JP3556416B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばゲートアレイ、ECA(Embeded Cell Array)等の半導体集積回路装置に係り、特に、この半導体集積回路装置に設けられるクロックドライバ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ゲートアレイ、ECA等の半導体集積回路装置においては、アンド(AND)回路、オア(OR)回路等の論理回路となるマクロセルと、フリップフロップ回路などのクロック信号を必要とする内部回路となるマクロセルとが、内部領域(コア領域)に複数配置されており、上記複数の内部回路に対してクロック信号を供給ためのクロックドライバ回路が設けられているものである。
【0003】
近年、このような半導体集積回路装置は、大規模化及び高速化が要求されてきており、半導体集積回路装置に配置される内部回路の数が増大するとともに、各内部回路にクロック信号を効率よく、しかも、クロックスキューを小さくして供給することが提案されつつある。
図14は、このような考え方に基づき提案されたものであり、例えば、特開平7−14994号公報に示されたものである。
【0004】
図14において、100は内部集積回路群(コア領域)101と周辺回路群(バッファ領域)102とを有する半導体基板、103は対向して配置される上記周辺回路群102の一方の側の領域に設けられ、基準信号(クロック信号)を増幅する第1の信号駆動回路(クロック入力ドライバ)、104は一方の側と隣接し、各々対向して配置される上記周辺回路群102の他方の側の領域であって、上記周辺回路群102に隣接する上記内部集積回路群101の両端領域に設けられる複数の第2の信号駆動回路(コラムドライバ)、105はこれら第1及び第2の信号駆動回路103及び104とを接続する第1の信号配線、106は上記第2の信号駆動回路104と内部集積回路群101とを接続する第2の信号配線である。
【0005】
このように構成されたものにおいては、第1の信号駆動回路103により基準信号が増幅されると、第1の信号駆動回路13から見て対称的に配線された第1の信号線105を介して複数の第2の信号駆動回路104に基準信号を供給することが可能となる。
複数の第2の信号駆動回路104は基準信号を増幅し、櫛形状に配線された第2の信号配線106に均一の基準信号を供給することが可能となる。
これにより、内部信号集積回路群101に到達する基準信号のバラツキを抑えることが可能となり、信号遅延量が低減された基準信号、つまりクロックスキューが低減された基準信号に基づいて内部集積回路群11により、各種信号処理を行わせることが可能となる。
【0006】
また、上記のような半導体集積回路装置にあって、半導体基板の面積を増加させることなく、レイアウトの容易な高ドライブ能力のクロックドライバ回路を設けることも提案されつつある。
図15は、このような考え方に基づき提案されたものであり、例えば、特開平6−236923号公報に示されたものである。
【0007】
図15において、201は半導体基板におけるマクロセル配置領域、202aは電源電位VDDを与える電源線で、第2層アルミニウム配線からなり、上記マクロセル配置領域201に対して垂直に形成されている。202bは接地電位GNDを与える接地線で、第2層アルミニウム配線からなり、上記マクロセル配置領域201に対して垂直に、かつ、上記電源線202aに平行に形成され、上記電源線202aとで給電ラインを構成している。203aは上記マクロセル配置領域の図示上側に位置し、上記電源線202aとスルーホール204aで接続される電源線で、第1層アルミニウム層からなる。203bは上記マクロセル配置領域の図示下側に位置し、上記接地線202bとスルーホール204bで接続される接地線で、第1層アルミニウム層からなる。
【0008】
205は上記給電ラインの下に位置し、上記マクロセル配置領域に配置されたドライバ回路等の機能を持ったマクロセル、206はこのマクロセル205へ信号を入力するために上記マクロセル205の入力ノードとスルーホール207で接続された入力信号線で、第2層アルミニウム配線からなり、上記電源線202aと上記接地線202bとの間にこれら電源線202aと接地線202bと平行に配置されている。208は上記マクロセル205から信号出力するために上記マクロセル205の出力ノードとスルーホール208で接続された出力信号線で、第2層アルミニウム配線からなり、上記電源線202aと上記接地線202bとの間にこれら電源線202aと接地線202bと平行に配置されている。
【0009】
このように構成された半導体集積回路装置においては、電源線202a及び接地線202bからなる給電ラインの下に、ドライバ回路等の機能を持ったマクロセル205が配置されているため、マクロセル205への給電が容易であるとともに、マクロセル205の占有面積を小さくすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、さらなる大規模化及び高速化される半導体集積回路装置が要望されるに従い、ドライブ能力がさらに高く、クロックスキューのさらに小さいクロックドライバ回路が要望されている。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、クロック信号を必要とする複数の内部回路に対して与えられるクロック信号のクロックスキューが小さい、例えばゲートアレイ、ECA等の半導体集積回路装置を得ることである。
第2の目的は、クロック信号を必要とする複数の内部回路に対して与えられるクロック信号のクロックスキューを小さくし、このクロック信号を与えるためのクロックドライバ回路を、他のマクロセルに対する占有面積を減少させずにセル配置領域に設けられる、例えばゲートアレイ、ECA等の半導体集積回路装置を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体集積回路装置は、電極対とその両側に位置するN型拡散領域及びP型拡散領域とによって構成される基本セルが第2の方向に沿って配置されるマクロセル配置領域が第1の方向に沿って複数配置される半導体基板を有し、半導体基板の各マクロセル配置領域に、隣接する所定数の基本セルによって構成される論理回路となる第1のマクロセルが配置されるとともに、半導体基板の複数のマクロセル配置領域の2以上の所定数のマクロセル配置領域それぞれに、隣接する所定数の基本セルによって構成され、クロック信号を必要とする内部回路となる第2のマクロセルが配置されるものにおいて、半導体基板の複数のマクロセル配置領域のうちのいずれか1つのマクロセル配置領域に、それぞれが隣接する所定数の基本セルによって構成され、かつ互いに所定間隔を有して配置される複数のプリドライバ及びこれら複数のプリドライバが配置されるマクロセル配置領域にそれぞれが隣接する所定数の基本セルによって構成され、かつ互いに所定間隔を有して配置される複数のメインドライバとを備える第1のクロックドライバ回路と、この第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置され、第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの入力ノードに電気的に接続される第1の共通線と、第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置され、第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの出力ノード及び複数のメインドライバの入力ノードに電気的に接続される第2の共通線と、第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置され、第1のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの出力ノードに電気的に接続される第3の共通線とを備え、
半導体基板の複数のマクロセル配置領域は、第2の方向に複数分割され、各分割された領域に対応して第2のクロックドライバ回路が配置され、各第2のクロックドライバ回路は、対応した分割領域において、半導体基板の複数のマクロセル配置領域の2以上の所定数のマクロセル配置領域のそれぞれに、隣接する所定数の上記基本セルによって構成され、それぞれが同一直線上に配置される複数のプリドライバと、対応した分割領域において、半導体基板の複数のマクロセル配置領域の、複数のプリドライバが配置されるマクロセル配置領域以外の2以上の所定数のマクロセル配置領域のそれぞれに、隣接する所定数の基本セルによって構成され、それぞれが上記複数のプリドライバが配置される同一直線上に配置される複数のメインドライバとを備え、各分割された領域に対応して、対応した分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの入力ノードに電気的に接続されるとともに、第3の共通線に電気的に接続される第4の共通線と、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの出力ノード及び対応した分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの入力ノードに電気的に接続される第5の共通線と、対応した分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの出力ノードに電気的に接続される第6の共通線と、第2のマクロセルがそれぞれ配置される複数のマクロセル配置領域それぞれに対応して第2の方向に沿った直線上に配置され、第6の共通線に電気的に接続されるとともに対応したマクロセル配置領域に配置された第2のマクロセルである内部回路のクロック入力ノードが電気的に接続される複数のクロック信号供給線とを設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、この発明の実施の形態1を図1ないし図10を用いて説明する。
まず始めに、この発明の実施の形態1が適用される、例えば、ゲートアレイ又はECA等の半導体集積回路装置の半導体基板及びマスターチップについて図1及び図2に基づいて説明する。
【0013】
図1に示すように、半導体基板1は一主面にセル領域(内部領域、コア領域)2を有するとともにこのセル領域2の周辺に設けられるバッファ領域(周辺領域)3を有する。
この半導体基板1のセル領域2の一主面上には、図2に示すように、第1の方向(図示縦方向)に沿って配置される第1の電極4と第2の電極5とからなる電極対が第2の方向(図示横方向)に沿って複数配置される電極対群を第1の方向に沿って複数配置される。
【0014】
また、半導体基板1のセル領域2の一主面には、図2に示すように、各電極対群の第1の電極4に対応して第2の方向に沿って配置される複数のN型拡散領域6が形成されるとともに、各電極対群の第2の電極5に対応して第2の方向に沿って配置される複数のP型拡散領域7が対応した上記複数のN型拡散領域6と第1の方向に沿って配置、形成される。
【0015】
第1の電極4とその両側に位置するN型拡散領域6とによってN型MOSトランジスタが構成され、第2の電極5とその両側に位置するP型拡散領域7とによってP型MOSトランジスタが構成される。第1の方向に沿って並置される1つのN型MOSトランジスタと1つのP型MOSトランジスタとによって基本セル8が構成される。
半導体基板1のセル領域2には、N型MOSトランジスタとP型MOSトランジスタとからなる基本セル8が第1の方向及び第2の方向にマトリクス状に配置され、全面に敷き詰められた状態になっている。
このように半導体基板1のセル領域2全面に基本セルが敷き詰められて形成された状態をマスタチップと称されている。
【0016】
一方、アンド(AND)回路やオア(OR)回路等の論理回路やクロック信号を必要とするフリップフロップ回路等の内部回路は、上記した基本セルを所定数用いて構成されるセル構造にされる。これらは、いわゆるマクロセルと称される。以下、論理回路を第1のマクロセル、内部回路を第2のマクロセルと称す。
したがって、半導体基板1のセル領域2には、図1に示すように、これらマクロセルが配置されるマクロセル配置領域9が第1の方向に沿って複数設けられるとともに、隣接するマクロセル配置領域9の間にマクロセル配置領域9に形成されるマクロセル間を電気的に接続するための配線領域10が設けられる。
【0017】
なお、各マクロセル配置領域9は、第2の方向に沿って配置された基本セルの一列分によって構成される。
また、各配線領域10は、そこに配置される第2の方向に沿った配線の数によって、第2の方向に沿って配置された基本セルの一列分、もしくは複数列分によって構成される。
半導体基板1のバッファ領域3には、入力バッファ回路、出力バッファ回路、入出力バッファ回路等の回路が形成される。
【0018】
そして、このような半導体集積回路装置にあっては、クロック信号を必要とするフリップフロップ回路等の内部回路となる第2のマクロセルに、半導体集積回路装置外部からのクロック信号を与えるためのクロックドライバ回路が設けられる。
【0019】
以下に、この発明の実施の形態1におけるクロックドライバ回路について説明する。
まず、図3を用いて説明する。
図3において、11はクロック入力パッド12にクロック入力線13を介して入力ノードが電気的に接続されるクロック入力ドライバ、14はこのクロック入力ドライバから出力されるクロック信号を受けて、クロック信号を出力する第1のクロックドライバ回路で、図1に示したマスタチップのセル領域2における第1の方向の中央部に位置するマクロセル配置領域9に形成される。この第1のクロックドライバ回路14は複数のプリドライバ15(1)〜15(n)と複数のメインドライバ19(1)〜19(m)とを備えている。
【0020】
上記第1のクロックドライバ回路14を構成する複数のプリドライバ15(1)〜15(n)は上記クロック入力ドライバ11の出力ノードにクロック出力線17を介して電気的に接続される第1の共通線16に入力ノードINが電気的に接続されるとともに、出力ノードOUTが第2の共通線18に電気的に接続され、例えば図4に示すように、直列接続されたP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタからなるインバータ回路を2段縦続接続した回路によって構成されている。
上記第1のクロックドライバ回路14を構成する複数のメインドライバ19(1)〜19(m)は入力ノードINが上記第2の共通線18に電気的に接続されるとともに、出力ノードOUTが第3の共通線20に電気的に接続され、例えば図5に示すように、直列接続されたP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタからなるインバータ回路を2段縦続接続した回路によって構成されている。
【0021】
なお、上記プリドライバ15(1)〜15(m)及びメインドライバ19(1)〜19(m)はそれぞれインバータ回路を2段縦続接続した回路にて構成したが、2段に限られるものではなく何段でも良いものである。ただし、プリドライバを構成するインバータの数とメインドライバを構成するインバータ回路の数の和は偶数になるようにした方が良い。
【0022】
21aないし21tはそれぞれ複数の第2のマクロセルを複数分割(t分割)したうちの1分割に対応して設けられ、上記対応の分割された複数の第2のマクロセルにクロック信号を与えるための第2のクロックドライバ回路で、具体的には、図1に示したマスタチップのセル領域2における第2の方向に複数分割し、各分割された領域に対応して配置され、対応の分割された領域に存在する複数の第2のマクロセルにクロック信号を与えるためのものである。
つまり、上記第2のクロックドライバ回路21aないし21tはそれぞれ上記第1のクロックドライバ回路14から出力されるクロック信号を受けて対応の複数の第2のマクロセルにクロック信号を与えるためのものである。
各第2のクロックドライバ回路21aないし21tはすべて同じ回路構成をしているので、以下、クロックドライバ回路21aを代表して説明する。なお、符号において、添字a、b、……、tはクロックドライバ回路21aないし21tにそれぞれ対応して付したので、以下の説明においては添字a、b、……、tを省略して説明する。
【0023】
22(1)〜22(m)は上記第3の共通線20に電気的に接続される第4の共通線23に入力ノードINが電気的に接続されるとともに、出力ノードOUTが第5の共通線24に電気的に接続される複数のプリドライバで、例えば図4に示すように、直列接続されたP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタからなるインバータ回路を2段縦続接続した回路によって構成されている。
25(1)〜25(m)は入力ノードINが上記第5の共通線24に電気的に接続されるとともに、それぞれにクロック信号を必要とする内部回路(第2のマクロセル)26のクロック入力ノードが電気的に接続される複数のクロック信号供給線27(1)〜27(s)が接続される第6の共通線28に出力ノードOUTが電気的に接続される複数のメインドライバで、例えば図5に示すように、直列接続されたP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタからなるインバータ回路を2段縦続接続した回路によって構成されている。
【0024】
なお、上記プリドライバ22(1)〜22(m)及びメインドライバ25(1)〜25(m)はそれぞれインバータ回路を2段縦続接続した回路にて構成したが、2段に限られるものではなく何段でも良いものである。ただし、プリドライバを構成するインバータの数とメインドライバを構成するインバータ回路の数の和は偶数になるようにした方が良い。
また、上記クロック入力ドライバ11は、図4及び図5に示した上記プリドライバ15(1)〜15(m)、22(1)〜22(m)及びメインドライバ19(1)〜19(m)、25(1)〜25(m)と同様に、インバータ回路を2段縦続接続した回路にて構成されてもよい。
【0025】
次に、図3に示す回路構成にされた第1及び第2のクロックドライバ回路14及び21a〜21tを、図1及び図2に示したマスタチップに配置、形成した例について説明する。この例においては、マスタチップのセル領域2における第2の方向に3分割し、3分割された領域にそれぞれ第2のクロックドライバ回路21a〜21cを配置したものについて説明する。なお、この例では、3つの第2のクロックドライバ回路21a〜21cについて説明しているが、tは3に限られるものでなく、複数であればよい。
また、図6において、繁雑さを避けるため、電源線及び接地線からなる電源線対は示していないが、この実施の形態1においては、半導体基板1のセル領域2の一主面上に第1の方向に沿ってセル領域2を横切って直線上に配置される電源線対が所定間隔[210BC{Basic Cell、1Basic Cellは基本セル8の幅(第2の方向に沿った長さ)であり、この実施の形態1では2.65μm}]毎に配置されている。なお、この実施の形態1においては、半導体基板1のセル領域2の第2の方向に沿った長さを9mmにしているため、各分割された領域には複数の電源線対が配置される。
【0026】
まず、第1のクロックドライバ回路14について説明する。
第1のクロックドライバ回路14を構成する複数のプリドライバ15(1)〜15(m)は、複数のマクロセル配置領域9の1つのマクロセル配置領域9、この実施の形態1にあっては複数のマクロセル配置領域9のうちの中央に位置するマクロセル配置領域9(以下、ドライバ用マクロセル配置領域と便宜上称す)に、互いに所定間隔を有して配置、形成される。
各プリドライバ15(1)〜15(m)は、詳細には、図7に示すように、電源線31と接地線32とからなる電源線対とドライバ用マクロセル配置領域9との交差部に形成、つまり、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間のドライバ用マクロセル配置領域9に形成される。
【0027】
各プリドライバ15内の配線は、第1のマクロセル40となる論理回路内及び第2のマクロセル20となる内部回路内の配線並びに論理回路間の配線及び論理回路と内部回路間の配線と同様に、第2の方向(図7図示横方向)に沿って配置される直線状の第1の配線又は第1の方向(図7図示縦方向)に沿って配置される直線状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成される。
なお、第1の配線は基本セル8を構成する電極対上に層間絶縁膜を介して形成される第1の導電体層にて形成され、第2の配線は第1の導電体層上に層間絶縁膜を介して形成される第2の導電体層にて形成される。第1の導電体層と第2の導電体層との上下関係は逆であってもよい。第1及び第2の導電体層は、アルミニウム金属層(アルミニウム合金層を含む)によって形成される。
【0028】
上記電源線31は電源電位が印加され、接地線32は接地電位とされる。電源線対を構成する電源線31と接地線32とは隣接しかつ平行に配置され、第2の導電体層によって形成される。電源線31と接地線32とからなる電源線対は、半導体基板1のセル領域2の一主面上に第1の方向に沿ってセル領域2を横切って直線上に配置される。
電源線対を構成する電源線31の外側辺と接地線32の外側辺との距離は、この実施の形態1では46BCであるので、プリドライバ15は電源線31と接地線32との間に十分に形成できる。
【0029】
なお、図7において、プリドライバ15の第2の方向に沿った長さを電源線31の外側辺から接地線32の外側辺までとしているが、これに限られるものではなく、プリドライバ15の構成によっては、電源線31の外側辺と接地線32の外側辺との距離より短いものであってもよい。要はプリドライバ15が電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に配置されていればよい。
【0030】
各プリドライバ15は図7に示すように電源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与えられ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地電位GNDが与えられる。電源線29は第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール33を介してプリドライバ15に電気的に接続されるとともにコンタクトホール34を介して電源線31に電気的に接続される。接地線30は第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール35を介してプリドライバ15に電気的に接続されるとともにコンタクトホール36を介して接地線32に電気的に接続される。
【0031】
第1のクロックドライバ回路14を構成するメインドライバ19(1)〜19(m)はドライバ用マクロセル配置領域9に互いに所定間隔を有して配置、形成される。この実施の形態1においては、メインドライバ19とプリドライバ15とはドライバ用マクロセル配置領域内に交互に配置される。しかし、これに限られるものではなく、プリドライバ15及びメインドライバ19の数に合わせて任意に配置してよい。
各メインドライバ19は、詳細には、図8に示すように、電源線25と接地線26とからなる電源線対とドライバ用マクロセル配置領域9との交差部に形成、つまり、電源線対を構成する電源線25と接地線26との間のドライバ用マクロセル配置領域9に形成される。
【0032】
各メインドライバ19内の配線は、プリドライバ15と同様に第2の方向に沿って配置される直線状の第1の配線又は第1の方向に沿って配置される直線状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成される。また、メインドライバ19は電源線25と接地線26との間に十分に形成できる。
なお、図8において、メインドライバ19の第2の方向に沿った長さを電源線31の外側辺から接地線32の外側辺までとしているが、これに限られるものではなく、メインドライバ19の構成によっては、電源線31の外側辺と接地線32の外側辺との距離より短いものであってもよい。要はメインドライバ19が電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に配置されていればよい。
【0033】
各メインドライバ19は図8に示すように電源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与えられ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地電位GNDが与えられる。電源線29はコンタクトホール37を介してメインドライバ19に電気的に接続されるとともにコンタクトホール38を介して電源線31に電気的に接続される。接地線30はコンタクトホール39を介してメインドライバ19に電気的に接続されるとともにコンタクトホール40を介して接地線32に電気的に接続される。
なお、ドライバ用マクロセル配置領域9における電源線対を構成する電源線25と接地線26との間の領域以外には、第1のマクロセル55及び第2のマクロセル26が適宜配置されている。
【0034】
第1の共通線16は、図6に示すように、ドライバ用マクロセル配置領域9に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置される。第1の共通線16は第1の導電体層にて形成される。第1の共通線16は、図7に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の方向に沿った直線上に配置される配線41を介して複数のプリドライバ15(1)〜15(m)の入力ノードに電気的に接続され、複数のプリドライバ15(1)〜15(m)の入力ノードを短絡する。
【0035】
第2の共通線18は、図6に示すように、ドライバ用マクロセル配置領域9に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置される。第2の共通線18は第1の導電体層にて形成される。第2の共通線18は、図7に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の方向に沿った直線上に配置される配線42を介して複数のプリドライバ15(1)〜15(m)の出力ノードに電気的に接続されるとともに、図8に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の方向に沿った直線上に配置される配線43を介して複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の入力ノードに接続され、複数のプリドライバ15(1)〜15(m)の出力ノード及び複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の入力ノードを短絡する。
【0036】
第3の共通線20は、図6に示すように、ドライバ用マクロセル配置領域9に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置される。第3の共通線20は第1の導電体層にて形成される。第3の共通線22は、図8に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の方向に沿った直線上に配置される配線44を介して複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の出力ノードに接続され、複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の出力ノードを短絡する。
第3の共通線20の線幅は、第1及び第2の共通線16及び18の線幅より大きくしてある。つまり、次の理由によって第3の共通線20の線幅を大きくしてある。
【0037】
第1の共通線16に接続されるのは複数のプリドライバ15(1)〜15(m)の入力ノードであり、図4に示すように、入力ノードINが接続されるのはP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタのゲート電極であるため、第1の共通線16に接続される負荷容量値は小さい。また、第2の共通線18に接続されるのは複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の入力ノードであり、図5に示すように、入力ノードINが接続されるのはP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタのゲート電極であるため、第2の共通線18に接続される負荷容量値は小さい。これに対して、第3の共通線20に接続されるのは、第4の共通線23a〜23cを介して複数の第2のクロックドライバ回路21a〜21cにおける複数のプリドライバ22a(1)〜22a(m)、22b(1)〜22b(m)、22c(1)〜22c(m)の入力ノードであるため、負荷容量値は第1及び第2の共通線16、18に接続される負荷容量値より大きい。
また、第2の共通線18の線幅は、接続される負荷容量値の違いにより、第1の共通線16の線幅より大きくしてある。
【0038】
次に、3つの第2のクロックドライバ回路21a〜21cについて説明する。各第2のクロックドライバ回路21a〜21cは、図6に示すように、半導体基板1のセル領域2における複数のマクロセル配置領域9が第2の方向(図6の図示上縦方向)に3分割される領域に対応して配置される。
すなわち、第2のクロックドライバ回路21aは図6において図示下1/3の領域における第2の方向に沿った中央部に配置され、第2のクロックドライバ回路21bは図6において図示中央1/3の領域における第2の方向に沿った中央部に配置され、第2のクロックドライバ回路21cは図6において図示上1/3の領域における第2の方向に沿った中央部に配置される。言い換えれば、3つのクロックドライバ回路21a〜21cが第2の方向に沿って配置される。
【0039】
そして、各第2のクロックドライバ回路21a〜21cはそれぞれ対応した分割領域の第2の方向に沿った中央部に配置される電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に位置するマクロセル配置領域に、プリドライバ22a(1)〜22a(m)、22b(1)〜22b(m)、22c(1)〜22c(m)及びメインドライバ25a(1)〜25a(m)、25b(1)〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)が配置される。
【0040】
3つの第2のクロックドライバ回路21a〜21cは、配置位置が上記のように異なるものの、すべて同じ回路構成をしているので、理解しやすいように、クロックドライバ回路21aを代表して図6を用いて説明する。なお、説明の繁雑さを避けるため、添字a、b、cを省略して説明する。
【0041】
第2のクロックドライバ回路21を構成するプリドライバ22(1)〜22(m)は複数のマクロセル配置領域9の2以上の所定数(この例においてはn個)のマクロセル配置領域のそれぞれに、第1の方向に沿った同一直線上に互いに所定間隔を有して配置、形成される。この実施の形態1において所定間隔は、すべてにおいてマクロセル配置領域1つおきにしてあるが、これに限られるものではなく、プリドライバ22の数に合わせて任意に配置してよい。
【0042】
各プリドライバ22は、詳細には、図9に示すように、電源線31と接地線32とからなる電源線対とマクロセル配置領域9との交差部に形成、つまり、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間のマクロセル配置領域9に形成される。
各プリドライバ22内の配線は、上記第1のクロックドライバ回路14のプリドライバ15内の配線と同様に第2の方向に沿って配置される直線状の第1の配線又は第1の方向に沿って配置される直線状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成される。
【0043】
各プリドライバ22の第2の方向に沿った長さは、図9において、電源線31の外側辺から接地線32の外側辺までとしているが、これに限られるものではなく、プリドライバ22の構成によっては、電源線31の外側辺と接地線32の外側辺との距離より短いものであってもよい。要はプリドライバ22が電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に配置されていればよい。
【0044】
各プリドライバ22は図9に示すように電源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与えられ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地電位GNDが与えられる。電源線29はマクロセル配置領域9の一側部(図示上側側部)上に第2の方向に沿ってマクロセル配置領域9全長に亙って配置される。電源線29は第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール33を介してプリドライバ22に電気的に接続されるとともにコンタクトホール34を介して電源線31に電気的に接続される。接地線30はマクロセル配置領域9の他側部(図示下側側部)上に第2の方向に沿ってマクロセル配置領域9全長に亙って配置される。接地線30は第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール35を介してプリドライバ22に電気的に接続されるとともにコンタクトホール36を介して接地線32に電気的に接続される。
【0045】
メインドライバ25(1)〜25(m)は複数のマクロセル配置領域9の、プリドライバ22(1)〜22(m)が配置されるマクロセル配置領域9以外の2以上の所定数(この例においてはm個)のマクロセル配置領域のそれぞれに、第1の方向に沿った同一直線上に互いに所定間隔を有して配置、形成される。この実施の形態1において所定間隔は、すべてにおいてマクロセル配置領域1つおきにしてある。つまり、メインドライバ25とプリドライバ22とは第1の方向に沿った同一直線上に交互に配置される。しかし、これに限られるものではなく、メインドライバ25の数に合わせて任意に配置してよい。
各メインドライバ25は、詳細には、図10に示すように、電源線31と接地線32とからなる電源線対とマクロセル配置領域9との交差部に形成、つまり、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間のマクロセル配置領域9に形成される。
【0046】
各メインドライバ25内の配線は、プリドライバ22と同様に第2の方向に沿って配置される直線状の第1の配線又は第1の方向に沿って配置される直線状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成される。また、メインドライバ19は電源線31と接地線32との間に十分に形成できる。
なお、図10において、メインドライバ22の第2の方向に沿った長さを電源線31の外側辺から接地線32の外側辺までとしているが、これに限られるものではなく、メインドライバ25の構成によっては、電源線31の外側辺と接地線32の外側辺との距離より短いものであってもよい。要はメインドライバ25が電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に配置されていればよい。
【0047】
各メインドライバ25は図10に示すように電源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与えられ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地電位GNDが与えられる。電源線29はコンタクトホール37を介してメインドライバ25に電気的に接続されるとともにコンタクトホール38を介して電源線31に電気的に接続される。接地線30はコンタクトホール39を介してメインドライバ25に電気的に接続されるとともにコンタクトホール40を介して接地線31に電気的に接続される。
【0048】
第4の共通線23は、図6に示すように、複数のプリドライバ22(1)〜22(m)及び複数のメインドライバ25(1)〜25(m)上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置される。第4の共通線23は第2の導電体層にて形成され、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に電源線31と接地線32と平行に配置される。第4の共通線23は図9に示すようにコンタクトホール46を介して複数のプリドライバ22(1)〜22(m)の入力ノードに電気的に接続され、複数のプリドライバ22(1)〜22(m)の入力ノードを短絡する。第4の共通線23は第3の共通線20にその交差部にてコンタクトホール45を介して電気的に接続される。
【0049】
第5の共通線24は、図6に示すように、複数のプリドライバ22(1)〜22(m)及び複数のメインドライバ25(1)〜25(m)上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置される。第2の共通線18は第2の導電体層にて形成され、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に第4の共通線23と平行に配置される。第5の共通線24は図9に示すようにコンタクトホール47を介して複数のプリドライバ22(1)〜22(m)の出力ノードに電気的に接続されるとともに、図10に示すようにコンタクトホール48を介して複数のメインドライバ25(1)〜25(m)の入力ノードに接続され、複数のプリドライバ22(1)〜22(m)の出力ノード及び複数のメインドライバ25(1)〜25(m)の入力ノードを短絡する。
【0050】
第6の共通線28は、図6に示すように、複数のプリドライバ22(1)〜22(m)及び複数のメインドライバ25(1)〜25(m)上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置される。第6の共通線28は第2の導電体層にて形成され、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に第4の共通線23と平行に配置される。第6の共通線28は図10に示すようにコンタクトホール49を介して複数のメインドライバ25(1)〜25(m)の出力ノードに接続され、複数のメインドライバ25(1)〜25(m)の出力ノードを短絡する。
【0051】
複数のクロック信号供給線27(1)〜27(s)は、図6に示すように、第2のマクロセル26がそれぞれ配置される複数のマクロセル配置領域9それぞれに対応して第2の方向に沿った直線上に配置される。
この実施の形態1においては、複数のマクロセル配置領域9すべてに対して1対1に対応してクロック信号供給線27を配置しているが、隣り合う2つのマクロセル配置領域9に対して1つ、つまり2対1に対応してクロック信号供給線27を配置してもよい。また、第2のマクロセル27が配置されるマクロセル配置領域9に対してだけクロック信号供給線27を配置してもよく、この場合、隣り合う2つのマクロセル配置領域9両者に第2のマクロセル26が配置されれば、この隣り合う2つのマクロセル配置領域9に対して1つのクロック信号供給線27を配置するようにしてもよい。
【0052】
各クロック信号供給線27(1)〜27(s)は、第1の導電体層にて形成され、配線領域10上に、互いに平行に配置される。各クロック信号供給線27(1)〜27(s)は、その中央部にてコンタクトホール50を介して第6の共通線28に電気的に接続される。各クロック信号供給線27(1)〜27(s)は、対応したマクロセル配置領域9に配置された第2のマクロセル26である内部回路のクロック入力ノードに配線51を介して接続される。配線51は第2の導電体層にて形成される。
【0053】
第6の共通線28の線幅は、第4及び第5の共通線23及び24の線幅より大きくしてある。つまり、次の理由によって第6の共通線28の線幅を大きくしてある。
第4の共通線23に接続されるのは複数のプリドライバ22(1)〜22(m)の入力ノードであり、図4に示すように、入力ノードINが接続されるのはP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタのゲート電極であるため、第4の共通線23に接続される負荷容量値は小さい。また、第5の共通線23に接続されるのは複数のメインドライバ25(1)〜25(m)の入力ノードであり、図5に示すように、入力ノードINが接続されるのはP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタのゲート電極であるため、第5の共通線23に接続される負荷容量値は小さい。これに対して、第6の共通線28に接続されるのは、複数のクロック信号供給線27(1)〜27(s)及び複数の内部回路26のクロック入力ノードであるため、負荷容量値は大きい。
また、第5の共通線23の線幅は、接続される負荷容量値の違いにより、第4の共通線22の線幅より大きくしてある。
【0054】
クロック入力ドライバ11は、図6に示すように、第1のクロックドライバ回路14が配置されるドライバ用マクロセル配置領域9の第2の方向に沿った中央部に配置される。この実施の形態1においては、クロック入力ドライバ11は第2の方向に沿った中央部に配置される電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に配置される。
クロック入力ドライバ11の入力ノードは、半導体基板の一主面上に形成されたクロック入力パッド12にクロック入力線13を介して電気的に接続される。クロック入力線13は、第1の導電体層にて形成される第2の方向に沿った第1の配線と、第2の導電体層にて形成される第1の方向に沿った第2の配線とによって形成される。
【0055】
クロック入力ドライバ11の出力ノードは、クロック出力線17を介して第1の共通線16に電気的に接続される。
クロック出力線17は、第1の導電体層にて形成される第2の方向に沿った第1の配線と、第2の導電体層にて形成される第1の方向に沿った第2の配線とによって形成される。クロック出力線17の一端はクロック入力ドライバ11の出力ノードに、他端は第1の共通線16における第2の方向の中央部に電気的に接続される。
【0056】
なお、図6において、論理回路となる第1のマクロセル55及びクロック信号を必要とする内部回路となる第2のマクロセル26を繁雑さを避けるため、ランダムに配置して示しているが、実際は、電源線対を構成する電源線31と接地線32との間の領域を除いたマクロセル配置領域9全域において、効率よく、隙間なく(マクロセル間の絶縁領域(一般に1つの基本セルによってマクロセル間の電気的絶縁がなされる)は存在する)、第1及び第2のマクロセル45及び26が配置される。
【0057】
次に、このように構成された半導体集積回路装置において、クロック入力パッド12にクロック信号が入力されてから、第2のマクロセル26である内部回路のクロック入力ノードにクロック信号が入力されるまでの動作について説明する。
クロック入力パッド12に外部からクロック信号が入力されると、クロック入力線13を介してクロック入力ドライバ11に入力される。クロック入力ドライバ11は入力されたクロック信号に基づいたクロック信号が出力され、このクロック信号がクロック出力線17を介して第1の共通線16に与えられ、第1のクロックドライバ回路14の複数のプリドライバ15(1)〜15(n)に入力される。
【0058】
第1のクロックドライバ回路14の複数のプリドライバ15(1)〜15(n)の入力ノードはそれぞれ第1の共通線16によって短絡され、第1の共通線16に対する負荷容量値も小さいことから、複数のプリドライバ15(1)〜15(n)の入力ノードそれぞれに現れるクロック信号の変化(立ち下がり及び立ち上がり)も同じになる。
第1のクロックドライバ回路14の複数のプリドライバ15(1)〜15(n)の出力ノードに現れるクロック信号の変化は同じである。しかも、第2の共通線18にはその全長に亙って所定間隔を有し、分散させて複数のプリドライバ15(1)〜15(n)の出力ノードが接続されるため、第2の共通線18に現れるクロック信号の変化は第2の共通線18の全長に亙って同じになる。
第2の共通線18にて入力ノードが短絡される複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の出力ノードに現れるクロック信号の変化も同じになる。
【0059】
複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の出力ノードは、第3の共通線20に対してその全長に亙って所定間隔を有し、分散させて接続されるため、第3の共通線20に現れるクロック信号の変化は第3の共通線20の全長に亙って同じになる。
クロック信号は、第3の共通線20にその交差部にて接続された複数の第4の共通線23a〜23t(以下、23a〜23cとして説明する。)に与えられ、複数の第2のクロックドライバ回路21a〜21t(以下、21a〜21cとして説明する)の複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、……22t(1)〜22t(n)(以下、22c(1)〜22c(n)として説明する)に入力される。
【0060】
各第2のクロックドライバ回路21a〜21cの複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)の入力ノードはそれぞれ対応した第4の共通線23a〜23cによって短絡され、第3の共通線20及び第4の共通線23a〜23cに対する負荷容量値も小さいことから、複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)の入力ノードそれぞれに現れるクロック信号の変化も同じになる。
【0061】
複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)の出力ノードに現れるクロック信号の変化は同じである。しかも、第5の共通線24a〜24cそれぞれにはその全長に亙って所定間隔を有し、分散させて複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)の出力ノードが接続されるため、第5の共通線24a〜24cそれぞれに現れるクロック信号の変化は第5の共通線24a〜24cの全長に亙って同じになる。
第5の共通線24a〜24cにて入力ノードが短絡される複数のメインドライバ25a(1)〜25a(m)、25b(1)〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)の出力ノードに現れるクロック信号の変化も同じになる。
【0062】
複数のメインドライバ25a(1)〜25a(m)、25b(1)〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)の出力ノードは、第6の共通線28a〜28cに対してその全長に亙って所定間隔を有し、分散させて接続されるため、第6の共通線28a〜28cそれぞれに現れるクロック信号の変化は第6の共通線28a〜28cの全長に亙って同じになる。
要するに、クロック入力パッド12に入力されるクロック信号の変化は、第6の共通線28a〜28cの全長に亙って同じに現れる。言い換えれば、クロック入力パッド12に入力されるクロック信号の第6の共通線28a〜28cに到達時間のずれ、すなわちクロックスキューは第6の共通線28a〜28cの全長に亙ってほとんどない。
【0063】
第6の共通線28a〜28cに伝達されたクロック信号はクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を介してクロック信号を必要とする内部回路(第2のマクロセル26)のクロック入力ノードに与えられる。
この時、クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれの第6の共通線28a〜28cとの接続点、つまり中央部におけるクロック信号の変化は同じであるものの、両端部におけるクロック信号の変化は中央部におけるクロック信号の変化より若干遅れる。
【0064】
しかるに、クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれの長さは、マクロセル配置領域9の第2の方向に沿った長さの1/3にされており、クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれの配線抵抗及び配線容量は小さなものである。しかも、クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれに接続される第2のマクロセル26の数も少ない。
その結果、クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)の中央部におけるクロック信号の変化に対して一番遅れる両端部におけるクロック信号の変化の遅れも非常に小さいものとなる。
要するに、第2のマクロセル26すべてに対してクロックスキューが低減されたクロック信号が与えられる。
【0065】
この実施の形態1は、以上に述べたことから明らかな如く、次のような効果を奏するものである。
(イ)クロック入力パッド12に入力されたクロック信号の変化は、第6の共通線28a〜28cの全長に亙って同じに変化し、クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)による時間的遅れも非常に小さなものとすることができる。結果として、クロック信号を必要とする内部回路となる第2のマクロセル26すべてに対してクロックスキューが低減されたクロック信号が与えられる。
【0066】
(ロ)第1のクロックドライバ回路14を構成する複数のプリドライバ15(1)〜15(n)と複数のメインドライバ19(1)〜19(m)、並びに第2のクロックドライバ回路21a〜21cを構成する複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)と複数のメインドライバ25a(1)〜25a(m)、25b(1)〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)は、第1のマクロセル55及び第2のマクロセル26が配置されない電源線対を構成する電源線31と接地線32との間に配置されるため、セル領域2に対する第1及び第2のマクロセル45及び26の数を減らすことなく、第1のクロックドライバ回路14及び第2のクロックドライバ回路21a〜21cをセル領域2内に配置できる。
【0067】
(ハ)クロック入力線13、クロック出力線17、第1ないし第3の共通線16a、18、20、23a〜23c、24a〜24c、28a〜28c、及びクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれを、その線幅の狭いものを使用しても、第2のマクロセル26すべてに対してクロックスキューが低減されたクロック信号が与えられる。その結果、クロック入力線13、クロック出力線17、第1ないし第3の共通線16a、18、20、23a〜23c、24a〜24c、28a〜28c、及びクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)すべてによる配線としての総面積を小さくできるため、配線としての容量値を低くでき、第1のクロックドライバ回路14及び第2のクロックドライバ回路21a〜21cによる消費電力の低減も図れる。
(ニ)図6に示したもの第2のクロックドライバ回路21a〜21cのうちの一つを、基本構成ブロックとできるため、セル領域2の第2の方向の長さが長くなった場合でも、この基本構成ブロックを追加することによって対応でき、同等のクロックスキューを持った種々の半導体集積回路装置を得られる。
【0068】
なお、上記実施の形態1において、クロック入力ドライバ11の入力ノードがクロック入力線13を介して入力パッド12に接続する構成にしたが、クロック入力ドライバ11の入力ノードと入力パッド12との間にPLL回路を介在させてクロック入力ドライバ11に入力されるクロック信号を安定化したものであってもよい。
【0069】
実施の形態2.
図11ないし図13はこの発明の実施の形態2を示すものであり、上記した実施の形態1に対して以下の点が相違するだけであり、その他は同様のものである。
すなわち、実施の形態1における第1ないし第3の共通線16、18、20及びクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)が第1の導電体層にて形成されているのに対して、この実施の形態2においては、第1及び第2の導電体層とは異なる層である第3の導電体層をさらに設け、これら第1ないし第3の共通線16、18、20及びクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成している。
なお、第3の導電体層は第2の導電体層上に層間絶縁膜を介して形成され、アルミニウム金属層(アルミニウム合金層を含む)によって形成される。
【0070】
第1ないし第3の共通線16、18、20は、実施の形態1と同様に第1のクロックドライバ回路14の複数のプリドライバ15(1)〜15(m)及び複数のメインドライバ19(1)〜19(m)上に位置し、第2の方向に沿った直線上に配置される。しかも、第1ないし第3の共通線16、18、20は、第3の導電体層にて形成されるため、複数のプリドライバ15(1)〜15(m)及び複数のメインドライバ19(1)〜19(m)が形成されるドライバ用マクロセル配置領域9の直上部にも配置できるものであり、この実施の形態2では、第1ないし第3の共通線16、18、20をドライバ用マクロセル配置領域9の直上部に配置している。
【0071】
第1の共通線16と第1のクロックドライバ回路14の複数のプリドライバ15(1)〜15(m)の入力ノードとの電気的接続はコンタクトホール57を介して行われる。
第2の共通線18と第1のクロックドライバ回路14の複数のプリドライバ(15)〜15(m)の出力ノード及び複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の入力ノードとの電気的接続は、それぞれコンタクトホール58及び59を介して行われる。
第3の共通線20と第1のクロックドライバ回路14の複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の出力ノードとの電気的接続は、コンタクトホール60を介して行われる。
第3の共通線20と複数の第4の共通線23a〜23cとの電気的接続は、上記した実施の形態1と同様にコンタクトホール45を介して行われる。
【0072】
複数のクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれは、第2のマクロセル26がそれぞれ配置される複数のマクロセル配置領域9それぞれに対応し、その直上部における第2の方向に沿った直線上に配置される。
各クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)それぞれは、対応したマクロセル配置領域9に配置された第2のマクロセル26である内部回路のクロック入力ノードにコンタクトホール55を介して接続される。
各複数のクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)と対応の複数の第6の共通線28a〜28cとの電気的接続は上記した実施の形態1と同様にコンタクトホール50を介して行われる。
なお、図11において、実施の形態1を示した図に付した符号と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0073】
このように構成された半導体集積回路装置にあっても、上記した実施の形態1と同様の効果(イ)〜(ニ)を奏する他、(ホ)各クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を対応したマクロセル配置領域9の直上部に配置しているため、配線領域10を有効活用でき、ひいては半導体基板1の小面積化を図れるとともに、配線領域10における第1及び第2のマクロセル55、26間を接続するための配線(第1及び第2の導電体層にて形成される)の最適化が図れるとともに、(ヘ)各クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)と第2のマクロセル26の入力ノードとの電気的接続をコンタクトホール55を介して行っているため、この電気的接続によるクロックスキューがほとんどないという効果を有する。
また、(ト)第1ないし第3の共通線16、18、20もドライバ用マクロセル配置領域9の直上部に配置できるため、配線領域10を有効活用でき、ひいては半導体基板1の小面積化を図れるという効果を有する。
【0074】
なお、上記実施の形態2においては、第4ないし第6の共通線23a〜23c、24a〜24c、28a〜28cを実施の形態1と同様に第2の導電体層にて形成したものを示したが、第1ないし第3の導電体層とは異なる層である第4の導電体層にて形成したものであっても同様の効果を奏するものである。
なお、第4の導電体層は第3の導電体層上に層間絶縁膜を介して形成され、アルミニウム金属層(アルミニウム合金層を含む)によって形成される。第3の導電体層と第4の導電体層との上下関係は逆であってもよい。
【0075】
また、第3の導電体層又は第3及び第4の導電体層を用いた場合、第1ないし第3の共通線16、18、20、第4ないし第6の共通線23a〜23c、24a〜24c、28a〜28c、及び複数のクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)は、以下のような導電体層で形成したものであってもよく、これらの例においても、上記した実施の形態2と同様な効果を奏する。
【0076】
態様1.
第1の共通線16を第1の導電体層にて形成する。
第2の共通線18を第1の導電体層にて形成する。
第3の共通線20を第1の導電体層にて形成する。
第4の共通線23a〜23cを第2の導電体層にて形成する。
第5の共通線24a〜24cを第2の導電体層にて形成する。
第6の共通線28a〜28cを第2の導電体層にて形成する。
クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成する。
【0077】
態様2.
第1の共通線16を第1の導電体層にて形成する。
第2の共通線18を第1の導電体層にて形成する。
第3の共通線20を第1の導電体層にて形成する。
第4の共通線23a〜23cを第2の導電体層にて形成する。
第5の共通線24a〜24cを第2の導電体層にて形成する。
第6の共通線28a〜28cを第3の導電体層にて形成する。
クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成する。
【0078】
態様3.
第1の共通線16を第1の導電体層にて形成する。
第2の共通線18を第1の導電体層にて形成する。
第3の共通線20を第1の導電体層にて形成する。
第4の共通線23a〜23cを第4の導電体層にて形成する。
第5の共通線24a〜24cを第4の導電体層にて形成する。
第6の共通線28a〜28cを第3の導電体層にて形成する。
クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成する。
【0079】
態様4.
第1の共通線16を第1の導電体層にて形成する。
第2の共通線18を第1の導電体層にて形成する。
第3の共通線20を第4の導電体層にて形成する。
第4の共通線23a〜23cを第4の導電体層にて形成する。
第5の共通線24a〜24cを第2の導電体層にて形成する。
第6の共通線28a〜28cを第3の導電体層にて形成する。
クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成する。
【0080】
態様5.
第1の共通線16を第1の導電体層にて形成する。
第2の共通線18を第1の導電体層にて形成する。
第3の共通線20を第4の導電体層にて形成する。
第4の共通線23a〜23cを第2の導電体層にて形成する。
第5の共通線24a〜24cを第2の導電体層にて形成する。
第6の共通線28a〜28cを第2の導電体層にて形成する。
クロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成する。
【0081】
上記態様にて示したものにおいて、第3の共通線20と第4の共通線23a〜23cとを同じ導電体層にて形成したものは、これら第3の共通線20と第4の共通線23a〜23cとの電気的接続をコンタクトホールを介して行なう必要がなく、直接行なえ、電気的接続部による抵抗の増大を抑えられる。また、第6の共通線28a〜28cとクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)とを同じ導電体層にて形成したものも、これら第6の共通線28a〜28cとクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)との電気的接続をコンタクトホールを介して行なう必要がなく、直接行なえ、電気的接続部による抵抗の増大を抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における半導体集積回路装置に用いられるマスタチップの概略平面図。
【図2】図1に示した概略平面図における概略部分拡大図。
【図3】この発明の実施の形態1を示す回路図。
【図4】図3に示したプリドライバ15(1)〜15(n)、22(1)〜22(n)を示す回路図。
【図5】図3に示したメインドライバ19(1)〜19(m)、25(1)〜25(m)を示す回路図。
【図6】この発明の実施の形態1を示す平面パターン図。
【図7】図6に示した第1のクロックドライバ回路14のプリドライバ15(1)〜15(n)部分の部分拡大平面パターン図。
【図8】図6に示した第1のクロックドライバ回路14のメインドライバ19(1)〜19(m)部分の部分拡大平面パターン図。
【図9】図6に示した第2のクロックドライバ回路21a〜21cのプリドライバ22a(1)〜22a(n)〜22c(1)〜22c(n)部分の部分拡大平面パターン図。
【図10】図6に示した第2のクロックドライバ回路21a〜21cのメインドライバ25a(1)〜25a(m)〜25c(1)〜25c(m)部分の部分拡大平面パターン図。
【図11】この発明の実施の形態2を示す平面パターン図。
【図12】図11に示した第3の共通線22a、22b、22c及びクロック信号供給線21a(1)〜21a(s)、21b(1)〜21b(s)、21c(1)〜21c(s)を示す平面パターン図。
【図13】図11に示した第4ないし第6の共通線23a〜23c、24a〜24c、28a〜28cを示す平面パターン図。
【図14】従来の半導体集積回路装置を示す平面パターン図。
【図15】従来の他の半導体集積回路装置を示す部分平面パターン図。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 セル領域、4 第1の電極、5 第2の電極、6 N型拡散領域、7 P型拡散領域、8 基本セル、9 マクロセル配置領域、10配線領域、11 クロック入力ドライバ、12 クロック入力パッド、13 クロック入力線、14 第1のクロックドライバ回路、15(1)〜15(n)プリドライバ、16 第1の共通線、17 クロック出力線、18 第2の共通線、19(1)〜19(m) メインドライバ、20 第3の共通線、21a〜21t 第2のクロックドライバ回路、22a(1)〜22a(n)〜22t(1)〜22t(n) プリドライバ、23a〜23t 第4の共通線、24a〜24t 第5の共通線、25a(1)〜25a(m)〜25t(1)〜25t(m) メインドライバ、26 第2のマクロセル、27a(1)〜27a(s)〜27t(1)〜27t(s) クロック信号供給線、28a〜28t 第6の共通線、31 電源線、32 接地線、46 第1のマクロセル。

Claims (14)

  1. 一主面に第1の方向に沿って配置される複数のマクロセル配置領域を有する半導体基板と、この半導体基板の各マクロセル配置領域上に上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置される複数の電極対とを備え、
    上記半導体基板の各マクロセル配置領域に、上記第2の方向に沿って配置される複数のN型拡散領域と、上記第2の方向に沿って配置される複数のP型拡散領域とが上記第1の方向に沿って形成され、
    上記各電極対は、対応したマクロセル配置領域に形成される上記複数のN型拡散領域の隣り合う2つのN型拡散領域間に絶縁膜を介して形成される第1の電極と、この第1の電極と上記第1の方向に沿って配置されるとともに対応したマクロセル配置領域に形成される上記複数のP型拡散領域の隣り合う2つのP型拡散領域間に絶縁膜を介して形成される第2の電極とからなり、
    上記各電極対とその両側に位置する上記N型拡散領域及び上記P型拡散領域とによって基本セルを構成し、
    上記半導体基板の各マクロセル配置領域に、隣接する所定数の上記基本セルによって構成される論理回路となる第1のマクロセルが配置されるとともに、
    上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域の2以上の所定数のマクロセル配置領域それぞれに、隣接する所定数の上記基本セルによって構成され、クロック信号を必要とする内部回路となる第2のマクロセルが配置されるものにおいて、
    上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域のうちのいずれか1つのマクロセル配置領域に、それぞれが隣接する所定数の上記基本セルによって構成され、かつ互いに所定間隔を有して配置される複数のプリドライバ、及びこれら複数のプリドライバが配置されるマクロセル配置領域に、それぞれが隣接する所定数の上記基本セルによって構成され、かつ互いに所定間隔を有して配置される複数のメインドライバとを備える第1のクロックドライバ回路と、
    この第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ上記第2の方向に沿った直線上に配置され、上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの入力ノードに電気的に接続される第1の共通線と、
    上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ上記第2の方向に沿った直線上に配置され、上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの出力ノード及び複数のメインドライバの入力ノードに電気的に接続される第2の共通線と、
    上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ上記第2の方向に沿った直線上に配置され、上記第1のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの出力ノードに電気的に接続される第3の共通線とを備え、
    上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域は、上記第2の方向に複数分割され、
    上記各分割された領域に対応して第2のクロックドライバ回路が配置され、
    上記各第2のクロックドライバ回路は、
    対応した分割領域において、上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域の2以上の所定数のマクロセル配置領域のそれぞれに、隣接する所定数の上記基本セルによって構成され、それぞれが同一直線上に配置される複数のプリドライバと、
    対応した分割領域において、上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域の、上記複数のプリドライバが配置されるマクロセル配置領域以外の2以上の所定数のマクロセル配置領域のそれぞれに、隣接する所定数の上記基本セルによって構成され、それぞれが上記複数のプリドライバが配置される同一直線上に配置される複数のメインドライバとを備え、
    上記各分割された領域に対応して、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する上記第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの入力ノードに電気的に接続されるとともに、上記第3の共通線に電気的に接続される第4の共通線と、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する上記第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの出力ノード及び対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの入力ノードに電気的に接続される第5の共通線と、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する上記第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの出力ノードに電気的に接続される第6の共通線と、上記第2のマクロセルがそれぞれ配置される上記複数のマクロセル配置領域それぞれに対応して上記第2の方向に沿った直線上に配置され、上記第6の共通線に電気的に接続されるとともに対応したマクロセル配置領域に配置された第2のマクロセルである内部回路のクロック入力ノードが電気的に接続される複数のクロック信号供給線とを設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 上記第1のクロックドライバ回路が配置されるマクロセル配置領域は、上記第1の方向の中央部に位置するマクロセル配置領域であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 上記第3の共通線と上記第4の共通線の電気的接続は、それら共通線の交差部にて電気的に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体集積回路装置。
  4. 上記半導体基板の一主面に形成され、上記半導体基板の一主面上に形成されたクロック入力パッドにクロック入力線を介して入力ノードが電気的に接続され、出力ノードが上記第1の共通線に電気的に接続されるクロック入力ドライバを、さらに備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  5. 上記クロック入力ドライバは、上記第1のクロックドライバ回路が配置されるマクロセル配置領域に配置されていることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
  6. 上記各第4ないし第6の共通線は、対応した分割領域における第2の方向の中央部に配置され、
    上記各分割領域に配置される複数のクロック信号供給線は、その中央部にて対応した分割領域に配置される上記第6の共通線に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  7. 上記各分割領域それぞれに対応して、電源電位が印加される電源線と、この電源線に隣接しかつ平行に配置され、接地電位とされる接地線とからなる少なくとも一つの電源線対が上記半導体基板の一主面上に上記第1の方向に沿って直線上に配置され、
    上記各分割領域に配置される上記複数のプリドライバ及び上記複数のメインドライバは、対応した分割領域に配置される一つの電源線対の電源線と接地線との間に配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  8. 上記第1のマクロセルとなる論理回路内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成され、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され、
    上記第1ないし第3の共通線は上記第1の導電体層にて形成され、
    上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層にて形成され、
    上記各複数のクロック信号供給線は上記第1の導電体層にて形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  9. 上記第1のマクロセルとなる論理回路内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成され、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され、
    上記第1ないし第3の共通線は上記第1及び第2の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電体層にて形成され、
    上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層若しくは上記第1ないし第3の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第4の導電体層にて形成され、
    上記各複数のクロック信号供給線は上記第3の導電体層にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  10. 上記第1のマクロセルとなる論理回路内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成され、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され、
    上記第1ないし第3の共通線は上記第1の導電体層にて形成され、
    上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層にて形成され、
    上記各複数のクロック信号供給線は上記第1及び第2の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電体層にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  11. 上記第1のマクロセルとなる論理回路内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成され、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され、
    上記各第6の共通線は上記第1及び第2の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電体層にて形成され、
    上記各第4及び第5の共通線は上記第2の導電体層若しくは上記第1ないし第3の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第4の導電体層にて形成され、
    上記各複数のクロック信号供給線は上記第3の導電体層にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  12. 上記第1ないし第3の共通線は上記第1の導電体層にて形成されていることを特徴とする請求項11記載の半導体集積回路装置。
  13. 上記第1のマクロセルとなる論理回路内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成され、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され、
    上記第1及び第2の共通線は上記第1の導電体層にて形成され、
    上記第3及び各第4の共通線は上記第1及び第2の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電体層にて形成され、
    上記各第5の共通線は上記第2の導電体層にて形成され、
    上記各第6の共通線は上記第1ないし第3の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第4の導電体層にて形成され、
    上記各複数のクロック信号供給線は上記第4の導電体層にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  14. 上記第1のマクロセルとなる論理回路内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成され、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され、
    上記第1及び第2の共通線は上記第1の導電体層にて形成され、
    上記第3の共通線は、上記第1及び第2の導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電体層にて形成され、上記第1のクロックドライバ回路が配置されるマクロセル配置領域の直上部に配置され、
    上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層にて形成され、
    上記各複数のクロック信号供給線は上記第3の導電体層にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
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