JP3215341B2 - テクスチャーノズルおよび空気力学的にテクスチャード加工する方法 - Google Patents

テクスチャーノズルおよび空気力学的にテクスチャード加工する方法

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JP3215341B2 JP03083797A JP3083797A JP3215341B2 JP 3215341 B2 JP3215341 B2 JP 3215341B2 JP 03083797 A JP03083797 A JP 03083797A JP 3083797 A JP3083797 A JP 3083797A JP 3215341 B2 JP3215341 B2 JP 3215341B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一端で糸を導入
でき、他端でテクスチャード加工糸を引き出せる糸通路
に出口側の加速通路と圧搾空気導入部とを有する直通の
糸通路を備えたテクスチャーノズルおよびその使用法に
関する。更に、この発明は中間部分で4バールより大き
い供給圧力の圧搾空気を糸通路に導入し、拡大する加速
通路で気泡ビームを超音速に加速し、一端に糸を通し、
他端でテクスチャード加工された糸を引き出す直通の糸
通路を備えたテクスチャーノズルで糸を空気力学的にテ
クスチャード加工する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】気泡テクスチャ技術には二つのタイプの
テクスチャーノズルが広く使用されている。これ等のノ
ズルは糸通路への圧搾空気を導入方式により区別されて
いる。第一のタイプのノズルは「半径方向原理」による
気泡テクスチャーノズルである。この場合、圧搾空気は
主に半径方向に配置された一つまたはそれ以上の空気通
路を介して導入される(例えば、欧州特許第 88 254 号
明細書参照)。半径方向原理によるテクスチャーノズル
には、特に 100%以下の過剰供給を必要とする糸に対し
て利用分野がある。特別な場合、所謂エフェクトヤーン
の場合に 200%の過剰供給までが短時間許される。第二
のタイプは「軸方向原理」である。ここでは圧搾空気が
軸方向に通路を経由して糸通路の広がったスペースに導
入される。このような解決策は欧州特許第 441 925号明
細書に開示されている。軸方向原理によるテクスチャー
ノズルは、特に 300%、一部 500%までの非常に大きな
過剰供給で効果的に使用されている。両方の対応する実
際的な解決策はノズルの出口の領域のノズル開口部の設
計でも特に異なっている。欧州特許第 441 925号明細書
の解決策には出口端部の前にラバルノズルに相当するノ
ズル開口部がある。ラバルノズルの特徴は約 8°〜最大
10 °の非常に小さい開口角にある。この開口角が所謂
理想的なラバル角に等しいかそれより大きいなら、空気
圧がラバルノズルの最狭部で臨界圧縮比以上であるとい
う前提の下に、ノズル開口部で空気速度は脈動なしに音
の障害以上に上昇する。ラバル氏は空気圧が低下した場
合、理想的なノズルでも速度上昇の限界区域がノズルの
中に移動することを既に認めている。これは周知の圧縮
衝撃を伴う衝撃波面を形成する。流体技術の大抵の専門
分野では、圧縮衝撃をできる限り避けている。テクスチ
ャ処理は、ガスを伴う超音速流を必要とするだけでな
く、同時に糸もノズルの真ん中に通し、衝撃波面で処理
する限り複雑である。どのような流量損失も補償するた
め、気泡テクスチャード加工では4バール以上、大抵6
バール以上の空気圧で処理される。空気の理論的な最高
速度( 20 ℃の温度、無限に近い供給圧力および 10 °
以下の理想的なラバル角での)は約 770 m/secになる。
実際には、可能な最大空気速度は 12 バールで 500〜 5
50 m/secの間、つまりマッハ2以下である。これに付い
ては、科学的な研究「化学繊維と繊維産業」(Chemiefas
ern/Textilindustrie), 1981年 5月を参照されたい。普
及している専門的な考えによれば、テクスチャ処理は超
音速流の現象である圧縮衝撃の作用に帰す。テクスチャ
ーノズルを用いて理想的なラバル角でテクスチャード加
工した糸は長く品質の基準となっていた。これに基づき
与えられる品質は他のノズル形で研究された。本出願人
は、欧州特許第 88254 号明細書のように、実際ラッパ
状のノズル流入部を有する代わりのノズルの形、所謂ヘ
マジェット (Hemajet)ノズルを開発した。このラッパ形
状は一見するとラバル規則を外れているように見える。
第二の研究(International Textil-Bulletin Garnhers
tellung 3/83) はラッパ形状を用いても超音速流が発生
し、約400 m/secの範囲の最高空気速度が測定されたこ
とを開示している。更に、糸の改良の実際法は、特別な
応用分野でラッパ形状が有利であることを示している。
ヘマジェットノズルは、単純な一つの半径で表せる凸型
に曲がった出口開口に基づいている。最狭部に直接続く
拡大部を調べると、この拡大部の最初短い部分は理想的
なラバル開口角の範囲内にあることが分かる。これは、
両方のノズルのタイプが何故一部似たようなテクスチャ
ード加工結果を与えることの重要な根拠となっている。
【0003】半径方向原理によるテクスチャーノズル
は、特に過剰供給の小さい場合、軸方向原理によるテク
スチャーノズルより優れているけれども、前記文献によ
れば半径方向原理の場合、過剰供給が上昇すると、糸の
張力が急激に低下することを示している。経験事実によ
れば、テクスチャーノズルの直後の糸の張力がテクスチ
ャード加工の品質の特徴となっている。品質の比較(高
/低値)は、少なくとも50 m/min ,より良くは 100 m/
minのときに容易になる。生産速度の相違が比較されて
いる。品質とは糸の品質の可能な全ての判定基準と解さ
れる。テクスチャード加工された製品に対する品質の判
定基準として直接測定できないが経験上考慮すべき製造
条件も含まれている。例えば、入ってくる糸の強いまた
は弱い緩んで垂れる度合いは一定値以上で許されない判
定基準または値である。この発明の考えによる直接的な
計測比較をするため、好ましくはテクスチャード加工後
の糸の張力(cNまたは平均のcNで)およびその時の
張力のずれのパーセント(σ%)を選ぶ。両方の値は個
別にあるいは全体値として検出される(AT値)。これ
については、Retech AG 社(スイス)と協同で行った本
出願人のATQ測定と評価の原理を参照されたい。400
m/min 以下の糸速度は最近では何ら困難でない。個々の
実際の応用では、 400〜 600 m/minの糸速度の場合、未
だ品質的に許容できるテクスチャード加工が得られてい
る。これに反して、糸の排出速度を更に600 m/min以上
にすると、品質の劣化が確認される。これは、例えばハ
ッキリと理由が分からないがテクスチャード加工糸の場
合、テクスチャード加工糸の個々のループがより強く立
っているように現れる。周知のテクスチャーノズルは、
特にコンパクトな糸の場合、テクスチャード加工の最高
の品質が要求されるなら、400 m/min 以下の生産速度で
使用される。生産速度とはテクスチャーノズルからの糸
の排出速度である。それ故、テクスチャード加工では、
生産速度に関して、品質の限界の外にテクスチャーが、
例えば余りにも強く緩んで垂れるため絶対的なテクスチ
ャ限界が崩れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、速
度を指定した場合テクスチャーの品質を向上させるか、
生産速度を例えば 100〜 900 m/min以上の範囲に高める
こと、また生産速度が早い場合でも生産速度または糸の
速度の遅い場合と同じ品質もしくは少なくとも近似的に
同じ品質にすることにある。更に、この発明の他の課題
は品質や能力に関してであれ、設備を最低の経費で構成
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、一端で糸を導入でき、他端でテクスチャード加
工糸を引き出せる直通の糸通路を備えたテクスチャーノ
ズルにあって、前記糸通路が糸の移動方向に糸導入部、
最狭横断面を有する円筒状の部分、出口側に向けて広が
る円錐状の加速通路および拡大部を順次互いに接続して
形成され、圧搾空気を一つ以上の穴を介して前記加速通
路の方向に糸供給方向に対して鋭角βで吹き込む圧搾空
気導入部を前記円筒状の部分に設け、前記加速通路の開
口角αが 10 °以上で、前記拡大部の開口角θが 40 °
以上である、ことによって解決されている。
【0006】更に、上記の課題は、この発明により、中
間部分で4バール以上の供給圧力の圧搾空気を糸通路に
導入し、拡大する加速通路で気泡ビームを超音速に加速
し、直通の糸通路を備えた上記のテクスチャーノズルで
糸を空気力学的にテクスチャード加工する方法にあっ
て、糸速度に対する糸の張力の比を最適にするため、気
泡ビームを加速通路でマッハ2以上の速度に加速するこ
とにより、糸の張力を高めることによって解決されてい
る。
【0007】この発明による他の有利な構成は特許請求
の範囲の従属請求項に記載されている。
【0008】
【発明の実施の形態】品質に対する第一の鍵はテクスチ
ャーノズルの後の糸の張力にあることが分かった。糸の
張力を高めることができた時にのみ品質を改善できた。
本当の突破口は気泡ビームの流れをマッハ2の範囲以上
に上げて初めて可能になった。これは、専門業界で広ま
っている先入観とは異なり、加速通路をこの発明により
構成して達成された。驚くべきことに、多くの一連の研
究により、品質が改善されるだけでなく、この発明によ
り生産速度を高めても品質に対する悪影響が著しく小さ
いことを確認した。本発明者はテクスチャード加工を集
中させるだけで問題を解決できることを認識した。しか
し、この問題はマッハ数が中心的な影響因子であること
を発見して初めて解決された。専門業界では今まで流速
を非常に大きく固定していた。しかし、この速度は所定
の繊維処理で上に述べた範囲(マッハ2以下)以上に上
げることができない。従来の技術では、ラバルノズルの
規則性によるか、純経験的に求めて良いと見なしたノズ
ルの形を導いている。マッハ数が2を僅かに越えると著
しい結果となった。テクスチャード加工の対応する集中
性に対する最良の説明は、衝撃波面の直前と直後の間の
速度の差が増大することにあり、これは空気の糸に対す
る作用力に直接働く。衝撃波面の領域の上昇した力は糸
の張力を高める原因である。マッハ数を上げることによ
り、衝撃波面で作用が直接上昇する。これに応じて、こ
の発明により糸の張力が著しく高まり、今まで達成され
ていない程度の品質が保証された。この発明によれば、
規則、つまりより大きいマッハ数=より強い衝撃=より
強力なテクスチャード加工、が認められた。強力な超音
速流が広い波面上で検出され、開いた糸がより強く検出
される。従って、ループが衝撃波面の有効区域の上で横
方向に追い出すことができなくなっている。加速通路中
で超音速流を発生させることは膨張によるため、より大
きなマッハ範囲、つまり例えばマッハ 1.5の代わりにマ
ッハ 2.5、により有効出口断面を大きくするかほぼ二倍
にする。最初の一連の研究で種々の驚くべき観察結果と
なった。即ち、
【0009】 ・より高いマッハ範囲用に設計された超音速通路を使用
するなら、同じ製造速度では従来の技術に比べて何れの
場合でもテクスチャード加工の定性的な改善となる。 ・従来の技術のテクスチャーノズルでは、生産速度を高
めると、必ず品質が次第に強く失われることが確認され
る。この新規なテクスチャーノズルを用いても品質が失
われるが、これはどの研究でも程度が小さく、糸の番手
に応じて非常に高い生産速度、例えば 800 m/min以上で
初めて生じる。 ・個々の糸の番子を用いた試験研究が 1,000〜 1,500 m
/minの生産速度までテクスチャード加工が壊れることな
く行われた。 ・糸の張力が平均で約 50 %ほど上昇することに測定技
術上直ぐ気付くる。 ・更に、圧搾空気の供給圧力の選択にも重要な影響因子
があることが示されている。多くの場合、大きなマッハ
数を保証するため、より高い供給圧力が必要である。こ
れは大体 6〜 14 バールの間にあり、 20 バール以上に
上げてもよい。
【0010】テクスチャード加工の従来技術と新規なこ
の発明の比較研究は相当広い範囲で以下の規則性を示
す。即ち、テクスチャの品質は生産速度が早い場合、生
産速度の低い時のテクスチャー品質と比べて、小さいマ
ッハ範囲用に設計された超音速通路を用いて少なくとも
等しいかより良い。テクスチャード加工過程は、衝撃波
面の空気速度がマッハ 2以上の場合、つまり例えばマッ
ハ 2.5〜マッハ 5の場合、糸の最高通過速度でも、ほぼ
例外なく全てループが十分検出され、糸内で良く撚られ
ているように集中的になる。加速通路内で高マッハ範囲
の空気速度が発生すると二つの働きをする。第一は、個
々の繊維が強く開き、大きな力でノズルの中に引き入れ
られる。テクスチャード加工は最高速度まで行われな
い。第二は、繊維の束が通路の外部境界内で一様であ
り、衝撃波面区域に直接導入される。
【0011】更に、この新規な発明により方法や装置に
対して特に有利な多数の構成が可能である。これには請
求項2〜11にも開示されている。加速通路では、糸が
加速された空気ビームにより適当な距離にわたり引き込
まれ、広がり、次のテクスチャード領域に移行する。テ
クスチャード技術の重要な点は最終加工者が一度良いと
見出した品質を他の生産で不変に維持することである。
品質を同じに維持することはしばしば最高の要請であ
る。これは、この新規な解決策により特に良く達成され
ている。何故なら、テクスチャード加工にとって重要な
因子は従来の技術より良く調整できるからである。これ
に対する主要な点は、特に糸の張力の一定性やテクスチ
ャー品質の一定性に関しても糸の張力を調整することに
ある。加速通路中の圧搾空気を最狭直径の少なくとも
1.5, 好ましくは2倍の長さにわたり加速すると有利
で、加速通路の入口断面積に対する出口断面積の比を2
以上である。気泡ビームの全開口角は 10 °以上で、つ
まり理想的なラバル角より大きくすべきである。
【0012】今までは、気泡ビームを絶えず加速させて
行くと、最良な結果になるとされていた。異なった加速
度を用いる種々の例も調べた。結果は直通の円錐状加速
通路を用いた常時加速とほぼ同じ程度に良かった。次い
で、気泡ビームを加速通路で偏向させることなく、急激
に強く広がる部分に通す。同じまたは異なった過剰供給
で一本またはそれ以上の糸を導入でき、400 〜 1200 m/
min 以上までの生産速度でテクスチャード加工できた。
超音速通路中の圧搾空気ビームは 2.0〜 6マッハ、好ま
しくは 2.5〜 4マッハに加速される。テクスチャード加
工された糸が隙間を通して糸通路の軸にほぼ直角に排出
されるように糸通路の出口側の端部が衝突物体で制限さ
れていると最良の結果が得られた。
【0013】更に、気泡が糸通路の円筒状部分の導入位
置から直接軸方向にほぼ一定の速度で加速通路まで案内
され、圧搾空気が供給成分に角度(β)で加速通路の方
向に吹き込むように、一つ以上、好ましくは3以上の穴
ないしは通路を経由して糸通路に導入されると有利であ
る。驚くべきことに、非常に良好な結果を伴って半径方
向原理の気泡テクスチャーノズル、つまり技術構成に対
してこの出願の構成要素として説明される欧州特許第 8
8 254 号明細書のテクスチャーノズルを新しいこの発明
に変更できた。圧搾空気は供給成分に適当な角度で超音
速通路の方向に吹き込まれるように、主に3つの穴を通
して糸通路に導入される。従来の技術のように、新しい
解決策を用いても1本以上の糸を異なった過剰供給でテ
クスチャード加工できる。超音速通路の理論的に有効な
全拡大角度は、最小直径から最大直径へ 10 °以上、40
°以下で、好ましくは 12 °〜 30 °内、特に好ましく
は12 °〜 25 °内にあるべきである。最近の粗い値に
よれば 35 °〜 36 °の最大限界角度であり、この限界
角度以上では超音速流が必ず壊れる。円錐状の加速通路
内では圧搾空気がほぼ連続的に加速される。超音速通路
の直前のノズル通路部分を好ましくはほぼ円筒状に形成
し、その場合、加速通路の方向の供給成分を持って円筒
状部分に吹き込む。糸への引込み力は加速通路の長さと
共に増大する。ノズルの拡大あるいはマッハ数の上昇は
テクスチャード加工の強度を与える。加速通路は少なく
とも 1 : 2.0,好ましくは 1 : 2.5以上の横断面拡大部
領域を有するべきである。更に、加速通路の長さは加速
通路の入口の糸通路の直径より3〜 15 倍、好ましくは
4〜 12 倍大きいことを提案している。加速通路は全部
をあるいは一部常時広がるように構成され、円錐状部分
および/または緩やかな球面形状であるとよい。加速通
路は段を付けて形成してもよく、種々の加速領域、圧搾
空気ビームの加速の大きい少なくとも一つの領域と加速
の小さい少なくとも一つの領域を有していてもよい。更
に、加速通路の出口領域は円筒状あるいはほぼ円筒状
に、そして入口領域は強く、 36 °以下に拡大するとよ
い。加速通路の境界条件をこの発明により維持すると、
加速通路の前記の種々の実施態様はほぼ等価あるいは少
なくとも同等になる。糸通路は超音速通路に続き強く凸
状に好ましくはラッパ状に 40 ° 以上に広がる糸通路
流入部を有する。その場合、超音速通路から糸通路流入
部への移行部は主に不連続に移行している。重要な要素
は衝突本体により特にテクスチャー処理空間内で良好な
影響を受け、安定に維持されることが見られた。この発
明のテクスチャーノズルの有利な構成は、空気導入部が
流入する円筒状の中間部分のある通しの糸通路と、糸の
進行方向に向けて前記円筒状部分に直接続く主として 1
0 °以上の開口角(α2 )のある円錐状の加速通路と、
40 °以上の開口角(θ)を有する接続拡大部分とを有
し、拡大部分が円錐状またはラッパ状に形成されている
点に特徴がある。
【0014】更に、この発明は糸通路を有するテクスチ
ャーノズルのノズルヘッドに関わり、このヘッドは糸供
給方向に入口部分、圧搾空気導入部のある円筒状中間部
分、広がる空気加速部分および出口側に好ましくは塞が
る衝突本体を有する。そして、このノズルヘッドは空気
加速部分が入口の直径(d)より大きい長さ(l2
と、10°以上の全開口角(α2 )を有する点に特徴があ
る。糸通路は着脱可能なノズル芯の中の中間部分と、空
気加速部分で形成されている。
【0015】更に、この発明の課題は既存の設備で品質
および/または生産速度を改善することにある。この発
明による解決策は、生産速度を上昇させるためおよび/
またはテクスチャの品質を改良するため、既存のノズル
芯(あるいはノズル芯を有する全ノズルヘッド)の代わ
りとしてノズル芯を使用することに特徴がある。このノ
ズル芯あるいはノズルヘッドは、従来の技術のノズル芯
あるいはノズルヘッドと同じ嵌合寸法を有する。この新
規な代替ノズル芯は加速通路(11)の初めで1.5倍の
直径より大きい長さ(l2 )で 10 °以上の全開口角の
空気加速部分を有する。
【0016】更に、今まで行った研究は、テクスチャー
ド加工をする前に糸を濡らすと、この新規な発明でも良
好な結果となることを示している。しかし、専門分野で
周知の凝縮衝撃の影響を最終的に説明することは未だ不
可能である。
【0017】
【実施例】この発明を若干の実施例に基づき詳しく説明
する。以下、欧州特許第 88 254 号明細書に相当する周
知のテクスチャーノズルのノズル口を示す図1を参照し
よう。対応するテクスチャーノズル1には第一円筒部分
2があり、この円筒部分は同時に直径dの最狭断面部分
3にも相当する。この最狭断面部分3から始まり、糸通
路4がラッパ状に広がる。この場合、形状は半径Rで指
定できる。生じる超音速流により対応する衝撃波面の直
径DAS を求めることができる。衝撃波面の直径DAS
により剥離場所あるいは引離位置A1 をかなり正確に求
めることができる。この場所はノズルの内法より幾らか
大きい。剥離個所A1 の領域で両側に接線を引くと、約
22 °の開口角α1 の包絡円錐が生じる。これは、同じ
表面状況の前記ノズル形状の場合、衝撃波面が 22 °の
開口角で剥離することを意味する。衝撃波面の特異性に
対して、冒頭に述べた科学研究を参照されたい。空気の
加速領域は最狭断面部分3の位置から剥離個所A1の距
離l1 によっても決まる。真の超音速流が問題となるの
で、それから空気速度を大体計算できる。VDa は最大
空気速度である。Vd は最狭断面部分3での音速であ
る。この実施例の場合、以下の値が算出される。つま
り、 DAS/d≒ 1.225 ; FA/F3 ≒ 1.5 ; l1/d< 1.0 ; Vd の場合、330 m/sec の空気速度があれば(マッハ
1),出口Aでは超音速領域から約マッハ 1.8(MDa
となる。これ等の値は繊維距離の測定値に近い。超音速
通路内の本当の加速区間は、非常に短く、この発明の理
由に基づき認識されるように短くなり過ぎる。
【0018】図2は長さl2 に相当する加速通路11を
この発明により形成した実施例を示す。この発明による
テクスチャーノズル10は、図示する実施例の場合、最
狭断面3まで図1のノズル芯に一致するが、そこからが
異なる。開口角α2 は 20 °にされている。剥離個所A
2 は超音波通路の端部に記入されている。ここでは糸通
路が不連続的に強い円錐状あるいはラッパ状の拡大部1
2へ開口角δ> 40 °で移行する。幾何学により、図1
に比べて著しく大きい衝撃波面の直径DAEとなる。図2
では以下の関係となる。つまり、 L2/d= 4.2 ; VD = 330 m/sec.(マッハ 1) ; DAE/d〜 2.5 → MDE=マッハ 3.2 この新規な発明によれば、加速通路11を対応する開口
角で延長すると衝撃波面の直径DAEが増大する。種々の
試験は、例えば繊維の実際、テクスチャード加工に関す
る今までの仮定は、糸が何回も衝撃波面の貫通を通過し
ているにせよ、少なくとも一部は正しくないことを示し
ている。衝撃波面の形成領域に直接に急激な圧力上昇領
域14′の続く最大の圧縮衝撃波面13が生じる。実際
のテクスチャード加工は圧縮衝撃波面13の領域で行わ
れる。空気は糸より大体 50 倍早く移動する。多くの試
験により、剥離個所A3,A4 が加速通路11内にも入り
込む、つまり供給圧力が低下するとそのようになること
が調べられている。実際には各糸に対して最適な供給圧
力を求めることが大切である。その場合、加速通路の長
さ(l2 )を最悪の場合に対して設計しておく、つまり
幾分長く選ぶ。これに対して、従来技術の解決策では供
給圧力を高めることが非常に重要な作用を与える。何故
なら、剥離個所は圧力に殆ど影響されないからである。
【0019】次に、ノズル芯5の有利な実施例を断面で
示す図3を参照する。外側の形状は正確に従来技術のノ
ズル芯に合っていると有利である。これは、取り分け微
妙な系の寸法、穴径BD ,全長L,ノズルヘッドの高さ
H および圧搾空気接続部Pの距離LA に関連する。試
験は従来の吹き込み角度βを維持でき、同様に対応する
圧搾空気穴15の位置も維持できることを示している。
糸通路4は糸の入る領域、矢印16,糸導入円錐6を有
する。斜めの圧搾空気穴15を経由して糸の送り方向
(矢印16)に向いた圧搾空気により後ろ向きの排出流
が低減される。寸法「X」(図6)は空気穴が好ましく
は少なくとも最狭断面部分3の直径の大きさだけ後ろに
移動していることを示す。送り方向(矢印16)の方に
見て、テクスチャーノズルあるいはノズル芯5は糸導入
円錐6,円筒状の中間部分7,同時に加速通路11に相
当する円錐8および広がったテクスチャースペース9を
有する。このテクスチャー処理空間は流れに対して垂直
で、開いた円錐状の漏斗としても形成されるラッパ状の
拡大部12で仕切られている。
【0020】図4は組込ノズル芯5′を有するテクスチ
ャヘッド全体あるいはノズルヘッド20を示す。未処理
の糸21が送り部材22を介してテクスチャーノズルに
導入され、テクスチャード加工された糸21′として搬
送される。テクスチャーノズルの出口領域13′には衝
突本体14がある。圧搾空気接続部24はノズルヘッド
20のハウジング24′の横に配置されている。テクス
チャード加工された糸21′は送り速度VTで第二送り
部材25を経由して移動する。テクスチャード加工され
た糸21′は、例えば市場名称ヘマクオリティ(HemaQu
ality), ATQと称される品質センサ26に導入され
る。ここでは糸21′の引張力(cN)およびその時の
引張力の偏差(σ%)が測定される。測定信号は計算ユ
ニット27に導入される。対応する品質測定は生産を最
適に監視する前提条件である。これ等の値は取り分け糸
の品質の目安ともなる。気泡テクスチャー処理では、一
定のループの大きさが生じないと言う点で品質測定が困
難である。顧客により良好と判定される品質に対してず
れを良く確認できる。ATQシステムを用いるとこれが
可能である。何故なら、糸の組織とその偏差を品質セン
サ26により検出し、評価し、ただ一つの特性数、AT
値により表示できるからである。品質センサ26はアナ
ログ電気信号として特にテクスチャーノズルの後の繊維
張力を検出する。その場合、繊維張力の測定値の平均値
と偏差から連続的にテクスチャT値を計算する。AT値
の大きさは糸の組織に依存し、使用者により固有の品質
要請に従って測定される。製造中に繊維張力あるいは繊
維張力の偏差(一様性)が変わると、AT値も変わる。
上限値と下限値がどこにあるかは、糸の見本、毛並みの
向きのサンプルあるいは織物のサンプルを用いて決定さ
れる。これ等の値は品質要請に応じて異なる。ATQ測
定の特別な利点は、処理からの種々のタイプの乱れを同
時に検出できる点にある。例えば、テクスチャード加
工、繊維の濡れ、糸条の割れ、ノズルの汚れ、衝突球の
間隔、ホットピン(Hotpin)温度、空気圧の相違、PO
Y挿入領域、糸見本等の場所の均一性を検出する。図4
a は短い測定時間中のAT値の変化に対する表示パター
ンである。
【0021】図5と6はノズルの実際の大きさに対して
数倍拡大して示す。図5は従来技術のノズル芯であり、
図6はこの発明のノズル芯である。この新規な発明では
問題をノズル内部で同じように解決しているので、新し
いノズル芯を従来のものと交換できる芯として設計され
ている。特に、寸法BD ,構造長としてのEL ,LA
H およびKH は等しいだけでなく、同じ製造公差で作
製することが好ましい。更に、ラッパ形状も外部の出口
領域で従来技術のものと同じように対応する半径Rで作
製すると好ましい。衝突本体は任意の形状でもよい。つ
まり、円形、球状、平坦、球冠でもよい(図8a )。出
口領域の衝突本体14の正確な位置は、外部寸法を維持
し、等しい排出間隔Sp1にして得られる。図5で参照符
号17を付けたテクスチャースペース18は外向きに不
変に維持されているが、反対向きにもこの発明の加速通
路11で規定される。テクスチャースペースは選択した
空気圧のレベルに応じて、図6で二つの矢印18で示す
ように、加速通路の方向にも拡大してよい。ノズル芯
は、従来技術と同じように、セラミックス、超硬合金あ
るいは特殊鋼のような高価な材料で作製され、テクスチ
ャーノズルの本当に高価な部分である。この新しいノズ
ルで重要なことは、円筒状壁面21″や加速通路の領域
の壁面22′も最高の品質を有する点にある。ラッパ状
の拡大部の状況は糸の摩擦を考慮して決定される。
【0022】図7は異なった構成の超音速通路を示す。
超音速通路の出口の開口角のみが部分的に与えてある。
大方の予想に反して、種々の変形種の間の試験結果は非
常に大きいものではない。最良の形状としては、開口角
が 15 °と 25 °の間にある純粋に円錐状の加速通路と
なる(図の右端)。縦列aは純粋な円錐形を示し、列b
とcは円錐形と短い円筒部分の組み合わせを示す。これ
に反して、列dは放物線状の加速通路である。列cは円
錐とラッパ形状の組み合わせを示す。列fとgでは、加
速通路の第一部分が強く広がり、次いで円筒部分に移行
する。全てのタイプの試験研究は大変良好な結果となっ
た。今まで列aとdの最良の結果が求まっている。中間
の円筒部分が数ミリメートル特に 1 mm 以下の範囲の直
径であることが重要であることが分かる。加速部分の長
さは約1cmかそれより幾分短い範囲内にある。
【0023】図8はノズル芯5と衝突本体14を備えた
ノズルヘッド20全体を示す。衝突本体14はアーム2
3により周知のハウジング24′の中に移動可能に固定
されている。糸を通すため、衝突本体14はアーム23
を用いて周知の方法で矢印25のようにテクスチャーノ
ズルの作業領域13′から引き外したり傾けて取り除く
ことができる。圧搾空気はハウジングのスペース27′
から圧搾空気穴を経由して導入される。ノズル芯5はク
ランプブリッジ28によりハウジング24に固定されて
いる。球状の形状30(図5と図6)の代わりに、衝突
本体14は球冠状の形状31であってもよい。図8a は
この発明のテクスチャーノズルと衝突本体14の形状の
若干の変形種との組み合わせを示す。衝突本体14はノ
ズルのラッパ状の開口に僅かに入っている。図6には実
線で正規の作業位置が示してある。破線で衝突本体がラ
ッパ形状12に接触している。破線の位置は作業位置に
正確に位置決めする初期位置として使用される。一方の
ラッパ状の形状12と他方の衝突本体14により、内部
のテクスチャー処理空間18が生じ、自由な隙間SP1
排出するテクスチャ空気とテクスチャード加工された糸
の排出するためにある。隙間SP1は糸の品質に基づき実
験的に求め、最適化され、製造用に決定される。テクス
チャー処理空間18は衝突本体の球の直径と形状に応じ
て有効な形状と大きさにされる。本出願人により排出隙
間の大きさにより加速通路の圧力状況を最初に設定でき
ることが確認された。排出隙間SP1を狭くすると、通過
流の抵抗とテクスチャー処理空間の静圧が変わる。圧力
調整では隙間の可変を 10 分の1の程度にすることが重
要である。従来の試験には円形断面と縦断面で対称に形
成された超音速通路を使用した。この新規な解決策は超
音速通路に関して対称であるが円形からずれた断面、例
えば長方形断面あるいはほぼ長方形かほぼ卵形に形成す
る。更に、糸を通すために開くことができるようにノズ
ルを分割して形成できる。これに付いては国際出願PC
T/ CH 96 / 00311 を参照されたい。この出願は本明
細書の組込構成要素として技術内容に付いて説明してい
る。
【0024】図9は左下に従来技術のテクスチャード加
工を純模式的に示す。この場合、二つの主要パラメータ
が取り上げられている。開口領域Oe-Z1 と衝撃波面の
直径DAS は図1に示すようなノズルに合わせて直径d
を前提としている。これに反して右上には新しいテクス
チャード加工が示してある。この場合、値Oe-Z2 とD
S が相当大きいことをはっりと認めることができる。
更に、他の注目すべき状況が認められる。糸開口は加速
通路の前の圧搾空気導入部Pの領域で既に始まる。つま
り、円筒状部分で既に始まっている。これはVOで前部
開口として記入されている。寸法V0 をdより大きく選
ぶと有利である。図9の重要な事項は、マッハ<2の従
来技術の糸の張力(曲線T311 )とマッハ>2のこの発
明によるテクスチャーノズルの糸の張力(曲線S315 )
のグラフ比較にある。曲線T311では生産速度が 500 m/
min以上で糸の張力が著しく低下することが分かる。約
650 m/min以上でテクスチャード加工とならなくなる。
これに反して、この発明によるノズルを用いた曲線S31
5 は糸の張力が高いだけでなく、400 〜700 m/minの範
囲でほぼ一定で、生産速度がより早くてもゆっくりと低
下するに過ぎない。マッハ数を高めることが新規なこの
発明を用いた進歩に対する最重要な「秘密」の一つであ
る。
【0025】図10はATQ品質試験のプリントアウト
を示す。最上部の表は平均引張応力( cN),中央の表
はその時の引張力の偏差のパーセント(σ%)および最
下部の表は対応するAT値である。各表の最初の水平線
には、それぞれ標準Tノズル、つまり従来技術のテクス
チャーノズルの値が示してある。次いで上から下に種々
の開口角 19 °〜 30.6 °のこの発明によるSノズルの
値が示してある。この発明によるノズルの全ての超音速
通路の長さは等しい。値 0.00 はテクスチャード加工が
不可能であるか、あるいは試験を実行できなかったこと
を意味する。
【0026】図11と12a はテクスチャード加工され
た糸に基づき目視比較を示す。図11(右半分の図)は
それぞれ 400, 600 および 800 m/minの生産速度による
従来技術のノズルでのテクスチャード加工を示す。 800
m/minでは圧力が 12 バールに上昇した。結果は 400 m
/minまで良好と見なされ、600 m/min で条件付きで良好
と見なされる。左半分の図には同じようにこの発明によ
るノズルの5つの試験結果が示してある。この場合、 8
00 m/minの生産速度でも未だ条件付きで良好な結果を得
ることが分かる。これに反して、従来技術の比較例(そ
の右横)は 12バールの供給圧力を使用したが、顧客に
拒まれた。
【0027】図11と同じように、図12a と12b お
よび図12c に設定データと測定データの表による比較
が示してある。図12a と12b (左)は従来の技術で
あり、図12c はこの新規な発明の結果(右)を示す。
【0028】同じような結果が図13a と図13b およ
び図14からも読み取れる。図面の左には、それぞれ伸
び(水平)に関する個別力F(垂直)を伴う多数の繊維
のグラフ表示がある。図13a は図12a に対応し、図
13b は図12b に、そして図14は図12c に対応し
ている。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、この新規な発明
は比較的簡単な手段で、特に加速通路の領域の設計によ
り多くの驚くべき効果が得られる。これば、例えば、 ・従来技術のノズル芯の代わりに、残りの処理パラメー
タに何ら変化を加えなくても、品質が安定し、より良く
なる結果をもってこの発明のノズル芯を組み込むことで
きる。 ・顧客は生産速度を簡単に高めることができる。つま
り、新しいノズル芯を組み込むと品質を損なうことなく
生産速度を高めることができる。 ・顧客は生産速度を大きく高めることができる。つま
り、ここでは空気の供給圧力を高めて、品質も保証でき
る。 ・何れの場合でも、ノズル芯のみまたはノズルヘッド全
体を交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術のノズルの口を示す縦断面図、
【図2】 この発明による加速通路の構成に対する一例
を示す縦断面図、
【図3】 図2のこの発明によるノズルの芯の縦断面
図、
【図4】 品質測定に使用するノズルの芯を組み込んだ
テクスチャーノズルあるいはノズルヘッドの構成図、お
よび短い測定時間の間のAT値の測定変化を示すデータ
(a),
【図5】 欧州特許第 88 254 号明細書による従来技術
のノズルの芯の縦断面図、
【図6】 同じ外部組込寸法のこの発明によるノズルの
芯の縦断面図、
【図7】 この発明による加速通路に対する有利な構成
を示す模式図、
【図8】 テクスチャーノズルまたはノズルヘッドの部
分断面図、およびテクスチャーノズルの出口領域の図8
の拡大断面図(a),
【図9】 糸の張力に関して従来技術とこの発明のテク
スチャード加工された糸の比較図、
【図10】 従来技術と種々のこの発明のノズルの比較
における品質測定値の表、
【図11】 従来技術でテクスチャード加工した糸、お
よびこの発明で処理した糸(a)の比較写真、
【図12】 測定配置、および従来技術(a,b)とこ
の発明(c)の比較測定結果、
【図13】 図12a と12b に対応する従来技術の単
一力と伸びの測定グラフ(a,b),
【図14】 この発明の単一力と伸びの測定グラフ。
【符号の説明】
1,10 テクスチャーノズル 2 円筒部分 3 最狭断面部分 4 糸通路 5,5′ ノズル芯 6 糸導入円錐 7 円筒状の中間部分 8 円錐部 9 テクスチャースペース 11 加速通路 12 拡大部 13 圧縮衝撃波面 13′ 作業領域 14 衝突本体 14′ 圧力上昇領域 15 圧搾空気穴 16 矢印(糸の送り方向) 17,18 テクスチャースペース 20 テクスチャヘッドあるいはノズルヘ
ッド 21 未処理の糸 21′ テクスチャード加工された糸 21″ 円筒状の壁面 22 搬送部 22′ 加速通路の壁面 23 衝突本体 24 圧搾空気接続部 24′ ハウジング 25 搬送部 26 品質センサ 27 計算ユニット 27′ ハウジングのスペース P 圧搾空気導入部 α2 開口角 d 加速通路の直径 l2 加速通路の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−45855(JP,A) 特開 昭60−17135(JP,A) 特開 昭52−5337(JP,A) 実開 昭58−160278(JP,U) 実開 昭58−172478(JP,U) 実公 昭62−15264(JP,Y2) 特表 平4−502942(JP,A) 特表2000−514509(JP,A) 国際公開95/23886(WO,A1) 英国特許839493(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 1/00 - 3/48 D02J 1/00 - 13/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端で糸を導入でき、他端でテクスチャ
    ード加工糸を引き出せる直通の糸通路(4)を備えたテ
    クスチャーノズル(1,10)において、前記糸通路
    (4)が糸の移動方向に糸導入部(6)、最狭横断面を
    有する円筒状の部分(7)、出口側に向けて広がる円錐
    状の加速通路(11)および拡大部(12)を順次互い
    に接続して形成され、 圧搾空気を一つまたはそれ以上の穴(15)を介して前
    記加速通路(11)の方向に糸供給方向に対して鋭角
    (β)で吹き込む圧搾空気導入部(P)を前記円筒状の
    部分(7)に設け、 前記加速通路(11)の開口角(α)が 10 °以上で、
    前記拡大部(12)の開口角(θ)が 40 °以上であ
    る、ことを特徴とするテクスチャーノズル。
  2. 【請求項2】 円錐状の加速通路(11)の長さ
    (l2 )はこの加速通路(11)の入口のところの直径
    (d)の二倍より大きいことを特徴とする請求項1に記
    載のテクスチャーノズル。
  3. 【請求項3】 加速通路の有効拡大角度である開口角
    (α2 )は 40 °以下で、好ましくは 12 °〜 30 °,
    特に好ましくは 15 °〜 25 °であることを特徴とする
    請求項1に記載のテクスチャーノズル。
  4. 【請求項4】 加速通路(11)は入口の断面に対する
    出口の断面が1:2.5 またはそれ以上である少なくとも
    一つの横断面拡大領域(Oe-Z2 )と 10 °以上の全開
    口角(α2 )を有することを特徴とする請求項1〜3の
    何れか1項に記載のテクスチャーノズル。
  5. 【請求項5】 加速通路(11)は円錐状に形成され、
    好ましくは強く拡大するラッパ状の開口へ移行すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のテクス
    チャーノズル。
  6. 【請求項6】 加速通路(11)の長さ(l2 )は加速
    通路(11)の入口のところの糸通路(4)の直径
    (d)より少なくとも2倍、好ましくは3〜 15倍、特
    に好ましくは4〜 12 倍大きいことを特徴とする請求項
    1〜5の何れか1項に記載のテクスチャーノズル。
  7. 【請求項7】 加速通路(11)の入口領域は円筒状あ
    るいはほぼ円筒状であり(V0 ),出口領域は強く拡大
    し、 40 °以上に広がっていることを特徴とする請求項
    1〜6の何れか1項に記載のテクスチャーノズル。
  8. 【請求項8】 ノズルヘッド(20)に脱着可能に挿入
    でき、組込状態でノズルヘッドを形成するノズル芯
    (5,5′)として形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のテクスチャーノズル。
  9. 【請求項9】 ノズル芯(5,5′)を塞ぐように配置
    され、テクスチャースペース(17,18)を制限する
    出口側の衝突本体(14)と伴い、ノズル芯(5,
    5′)を組み込んだノズルヘッド(20)として形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のテクスチャ
    ーノズル。
  10. 【請求項10】 ノズル芯(5,5′)あるいはノズル
    ヘッド(20)全体が従来技術のノズル芯あるいはノズ
    ルヘッドと同じ嵌合寸法を有し、代替ノズル芯が加速通
    路(11)の入口のところの直径(d)の二倍以上の長
    さ(l2 )および 10 °以上の全開口角(α2 )を備え
    た空気加速部分を有する、ノズル芯(5,5′)として
    形成された既存のノズル芯の代わりとして請求項1のテ
    クスチャーノズル(1,10)を使用することを特徴と
    するテクスチャーノズルの使用方法。
  11. 【請求項11】 中間部分(7)で4バール以上の供給
    圧力の圧搾空気を糸通路(4)に導入し、拡大する加速
    通路(11)で気泡ビームを超音速に加速し、直通の糸
    通路(4)を備えた請求項1のテクスチャーノズル
    (1,10)で糸を空気力学的にテクスチャード加工す
    る方法において、 糸速度に対する糸の張力の比を最適にするため、気泡ビ
    ームを加速通路(11)でマッハ2以上の速度に加速す
    ることにより、糸の張力を高めることを特徴とする方
    法。
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