JP2003015394A - シール部材、現像剤容器、現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ - Google Patents

シール部材、現像剤容器、現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ

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JP2003015394A
JP2003015394A JP2001200151A JP2001200151A JP2003015394A JP 2003015394 A JP2003015394 A JP 2003015394A JP 2001200151 A JP2001200151 A JP 2001200151A JP 2001200151 A JP2001200151 A JP 2001200151A JP 2003015394 A JP2003015394 A JP 2003015394A
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seal
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Hiromi Morinaga
浩海 森永
Toshiaki Nagashima
長嶋  利明
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の開封性能の安定化を成し得るシ
ール部材、現像剤容器、現像カートリッジ及びプロセス
カートリッジを提供する。 【解決手段】 現像剤Tの排出口11cを封止して現像
剤収納部11bを密閉するシール部材13は、シール部
材13を開封する際のシール部材13の最初の切り出し
部Cの近傍、且つ、切り出し部Cよりもシール部材13
の引き出し時の先端側に、シール部材13の開封方向に
略直交する方向に突出する突出部13eを有し、切り出
し部Cは、突出部13eとシール部材13の開封方向に
略直交する方向に延在するシール部材13の肩部13f
とが接続する部分に設けられ、突出部13eと切り出し
部Cとの接続部、及び切り出し部Cと肩部13fとの接
続部が屈曲している構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真方
式、静電記録方式の複写機、プリンタなどの画像形成装
置の現像装置に現像剤を供給するために用いられる現像
剤容器、現像カートリッジ及びプロセスカートリッジに
関し、特に現像剤容器の現像剤排出口を封止するための
シール部材の操作性の向上した現像剤容器、現像カート
リッジ及びプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザ
ービームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミ
リ装置及びワードプロセッサなどが含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、電子写真
感光体に作用するプロセス手段としての帯電手段、現像
手段及びクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像
形成装置本体に対して着脱可能とするものである。又
は、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、
クリーニング手段のうち少なくとも一つと電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを
電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの
である。又は、プロセスカートリッジとは、少なくとも
現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものを
いう。更に、本発明は、画像形成装置本体に着脱可能で
あり、少なくとも現像手段を有するカートリッジに適用
することができる。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及びこの電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。又、現像手
段と現像剤容器とを一体的にカートリッジ化し、装置本
体に着脱可能とした現像カートリッジがある。
【0005】このようなプロセスカートリッジ、現像カ
ートリッジ及び現像手段を内蔵する電子写真画像形成装
置は、像担持体としての電子写真感光体に形成された静
電潜像に現像剤を付与する現像部材(現像剤担持体)を
有する。そして、この現像部材に供給する現像剤を収納
するために、現像剤収納部を備えた現像剤容器を用い
る。
【0006】現像剤は、画像形成プロセスの進行に伴っ
て消費されるため、適時に補給を行う必要があり、この
現像剤補給に現像剤容器が用いられる。現像剤容器に
は、複写機などが備えた被補給体(ホッパー容器など)
に現像剤としてのトナーを一度に補給するトナー補給容
器の他に、コンピュータ、ファクシミリ、CADなどの
情報機器端末装置のプリンタに装着されるプロセスカー
トリッジのトナー収納容器としても用いられている。
又、多色画像形成装置の現像カートリッジのトナー収納
容器としても用いられている。以下、これらトナー補給
容器、トナー収納容器などを、単に「トナー容器」と呼
ぶ。
【0007】ここで、プロセスカートリッジのトナー容
器を一例として説明する。主に、プロセスカートリッジ
をシールするために、一般にトナーシールフィルムと呼
ばれるトナー排出口をシールするシール部材(以下、
「トナーシール」と呼ぶ。)が用いられる。そして、ト
ナー容器から現像手段へとトナーを排出する際には、こ
のトナーシールを外部から引き抜き除去して開封する操
作を行う。これにより、トナー容器内に収納されている
トナーを、開封されたトナー容器の開口部から現像剤担
持体側へ排出させて補給する。
【0008】このようなトナーシールとしては、一軸延
伸発泡ポリプロピレン(一軸延伸発泡PP)にシーラン
ト層をラミネートしたフィルム、ポリエステル・延伸ナ
イロン・低密度ポリエチレンにシーラント層をラミネー
トしたフィルムなどが一般的に用いられる。シーラント
層としてはエチレン=酢酸ビニル共重合体系のものが用
いられている。このトナーシールの固着手段としては、
主に熱溶着や両面テープなどに代表される粘着材による
接着が用いられる。
【0009】又、最近では、トナーシールを直線的に安
定的に開封するための補助手段として予め「ハーフカッ
ト」と呼ばれる、トナーシールを貫通しない切り込み線
を加工し、この切り込み線に沿って開封されるトナーシ
ールも用いられている。
【0010】このようなトナーシールを開封する場合の
懸念事項として、通常であれば開封後にトナー容器上に
そのまま残存するトナーシールの残存部が剥がれる点が
挙げられる。この現象は、主にトナーシールをトナー容
器上に固着する工程において、溶着条件上或いは接着工
程上の不具合などの固着不良(固着力不足)でトナーシ
ールの固着が弱い状態のときに発生する場合がある。
【0011】このような不具合が発生すると、トナーシ
ールの通常引き出される部分と残存する部分とが開封操
作によって別れる切り出し部(切り始め部)では、固着
力不足によって応力集中が十分でないために、トナーシ
ールの残存すべき部分に開封方向に向かう多少のめくれ
上がりが生じる。これにより、トナーシールの固着力が
切り出し部の引き裂き抵抗力より弱いときには、引き出
される部分につられてトナーシール残存部も外に引き出
され、その結果として開封操作にかかる力が上昇し、ユ
ーザーに不快感をもたらす一因となる虞がある。
【0012】上述の問題の対応策としては、トナーシー
ルへのハーフカット加工の加工深さを深くしたり、又は
単に機械的に強度の低い材質のものをトナーシール材料
として用いるなどの方法が考えられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記対
応策による場合、以下のような懸念事項が新たに発生す
る。
【0014】つまり、例えば従来から稼働している生産
ラインにおいてハーフカットの加工深さを深くする場合
の消費電力の増加、加工深さのばらつき増大による加工
不良、即ち、過剰な加工深さにより、物流上の保証をで
きかねるレベルのものを出さないための工程管理項目の
増加などでコストアップなどを招くことが懸念される。
【0015】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、シール部材の開封性能の安定化を成
し得るシール部材、現像剤容器、現像カートリッジ及び
プロセスカートリッジを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
シール部材、現像剤容器、現像カートリッジ及びプロセ
スカートリッジにて達成される。要約すれば、第1の本
発明は、現像剤を収納する現像剤収納部と、前記現像剤
収納部内の現像剤を排出するための排出口と、を有する
現像剤容器の前記排出口を封止して前記現像剤収納部を
密閉するための、前記排出口の長手寸法よりも長いシー
ル部材であり、折り返して引き出し、前記排出口の長手
方向に沿って引き裂いて開封するシール部材において、
前記シール部材を開封する際の前記シール部材の最初の
切り出し部の近傍、且つ、前記切り出し部よりも前記シ
ール部材の引き出し時の先端側に、前記シール部材の開
封方向に略直交する方向に突出する突出部を有し、前記
切り出し部は、前記突出部と前記シール部材の開封方向
に略直交する方向に延在する前記シール部材の肩部とが
接続する部分に設けられ、前記突出部と前記切り出し部
との接続部、及び前記切り出し部と前記肩部との接続部
が屈曲していることを特徴とするシール部材である。
【0017】第2の本発明によると、現像剤を収納する
現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の現像剤を排出す
るための排出口と、前記排出口を封止して前記現像剤収
納部を密閉する、前記排出口の長手寸法よりも長いシー
ル部材と、を有し、前記シール部材を折り返して引き出
し、前記排出口の長手方向に沿って引き裂いて開封する
現像剤容器において、前記シール部材は、前記シール部
材を開封する際の前記シール部材の最初の切り出し部の
近傍、且つ、前記切り出し部よりも前記シール部材の引
き出し時の先端側に、前記シール部材の開封方向に略直
交する方向に突出する突出部を有し、前記切り出し部
は、前記突出部と前記シール部材の開封方向に略直交す
る方向に延在する前記シール部材の肩部とが接続する部
分に設けられ、前記突出部と前記切り出し部との接続
部、及び前記切り出し部と前記肩部との接続部が屈曲し
ていることを特徴とする現像剤容器が提供される。
【0018】第3の本発明によると、画像形成装置に着
脱可能な現像カートリッジにおいて、前記画像形成装置
本体が備えた像担持体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像する現像部材と;現像剤を収納する現像剤収
納部と、前記現像剤収納部内の現像剤を前記現像部材に
向かって排出するための排出口と、前記排出口を封止し
て前記現像剤収納部を密閉する、前記排出口の長手寸法
よりも長いシール部材と、を有し、前記シール部材を折
り返して引き出し、前記排出口の長手方向に沿って引き
裂いて開封する現像剤容器と;を有し、前記シール部材
は、前記シール部材を開封する際の前記シール部材の最
初の切り出し部の近傍、且つ、前記切り出し部よりも前
記シール部材の引き出し時の先端側に、前記シール部材
の開封方向に略直交する方向に突出する突出部を有し、
前記切り出し部は、前記突出部と前記シール部材の開封
方向に略直交する方向に延在する前記シール部材の肩部
とが接続する部分に設けられ、前記突出部と前記切り出
し部との接続部、及び前記切り出し部と前記肩部との接
続部が屈曲していることを特徴とする現像カートリッジ
が提供される。
【0019】第4の本発明によると、電子写真画像形成
装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子
写真感光体と;前記電子写真感光体に形成された静電潜
像を現像剤を用いて現像する現像部材と;現像剤を収納
する現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の現像剤を前
記現像部材に向かって排出するための排出口と、前記排
出口を封止して前記現像剤収納部を密閉する、前記排出
口の長手寸法よりも長いシール部材と、を有し、前記シ
ール部材を折り返して引き出し、前記排出口の長手方向
に沿って引き裂いて開封する現像剤容器と;を有し、前
記シール部材は、前記シール部材を開封する際の前記シ
ール部材の最初の切り出し部の近傍、且つ、前記切り出
し部よりも前記シール部材の引き出し時の先端側に、前
記シール部材の開封方向に略直交する方向に突出する突
出部を有し、前記切り出し部は、前記突出部と前記シー
ル部材の開封方向に対して略直交する方向に延在する前
記シール部材の肩部とが接続する部分に設けられ、前記
突出部と前記切り出し部との接続部、及び前記切り出し
部と前記肩部との接続部が屈曲していることを特徴とす
るプロセスカートリッジが提供される。
【0020】上記各本発明の一実施態様によると、前記
突出部は、前記切り出し部と繋がる、前記シール部材の
開封方向に略直交する方向の略中心に向かう斜辺を有す
る。前記斜辺は、前記肩部に対して0度〜60度の角度
で設けられることが好ましい。
【0021】又、上記各本発明において、前記シール部
材としては、二軸延伸ポリエステルからなる第1層と、
炭酸ガスレーザー照射を貫通させないアルミニウムの反
射層である第2層と、二軸延伸ポリエステルからなる第
3層と、エチレン=酢酸ビニル共重合体(EVA)から
なる第4層と、をこの順に積層して有し、炭酸ガスレー
ザー照射により前記第3層に当該シール部材を貫通しな
い切り込み線が設けられ、前記第4層を介して当該シー
ル部材は前記現像剤容器に固着されるシール部材を好適
に用いることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシール部材、
現像剤容器、現像カートリッジ及びプロセスカートリッ
ジを図面に則して更に詳しく説明する。
【0023】実施例1 先ず、図1及び図2を参照して、本発明を適用し得るプ
ロセスカートリッジ着脱式の電子写真画像形成装置(画
像形成装置)の一例の全体構成を説明する。図1は電子
写真画像形成装置Aの外観を示し、図2はプロセスカー
トリッジBの装着時における装置内部構成を示してい
る。
【0024】本実施例の電子写真画像形成装置Aは、パ
ーソナルコンピュータなどのホスト(外部機器)からの
情報に応じて、電子写真方式の画像形成プロセスを用い
て電子写真感光体に画像を形成するレーザービームプリ
ンタである。
【0025】尚、以下の説明において、プロセスカート
リッジB(図2、図3)の短手方向とは、プロセスカー
トリッジBを装置本体A1(図1)へ着脱する方向であ
り、記録媒体の搬送方向と一致している。又、プロセス
カートリッジBの長手方向とは、プロセスカートリッジ
Bを装置本体A1へ着脱する方向と交差する方向(略直
交する方向)であり、記録媒体の搬送方向と交差(略直
交)している。
【0026】画像形成装置Aは、電子写真画像形成プロ
セスによって記録媒体(例えば、記録用紙、OHPシー
ト、布など)に画像を形成する。つまり、図2に示す画
像形成装置Aは、像担持体としてドラム形状の電子写真
感光体(以下、「感光体ドラム」と呼ぶ。)7を有して
いる。この感光体ドラム7を帯電手段8によって帯電さ
せ、次いでこの感光体ドラム7に光学手段1から画像情
報に応じたレーザー光を照射(走査露光)して潜像を形
成する。この潜像を現像ユニット(現像装置)U1が、
現像剤(トナー)によりトナー像として現像する。
【0027】一方、感光体ドラム7へのトナー像の形成
と同期して、カセット3aにセットした記録媒体2をピ
ックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d及びレ
ジストローラ対3eで反転搬送する。次いで、感光体ド
ラム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ロー
ラ4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写す
る。
【0028】その後、トナー像の転写を受けた記録媒体
2を搬送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。この定
着手段5は、駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する
定着ローラ5bを有する。そして、通過する記録媒体2
に熱及び圧力を印加して、転写されたトナー像を定着す
る。
【0029】トナー像が定着された記録媒体2を排出ロ
ーラ対3g、3h、3iで搬送し、反転経路3jを通し
て排出トレイ6へと排出する。排出トレイ6は、画像形
成装置Aの装置本体A1の上面に設けられている。
【0030】プロセスカートリッジBはカートリッジカ
バー(開閉部材)A2を開閉することによって、電子写
真画像形成装置Aに取り外し可能に装着できる。
【0031】次に、図3及び図4をも参照して、プロセ
スカートリッジBについて説明する。図3はプロセスカ
ートリッジBの外観を示し、図4はプロセスカートリッ
ジBの概略断面を示す。
【0032】プロセスカートリッジBは、現像ユニット
U1とクリーニングユニットU2とが回転可能に結合さ
れてハウジングを構成している。そして、このハウジン
グが装置本体A1に取り外し可能に装着される。現像ユ
ニットU1は、現像剤収納部(トナー収納部)の外郭と
してのトナー枠体11と、現像手段9及び現像手段9を
支持する現像枠体12とを有する。又、クリーニングユ
ニットU2は、感光体ドラム7と、帯電手段8と、クリ
ーニング手段10及びクリーニング枠体16と、ドラム
シャッタ部材18とを有する。
【0033】プロセスカートリッジBは、図4に示すよ
うに、感光層を有する感光体ドラム7が回転され、その
表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によっ
て一様に帯電する。次いで、光学手段1からの画像情報
に応じたレーザービーム光を露光開口部1eを介して感
光体ドラム7へ照射して潜像を形成する。この潜像を、
トナーを用いて現像手段9によって現像する。即ち、帯
電ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられてお
り、感光体ドラム7の帯電処理を行う。尚、この帯電ロ
ーラ8は、感光体ドラム7に従動回転する。現像手段9
は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感
光体ドラム7に形成された潜像を現像する。
【0034】ここで、現像手段9は、内部が現像剤容器
(現像剤収納部)11bとなっているトナー枠体11内
のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、現像剤
担持体(現像部材)である現像ローラ9cへ送り出す。
そして、固定磁石を内蔵した現像ローラ9cを回転させ
ると共に、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定する
現像剤量規制部材(現像ブレード)9dによって摩擦帯
電負荷を付与したトナー層を現像ローラ9cの表面に形
成する。そのトナーを感光体ドラム7の現像領域へ供給
し、潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによ
ってトナー像を形成して可視化する。
【0035】そして、転写ローラ4にトナー像と逆極性
の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナー
像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段10
によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。こ
こで、クリーニング手段10は、感光体ドラム7に当接
して設けられた弾性クリーニングブレード10aによっ
て感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として、除
去トナー溜め10bへ集める。
【0036】尚、プロセスカートリッジBは、トナーを
収納するトナー収納部11bを有する現像剤容器(トナ
ー容器)を形成するトナー枠体11と、現像ローラ9c
などの現像手段9を保持する現像室12bを形成する現
像枠体12とを結合する。そして、これに感光体ドラム
7、クリーニングブレード10aなどのクリーニング手
段10、及び帯電ローラ8を取り付けたクリーニング枠
体16を結合して構成している。このプロセスカートリ
ッジBは、操作者によって装置本体A1に着脱可能であ
る。
【0037】プロセスカートリッジBは、図3に示すよ
うに、長手方向の両端面のほぼ同一平面上に円筒形ガイ
ド23a、短手ガイド23b、長手ガイド12cを有す
る。円筒形ガイド23aは、感光体ドラム7の中心線上
にその中心を有する。長手ガイド12cは、プロセスカ
ートリッジBの画像形成装置本体A1への装着方向Xと
ほぼ平行な方向に長く、円筒形ガイド23aに続いてい
る。短手ガイド23bは円筒形ガイド23aの上方に離
れて位置する。
【0038】プロセスカートリッジBを画像形成装置本
体A1に装着は次のようにして行う。カートリッジカバ
ーA2が開かれた状態で、装着方向Xから見て装置本体
A1の左右の内壁に、前下がりのそれぞれ上下2条のガ
イドレール(図示せず)が見える。この上側のガイドレ
ールに短手ガイド23b、下側のガイドレールに円筒形
ガイド23a及び長手ガイド12cを嵌合して斜め下方
へプロセスカートリッジBを移動すると、プロセスカー
トリッジBは、図2に示す位置で円筒形ガイド23aが
ガイドレールの終端に設けた位置決め溝(図示せず)に
嵌合して位置が定まる。プロセスカートリッジBの姿勢
はクリーニング枠体16の上面が装置本体A1の固設部
材(図示せず)に当接して定まる。尚、プロセスカート
リッジBの装置本体A1からの取り外しは、上記装着操
作の逆の作用で行われる。上記ガイドレール、位置決め
溝などにより装置本体側のプロセスカートリッジBの装
着手段が構成される。
【0039】ここで、図5〜図9をも参照して、現像ユ
ニットU1について説明する。図5はプロセスカートリ
ッジBの現像ユニットU1とクリーニングユニットU2
を分離させた状態を示す。図6は現像ユニットU1を構
成する現像枠体12を示し、図7は同じく現像ユニット
U1を構成するトナー枠体11を示す。
【0040】現像ユニットU1は、図4、図6、図7に
示すように、現像枠体12の長手方向ほぼ平行に1本ず
つ存在する溶着リブ12aが、相対向するトナー枠体1
1のフランジ11aに一体的に溶着されることで構成さ
れる。又、現像枠体12の長手方向両端部には、図6に
示すように、端部シール14、15がそれぞれ両面テー
プで固定されている。
【0041】図8に示すトナー排出口11cの周囲に
は、図7に示すように、トナー排出口11cを密閉する
ためのトナーシール13が溶着される。このトナーシー
ル13は、熱溶着パターンPの表面形状を成す熱溶着治
具(図示せず)にて固着することができる。熱溶着パタ
ーンPの全体形状の一例を図9に示す。
【0042】続いて、図10〜図13をも参照して、ト
ナーシール13について説明する。
【0043】図10はトナー枠体11のトナーシール1
3を固着した状態を示している。図10に示すように、
トナーシール13は、トナー枠体11のトナー排出口1
1cの周縁に貼り付けられているカバーシール部13d
と、これより幅の狭い折り重ね部13bを有している。
そして、カバーシール部13dと折り重ね部13bの境
に切り出し部(切り始め部)Cを2箇所有する。
【0044】図10(a)は、本実施例のトナーシール
13の切り出し部Cを拡大して示している。尚、図10
(a)には一方の切り出し部Cのみを示しているが、他
方も同様である。切り出し部Cは、プロセスカートリッ
ジBの長手方向に沿うカバーシール部13dの側縁部1
3d3に対しほぼ直角なトナーシール肩部(肩部)13
fと、それに対して斜めになった切り出し部Cの稜線
(斜辺)13d1とが続いた形状を有する。この稜線1
3d1を切れ始めとして開封するように、トナーシール
13の開封の補助手段として引き裂きガイド13c(3
1c1)がトナーシール13の長手方向に沿って配され
ている。
【0045】引き裂きガイド13c(31c1)として
は、開封する部分の全長Lxにわたって、炭酸ガスレー
ザーRの照射によって形成されたトナーシールを貫通し
ない切り込み線(ハーフカット)が2箇所施されている
(図11及び図12をも参照。)。この引き裂きガイド
13c(31c1)に沿ってトナーシールが直線的に開
封される。以下、引き裂きガイド13c(31c1)を
「ハーフカット」と呼ぶ。
【0046】トナーシール13は、プロセスカートリッ
ジBが使用開始されるまでの間に、トナー容器11bに
収納されているトナーTが現像室12bに排出されるの
を防止している。
【0047】画像形成装置AにプロセスカートリッジB
を新たに装着する場合、図13に示す如く、トナーシー
ル13を開封方向O(プロセスカートリッジBの長手方
向と略平行)へ引き抜いてから装着する。即ち、トナー
シール13は、トナー枠体11のトナー排出口11cの
トナーシート13が引き抜かれる方向の長さより長く、
例えば2倍以上に設定されている。そして、トナー枠体
11のトナー排出口11cの周縁部に固着されていない
トナーシール13の部分(折り重ね部)13bは、トナ
ー枠体11に固着された部分(カバーシール部13d)
の上に折り返された後、その端部がプロセスカートリッ
ジBの長手方向一端側面から突出する把手11tに固着
されている。この状態で、トナー枠体11は現像枠体1
2と結合される。
【0048】従って、操作者はトナーシール13の開封
に際し、把手11tを把持し、図13中矢印Oにて示す
方向に引っ張ることにより、トナーシール13を、折り
返し部13a側から順次引き出すことができる。これに
よって、トナーシール13は、2箇所の切り出し部Cか
ら2条のハーフカット13cに沿って順次引き裂かれて
開封される。そして、トナーシール13の開封方向に対
して切り出し部Cとは反対側の端部近傍でトナーシール
13はトナー枠体11に残存する部分と切断分離され
る。
【0049】図10(a)に示すように、本実施例のト
ナーシール13は切り出し部Cの近傍に突出部13eが
設けられている。
【0050】トナーシール13の切り出し部Cの近傍に
突出部13eを設ける場合、その大きさ、位置、形状な
どは、結果的にトナーシール13のハーフカット部13
cで確実に引き裂きが得られれば良く、即ち、詳しくは
後述するように、トナーシール13の開封後の切り出し
点のずれ(バラツキを含む。)を抑えられる結果が得ら
れれば良く、特に限定されるものではない。しかし、突
出部13eが切り出し部Cの稜線13d1に繋がるよう
な位置にあることが好ましい。
【0051】本実施例では、図10(a)に示すよう
に、突出部13eは、折り重ね部13bの側縁部13g
から、トナーシール13の開封方向に略直交する方向に
最大7mm突出している(縁部13e2)。又、突出部
13eは、トナー排出口11cの略中心(トナーシール
13の開封方向に略直交する方向におけるトナーシール
13の略中心)に向かい、切り出し部Cの稜線13d1
へと繋がる傾斜部(斜辺)13e1によって、切り出し
部Cの稜線13d1に繋がる。これにより、より安定し
た切り出し点のずれ抑制効果を得ることができ、確実な
切り出し開封が可能となる。
【0052】傾斜部13e1の角度については、肩部1
3fと折り重ね部13bの側縁部13gとが成す角度に
対して、肩部13fと突出部13eの傾斜部(斜辺)1
3e1とが成す角度を狭い角度とするか、或いは、夫々
の稜線が直線ではない場合は、見かけ上狭くなっていれ
ば良く、特に各角度を限定するものではない。
【0053】本実施例では、夫々の稜線を直線とし、肩
部13fと折り重ね部13bの側縁部13gとが成す角
度θaをほぼ直角とした。一方、ハーフカット肩部13
fと傾斜部13e1とが成す角度θeを45度とした。
【0054】尚、本実施例のトナーシール13の詳細な
寸法は以下の通りである(図10参照)。
【0055】 トナーシール13のカバーシール部13dの長さ Lx:327mm トナーシール13のカバーシール部13dの全幅 L1:54mm トナーシール13の折り重ね部13bの全幅 L2:30mm ハーフカット13cから側縁部13d3までの距離 L3:8.5mm
【0056】尚、本実施例において、トナーシール13
の材料としては、一軸延伸発砲ポリプロピレン、又はポ
リエステルなどを用いることもできるが、本実施例で
は、二軸延伸ポリエステル(二軸延伸PET)基材にエ
チレン=酢酸ビニル共重合体系のシーラント層をラミネ
ートした総厚さ0.095〜0.244mmのフィルム
を用いた。
【0057】更に説明すると、本実施例のトナーシール
13は、図11及び図12に示すように、炭酸ガスレー
ザーRにて連続的に熱溶融された引き裂きガイド13c
(31c)を有する引き裂きガイド層31cを備えてい
る。これにより、引き裂きガイド13cに沿ってトナー
シール13を開封することができる。
【0058】表層31aとしては、トナーシール13の
基材としての二軸延伸PETが用いられる。そして、ト
ナー枠体11のトナー容器11bに熱溶着する場合に
は、熱溶着条件を最大限に拡大でき、しかもフィルム自
体の強度を保ちつつ引き裂き性能を確保するために、そ
の厚さは10μm〜80μmが好ましく、より好ましく
は12μm〜17μmとする。本実施例では、トナーシ
ール13の表層31aとして、厚さ12μmの二軸延伸
PETを用いた。
【0059】レーザー遮断層31bとしては、炭酸ガス
レーザーRを光吸収しないことは当然、炭酸ガスレーザ
ーRにてシーラント層31d側より照射された場合に、
引き裂きガイド層31cの熱溶融時の輻射熱により表層
31aの結晶化が進み、フィルム強度が脆弱化すること
を確実に抑制するために、アルミ箔を好適に用いること
ができる。アルミ箔の厚さは5〜15μmが好ましく、
より好ましくは7μm〜12μmとする。本実施例では
約7μmとした。
【0060】引き裂きガイド層31cには二軸延伸PE
Tが用いられる。炭酸ガスレーザーRに最適な光吸収を
行い、レーザー照射部分31c1がレーザー光の連続的
照射に伴い確実に光吸収によって熱溶融し、これを引き
裂きガイド13cとし得るように、更には、レーザー吸
収過大でシーラント層31dのダメージが発生せず、し
かもレーザー加工スピードダウンを行わずにレーザー加
工を行えるように、厚さ40μm〜70μmとすること
が好ましく、より好ましくは40μm〜60μmとす
る。本実施例では約50μmとした。
【0061】シーラント層31dとしては、ヒートシー
ル性及び接着強度が十分なエチレン=酢酸ビニル共重合
体(EVA)を含むシーラント層を用いた。シーラント
層31dの厚みは40μm〜80μmが好ましい。より
好ましくは40μm〜60μmとする。本実施例では約
50μmとした。
【0062】以上のようなトナーシール13は、シーラ
ント層31dに対してレーザー照射によるダメージを与
えることなく、引き裂きガイド層31cを熱溶融させる
ことができる。こうして、4層構成の内の1層をレーザ
ー加工する。
【0063】又、表層31aからシーラント層31dま
での各層は、ドライラミネーション或いは押し出しラミ
ネーションで接着固定される。本実施例では、ドライラ
ミネーション或いは押し出しラミネーション後のフィル
ムの厚さを128μmとした。
【0064】上記構成のトナーシール13によれば、切
り出し部Cで切れ始めた後も、切り出し幅を一定に保っ
た状態で開封することができる。
【0065】次に、以上に示したプロセスカートリッジ
Bを用いて、トナーシール13の切り出し点の測定、確
認を行った。測定条件、要領を、図13及び図14を参
照して以下に説明する。
【0066】図13は、上述のように、トナーシール1
3を折り返して引き抜く様子を示している。この開封操
作と同様にして、トナーシール13の切り出し点を測定
する。図14は、トナーシール13の切り出し部Cの開
封前及び開封後の状態を矢印を介して示している(「開
封前」→「開封後」)。図14(a)は理想的な開封状
態を表す切り出し部Cの状態を示し、図14(b)は切
り出し点のずれが生じたときに発生するはみ出し部Dが
付随した状態を示す。つまり、図14(a)の状態では
理想的な開封が行われ、はみ出し部Dが発生しない。そ
のため、「切り出し点のずれ量」を示すはみ出し量xは
0である。一方、図14(b)の状態ではトナーシール
13の開封後にはみ出し部Dが発生し、はみ出し量xが
生じる。
【0067】確認要領:現像ユニットU1をプロセスカ
ートリッジBとして完成させ、常温・常湿(23℃・5
0%)環境下、又高温・高湿(40℃・95%)環境
下、及び低温(−20℃)環境下でそれぞれ1ヶ月保管
した後に、図14(b)に示す如く、トナーシール開封
後のはみ出し部Dの有無確認と、はみ出し量xの測定と
を行った。 開封時の引張速度:9000mm/min 測定要領(はみ出し量xの測定):図13、図14
(b)に示すように、トナーシール開封方向O(概ね真
っ直ぐ、略水平)に向けて開封して引き抜いたトナーシ
ール13の切り出し部Cにはみ出し部Dが付随している
かを確認し、付随している場合はそのはみ出し量xを測
定する。
【0068】以上の要領にて、(1)突出部無し(従来
例)、(2)突出部有り(本実施例)についてはみ出し
量xを測定し、比較検討した。尚、はみ出し量を抑える
効果が得られる範囲を確認するために、肩部13fと突
出部13eの傾斜部13e1との成す見かけ上の角度θ
eを変えたものについても同様にはみ出し量xの測定を
行い、比較検討した。角度θeを変更するために、例え
ば突出部13eの傾斜部13e1と縁部13e2とで成
す角を辺として、三角形状を四角形状に変更してもよ
い。各ケースについて、30サンプルずつ測定した。結
果を表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】表1に示すように、本実施例に従うプロセ
スカートリッジBでは、全てはみ出し量xの低減、即
ち、トナーシールの開封時の切れ始め点のずれ量の低減
効果が得られ、バラツキの管理を省略できることが判明
した。
【0071】表1の結果を更に詳細に述べると、突出部
13eの無い従来例に対して、突出部13eの有る本実
施例では、トナーシール13の切り出し部Cの破断性が
向上し、はみ出し量x(切り出し点のずれ)は最大6m
m(従来例)から3mmへと大幅に減少した。又、傾斜
部13e1の角度θeを変えた場合でも、角度θeが6
0度までの範囲であれば、はみ出し量xは最大6mm
(従来例)から5mm以下へ減少させることができるこ
とが判明した。更に、角度θeを65度とした場合は、
はみ出し量xを抑制する効果は薄れる傾向にあることが
判明した。
【0072】一方、この傾斜部13e1の角度θeを狭
くした場合、更にはみ出し量を抑えられ、0度の場合は
最大2.5mmに抑えられることが判明した。
【0073】ここで、突出部13eを設けたことによる
具体的な作用を図15を参照して説明する。
【0074】図15は、トナーシール13の開封の引き
裂き状態を本実施例と、従来例とで対比して示してい
る。図15(a)は、本実施例のトナーシール13にお
ける、開封時にトナーシール13のめくれ上がる方向F
と、裂け始め点を示している。図15(b)は、従来例
のトナーシール13における、開封時にトナーシールの
めくれ上がる方向Fと裂け始め点を示している。
【0075】トナーシール13を折り返して、方向Oに
向かって開封しようとする場合、引っ張られてめくれ上
がろうとする折り重ね部13bと、固着されたカバーシ
ール部13dとの間で引っ張り合いが生じる。
【0076】このとき、本実施例(図15(a))では
突出部13eの傾斜部13e1と切り出し部Cの稜線1
3d1との成す角度θc0、又従来例(図15(b))
では折り重ね部13bの側縁部13gと切り出し部Cの
稜線13d1との成す角度θc0は、僅かに広がろうと
する力が働くことで夫々θcxとなる。これにより、本
実施例では切り出しにかかる力が、実際には傾斜部13
e1と切り出し部Cの稜線13d1との交点13pe、
又従来例では折り重ね部13bの側縁部13gと切り出
し部Cの稜線13d1との交点13pにも及んでいる。
【0077】ここで、本実施例における交点13peで
の角度θcxは、従来例における交点13Pでの角度θ
cxよりも狭いため、切り出しにかかる応力は本実施例
の方がより集中し易くなる。
【0078】又、従来例では、切り出し点は「ハーフカ
ット13cの開始点13pc」、「切り出し点13pが
ハーフカット13cの外側にずれたときの切り出し点1
3pd」の2箇所であった。これに対し、本実施例で
は、切り出し点は「ハーフカット13cの開始点13p
c」、「切り出し点がハーフカット13cの外側にずれ
たときの切り出し点13pd」に、更に「傾斜部13e
1と、切り出し部Cの稜線13d1との交点13pe」
をも加わった3箇所となる。このように、本実施例で
は、従来よりも切り出し点が1箇所多い。
【0079】上述のような作用、原理によって、表1に
示すような切り出し点のずれを抑制する効果を得ること
ができる。
【0080】以上、トナーシール13の切り出し部Cの
近傍に突出部13eを設けることで、切り出し点のずれ
(はみ出し量x)を確実に抑えることができる。
【0081】次に、図16〜図18を参照して、本発明
の他の適用例について説明する。尚、図中、上記実施例
と同様の機能を有する要素には同一符号を付している。
【0082】図16は、画像形成装置本体の現像装置に
設けられたホッパー容器50へトナーを補給するための
トナー補給容器(トナー容器)40であり、トナーシー
ル13が固着された様子を示している。又、図17は、
このトナー容器11bを画像形成装置本体のホッパー容
器50へ装着した状態を示している。
【0083】つまり、例えば複写機などの画像形成装置
において、装置本体に設けられた現像装置にトナーを供
給するために、現像装置に連結された補給用現像剤受け
入れ用のホッパー容器50が設けられている。そして、
このホッパー容器50に、補給用トナーが充填されたト
ナー容器40からトナーを移し替えることでトナーの補
給を行う。
【0084】図16に示すように、トナー容器40は、
トナー収納部11bと、トナー収納部11b内のトナー
をホッパー容器50へと排出するためのトナー排出口1
1cとを有する。そして、このトナー排出口11cの周
縁部に、上述のプロセスカートリッジBのトナー枠体1
1に設けたものと同様のトナーシール部材13が貼り付
けられている。これにより、トナー排出口11cは封止
されてトナー収納部11bは使用前において密閉されて
いる。
【0085】このトナーシール13は、トナー容器40
のトナー排出口11cのトナーシール13が引き抜かれ
る方向(図中矢印O)の長さより長く、例えば2倍以上
に設定されている。そして、トナー容器40のトナー排
出口11cの周縁部に固着されていないトナーシール1
3の部分(折り重ね部)13bは、トナー容器40に固
着された部分(カバーシール部)13dの上に折り返さ
れた後、その端部が操作者によって引っ張ることが可能
なように、トナー容器40の外へと導かれている。トナ
ーシール13は、トナー容器40がホッパー容器50に
装着された状態で、上記プロセスカートリッジBのトナ
ーシール13と概略同様にして、引き抜き除去される。
尚、詳しい説明は省略するが、通常、トナーシール13
とは別に、例えばトナーシール13の引き抜きに従動し
て開く蓋(図示せず)がトナー容器40、ホッパー容器
50に設けられており、トナーシール13を開封した後
にこれらの蓋を閉じてからトナー容器40をホッパー容
器50から離脱させる。これにより、トナー容器40に
よるトナー補給時のトナー飛散を防止する対策が成され
ている。
【0086】図18は、本実施例のトナーシール13を
トナー容器40に固着した様子を示す。図18(a)
は、トナーシール13の突出部13e及びその傾斜部
(斜辺)13e1近傍を拡大して示している。
【0087】図18(a)において、トナーシール1
3、突出部13eの寸法・位置関係は、上述の実施例と
全く同一とした。そして、上述の確認要領にて、切り出
し点のずれ量低減効果を測定、確認したところ、表1の
結果と同様、本発明に従って構成されたトナー容器にお
いては、トナーシール13の開封時の切れ出し点のずれ
量の低減効果が得られ、バラツキの管理を省略し得るこ
とが判明した。
【0088】以上説明したように、本発明によれば、ト
ナーシール13の切り出し部Cに応力集中するポイント
が増えてより引き裂き易くなり、トナーシール13の固
着が比較的弱い状態であっても、確実に切り出し部分C
で切れてスムーズな開封を行うことができ、開封後に残
される部分が剥がれるのを防止することができる。これ
により、少なくとも「ハーフカット」部13cが施され
たトナーシール13において、ハーフカット13cの加
工深さを更に深く入れるための装置、設定、使用設定並
びに工程管理の難度アップに起因するコストアップを抑
えることが可能である。
【0089】尚、上述では、プロセスカートリッジ、ト
ナー補給容器に本発明を適用した実施例について説明し
たが、現像手段(現像剤担持体、現像剤量規制部材な
ど)と、現像剤を収納した現像剤容器とを一体的にカー
トリッジ化した、画像形成装置本体に着脱可能な現像カ
ートリッジ(現像装置)においても、現像剤容器を封止
するシール部材に同様に適用可能である。現像カートリ
ッジは、上述のプロセスカートリッジBの構成要素か
ら、現像ユニットU1以外の要素の除いたものであると
考えることができるので、シール部材に関する上述の全
ての構成が当てはまる。従って、ここでは詳しい説明は
省略し、上記説明を援用する。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤の排出口を封止して現像剤収納部を密閉するシー
ル部材は、シール部材を開封する際のシール部材の最初
の切り出し部の近傍、且つ、切り出し部よりもシール部
材の引き出し時の先端側に、シール部材の開封方向に略
直交する方向に突出する突出部を有し、切り出し部は、
突出部とシール部材の開封方向に略直交する方向に延在
するシール部材の肩部とが接続する部分に設けられ、突
出部と切り出し部との接続部、及び切り出し部と肩部と
の接続部が屈曲している構成とされ、又、現像剤容器、
現像カートリッジ及びプロセスカートリッジはこのシー
ル部材を備えた構成とされるので、シール部材の開封性
能の安定化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用し得るプロセスカートリッジを着
脱可能な電子写真画像形成装置(レーザービームプリン
タ)の一例の外観斜視図である。
【図2】図1の電子写真画像形成装置の内部構成を示す
概略縦断面図である。
【図3】図1の電子写真画像形成装置に着脱可能なプロ
セスカートリッジの一例の外観斜視図である。
【図4】図3のプロセスカートリッジの内部構成を示す
概略縦断面図である。
【図5】図3のプロセスカートリッジの現像ユニット
(U1)とクリーニングユニット(U2)を分離した状
態を示す外観斜視図である。
【図6】図3のプロセスカートリッジの現像ユニットを
構成する現像枠体の外観斜視図である。
【図7】図3のプロセスカートリッジの現像ユニットを
構成するトナー枠体の外観斜視図である。
【図8】図3のプロセスカートリッジのトナー容器の外
観斜視図である。
【図9】トナーシールの熱溶着パターンの一例を説明す
るためのトナー枠体の外観図である。
【図10】トナーシールが固着されたトナー枠体を示す
図であり、(a)トナーシールの突出部の一実施例の拡
大図である。
【図11】トナーシールの層構成の一実施例を示す概略
拡大断面図である。
【図12】トナーシールの一実施例の全体構成を示す概
略斜視図である。
【図13】トナーシールを引き抜いた様子を示すトナー
枠体の外観図である。
【図14】トナーシールの切り出し部の状態を説明する
ためのトナーシールの概略図であり(「開封前→開封
後」)、(a)理想的な開封状態、(b)はみ出し部が
付随した状態をそれぞれ示す。
【図15】トナーシールの固着が特に弱い状態において
見られるトナーシール開封時の引き裂きにかかる力を本
発明の実施例(a)と従来例(b)とで対比して示す説
明図である。
【図16】本発明を適用し得る画像形成装置本体の現像
装置に設けられたホッパー容器にトナーを供給するため
のトナー補給容器(トナー容器)の一例の外観斜視図で
ある。
【図17】トナー補給容器(トナー容器)を画像形成装
置本体へ装着した状態を示す概略断面図である。
【図18】本発明に従うトナーシールの他の適用例を示
す図であり、(a)トナーシールの突出部の一実施例の
拡大図である。
【符号の説明】
1 光学手段 2 記録媒体 4 転写ローラ(転写手段) 5 定着手段 7 感光体ドラム(電子写真感光体、
像担持体) 8 帯電ローラ(帯電手段) 9 現像手段 10 クリーニング手段 11 トナー枠体 11b トナー容器(現像剤容器) 11c トナー排出口 12 現像枠体 12b 現像室 13 トナーシール(シール部材) 13a 折り返し部 13b 折り重ね部 13c 引き裂きガイド(ハーフカット) 13d カバーシール部 13d1 切り出し部の稜線(稜線部) 13d3 カバーシール部の側縁部 13e 突出部 13e1 突出部の傾斜部(斜辺) 13f トナーシール肩部 13g 折り重ね部の側縁部 16 クリーニング枠体 40 トナー容器(現像剤容器) 50 ホッパー容器 A 電子写真画像形成装置 A1 画像形成装置本体 B プロセスカートリッジ C 切り出し部(切り始め部) D はみ出し部 P 熱溶着パターン T トナー U1 現像ユニット(現像装置) U2 クリーニングユニット
フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 BA03 BA04 BA23 BA27 DA08 DA15 2H077 AA02 AA06 AA35 AB12 AD06 AD13 AE03 BA09 4F100 AB10B AK41A AK41C AK68D BA10A BA10D DC13C EJ38A EJ38C GB16 GB27 JD08B JL00 JN06B

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収納する現像剤収納部と、前記
    現像剤収納部内の現像剤を排出するための排出口と、を
    有する現像剤容器の前記排出口を封止して前記現像剤収
    納部を密閉するための、前記排出口の長手寸法よりも長
    いシール部材であり、折り返して引き出し、前記排出口
    の長手方向に沿って引き裂いて開封するシール部材にお
    いて、 前記シール部材を開封する際の前記シール部材の最初の
    切り出し部の近傍、且つ、前記切り出し部よりも前記シ
    ール部材の引き出し時の先端側に、前記シール部材の開
    封方向に略直交する方向に突出する突出部を有し、前記
    切り出し部は、前記突出部と前記シール部材の開封方向
    に略直交する方向に延在する前記シール部材の肩部とが
    接続する部分に設けられ、前記突出部と前記切り出し部
    との接続部、及び前記切り出し部と前記肩部との接続部
    が屈曲していることを特徴とするシール部材。
  2. 【請求項2】 前記突出部は、前記切り出し部と繋が
    る、前記シール部材の開封方向に略直交する方向の略中
    心に向かう斜辺を有することを特徴とする請求項1のシ
    ール部材。
  3. 【請求項3】 前記斜辺は、前記肩部に対して0度〜6
    0度の角度で設けられていることを特徴とする請求項2
    のシール部材。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は、二軸延伸ポリエステ
    ルからなる第1層と、炭酸ガスレーザー照射を貫通させ
    ないアルミニウムの反射層である第2層と、二軸延伸ポ
    リエステルからなる第3層と、エチレン=酢酸ビニル共
    重合体(EVA)からなる第4層と、をこの順に積層し
    て有し、炭酸ガスレーザー照射により前記第3層に当該
    シール部材を貫通しない切り込み線が設けられ、前記第
    4層を介して当該シール部材は前記現像剤容器に固着さ
    れることを特徴とする請求項1、2又は3のシール部
    材。
  5. 【請求項5】 現像剤を収納する現像剤収納部と、前記
    現像剤収納部内の現像剤を排出するための排出口と、前
    記排出口を封止して前記現像剤収納部を密閉する、前記
    排出口の長手寸法よりも長いシール部材と、を有し、前
    記シール部材を折り返して引き出し、前記排出口の長手
    方向に沿って引き裂いて開封する現像剤容器において、 前記シール部材は、前記シール部材を開封する際の前記
    シール部材の最初の切り出し部の近傍、且つ、前記切り
    出し部よりも前記シール部材の引き出し時の先端側に、
    前記シール部材の開封方向に略直交する方向に突出する
    突出部を有し、前記切り出し部は、前記突出部と前記シ
    ール部材の開封方向に略直交する方向に延在する前記シ
    ール部材の肩部とが接続する部分に設けられ、前記突出
    部と前記切り出し部との接続部、及び前記切り出し部と
    前記肩部との接続部が屈曲していることを特徴とする現
    像剤容器。
  6. 【請求項6】 前記突出部は、前記切り出し部と繋が
    る、前記シール部材の開封方向に略直交する方向の略中
    心に向かう斜辺を有することを特徴とする請求項5の現
    像剤容器。
  7. 【請求項7】 前記斜辺は、前記肩部に対して0度〜6
    0度の角度で設けられていることを特徴とする請求項6
    の現像剤容器。
  8. 【請求項8】 前記シール部材は、二軸延伸ポリエステ
    ルからなる第1層と、炭酸ガスレーザー照射を貫通させ
    ないアルミニウムの反射層である第2層と、二軸延伸ポ
    リエステルからなる第3層と、エチレン=酢酸ビニル共
    重合体(EVA)からなる第4層と、をこの順に積層し
    て有し、炭酸ガスレーザー照射により前記第3層に当該
    シール部材を貫通しない切り込み線が設けられ、前記第
    4層を介して当該シール部材は前記現像剤容器に固着さ
    れることを特徴とする請求項5、6又は7の現像剤容
    器。
  9. 【請求項9】 画像形成装置に着脱可能な現像カートリ
    ッジにおいて、 前記画像形成装置本体が備えた像担持体に形成された静
    電潜像を現像剤を用いて現像する現像部材と、 現像剤を収納する現像剤収納部と、前記現像剤収納部内
    の現像剤を前記現像部材に向かって排出するための排出
    口と、前記排出口を封止して前記現像剤収納部を密閉す
    る、前記排出口の長手寸法よりも長いシール部材と、を
    有し、前記シール部材を折り返して引き出し、前記排出
    口の長手方向に沿って引き裂いて開封する現像剤容器
    と、を有し、前記シール部材は、前記シール部材を開封
    する際の前記シール部材の最初の切り出し部の近傍、且
    つ、前記切り出し部よりも前記シール部材の引き出し時
    の先端側に、前記シール部材の開封方向に略直交する方
    向に突出する突出部を有し、前記切り出し部は、前記突
    出部と前記シール部材の開封方向に略直交する方向に延
    在する前記シール部材の肩部とが接続する部分に設けら
    れ、前記突出部と前記切り出し部との接続部、及び前記
    切り出し部と前記肩部との接続部が屈曲していることを
    特徴とする現像カートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記突出部は、前記切り出し部と繋が
    る、前記シール部材の開封方向に略直交する方向の略中
    心に向かう斜辺を有することを特徴とする請求項9の現
    像カートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記斜辺は、前記肩部に対して0度〜
    60度の角度で設けられていることを特徴とする請求項
    10の現像カートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記シール部材は、二軸延伸ポリエス
    テルからなる第1層と、炭酸ガスレーザー照射を貫通さ
    せないアルミニウムの反射層である第2層と、二軸延伸
    ポリエステルからなる第3層と、エチレン=酢酸ビニル
    共重合体(EVA)からなる第4層と、をこの順に積層
    して有し、炭酸ガスレーザー照射により前記第3層に当
    該シール部材を貫通しない切り込み線が設けられ、前記
    第4層を介して当該シール部材は前記現像剤容器に固着
    されることを特徴とする請求項9、10又は11の現像
    カートリッジ。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置に着脱可能なプ
    ロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用
    いて現像する現像部材と、 現像剤を収納する現像剤収納部と、前記現像剤収納部内
    の現像剤を前記現像部材に向かって排出するための排出
    口と、前記排出口を封止して前記現像剤収納部を密閉す
    る、前記排出口の長手寸法よりも長いシール部材と、を
    有し、前記シール部材を折り返して引き出し、前記排出
    口の長手方向に沿って引き裂いて開封する現像剤容器
    と、を有し、前記シール部材は、前記シール部材を開封
    する際の前記シール部材の最初の切り出し部の近傍、且
    つ、前記切り出し部よりも前記シール部材の引き出し時
    の先端側に、前記シール部材の開封方向に略直交する方
    向に突出する突出部を有し、前記切り出し部は、前記突
    出部と前記シール部材の開封方向に略直交する方向に延
    在する前記シール部材の肩部とが接続する部分に設けら
    れ、前記突出部と前記切り出し部との接続部、及び前記
    切り出し部と前記肩部との接続部が屈曲していることを
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記突出部は、前記切り出し部と繋が
    る、前記シール部材の開封方向に略直交する方向の略中
    心に向かう斜辺を有することを特徴とする請求項13の
    プロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記斜辺は、前記肩部に対して0度〜
    60度の角度で設けられていることを特徴とする請求項
    14のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記シール部材は、二軸延伸ポリエス
    テルからなる第1層と、炭酸ガスレーザー照射を貫通さ
    せないアルミニウムの反射層である第2層と、二軸延伸
    ポリエステルからなる第3層と、エチレン=酢酸ビニル
    共重合体(EVA)からなる第4層と、をこの順に積層
    して有し、炭酸ガスレーザー照射により前記第3層に当
    該シール部材を貫通しない切り込み線が設けられ、前記
    第4層を介して当該シール部材は前記現像剤容器に固着
    されることを特徴とする請求項13、14又は15のプ
    ロセスカートリッジ。
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