右側端13
pに夫々設けた規制当接部13jに装置本体14に設け
た不図示の固設部材が当接して定まる。
【0048】上述したプロセスカートリッジBのトナー
収容容器本体2は開口2aを有する。開口2aはトナー
シール1(後述)で封止されている。プロセスカートリ
ッジBが製造される際には開口2aの外側の平面にトナ
ーシール1を貼り付けて該開口2aを封止してある。そ
の上でトナー収容容器2のトナー容器2Aにトナーを充
填してある。トナーシール1は開口2aの長手方向の長
さの2倍以上あり、開口2a周縁に貼り付けられたカバ
ー部分の長手方向の一端で折り返して折り返した部分の
端部をプロセスカートリッジBの外方へ延出してあっ
て、プロセスカートリッジBの使用に先立って、プロセ
スカートリッジBの外方へ延出されたトナーシール1の
一端をつまんで引き抜くことにより開口2aは開封され
る。
【0049】プロセスカートリッジBが装置本体14に
装着された状態で画像形成が行なわれる際、トナー送り
部材9bが駆動を受けて回転し、トナー容器2Aのトナ
ーは開口2aを通じて現像ローラ9cへ供給される。
【0050】このような、トナー収容容器は単独で画像
形成装置本体14へ着脱可能となっているものがあり、
この場合は装置本体14に現像装置が据置かれている。
【0051】また、感光体ドラム、クリーニング手段を
有せず、現像ローラ、現像ブレードとトナー収容容器を
一体のカートリッジとした現像カートリッジも用いられ
ている。
【0052】本発明はこれらの各々のトナー収容容器及
びトナーシールに適用されるものである。
【0053】(実施の形態1)実施の形態1のトナー収
容容器に用いるトナーシール1について説明する。
【0054】本例のトナーシール1は4層構成であり、
上から表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シー
ラント層となっている。表層には厚さ12μmの2軸延
伸ポリエステル、レーザー遮断層には厚さ7μmのアル
ミ箔、引き裂きガイド層には厚さ50μmの2軸延伸ポ
リエステル、シーラント層には厚さ50μmのポリエチ
レン及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体を用いた。図
1にトナーシール1の断面図を示す。上から表層1a、
レーザー遮断層1b、引き裂きガイド層1c、シーラン
ト層1dの構成になっている。
【0055】表層1aは、トナーシール1を図5に示す
トナー収容容器本体2にヒートシールするため耐熱性が
必要であり、又、トナーシール1としてのシール性能を
維持するために十分なフィルム強度を有する一方、開封
時には引き裂かれるため引き裂き性能も有する必要があ
る。これにより、厚さ10〜20μm、より好ましくは
12〜17μmの2軸延伸ポリエステルを用いることが
望ましい。
【0056】レーザー遮断層1bは、炭酸ガスレーザー
光を吸収しないことは当然だが、レーザー加工時の熱溶
融時の輻射熱によって表層1aが損傷を受けるのを確実
に防止する必要があり、更に表層1aと同様、開封時に
は引き裂かれるため引き裂き性能を有する必要があり、
厚さ5〜15μm、より好ましくは7〜12μmのアル
ミ箔を用いることが望ましい。
【0057】引き裂きガイド層1cは、炭酸ガスレーザ
ーを確実に吸収して熱溶融し、安定した引き裂き部を形
成すると共に、引き裂き部の周辺は引き裂きガイドとし
て十分な強度を有することが必要であり、厚さ40〜7
0μm、より好ましくは40〜60μmの2軸延伸ポリ
エステルを用いることが望ましい。
【0058】シーラント層1dは、トナー収容容器本体
2に対し十分なヒートシール性、即ち、十分な接着強度
が確保できる必要があり、厚さ40〜70μm、より好
ましくは40〜60μmの(ポリエチレン及び)エチレ
ン=酢酸ビニルの共重合体を用いることが望ましい。
【0059】以上、トナーシール1の各層について説明
したが、各層に求められる性能が満足できれば、材質、
厚みは他のものでも構わない。
【0060】このシール部材のシーラント層1d側から
カッター等による切断部材(不図示)を用いて切断溝1
eを形成する。この切断溝1eの深さは、シーラント層
1dを切断し、更により好ましくは引き裂きガイド層1
cに到達する範囲で設定できれば良く、本例では、既に
述べたように、シーラント層1dの厚さは50μmであ
り、切断溝1eの深さをシーラント層1dの外面から6
0μmとした。又、切断部材はシーラント層1dを切断
することができればカッター以外でも良く、例えば刃状
の型を用いて押し付けることにより切断溝1eを成形し
てもよい。
【0061】次に、この切断溝1eに炭酸ガスレーザー
を用いて、主に引き裂きガイド層1cであるポリエステ
ルを熱溶融して引き裂き部1fを形成する。引き裂き部
1fの形成後のトナーシール断面図を図2に示す。図2
に示した通り、引き裂き部1fはレーザー遮断層1bで
あるアルミ箔層よりも下に形成され、炭酸ガスレーザー
の光を吸収して熱溶融する引き裂きガイド層1cのポリ
エステルと輻射熱で溶融するシーラント層1dに形成さ
れる。
【0062】尚、実施の形態1で用いた炭酸ガスレーザ
ーの出力は4Wとした。
【0063】次に、実施の形態1のトナーシール1とト
ナー収容容器2との組立について説明する。
【0064】実施の形態1のトナーシール1を図3に示
す。トナーシール1はトナー収容容器本体2のトナー排
出開口2aを封止する封止部1gと封止部から突出して
開封時に折り返して引張られる引出し部1hを有してい
る。封止部1gはトナー排出開口2aの周縁全体におい
てトナー収容容器本体2に貼り付けられている。図4に
示すように封止部1gと引出し部1hの接続部1iは引
出し方向に対して45°の斜線とし、この接続部1iに
前記引き裂き部1fの先端エッジ部1jを形成した。拡
大図を図4に示す。
【0065】本構成の先端エッジ形状は、引き裂き易い
形状であり、他の例として接続部1iの斜線部を円弧形
状にしても構わない。図3に示した2本の引き裂き部1
fは開封時にトナー収容容器本体2のトナー排出開口2
aを全開させる位置に配置する。即ち、トナー排出開口
2aの長手方向の縁の上に引き裂き部1fが位置する。
【0066】トナーシール1をトナー収容容器本体2に
組み立てた状態を図5に示す。
【0067】トナー排出開口2aの周囲に熱溶着(熱溶
着部3)でトナーシール1をトナー収容容器本体2に固
定する。熱溶着部3はトナーシール1の開封時の強度を
低下させるために、トナーシール1の短手部3a(先端
側及び後端側)においては山型形状とし、更に、確実な
トナーシール1の引き裂き開封を行うために、トナーシ
ール1の先端引き裂きエッジ部1jの脇を押さえるべく
突形状3bとする。
【0068】トナーシール1の開封過程を図6、図7に
示す。トナーシール1の引出し部1hを折り返して引張
り、トナーシール1の引き裂き部1fに沿って引き裂い
てトナー収容容器本体2の開口2aを開け、トナーを排
出させることが可能になる。
【0069】実施の形態1では、トナーシール1の引き
裂き部1fを形成するのに、切断部材(不図示)によっ
て予め切断溝1eを形成してから炭酸ガスレーザーによ
って熱溶融させた。切断溝1eを形成しておくとレーザ
ーの光が通り易くなるため、効率良く引き裂きガイド層
1cのポリエステルを熱溶融させることができ、切断溝
1eなしで引き裂き部をレーザー加工する場合に位べて
レーザー自体の出力も低下させることが可能になる。実
際、レーザー加工のみで本例とほぼ同等の加工状態を得
るには、約2倍の8W程度のレーザー出力が必要であっ
た。従って、これにより消費エネルギー量の減少、即ち
コストダウンも可能になる。又、実施の形態1では切断
溝1eを形成した後レーザー加工することから、切断溝
1eの深さが多少ばらついてもレーザー加工によって引
き裂き部1fが形成され、更にレーザー遮断層1bであ
るアルミ層で確実にレーザーを遮断することができるの
で、安定した引き裂き部1fの形成が可能になり、開封
強度の安定化が図れる。と同時に、予め切断溝1eが形
成されて、開放されているため、炭酸ガスレーザーによ
り熱溶融した引き裂きガイド層1cのポリエステル及び
シーラント層1dのエチレン=酢酸ビニル共重合体の粉
塵が発生してもレーザー加工と同時に集塵することが可
能であって、前記粉塵が引き裂き部1fに残るのを防止
でき、又、レーザーの低出力化により前記粉塵のは発生
量自体も抑えることが可能になる。
【0070】実施の形態1のトナー収容容器を用いて、
開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程度で
安定しており、又、開封状態も確実に引き裂き部1fで
引き裂けて開口することができた。
【0071】実施の形態1によればレーザー出力が小さ
いのでレーザー加工による溶融物の粉塵発生が少ない。
また、レーザー加工時に溶融物の粉塵を容易に集塵でき
る。
【0072】(実施の形態2)実施の形態2では、実施
の形態1のトナーシール1において、シーラント層1d
を70μmとした。トナー収容容器が大きくなり、容器
内に充填するトナー量も多くなるとトナーシール1のシ
ール性能を向上させるために、シーラント層1dを厚く
する場合がある。実施の形態2はこのシール性向上に対
応させたものであり、それ以外は実施の形態1と同じで
ある。
【0073】実施の形態2についても、実施の形態1同
様、シーラント層1d側から切断部材(不図示)により
切断溝1eを形成し、切断溝1eの深さは80μmとし
た。この切断溝1eに炭酸ガスレーザーの出力4Wで加
工処理を行った結果、実施の形態1同様の引き裂き部1
fが形成された。
【0074】実施の形態2についても、トナーシール1
を熱溶着したトナー収容容器を用いて、開封テストを行
った結果、実施の形態1同様に開封強度2〜3kgf程
度で安定しており、又、開封も確実に引き裂き部1fで
引き裂けて開口することができた。更に、実施の形態2
では高いシール性能を維持することができ、トナー収容
容器の物流、環境テストにおいてもトナー漏れ等のトラ
ブルは全く無かった。
【0075】(実施の形態3)実施の形態3では、実施
の形態1のトナーシール1において、シーラント層1d
側から炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイド層1
c、又は引き裂きガイド層1c及びシーラント層1dを
熱溶融した後、前記引き裂きガイド層1c及びシーラン
ト層1dの熱溶融部3を切断部材(不図示)によって切
断して引き裂き部1fを形成した例であり、それ以外の
シール材質や形状、更にはトナー収容容器本体2及び組
立方法等については実施の形態1と同じである。
【0076】実施の形態3も、実施の形態1と同様、炭
酸ガスレーザーの出力を4Wとした。
【0077】実施の形態3について、炭酸ガスレーザー
の加工処理を行ったところ、図8に示したように、引き
裂きガイド層1cのポリエステル層の一部が溶融しただ
けに留まったが、その後、その熱溶融部のシーラント層
1d部分を切断部材(不図示)を用いて切断した(図9
参照)。これにより、引き裂き部1fの引き裂き性は向
上し開封強度の安定化が図れる。
【0078】又、レーザー加工後切断するため、レーザ
ーの出力が低くても確実に引き裂き部1fを形成するこ
とができる。ただし、炭酸ガスレーザーにより熱溶融し
た引き裂きガイド部1cのポリエステル及びシーラント
層1dのエチレン酢酸=ビニル共重合体の粉塵について
は、レーザーの低出力化によりほぼ抑えることができる
が、実施の形態1のようにレーザー加工時に集塵するこ
とは難しい。
【0079】実施の形態3のトナー収容容器について
も、開封テストを行った結果、開封強度2〜3kgf程
度で安定しており、又、開封も確実に引き裂き部1fで
引き裂けて開口することができた。
【0080】(比較例1)本例は、実施の形態1のトナ
ーシール1について、炭酸ガスレーザーのみを用いて、
引き裂き部1fを形成した。即ち、実施の形態1に対し
切断部材(不図示)による切断溝1eの形成が無い例で
ある。本例も実施の形態1と同様、炭酸ガスレーザーの
出力4Wにて加工処理を行ったところ、図8に示したよ
うに、引き裂きガイド層1cのポリエステル層の一部が
溶融して空隙1cー1が形成されただけに留まった。こ
のトナーシール1の引き裂き開封テストを行ったとこ
ろ、引き裂かれる場所がレーザー処理による引き裂き部
から外れてしまうことは無かったが、引き裂きに要する
強度が上昇し、更にばらつきも大きくなって安定性に欠
けるものであった。
【0081】そこで、炭酸ガスレーザーの出力を上昇さ
せたところ、8Wレベルで引き裂きガイド層1c、及び
シーラント層1dの一部が溶融して、引き裂き開封強度
が安定するようになった。つまり、炭酸ガスレーザーの
みを用いた本例は、実施の形態1よりも高い出力のレー
ザーを用いる必要がある。
【0082】更に、本例において、実施の形態2のトナ
ーシール1についてもレーザー加工処理を行ったとこ
ろ、引き裂き開封強度を実施の形態2と同程度とするに
は10W前後のより高い出力のレーザーが必要であっ
た。
【0083】又、本例についても、レーザー出力を上昇
させたトナーシール1を熱溶着したトナー収容容器の開
封テストを行った結果、実施の形態1と同様、開封強度
2〜3kgf程度で安定しており、又、開封も確実に引
き裂き部で引き裂けて開口することができた。ただ、開
封時に、レーザーの加工部より、熱溶融されたポリエス
テル及びエチレン等の樹脂の粉塵が僅かに脱落する場合
があった。
【0084】(比較例2)本例は、実施の形態1のトナ
ーシール1に対し、切断部材による切断溝1eを形成し
たのみの例である。つまり、炭酸ガスレーザーによる加
工が無い例である。本例では、単純に切断されていない
部分のフィルム強度がシール性能にも開封強度にも影響
を与えることになる。
【0085】しかしながら、フィルムの各層の膜厚のば
らつきや切断部材(不図示)の切断深度のばらつき等を
最も受け易い構成であり、引き裂き開封強度も安定化さ
せるのが困難であった。
【0086】実際に、切断溝1eのばらつきとしては2
0〜30μm程度あり、炭酸ガスレーザーを用いた例よ
りも不安定であった。
【0087】
【発明の効果】本発明品を用いることにより次の効果が
得られる。 (1)予め切断溝を形成した後にレーザー加工を行うた
め、レーザーの加工性が向上し、より低出力で十分な処
理が可能になり、安定した引き裂き部を形成することが
できるため、開封強度の安定化が図れる。 (2)レーザー加工の低出力化により、前記レーザー加
工による溶融物の粉塵量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断部材による切断溝を有するトナーシールの
縦断面図である。
【図2】切断溝にレーザー加工を施し、引き裂き部とし
たトナーシールの縦断面図である。
【図3】トナーシールと引き裂き部を示す平面図であ
る。
【図4】図3のトナーシール引き裂き部の先端エッジ部
を示す拡大図である。
【図5】トナーシール未開封状態のトナー収容容器を示
す斜視図である。
【図6】トナーシール開封途中状態を示すトナー収容容
器の斜視図である。
【図7】トナーシール開封終了状態を示すトナー収容容
器の斜視図である。
【図8】レーザーにより引き裂き部を加工したトナーシ
ールの断面図である。
【図9】レーザー加工後、切断部材により加工した引き
裂き部を示すトナーシールの断面図である。
【図10】本発明の実施の形態を適用した電子写真画像
形成装置(レーザービームプリンタ)の縦断面図であ
る。
【図11】電子写真画像形成装置の外観斜視図である。
【図12】電子写真画像形成装置のプロセスカートリッ
ジの側面断面図である。
【図13】プロセスカートリッジの外観斜視図である。
【図14】プロセスカートリッジの右側面図である。
【図15】プロセスカートリッジの左側面図である。
【図16】プロセスカートリッジの上方斜視図である。
【図17】プロセスカートリッジを裏返して上方からみ
た斜視図である。
【図18】プロセスカートリッジのトナー枠体の外観斜
視図である。
【図19】プロセスカートリッジの現像枠体の斜視図で
ある。
【図20】プロセスカートリッジの現像ユニットの斜視
図である。
【図21】プロセスカートリッジのクリーニングユニッ
トの斜視図である。
【符号の説明】
1…トナーシール 1a…表層 1b…レーザー遮断層
1c…引き裂きガイド層 1cー1…空隙 1d…シ
ーラント層 1e…切断溝 1f…引き裂き部 1g…封止部 1h…引き裂き部 1i…接続部 1j
…先端エッジ部 2…トナー収容容器本体 2A…トナー容器 2a…開
口 3…熱溶着部 3a…短手部 3b…突形状 4…転写ローラー 5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着ローラ 5c
…駆動ローラ 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…現像手段 9b…トナー送り部材 9c…現像ロー
ラ 9d…現像ブレード 9e…トナー撹拌部材 9h
…アンテナ棒 9i…スペーサコロ 10…クリーニング手段 10a…弾性クリーニングブ
レード 10b…除去トナー溜め 12…現像枠体 13…クリーニング枠体(ドラム枠体) 13aR,1
3aL,13bR,13bL…ガイド 13e…取付穴
13i…上面 13j…規制当接部 13L…ガイ
ド部材 13n…転写開口部 13p…右側端 13q
…左側端 13R…ガイド部材 14…画像形成装置本体 18…ドラムシャッタ部材 18a…シャッタカバー
18b,18c…リンク 18c1…突出部 19…アーム部 20…回動穴 21…凹部 22…結合部材 22a…圧縮コイルばね 23…搬送手段 23a…給紙カセット 23b…ピッ
クアップローラ 23c…搬送ローラ対 23d…搬送
ローラ対 23e…レジストローラ対 23f…搬送ガ
イド 23g,23h,23i…排出ローラ対 23
j…反転経路 23k…フラッパ 23m…排出ローラ対 31…光学系 31a…レーザーダイオード 31b…
ポリゴンミラー 31c…レンズ 31d…反射ミラー
31e…露光開口部 35…開閉部材 35a…支点 40…現像ホルダ 40g…穴 A…レーザービームプリンタ(電子写真画像形成装置) B…プロセスカートリッジ C…クリーニングユニット D…現像ユニット P…記録媒体 S…カートリッジ装着スペース U…溶着面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B23K 101:36 B23K 101:36 Fターム(参考) 2H077 AA06 AA35 AB04 AB12 AD06 BA09 EA11 FA12 FA16 GA04 3E084 AA05 AA14 AA24 AB07 BA01 BA09 CA03 CB01 CB04 CC08 FA09 FD13 GB08 LB02 3E086 AA01 AB01 AC07 AC11 AC15 AD02 BA04 BA13 BA15 BA33 BB85 BB90 CA33 3E093 AA15 BB13 4E068 DA00 DB04

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収容するトナー収容容器本体に
    設けられたトナーを排出するためのトナー排出開口を封
    止するトナーシールにおいて、 前記シール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引
    き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラ
    ント層側から切断部材によって引き裂きガイド層に到達
    する切断溝を形成した後、前記切断溝に炭酸ガスレーザ
    ーを照射して引き裂きガイド層及びシーラント層を熱溶
    融して形成した引き裂き部を有していて、使用時に前記
    引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とするトナ
    ーシール。
  2. 【請求項2】 前記シール部材が2本の引き裂き部を有
    していて、更に前記トナー収容容器本体のトナー排出開
    口を封止する封止部と前記封止部より突出して開封時に
    引張られる引出し部とを有し、前記封止部と前記引出し
    部の接続部に前記引き裂き部の先端エッジ部が形成され
    ていて、前記接続部の形状が前記シール部材の引出し方
    向に対し、円弧又は斜線形状であることを特徴とする請
    求項1に記載のトナーシール。
  3. 【請求項3】 前記シール部材の層構成において、表層
    が2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層がアルミ箔、
    引き裂きガイド部が2軸延伸ポリエステル、シーラント
    層がポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体
    であることを特徴とする請求項1に記載のトナーシー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記シール部材の層構成において、表層
    が厚み10μm〜20μmの2軸延伸ポリエステル、レ
    ーザー遮断層が厚み5〜15μmのアルミ箔、引き裂き
    ガイド部が厚み40〜70μmの2軸延伸ポリエステ
    ル、シーラント層が厚み40〜70μmのポリエチレン
    及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴
    とする請求項1に記載のトナーシール。
  5. 【請求項5】 トナーを収容するトナー収容容器本体に
    設けられたトナーを排出するためのトナー排出開口を封
    止するトナーシールにおいて、前記シール部材が少なく
    とも表層、レーザー遮断層、引き裂きガイド層、シーラ
    ント層から成っていて、シーラント層側から炭酸ガスレ
    ーザーを照射して引き裂きガイド層及びシーラント層を
    熱溶融した後、前記引き裂きガイド層及びシーラント層
    の熱溶融部を切断部材によって切断して形成した引き裂
    き部を有していて、使用時に前記引き裂き部を引き裂い
    て開封することを特徴とするトナーシール。
  6. 【請求項6】 前記シール部材が2本の引き裂き部を有
    していて、更に前記トナー収容容器本体のトナー排出開
    口を封止する封止部と前記封止部より突出して開封時に
    引張られる引出し部とを有し、前記封止部と前記引出し
    部の接続部に前記引き裂き部の先端エッジ部が形成され
    ていて、前記接続部の形状が前記シール部材の引出し方
    向に対し、円弧又は斜線形状であることを特徴とする請
    求項5に記載のトナーシール。
  7. 【請求項7】 前記シール部材の層構成において、表層
    が2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層がアルミ箔、
    引き裂きガイド部が2軸延伸ポリエステル、シーラント
    層がポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体
    であることを特徴とする請求項5に記載のトナーシー
    ル。
  8. 【請求項8】 前記シール部材の層構成において、表層
    が厚み10μm〜20μmの2軸延伸ポリエステル、レ
    ーザー遮断層が厚み5〜15μmのアルミ箔、引き裂き
    ガイド部が厚み40〜70μmの2軸延伸ポリエステ
    ル、シーラント層が厚み40〜70μmのポリエチレン
    及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴
    とする請求項5に記載のトナーシール。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に用いられ、
    トナーを収容するトナー収容容器本体と前記トナー収容
    容器本体に設けられたトナーを排出するためのトナー排
    出開口を封止するトナーシールからなるトナー収容容器
    において、 前記シール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引
    き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラ
    ント層側から切断部材によって引き裂きガイド層に到達
    する切断溝を形成した後、前記切断溝に炭酸ガスレーザ
    ーを照射して引き裂きガイド層及びシーラント層を熱溶
    融して形成した引き裂き部を有していて、使用時に前記
    引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とするトナ
    ー収容容器。
  10. 【請求項10】 前記シール部材が2本の引き裂き部を
    有していて、更に前記トナー収容容器本体のトナー排出
    開口を封止する封止部と前記封止部より突出して開封時
    に引張られる引出し部とを有し、前記封止部と前記引出
    し部の接続部に前記引き裂き部の先端エッジ部が形成さ
    れていて、前記接続部の形状が前記シール部材の引出し
    方向に対し、円弧又は斜線形状であることを特徴とする
    請求項9に記載のトナー収容容器。
  11. 【請求項11】 前記シール部材の層構成において、表
    層が2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層がアルミ
    箔、引き裂きガイド部が2軸延伸ポリエステル、シーラ
    ント層がポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共重
    合体であることを特徴とする請求項9に記載のトナー収
    容容器。
  12. 【請求項12】 前記シール部材の層構成において、表
    層が厚み10μm〜20μmの2軸延伸ポリエステル、
    レーザー遮断層が厚み5〜15μmのアルミ箔、引き裂
    きガイド部が厚み40〜70μmの2軸延伸ポリエステ
    ル、シーラント層が厚み40〜70μmのポリエチレン
    及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴
    とする請求項9に記載のトナー収容容器。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置本体に用いら
    れ、トナーを収容するトナー収容容器本体と前記トナー
    収容容器本体に設けられたトナーを排出するためのトナ
    ー排出開口を封止するトナーシールからなるトナー収容
    容器において、 前記シール部材が少なくとも表層、レーザー遮断層、引
    き裂きガイド層、シーラント層から成っていて、シーラ
    ント層側から炭酸ガスレーザーを照射して引き裂きガイ
    ド層及びシーラント層を熱溶融した後、前記引き裂きガ
    イド層及びシーラント層の熱溶融部を切断部材によって
    切断して形成した引き裂き部を有していて、使用時に前
    記引き裂き部を引き裂いて開封することを特徴とするト
    ナー収容容器。
  14. 【請求項14】 前記シール部材が2本の引き裂き部を
    有していて、更に前記トナー収容容器本体のトナー排出
    開口を封止する封止部と前記封止部より突出して開封時
    に引張られる引出し部とを有し、前記封止部と前記引出
    し部の接続部に前記引き裂き部の先端エッジ部が形成さ
    れていて、前記接続部の形状が前記シール部材の引出し
    方向に対し、円弧又は斜線形状であることを特徴とする
    請求項13に記載のトナー収容容器。
  15. 【請求項15】 前記シール部材の層構成において、表
    層が2軸延伸ポリエステル、レーザー遮断層がアルミ
    箔、引き裂きガイド部が2軸延伸ポリエステル、シーラ
    ント層がポリエチレン及びエチレン=酢酸ビニルの共重
    合体であることを特徴とする請求項13に記載のトナー
    収容容器。
  16. 【請求項16】 前記シール部材の層構成において、表
    層が厚み10μm〜20μmの2軸延伸ポリエステル、
    レーザー遮断層が厚み5〜15μmのアルミ箔、引き裂
    きガイド部が厚み40〜70μmの2軸延伸ポリエステ
    ル、シーラント層が厚み40〜70μmのポリエチレン
    及びエチレン=酢酸ビニルの共重合体であることを特徴
    とする請求項13に記載のトナー収容容器。
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