JPH10163328A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH10163328A
JPH10163328A JP8319745A JP31974596A JPH10163328A JP H10163328 A JPH10163328 A JP H10163328A JP 8319745 A JP8319745 A JP 8319745A JP 31974596 A JP31974596 A JP 31974596A JP H10163328 A JPH10163328 A JP H10163328A
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macro cell
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line
clock
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剛宜 岩男
Nobuyuki Ikeda
信之 池田
Yoshio Yokota
美穂 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブ能力が高く、クロックスキューの低
いクロックドライバ回路を有した半導体集積回路装置を
得る。 【解決手段】 クロックドライバ回路14を中央部に位
置するマクロセル配置領域9に配置する。クロックドラ
イバ回路14は複数のプリドライバ15及びメインドラ
イバ19を有する。プリドライバ15の入力、出力ノー
ドは第1、第2の共通線16、18により、メインドラ
イバ19の入力、出力ノードは第2、第3の共通線1
8、20によリ短絡される。複数のクロックドライバ回
路21は所定間隔を介してクロックドライバ回路14と
直交して配置される。各クロックドライバ回路21は複
数のプリドライバ22及びメインドライバ25を有す
る。プリドライバ22の入力、出力ノードは第4、第5
の共通線23、24によリ、メインドライバ25の入
力、出力ノードは第5、第6の共通線24、28によリ
短絡される。第3と第4の共通線20、23は接続され
る。第6の共通線28は複数の第2のマクロセル26が
接続されるクロック信号供給線27に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばゲートア
レイ、ECA(Embeded Cell Array)等の半導体集積回
路装置に係り、特に、この半導体集積回路装置に設けら
れるクロックドライバ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゲートアレイ、ECA等の半導
体集積回路装置においては、アンド(AND)回路、オ
ア(OR)回路等の論理回路となるマクロセルと、フリ
ップフロップ回路などのクロック信号を必要とする内部
回路となるマクロセルとが、内部領域(コア領域)に複
数配置されており、上記複数の内部回路に対してクロッ
ク信号を供給ためのクロックドライバ回路が設けられて
いるものである。
【0003】近年、このような半導体集積回路装置は、
大規模化及び高速化が要求されてきており、半導体集積
回路装置に配置される内部回路の数が増大するととも
に、各内部回路にクロック信号を効率よく、しかも、ク
ロックスキューを小さくして供給することが提案されつ
つある。図14は、このような考え方に基づき提案され
たものであり、例えば、特開平7−14994号公報に
示されたものである。
【0004】図14において、100は内部集積回路群
(コア領域)101と周辺回路群(バッファ領域)10
2とを有する半導体基板、103は対向して配置される
上記周辺回路群102の一方の側の領域に設けられ、基
準信号(クロック信号)を増幅する第1の信号駆動回路
(クロック入力ドライバ)、104は一方の側と隣接
し、各々対向して配置される上記周辺回路群102の他
方の側の領域であって、上記周辺回路群102に隣接す
る上記内部集積回路群101の両端領域に設けられる複
数の第2の信号駆動回路(コラムドライバ)、105は
これら第1及び第2の信号駆動回路103及び104と
を接続する第1の信号配線、106は上記第2の信号駆
動回路104と内部集積回路群101とを接続する第2
の信号配線である。
【0005】このように構成されたものにおいては、第
1の信号駆動回路103により基準信号が増幅される
と、第1の信号駆動回路13から見て対称的に配線され
た第1の信号線105を介して複数の第2の信号駆動回
路104に基準信号を供給することが可能となる。複数
の第2の信号駆動回路104は基準信号を増幅し、櫛形
状に配線された第2の信号配線106に均一の基準信号
を供給することが可能となる。これにより、内部信号集
積回路群101に到達する基準信号のバラツキを抑える
ことが可能となり、信号遅延量が低減された基準信号、
つまりクロックスキューが低減された基準信号に基づい
て内部集積回路群11により、各種信号処理を行わせる
ことが可能となる。
【0006】また、上記のような半導体集積回路装置に
あって、半導体基板の面積を増加させることなく、レイ
アウトの容易な高ドライブ能力のクロックドライバ回路
を設けることも提案されつつある。図15は、このよう
な考え方に基づき提案されたものであり、例えば、特開
平6−236923号公報に示されたものである。
【0007】図15において、201は半導体基板にお
けるマクロセル配置領域、202aは電源電位VDDを与
える電源線で、第2層アルミニウム配線からなり、上記
マクロセル配置領域201に対して垂直に形成されてい
る。202bは接地電位GNDを与える接地線で、第2
層アルミニウム配線からなり、上記マクロセル配置領域
201に対して垂直に、かつ、上記電源線202aに平
行に形成され、上記電源線202aとで給電ラインを構
成している。203aは上記マクロセル配置領域の図示
上側に位置し、上記電源線202aとスルーホール20
4aで接続される電源線で、第1層アルミニウム層から
なる。203bは上記マクロセル配置領域の図示下側に
位置し、上記接地線202bとスルーホール204bで
接続される接地線で、第1層アルミニウム層からなる。
【0008】205は上記給電ラインの下に位置し、上
記マクロセル配置領域に配置されたドライバ回路等の機
能を持ったマクロセル、206はこのマクロセル205
へ信号を入力するために上記マクロセル205の入力ノ
ードとスルーホール207で接続された入力信号線で、
第2層アルミニウム配線からなり、上記電源線202a
と上記接地線202bとの間にこれら電源線202aと
接地線202bと平行に配置されている。208は上記
マクロセル205から信号出力するために上記マクロセ
ル205の出力ノードとスルーホール208で接続され
た出力信号線で、第2層アルミニウム配線からなり、上
記電源線202aと上記接地線202bとの間にこれら
電源線202aと接地線202bと平行に配置されてい
る。
【0009】このように構成された半導体集積回路装置
においては、電源線202a及び接地線202bからな
る給電ラインの下に、ドライバ回路等の機能を持ったマ
クロセル205が配置されているため、マクロセル20
5への給電が容易であるとともに、マクロセル205の
占有面積を小さくすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、さらなる大
規模化及び高速化される半導体集積回路装置が要望され
るに従い、ドライブ能力がさらに高く、クロックスキュ
ーのさらに小さいクロックドライバ回路が要望されてい
る。この発明は上記した点に鑑みてなされたものであ
り、クロック信号を必要とする複数の内部回路に対して
与えられるクロック信号のクロックスキューが小さい、
例えばゲートアレイ、ECA等の半導体集積回路装置を
得ることである。第2の目的は、クロック信号を必要と
する複数の内部回路に対して与えられるクロック信号の
クロックスキューを小さくし、このクロック信号を与え
るためのクロックドライバ回路を、他のマクロセルに対
する占有面積を減少させずにセル配置領域に設けられ
る、例えばゲートアレイ、ECA等の半導体集積回路装
置を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路装置は、電極対とその両側に位置するN型拡散領
域及びP型拡散領域とによって構成される基本セルが第
2の方向に沿って配置されるマクロセル配置領域が第1
の方向に沿って複数配置される半導体基板を有し、半導
体基板の各マクロセル配置領域に、隣接する所定数の基
本セルによって構成される論理回路となる第1のマクロ
セルが配置されるとともに、半導体基板の複数のマクロ
セル配置領域の2以上の所定数のマクロセル配置領域そ
れぞれに、隣接する所定数の基本セルによって構成さ
れ、クロック信号を必要とする内部回路となる第2のマ
クロセルが配置されるものにおいて、半導体基板の複数
のマクロセル配置領域のうちのいずれか1つのマクロセ
ル配置領域に、それぞれが隣接する所定数の基本セルに
よって構成され、かつ互いに所定間隔を有して配置され
る複数のプリドライバ及びこれら複数のプリドライバが
配置されるマクロセル配置領域にそれぞれが隣接する所
定数の基本セルによって構成され、かつ互いに所定間隔
を有して配置される複数のメインドライバとを備える第
1のクロックドライバ回路と、この第1のクロックドラ
イバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインドライ
バが配置されるマクロセル配置領域に沿い、かつ第2の
方向に沿った直線上に配置され、第1のクロックドライ
バ回路の複数のプリドライバの入力ノードに電気的に接
続される第1の共通線と、第1のクロックドライバ回路
の複数のプリドライバ及び複数のメインドライバが配置
されるマクロセル配置領域に沿い、かつ第2の方向に沿
った直線上に配置され、第1のクロックドライバ回路の
複数のプリドライバの出力ノード及び複数のメインドラ
イバの入力ノードに電気的に接続される第2の共通線
と、第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ
及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置
領域に沿い、かつ第2の方向に沿った直線上に配置さ
れ、第1のクロックドライバ回路の複数のメインドライ
バの出力ノードに電気的に接続される第3の共通線とを
備え、半導体基板の複数のマクロセル配置領域は、第2
の方向に複数分割され、各分割された領域に対応して第
2のクロックドライバ回路が配置され、各第2のクロッ
クドライバ回路は、対応した分割領域において、半導体
基板の複数のマクロセル配置領域の2以上の所定数のマ
クロセル配置領域のそれぞれに、隣接する所定数の上記
基本セルによって構成され、それぞれが同一直線上に配
置される複数のプリドライバと、対応した分割領域にお
いて、半導体基板の複数のマクロセル配置領域の、複数
のプリドライバが配置されるマクロセル配置領域以外の
2以上の所定数のマクロセル配置領域のそれぞれに、隣
接する所定数の基本セルによって構成され、それぞれが
上記複数のプリドライバが配置される同一直線上に配置
される複数のメインドライバとを備え、各分割された領
域に対応して、対応した分割領域に配置される第2のク
ロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメ
インドライバ上に位置する第1の方向に沿った直線上に
配置されるとともに、対応した分割領域に配置される第
2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバの入力
ノードに電気的に接続されるとともに、第3の共通線に
電気的に接続される第4の共通線と、対応した分割領域
に配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数の
プリドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する第
1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応し
た分割領域に配置される第2のクロックドライバ回路の
複数のプリドライバの出力ノード及び対応した分割領域
に配置される第2のクロックドライバ回路の複数のメイ
ンドライバの入力ノードに電気的に接続される第5の共
通線と、対応した分割領域に配置される第2のクロック
ドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインド
ライバ上に位置する第1の方向に沿った直線上に配置さ
れるとともに、対応した分割領域に配置される第2のク
ロックドライバ回路の複数のメインドライバの出力ノー
ドに電気的に接続される第6の共通線と、第2のマクロ
セルがそれぞれ配置される複数のマクロセル配置領域そ
れぞれに対応して第2の方向に沿った直線上に配置さ
れ、第6の共通線に電気的に接続されるとともに対応し
たマクロセル配置領域に配置された第2のマクロセルで
ある内部回路のクロック入力ノードが電気的に接続され
る複数のクロック信号供給線とを設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下に、この発明の実施の形態1を図1
ないし図10を用いて説明する。まず始めに、この発明
の実施の形態1が適用される、例えば、ゲートアレイ又
はECA等の半導体集積回路装置の半導体基板及びマス
ターチップについて図1及び図2に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、半導体基板1は一主面
にセル領域(内部領域、コア領域)2を有するとともに
このセル領域2の周辺に設けられるバッファ領域(周辺
領域)3を有する。この半導体基板1のセル領域2の一
主面上には、図2に示すように、第1の方向(図示縦方
向)に沿って配置される第1の電極4と第2の電極5と
からなる電極対が第2の方向(図示横方向)に沿って複
数配置される電極対群を第1の方向に沿って複数配置さ
れる。
【0014】また、半導体基板1のセル領域2の一主面
には、図2に示すように、各電極対群の第1の電極4に
対応して第2の方向に沿って配置される複数のN型拡散
領域6が形成されるとともに、各電極対群の第2の電極
5に対応して第2の方向に沿って配置される複数のP型
拡散領域7が対応した上記複数のN型拡散領域6と第1
の方向に沿って配置、形成される。
【0015】第1の電極4とその両側に位置するN型拡
散領域6とによってN型MOSトランジスタが構成さ
れ、第2の電極5とその両側に位置するP型拡散領域7
とによってP型MOSトランジスタが構成される。第1
の方向に沿って並置される1つのN型MOSトランジス
タと1つのP型MOSトランジスタとによって基本セル
8が構成される。半導体基板1のセル領域2には、N型
MOSトランジスタとP型MOSトランジスタとからな
る基本セル8が第1の方向及び第2の方向にマトリクス
状に配置され、全面に敷き詰められた状態になってい
る。このように半導体基板1のセル領域2全面に基本セ
ルが敷き詰められて形成された状態をマスタチップと称
されている。
【0016】一方、アンド(AND)回路やオア(O
R)回路等の論理回路やクロック信号を必要とするフリ
ップフロップ回路等の内部回路は、上記した基本セルを
所定数用いて構成されるセル構造にされる。これらは、
いわゆるマクロセルと称される。以下、論理回路を第1
のマクロセル、内部回路を第2のマクロセルと称す。し
たがって、半導体基板1のセル領域2には、図1に示す
ように、これらマクロセルが配置されるマクロセル配置
領域9が第1の方向に沿って複数設けられるとともに、
隣接するマクロセル配置領域9の間にマクロセル配置領
域9に形成されるマクロセル間を電気的に接続するため
の配線領域10が設けられる。
【0017】なお、各マクロセル配置領域9は、第2の
方向に沿って配置された基本セルの一列分によって構成
される。また、各配線領域10は、そこに配置される第
2の方向に沿った配線の数によって、第2の方向に沿っ
て配置された基本セルの一列分、もしくは複数列分によ
って構成される。半導体基板1のバッファ領域3には、
入力バッファ回路、出力バッファ回路、入出力バッファ
回路等の回路が形成される。
【0018】そして、このような半導体集積回路装置に
あっては、クロック信号を必要とするフリップフロップ
回路等の内部回路となる第2のマクロセルに、半導体集
積回路装置外部からのクロック信号を与えるためのクロ
ックドライバ回路が設けられる。
【0019】以下に、この発明の実施の形態1における
クロックドライバ回路について説明する。まず、図3を
用いて説明する。図3において、11はクロック入力パ
ッド12にクロック入力線13を介して入力ノードが電
気的に接続されるクロック入力ドライバ、14はこのク
ロック入力ドライバから出力されるクロック信号を受け
て、クロック信号を出力する第1のクロックドライバ回
路で、図1に示したマスタチップのセル領域2における
第1の方向の中央部に位置するマクロセル配置領域9に
形成される。この第1のクロックドライバ回路14は複
数のプリドライバ15(1)〜15(n)と複数のメイ
ンドライバ19(1)〜19(m)とを備えている。
【0020】上記第1のクロックドライバ回路14を構
成する複数のプリドライバ15(1)〜15(n)は上
記クロック入力ドライバ11の出力ノードにクロック出
力線17を介して電気的に接続される第1の共通線16
に入力ノードINが電気的に接続されるとともに、出力
ノードOUTが第2の共通線18に電気的に接続され、
例えば図4に示すように、直列接続されたP型MOSト
ランジスタ及びN型MOSトランジスタからなるインバ
ータ回路を2段縦続接続した回路によって構成されてい
る。上記第1のクロックドライバ回路14を構成する複
数のメインドライバ19(1)〜19(m)は入力ノー
ドINが上記第2の共通線18に電気的に接続されると
ともに、出力ノードOUTが第3の共通線20に電気的
に接続され、例えば図5に示すように、直列接続された
P型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタか
らなるインバータ回路を2段縦続接続した回路によって
構成されている。
【0021】なお、上記プリドライバ15(1)〜15
(m)及びメインドライバ19(1)〜19(m)はそ
れぞれインバータ回路を2段縦続接続した回路にて構成
したが、2段に限られるものではなく何段でも良いもの
である。ただし、プリドライバを構成するインバータの
数とメインドライバを構成するインバータ回路の数の和
は偶数になるようにした方が良い。
【0022】21aないし21tはそれぞれ複数の第2
のマクロセルを複数分割(t分割)したうちの1分割に
対応して設けられ、上記対応の分割された複数の第2の
マクロセルにクロック信号を与えるための第2のクロッ
クドライバ回路で、具体的には、図1に示したマスタチ
ップのセル領域2における第2の方向に複数分割し、各
分割された領域に対応して配置され、対応の分割された
領域に存在する複数の第2のマクロセルにクロック信号
を与えるためのものである。つまり、上記第2のクロッ
クドライバ回路21aないし21tはそれぞれ上記第1
のクロックドライバ回路14から出力されるクロック信
号を受けて対応の複数の第2のマクロセルにクロック信
号を与えるためのものである。各第2のクロックドライ
バ回路21aないし21tはすべて同じ回路構成をして
いるので、以下、クロックドライバ回路21aを代表し
て説明する。なお、符号において、添字a、b、……、
tはクロックドライバ回路21aないし21tにそれぞ
れ対応して付したので、以下の説明においては添字a、
b、……、tを省略して説明する。
【0023】22(1)〜22(m)は上記第3の共通
線20に電気的に接続される第4の共通線23に入力ノ
ードINが電気的に接続されるとともに、出力ノードO
UTが第5の共通線24に電気的に接続される複数のプ
リドライバで、例えば図4に示すように、直列接続され
たP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタ
からなるインバータ回路を2段縦続接続した回路によっ
て構成されている。25(1)〜25(m)は入力ノー
ドINが上記第5の共通線24に電気的に接続されると
ともに、それぞれにクロック信号を必要とする内部回路
(第2のマクロセル)26のクロック入力ノードが電気
的に接続される複数のクロック信号供給線27(1)〜
27(s)が接続される第6の共通線28に出力ノード
OUTが電気的に接続される複数のメインドライバで、
例えば図5に示すように、直列接続されたP型MOSト
ランジスタ及びN型MOSトランジスタからなるインバ
ータ回路を2段縦続接続した回路によって構成されてい
る。
【0024】なお、上記プリドライバ22(1)〜22
(m)及びメインドライバ25(1)〜25(m)はそ
れぞれインバータ回路を2段縦続接続した回路にて構成
したが、2段に限られるものではなく何段でも良いもの
である。ただし、プリドライバを構成するインバータの
数とメインドライバを構成するインバータ回路の数の和
は偶数になるようにした方が良い。また、上記クロック
入力ドライバ11は、図4及び図5に示した上記プリド
ライバ15(1)〜15(m)、22(1)〜22
(m)及びメインドライバ19(1)〜19(m)、2
5(1)〜25(m)と同様に、インバータ回路を2段
縦続接続した回路にて構成されてもよい。
【0025】次に、図3に示す回路構成にされた第1及
び第2のクロックドライバ回路14及び21a〜21t
を、図1及び図2に示したマスタチップに配置、形成し
た例について説明する。この例においては、マスタチッ
プのセル領域2における第2の方向に3分割し、3分割
された領域にそれぞれ第2のクロックドライバ回路21
a〜21cを配置したものについて説明する。なお、こ
の例では、3つの第2のクロックドライバ回路21a〜
21cについて説明しているが、tは3に限られるもの
でなく、複数であればよい。また、図6において、繁雑
さを避けるため、電源線及び接地線からなる電源線対は
示していないが、この実施の形態1においては、半導体
基板1のセル領域2の一主面上に第1の方向に沿ってセ
ル領域2を横切って直線上に配置される電源線対が所定
間隔[210BC{Basic Cell、1Basic Cellは基本セ
ル8の幅(第2の方向に沿った長さ)であり、この実施
の形態1では2.65μm}]毎に配置されている。な
お、この実施の形態1においては、半導体基板1のセル
領域2の第2の方向に沿った長さを9mmにしているた
め、各分割された領域には複数の電源線対が配置され
る。
【0026】まず、第1のクロックドライバ回路14に
ついて説明する。第1のクロックドライバ回路14を構
成する複数のプリドライバ15(1)〜15(m)は、
複数のマクロセル配置領域9の1つのマクロセル配置領
域9、この実施の形態1にあっては複数のマクロセル配
置領域9のうちの中央に位置するマクロセル配置領域9
(以下、ドライバ用マクロセル配置領域と便宜上称す)
に、互いに所定間隔を有して配置、形成される。各プリ
ドライバ15(1)〜15(m)は、詳細には、図7に
示すように、電源線31と接地線32とからなる電源線
対とドライバ用マクロセル配置領域9との交差部に形
成、つまり、電源線対を構成する電源線31と接地線3
2との間のドライバ用マクロセル配置領域9に形成され
る。
【0027】各プリドライバ15内の配線は、第1のマ
クロセル40となる論理回路内及び第2のマクロセル2
0となる内部回路内の配線並びに論理回路間の配線及び
論理回路と内部回路間の配線と同様に、第2の方向(図
7図示横方向)に沿って配置される直線状の第1の配線
又は第1の方向(図7図示縦方向)に沿って配置される
直線状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成さ
れる。なお、第1の配線は基本セル8を構成する電極対
上に層間絶縁膜を介して形成される第1の導電体層にて
形成され、第2の配線は第1の導電体層上に層間絶縁膜
を介して形成される第2の導電体層にて形成される。第
1の導電体層と第2の導電体層との上下関係は逆であっ
てもよい。第1及び第2の導電体層は、アルミニウム金
属層(アルミニウム合金層を含む)によって形成され
る。
【0028】上記電源線31は電源電位が印加され、接
地線32は接地電位とされる。電源線対を構成する電源
線31と接地線32とは隣接しかつ平行に配置され、第
2の導電体層によって形成される。電源線31と接地線
32とからなる電源線対は、半導体基板1のセル領域2
の一主面上に第1の方向に沿ってセル領域2を横切って
直線上に配置される。電源線対を構成する電源線31の
外側辺と接地線32の外側辺との距離は、この実施の形
態1では46BCであるので、プリドライバ15は電源
線31と接地線32との間に十分に形成できる。
【0029】なお、図7において、プリドライバ15の
第2の方向に沿った長さを電源線31の外側辺から接地
線32の外側辺までとしているが、これに限られるもの
ではなく、プリドライバ15の構成によっては、電源線
31の外側辺と接地線32の外側辺との距離より短いも
のであってもよい。要はプリドライバ15が電源線対を
構成する電源線31と接地線32との間に配置されてい
ればよい。
【0030】各プリドライバ15は図7に示すように電
源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与えら
れ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地電
位GNDが与えられる。電源線29は第1の導電体層に
て形成され、コンタクトホール33を介してプリドライ
バ15に電気的に接続されるとともにコンタクトホール
34を介して電源線31に電気的に接続される。接地線
30は第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール
35を介してプリドライバ15に電気的に接続されると
ともにコンタクトホール36を介して接地線32に電気
的に接続される。
【0031】第1のクロックドライバ回路14を構成す
るメインドライバ19(1)〜19(m)はドライバ用
マクロセル配置領域9に互いに所定間隔を有して配置、
形成される。この実施の形態1においては、メインドラ
イバ19とプリドライバ15とはドライバ用マクロセル
配置領域内に交互に配置される。しかし、これに限られ
るものではなく、プリドライバ15及びメインドライバ
19の数に合わせて任意に配置してよい。各メインドラ
イバ19は、詳細には、図8に示すように、電源線25
と接地線26とからなる電源線対とドライバ用マクロセ
ル配置領域9との交差部に形成、つまり、電源線対を構
成する電源線25と接地線26との間のドライバ用マク
ロセル配置領域9に形成される。
【0032】各メインドライバ19内の配線は、プリド
ライバ15と同様に第2の方向に沿って配置される直線
状の第1の配線又は第1の方向に沿って配置される直線
状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され
る。また、メインドライバ19は電源線25と接地線2
6との間に十分に形成できる。なお、図8において、メ
インドライバ19の第2の方向に沿った長さを電源線3
1の外側辺から接地線32の外側辺までとしているが、
これに限られるものではなく、メインドライバ19の構
成によっては、電源線31の外側辺と接地線32の外側
辺との距離より短いものであってもよい。要はメインド
ライバ19が電源線対を構成する電源線31と接地線3
2との間に配置されていればよい。
【0033】各メインドライバ19は図8に示すように
電源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与え
られ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地
電位GNDが与えられる。電源線29はコンタクトホー
ル37を介してメインドライバ19に電気的に接続され
るとともにコンタクトホール38を介して電源線31に
電気的に接続される。接地線30はコンタクトホール3
9を介してメインドライバ19に電気的に接続されると
ともにコンタクトホール40を介して接地線32に電気
的に接続される。なお、ドライバ用マクロセル配置領域
9における電源線対を構成する電源線25と接地線26
との間の領域以外には、第1のマクロセル55及び第2
のマクロセル26が適宜配置されている。
【0034】第1の共通線16は、図6に示すように、
ドライバ用マクロセル配置領域9に沿い、かつ第2の方
向に沿った直線上に配置される。第1の共通線16は第
1の導電体層にて形成される。第1の共通線16は、図
7に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の
方向に沿った直線上に配置される配線41を介して複数
のプリドライバ15(1)〜15(m)の入力ノードに
電気的に接続され、複数のプリドライバ15(1)〜1
5(m)の入力ノードを短絡する。
【0035】第2の共通線18は、図6に示すように、
ドライバ用マクロセル配置領域9に沿い、かつ第2の方
向に沿った直線上に配置される。第2の共通線18は第
1の導電体層にて形成される。第2の共通線18は、図
7に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の
方向に沿った直線上に配置される配線42を介して複数
のプリドライバ15(1)〜15(m)の出力ノードに
電気的に接続されるとともに、図8に示すように、第2
の導電体層にて形成され、第1の方向に沿った直線上に
配置される配線43を介して複数のメインドライバ19
(1)〜19(m)の入力ノードに接続され、複数のプ
リドライバ15(1)〜15(m)の出力ノード及び複
数のメインドライバ19(1)〜19(m)の入力ノー
ドを短絡する。
【0036】第3の共通線20は、図6に示すように、
ドライバ用マクロセル配置領域9に沿い、かつ第2の方
向に沿った直線上に配置される。第3の共通線20は第
1の導電体層にて形成される。第3の共通線22は、図
8に示すように、第2の導電体層にて形成され、第1の
方向に沿った直線上に配置される配線44を介して複数
のメインドライバ19(1)〜19(m)の出力ノード
に接続され、複数のメインドライバ19(1)〜19
(m)の出力ノードを短絡する。第3の共通線20の線
幅は、第1及び第2の共通線16及び18の線幅より大
きくしてある。つまり、次の理由によって第3の共通線
20の線幅を大きくしてある。
【0037】第1の共通線16に接続されるのは複数の
プリドライバ15(1)〜15(m)の入力ノードであ
り、図4に示すように、入力ノードINが接続されるの
はP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタ
のゲート電極であるため、第1の共通線16に接続され
る負荷容量値は小さい。また、第2の共通線18に接続
されるのは複数のメインドライバ19(1)〜19
(m)の入力ノードであり、図5に示すように、入力ノ
ードINが接続されるのはP型MOSトランジスタ及び
N型MOSトランジスタのゲート電極であるため、第2
の共通線18に接続される負荷容量値は小さい。これに
対して、第3の共通線20に接続されるのは、第4の共
通線23a〜23cを介して複数の第2のクロックドラ
イバ回路21a〜21cにおける複数のプリドライバ2
2a(1)〜22a(m)、22b(1)〜22b
(m)、22c(1)〜22c(m)の入力ノードであ
るため、負荷容量値は第1及び第2の共通線16、18
に接続される負荷容量値より大きい。また、第2の共通
線18の線幅は、接続される負荷容量値の違いにより、
第1の共通線16の線幅より大きくしてある。
【0038】次に、3つの第2のクロックドライバ回路
21a〜21cについて説明する。各第2のクロックド
ライバ回路21a〜21cは、図6に示すように、半導
体基板1のセル領域2における複数のマクロセル配置領
域9が第2の方向(図6の図示上縦方向)に3分割され
る領域に対応して配置される。すなわち、第2のクロッ
クドライバ回路21aは図6において図示下1/3の領
域における第2の方向に沿った中央部に配置され、第2
のクロックドライバ回路21bは図6において図示中央
1/3の領域における第2の方向に沿った中央部に配置
され、第2のクロックドライバ回路21cは図6におい
て図示上1/3の領域における第2の方向に沿った中央
部に配置される。言い換えれば、3つのクロックドライ
バ回路21a〜21cが第2の方向に沿って配置され
る。
【0039】そして、各第2のクロックドライバ回路2
1a〜21cはそれぞれ対応した分割領域の第2の方向
に沿った中央部に配置される電源線対を構成する電源線
31と接地線32との間に位置するマクロセル配置領域
に、プリドライバ22a(1)〜22a(m)、22b
(1)〜22b(m)、22c(1)〜22c(m)及
びメインドライバ25a(1)〜25a(m)、25b
(1)〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)が
配置される。
【0040】3つの第2のクロックドライバ回路21a
〜21cは、配置位置が上記のように異なるものの、す
べて同じ回路構成をしているので、理解しやすいよう
に、クロックドライバ回路21aを代表して図6を用い
て説明する。なお、説明の繁雑さを避けるため、添字
a、b、cを省略して説明する。
【0041】第2のクロックドライバ回路21を構成す
るプリドライバ22(1)〜22(m)は複数のマクロ
セル配置領域9の2以上の所定数(この例においてはn
個)のマクロセル配置領域のそれぞれに、第1の方向に
沿った同一直線上に互いに所定間隔を有して配置、形成
される。この実施の形態1において所定間隔は、すべて
においてマクロセル配置領域1つおきにしてあるが、こ
れに限られるものではなく、プリドライバ22の数に合
わせて任意に配置してよい。
【0042】各プリドライバ22は、詳細には、図9に
示すように、電源線31と接地線32とからなる電源線
対とマクロセル配置領域9との交差部に形成、つまり、
電源線対を構成する電源線31と接地線32との間のマ
クロセル配置領域9に形成される。各プリドライバ22
内の配線は、上記第1のクロックドライバ回路14のプ
リドライバ15内の配線と同様に第2の方向に沿って配
置される直線状の第1の配線又は第1の方向に沿って配
置される直線状の第2の配線の少なくとも一方の配線に
て構成される。
【0043】各プリドライバ22の第2の方向に沿った
長さは、図9において、電源線31の外側辺から接地線
32の外側辺までとしているが、これに限られるもので
はなく、プリドライバ22の構成によっては、電源線3
1の外側辺と接地線32の外側辺との距離より短いもの
であってもよい。要はプリドライバ22が電源線対を構
成する電源線31と接地線32との間に配置されていれ
ばよい。
【0044】各プリドライバ22は図9に示すように電
源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与えら
れ、接地線32に接地線30を介して接続されて接地電
位GNDが与えられる。電源線29はマクロセル配置領
域9の一側部(図示上側側部)上に第2の方向に沿って
マクロセル配置領域9全長に亙って配置される。電源線
29は第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール
33を介してプリドライバ22に電気的に接続されると
ともにコンタクトホール34を介して電源線31に電気
的に接続される。接地線30はマクロセル配置領域9の
他側部(図示下側側部)上に第2の方向に沿ってマクロ
セル配置領域9全長に亙って配置される。接地線30は
第1の導電体層にて形成され、コンタクトホール35を
介してプリドライバ22に電気的に接続されるとともに
コンタクトホール36を介して接地線32に電気的に接
続される。
【0045】メインドライバ25(1)〜25(m)は
複数のマクロセル配置領域9の、プリドライバ22
(1)〜22(m)が配置されるマクロセル配置領域9
以外の2以上の所定数(この例においてはm個)のマク
ロセル配置領域のそれぞれに、第1の方向に沿った同一
直線上に互いに所定間隔を有して配置、形成される。こ
の実施の形態1において所定間隔は、すべてにおいてマ
クロセル配置領域1つおきにしてある。つまり、メイン
ドライバ25とプリドライバ22とは第1の方向に沿っ
た同一直線上に交互に配置される。しかし、これに限ら
れるものではなく、メインドライバ25の数に合わせて
任意に配置してよい。各メインドライバ25は、詳細に
は、図10に示すように、電源線31と接地線32とか
らなる電源線対とマクロセル配置領域9との交差部に形
成、つまり、電源線対を構成する電源線31と接地線3
2との間のマクロセル配置領域9に形成される。
【0046】各メインドライバ25内の配線は、プリド
ライバ22と同様に第2の方向に沿って配置される直線
状の第1の配線又は第1の方向に沿って配置される直線
状の第2の配線の少なくとも一方の配線にて構成され
る。また、メインドライバ19は電源線31と接地線3
2との間に十分に形成できる。なお、図10において、
メインドライバ22の第2の方向に沿った長さを電源線
31の外側辺から接地線32の外側辺までとしている
が、これに限られるものではなく、メインドライバ25
の構成によっては、電源線31の外側辺と接地線32の
外側辺との距離より短いものであってもよい。要はメイ
ンドライバ25が電源線対を構成する電源線31と接地
線32との間に配置されていればよい。
【0047】各メインドライバ25は図10に示すよう
に電源線31から電源線29を介して電源電位Vccが与
えられ、接地線32に接地線30を介して接続されて接
地電位GNDが与えられる。電源線29はコンタクトホ
ール37を介してメインドライバ25に電気的に接続さ
れるとともにコンタクトホール38を介して電源線31
に電気的に接続される。接地線30はコンタクトホール
39を介してメインドライバ25に電気的に接続される
とともにコンタクトホール40を介して接地線31に電
気的に接続される。
【0048】第4の共通線23は、図6に示すように、
複数のプリドライバ22(1)〜22(m)及び複数の
メインドライバ25(1)〜25(m)上に位置する第
1の方向に沿った直線上に配置される。第4の共通線2
3は第2の導電体層にて形成され、電源線対を構成する
電源線31と接地線32との間に電源線31と接地線3
2と平行に配置される。第4の共通線23は図9に示す
ようにコンタクトホール46を介して複数のプリドライ
バ22(1)〜22(m)の入力ノードに電気的に接続
され、複数のプリドライバ22(1)〜22(m)の入
力ノードを短絡する。第4の共通線23は第3の共通線
20にその交差部にてコンタクトホール45を介して電
気的に接続される。
【0049】第5の共通線24は、図6に示すように、
複数のプリドライバ22(1)〜22(m)及び複数の
メインドライバ25(1)〜25(m)上に位置する第
1の方向に沿った直線上に配置される。第2の共通線1
8は第2の導電体層にて形成され、電源線対を構成する
電源線31と接地線32との間に第4の共通線23と平
行に配置される。第5の共通線24は図9に示すように
コンタクトホール47を介して複数のプリドライバ22
(1)〜22(m)の出力ノードに電気的に接続される
とともに、図10に示すようにコンタクトホール48を
介して複数のメインドライバ25(1)〜25(m)の
入力ノードに接続され、複数のプリドライバ22(1)
〜22(m)の出力ノード及び複数のメインドライバ2
5(1)〜25(m)の入力ノードを短絡する。
【0050】第6の共通線28は、図6に示すように、
複数のプリドライバ22(1)〜22(m)及び複数の
メインドライバ25(1)〜25(m)上に位置する第
1の方向に沿った直線上に配置される。第6の共通線2
8は第2の導電体層にて形成され、電源線対を構成する
電源線31と接地線32との間に第4の共通線23と平
行に配置される。第6の共通線28は図10に示すよう
にコンタクトホール49を介して複数のメインドライバ
25(1)〜25(m)の出力ノードに接続され、複数
のメインドライバ25(1)〜25(m)の出力ノード
を短絡する。
【0051】複数のクロック信号供給線27(1)〜2
7(s)は、図6に示すように、第2のマクロセル26
がそれぞれ配置される複数のマクロセル配置領域9それ
ぞれに対応して第2の方向に沿った直線上に配置され
る。この実施の形態1においては、複数のマクロセル配
置領域9すべてに対して1対1に対応してクロック信号
供給線27を配置しているが、隣り合う2つのマクロセ
ル配置領域9に対して1つ、つまり2対1に対応してク
ロック信号供給線27を配置してもよい。また、第2の
マクロセル27が配置されるマクロセル配置領域9に対
してだけクロック信号供給線27を配置してもよく、こ
の場合、隣り合う2つのマクロセル配置領域9両者に第
2のマクロセル26が配置されれば、この隣り合う2つ
のマクロセル配置領域9に対して1つのクロック信号供
給線27を配置するようにしてもよい。
【0052】各クロック信号供給線27(1)〜27
(s)は、第1の導電体層にて形成され、配線領域10
上に、互いに平行に配置される。各クロック信号供給線
27(1)〜27(s)は、その中央部にてコンタクト
ホール50を介して第6の共通線28に電気的に接続さ
れる。各クロック信号供給線27(1)〜27(s)
は、対応したマクロセル配置領域9に配置された第2の
マクロセル26である内部回路のクロック入力ノードに
配線51を介して接続される。配線51は第2の導電体
層にて形成される。
【0053】第6の共通線28の線幅は、第4及び第5
の共通線23及び24の線幅より大きくしてある。つま
り、次の理由によって第6の共通線28の線幅を大きく
してある。第4の共通線23に接続されるのは複数のプ
リドライバ22(1)〜22(m)の入力ノードであ
り、図4に示すように、入力ノードINが接続されるの
はP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタ
のゲート電極であるため、第4の共通線23に接続され
る負荷容量値は小さい。また、第5の共通線23に接続
されるのは複数のメインドライバ25(1)〜25
(m)の入力ノードであり、図5に示すように、入力ノ
ードINが接続されるのはP型MOSトランジスタ及び
N型MOSトランジスタのゲート電極であるため、第5
の共通線23に接続される負荷容量値は小さい。これに
対して、第6の共通線28に接続されるのは、複数のク
ロック信号供給線27(1)〜27(s)及び複数の内
部回路26のクロック入力ノードであるため、負荷容量
値は大きい。また、第5の共通線23の線幅は、接続さ
れる負荷容量値の違いにより、第4の共通線22の線幅
より大きくしてある。
【0054】クロック入力ドライバ11は、図6に示す
ように、第1のクロックドライバ回路14が配置される
ドライバ用マクロセル配置領域9の第2の方向に沿った
中央部に配置される。この実施の形態1においては、ク
ロック入力ドライバ11は第2の方向に沿った中央部に
配置される電源線対を構成する電源線31と接地線32
との間に配置される。クロック入力ドライバ11の入力
ノードは、半導体基板の一主面上に形成されたクロック
入力パッド12にクロック入力線13を介して電気的に
接続される。クロック入力線13は、第1の導電体層に
て形成される第2の方向に沿った第1の配線と、第2の
導電体層にて形成される第1の方向に沿った第2の配線
とによって形成される。
【0055】クロック入力ドライバ11の出力ノード
は、クロック出力線17を介して第1の共通線16に電
気的に接続される。クロック出力線17は、第1の導電
体層にて形成される第2の方向に沿った第1の配線と、
第2の導電体層にて形成される第1の方向に沿った第2
の配線とによって形成される。クロック出力線17の一
端はクロック入力ドライバ11の出力ノードに、他端は
第1の共通線16における第2の方向の中央部に電気的
に接続される。
【0056】なお、図6において、論理回路となる第1
のマクロセル55及びクロック信号を必要とする内部回
路となる第2のマクロセル26を繁雑さを避けるため、
ランダムに配置して示しているが、実際は、電源線対を
構成する電源線31と接地線32との間の領域を除いた
マクロセル配置領域9全域において、効率よく、隙間な
く(マクロセル間の絶縁領域(一般に1つの基本セルに
よってマクロセル間の電気的絶縁がなされる)は存在す
る)、第1及び第2のマクロセル45及び26が配置さ
れる。
【0057】次に、このように構成された半導体集積回
路装置において、クロック入力パッド12にクロック信
号が入力されてから、第2のマクロセル26である内部
回路のクロック入力ノードにクロック信号が入力される
までの動作について説明する。クロック入力パッド12
に外部からクロック信号が入力されると、クロック入力
線13を介してクロック入力ドライバ11に入力され
る。クロック入力ドライバ11は入力されたクロック信
号に基づいたクロック信号が出力され、このクロック信
号がクロック出力線17を介して第1の共通線16に与
えられ、第1のクロックドライバ回路14の複数のプリ
ドライバ15(1)〜15(n)に入力される。
【0058】第1のクロックドライバ回路14の複数の
プリドライバ15(1)〜15(n)の入力ノードはそれ
ぞれ第1の共通線16によって短絡され、第1の共通線
16に対する負荷容量値も小さいことから、複数のプリ
ドライバ15(1)〜15(n)の入力ノードそれぞれに
現れるクロック信号の変化(立ち下がり及び立ち上が
り)も同じになる。第1のクロックドライバ回路14の
複数のプリドライバ15(1)〜15(n)の出力ノード
に現れるクロック信号の変化は同じである。しかも、第
2の共通線18にはその全長に亙って所定間隔を有し、
分散させて複数のプリドライバ15(1)〜15(n)の
出力ノードが接続されるため、第2の共通線18に現れ
るクロック信号の変化は第2の共通線18の全長に亙っ
て同じになる。第2の共通線18にて入力ノードが短絡
される複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の
出力ノードに現れるクロック信号の変化も同じになる。
【0059】複数のメインドライバ19(1)〜19
(m)の出力ノードは、第3の共通線20に対してその
全長に亙って所定間隔を有し、分散させて接続されるた
め、第3の共通線20に現れるクロック信号の変化は第
3の共通線20の全長に亙って同じになる。クロック信
号は、第3の共通線20にその交差部にて接続された複
数の第4の共通線23a〜23t(以下、23a〜23
cとして説明する。)に与えられ、複数の第2のクロッ
クドライバ回路21a〜21t(以下、21a〜21c
として説明する)の複数のプリドライバ22a(1)〜
22a(n)、……22t(1)〜22t(n)(以下、2
2c(1)〜22c(n)として説明する)に入力され
る。
【0060】各第2のクロックドライバ回路21a〜2
1cの複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、
22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)
の入力ノードはそれぞれ対応した第4の共通線23a〜
23cによって短絡され、第3の共通線20及び第4の
共通線23a〜23cに対する負荷容量値も小さいこと
から、複数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、
22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)
の入力ノードそれぞれに現れるクロック信号の変化も同
じになる。
【0061】複数のプリドライバ22a(1)〜22a
(n)、22b(1)〜22b(n)、22c(1)〜22
c(n)の出力ノードに現れるクロック信号の変化は同じ
である。しかも、第5の共通線24a〜24cそれぞれ
にはその全長に亙って所定間隔を有し、分散させて複数
のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b
(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)の出力
ノードが接続されるため、第5の共通線24a〜24c
それぞれに現れるクロック信号の変化は第5の共通線2
4a〜24cの全長に亙って同じになる。第5の共通線
24a〜24cにて入力ノードが短絡される複数のメイ
ンドライバ25a(1)〜25a(m)、25b(1)
〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)の出力ノ
ードに現れるクロック信号の変化も同じになる。
【0062】複数のメインドライバ25a(1)〜25
a(m)、25b(1)〜25b(m)、25c(1)
〜25c(m)の出力ノードは、第6の共通線28a〜
28cに対してその全長に亙って所定間隔を有し、分散
させて接続されるため、第6の共通線28a〜28cそ
れぞれに現れるクロック信号の変化は第6の共通線28
a〜28cの全長に亙って同じになる。要するに、クロ
ック入力パッド12に入力されるクロック信号の変化
は、第6の共通線28a〜28cの全長に亙って同じに
現れる。言い換えれば、クロック入力パッド12に入力
されるクロック信号の第6の共通線28a〜28cに到
達時間のずれ、すなわちクロックスキューは第6の共通
線28a〜28cの全長に亙ってほとんどない。
【0063】第6の共通線28a〜28cに伝達された
クロック信号はクロック信号供給線27a(1)〜27
a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)
〜27c(s)を介してクロック信号を必要とする内部
回路(第2のマクロセル26)のクロック入力ノードに
与えられる。この時、クロック信号供給線27a(1)
〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c
(1)〜27c(s)それぞれの第6の共通線28a〜
28cとの接続点、つまり中央部におけるクロック信号
の変化は同じであるものの、両端部におけるクロック信
号の変化は中央部におけるクロック信号の変化より若干
遅れる。
【0064】しかるに、クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)それぞれの長さは、マクロ
セル配置領域9の第2の方向に沿った長さの1/3にさ
れており、クロック信号供給線27a(1)〜27a
(s)、27b(1)〜27b(s)、27c(1)〜
27c(s)それぞれの配線抵抗及び配線容量は小さな
ものである。しかも、クロック信号供給線27a(1)
〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c
(1)〜27c(s)それぞれに接続される第2のマク
ロセル26の数も少ない。その結果、クロック信号供給
線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b
(s)、27c(1)〜27c(s)の中央部における
クロック信号の変化に対して一番遅れる両端部における
クロック信号の変化の遅れも非常に小さいものとなる。
要するに、第2のマクロセル26すべてに対してクロッ
クスキューが低減されたクロック信号が与えられる。
【0065】この実施の形態1は、以上に述べたことか
ら明らかな如く、次のような効果を奏するものである。 (イ)クロック入力パッド12に入力されたクロック信
号の変化は、第6の共通線28a〜28cの全長に亙っ
て同じに変化し、クロック信号供給線27a(1)〜2
7a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c
(1)〜27c(s)による時間的遅れも非常に小さな
ものとすることができる。結果として、クロック信号を
必要とする内部回路となる第2のマクロセル26すべて
に対してクロックスキューが低減されたクロック信号が
与えられる。
【0066】(ロ)第1のクロックドライバ回路14を
構成する複数のプリドライバ15(1)〜15(n)と複
数のメインドライバ19(1)〜19(m)、並びに第
2のクロックドライバ回路21a〜21cを構成する複
数のプリドライバ22a(1)〜22a(n)、22b
(1)〜22b(n)、22c(1)〜22c(n)と複数
のメインドライバ25a(1)〜25a(m)、25b
(1)〜25b(m)、25c(1)〜25c(m)
は、第1のマクロセル55及び第2のマクロセル26が
配置されない電源線対を構成する電源線31と接地線3
2との間に配置されるため、セル領域2に対する第1及
び第2のマクロセル45及び26の数を減らすことな
く、第1のクロックドライバ回路14及び第2のクロッ
クドライバ回路21a〜21cをセル領域2内に配置で
きる。
【0067】(ハ)クロック入力線13、クロック出力
線17、第1ないし第3の共通線16a、18、20、
23a〜23c、24a〜24c、28a〜28c、及
びクロック信号供給線27a(1)〜27a(s)、2
7b(1)〜27b(s)、27c(1)〜27c
(s)それぞれを、その線幅の狭いものを使用しても、
第2のマクロセル26すべてに対してクロックスキュー
が低減されたクロック信号が与えられる。その結果、ク
ロック入力線13、クロック出力線17、第1ないし第
3の共通線16a、18、20、23a〜23c、24
a〜24c、28a〜28c、及びクロック信号供給線
27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b
(s)、27c(1)〜27c(s)すべてによる配線
としての総面積を小さくできるため、配線としての容量
値を低くでき、第1のクロックドライバ回路14及び第
2のクロックドライバ回路21a〜21cによる消費電
力の低減も図れる。(ニ)図6に示したもの第2のクロ
ックドライバ回路21a〜21cのうちの一つを、基本
構成ブロックとできるため、セル領域2の第2の方向の
長さが長くなった場合でも、この基本構成ブロックを追
加することによって対応でき、同等のクロックスキュー
を持った種々の半導体集積回路装置を得られる。
【0068】なお、上記実施の形態1において、クロッ
ク入力ドライバ11の入力ノードがクロック入力線13
を介して入力パッド12に接続する構成にしたが、クロ
ック入力ドライバ11の入力ノードと入力パッド12と
の間にPLL回路を介在させてクロック入力ドライバ1
1に入力されるクロック信号を安定化したものであって
もよい。
【0069】実施の形態2.図11ないし図13はこの
発明の実施の形態2を示すものであり、上記した実施の
形態1に対して以下の点が相違するだけであり、その他
は同様のものである。すなわち、実施の形態1における
第1ないし第3の共通線16、18、20及びクロック
信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)
〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)が第1の
導電体層にて形成されているのに対して、この実施の形
態2においては、第1及び第2の導電体層とは異なる層
である第3の導電体層をさらに設け、これら第1ないし
第3の共通線16、18、20及びクロック信号供給線
27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b
(s)、27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層
にて形成している。なお、第3の導電体層は第2の導電
体層上に層間絶縁膜を介して形成され、アルミニウム金
属層(アルミニウム合金層を含む)によって形成され
る。
【0070】第1ないし第3の共通線16、18、20
は、実施の形態1と同様に第1のクロックドライバ回路
14の複数のプリドライバ15(1)〜15(m)及び
複数のメインドライバ19(1)〜19(m)上に位置
し、第2の方向に沿った直線上に配置される。しかも、
第1ないし第3の共通線16、18、20は、第3の導
電体層にて形成されるため、複数のプリドライバ15
(1)〜15(m)及び複数のメインドライバ19
(1)〜19(m)が形成されるドライバ用マクロセル
配置領域9の直上部にも配置できるものであり、この実
施の形態2では、第1ないし第3の共通線16、18、
20をドライバ用マクロセル配置領域9の直上部に配置
している。
【0071】第1の共通線16と第1のクロックドライ
バ回路14の複数のプリドライバ15(1)〜15
(m)の入力ノードとの電気的接続はコンタクトホール
57を介して行われる。第2の共通線18と第1のクロ
ックドライバ回路14の複数のプリドライバ(15)〜
15(m)の出力ノード及び複数のメインドライバ19
(1)〜19(m)の入力ノードとの電気的接続は、そ
れぞれコンタクトホール58及び59を介して行われ
る。第3の共通線20と第1のクロックドライバ回路1
4の複数のメインドライバ19(1)〜19(m)の出
力ノードとの電気的接続は、コンタクトホール60を介
して行われる。第3の共通線20と複数の第4の共通線
23a〜23cとの電気的接続は、上記した実施の形態
1と同様にコンタクトホール45を介して行われる。
【0072】複数のクロック信号供給線27a(1)〜
27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c
(1)〜27c(s)それぞれは、第2のマクロセル2
6がそれぞれ配置される複数のマクロセル配置領域9そ
れぞれに対応し、その直上部における第2の方向に沿っ
た直線上に配置される。各クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)それぞれは、対応したマク
ロセル配置領域9に配置された第2のマクロセル26で
ある内部回路のクロック入力ノードにコンタクトホール
55を介して接続される。各複数のクロック信号供給線
27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b
(s)、27c(1)〜27c(s)と対応の複数の第
6の共通線28a〜28cとの電気的接続は上記した実
施の形態1と同様にコンタクトホール50を介して行わ
れる。なお、図11において、実施の形態1を示した図
に付した符号と同一符号は同一又は相当部分を示してい
る。
【0073】このように構成された半導体集積回路装置
にあっても、上記した実施の形態1と同様の効果(イ)
〜(ニ)を奏する他、(ホ)各クロック信号供給線27
a(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b
(s)、27c(1)〜27c(s)を対応したマクロ
セル配置領域9の直上部に配置しているため、配線領域
10を有効活用でき、ひいては半導体基板1の小面積化
を図れるとともに、配線領域10における第1及び第2
のマクロセル55、26間を接続するための配線(第1
及び第2の導電体層にて形成される)の最適化が図れる
とともに、(ヘ)各クロック信号供給線27a(1)〜
27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c
(1)〜27c(s)と第2のマクロセル26の入力ノ
ードとの電気的接続をコンタクトホール55を介して行
っているため、この電気的接続によるクロックスキュー
がほとんどないという効果を有する。また、(ト)第1
ないし第3の共通線16、18、20もドライバ用マク
ロセル配置領域9の直上部に配置できるため、配線領域
10を有効活用でき、ひいては半導体基板1の小面積化
を図れるという効果を有する。
【0074】なお、上記実施の形態2においては、第4
ないし第6の共通線23a〜23c、24a〜24c、
28a〜28cを実施の形態1と同様に第2の導電体層
にて形成したものを示したが、第1ないし第3の導電体
層とは異なる層である第4の導電体層にて形成したもの
であっても同様の効果を奏するものである。なお、第4
の導電体層は第3の導電体層上に層間絶縁膜を介して形
成され、アルミニウム金属層(アルミニウム合金層を含
む)によって形成される。第3の導電体層と第4の導電
体層との上下関係は逆であってもよい。
【0075】また、第3の導電体層又は第3及び第4の
導電体層を用いた場合、第1ないし第3の共通線16、
18、20、第4ないし第6の共通線23a〜23c、
24a〜24c、28a〜28c、及び複数のクロック
信号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)
〜27b(s)、27c(1)〜27c(s)は、以下
のような導電体層で形成したものであってもよく、これ
らの例においても、上記した実施の形態2と同様な効果
を奏する。
【0076】態様1.第1の共通線16を第1の導電体
層にて形成する。第2の共通線18を第1の導電体層に
て形成する。第3の共通線20を第1の導電体層にて形
成する。第4の共通線23a〜23cを第2の導電体層
にて形成する。第5の共通線24a〜24cを第2の導
電体層にて形成する。第6の共通線28a〜28cを第
2の導電体層にて形成する。クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成
する。
【0077】態様2.第1の共通線16を第1の導電体
層にて形成する。第2の共通線18を第1の導電体層に
て形成する。第3の共通線20を第1の導電体層にて形
成する。第4の共通線23a〜23cを第2の導電体層
にて形成する。第5の共通線24a〜24cを第2の導
電体層にて形成する。第6の共通線28a〜28cを第
3の導電体層にて形成する。クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成
する。
【0078】態様3.第1の共通線16を第1の導電体
層にて形成する。第2の共通線18を第1の導電体層に
て形成する。第3の共通線20を第1の導電体層にて形
成する。第4の共通線23a〜23cを第4の導電体層
にて形成する。第5の共通線24a〜24cを第4の導
電体層にて形成する。第6の共通線28a〜28cを第
3の導電体層にて形成する。クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成
する。
【0079】態様4.第1の共通線16を第1の導電体
層にて形成する。第2の共通線18を第1の導電体層に
て形成する。第3の共通線20を第4の導電体層にて形
成する。第4の共通線23a〜23cを第4の導電体層
にて形成する。第5の共通線24a〜24cを第2の導
電体層にて形成する。第6の共通線28a〜28cを第
3の導電体層にて形成する。クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成
する。
【0080】態様5.第1の共通線16を第1の導電体
層にて形成する。第2の共通線18を第1の導電体層に
て形成する。第3の共通線20を第4の導電体層にて形
成する。第4の共通線23a〜23cを第2の導電体層
にて形成する。第5の共通線24a〜24cを第2の導
電体層にて形成する。第6の共通線28a〜28cを第
2の導電体層にて形成する。クロック信号供給線27a
(1)〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、
27c(1)〜27c(s)を第3の導電体層にて形成
する。
【0081】上記態様にて示したものにおいて、第3の
共通線20と第4の共通線23a〜23cとを同じ導電
体層にて形成したものは、これら第3の共通線20と第
4の共通線23a〜23cとの電気的接続をコンタクト
ホールを介して行なう必要がなく、直接行なえ、電気的
接続部による抵抗の増大を抑えられる。また、第6の共
通線28a〜28cとクロック信号供給線27a(1)
〜27a(s)、27b(1)〜27b(s)、27c
(1)〜27c(s)とを同じ導電体層にて形成したも
のも、これら第6の共通線28a〜28cとクロック信
号供給線27a(1)〜27a(s)、27b(1)〜
27b(s)、27c(1)〜27c(s)との電気的
接続をコンタクトホールを介して行なう必要がなく、直
接行なえ、電気的接続部による抵抗の増大を抑えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における半導体集積
回路装置に用いられるマスタチップの概略平面図。
【図2】 図1に示した概略平面図における概略部分
拡大図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す回路図。
【図4】 図3に示したプリドライバ15(1)〜1
5(n)、22(1)〜22(n)を示す回路図。
【図5】 図3に示したメインドライバ19(1)〜
19(m)、25(1)〜25(m)を示す回路図。
【図6】 この発明の実施の形態1を示す平面パター
ン図。
【図7】 図6に示した第1のクロックドライバ回路
14のプリドライバ15(1)〜15(n)部分の部分
拡大平面パターン図。
【図8】 図6に示した第1のクロックドライバ回路
14のメインドライバ19(1)〜19(m)部分の部分
拡大平面パターン図。
【図9】 図6に示した第2のクロックドライバ回路
21a〜21cのプリドライバ22a(1)〜22a
(n)〜22c(1)〜22c(n)部分の部分拡大平
面パターン図。
【図10】 図6に示した第2のクロックドライバ回
路21a〜21cのメインドライバ25a(1)〜25
a(m)〜25c(1)〜25c(m)部分の部分拡大平面
パターン図。
【図11】 この発明の実施の形態2を示す平面パター
ン図。
【図12】 図11に示した第3の共通線22a、22
b、22c及びクロック信号供給線21a(1)〜21
a(s)、21b(1)〜21b(s)、21c(1)
〜21c(s)を示す平面パターン図。
【図13】 図11に示した第4ないし第6の共通線2
3a〜23c、24a〜24c、28a〜28cを示す
平面パターン図。
【図14】 従来の半導体集積回路装置を示す平面パタ
ーン図。
【図15】 従来の他の半導体集積回路装置を示す部分
平面パターン図。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 セル領域、4 第1の電極、5
第2の電極、6 N型拡散領域、7 P型拡散領域、8
基本セル、9 マクロセル配置領域、10配線領域、
11 クロック入力ドライバ、12 クロック入力パッ
ド、13クロック入力線、14 第1のクロックドライ
バ回路、15(1)〜15(n)プリドライバ、16
第1の共通線、17 クロック出力線、18 第2の共
通線、19(1)〜19(m) メインドライバ、20
第3の共通線、21a〜21t 第2のクロックドラ
イバ回路、22a(1)〜22a(n)〜22t(1)
〜22t(n) プリドライバ、23a〜23t 第4
の共通線、24a〜24t 第5の共通線、25a
(1)〜25a(m)〜25t(1)〜25t(m)
メインドライバ、26 第2のマクロセル、27a
(1)〜27a(s)〜27t(1)〜27t(s)
クロック信号供給線、28a〜28t 第6の共通線、
31 電源線、32 接地線、46 第1のマクロセ
ル。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面に第1の方向に沿って配置される
    複数のマクロセル配置領域を有する半導体基板と、この
    半導体基板の各マクロセル配置領域上に上記第1の方向
    と直交する第2の方向に沿って配置される複数の電極対
    とを備え、 上記半導体基板の各マクロセル配置領域に、上記第2の
    方向に沿って配置される複数のN型拡散領域と、上記第
    2の方向に沿って配置される複数のP型拡散領域とが上
    記第1の方向に沿って形成され、 上記各電極対は、対応したマクロセル配置領域に形成さ
    れる上記複数のN型拡散領域の隣り合う2つのN型拡散
    領域間に絶縁膜を介して形成される第1の電極と、この
    第1の電極と上記第1の方向に沿って配置されるととも
    に対応したマクロセル配置領域に形成される上記複数の
    P型拡散領域の隣り合う2つのP型拡散領域間に絶縁膜
    を介して形成される第2の電極とからなり、 上記各電極対とその両側に位置する上記N型拡散領域及
    び上記P型拡散領域とによって基本セルを構成し、 上記半導体基板の各マクロセル配置領域に、隣接する所
    定数の上記基本セルによって構成される論理回路となる
    第1のマクロセルが配置されるとともに、 上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域の2以上の
    所定数のマクロセル配置領域それぞれに、隣接する所定
    数の上記基本セルによって構成され、クロック信号を必
    要とする内部回路となる第2のマクロセルが配置される
    ものにおいて、 上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域のうちのい
    ずれか1つのマクロセル配置領域に、それぞれが隣接す
    る所定数の上記基本セルによって構成され、かつ互いに
    所定間隔を有して配置される複数のプリドライバ、及び
    これら複数のプリドライバが配置されるマクロセル配置
    領域に、それぞれが隣接する所定数の上記基本セルによ
    って構成され、かつ互いに所定間隔を有して配置される
    複数のメインドライバとを備える第1のクロックドライ
    バ回路と、 この第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ
    及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置
    領域に沿い、かつ上記第2の方向に沿った直線上に配置
    され、上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリド
    ライバの入力ノードに電気的に接続される第1の共通線
    と、 上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ
    及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置
    領域に沿い、かつ上記第2の方向に沿った直線上に配置
    され、上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリド
    ライバの出力ノード及び複数のメインドライバの入力ノ
    ードに電気的に接続される第2の共通線と、 上記第1のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ
    及び複数のメインドライバが配置されるマクロセル配置
    領域に沿い、かつ上記第2の方向に沿った直線上に配置
    され、上記第1のクロックドライバ回路の複数のメイン
    ドライバの出力ノードに電気的に接続される第3の共通
    線とを備え、 上記半導体基板の複数のマクロセル配置領域は、上記第
    2の方向に複数分割され、 上記各分割された領域に対応して第2のクロックドライ
    バ回路が配置され、 上記各第2のクロックドライバ回路は、 対応した分割領域において、上記半導体基板の複数のマ
    クロセル配置領域の2以上の所定数のマクロセル配置領
    域のそれぞれに、隣接する所定数の上記基本セルによっ
    て構成され、それぞれが同一直線上に配置される複数の
    プリドライバと、 対応した分割領域において、上記半導体基板の複数のマ
    クロセル配置領域の、上記複数のプリドライバが配置さ
    れるマクロセル配置領域以外の2以上の所定数のマクロ
    セル配置領域のそれぞれに、隣接する所定数の上記基本
    セルによって構成され、それぞれが上記複数のプリドラ
    イバが配置される同一直線上に配置される複数のメイン
    ドライバとを備え、 上記各分割された領域に対応して、対応した分割領域に
    配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプ
    リドライバ及び複数のメインドライバ上に位置する上記
    第1の方向に沿った直線上に配置されるとともに、対応
    した分割領域に配置される上記第2のクロックドライバ
    回路の複数のプリドライバの入力ノードに電気的に接続
    されるとともに、上記第3の共通線に電気的に接続され
    る第4の共通線と、対応した分割領域に配置される上記
    第2のクロックドライバ回路の複数のプリドライバ及び
    複数のメインドライバ上に位置する上記第1の方向に沿
    った直線上に配置されるとともに、対応した分割領域に
    配置される上記第2のクロックドライバ回路の複数のプ
    リドライバの出力ノード及び対応した分割領域に配置さ
    れる上記第2のクロックドライバ回路の複数のメインド
    ライバの入力ノードに電気的に接続される第5の共通線
    と、対応した分割領域に配置される上記第2のクロック
    ドライバ回路の複数のプリドライバ及び複数のメインド
    ライバ上に位置する上記第1の方向に沿った直線上に配
    置されるとともに、対応した分割領域に配置される上記
    第2のクロックドライバ回路の複数のメインドライバの
    出力ノードに電気的に接続される第6の共通線と、上記
    第2のマクロセルがそれぞれ配置される上記複数のマク
    ロセル配置領域それぞれに対応して上記第2の方向に沿
    った直線上に配置され、上記第6の共通線に電気的に接
    続されるとともに対応したマクロセル配置領域に配置さ
    れた第2のマクロセルである内部回路のクロック入力ノ
    ードが電気的に接続される複数のクロック信号供給線と
    を設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のクロックドライバ回路が配置
    されるマクロセル配置領域は、上記第1の方向の中央部
    に位置するマクロセル配置領域であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記第3の共通線と上記第4の共通線の
    電気的接続は、それら共通線の交差部にて電気的に接続
    されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半
    導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記半導体基板の一主面に形成され、上
    記半導体基板の一主面上に形成されたクロック入力パッ
    ドにクロック入力線を介して入力ノードが電気的に接続
    され、出力ノードが上記第1の共通線に電気的に接続さ
    れるクロック入力ドライバを、さらに備えていることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 上記クロック入力ドライバは、上記第1
    のクロックドライバ回路が配置されるマクロセル配置領
    域に配置されていることを特徴とする請求項4記載の半
    導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 上記各第4ないし第6の共通線は、対応
    した分割領域における第2の方向の中央部に配置され、 上記各分割領域に配置される複数のクロック信号供給線
    は、その中央部にて対応した分割領域に配置される上記
    第6の共通線に電気的に接続されていることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の半導体集
    積回路装置。
  7. 【請求項7】 上記各分割領域それぞれに対応して、電
    源電位が印加される電源線と、この電源線に隣接しかつ
    平行に配置され、接地電位とされる接地線とからなる少
    なくとも一つの電源線対が上記半導体基板の一主面上に
    上記第1の方向に沿って直線上に配置され、 上記各分割領域に配置される上記複数のプリドライバ及
    び上記複数のメインドライバは、対応した分割領域に配
    置される一つの電源線対の電源線と接地線との間に配置
    されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れかに記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 上記第1のマクロセルとなる論理回路内
    及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並び
    に上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回
    路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体
    層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第
    1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導
    電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成さ
    れ、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少
    なくとも一方の配線にて構成され、 上記第1ないし第3の共通線は上記第1の導電体層にて
    形成され、 上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層に
    て形成され、 上記各複数のクロック信号供給線は上記第1の導電体層
    にて形成されていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 上記第1のマクロセルとなる論理回路内
    及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並び
    に上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部回
    路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電体
    層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される第
    1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の導
    電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成さ
    れ、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少
    なくとも一方の配線にて構成され、 上記第1ないし第3の共通線は上記第1及び第2の導電
    体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第
    3の導電体層にて形成され、 上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層若
    しくは上記第1ないし第3の導電体層とは異なる層で、
    かつ上記電極対上に形成される第4の導電体層にて形成
    され、 上記各複数のクロック信号供給線は上記第3の導電体層
    にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれ
    ぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいず
    れかに記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 上記第1のマクロセルとなる論理回路
    内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並
    びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部
    回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電
    体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される
    第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の
    導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成さ
    れ、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少
    なくとも一方の配線にて構成され、 上記第1ないし第3の共通線は上記第1の導電体層にて
    形成され、 上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層に
    て形成され、 上記各複数のクロック信号供給線は上記第1及び第2の
    導電体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成され
    る第3の導電体層にて形成され、上記各複数のクロック
    信号供給線のそれぞれは対応したマクロセル配置領域の
    直上部に配置されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 上記第1のマクロセルとなる論理回路
    内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並
    びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部
    回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電
    体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される
    第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の
    導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成さ
    れ、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少
    なくとも一方の配線にて構成され、 上記各第6の共通線は上記第1及び第2の導電体層とは
    異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電
    体層にて形成され、 上記各第4及び第5の共通線は上記第2の導電体層若し
    くは上記第1ないし第3の導電体層とは異なる層で、か
    つ上記電極対上に形成される第4の導電体層にて形成さ
    れ、 上記各複数のクロック信号供給線は上記第3の導電体層
    にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれ
    ぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいず
    れかに記載の半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 上記第1ないし第3の共通線は上記第
    1の導電体層にて形成されていることを特徴とする請求
    項11記載の半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 上記第1のマクロセルとなる論理回路
    内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並
    びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部
    回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電
    体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される
    第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の
    導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成さ
    れ、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少
    なくとも一方の配線にて構成され、 上記第1及び第2の共通線は上記第1の導電体層にて形
    成され、 上記第3及び各第4の共通線は上記第1及び第2の導電
    体層とは異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第
    3の導電体層にて形成され、 上記各第5の共通線は上記第2の導電体層にて形成さ
    れ、 上記各第6の共通線は上記第1ないし第3の導電体層と
    は異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第4の導
    電体層にて形成され、 上記各複数のクロック信号供給線は上記第4の導電体層
    にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれ
    ぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいず
    れかに記載の半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 上記第1のマクロセルとなる論理回路
    内及び上記第2のマクロセルとなる内部回路内の配線並
    びに上記論理回路間の配線及び上記論理回路と上記内部
    回路間の配線は、上記電極対上に形成される第1の導電
    体層にて形成され、上記第2の方向に沿って配置される
    第1の配線、又は上記電極対上に形成される上記第1の
    導電体層とは異なる層である第2の導電体層にて形成さ
    れ、上記第1の方向に沿って配置される第2の配線の少
    なくとも一方の配線にて構成され、 上記第1及び第2の共通線は上記第1の導電体層にて形
    成され、 上記第3の共通線は、上記第1及び第2の導電体層とは
    異なる層で、かつ上記電極対上に形成される第3の導電
    体層にて形成され、上記第1のクロックドライバ回路が
    配置されるマクロセル配置領域の直上部に配置され、 上記各第4ないし第6の共通線は上記第2の導電体層に
    て形成され、 上記各複数のクロック信号供給線は上記第3の導電体層
    にて形成され、上記各複数のクロック信号供給線のそれ
    ぞれは対応したマクロセル配置領域の直上部に配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいず
    れかに記載の半導体集積回路装置。
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