JP3404716B2 - 耐熱性が向上し、かつ、プライマーエクステンションの長さと効率が向上したdnaポリメラーゼ - Google Patents
耐熱性が向上し、かつ、プライマーエクステンションの長さと効率が向上したdnaポリメラーゼInfo
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- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6844—Nucleic acid amplification reactions
- C12Q1/686—Polymerase chain reaction [PCR]
Description
ーゼに、より詳細には、Thermus aquati
cus及びThermus flavusDNAポリメ
ラーゼの新規の突然変異であって現在知られるあらゆる
形のこれらの酵素よりも向上した耐熱性(熱安定性)を
呈するものに関するものである。また、この発明は、こ
のようなDNAポリメラーゼをコード化する組換えDN
A配列と、これら組換えDNA配列の発現に適したベク
タープラスミド及び宿主細胞とに関するものである。さ
らに、この発明は、本願発明のDNAポリメラーゼ及び
他のDNAポリメラーゼの新規の配合(formula
tion)に関するものである。この酵素配合は、非常
に長くかつ信頼性の高い生成物のPCR(ポリメラーゼ
連鎖反応)による増幅に対して効果的に触媒作用を及ぼ
すことが出来る。
icusから得られるDNAポリメラーゼ(TaqDN
Aポリメラーゼ)は、耐熱性であるため、DNAの増
幅、DNA配列決定及び関連するDNAプライマーエク
ステンション技術において、かなり有用であることが立
証されている。ここで、耐熱性であるとは、不可逆的に
変性せずに長時間95℃に達する温度に耐えうる能力、
及びDNAを高温(60〜75℃)で重合(polym
erize)する能力を備えていることと定義する。
ol.Chem. 264:6427(1989年)に
記載された、GenBank受入番号J04639の、
DNA及びアミノ酸配列は、遺伝子コード化Therm
us aquaticusDNAポリメラーゼ及び酵素
Thermus aquaticusDNAポリメラー
ゼを、本願でそれらの用語を使用しているように定義し
ている。
flavusにより発現する、非常によく似たDNA
ポリメラーゼ(TflDNAポリメラーゼ)は、アクメ
チヤノフ(Akhmetzjanov, A.A.)氏
及びヴァクヒトフ(Vakhitov,V.A.)氏、
Nucleic Acids Research 2
0:5839(1992年)に記載された、GenBa
nk受入番号X66105の、DNA及びアミノ酸配列
により定義されている。これらの酵素も、耐熱性であ
る、Thermus thermophilusDNA
ポリメラーゼをも含む1種のDNAポリメラーゼ族を表
している。これらの酵素には、E.coliDNAポリ
メラーゼI、及びファージT7、T3、及びT4DNA
ポリメラーゼ等のDNAポリメラーゼにおける校正(e
ditting)を行う目的に対して有効であるような
3’−エキソヌクレアーゼ活性が欠けている。
る米国特許第4889818号には、野生型(ここでは
WTの略号を用いる)の自然のThermus aqu
aticusDNAポリメラーゼが記載されている。ゲ
ルファンド氏他による米国特許第5079352号に
は、Thermus aquaticusDNAポリメ
ラーゼのN−末端289アミノ酸が消去されたTher
mus aquaticusDNAポリメラーゼの突然
変異タンパク質(mutein)をコード化する組換え
DNA配列(米国特許第5079352号のクレーム
3、商品名Stoffel Fragment、ここで
はSTの略号を用いる)と、Thermusaquat
icusDNAポリメラーゼのN−末端3アミノ酸が消
去されたThermus aquaticusDNAポ
リメラーゼの突然変異タンパク質をコード化する組換え
DNA配列(米国特許第5079352号のクレーム
4、商標名AmpliTaq、ここではATの略号を用
いる)とが記載されている。これらの突然変異タンパク
質はDNAポリメラーゼの検定において「十分に活性」
であることがゲルファンド氏他により報告されている
が、その最大耐熱性に関するデータは示されていない。
s aquaticusDNAポリメラーゼの他の酵素
活性の突然変異タンパク質誘導体の開発については、何
らかの特殊な修飾がこのタンパク質の構造的及び機能的
特性に対して及ぼす影響を予測できないため進んでいな
い。発現を行うためにDNA及び酵素を修飾する場合に
は、折り畳みパタン(folding patter
n)及び臨界結合(critical bondin
g)の起こりうる分裂(potential disr
uption)を含む多くの因子を考慮しなくてはなら
ない。高温Thermus aquaticusDNA
ポリメラーゼのN−末端欠失突然変異タンパク質の発生
に関する重大な問題として、高温度範囲において新しい
タンパク質のアミノ末端が著しく不秩序となり、そのた
めにタンパク質の(1又は複数の)触媒領域との好まし
くない相互作用が生じて変性が起こるという予測があ
る。
が損なわれずに残っていると思われる幾つかの欠失体
(deletion)が構成されたが、これらの欠失体
はいずれも99℃もの高温度における耐熱性を持たな
い。Thermus aquaticusDNAポリメ
ラーゼは、他のDNAポリメラーゼが呈するよりもずっ
と高い温度での顕著な耐熱性を示すが、95〜97℃よ
りも高い温度にさらされると酵素活性を失う。更に、そ
の72℃(DNA合成を行うに好ましい温度)における
忠実度(fidelity)は、約1/9000bpの
有効エラー率に限定される。
uaticusDNAポリメラーゼの突然変異タンパク
質ST(N−末端289a.a.欠失を有するもの)は
ATよりもずっと安定であるが、PCRサイクルの変性
段階期間中に、98℃にサイクルするとSTが呈する活
性は非常に低下し、99℃にサイクルすると活性があっ
たとしてもさらに小さなものとなる。
NAスパンの増幅は、触媒用に耐熱性TaqDNAポリ
メラーゼが導入されて以来遺伝分析の重要な手法として
普及した。PCRの先行技術の方法には、最終生成物の
忠実度と増幅することができる生成物スパンのサイズと
いう2つの制限要素がある。忠実度の問題は、突然変異
/bp/サイクルを約10-4から約10-5に減少させる
ことが明らかである一体型(integral)3’−
(校正)エキソヌクレアーゼを与えるPfu(Pyro
coccus furiosus)DNAポリメラーゼ
をTaqDNAポリメラーゼの代わりに使うことによっ
て部分的に処理されている。
entaq−278(Klentaq1としても知られ
ている)(TaqDNAポリメラーゼのN−末端欠失
体、WMB未公開)又はAmpliTaq(無欠損(f
ull−length)TaqDNAポリメラーゼ、参
考文献3)が容易に増幅できる1.5〜2kbのサイズ
の範囲の所定のDNA配列を増幅することができず、ま
た、Pfuは、あらゆる形体のTaqDNAポリメラー
ゼと同様にしか5〜7kbを超えるDNA生成物スパン
を増幅することが出来ない(即ち増幅不可能である)と
いうことが分かっている。
末端切断変異体Klentaq−278、Klenta
q5及びStoffel Fragmentについて、
標的のスパンの長さが5〜6kbを超えると、PCR増
幅が急速に効果を失ったり、存在しなくなったりするこ
とが明らかである。このことは、各サイクルの伸長(エ
クステンション)ステップ期間に30分が費やされても
起こった。
10kbの標的の長さでの増幅及び15kbのものでの
増幅の報告が幾つかあるが、殆どの一般利用は5kbの
ものに限定されている。
lytical Biochem.202:46−49
(1992年))によれば、未公開の生物源の酵素
(「Hot Tub」DNAポリメラーゼとして市販さ
れている)を利用した、10kbよりも大きい、即ち、
10.9kb及び15.6kbの生成物のPCR増幅が
報告されている。カインツェ氏他は、反応容量100u
lにつき1ngのλDNA鋳型で開始して30サイクル
後、15.6kbにかろうじて見えるバンドを得たこと
を報告している。この増幅効率の量的な計算は示されて
いないが、増幅効率は比較的低かったことが示されてい
る。カインツェ氏他によるWTThermus aqu
aticusDNAポリメラーゼを10〜15kbのサ
イズ範囲で機能させるという試みは成功ではなかった
し、他の誰かによってもこのサイズ範囲のThermu
s aquaticusDNAポリメラーゼのいずれか
の形体に関する成功の結果は報告されていない。PCR
により増幅可能な長いDNA生成物についての報告は全
く無いのである。
NAポリメラーゼが存在すれば、「コロニーPCR」
(図5参照)を含む幾つかの状況においてより効率的で
便利なDNA分析を行うことが出来、及び/又は、酵素
活性の不活化なしに熱サイクラー(cycler)のオ
ーバーシュートを許容することができるであろう。合成
に最適な温度に於けるAT又はWTThermus a
quaticusDNAポリメラーゼに対する忠実度を
向上させた耐熱性DNAポリメラーゼ又はDNAポリメ
ラーゼ配合は、標的及び生成物のDNAが単に検出され
るのではなくこれを発現させる使用分野において非常に
望ましいものである。
幅を行うことが出来るDNAポリメラーゼ配合は、PC
Rの使用分野の範囲を大きく広げるものとなろう。例え
ば、全プラスミド及び全プラスミドのサイズの構成体
は、問題とするDNAの一部がE.coliに導入され
るとき毒性であったり、プラスミド複製と両立しない場
合に特に有用なこの方法で調製することができる。同時
にこの耐熱性DNAポリメラーゼの調製によってPCR
増幅に対して忠実度が増加するならば、その結果得られ
る大きな生成物は非常に正確、活性であり、及び/また
は研究および種々の利用において、特に、増幅された配
列の発現に関する状況において有用なものとなろう。さ
らに、この耐熱性DNAポリメラーゼの調製によって非
常に高い濃度の収率の純生成物が得られるならば、この
ことによって、PCRの方法を、所望のDNAフラグメ
ントを大量に生成する手法として、プラスミド複製に換
えてより効率的に使用するところまで向上させることが
できるであろう。
つかの目的のうち、有意味的に99℃の温度に繰り返し
さらしても耐えることが出来るDNAポリメラーゼを提
供すること、標準的なThermus aquatic
usDNAポリメラーゼ伸長反応温度において利用する
際にThermus aquaticusDNAポリメ
ラーゼよりも高い忠実度を呈する高耐熱性DNAポリメ
ラーゼを提供すること、DNA鋳型からの及びDNAの
E.coli一本鎖(線形)増幅の単コロニーからのP
CR増幅技術、核酸の配列決定、DNA制限消化フィリ
ング(digest filling)、DNAの標識
化、in vivoフットプリント法(footpri
nting)、及びプライマー指向性(primer−
directed)突然変異誘発に有用であるようなD
NAポリメラーゼの提供について述べる。この発明のさ
らに別の目的には、上記DNAポリメラーゼの発現用の
組換えDNA配列、ベクター及び宿主細胞の提供があ
る。
ィ、特異性及び効率性をあまり犠牲にすることなく、特
に先行技術のDNAポリメラーゼに比べて、かつ、いか
なる標的の長さについてもPCRプロセスにより生じる
突然変異原性を減少させ、PCRの標的フラグメントの
収率をできるだけ高くすると同時にPCR生成物バンド
の強度と鮮鋭度を高める、少なくとも35キロベースま
での長さを含む、従来の配合で可能なものよりも長い長
さをもつプライマーエクステンション生成物に効率的に
触媒作用を及ぼすことができるDNAポリメラーゼの配
合の提供と、より長い長さの核酸配列を信頼性を持って
合成するために利用され、かつ、プライマーとしてPC
R生成物を効果的に利用することが出来るPCRによる
増幅のための改良型プロセスの提供がある。
は、WTThermus aquaticusのN−末
端280アミノ酸残基あるいはThermus fla
vusDNAポリメラーゼのN−末端279アミノ酸を
除いて、実質的にThermus aquaticus
又はThermus flavusDNAポリメラーゼ
と同じアミノ酸配列からなるアミノ酸配列を有するDN
Aポリメラーゼをコード化する新規の組換えDNA配列
に関するものである。
s aquaticus又はThermus flav
usDNAポリメラーゼのアミノ酸配列と実質的に同じ
であるが、Thermus aquaticusDNA
ポリメラーゼのN−末端280アミノ酸残基あるいはT
hermus flavusDNAポリメラーゼのN−
末端279アミノ酸が欠けたものからなるアミノ酸配列
を有するDNAポリメラーゼに関するものである。
−エキソヌクレアーゼ活性を持たない少なくとも1つの
耐熱性DNAポリメラーゼからなる主成分と、3’−
(校正)エキソヌクレアーゼ活性を呈する少なくとも1
つの耐熱性DNAポリメラーゼからなる少量成分とを含
む耐熱性DNAポリメラーゼの新規の配合に関係してい
る。
3’−エキソヌクレアーゼ活性を呈しかつ温度サイクル
型ポリメラーゼ連鎖反応に触媒作用を及ぼすことが出来
る少なくとも1つのDNAポリメラーゼを含むDNAポ
リメラーゼの配合であって、この少なくとも1つのDN
Aポリメラーゼの3’−エキソヌクレアーゼ活性が、そ
の野生型形体における少なくとも1つのDNAポリメラ
ーゼの3’−エキソヌクレアーゼ活性の約0.2%〜7
%の範囲にまで低減された配合に関するものである。
ポリメラーゼの配合が提供されている。E1は有意味的
な3’−エキソヌクレアーゼ活性を全く持たない1つ又
はそれ以上のDNAポリメラーゼであり、E2は有意味
的な3’−エキソヌクレアーゼ活性を呈する1つ又はそ
れ以上のDNAポリメラーゼである。この与えられた混
合物については、E1のE2に対する相対DNAポリメ
ラーゼ単位比が少なくとも約4:1である。
ポリメラーゼを配合することを含む、PCRによる核酸
配列の増幅を行うためのプロセスにおける改良に関する
ものである。これにより生じた配合は、PCRプロセス
中のプライマーエクステンションに触媒作用を及ぼすた
めに使用されるものであり、従って、効率的なPCR増
幅に使用できるサイズの範囲を拡大するものである。
ラーゼは、通常、5’−エキソヌクレアーゼ、3’−エ
キソヌクレアーゼDNAポリメラーゼのN−末端からC
−末端までの物理的順序において、酵素活性の3つまで
の識別可能及び分離可能領域から構成される。TaqD
NAポリメラーゼは、3’−エキソヌクレアーゼを全く
有していなかったものであるが、この発明の最初の部分
は、その5’−エキソヌクレアーゼの欠失に関するもの
である。
たDNAポリメラーゼは、5’−エキソヌクレアーゼを
有していないが、それらの3’−エキソヌクレアーゼ機
能は、DNAポリメラーゼE1(有意味的な3’−エキ
ソヌクレアーゼを持たないもの)及びE2(3’−エキ
ソヌクレアーゼを有するもの)の混合物に関するこの発
明の特徴について中核をなすものである。5’−エキソ
ヌクレアーゼの存在がこれらの混合物のE1またはE2
のいずれにおいてもこの発明の主要な利点にとって不可
欠であることは示されていない。他の目的及び特徴につ
いては、一部は明らかであり、一部は以下に示す。
する。略号 bp = 塩基対 kb = キロベース、1000塩基対 nt = ヌクレオチド BME = ベータ−メルカプトエタノール PPi = ピロリン酸ナトリウム Pfu = Pyrococcus furiosus Taq = Thermus aquaticus Tfl = Thermus flavus Tli = Thermococcus litora
lis Klentaq−nnn= コドンnnn+1で開始さ
れる、N−末端が欠失したThermus aquat
icusDNAポリメラーゼ。但し、開始コドン及びそ
の次のコドンは適当な制限サイト(site)を生成す
るためのDNA配列の改変のためWT配列に適合しない
場合がある。 WT = 野生型(無欠損)または3aaのみ欠失。 aa = アミノ酸 ST = Stoffel fragment、Kl
entaq−288と呼ばれることもあるThermu
s aquaticusDNAポリメラーゼのN−末端
欠失体 −LA = Long and Accurate;少
なくとも1つは有意味的な3’−エキソヌクレアーゼ活
性を持たず、少なくとも1つは有意味的な3’−エキソ
ヌクレアーゼ活性を呈する2つのDNAポリメラーゼの
不均衡な混合物 PCR =(名詞) 1. ポリメラーゼ連鎖反応 2. 1つの上記反応/増幅実験 (動詞) 3. ポリメラーゼ連鎖反応を介して増幅すること ul = マイクロリッター ATCC = アメリカン・タイプ・カルチャー・コレ
クション(American Type Cultur
e Collection) メガプライマー(Megaprimer) = 複数ス
テップ処理の後続PCR段階においてプライマーとして
使用される二本鎖DNA・PCR生成物 Deep Vent = Pyrococcus種GB
−DからのDNAポリメラーゼ; 精製酵素はNew
England Biolabs社から入手できる。 Deep Vent exo- = 3’(校正)−エ
キソヌクレアーゼを持たない、Deep VentDN
Aポリメラーゼの突然変異体形体 Vent = Thermococcus litor
alisからのDNAポリメラーゼ; 精製酵素はNe
w England Biolabs社から入手でき
る。 Vent exo- = 3’(校正)−エキソヌクレ
アーゼを持たない、VentDNAポリメラーゼの突然
変異体形体 Pfu = 3’(校正)−エキソヌクレアーゼを持た
ない、Pyrococcus furiosusからの
DNAポリメラーゼ; 精製酵素はStratagen
e Cloning Systems社から入手でき
る。 Pfu exo- = PfuDNAポリメラーゼの突
然変異体形体; 精製酵素はStratagene C
loning Systems社から入手できる。 シークエナーゼ(Sequenase) = ファージ
T7又はT3DNAポリメラーゼの、化学的に修飾され
た、あるいは、突然変異した形体であって、その修飾あ
るいは突然変異によって3’−エキソヌクレアーゼ活性
が消失したものである。
と、図1は、この発明のDNAポリメラーゼの推奨実施
例に関する遺伝子の増幅に使用できるプライマーのヌク
レオチド配列を示す図である。(プライマー間の)遺伝
子に対するDNA配列及び結果として得られる酵素のア
ミノ酸配列のバルク部分は、上記したGenBank登
録によって定義されている。
チド配列を示す図であり、これらの同じプライマーがT
hermus flavusからの類似する遺伝子の増
幅に使用できることが示されている。図3は、従来技術
の酵素Thermus aquaticusDNAポリ
メラーゼ(AmpliTaq;AT)及びこの発明の推
奨実施例のDNAポリメラーゼを使用して行い、20サ
イクルに対して各々2分間完全に持続させるピーク変性
温度を変えて試験したPCR増幅反応を示すアガロース
ゲルの写真である。この発明の推奨実施例については、
98°において完全な活性を呈しており、99°におい
ては不完全ではあるが有用な活性を呈している。一方A
Tはこれらの温度に耐えられない。図3は、本願発明の
酵素が、実地試験即ちPCR増幅において、ATよりも
高い耐熱性を有することを明示している。
R増幅反応を示すアガロースゲルの写真である。4つの
酵素とは、先行技術の酵素Thermus aquat
icusDNAポリメラーゼ(AmpliTaq;A
T)、この発明のDNAポリメラーゼ(KlenTaq
−278)、先行技術の酵素AmpliTaq Sto
ffel Fragment(ST)、及びKlenT
aq−291である。これら全てを、PCR変性ステッ
プを95℃(制御標準温度)及び98℃で行って試験し
た。全てについて、酵素のレベルを2つにして試験し
た。低い方のレベルは、制御温度での反応を維持するた
めに必要な最小値に、実際に使用できる程度まで近づけ
ている。
は、98℃にて使用した際、同様に挙動し、全部ではな
いが殆どの活性を失うが、KlenTaq−278は高
い変性温度の使用に対して少なくとも2倍の耐性がある
ことに注意されたい。ATは98℃の温度にさらされる
と有効性が激烈に低減することがわかる。これらの酵素
の挙動は、STを除いて再現できる。STは、提示した
実験においては最もよい結果を示すが、製造者により推
奨された量を使用した場合の作用はそれよりも劣る。
ようにされた98℃の新しい実施可能温度と95℃の標
準ピーク変性温度とで比較して行われたコロニーPCR
の生成物のアガロースゲル分析の写真である。図5によ
って、新しく実施可能となったピーク変性温度を使用す
るについての応用的な利点が明示されている。
験したPCR実験の一部がローディングされたアガロー
スゲルの3枚の写真である。図6および図14は、この
発明の推奨実施例の酵素配合を様々に変えることによっ
て得られる高DNAスパンPCRの効率が大幅に増大す
ることを明示している。KlenTaq−278あるい
はPfuDNAポリメラーゼを単独で使用すると、6.
6kbPCR生成物形成に及ぼす触媒作用が低レベルで
あることが示されているが、これら2つを種々に組み合
わせると、非常に効率が増大することがわかる。Kle
nTaq−278と組み合わせるPfuの量を徐々に少
なくして図示の最小値1/640まで低減すると、効果
的であることがわかる。図示したもののうち、Klen
Taq−278及びPfuの組合せのみが6.6kbの
効率的な増幅に触媒作用を及ぼすことが出来る。100
ulに対して表示レベルの各酵素(単位濃度について
は、例8の方法を参照)を使用して、19ngのλpl
ac5DNA及びプライマーMBL及びMBRで鋳型処
理(template)されたPCR反応に触媒作用を
与えた。94°で2分、60°で2分、72°で10分
の20サイクルである。
グメントの増幅に触媒作用を及ぼす場合において、PC
R実験の生成物を分析してこの発明の実施例の性能を調
査したアガロースゲルの写真である。図7は、この発明
の酵素配合の比率1/640の実施例を利用した場合、
8.4kb、12.5kb、15kb及び18kbの増
幅能力に高い効率性と高い収率が付与されていることを
示している。標的生成物のサイズは、各レーンに対しk
bとして上記に表示している。100ulに対する鋳型
のレベルは、ngλとして示されている。即ち、PCR
は、各々、94°で2秒、70°で11分の20又は3
0サイクルである。これらの早期の増幅は、現在の最適
手法(例8の方法を参照)に比べて幾つかの点で、最適
とは言えないものであった。従って、薄壁の管ではなく
厚い壁の管を使用し、触媒として1ulのKlenta
qLA−64(63:1のKlentaq−278:P
fu)をKlentaqLA−16の代わりに使用し、
27mer(27量体)のプライマーを長いプライマー
の代わりに使用し(表1参照)、伸長/アニーリング温
度を68°ではなく70°にし、オムニゲン(Omni
gene)熱サイクラーを使用した。
のThermus aquaticusDNAポリメラ
ーゼによってPCR生成物であるlacZ遺伝子に導入
された突然変異の数とKlentaq−278によって
導入された突然変異の数とを比較して、差を計数してい
る棒グラフである。
ライマーBtV5と対にされた384bpメガプライマ
ー(二本鎖PCR生成物)を用いて行われたPCR増幅
を示すアガロースゲルの写真である。100ulの反応
容量に対して、以下の酵素(単位濃度については例8の
方法を参照)を使用して増幅に対して触媒作用を与え
た。レーン1、1ulのPfuDNAポリメラーゼ;レ
ーン2、1/16ulのPfu;レーン3、1ulのK
lentaq−278;レーン4、両酵素を同時使用
(1ulのKlentaq−278+1/16ulのP
fu)。ゲルの底部付近の384bpのバンドはメガプ
ライマーであり、最初にKlentaq−278を使用
して増幅されたものである。λH3=HindIIIで
消化されたラムダDNA。2つの酵素の組合せ(レーン
4)によってのみ良好な増幅が得られた。Pfuのかわ
りにVentDNAポリメラーゼを使用した場合も同じ
結果が得られた(データは示していない)。
りも良好な結果を得られることを示すアガロースゲルの
写真である。27merプライマー(レーン1〜3、7
〜9)又は33merプライマー(レーン4〜6、10
〜12)を使用して、100ulの反応容量に対して、
2ng(レーン1〜6)または10ng(レーン7〜1
2)のラムダ導入ファージ鋳型を増幅した。33mer
ラムダプライマー配列は、長いだけでなく、ラムダゲノ
ムにおいて、プライマーMBLの左側に100bpで、
また、プライマーMBRの右側に200bpで配置され
ている。1.2、1.4及び1.6ulの量のKlen
taqLA−16を使用して、12.5、15及び18
kbのそれぞれの増幅に触媒作用を与えた。15ulの
アリコート(0.3又は1.5ngのλ鋳型と等価)を
0.8%のアガロースの電気泳動で分析した。
ま使用)及び熱サイクラー(オムニゲン)に関して最適
次善の条件下でKlentaqLA−16(1.2u
l)によって増幅された高PCR生成物のCHEFパル
スフィールド分析(参考文献11、4秒の切換時間)を
示すアガロースゲルの写真である。開始鋳型(表1参
照)は0.1ng/ulであり、各サイクルにおける6
8°での時間は、20kbを超える生成物については2
1分、レーン4及び5については13分、及びレーン1
1〜14については11分であった。ローディングされ
たPCR反応生成物の体積は、ほぼ等しい強度を示すよ
うに調整されており、ul単位で12、12、4、2;
10、10、10;2、2、4、1である。標準のサイ
ズのレーン(S)は、λDNAのHindIII消化物
と混合された無欠損λplac5DNA(48645b
p)を示している。表1については、5桁のサイズが、
λplac5DNAの配列についてプライマーの位置か
ら予測された塩基対で示されており、小数点の付いたサ
イズは、このゲルから求めたkbで示されている。
消化が行われていない(レーン2、3)及び消化が行わ
れた(レーン5、6)28kbと35kbの生成物を示
すアガロースゲルの写真である。HindIII消化の
前に、28kb生成物は1サイクルにつき21分の伸長
時間で、及び、35kb生成物は24分の伸長時間で増
幅され、かつ、双方ともに最適なpH(例8の方法を参
照)にてロボサイクラー(Robocycler)で増
幅された。レーンS(1、4、7)は、未消化のλpl
ac5及びHindIII消化がなされたλplac5
DNAのマーカーを含んでいる。
試験結果を示すアガロースゲルの写真である。30単位
(0.7ug)のKlentaq−278を単独で用い
て(レーン1、7)、また、これを古細菌Pfu野生型
exo+ DNAポリメラーゼ(+;レーン2、3)又は
その3’−エキソヌクレアーゼ活性を持たない突然変異
体(−;レーン4、5)の非常に少量の混合物(1/1
6ul又は1/64ul、1/6又は1/25単位と等
価)と組み合わせて、8.4kbのPCR増幅を行っ
た。レーン6は、1ul(2.5単位)の単独のPfu
DNAポリメラーゼ(wt、exo+ ) が使用された場
合の結果である。
メラーゼ(ここではKlentaq−278と称する)
をコード化する組換えDNA配列のPCRによる増幅に
ついてのプライマーと論理が示されている。図1に示す
ように、開始メチオニン及びグリシン残基が、Klen
taq−278の最初の2つのN−末端位置を占めてい
るが、それは、その前にWTThermus aqua
ticusDNAポリメラーゼの残基278及び280
が占めていた位置である。そのあとに、ローヤー氏他の
記載のように、位置281のアミノ酸残基から始まっ
て、野生型Thermus aquaticusDNA
ポリメラーゼのアミノ酸配列が続いている。そのため、
Thermus aquaticusDNAポリメラー
ゼの1から280のアミノ酸残基をコード化するコドン
が欠失しており、1〜280のアミノ酸は、結果として
得られる遺伝子生成物中に存在しない。
ラーゼを図2に示す。この推奨実施例では、上記したと
同じ欠失突然変異が、非常に類似した酵素Thermu
sflavusDNAポリメラーゼに生じている。アミ
ノ酸配列を実質的に上記したように保持し、かつ、ポリ
メラーゼの耐熱性にあまり影響しない、ここに記載する
アミノ酸配列に対するDNAコード化又はアミノ酸配列
になされる些細な改変は、この発明の範囲内に含まれる
ことを理解されたい。
aq−278が、それ以前のThermus aqua
ticusDNAポリメラーゼのあらゆる変異型に関し
て報告された温度よりも高い温度において耐熱性を呈
し、DNA合成に適した72℃の温度で使用する場合
に、最終的なPCR生成物において、WTThermu
saquaticusDNAポリメラーゼよりも高い忠
実度を示すことは驚くべきことである。さらに、Kle
ntaq−278には(N−末端欠失の結果として除去
された)Thermus aquaticusDNAポ
リメラーゼに関連する5’−エキソヌクレアーゼ活性が
ないため、Klentaq−278はDNA配列決定に
ついて野生型Thermus aquaticusDN
Aポリメラーゼに比して非常に優れたものである。突然
変異誘発の結果及びミスマッチ化プライマーの調査によ
って、Klentaq−278が、野生型Thermu
saquaticusDNAポリメラーゼよりも進行的
でなく、誤対合した塩基を伸長させにくいことが分か
る。
Fragment(ST、別名称Klentaq−2
88)及びKlentaq−291について耐熱性試験
を行った。行った試験は、97℃、98℃又は99℃等
のピーク試験温度において各々完全に2分を有する20
PCRサイクルを含んでおり、得られる増幅バンドの強
度を97℃で又は95℃等の低い制御変性温度(この温
度では、これら全ての変異型が安定である)で2分間の
ものと比較する。これらのデータは、STとKlent
aq−291が同様の挙動を示し、これらの試験におい
て98℃で検出可能な熱不安定性を殆ど呈することのな
かったKlentaq−278とは異なって、互いに同
様の98℃での不安定性を有していることを示してい
る。これらのデータによれば、N−末端アミノ酸の数は
この発明のDNAポリメラーゼが呈する耐熱性の増強に
とって重要であることがわかる。欠失ST及びKlen
taq−291が、この発明のKlentaq−278
が示す最適の安定性に対して過剰のアミノ酸(10過剰
及び13過剰)を除去したクラスであることは明らかで
ある。
ることがある(及びThermusaquaticus
であることもある、ATCCのカタログ参照)細菌から
得たDNAポリメラーゼは、WTThermus aq
uaticusDNAポリメラーゼに対して非常に相同
である。ここで検討する欠失の領域においては、酵素及
び遺伝子が正確に相同であり、類似の欠失が構成された
場合、対のST、Klentaq−291及び優れてい
るKlentaq−278の違いはそのままとなると思
われる。実際に、図2のプライマーをThermus
flavusDNAに使用して、Klentaq−27
8の構成及び単離のために正確にここで記載する態様で
KlenTfl−277を構成することができよう。T
hermus flavusDNAポリメラーゼ−27
7酵素及び同様の耐熱性を呈するその改変体もこの発明
の範囲内である。
uaticus又はThermusflavusDNA
ポリメラーゼのアミノ酸配列からなるDNAポリメラー
ゼをコード化する組換えDNA配列を含むベクターを特
徴として有する。但し、これがN−末端にメチオニン及
びグリシン残基を付加すること及び野生型Thermu
s aquaticusDNAポリメラーゼのN−末端
280アミノ酸を排除すること(ローヤー氏他、上記参
照)を除く。
第69244号として供託されたプラスミドpWB25
4b(配列番号5)として存在する核酸あるいはそのよ
うなベクターを含む宿主細胞である。関連する点では、
この発明は、上記したようなアミノ酸配列を有する精製
DNAポリメラーゼを特徴としている。ここで使用され
ているとおり、「精製」とはこの発明のポリメラーゼ
を、通常それに関連する大多数の宿主細胞タンパク質か
ら単離することを意味する。このポリメラーゼは調製物
中のタンパク質の少なくとも10%(w/w)であるこ
とが好ましい。それが均一系調製物、例えば、均一系溶
液とされていれば更に好ましい。
は、Thermus aquaticusゲノムDNA
から、あるいは、Thermus aquaticus
DNAポリメラーゼ遺伝子の所望のスパンよりも大きい
部分のクローンから、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR、
サイキ(Saiki)氏他、Science 239、
487(1988年))によって、後続の消化のために
適切な制限サイトが含まれている図2に示すようなプラ
イマーを用いて増幅される。
知の手法によって発現ベクターにクローニングされる。
ベクターの特定のヌクレオチド配列は、NcoI及びH
indIII等のサイト特異的制限酵素により切断され
る。次いで、ベクターを任意にアルカリ性ホスファター
ゼ処理した後、ベクター及び標的フラグメントの配位子
結合が、結果としてなされる、所望の対照(contr
ol)及び発現配列に隣接した位置への標的コドンの挿
入とともになされる。使用される特定のベクターは、遺
伝子発現に使用されるために選択される宿主細胞の型に
ある程度依存することとなる。代表的には、アンピシリ
ン又はテトラサイクリン耐性等のマーカー用遺伝子を含
み、かつ、適切なプロモーター及びターミネーター配列
を含む宿主親和性(host−compatible)
プラスミドが使用される。
NA発現配列は、バックボーンがpTAC2(ワシント
ン大学メージャーズ(J.Majors)氏による)、
pBR322誘導体である、プラスミドpWB250
(ルシフェラーゼ/NPTII融合を発現させる)ある
いはpWB253(ATCC第68431号として供託
されたKlenTaq−235を発現させる)について
クローニングされる。その結果得られる、pWB254
bと呼ばれるプラスミドの特定の配列は、配列番号5で
ある。
ン酵母等の酵母菌は、DNAポリメラーゼの発現用宿主
細胞として非常によく用いられるが、さらに複雑な細胞
を使用する技術も知られている。例えば、デピッカー
(Depicker,A.)氏他による、J.Mol.
Appl.Gen. 1、561(1982年)に記載
の植物細胞を使用する手法を参照されたい。この発明の
推奨実施例においては、lacオペロンをカバーする欠
失X74を有するE.coli宿主菌株X7029、野
生型Fが使用されている。
的に作られたプロトコル(protocol)を用いて
形質転換される。E.coliについては、コーエン
(Cohen,S.N.)氏によるProc.Nat
l.Acad.Sci. 69、2110(1972
年)記載のカルシウム処理によって形質転換が生じる。
あるいは、より効果的であるのは、ドワー(Dowe
r)氏他によるNucleicAcids Resea
rch 16、6127−6145(1988年)に記
載の方法を行った後、無塩(salt−free)E.
coliのエレクトロポレーション(electrop
oration)を行うことである。形質転換後、形質
転換宿主を、アンピシリン耐性等の発現ベクターから得
られる特性に基づいて他の細菌から選択して、細菌の形
質転換コロニーを、高レベルのイソプロピルチオガラク
トシド(IPTG)誘導化耐熱性DNAポリメラーゼ活
性を生じさせる能力に関してさらにスクリーニングす
る。次いで、形質転換E.coliのコロニーを大量に
生長させて、Klentaq−278DNAポリメラー
ゼの発現を誘導し、単離及び精製を行う。
それら全ては、E.coli細胞の破壊、自然タンパク
質の不活性化及び除去、及び核酸の沈殿のステップを含
んでいる。DNAポリメラーゼの分離は、その重量(遠
心分離)、サイズ(透析、ゲル濾過クロマトグラフィ)
または電荷(イオン交換クロマトグラフィ)のような特
性を利用することによってなされる。一般的には、精製
プロセスにおいて、これらの技法は一緒に組み合わせて
使用される。Klentaq−278を精製するための
推奨プロセスでは、リゾチームを用いてE.coli細
胞を弱め、この細胞を溶解させ、また、細胞懸濁液を8
0℃に急速加熱して80〜81℃で20分間インキュベ
ートすることによって殆ど全ての自然タンパク質を変性
させる。次いでこの懸濁液を冷却し遠心分離して変性タ
ンパク質を沈殿させる。その後、この上澄み液(Kle
ntaq−278が含まれている)を高塩(high−
salt)ポリエチレン−イミン処理して核酸を沈殿さ
せる。抽出物の遠心分離によって核酸が除去される。好
ましくは、ヘパリン−アガロースカラムでのクロマトグ
ラフィによってほぼ純粋な酵素が得られる。この単離に
ついての詳細は例3に後述する。
このような酵素を有利に使用できるあらゆるプロセスに
使用できる。具体的には、この酵素は、PCR増幅技
術、核酸の配列決定、サイクル配列決定、DNA制限消
化の標識化及び平滑末端化(DNA restrict
ion digest labelling andb
lunting)、DNAの標識化、in vivoD
NAフットプリント法、及びプライマー指向性突然変異
誘発に有用である。
て、100万以上の折り畳みにまでDNAの特定のセグ
メントを急速に増幅するための方法である。例えば、参
考文献として本願明細書の一部とするミュリス(Mul
lis)氏による米国特許第4683202号を参照さ
れたい。この技法は、増幅されるべきDNAセグメント
の5’末端と及び3’末端の補体(complemen
t)と相同関係を有する一対のプライマーからの、DN
Aポリメラーゼで触媒作用を与えられた伸長の繰り返し
サイクルに基づくものである。このプロセスの主要なス
テップは、別の増幅ラウンドが得られるようにDNAプ
ライマーエクステンション生成物をその鋳型から熱変性
することである。この変性ステップの実施可能温度範囲
は、通常、約93℃から約95℃の範囲である。この範
囲では殆どのDNAポリメラーゼが不可逆的に変性して
しまうので、各変性サイクル後にさらに別のポリメラー
ゼを付加することが必要とある。しかし、Thermu
s aquaticusDNAポリメラーゼ等の耐熱性
DNAポリメラーゼを使用する場合は、二本鎖核酸を変
性させる温度での活性を保持することができるため、更
にDNAポリメラーゼを付加する必要はない。例4に後
述するように、Klentaq−278は、以前に知ら
れていたあらゆるDNAポリメラーゼに対するものより
も高い99℃の温度に有意味的に繰り返しさらしてもそ
れに耐え得る能力を示している。
成温度である72℃において、野生型Thermus
aquaticusDNAポリメラーゼよりも高い忠実
度を有することが分かっている。これに関するデータ
は、2つの選択可能なマーカーが横に配置されたlac
Z DNA遺伝子のPCR増幅に関する方法(バーネス
(Barnes,W.M.)氏、Gene 112、2
9−35(1992年))で収集された。この発明の推
奨実施例Klentaq−278とAT及び類似した別
のN−末端欠失であるKlentaq−235とを比較
する代表的なデータが図8に示されており、これによ
り、相異なるN−末端欠失が、最終PCR生成物におい
て測定されたような異なる忠実度を再現可能に呈するこ
とがわかっている。
剤で、この検定に用いられる長い試験フラグメント
(4.8kb)のPCRに触媒作用を及ぼすことが難し
いため、同様の忠実度のデータが得られない。しかし、
STに関するこれらの実験の難点が単に配合(2kbP
CR増幅に必要な容積が10〜15倍も多い容積となる
ほどその濃度が低く、これらの欠失について、長い標的
DNAを得るのに必要な酵素がもっと必要である)によ
るものなのか、STがこのような長い標的のPCR増幅
に触媒作用を及ぼすことが本質的に出来ないのかという
ことについては分かっていない。
ガー法(サンガー(Sanger, F.)氏、ニクレ
ン(Nicklen, S)氏及びクールソン(Cou
lson, A.R.)氏による鎖終結阻害剤を用いた
DNA配列決定、Proc.Nat.Acad.Sc
i.USA 74、5463−5467(1977
年))によって解明することが出来る。これらの方法で
は、DNAポリメラーゼを使用して核酸連鎖の伸長に触
媒作用を及ぼす。しかし、その自然形体において、Th
ermus aquaticusDNAポリメラーゼは
(多くの他のポリメラーゼと同様に)5’−エキソヌク
レアーゼ活性に関する領域を有している。この関連する
エキソヌクレアーゼ活性は、僅かに過剰の酵素が存在す
ることやインキュベートの時間が過剰にされた場合を含
む所定の条件下で、1〜3のヌクレオチドを配列決定プ
ライマーの5’末端から取り除くことができ、それによ
って、アルファ標識化配列決定用ゲルにおける各バンド
が多かれ少なかれ多重線として現れるようにすることが
できる。配列決定用ゲルの標識が5’である場合には、
エキソヌクレアーゼによって多重線を生じさせることは
出来ないが、そのかわりにシグナルを減少させる。Th
ermus aquaticusDNAポリメラーゼの
N−末端280アミノ酸残基の欠失の結果として、Kl
entaq−278にはエキソヌクレアーゼ活性がな
く、5’−エキソヌクレアーゼ活性により生じる配列決
定の危険性が回避される。
ポリメラーゼのDNA配列決定に効果的に使用すること
ができる。基本的には、Klentaq−278を使用
するに適したジデオキシDNA配列決定には2種類あ
る。即ち、元来のジデオキシ配列決定(上述のサンガー
氏他;イニス(Innis)氏他によるProc.Na
tl.Acad.Sci.USA 85、9436(1
988年))及びサイクル配列決定である。
した手法が記載されているが、WTThermus a
quaticusDNAポリメラーゼを使用すると、こ
の手法は、審査官には入手可能でありかつ参考文献とし
て本願明細書の一部とする特許出願第07/59463
7号に明示されているように、配列決定用ゲル上で二重
又は三重のバンドを示す傾向がある。Klentaq−
278は、この問題の解決において、上記特許出願の主
題であるKlentaq−235,a.k.a. De
ltaTaqと同じ効果をもつ。
サイクル型、イニス氏他)のジデオキシ配列決定を行う
に好ましい手法は、USBのTaquence2.0ジ
デオキシ配列決定キットにおけるものである。サイクル
配列決定に好ましい手法は、USBサイクル配列決定キ
ットにおけるものである。
誘発、in vivoフットプリント法、DNAの標識
化及び非スティッキー・ラムダDNAフラグメントのサ
イズ標準の調製にも有効に利用されたものである。これ
らの手法については以下に述べる。
entaq−LA(後述)において、一本鎖鋳型になる
ようにアニーリングされるサイト特異的突然変異原生プ
ライマーを伸長させるために使用することができる。そ
れは、このプロセスではクレノウ酵素(E.coliD
NAポリメラーゼIの大きなフラグメント)及びT7D
NAポリメラーゼと置き換わるが、37℃におけるクレ
ノウ酵素よりも高いプライマー選択性を60〜65℃で
示し、クレノウ酵素に必要な時間が1時間以上であるの
に比べて12分で完全あるいは十分な取り込みの状態に
なる。
ゼ仲介PCR補助in vivoフットプリント法にお
ける第3(第2ネスト(second−neste
d))プライマーでのPCR後の標識化ステップに対し
て有用(及び野生型Thermus aquaticu
sDNAポリメラーゼよりも優れたもの)である。この
情報がえられたのは、ミズーリ州セントルイスのワシン
トン大学のガッタス(I.Ghattas)氏のおかげ
である。これらの研究は、ガリッティ氏及びウォルド氏
の研究(Garrity,P.A.及びWold,B.
J.(1992年)、連結反応仲介PCR増強遺伝子配
列決定及びin vivoフットプリント法における種
々のDNAポリメラーゼの効果、Proc Natl
Acad Sci USA 89、1021−102
5)と同様である。
標識化に有用である。ランダムプライマーについては、
少なくとも9ntの長さが推奨され、反応を37℃から
65℃にゆっくりと(20〜30分かけて)温めて行う
ことが好ましい。最も好ましいのは、当業者に周知であ
る手法を用いて、プログラム可能な熱ブロックをDNA
標識化に利用することである。
分的に付着末端(スティッキーエンド)が付着し合って
いないラムダDNA制限消化物の調製に使用することで
ある。55℃で反応が行われるHindIII消化物に
Klentaq−278及び4つのDNAdNTPが含
まれていると、その結果として、バンド1及び4が部分
的に相互に結びつかない。
8日にメリーランドのアメリカン・タイプ・カルチャー
・コレクションに供託されており、ATCC69244
号の番号が付与されている。出願人は、これについて付
与された特許の存続期間の終了前、培養に対する最後の
請求をしてから5年、或いは、30年のいずれか長い方
の期間の経過前にこの培養が死んでしまった場合にこの
培養を取り替える責任、及び、供託物が公に入手できる
ようになる特許付与の時点に、このような特許の付与の
受託者を告知する責任のあることを認めるものである。
その時まで、供託物は、37C.F.R.セクション1
〜14及び35U.S.C.§112の条件のもとに特
許局の長に対して入手可能となろう。
的長さがDNAのPCR増幅に制限されることが確認さ
れ、取り扱われている。それに付随して、塩基対の忠実
度、PCR生成物をプライマーとして使用する能力、及
び標的フラグメントの最大収率が増加した。これらの向
上は、有意的な3’−エキソヌクレアーゼ活性を持たな
いDNAポリメラーゼ、好ましくはKlentaq−2
78と、低レベルの、有意的な3’−エキソヌクレアー
ゼ活性を呈するDNAポリメラーゼ(例えば、Pfu、
Vent、又はDeep Vent)とを組み合わせる
ことによって得られた。驚くべきことに、この系で、例
えば1ngのラムダDNA鋳型から少なくとも35kb
の標的フラグメントが、高い収率になるまで増幅可能で
ある。
レアーゼ活性を持たない耐熱性DNAポリメラーゼから
なる主成分と、少なくとも1つの3’−エキソヌクレア
ーゼ活性を呈する耐熱性DNAポリメラーゼからなる少
量成分とから構成される耐熱性DNAポリメラーゼの配
合によって、6.6〜8.4kbの範囲の生成物を効果
的に増幅することができる。
フラグメントはあまり効力のない形でかつ散発的にしか
増幅されず、比較的弱い生成物バンドが生じたり、検出
可能な生成物が全く生じなかったりした。本願の開示を
みると、先願技術の無効性の理由が(何らかの特殊な理
論に制限されることなく)理解されるものと思われる。
Aポリメラーゼ及びその変異型は、(それらに3’−エ
キソヌクレアーゼがないため除去できない)誤対合した
塩基対を容易に伸長させないものと思われる。誤対合し
た塩基の除去によって伸長を有効にし、かつ、より正確
にコピーされた生成物を生成させることが出来るであろ
うと思われる、3’−(校正)エキソヌクレアーゼを呈
する耐熱性酵素は、2社(New England B
iolabs及びStratagene)によって導入
された。実際には、これら2つの酵素(Vent及びP
fuDNAポリメラーゼ)は信頼性がなく、期待されて
いた程の効果はあまり得られていない。
ことに対して考えられる説明の1つとして、3’−エキ
ソヌクレアーゼが見かけ上プライマーを攻撃してこれを
劣化させることがよくあり、PCRが殆ど或いは全く起
こりえないということがある。このプライマー攻撃の問
題は、あるプライマーに対しては他のものよりもさらに
悪いものとなる。VentDNAポリメラーゼが5’1
5ntに影響を及ぼさないようにして、アニーリング条
件によってその15ntをプライマー化(prime)
させる場合にPCRをおそらく進行させることが出来る
ようにすることが報告されている(作者不明、NEB
Transcript、New England Bi
olabs、(1991年3月)4頁)。勿論、この場
合、アニーリングはより低い、非選択的な温度でしか行
われないものとなり、プライマーの5’15ntは鋳型
に対して正確に相同でなければならない。
益な効果が、ある古細菌DNAポリメラーゼ等の、有意
味的な(この定義は生化学的に分析可能ということであ
る)3’−エキソヌクレアーゼ活性を呈する1つ以上の
DNAポリメラーゼ(ここではE2と呼ぶ)が意外にも
微小に存在することによって得られる一方、有効な伸長
が、Klentaq−278或いはAT等の、有意味的
な3’−エキソヌクレアーゼ活性をなんら持たない1つ
以上のDNAポリメラーゼ(ここではE1と呼ぶ)が大
量に存在することによって触媒作用を受けることを発見
した。DNAポリメラーゼの配合又は混合物の少量成分
としては、上述した、3’−エキソヌクレアーゼDNA
ポリメラーゼの信頼性に欠ける点及び無効力な点が、実
質的に緩和されていたり、無くなっていたりする。更
に、3’−エキソヌクレアーゼが誤対合を除去して誤対
合での一時減衰(pausing)を無くすと考えられ
るため、結果として生成したDNAが呈する塩基対の変
化はより少なくなり、それによって、忠実度、特異性及
び効率を犠牲にすることなくPCRの突然変異誘発が減
少して有用なものとなる。実際には、2000もの高い
Klentaq−278/Pfu単位比についてさえ、
組合せが呈する増幅の効率は非常に増加する。
ラーゼの混合物は、増強された生成物長さ及び収率が得
られるまでは少なくとも約4:1のE1のE2に対する
相対DNAポリメラーゼ単位比でなければならない。P
fuDNAポリメラーゼを配合に使用した場合、その比
は、プライマー−鋳型の組合せにある程度左右される
が、Pfu1部(単位)につき80〜1000部のKl
entaq−278の範囲にあることが好ましく、さら
に好ましくは、約150〜約170:1であり、最も好
ましいのは、約160:1である。同様の比は、Pfu
とKlentaq−291の混合物についても好まし
い。
合わせて使用する際にPfuの代わりにDeep Ve
ntを使う場合では、殆どの使用分野において最も好ま
しいE1のE2に対する比は、約450〜約500:1
に増大する。また、E1として無損失(WT)Taq又
はAmplitaqが含まれている場合、その最も好ま
しいPfu又は他のE2成分に対する比は、E1のE2
に対する比が約10〜約15:1の範囲にある場合であ
る。
Deep Vent、T7コリファージ、Tma又はそ
の組合せからの遺伝子によってコード化されたDNAポ
リメラーゼが含まれるが、これに限定されるものではな
い。この発明のE1には、突然変異体、E2 DNAポ
リメラーゼの3’−エキソヌクレアーゼ陰性形体、或い
は、Taq、Tfl又はTth或いはその組合せからの
遺伝子によってコード化されたDNAポリメラーゼ等
の、突然変異していない形体の中で有意味的な3’−エ
キソヌクレアーゼ活性を示さないDNAポリメラーゼが
含まれるが、これに限定されるものではない。
リメラーゼ配合も、E1がシークエナーゼ等の逆転写酵
素からなるDNAポリメラーゼの配合を含んでいる。
T7又はT3 DNAポリメラーゼの突然変異体或いは
化学的な修飾を含み又はそれから構成され、E2が野生
型T7又はT3 DNAポリメラーゼを含み又はそれか
ら構成されている混合物、或いは、別の変形として、E
1が、何ら有意味的な3’−エキソヌクレアーゼ活性を
持たないVentDNAポリメラーゼ(Vent ex
o- としてNew England Biolabsか
ら販売されている)を含み又はそれから構成され、ま
た、E2がVentを含み又はそれから構成されている
ものがある。
ヌクレアーゼを持たないDNAポリメラーゼによりプラ
イマーの伸長を行う間に低レベルの3’エキソヌクレア
ーゼを使用するということは、標準温度インキュベーシ
ョン(即ち、非耐熱性DNAポリメラーゼを使用するこ
と)、及び、3’−(校正)エキソヌクレアーゼを持た
ないことが知られている逆転写酵素(Battula及
びLoeb、1976年)を含む、一般的なDNAポリ
メラーゼのプライマーエクステンション法に適用でき
る。前者の例は、主成分の酵素としてシークエナーゼ
(exo- )を使用し、少量成分として野生型T7DN
Aポリメラーゼ(exo+ )又はクレノウ・フラグメン
トを使用することである。後者の例は、AMV(Avi
an Myoblastosis Virus)又はM
LV(Murine Leukemia Virus)
の逆転写酵素を主成分とし、クレノウ・フラグメント、
T7DNAポリメラーゼ、あるいは、Pfu又はDee
p Vent等の耐熱性DNAポリメラ−ゼを少量成分
として使用することである。
写酵素によって使用される37度及び42度の温度では
活性がより低くなるため、PCRにおいて使用する場合
よりも必要と思われるレベルは高くなりやすい。クレノ
ウ・フラグメントDNAポリメラーゼは、鋳型としてR
NAを使用する際には好ましいDNAポリメラーゼでは
ないが、特に、付加したMnイオンの存在下で、この鋳
型(Karkas、1973年;Gulati,Kac
ian 及びSpiegelman、1974年)を認
識する作用を行う。付加したMnイオンは、(先行技術
では)残念ながらexo+ 成分の恩恵を受けることな
く、耐熱性DNAポリメラーゼTthによって逆転写を
行うために型通りに使用される。逆転写酵素反応にex
o+ 成分を使用するについては、exo+ 成分がRNA
seに完全に汚染されていない状態にするように特別な
注意が必要であることを強調しておかなければならな
い。
技術分野において周知である方法が記載されており、こ
れらを参考文献として本願明細書の一部とする。
エブ(Loeb LA.)氏 DNA複製の忠実度につ
いて。トリ骨髄芽球症ウィルス(avian myel
oblastosis virus)DNAポリメラー
ゼにおけるエキソデオキシリボヌクレアーゼ活性及びエ
ラー補正機能の欠如。Journal of Biol
ogical Chemistry 251(4)、9
82−6、1976年2月25日。グラチ(Gulat
i SC.)氏、カシアン(Kacian DL.)
氏、スピーゲルマン(Spiegelman S.)氏
RNA依存性DNAポリメラーゼとしてDNAポリメ
ラーゼIを使用するための条件。Proceeding
s of the National Academy
of Sciences of the Unite
d States of America 71
(4)、1035−9、1974年4月。カーカス(K
arkas JD.)氏 大腸菌(Escherich
ia coli)DNAポリメラーゼIによる逆転写。
Proc Natl AcadSci USA. 70
(12)、3834−8、1973年12月。ポリメラ
ーゼ活性がなく3’−エキソヌクレアーゼ活性しか持た
ないDNAポリメラーゼ:
ないが、少量(E2)成分の酵素活性は、3’−エキソ
ヌクレアーゼ活性であってDNAポリメラーゼ活性では
ないと考える。実際、このDNAポリメラーゼ活性は、
少量成分ではなく主要(E1)成分に最適な条件下で望
ましくない合成あるいはあまり正確ではない合成を生じ
させる厄介なものとなりえるとも考えられる。phi2
9DNAポリメラーゼの「領域I」DNA変換DNAポ
リメラーゼのモチーフを突然変異させたバーナード(B
ernad)氏、ブランコ(Blanco)氏及びサラ
ス(Salas)氏のphi29DNAポリメラーゼの
YCDTDSアミノ酸モチーフのサイト指向性突然変異
誘発(Gene 94、45−51(1990年))に
教示されている様に、PfuDNAポリメラーゼ遺伝子
の領域III又は領域Iのいずれかに突然変異が起こ
り、それらは、ウエモリ(Uemori,T.)氏、イ
シノ(Ishino,Y)氏、トウ(Toh,H.)
氏、アサダ(Asada,F)氏及びカトウ(Kat
o,I.)氏によって(古(archaeon)Pyr
ococcus furiosusからのDNAポリメ
ラーゼ遺伝子の機構とヌクレオチド配列、Nuclei
c Acids Res. 21、259−265(1
993年))配列決定された。
体において3’−エキソヌクレアーゼ活性を呈し、か
つ、上記した1以上のDNAポリメラーゼの3’−エキ
ソヌクレアーゼ活性を無くしてはいないが実質的に低減
させた温度サイクル型ポリメラーゼ連鎖反応に触媒作用
を与えることができる、少なくとも1つのDNAポリメ
ラーゼを含み或いはこれから構成されているDNAポリ
メラーゼの配合が提供されている。低減した3’−エキ
ソヌクレアーゼ活性は、突然変異によって、又は、当業
者には周知である化学的又はその他の手段によって得ら
れる。その際、DNAポリメラーゼの配合を、PCR増
幅においてプライマーエクステンションに触媒作用を与
えるために使用してもよい。
entDNAポリメラーゼを含むアルファ類の遠縁のD
NAポリメラーゼを研究しているスペインの研究者(ソ
エンガス(Soengas,M.S.)氏、エステバン
(Esteban,J.A.)氏、ラザロ(Lazar
o,J.M.)氏、ベルナッド(Bernad,S.)
氏、ブラスコ(Blasco, M.A.)氏、ルサラ
ス(.l Salas,M.)氏及びブランコ(Bla
nco,L.)氏、Embo Journal11、4
227−4237(1992年))も、3’−エキソヌ
クレアーゼ領域の突然変異を識別及び立証し、さらに、
(1又は複数の)DNAポリメラーゼモチーフが突然変
異している間に分離し容易に回避した。この同じ報告に
おいて、彼らは、保存Tyr残基をPhe又はCysに
変えることによってエキソヌクレアーゼを4〜7%の活
性に低減することができる一方、保存AspをAlaで
置換することによって0.1%だけの活性に低減するこ
とができることを立証している。長く正確なPCRにつ
いては、Pfu、Vent又はDeep Vent等の
耐熱性DNAポリメラーゼで生じるに最適なexo
- (3’−エキソヌクレアーゼ陰性)突然変異は、エキ
ソヌクレアーゼを消去はしないが低減するものであり、
例えば、野生型DNAポリメラーゼの3’−エキソヌク
レアーゼ活性の、0.2〜7%、好ましくは0.5〜7
%、最も好ましくは1〜7%までの低減となる。
上記のBt Cry V遺伝子例について実証するよう
に)、Klentaq−LA、この発明が2つの相同R
EGION III及びREGION Iに対するDN
A配列コード化に及ぶ小さなPCR生成物に変化を導入
するために使用される。この変化は、MACAWコンピ
ュータ・プログラムの助けを借りて以下に示す保存モチ
ーフをガイドとして使用して、REGION III及
び/又はREGION Iの保存アミノ酸を変化させる
ように選択される。
例1に相似であり、当業者によって容易に実行されるデ
ータの詳細)ガイドとしてウエモリ(Uemori)氏
他によって公表された配列を用いて、PfuDNAから
のPfuDNAポリメラーゼ遺伝子のORFをPCR増
幅した。上記例2に相似的に、このORFを、Klen
taq−278の発現に使用したように同じ発現ベクタ
ーにクローニングし、また、DNAポリメラーゼが上記
例3にてKlentaq−278に対してここに述べた
と同じ手法で精製可能であることを示した。
氏他によるものに代わる)方法として(及び上記のBt
Cry V遺伝子例について実証するように)、Kl
entaq−LA、この発明が2つの相同REGION
III及びREGIONIに対するDNA配列コード
化に及ぶ小さなPCR精製物に変化を導入するために使
用される。この変化は、MACAWコンピュータ・プロ
グラムの助けを借りて以下に示す保存モチーフをガイド
として使用して、REGION III及び/又はRE
GION Iの保存アミノ酸を変化させるように選択さ
れる。
の2つを実行する、コンピュータ・プログラムMACA
Wからの番号を付された出力である。また、これら及び
他のDNAポリメラーゼモチーフの有用な発表はパーラ
ー(Perler)氏他によるP.N.A.S. 8
9、5577−5581(1992年)にも見られる。
有するKlentaq−278DNAポリメラーゼ遺伝
子を組み立てる(construct)ために、次の手
順に従った。変異遺伝子は図1の2つの合成DNAプラ
イマーから用意した(primed)ポリメラーゼ連鎖
反応(PCR,Saiki et al.,Scien
ce239:487,1988)を用いて全Therm
us aquaticusDNAの0.25ugから増
幅した。
ン280でスタートする野生型DNAと異体同形であ
り、このプライマーは生成amplifiedしたDN
A中にNcoIサイトに組込むことを意図している。プ
ライマーKlentaq32,配列番号:3,33me
rはThermusaquaticusDNAポリメラ
ーゼをコード化する野生型遺伝子の他の鎖上で停止コド
ンに及びHindIIIサイトと生成DNA中で二重停
止コドンに組込まれる。
Cl pH8.55、2.5mMのMgCl2 、16m
Mの(NH4 )2 SO4 、150ug/mlのBSA、
200uMのdNTPよりなる。サイクルパラメーター
(cycle parameters)は2′95°、
2′65°、5′72°である。PCR(Saiki
et al.,上記)によって導入される突然変異を最
少とするために、PCRの16サイクルだけ(onl
y)はフェノール抽出、エタノール沈殿前に制限酵素N
coIおよびHindIIIで消化を行った。
NcoI,HindIII,そして子牛腸内のアルカリ
性フォスファターゼで加水分解(digested)し
たプラスミドpWB254b中に分枝した。このプラス
ミドのバックボーンは、予め命名されたpTAC2で、
J.Majorsによって得られたものであり、pBR
322(発現の方向が時計の針と反対方向でなく、時計
の針方向であるものはアポストロフィー ’を付す)の
PvuIIサイトから時計の針と反対方向に次の元素を
導く:1部分のlacZ’配列、lacI’、lacP
UV5(配向は知られていない)、PL Bioche
micals Pharmacia−LKB;カタログ
no.27−4883)からのtacプロモーターの2
つの複写、T7遺伝子10プロモーターそしてNcoI
サイト、HindIIIサイトからなる修飾した開始コ
ドン、trpAターミネータ(PLno.27−488
4−01)、複製のM13オリジン、pBR322のA
mp R 遺伝子である。クローン化遺伝子の発現は0.1
mM IPTGによって誘発されるべきであると予想さ
れる。
コロニーズは、Sagner etal.(1991)
〔GENE97:119−23〕のシングル コロニー
耐熱性DNAポリメラーゼ測定によって測定した。そし
て、4strong positivesはトゥースピ
ック(toothpick)分析(Barnes,Sc
ience 195:393、1977)によって分画
(sized)した。
重挿入の小部分を除いて期待した大きさであった。この
プラスミドは、さらにE.coli X7029中でエ
レクトロポレーションによって精製され、トゥースピッ
ク分析によってサイズを揃えるためにスクリーニング
し、そして、二重挿入不純物のない期待したサイズの1
つのプラスミドはpWB254bと命名された。このプ
ラスミドはここに述べたKlentaq−278の製造
に使用されるものである。
プロモーターとT7遺伝子10リーダー配列、ATG開
始コドン、グリシンコドン、そしてThermus a
quaticus DNAポリメラーゼの280−83
2のコドンを持っていて、停止コドンの直列対はtrp
転写末端に続いている。このpBR322−ベースプラ
スミドベクター(John MajorsからのpTa
c2)はアンピシリン耐性がある。細胞は非常にリッチ
な培地(下記参照)の上で成長する。細菌性宿主X70
29はラクトースオペロンのX74欠失を除いて野生型
F大腸菌(E.coli)である。
り、100mgのticarcillin(冷やして加
える)、10gのY.E.、25gのトリプトン、10
gのグルコース、NaClではない10XM9塩(42
mMのNa2 HPO4 、22mMのKH2 PO4 、19
mMのNH4 Cl)からなる。グルコースと10XM9
を一緒にしオートクレーブに入れないで、それらを1つ
づつ分けてオートクレーブに入れ、後で混合する。5M
のNaOH(約1ml)でpH8に調節する。OD550
=1または2で0.1mMのIPTGを加え、30℃で
充分に振とうする。OD=2から8〜10に達してから
半時間毎に次のことを行う。
読み取る。5MのNaOHでpH8.5に調節し、pH
が8以下に下がったときはいつでも(リッター当り2〜
5mlで)swirlingする。 2.OD550 を通常1/10あるいは1/50希釈液と
して読み取り、記録する。 3.このグルコースの付加は、任意であり、必ずしも何
らかの価値のあるものではない(この時期にこの問題の
評価は不十分である)。グルコースstickでグルコ
ースレベルを読み、もしレベルが0.2%以下に落ちて
いたら付加物0.5%(50%の10ml)を加える。
もし、その添加が遅れるなら、細胞は最後のpH調節後
一晩中30℃で振とうさせる。代わりに、もしそれらが
数時間で充分に成長しないならば、冷たい室内にそれら
を置いておく。細胞は、例えばGS3ローターにて8k
rpmで8分間遠心分離することで濃縮する。上澄みを
洗い流し、同じペレット上にゆっくりした回転で培養液
を加える。
した細胞のg重量の2倍に等しいTMNバッファー(5
0mMのトリス−HCl pH8.55、10mMのM
gCl2 、16mMの(NH4 )2 SO 4 )のミリリッ
ターに細胞を再懸濁する。細胞懸濁液の各300mlに
60mgのリソチームを加え、15分間時々swirl
ingしながら5〜10℃で細胞を培養する。それか
ら、NP40あるいはTritonX100を0.1
%、Tween20を0.1%、各々に10%溶液の1
/100容量付加の形で加える。それから細胞懸濁液を
煮沸水浴中でswirlingしながら急速に80℃ま
で加熱し、細胞(素早く抽出物となる)を20分間で8
0〜81℃に維持する。温度を測定するために細胞内に
きれいな温度計を用いる。フラスコの口縁まで一様に十
分な熱処理が得られるようにするために、フラスコや浴
は確実に覆うべきである。この処理の後、少量の酵素を
除いた殆どを不活性とすることを期待して、抽出物を3
7℃あるいはそれ以下に氷浴で冷却し、それから2ml
のプロテアーゼ阻害剤(イソプロパノールに溶かした1
00mMのPMSF)を加える。この点に進んでから、
フラスコや撹拌棒や他のものでの混合、もしくはオート
クレーブに入れられていない溶剤を接触させようとして
はいけない。(デタージェントとBMEはオートクレー
ブ処理できない。PEIと硫酸アンモニウムもまたオー
トクレーブ処理されない。)オートクレーブする目的
は、微生物汚染を避けるだけでなく、DNAあるいはヌ
クレアーゼによる汚染を避けるためである。遠心分離機
の容器に分配し2℃で遠心分離する(例えば、Sorv
al SS−34ローターでは15krpmで30分、
あるいはGS3ローターでは4krpmで14時間であ
る)。上澄みはフラクションIと呼び、DNAポリメラ
ーゼ活性度に対する測定ができる。
14.6g加える)に溶かしたのち、5%のポリミン−
P(PEI,ポリエチレン−イミン,Sigma)を核
酸を沈殿させるために氷上で撹拌しながら滴状に加え
る。十分なポリミン−Pが加えられたことを確認するた
めに、そして必要最少量以上の添加を避けるために、ポ
リミン−Pの一滴の添加によって遠心分離した抽出物1
/2mlをテストし、多量の沈殿物が生ずる時は、大部
分の抽出物に多くのポリミン−Pを加え、よく混合して
再テストする。抽出物の試験結果を汚すことなく容器に
戻す。
ために、遠心分離物3mlと1/2mlアリコート中に
上澄みをアリコートする。5%のPEIを0、2、4、
6あるいは10ul加える。氷の上において振とうし、
そして冷たい中で遠心分離した。これらのアリコート上
澄みの15ulを臭化エチジウム(ethidiumb
romide)を含むアガロースゲル上に載せ、青色素
が2cmに及ぶまで電気泳動する。上澄みにDNAある
いはRNAを検出するためにUV光ボックス上でゲルを
詳しく調べる。大部分の抽出物に対しては、アガロース
ゲルテストによる全てのDNAを除去するために最少必
要量以上の過剰の5%PEIを約1/100容量(即
ち、300mlの抽出物に対して2〜3ml)使用す
る。少なくとも15分冷中で撹拌する。それから抽出物
の遠心分離を行って大部分の核酸を除去する。上澄みは
ペレットの少しの痕跡も避けるように保つ。伝導度が下
がるまでKTAバッファーでPEI上澄みを希釈する、
あるいは22mMの硫酸アンモニウムを加えることでK
TAバッファーの伝導度を低下させる。(KTAに純正
の22mM A.S.の類似の希釈液に比べて1/40
の希釈液を加えて伝導度をチェックする)。通常これは
約5倍の希釈液である。
ndleyが用いた)(Joyce,C.M.&Gri
ndley,N.D.E.(1983)E.coliの
DNAポリメラーゼIの多くのタンパク質分解フラグメ
ントを過剰に生産するプラスミド構築、Proc.Na
tl.Acad.Sci.U.S.A.80,1830
−1834)によるクロマトグラフィーは不成功(結合
しない)であるが、それなしでは次のカラム(ヘパリン
アガロース)が効率的に作用しないであろうから止むを
得ない。我々はBio−Rex70ステップの重要な作
用が幾つかのタンパク質をよく除去することができるけ
れども、過剰のPEIを全て除去することであると信じ
ている。CM−セルロースはBio−Rex70に対す
る代用物ではない。
io−Rex70を通す(100g細胞当り10m
l)。ポリメラーゼ活性は流れ通ってしまう。2カラム
容量の22mM A.S./KTAでカラムを濯ぐ。我
々の手順は、Bio−REX70をカラムに直接流すよ
うにして次のようなヘパリンアガロースカラムをセット
アップする。
(室温、フラクションをそれらが離れるように氷上に置
く)。ヘパリンアガロース(シグマ社;細胞の100g
当り10ml〔これはヘパリンアガロースを非常に少な
くできる〕。)の上にBio−Rexをゆっくり流し入
れて充填する。KTA+22mM A.S.の数カラム
容量分、それからKTA+63%グリセロール+11m
M A.S.の3カラム容量分で洗浄する、それからK
TA+63%グリセロール+222mM A.S.+
0.5%Thesit(これは最終溶離のためのThe
sitである)で純粋な酵素を溶離する。ポリメラーゼ
活性あるいはOD280 /(222mMでスタート後1つ
のカラム容量の2/3でスタートする、それはおよそ2
カラム容量分の広さである)のピークをプールする。−
20℃でプールを貯蔵する。
異体である、即ち、Perkin−Elmer Cet
usにより推薦されるAmpliTaq貯蔵バッファ
ー、Boehringer−Mannheimが用いた
Taq貯蔵バッファー:50%グリセロール(v/v;
63%w/v),222mM硫酸アンモニウム(ベンチ
強さサンプルに対して約50mMに希釈)、20mMの
トリス−HCl pH8.55、0.1mM EDT
A、10mM メルカプトエタノール、0.5%The
sit)である。このThesitは幾つかの厚さと曇
りを−10℃以下で引き起こす。これは害を引き起こす
ことはないと思われるが、本発明者は使用に当たってア
リコーティングする前に氷の上で0℃で酵素を温めるこ
とを提案する。Thesitは2者択一として考えら
れ、0.5%Triton−X100,0.5%Twe
en20の化合物に置き換える。
者は折々に報告した。問題はこの点にある。この問題は
現在研究されている。−80℃での貯蔵(液体窒素で急
冷後)はテストされつつあり、そして見込みのあるよう
に思われるが、1回より多い凍結融解サイクルは数回の
酵素調製で有害であった。7リッター(100g細胞)
からの酵素の最終収率は、ml当り(4xベンチ強さ)
120,000ユニットの濃度で28mlであった。1
/4ulのベンチ強さの酵素は100μl反応において
2kbスパンのDNAのPCRを支持する。鋳型は5〜
10ngのプラスミドDNAである。各サイクルは1m
in98℃、1min65℃、6min72℃である。
サイクル数は16〜20である。より小さい酵素はより
小径の生成物(500bpに対して1/8ul)のため
に必要であり、より大きい酵素はより大きな生成物(5
kbに対して1ul)に必要である。
pH8.55、2.5mM MgCl2 、16mM
(NH4 )2 SO4 、100ug/ml BSA) 200〜250ug/ml活性化したサーモン(sal
mon)スペルム(sperm)DNA 40uMの各dNTP+ml当り10〜50uCiα−
32P−dATP
あるいは8ulの1XPC2バッファー(あるいはその
1/5または1/25希釈物)で希釈した0.2ulの
酵素断片を加える。標準KlentaqあるいはAmp
litaq、ゼロ酵素とインプットする全試料を準備す
る。72℃で10分インキュベートし、それから冷や
す。濾紙上に5あるいは8ulスポットし、5〜10分
で2回5%TCA,1%PPで洗う。若し、数枚の濾紙
を用いる時は、セレンコフ(Cerenkov)放射線
あるいはハンドモニターでそれぞれカウントする。若
し、1枚の3MM紙を使用したときは、60′でオート
ラジオグラフする。
e)からのR色対照cDNAのクローン(clone)
PNAS 86:7092;サイエンス(Scienc
e)247:449))を含む1mlのPCR反応物を
調合し、プライマーLc5(配列番号:11)およびL
c3(配列番号:12)、PC2 バッファーと200
uMのdNTPのそれぞれ200pモルを加える、しか
し酵素は加えない。チューブの1つのなかに100ul
を、そして残りの8〜10のチューブのなかに50ul
を分配する。チューブの1つにKlenTaqのファイ
ナルプール(final pool)1ulを加え混合
する。それから、50ulの2つのチューブを切り離
し、それを混合し、2段階で減少しつつある量の酵素を
加える。各50ulの反応物に鉱油、スピンの1滴を加
えて蓋をし、そして2′95°、2′65°、5′72
°でPCR16サイクルを行う。
ンチ長さ 222mMの硫酸アンモニウムを含む63%グリセロー
ル/KTA(.5%Thesit)バッファーを用いな
がら、PCRによる2kbスパンの増幅をその1/4u
lを触媒として用いてプールを慎重に希釈する。硫酸ア
ンモニウム濃度は50mM以下に減少させない。貯蔵は
−20℃である。
ticusDNAポリメラーゼ(AmpliTaq)
(先行技術、DNAポリメラーゼ)とKlentaq−
278を用いて導かれた2kbのDNA生成物を作るた
めにPCR増幅を測定する。ポリメラーゼの耐熱性をテ
ストするために、温度を上げ、PCR増幅反応のDNA
変性段階を等級別にした濃度のDNAポリメラーゼを用
いながら、それぞれ2分で97℃、98℃、99℃で導
いた。増幅手段は、Saiki et al.,Sci
ence 239:487,1988によって概要が述
べられた増幅する核酸配列のための、おおよそ次のよう
なプロトコルを用いた。100ngのプラスミドpL
C,プライマーLc5(配列番号:11)とLc3(配
列番号:12)の夫々200pモル、反応バッファー
(20mMのトリス−HCl pH8.55、16mM
の硫酸アンモニウム、2.5mMのMgCl2 および1
50ug/mlのBSA)、200uMのdNTPを含
有する1mlの反応混合物を準備した。酵素は用いな
い。反応混合物の100ulはチューブの中においた。
それから、AmpliTaqとKlentaq−278
の割り切れる数を加え、そしてPCRを20サイクル行
った(undertaken)。
行った実験の結果を示すものである。3枚のパネルの間
で示される唯一の違いは、2分、変性段階:97℃、9
8℃、99℃の温度である。酵素濃度の範囲は効果的な
PCR触媒活性度の上に小さな効果を検出するために用
いた。
Lc(とうもろこしからのR色対照cDNAのクロー
ン。PNAS 86:7092,サイエンス247:4
49)である。プライマーはLc5(配列番号:11)
とLc3(配列番号:12)である。この反応の他の詳
細は実施例3の測定の項に与えられている。この実験に
おいて、98℃がKlenTaq−278に対して損害
が検出されず、なおかつATはこの温度で殆ど完全に不
活性になるということを見ることができる。
T,KlenTaq−278,ST,KlenTaq−
291)のそれぞれの98℃での耐熱性のテストを行っ
た。それぞれを2つのファクターによって異なる2つの
濃度の対(ペア)にしてテストした。現実の酵素調製の
容量はulにて上記各レーンに示した。使用した量は、
活性度において2倍のドロップオフ(drop−of
f)を検出したように、前以て滴定で調節した(実施例
3と図3における凡例で2kbのPCR測定のために記
述したようにして導いた。)95℃で対照PCRを機能
させるために多量のSTを必要とする。前述のこの実験
の試み(データは示していない)は、STの1/4量の
みを用いた(STはKT−291とKT−278を比較
した同等標準DNAポリメラーゼ導入ユニットである)
が、生成物は得られなかった。
ングあるいはリクローニング中に所望するDNAフラグ
メント(fragment)の存在および/または配向
を決定するための都合のよいスクリーン(scree
n)である。先行技術において、細菌はそれらがPCR
にとって鋳型となるべきプラスミドDNAを解放するた
めに十分に有効なリーゼ(lyse)でないことが明ら
かなので、完全なPCR反応に対して容易に加えること
はできない。その代わりとして、そして厄介な全く余分
のラベル付きテストチューブを必要とするので、細菌は
最初に水で懸濁し、バッファーなしで任意に、しかし推
薦された(Riggs etal)キレート樹脂の存在
下で数分間(10のような)100℃に加熱する。それ
から加熱した細菌懸濁液の1〜10ulを別の反応容器
に加える。それからこのPCR反応を循環し、普通に分
析する。
階中、Klentaq−278は98〜99℃を凌ぐこ
とがあるので、細菌は直接加えることができ、そして完
全な(Klentaq−278酵素を含んでいる)PC
R反応にとって都合がよく、それからさらに予備処理す
ることなくPCRサイクリングを開始することができい
るということである。普通のPCRサイクリングと唯一
異なるのは十分な98℃(2分)あるいは99℃(1
分)の温度がPCRの各変性段階(あるいは少なくとも
最初の5〜10段階)中で用いられることである。図5
における実験では全25サイクルに対して98℃で2分
を使用し、そしてこの方法では10′100℃の分離処
理を利用するこれまでの方法よりもっと強靱で確実に区
別した生成物バンドが与えられることを示している。こ
の改良はAT酵素が98℃(図3および4に示すよう
に)で不活性化されるので、AT酵素と一緒には行うこ
とはできない。
と比較した98℃での変性段階の利益の実例を示すアガ
ロースゲルの写真である。レーン1と3はPCR反応へ
の付加の前に100℃で10分間、蒸留した水で細菌の
先行技術の予備処理を行ったものである。レーン2と4
は、都合よくこの段階を免除して同じ量の細菌懸濁液
(約2〜4X106 細胞、しかし同一容量の同じ細菌懸
濁液)を完全なPCR反応(バッファー、トリ燐酸塩、
プライマーそして酵素KlenTaq−278)に単に
導入したものである。レーン1と2は標準95℃で使用
し、レーン3と4は新たに可能な98℃変性/細胞破壊
温度を用いた。サイクル条件は25サイクルに対して9
8℃あるいは95℃で2分、65℃で2分、72℃で5
分である。
CCA TGG CCA ACCTGT GGG GG
A GGC TTG AGG GGG A)とKlen
Taq−32(図1参照)を使用した。細菌細胞はプラ
スミドpWB319を含むX7029、KlenTaq
−278に対する遺伝子のコーディング域を含む広い宿
主範囲のプラスミドを用いた。レーン4は最も都合のよ
い、最も効率のよい方法であって、KlenTaq−2
78の新しい安定性を利用するものである。
(PartA) 上式(KlenTaq−LA)の好ましい具体例:貯蔵
したバッファーに精製した酵素、2.5u./ulで1
ulのPfu DNAポリメラーゼ、25u./ulで
64ulのKlenTaq−278を入れてスタートす
る。貯蔵は−20℃である。大量のPfuは幾らかのP
CR増幅に対して損害を生じ、幾らかに対しては同等で
あり、そして幾らかに対しては有益である。Pfuの最
適レベルのテストについて、KlenTaq−278と
ともに幾つかの反応を果たすには、左から右へ75u
l、25ul、25ulの量の割り切れる数のPfuが
必要である。そして多くの付加において所望されるのは
25ulの割り切れる数である。それから、3/8ul
のPfu(100ul当り0.5ulで当量−これは要
望されるところのほぼ最大である)が最も左の75ul
反応物に加えられ、混合される。引き続き、2倍の希釈
液がチューブの列に沿って左から右に25ul+25u
lのように作られ、KlenTaq−278のみの対照
とする最後のものにはPfuは加えない。また、Pfu
のみの1/2あるいは1ul(100ul当り)も行
う。
って、各200uMのdNTPで補足され、そして80
0uMのMgCl2 (トータルMg++3.3mM)、反
応容量の100ul当り各プライマーMBL(配列番
号:7)とMBR(配列番号:8)の20pモルと損な
われていないファージλplac5の30ngを加え
る。反応容量の100ul当り、1あるいは1/2ul
のKTLAが酵素の効率的なレベルである。
度である:それは20サイクルに対し、94℃で20
秒、70℃で11分である。2つの温度を含む交互のサ
イクリング条件98℃で1分と65℃で10分をPCR
に適用した。臭化エチジウムで着色することによって生
成物分析のためにアガロースゲルの上に10〜16ul
を入れた。他の詳細と変異は図6および図14を参照さ
れたい。鋳型はλplac5であり、これはE.col
iゲノムのlacオペロン領域の部分に運ばれる。30
ngのDNAは反応容量の各100ulに含まれてい
て、そっくりファージ粒子として導入される。プライマ
ーは野生型ラムダDNAと同族体であり、lacDNA
ではなくλDNAを拡大する。プライマーMBLNo.
8757(5’ヌクレオチド組合わせ塩基対27914
のλDNA)はGCT TAT CTG CTT CT
C ATA GAG TCT TGC(配列番号:7)
である。プライマーMBRNo.8835(5’ヌクレ
オチド組合わせbp34570のλDNA)はATA
ACG ATC ATA TAC ATG GTT C
TC TCC(配列番号:8)である。従って増幅した
生成物のサイズは6657bpであると断定される。
リメラーゼ酵素(KlenTaq−278あるいはPf
u)のみは弱い生成物バンド(幾つかの反応を除いて、
Pfuのみは少しも作用しない時)に対してのみ生ずる
が、それ自身触媒の働きをすることができる酵素より2
0〜50倍強い生成物バンドに対しては全て結合を生ず
る。図14Bの右から2番目のレーンは1ulのKle
nTaq−278(1ユニットに対する割合1/64
0)に対して1/64ulのPfuの少量を加えること
で驚くべき結果を示している。データは示されていない
が、1/200ul(ユニットに対し1/2000)の
Pfu少量がこの増幅テストの効率の改良に顕著に寄与
する。
類似の機能性のために10倍以上の量(しかしまだ少
量)が要求される。加うるに、PCR反応における有利
なそして期待しない特性はKlenTaq−LAによる
触媒作用が驚くべきことで、決してPCR生成物バンド
に対する前もって観察した強烈で鋭いというほどではな
い。ある程度までこの増加した収量は撮影した写真の中
央のバンド部に暗い領域として明らかにされている。エ
チジウム蛍光によるこの暗い領域はバンドの外側部分に
おけるUV吸収によるものと思われ、ポテンシャルUV
−活性の蛍光で減少する。このシステムは先行技術から
した時、生成物の大きな収量の増加を明白に認めてお
り、そしてこれは生成物の広い汚れを作りだす傾向にあ
り、そして増幅がこの評価を続けた時、副生物の量を増
加させる。
(PartB) 8.4kb、12.5kb、18kbの有効な増幅が図
7に描かれた実験によって示された。この実験は、発明
の1/640KlenTaq−LA、さらに同等の好ま
しい具体例の性能表示を拡大したものである。この増幅
は8.4〜15kbの大きさの範囲における大いなる成
功であり、18kbにおいても上首尾を確かめたが1
9.7kbの試みに対しては不成功であった。8つの異
なるPCR反応が、この実験において行われた。図7に
凡例で示すように、鋳型あるいは鋳型の量あるいはプラ
イマーの対におけるお互いの差異が用いられた。各反応
は3つの方法に分けられ、パートA,B,Cに別々に循
環した。パートAとBの間では、この実験は変性相を9
4°で30サイクルに対して20サイクルの比較を行っ
た。パートBとCにおいては、この実験は30サイクル
における93°と94°の比較を行った。
ulのKlentaq−LA(Klentaq−278
/Pfuの比は640)を用いた。高酵素が前以ての実
験においてゲルを入れることができない大異変の生成物
合成が想起されたことから、チャンネル2Bと6Cにお
いてはここで反応生成物が生じるので、あまりにも多い
酵素を少量とした。発明で用いている長い(long)
PCRの成長の一般に知られている段階では約10%の
時間ではこれは僅かな結果が生じている。
度が必要であることが明らかである。これは94℃で同
じような実験で比較した時間と一致しており、長いPC
R生成物の収量は、各サイクルの変性段階で94℃で
2、20、60、そして180秒において変性時間の増
加につれて減少することがわかっている。これらのデー
タはそれが少なくとも1つの弱点であることを示してお
り、即ち、反応において最少の耐熱性成分は94°で不
活性となるのである。94°がDNAポリメラーゼ活性
度とこのDNAに損害を与える低い温度であることが知
られているので、それは不耐熱性の成分ではないと信じ
られている。本発明でこの点の別の具体例において、P
fuDNAポリメラーゼは少量の成分として多くの耐熱
性DNAポリメラーゼの3’−エキソヌクレアーゼと置
き換えられるが、制限はなく、それは古代細菌株ES4
で知られ、114℃以上の温度で成長できるものであり
〔Pledger,R.JおよびBaross,J.
A.,J.Gen.Microbiol.137(19
91)〕、その最大成長温度はPfuDNAポリメラー
ゼ(103℃;Blumentals,I.I.et
al.(1990)Annals of theN.
Y.Acad.Sci.589:301−314.)の
それを越えるものである。
終の強さは、類似サイズのバンドで30サイクルにおい
てKainze et al上記が得た収量および類似
のλDNA鋳型量に20サイクルのみにおけるものを組
み合わせたものである。これは発明で用意した改良した
効率の物差しであり、そしてさらなる結果は、30サイ
クルで発明が触媒とした収量が30サイクルでこれらの
人達が報告した収量を大きく越えるものである。この2
つの方法の効率を測定しての正確な量はまだわからない
が、図7の検査はKainze et alが公にした
数量に比べると、15kbフラグメントの収量は約10
0倍高いと見積もられることを示している。これはPC
R拡張のおよそ2倍の効率に対応する。
(PartC) 材料と方法 DNAポリメラーゼ。Vent DNAポリメラーゼと
Deep Vent DNAポリメラーゼは新しい英国
の生化学研究所から供給されている。PfuDNAポリ
メラーゼとそのエキソ突然変異体はStratagen
eから2.5ユニット/ulで供給されている。Kle
ntaq−278はTaqDNAポリメラーゼ(WM
B,未公開)のN−末端欠失変異型である。この欠失終
点はKlentaq5(10)とStoffelフラグ
メント(3)のそれとの間である。精製したKlent
aq−278は25〜35ユニット/ul(約0.7u
g/ulのタンパク質濃度)で抗体ペプタイド、セント
ルイス、MO,USAから供給されている。1ユニット
のDNAポリメラーゼ活性度は72℃で30分で10n
モルのヌクレオチドに導入され、鋳型として活性化した
(部分的に退化した)仔牛の胸腺DNAが利用されてい
る。活性化した仔牛の胸腺DNAは多少はっきりしない
基質であり、構造上PCR反応基質とは異なっている。
この分析は上のKlentaq−278の貯蔵濃度にセ
ットしてPCR−塩基対を測定する一定した手順を避け
た:65℃で7分のアニーリング/伸長を含むサイクリ
ング条件で、10ngのプラスミド基質から2kb標的
スパンの増幅を触媒する(しかし、.12ulより少な
いことが効率的)のに0.25ulが効率的であるの
で、貯蔵しているKlentaq−278の濃度を調節
した。
+1/16ulのPfuDNAポリメラーゼの混合物は
KlentaqLA−16と呼ばれている。アガロース
ゲルの電気泳動は装填する色素中にグリセロールに代え
て3%のフィコルと2〜3v/cmの1XGGB(TE
A)バッファー〔40mMのトリス酢酸塩pH8.3、
20mMの酢酸ナトリウム、0.2mMのEDTA〕に
0.7%〜1%のアガロースが使用される。図11は4
秒のスイッチング時間で1%のアガロースパルス型CH
EF(11)を使用した。各図における標準DNAフラ
グメントサイズはキロベース(kb)において23.
1、9.4、6.6、4.4 2.3、2.0、そして
0.56である。また、図11と12はλplac5標
準バンドの全長は48645bpであった。
g/mlの臭化エチジウムにて着色し、そしてUV光の
下で写真(35mmASA400,白黒フィルム)かビ
デオグラフ(アルファInnotechあるいはStr
atagene EagleEye)に撮った。ゲル写
真を印刷したところ、図7と10の左半分は右半分より
50%露光が少なかった。
λvacAは蝸牛状のpyloriDNAの細胞傷害遺
伝子領域のλEMBL4−ベクトルクローンである。こ
のDNAは抽出して凍結貯蔵される。他のファージ鋳型
DNAsλplac5(12)とλK138(13)は
CsClの平衡遠心分離によって精製されたそのままの
ファージ粒子として加えられ、透析され、そして1XP
C2バッファーにて希釈される。
ス−HCl 25℃のpH8.55、150ug/ml
のBSA、16mMの硫酸アンモニウム、3.5mMの
MgCl2 各dNTPよりなるPC2反応バッファー
(10)。上記の28kb(at35kb)を成功させ
るために、25℃で水に20mMのみのトリス−HCl
成分を加えて測定したpH9.1に対応させるべく、
1.5ulの2Mのトリスベースを各々の反応液に加え
た。反応に有害であるものはpH探査で接触させ、そこ
でpHを分離アリコートのみについて測定し、25℃で
最終反応物はpH8.76であった。反応容量の各10
0ulには各プライマー20pモルを含んでおり、そし
て0.1〜10ngのファージDNA鋳型を含んでい
る。夫々に20kb下または20kb以上で0.8ある
いは1.2ulのKlentaqLA−16を加えた。
チューブ当りの反応容量は33〜50ulであり、プラ
スチックテストチューブの薄壁(PGCあるいはStr
atagene)に40ulの鉱油を加えた。
に、そしてプライマー同族体を完成するためのλ付着末
端の充満を認めるために68〜72℃で5分の前保温
(preincubation)を必要とする末端λの
プライマーを利用している。最適のサイクリング条件
は、複合のブロック器具(ロボサイクラー、Strat
agene)で表1に示す範囲を越えて標的長さに依存
しながら、サイクル当り99°で30秒、67°で30
秒そして68°で11〜24分で段取りした。第2の最
良サイクラーはオムニゲン(HybAid)で類似のア
ニーリング/拡張時間に対してサイクル当り95°で2
秒でチューブ管理の下で段取りした。別の状態がなけれ
ば、ここでの実験の全ては24サイクルを用いて記録し
た。
機、厚くそして薄い壁を有するチューブ等のような条件
の比較結果を記録するために、反応物を100ulとし
て調合し、それからPCRサイクリングに委ねる前に同
一の33ulのアリコート中で分離した。
号JO2459と参考文献(21)に記録された配列と
λとλplac5の構造から予示されたものである。k
bの小数点による生成物サイズは、それらの生成物とλ
H3を標準標識とするλ+HindIIIとの比較によ
って決定される。プライマーの配列は配列表に与えられ
ている。
uringiensis(14)のCryVICPとし
てコーディングされる遺伝子のEcoRIサイトとBa
mH1との間の領域に対する同類のゲル−純化した38
4bpPCR生成物DNAからなり、そしてこれらの制
限サイトを除去するためにプライマー修飾した。図10
におけるPCR反応は、メガプライマー(300n
g)、プライマーBtV5そしてBacillus t
huringiensis菌株NRD12(15)から
の20ngのゲノミック(genomic)DNAそし
て上記図9の記載に示されている酵素を夫々使用してい
る。サイクリング条件は20サイクルで95°で30
秒、60°で7分である。
よび35kbターゲットに対する全PCR反応は1/1
0容量の10XNaTMS(1X=50mM NaC
l,10mMのトリス−HCl pH7.7,10mM
のMgCl2 ,10mMのメルカプトエタノール)と2
ul(10ユニット)の制限酵素HindIIIで補強
し、そして55℃で90分のインキュベートを行った。
100ulの反応(40ulのオイルの下で33ulと
してインキュベートした)は、1ulのPfuDNAポ
リメラーゼ(2.5u.)のみを含む反応6を除いて、
純化したファージ粒子として2ngのλplac5DN
A、プライマーMBL−1.7そしてMBRの各20p
モル、反応バッファーPC2および1ulのKlent
aq−278(0.7ug)を含んでいる。他の詳細は
図12の記述にある。温度条件は94°で2秒、70°
で11分の24サイクルである。
発見は、PCRに不適当な組み合わせであるA−A塩基
対でその3’末端を持つプライマーを利用する試みの中
から作られたものである。事実プライマーはそれ自身P
CR生成物”メガプライマー”の384bpであり、そ
して不適当な組み合わせAはDNAポリメラーゼ(1
6)にふつう非−鋳型末端トランスフェラーゼ活性度を
有するKlentaq−278が加えられる。Klen
taq−278(図9、レーン3)もPfuDNAポリ
メラーゼ(図9、レーン1および2、そして他の酵素の
レベルは示していない)もPCR−生成物メガプライマ
ーと42merオリゴヌクレオチドプライマーの間に横
たわっている1500bp標的の増幅を触媒することは
できない。しかしながら、2つの酵素の結合は所望する
標的フラグメント(図9、レーン4)の増幅を十分に触
媒することはできる。明らかに、PfuDNAポリメラ
ーゼは敢えて3’A−Aを除去し、PCRの各段階を効
率的に続行するために、Klentaq−278を触媒
とすることができる。同じ結果はPfuをベントDNA
ポリメラーゼで置き換えることで得られた(データは示
していない)。
−末端が少数のkbより大きい標的のPCR中で能率的
でないプライマーを延長させられるという仮説をたて
た。テストシステムとして、種々の標準状況でAmpl
iTaq,Klentaq−278あるいはPfuDN
Aポリメラーゼによって貧弱にではあるが、拡大して検
出しうる6.6kbのλDNA標的を用いた。100u
lの反応容量当り、1ulのKlentaq−278を
種々の量のPfuDNAポリメラーゼと結合し、1/2
ulからPfuの1/200ulまでさげる。Pfu群
(stock)(2.5ユニット/ul)はKlent
aq−278群(25〜30ユニット/ul)より少な
くとも10倍少ない濃度であるので、実際のテスト比は
DNAポリメラーゼユニットに対して1/20〜1/2
000である。
に示されている。高収量の標的バンドは2つの酵素の結
合を全てテストして観察されるが、各酵素の幾つかのレ
ベルはそれ自身弱い検出増幅より多く触媒するため失敗
することがある。最も低いレベルのPfuテストでは1
/200ulで僅かな有益な効果を示す。Klenta
q−278対Pfu1の外見の最適の割合は容積にして
16あるいは64であり、これはDNAポリメラーゼ導
入ユニットを基準として約160あるいは640であ
る。
していない)、3’−exo- および3’−exo+ 耐
熱性DNAポリメラーゼの他の結合もまたAmplit
aq/Pfu,Klentaq−278/Vent,K
lentaq5(デルタTaq,USB)/Pfu,S
toffel Fragment/Pfu,Klent
aq−278/Deep Vent(本発明の第2の選
択)、そしてPfuexo- /Pfu exo+ を含む
とき、効果を示した。たとえ、比較的に少ない試験で楽
観的に実施したとはいえ、他の結合試験はKlenta
q−278/Pfuと同じ効果はなかった。
願人はλ導入ファ−ジ鋳型で8.4〜18kbのサイズ
範囲でDNA増幅を企てた。我々の早期のサイクリング
原案は95°あるいは98°で1あるいは2分の変性段
階を用いたが、この加熱段階のパラメーターを93°あ
るいは94°で2秒あるいは20秒に減ずるまで過剰の
8.4kbで有用な生成物は得られなかった。94°で
20、60、あるいは180秒の実験において、8.4
kb生成物はこの加熱段階(データは示していない)の
長さを増すことで減少した収量を示した。明らかに、反
応の構成成分が耐熱性の限界である。図7は短い2秒を
用いての結果を示している。8.4〜18kbの範囲内
において全サイズで幾つかの反応で得られる標的フラグ
メントは、変性段階でもし30PCRサイクルを用いる
ならば、15kbで非常に高い生成物収量で得ることが
できる。また、図7は出願人が説明できない幾つかの失
敗した反応を示している。塊状のエチジウムで試料を汚
す(30サイクル、レーン2)ことで引き起こす失敗モ
ードは特に高酵素レベルでは普通のことである。
27から33に変えると、失敗反応の頻度を非常に減少
させることができる。図10は27merのプライマー
で所望の標的生成物に対して引き起こした失敗におい
て、別に最適の高酵素の条件下でより長い33merで
12.5、15および18kbで増幅すると、信頼度を
改良できることを示している。この結果はプライマー長
さの広範な調査を示すものではなく、そして以下の改良
で繰り返されるものでもない。そのため、長いPCRと
して留まるプライマー長さの最適条件を決めるべきであ
る。図11に分析した増幅の幾つかは、真の末端λから
36merのプライマーを利用したものである。68〜
72°(22)で2〜5分の前保温はファージ粒子から
鋳型DNAを解放するため、そして鋳型同族体を完成す
るために接着端部のλにプライマーλL36とλR36
を満たすために必要である。
対する変化は、より低い熱容量とより多い熱伝導効率を
持たせることで更に反応を改良できる。図11はDNA
スパン6−26kbサイズの増幅を成功させるCHEF
pulse−fieldアガロースゲル分析を示す。
28kbの標的はオムニゲン熱サイクラー(データは示
していない)で増幅しないが、ロボサイクラーを用いた
ときは増幅が現れる(図12、レーン2)。
ろ、すべては最適化できないが、幾つかは長いPCRと
して好ましい。熱サイクラーの様々なモデルが使用され
ており、そして全てが楽観的ではないが、幾つかは長い
PCRに対して好ましい。上記に記した薄壁チューブの
有用性から断定できるように、成功は熱サイクラーのデ
ザインで決まる温度変化の高いスピードと積極的に相互
関係があると思われる。ロボサイクラーは塊から塊へチ
ューブを運動することによって急速な温度変化をなし遂
げるのであり、そしてサーミスター温度探針の指示で観
察するもので、僅か5秒で反応温度は93〜95°まで
上がり、変性条件下で(99°ブロックで30秒)、急
速前(30秒以内)68°反応を返す、のように使用し
た。
2、レーン3)はpHが上がると増幅性のみである。よ
り高いpHの予備調査を実施し(データは示していな
い)、pH8.8〜9.2で35kbバンドの外見でみ
たところ、(上記)方法で述べたように9.1が最適で
あるという結果を得た。さらに35kb生成物の高収量
に対する改良では24分まで延長時間を長くすることで
達成された。より高いpHであるほかに、長いPCR手
順はこれらの楽観的な8.4kbからバッファー条件の
変化からは未だ何らの潜在利益も実現していない。20
kbs以上の標的にとって延長時間は20分を越えるこ
とが好ましく、そして延長温度は60℃以下が好まし
い。
11でわかるように、大きなDNA生成物の成功の流動
性は表1に予言した使用したプライマーの既知のマップ
ポジションに一致している。未純化の28そして35k
b生成物(図12、レーン5と6)のHindIII制
限消化酵素はλ(23kb)の左側と2.3kbバンド
の両方から期待された結果で、そして右PCRプライマ
ーで末端化した予想されるバンドである:28kbから
447bp(やっと目で見える)の生成物と35kbか
ら7331bPの生成物。
キソヌクレアーゼ活性度において欠陥のあるPfuDN
Aポリメラーゼ(8)の有用な突然変異体をテストし
た。図13はPfuDNAポリメラーゼの3’−exo
- 突然変異体が長いDNA標的の効果的な増幅を増進す
ることに失敗したことを示している。これはこのサイズ
範囲内で3’−エキソヌクレアーゼ活性度がPCR増幅
の効率化のために重要であるという我々の仮説を支持し
ている。
の生物学的目的から、忠実に高複製するためのミスマッ
チ塩基対が編集されており、、2つの選択的マーカー
(10)が側面を接する完全なlacZ(β−ガラクト
シダーゼ)遺伝子の増幅と分子クローニングを含むアッ
セイを用いて出願人はPCR生成物の忠実度をテストし
た。これまでにPfuDNAポリメラーゼ(2)で触媒
されたPCR増幅の最高の忠実度を報告した。表2はK
lentaq−278とPfuDNAポリメラーゼの6
40:1混合物で増幅した生成物の忠実度が、PfuD
NAポリメラーゼのみが得られるという、各々が16サ
イクルのPCRを用いた時、少なくとも釣り合っている
ことを示している。我々のKlentaq−LA(長く
て正確なKlenTaq)のような酵素混合物の指摘
は、高い忠実度の性能を跳ね返すものである。
述べられたTaqDNAポリメラーゼのN−末端欠失
である。(b)参考文献10の式1はbp当りの誤差を
解きあかすために次のように再配列したものであって:
X=−(ln(2F(1/m-1) −1))/1000、でこ
こでXはbp当り組み込まれる誤差、1000はlac
Z遺伝子(10)における有効標的サイズであり、Fは
青コロニーの分別、そしてmは有効サイクル数である。
(c)参考文献10におけるように有効サイクル数は現
実の反応効率に反映するマシンサイクルより少なく算出
されるが、しかし組合わせ増幅から計算した最小値より
高い。生成物鎖の不完全合成によるべき鎖ロスは理想的
な増幅効率より低い予想される。このため、成功(失敗
なし)生成物分子は計算した最少複製数より少ないと判
断される。KTLA−64(容量でKlentaq−2
78:Pfu::64:1)はその反応が生成物の比較
レベルで計算して10倍の欠失DNA(1.5ngv
s.15ngプラスミドpWB305)で開始されるの
で、より高い有効サイクル数が課されている。
の結合サイトで延長の低効率によって生じると主張され
ている。けれどもそれはこれらのミスマッチのためのキ
ュアーが3’−(校正)−エキソヌクレアーゼとともに
酵素に用いられると思われている。出願人はPfuとベ
ントDNAポリメラーゼが触媒として用いられるとき、
それらの失敗は、特に要求される長い合成時間の間中、
そして最適な高いDNAポリメラーゼレベルでそれらの
3’−エキソヌクレアーゼによるPCRプライマーの減
成によるものであると信じている。明らかに、低レベル
の3’−エキソヌクレアーゼはKlentaq−278
と増幅を進めるミスマッチの除去のために十分で最適で
ある。それは最適な低いレベルの3’−エキソヌクレア
ーゼが有効に、便利にそして柔軟に混合と希釈によって
セットすることができることを表している。
が高いことである。もし、等レベルの2つのタイプの酵
素が用いられるならば、(あるいはE2構成成分が過剰
にあるところの)あるいはもしexo- /exo+ が4
あるいはそれ以下であるならば、たとえ下記で討議する
最適のサイクリング状況であっても、長いPCRの有効
性は全く存在しないかあるいは大いに減少する。
長さと温度を最小に保つことが重要である。さらに、増
加するpHによって得られる改良は僅かに鋳型の除プリ
ンの減少に対応することができる。もし除プリンを減少
することができるなら、あるいはもし除プリン位置を迂
回することができるような大多数のDNAポリメラーゼ
成分をみつけることができるなら、さらなる改良を得る
ことができる。
おり、好ましくは20秒以下、最も好ましくは5秒ある
いはそれ以下で、95°で反応それ自身35kbの増幅
にとって驚くべき効果である。そうであるから長いPC
R標的を完全に変性するために長い変性時間を要するの
である。もしPCRにとって完全な変性が要求され、そ
してもしより長いDNAを95°でほどくためにもっと
時間を必要とするなら、要求したほどくための時間は結
局、5秒より以上重要となるのである。これは長い変性
時間によって生じた増えた除プリンのために増幅性生成
物のサイズを限定することができる。
列、幾つかのプライマー結合で出来上がったものであ
り、生成物サイズでλ中にクローンした挿入物の最大サ
イズの2倍近くである。全ウイルスとプラスミドが長さ
において35kbまでアップし、このシステムとともに
増幅性となる。この方法はλより非常に複雑なDNAに
適用できることが証明され、ゲノミック製図や次にくる
応用、in vitro増幅が都合よく、そしてDNA
再配列を避け、そしてin vivoクローニングの遺
伝子毒性誘惑のために恩恵を証明することができる。
目的が達成され、そして他の有利な結果に達することが
わかった。この発明の範囲からはずれることなく、上記
の方法と生成物から種々の変化を作り出すことができる
ので、上記記述に含まれる全ての事柄が例証として説明
され、制限を受けるものではない。参考文献 1.Saiki, R.K., Gelfand, D.H., Stoffel, S., Schar
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きるプライマーのヌクレオチド配列を示す図である。
す図である。
sDNAポリメラーゼと本発明のDNAポリメラーゼを
用いたPCR増幅反応を示すアガロースゲルの写真であ
る。
すアガロースゲルの写真である。
写真である。
ースゲルの写真である。
の写真である。
DNAポリメラーゼによってPCR生成物であるlac
Z遺伝子に導入された突然変異の数とKlentaq−
278によって導入された突然変異の数との差異を示す
棒グラフである。
V5と対にされた384bpメガプライマーを用いて行
ったPCR増幅を示すアガロースゲルの写真である。
が得られることを示すアガロースゲルの写真である。
分析を示すアガロースゲルの写真である。
い、及び行った28kbと35kbの生成物を示すアガ
ロースゲルの写真である。
すアガロースゲルの写真である。
ロースゲルの写真である。
Claims (5)
- 【請求項1】 Thermus aquaticus
DNAポリメラーゼと同じアミノ酸配列からなるが、前
記DNAポリメラーゼのN−末端280アミノ酸残基を
欠くアミノ酸配列を有するDNAポリメラーゼ、または
これと同等の耐熱性を有するその改変体であって、配列
表の配列番号2に示されるアミノ酸配列をN−末端に有
する改変体DNAポリメラーゼをコード化する組換えD
NA配列。 - 【請求項2】 Thermus aquaticus
DNAポリメラーゼと同じアミノ酸配列からなるが、前
記DNAポリメラーゼのN−末端280アミノ酸残基を
欠くアミノ酸配列を有するDNAポリメラーゼ、または
これと同等の耐熱性を有するその改変体であって、配列
表の配列番号2に示されるアミノ酸配列をN−末端に有
する改変体DNAポリメラーゼ。 - 【請求項3】 配列番号:6のアミノ酸配列を有する請
求項2に記載のDNAポリメラーゼ。 - 【請求項4】 プラスミドpWB254bに含まれるD
NA配列によってコード化されている請求項2に記載の
DNAポリメラーゼ。 - 【請求項5】 実質的にThermus flavus
のDNAポリメラーゼのアミノ酸280−831からな
るアミノ酸配列を有するDNAポリメラーゼ。
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