JP3318332B2 - 相互係合ファスナ部材及びその製造方法 - Google Patents

相互係合ファスナ部材及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はファスナに関し、特定すれば,2個の対向す
るファスナ部材を有し、各ファスナ部材はその表面から
突出する有頭脚部を複数備えたものに関する。
発明の背景 2個の対向するファスナ部材を具備した係合タイプの
ファスナはさまざまな分野で広く用いられている。この
発明に係わる特定のファスナとは2個の対向するファス
ナ部材を有し、各ファスナ部材はその表面から突出する
有頭脚部を複数備えたタイプのファスナである。この種
のファスナは、ファスナを比較的に軽微な力で相互係合
せしめる必要があると共にファスナ部材を離間するのに
は大きな力を必要とする場合において有利である。
高分子を成形して作られる通常のファスナは図1に示
される。即ち、対向したファスナ部材10及び12が具備さ
れ、それぞれ基部14及び16を具備する。各基部はそこか
ら直交して突出する複数の脚部18を具備する。各脚部18
はその端部に頭部20を備える。頭部は全体として弓状の
表面22を基部14及び16に対向して有しており、この弓状
の表面はファスナ部材が相互に接近せしめられた場合に
おいて、そこに最初に遭遇した頭部20の弓状表面22と摺
動接触するようにされる。また、各頭部20は、脚部の半
径外方に延びる全体として平坦な係止面24を有してお
り、この係止面24は第2図に示すように対向する頭部の
係止面と係合するようになっている。
第1図ではファスナ部材10及び12は係合すべく準備さ
れた状態にあり、一方のファスナ部材の頭部は全体的に
は相手方のファスナ部材の頭部の間に位置する。ファス
ナの係合を起こさせるために、ファスナ部材10及び12
は、それぞれの基部は全体的に平行に維持しつつファス
ナ部材10及び12は相互に近づくべく付勢され、頭部20は
接触せしめられ、かつそれに連なる脚部は側方に偏向せ
しめられる。脚部の側方への偏向により一つのファスナ
の頭部は対抗したファスナの頭部を通過せしめられ、フ
ァスナ部材は第2図に示すように係合せしめられる。
従来においては上述のタイプのファスナの製造は、一
般的には、加熱面の下方において突出した脚部を多数具
備する裏当層を加熱することにより行われていた。この
加熱層は脚部をして溶融せしめることにより各脚部の先
端に頭部を形成する。このようなプロセスは“Method f
or Making Fasteners"と題した米国特許第4,290,832号
(Kalleberg氏)において公知技術となっている。この'
832号特許は、裏当層と、この裏当層から突出する複数
のモノフィラメントより成る脚部と、各脚部の先端に形
成される頭部とから成るファスナを製造する多段階方法
を開示している。
この方法は第3図に示されており、2枚の裏当層50及
び52は平行な進路に沿って移動されつつこれら層間をモ
ノフィラメント54が供給され、かつアプリケータ56及び
58を使用することによりモノフィラメントの加圧が行わ
れ、その結果モノフィラメントはこれら層の間で垂直に
延びる。モノフィラメントは裏当層間の中間においてブ
レード60によって切断される。その結果、その各々が裏
当から延びる複数のモノフィラメントを有した二重対向
配置された裏当が作られる。次に、このようにして切断
されたモノフィラメントの先端部は熱源62及び64によ
り、各脚部の先端に頭部を形成するに十分な温度まで加
熱を受ける。頭部の固化後に2本のファスナ部材66及び
68は、分配及び使用に便利なように、別個のローラ70及
び72にそれぞれ巻き取られる。
上述の方法により製造されるファスナはそれぞれの用
途を持っているが、その頭部の形状は不一致になり易
く、その係合解除時の性能に影響を及ぼしうるものであ
る。例えば、この方法では急峻な係止面を有する全体と
して球形の頭部が意図せずに形成されることがある。こ
のような急峻な係止面は、脚部から半径方向に延びる平
坦係止面と比較してより外れ易く、ファスナの係合の解
除に必要な力は小さくなる。このこととは別に、頭部の
不規則性は熱の付与の不均一や製造速度の差等により発
生しうるものである。このような不規則性により係合解
除特性の不均一が促進され、これは状況によっては好ま
しくない結果となりうる。
さらに、ある分野の応用の場合は頭部の形態を全体と
して円錐や球形若くは他の所望の形状とし、確実な係合
及び係合解除特性を得るようにすることができる。例え
ば、米国特許第4,454,183号(Wollman氏)は3個の浅い
切り込みのついた構造の頭部を開示している。この構造
は三角形のモノフィラメントより成る脚部に熱を印加す
ることにより得ることができる。しかしながら、上に述
べた通り、モノフィラメントより成る脚部に熱を加える
ことにより形成された頭部は均一な成形がしにくい傾向
がある。加えて、異なった頭部構造の数は頭部を形成す
るべき脚部の寸法及び形状によって一般的には制限され
る。
脚部の先端に頭部を形成するためのもう一つのやり方
としては特開昭第1−238805号(Anzai氏)に開示のも
のである。この'805特許に開示された方法では個々の脚
部列を射出成形によって列状に形成するものである。各
脚部列はその各々の脚部は球、円錐、若くは他の形状の
頭部を持つことができ、同脚部の長手方向軸線に沿って
分割される鋳型内で成形を実施するのが典型的である。
溶融材料の射出及び固化後に鋳型の半体は分離されると
共に、個々の脚部列は取り出される。
個々の脚部列からファスナを形成するために、そのよ
うな列を複数整列させかつ接合しなければならない。個
々の列は接着剤や、サーマルボンディングや、高周波ボ
ンディングにより接合することができる。ファスナを形
成するためのこの方法は頭部の形成の点では従来技術に
対して改善はされているが、個々の列をファスナを形成
するべく共に連結をせしめるための時間及びその設備に
大きな投資をしなければならない。したがって、費用が
より嵩むことになり好ましくない。
また、ファスナの表面、特にその裏面に二次的な係止
部分を設けることによりファスナを表面や本体に容易に
取り付けできるようにすることが希求されることがよく
ある。今のところ、このような二次的な係止部分は溶接
(溶剤、加熱若くは超音波溶接のいずれか)によってフ
ァスナ部材の背面に取り付けるのが典型的である。しか
し、この方法はファスナ部材の製造とは別異の製造工程
を必要とする。この二次的な製造工程は物品のコストを
増大させ、この観点で望ましくない。
したがって、所望の形状の同一的な頭部構造を有した
脚部の行及び列配置を有した一体成形ファスナ部材を製
造する方法を提供し、異なった所望形状の頭部構造を有
した一体成形ファスナ部材を製造する方法を提供し、か
つファスナ部材と同時的に形成される一体的な二次的係
止部分を有したファスナ部材を提供することが要望され
ている。
発明の要約 この発明は基部と複数の脚部とを有し、各脚部は基部
から突出する接近端部と頭部を有する離間端部とを具備
するファスナ部材の製造方法を提供するものである。こ
の発明の方法は以下の段階を含んでなるものであり、即
ち、(a)ファスナの基部を成形するべきキャビティを
有した基部用鋳型を提供し;(b)脚部を成形するため
に配列された複数の流路を有した破壊して除去できる脚
部用鋳型を提供し;(c)頭部を成形するため配置され
た複数のキャビティを有した頭部用鋳型を提供し;
(d)破壊して除去できる脚部用鋳型を基部用鋳型に近
接して固定し、ここに脚部用鋳型の流路は基部用鋳型の
キャビティと連通するようにされ、かつ頭部用鋳型を破
壊して除去できる脚部用鋳型と近接固定し、ここに頭部
用鋳型のキャビティは破壊して除去できる脚部用鋳型の
流路と連通するようにされ;(e)溶融プラスチック材
料を、基部用鋳型、破壊して除去できる脚部用鋳型、及
び頭部用鋳型の一つに形成される流路を通して、鋳型内
に導入することにより、ファスナ部材の基部、脚部、及
び頭部が形成され;(f)鋳型内でプラスチックを固化
させファスナ部材を形成し;(g)破壊して除去できる
脚部用鋳型及び固化されたファスナ部材から頭部用鋳型
及び基部用鋳型を分離し;ならびに(h)破壊して除去
できる脚部用鋳型を除去することによりファスナ部材の
損傷なしに破壊して除去できる脚部用鋳型からファスナ
部材を取り出している。一実施例では、上述方法は破壊
して除去できる脚部用鋳型の除去を鋳型を温水等の溶剤
で溶解することにより実施する段階を具備する。この発
明はこの方法により作られたファスナをも包含するもの
である。
この発明は、また、基部と行及び列に配置された複数
の脚部とを有し、各脚部は基部から突出する接近端部と
頭部を有する離間端部とを具備するファスナ部材の製造
のための鋳型を提供するものである。この鋳型は、
(a)ファスナの基部を成形するためのキャビティを有
した基部用鋳型と;(b)基部用鋳型に近接配置される
破壊して除去できる脚部用鋳型とを具備し、該破壊して
除去できる脚部用鋳型は行及び列に配置された複数の流
路を有し、該流路は基部用鋳型のキャビティと流体連通
下にあり、上面に基部から突出す脚部を形成することが
でき;かつ(c)行及び列に配置される複数のキャビテ
ィを有した頭部用鋳型を具備し、該キャビティは破壊し
て除去できる脚部用鋳型の流路と流体連通下にあり、頭
部用鋳型のキャビティはファスナ部材の頭部を成形する
ものであり、頭部用鋳型は少なくとも一つのキャビティ
を頭部用鋳型の外壁と連通する入り口流路を有してお
り、この入り口流路は溶融プラスチック材料を少なくと
も一つのキャビティに供給し、ファスナ部材を成形す
る。基部用鋳型及び頭部用鋳型は破壊して除去できる脚
部用鋳型とプラスチックファスナ部材からの離間するこ
とができ、ファスナ部材を破壊して除去できる脚部用鋳
型からファスナ部材に損傷を与えることなく取り出すこ
とが可能となる。1つの実施例では破壊して除去できる
脚部用鋳型は水溶液に溶解可能なCOOH基を含有する熱プ
ラスチックから作られる。
図面の簡単な説明 この発明は以下の添付図面を参照にした記載から容易
に理解することができよう。ここに、全ての図面を通じ
て同一物品は同一の参照符号によって表わすものとす
る。
第1図は従来技術のファスナをそのファスナ部材との
係合前において表わす断面図であり; 第2図は従来技術のファスナをそのファスナ部材との
係合後において表わす断面図であり; 第3図は基部層から突出する複数のモノフィラメント
より成る脚部に頭部を設けるための従来技術の方法を表
わす断面図である。
第4図はこの発明の1実施例における破壊して除去で
きる脚部用鋳型の平面図である。
第5図はこの発明のファスナ部材の射出成形に先立っ
ての頭部用鋳型、脚部用鋳型及び基部用鋳型の断面図で
ある。
第6図はこの発明のファスナ部材の射出成形に引き続
く頭部用鋳型、破壊して除去できる脚部用鋳型及び基部
用鋳型の断面図である。
第7図はこの発明のファスナ部材の断面図であるが、
破壊して除去できる脚部用鋳型はファスナの射出成形後
にファスナの脚部に付着した状態となっている。
第8図は破壊して除去できる脚部用鋳型がファスナ部
材から除去された後のこの発明のファスナ部材の断面図
である。
第9図はこの発明の1実施例における頭部用鋳型の断
面図である。
第10図はこの発明のファスナの1実施例の平面図であ
る。
第11及び12図はこの発明の型の異なった実施例の断面
図である。
第13及び14図はこの発明の実施例における脚部用鋳
型、ファスナ部材の脚部及び頭部の断面図である。
詳細な説明 ここに開示の方法は基部、基部の上側に突出する複数
の脚部、及び脚部の離間側の端部に連結される複数の頭
部からなるファスナ部材の成形の方法である。以下詳細
に説明するようにこの方法は、概括的に述べると、破壊
して除去できる脚部用鋳型の形成し、基部用鋳型と頭部
用鋳型との間に破壊して除去できる脚部用鋳型を固定
し、溶融もしくは液状の材料を射出することによりファ
スナを形成し、ファスナを露出するべく基部及び頭部用
鋳型を破壊して除去できる脚部用鋳型から分離し、破壊
して除去できる脚部用鋳型を除去しファスナを解放する
ことから成る。本発明のこの方法は、本発明の一連の行
程を一般的に説明する第4図から8図までを参照するこ
とにより明らかとなろう。
第4図に示すように破壊して除去できる脚部用鋳型10
0は完成すべきファスナ部材の脚部の所望形態及び位置
に対応して複数の所定配置の流路106を有している。図
示の実施例ではその断面において円形であるように示さ
れているが、異なった断面形態(第4図において99で概
括的に示すように矩形若くは三角形等の形態)を有する
ことができる。同様に、破壊して除去できる脚部用鋳型
100は二つ若くはそれ以上の断面形態(円形断面と矩形
断面との交互列状配置、または各列において円形と矩形
とを交互配置)の流路を設けることが可能である。
流路は行及び列で規則的に配置することも可能である
し、又は他の所望の形態の配置をとることも可能であ
る。例えば、第10図に示すように、全体として円形のコ
ネクター110′を構成し、複数の同心リングより成るパ
ターンの脚部(図示しない)及び頭部120′を具備せし
めることが可能である。破壊して除去できる脚部用鋳型
の流路は近接した流路が幾分相互に分離するように配置
することが好ましい。第1,2及び4〜8図に示すよう
に、各脚部列対間に幾分の隙間を設けることによって対
抗ファスナの相互締結時の相互係合が容易になる。それ
は、頭部が相互に接触したときに、頭部及びそれに隣接
する頭部が近接する列対間を分離する空間に逸れること
ができることによる。各脚部列の適切な間隔は各種の要
因に依存するが、そのような要因としては、これに限る
ものではないが、ファスナ部材を作っている材料や、脚
部及び頭部の寸法や、その使用目的や、所望の係合解除
力等が含まれる。
破壊して除去できる脚部用鋳型100は一般的には平坦
状をなし、これにより全体として平坦な係止部を有する
頭部が形成される。第13,14図に示す他の実施例では、
破壊して除去できる脚部用鋳型100′及び100″はある形
態をなした係止表面124′及び124″を形成するように適
合され、これにより相互係合されたファスナ部材をの係
合を解除するのに必要となる力を変更することが可能で
ある。即ち、平坦状係止表面及び破壊して除去できる脚
部用鋳型を適当に変形することにより得られる所望形態
の係止表面はこの発明の範囲に包含されるのである。
破壊して除去できる脚部用鋳型は、ファスナ部材を形
成するべく使用される射出成形工程に耐えることができ
るに十分な耐久性をもっていると共に、ファスナ部材の
形成後はファスナ部材を解除するべく除去することがで
きるようになっている。ファスナ部材は多くの方法によ
って破壊して除去できる脚部用鋳型を“除去する”こと
が可能であるが、除去とは鋳型を溶媒(水、アセテー
ト、アルコール等)による溶解、分解、溶融、粉砕(力
によるものや超音波伝達によるもの)、その他破壊して
除去できる脚部用鋳型をその周りの脚部からファスナ部
材に損傷を与えることなく除去しうる他のものを包含す
る。
好ましい実施例では破壊して除去できる脚部用鋳型を
構成する材料(以下“脚部用鋳型用材料”)は水溶性材
料である。これは、水を鋳型に加え、鋳型を超音波や機
械的な振動を等によって撹拌もしくは加振することによ
り鋳型を溶解せしめて破壊して除去できる脚部用鋳型を
ファスナ部材より除去できることを意味する。たとえ
ば、欧州特許第0,314,156号(Delbig氏)−この引用を
もってこの明細書の記載に代えるものとする−に開示の
材料は充填材と、COOH基を含有するポリマーとから成
り、水性もしくは水性−アルカリ媒体に溶解可能な熱可
塑性混合物である。このような混合物は熱可塑性を利用
して中実部品に形成可能であり、使用後に溶解すること
ができる。このような材料として或る用途に適した1例
はスイスのBelland社からGBC−1330の商品名で入手でき
るものである。この発明の破壊して除去できる脚部用鋳
型の形成に適したかかる材料の別の例としては、酸媒体
中で溶解可能なポリマーを含有するアミノ−グループを
開示する米国特許第4,990,146号(Delbig氏)や、アル
カリ媒体中で溶解可能なポリマーを開示する同第4,870,
148号(Belz氏等)に開示のものである。破壊して除去
できる脚部用鋳型に応用可能な他の樹脂としては70パー
セントのポリビニールアルコールと、30パーセントのタ
ルクと、微量のグリセリンとから成るものであり、これ
は日本の東京にあるリケンビニール社から入手可能であ
る。破壊して除去できる脚部用鋳型材料と溶媒との組み
合わせは他のものが考えられるが、これらの材料が前述
のように除去可能なものである限りはこの発明の範囲に
包含される。
破壊して除去できる脚部用鋳型はこの技術分野では周
知であり、典型的には射出成形により形成することがで
き、例えば、8 Encyclopedia of Polymer Science and
Engineering 102−34(Wiley 1987)に開示してあり、
この引用をもってこの明細書の記載に代えるものとす
る。射出成形は一般的にはキャビティを形成したダイが
用意され、このキャビティは入口流路によってダイの外
側に連通している。ダイは通常は少なくとも2つの部分
に分離され、ダイの部分が分離され、その中に形成され
た物品の取り出しが可能である。溶融材料は入口流路を
介してダイキャビティに流入され、ここで材料は固化さ
れ、キャビティの輪郭によって決まる物品を形成する。
材料が固化した後にダイは除去され、完成された物品は
露出される。このプロセスはごく大まかに説明したが、
射出成形は公知であり、そのプロセス及び設備の一部の
み図示しかつ説明している。破壊して除去できる脚部用
鋳型を形成するほかの方法、例えば、脚部用鋳型用材料
の開放フェース鋳型への注入又は脚部用鋳型を形成する
シート部材への孔の形成もこの発明の範囲に包含される
ものである。
破壊して除去できる脚部用鋳型の形成後に、第5図の
ように破壊して除去できる脚部用鋳型は、この発明のフ
ァスナ部材の射出成形の準備をするべく、基部用鋳型10
2と頭部用鋳型104との間に配置される。基部用鋳型102
と頭部用鋳型104は双方とも恒久的な鋳型であり、即
ち、これらの鋳型はファスナ部材の取り出しのために破
壊もしくは分解されるようになってはいない。一般的に
は、基部用鋳型102、破壊して除去できる脚部用鋳型10
0、及び頭部用鋳型104は、第6図に示すように、この発
明のファスナ部材を形成するべく、その各鋳型のキャビ
ティが近接する鋳型の対応のキャビティと流体連通下に
あるように配置される。
基部用鋳型102は入口流路108を具備し、この流路108
は第5図に示すようにキャビティ109と連通している。
入口流路108は基部用鋳型102の側面又は底面のいずれか
らの入ることができ、溶融材料は、その供給源からキャ
ビティ109に送られる。望ましくは入口流路はファン形
状であり、キャビティ109内での溶融材料の流れのより
均一化を図ることができる。この図示の実施例では、入
口流路108は第5図に示すように頭部用鋳型102の側から
キャビティ109に入る。代替手段として入口流路108′は
基部用鋳型104′中に形成することが可能であり、これ
により第11図に示すように入口流路108′は一つもしく
はそれ以上の頭部用鋳型のキャビティ107′に流体的に
連通させることができる。さらに他の実施例としては、
第12図に示すように、入口流路108″は頭部用鋳型104″
及び破壊して除去できる脚部用鋳型100″を介して流体
的な連通下にある。
キャビティ109はファスナ部材の基部を形成するよう
に形成され、ファスナ部材はどのようなものに応用され
るかに応じて決まる種々の寸法を持つ。図示の実施例で
はキャビティ109はその幅がその厚みより大きい平坦基
部を形成するが、他の実施例が可能であり、例えば、基
部用鋳型102はそこに形成される脚部及び頭部より大き
くすることができる。例えば、大きなパネル(自動車の
ボディパネル若くは内装部品)を基部用鋳型102内に形
成することができ、かつ一つ若くはそれ以上のグループ
の脚部及び頭部をそこから突出させることができる。し
たがって、基部用鋳型は図示では頭部及び脚部用鋳型に
対して比較的に小さくなっているが、図示のものよりも
っと大きくかつより複雑な基部に適合するように形成す
ることができる。
これとは別に基部用鋳型102は第5−8図に示すよう
に、ファスナ部材110を本体、表面等に取り付けるのを
可能とする基部114に近接してねじ部111のような二次的
な係止部を形成する大きさとすることができる。入口流
路108も、また、このような二次的な係止部を形成する
ように適合可能である。この発明のファスナ部材の射出
成形の好適実施例の利点は二次的止着部がファスナの残
りの部分と同時に射出成形できるということにある。上
述したこの従来技術の方法は溶媒、ヒータ若くは超音波
ホーンを使用することにより二次的止着部をファスナ部
材に溶接する段階を有している。この溶媒、ヒータ若く
は超音波ホーンはそのいずれもがこの発明の統合的方法
よりは複雑であり、当然に費用が嵩むものである。
破壊して除去できる脚部用鋳型100は基部用鋳型102の
上に位置しており、溶融材料はキャビティ109を充填す
ることにより基部を形成し、流路106に流入することに
より脚部118を形成し、頭部用鋳型104の頭部形成用キャ
ビティ107に流入することにより頭部120を形成するが、
このことは後述する。ファスナを形成するべく溶融材料
の注入後に各脚部118は、第8図に示すように、ベース
部114に固着される近接端部117と、基部114から突出す
る離間端部119を形成する。
第5図に示すように、頭部用鋳型104は破壊して除去
できる脚部用鋳型100の上方に位置しており、かつ複数
のキャビティ107を具備する。このキャビティ107は脚部
の各離間端部119の上部の頭部120を形成するためのもの
である。頭部形成用キャビティ107は脚部118を形成する
それぞれの流路106と流体連通しており、溶融材料は流
路106を介して流入することにより頭部120を形成する。
頭部形成用キャビティ107は多くの形態のうちの所望の
ものに形成可能であり、たとえば、頭部形成用キャビテ
ィは円錐状、半球状、円柱状、立方体、球状等の形状と
することができる。たとえば、第9図は全体として円錐
形(107′)、または全体として立方体状(107″)であ
る。第1,2及び4−8図の実施例ではキャビティはマッ
シュルーム状である。
次に説明する非限定的な本発明の実施例のファスナ部
材はファスナ部材、即ち、基部用鋳型のキャビティ、破
壊して除去できる脚部用鋳型の流路、基部用鋳型のキャ
ビティの相対寸法の説明のためのものである。ファスナ
部材は厚みが略0.15cm(0.06インチ)のベース層と、直
径が0.08cm(0.03インチ)で高さが0.18cm(0.07イン
チ)の複数の円柱状の脚部と、直径が略0.165cm(0.065
インチ)で高さが略0.13cm(0.05インチ)の底面直径を
有した複数の全体として円錐状の頭部とを具備する。脚
部は列状に配置され、複数の列よりなる各対の二つの列
は中心で略0.2cm(0.08インチ)離間されており、かつ
各列の各対は近接した列対から中心で略0.24cm(0.093
インチ)相互に離間している。注意するべきは小さな頭
部を広く離間させた場合は係合及び離間力としてより小
さいものを要求する傾向があり、他方、大きな頭部を狭
く離間させた場合は係合及び離間力としてより大きいも
のを要求する傾向がある。
基部用鋳型102、破壊して除去できる脚部用鋳型100及
び頭部用鋳型104が、公知のように、適切に整列されか
つ固定された後に、適当な溶融プラスチック材料が入口
流路108を介して注入され、第6図のようなファスナ部
材が形成される。ここに使用する“プラスチック”とい
うのは全てのモノマー、ポリマー、オリゴマー、及びそ
の混合物を意味するものとする。この発明のファスナ部
材を形成するために射出成形は好ましいやり方であり、
それは、従来技術に従って脚部の加熱により個々のモノ
フィラメントの上部に頭部を形成する場合と違って射出
成形によりファスナ部材を形成するときは高い融点の樹
脂を使用することができるからである。たとえば、ポリ
プロピレンは公知技術ではモノフィラメントの脚部を加
熱する方法によってファスナ部材を形成するのに使用さ
れるが、それはポリプロピレンの融点は比較的に低く、
脚部の端部を簡単に加熱することにより頭部を形成する
ことができるからである。しかしながら、ナイロンのよ
うな樹脂はナイロンの高融点のために従来技術の方法に
は適当でなく、従って、加熱によってモノフィラメント
の上部に頭部を形成するべく制御することは困難であっ
た。この発明の方法によれば、ナイロン(及び比較的高
融点のほかの材料)は射出成形によってファスナ部材と
して形成するのが可能であり、より強力なファスナを製
造することができる。
以上とは代替手法として、反応式射出成形(RIM)と
して公知の方法も有益である。すなわち、この方法は一
般的に適当な液状成分を供給及び混合し、それを鋳型に
注入し、鋳型において混合物は重合され、プラスチック
物品を形成する。ポリウレタン、ポリエステル及びナイ
ロン等の材料はこの発明による反応式射出成形すること
が可能である。
ファスナ部材(以下“ファスナ材料”)を形成するた
め選択される材料のタイプはその応用に依存するが、ポ
リプロピレン(三菱化成から入手可能な製品番号8826J
等)、ポリアセタール(ポリプラスチック社から入手可
能な製品番号M90−44)、ナイロン(旭化成から入手可
能な製品番号1220S)、イオノマー(三井デュポン化学
から入手可能な製品番号1554)、フェノール樹脂やポリ
ウレタン樹脂等の熱硬化可能なプラスチックは有用性を
有している。ファスナ材料は脚部用鋳型材料と相互作用
的であってはならず、さもないと破壊して除去できる脚
部用鋳型の構造もしくは性能に決定的な影響を及ぼすこ
とになる。さらに、上述のように脚部用鋳型材料はファ
スナ部材を形成するために使用される射出成形工程を阻
害するものであってはならない。
以下のデータはこの発明の成形段階の非限定的なサン
プルパラメータを示すものである。
これらのサンプルは東京のファナック社から入手可能
なAuto Shot CシリーズのModel 30A射出成形にかけられ
た。樹脂は鋳型内に10から50mm/秒の流速で射出され、
かつ圧力は最大で1200kg/cm2に制限された。鋳型の錠止
力は略30トンであった。
新規に形成されたファスナは基部、脚部及びヘッド用
鋳型内に配置しつつ硬化させることができるのが典型的
である。或る環境下ではファスナ材料は加熱した場合に
より迅速もしくは効果的に硬化することができる。基部
用鋳型102及び頭部用鋳型104はファスナ部材が硬化され
たときに除去され、このときに第7図に示すように破壊
して除去できる脚部用鋳型100はファスナ部材の脚部に
付着したままである。それから、破壊して除去できる脚
部用鋳型100は除去され、第8図に示すようにファスナ
部材110は脚部用鋳型から解放される。好ましい実施例
では破壊して除去できる脚部用鋳型100の除去は溶媒、
好ましくは水を破壊して除去できる脚部用鋳型の材料に
付与しこの鋳型100を溶解させることにより行われる。
最も好ましい実施例では破壊して除去できる脚部用鋳型
はそれを温水にて溶解させることにより除去される。機
械的もしくは超音波振動はファスナ110からの破壊して
除去できる脚部用鋳型の除去を迅速に行わしめるが、こ
の際に溶媒と組み合わせることが好ましいが、溶媒が存
在しなくてもおそらくは行いうる。
単一のファスナ部材を二つの部分に分割することによ
り形成される対抗したファスナ部材と係合せしめるため
に、ファスナ部材は従来技術に関して第1図に示すよう
に整列される。それぞれの基部に加わる圧縮力は従来技
術に関し第2図に示すようにファスナ部材の相互係合せ
しめようとする。以前に説明した通りにファスナ部材を
係合及び係合を解除せしめるのに必要となる力の大きさ
は脚部と頭部の寸法及び間隔を変更することによって制
御可能である。或る幾何学的配置の場合はこの発明によ
り構成されるファスナ部材の係合を解除するのに必要と
なる力は従来技術の方法によって構成された比肩しうる
ファスナの分離に必要となる力より大きい(たとえば2
倍だけ大きい)。したがって、この発明により頭部形状
の形成の制御性が高くなり、保持力の大きなファスナを
得ることを実現する。この発明のファスナ部材の係合に
要する力は従来技術の方法によって構成された比肩しう
るファスナの分離に必要となる力より大きくなろう。し
かも、かかる係合力は頭部形状や、脚部の間隔や、樹脂
の剛性などを変化させることにより制御可能であろう。
以上この発明をいくつかの実施例について説明した。
しかしながら、当業者はこの発明の請求の範囲の記載か
ら逸脱することなく実施例において多くの改変を行うこ
とが可能である。即ち、この発明の範囲は以上に説明し
た構造ではなく、請求の範囲の文言により記載される構
造及びその構造の等価物によってのみ限定を受けるもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハットリ,ジロー アメリカ合衆国,ミネソタ 55133― 3427,セントポール,ポスト オフィス ボックス 33427(番地なし) (72)発明者 タカギ,アキミツ アメリカ合衆国,ミネソタ 55133― 3427,セントポール,ポスト オフィス ボックス 33427(番地なし) (56)参考文献 国際公開92−4839(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 31/00 A44B 18/00 B29C 33/52

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部(114)と複数の所定配置の脚部(11
    8)とを有し、各脚部は基部から突出する近接側端部と
    頭部(120)を有した離間側端部とを含んで成るファス
    ナ部材の製造方法であって、前記方法は以下の: (a)ファスナの基部を形成するのに適したキャビティ
    (109)を有した恒久的基部用鋳型(102)を提供し; (b)脚部を形成するための複数の所定配置の流路(10
    6)を有した破壊して除去できる脚部用鋳型(100)を提
    供し; (c)頭部を形成するための複数の所定配置のキャビテ
    ィを有した恒久的頭部用鋳型(104)を提供し; (d)基部用鋳型に近接して、破壊して除去できる脚部
    用鋳型を、該脚部用鋳型の前記流路をして基部用鋳型の
    キャビティと流体的連通するように固定するとともに、
    頭部用鋳型を、破壊して除去できる脚部用鋳型に近接し
    て、頭部用鋳型のキャビティをして破壊して除去できる
    脚部用鋳型の前記流路と流体的連通するように固定し; (e)溶融プラスチックを、ファスナの基部、脚部及び
    頭部の形成を行うべく、基部用鋳型、破壊して除去でき
    る脚部用鋳型及び頭部用鋳型のいずれかに形成される入
    口流路(108)を介して鋳型内に流入せしめ; (f)ファスナ部材を形成するべくプラスチックを鋳型
    内で固化せしめ; (g)頭部用鋳型及び基部用鋳型を破壊して除去できる
    脚部用鋳型及び固化されたファスナ部材から分離せし
    め、かつ; (h)破壊して除去できる脚部用鋳型からのファスナ部
    材の分離をファスナ部材に損傷を与えることなく行うべ
    く破壊して除去できる脚部用鋳型を除去する; 各段階を含んで成るファスナの製造方法。
  2. 【請求項2】前記段階(h)は、(A)鋳型を溶剤で溶
    解する、または、(B)加熱溶媒を提供し該加熱溶媒に
    より前記鋳型を溶解すること、の少なくとも一方によ
    り、破壊して除去できる脚部用鋳型を除去することを含
    む、請求の範囲1に記載の方法。
  3. 【請求項3】溶媒が水を含んで成る請求の範囲2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】前記段階(e)がファスナ部材を射出成形
    することを含んでなる請求の範囲1に記載の方法。
  5. 【請求項5】ファスナ部材であって、以下の段階、即
    ち、 (a)ファスナの基部を形成するのに適したキャビティ
    (109)を有した恒久的基部用鋳型(102)を提供し; (b)脚部を形成するための複数の所定配置の流路(10
    6)を有した破壊して除去できる脚部用鋳型(100)を提
    供し; (c)頭部を形成するための複数の所定配置のキャビテ
    ィを有した恒久的頭部用鋳型(104)を提供し; (d)基部用鋳型に近接して、破壊して除去できる脚部
    用鋳型を、該脚部用鋳型の前記流路をして基部用鋳型の
    キャビティと流体的連通するように固定するとともに、
    頭部用鋳型を、破壊して除去できる脚部用鋳型に近接し
    て、頭部用鋳型のキャビティをして破壊して除去できる
    脚部用鋳型の前記流路と流体的連通するように固定し; (e)溶融プラスチックを、ファスナの基部、脚部及び
    頭部の形成を行うべく、基部用鋳型、破壊して除去でき
    る脚部用鋳型及び頭部用鋳型のいずれかに形成される入
    口流路(108)を介して鋳型内に流入せしめ; (f)ファスナ部材を形成するべくプラスチックを鋳型
    内で固化せしめ; (g)頭部用鋳型及び基部用鋳型を破壊して除去できる
    脚部用鋳型及び固化されたファスナ部材から分離せし
    め、かつ; (h)破壊して除去できる脚部用鋳型からのファスナ部
    材の分離をファスナ部材に損傷を与えることなく行うべ
    く破壊して除去できる脚部用鋳型を除去する; 各段階を含んでなる方法により製造されるファスナ。
  6. 【請求項6】基部(114)と行及び列に配置された複数
    の脚部(118)とを有し、各脚部は基部から突出する近
    接側端部と頭部(120)を有した離間側端部とを具備し
    ている一体成形プラスチックファスナ部材の製造用鋳型
    であって: (a)ファスナの基部を形成するのに適したキャビティ
    (109)を有した恒久的な基部用鋳型(102)を具備し、
    該基部用鋳型は前記キャビティを前記基部の外壁に連通
    せしめると共に、ファスナ部材の基部を形成するべく溶
    融プラスチック材料を前記キャビティに送るのに適した
    入口流路(108)を有しており; (b)前記基部用鋳型と近接し、行及び列に配置される
    と共に基部用鋳型のキャビティと流体連通下にある複数
    の流路(106)を有した破壊して除去できる脚部用鋳型
    (100)を具備し、前記頭部用鋳型のキャビティは前記
    基部用鋳型のキャビティからの溶融プラスチック流体を
    受け取ると共に基部の上方において基部から突出する脚
    部を形成するのに適しており; (c)行及び列に配置され、前記破壊して除去できる脚
    部用鋳型の流路に流体連通下にある複数のキャビティを
    有した恒久的な頭部用鋳型(104)を具備し、前記頭部
    用鋳型のキャビティは破壊して除去できる脚部用鋳型の
    前記流路から溶融プラスチック材料を受け取ると共にフ
    ァスナ部材の頭部を形成するものであり; 前記基部用鋳型と頭部用鋳型とは前記破壊して除去でき
    る脚部用鋳型及びプラスチックファスナ部材から分離可
    能にされ、ファスナ部材をそれに損傷を損傷を与えるこ
    となく破壊して除去できる脚部用鋳型から除去すること
    ができる鋳型。
  7. 【請求項7】基部と行及び列に配置された複数の脚部と
    を有し、各脚部は基部から突出する近接側端部と頭部を
    有した離間側端部とを具備している単位プラスチックフ
    ァスナ部材の製造用型であって: (a)ファスナの基部を成形するのに適したキャビティ
    (109)を有した恒久的な基部用鋳型(102)と; (b)前記基部用鋳型と近接し、行及び列に配置される
    と共に基部用鋳型のキャビティと流体連通下にあり、基
    部の上方において基部から突出する複数の流路(106)
    を有した破壊して除去できる脚部用鋳型(100)と; (c)行及び列に配置され、前記破壊して除去できる脚
    部用鋳型の流路に流体連通下にある複数のキャビティを
    有した恒久的な頭部用鋳型(104)とを具備し、前記頭
    部用鋳型のキャビティはファスナ部材の頭部を形成する
    べくされており、前記頭部用鋳型は前記キャビティの少
    なくとも一つを頭部用鋳型の外壁と連通させかつファス
    ナ部材を形成するべく溶融プラスチック材料を前記少な
    くとも一つのキャビティに供給する流路(108')を有し
    ており; 前記基部用鋳型と頭部用鋳型とは前記破壊して除去でき
    る脚部用鋳型及びプラスチックファスナ部材から分離可
    能にされ、ファスナ部材をそれに損傷を与えることなく
    破壊して除去できる脚部用鋳型から除去することができ
    る鋳型。
  8. 【請求項8】前記配置のキャビティが概して、(A)半
    球頭部、または、(B)マッシュルーム頭部、の少なく
    とも一方に形成されている請求の範囲6または7に記載
    の鋳型。
  9. 【請求項9】前記破壊して除去できる脚部用鋳型が水性
    媒体に溶融可能なCOOH基を含有する熱可塑性物質より作
    られる請求の範囲6または7に記載の鋳型。
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