JPH09310241A - テクスチャーノズルの利用および空気力学的にテクスチャード加工する方法 - Google Patents

テクスチャーノズルの利用および空気力学的にテクスチャード加工する方法

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JPH09310241A
JPH09310241A JP9030837A JP3083797A JPH09310241A JP H09310241 A JPH09310241 A JP H09310241A JP 9030837 A JP9030837 A JP 9030837A JP 3083797 A JP3083797 A JP 3083797A JP H09310241 A JPH09310241 A JP H09310241A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の速度でテクスチャー品質を向上させる
か、例えば 100〜 900 m/min以上の範囲で製造速度を上
昇させること、また、製造速度が早くても遅い製造速度
あるいは糸速度の場合と同じ品質あるいは少なくとも近
似的に同じ品質にし、品質や能力に関してであれ、設備
を最低の経費で構成する。 【解決手段】 一端で糸を導入でき、他端でテクスチャ
ード加工糸を引き出せる糸通路に出口側の加速通路と圧
搾空気導入部Pとを有する直通の糸通路を備えたテクス
チャーノズルにあって、空気導入部が合流する中間の円
筒部分を有する直通の糸通路と、繊維の進む方向に向け
て前記円筒部分へ好ましくは直接接続し、10 °より大
きい開口角α2 の円錐状の加速通路と、 40 °より大き
い開口角で接続する拡大部とを有し、前記拡大部が円錐
状あるいはラッパ状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一端で糸を導入
でき、他端でテクスチャード加工糸を引き出せる糸通路
に出口側の加速通路と圧搾空気導入部とを有する直通の
糸通路を備えたテクスチャーノズルおよびその使用法に
関する。更に、この発明は、中間部分で4バールより大
きい供給圧力の圧搾空気を糸通路に導入し、拡大する加
速通路で気泡ビームを超音速に加速し、一端に糸を通
し、他端でテクスチャード加工された糸を引き出す直通
の糸通路を備えたテクスチャーノズルで糸を空気力学的
にテクスチャード加工する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】気泡テクスチャ技術には2種のテクスチ
ャーノズルが広く使用されている。これ等のノズルは糸
通路へ圧搾空気を送るタイプにより区別されている。第
一タイプのノズルは半径方向原理による気泡テクスチャ
ーノズルである。この場合、圧搾空気は主に半径方向に
配置された一つまたはそれ以上の空気通路を介して導入
される(例えば、欧州特許第 88 254 号明細書参照)。
半径方向原理によるテクスチャーノズルには、特に 100
%以下の過度供給を必要とする糸に対して利用分野があ
る。特別な場合、所謂エフェクトヤーンの場合に短時間
200%の過度供給までが許される。第二タイプは軸方向
原理である。圧搾空気は軸方向に向いた通路を経由して
糸通路の広がったスペースに導入される。このような解
決策は欧州特許第 441 925号明細書に開示されている。
軸方向原理によるテクスチャーノズルは、特に 300%ま
で、部分的には 500%までの非常に大きな過度供給で効
果的に使用されている。両方の対応する実際的な解決策
は特にノズルの出口の領域のノズル開口部の設計でも異
なっている。欧州特許第 441 925号明細書の解決策に
は、出口端部の前にラバルノズルに相当するノズル開口
部がある。ラバルノズルの特徴は約 8°〜 19 °の非常
に小さい開口角にある。開口角が所謂理想的なラバル角
に等しいかそれより大きいなら、空気圧がラバルノズル
の最狭部で臨界圧縮比以上であるという前提の下で、ノ
ズル開口部で空気速度が脈動のない状態で音速限界以上
に上昇する。ラバルは空気圧が低下すると理想的なノズ
ルでも速度上昇部の限界領域がノズルの中に移動するこ
とを既に認めている。周知の圧縮衝撃を伴う衝撃波面が
形成される。流体技術の大抵の専門分野では、圧縮衝撃
をできる限り避けている。テクスチャ処理は、ガスを伴
う超音速流のみを必要とするだけでなく、同時に糸をノ
ズルの真ん中に通し、衝撃波面で処理する点で複雑であ
る。どんな流れ損失も補償するため、気泡テクスチャー
ド加工では4バール以上、大抵6バール以上の空気圧で
処理される。空気の理論的な最大速度( 20 ℃の温度、
無限に延びる導入圧力および 10 °以下の理想的なラバ
ル角での)は約770 m/secになる。実際には、可能な最
大空気速度は 12 バールの場合 500〜 550 m/secの間、
つまりマッハ2以下にある。これに付いては、科学的な
研究「化学繊維と繊維産業」(Chemiefasern/Textilindu
strie), 1981年 5月を参照されたい。広まっている専門
的な考えによれば、テクスチャ処理は超音速流の現象の
ようなものとして圧縮衝撃の作用とされている。テクス
チャーノズルで理想的なラバル角によりテクスチャード
加工された糸は、長く品質の基準であった。これに基づ
き与えられる品質は他のノズル型で研究された。本出願
人は、欧州特許第 88 254 号明細書のように、実際ラッ
パ状のノズル合流部を有する代わりのノズル型、所謂ヘ
マジェット (Hemajet)ノズルを開発した。このラッパ形
状は一見するとラバル規則を外れている。第二の研究報
告(International Textil-BulletinGarnherstellung 3
/83) はラッパ形状を用いても超音速流が発生し、約 40
0 m/secの範囲の空気速度が測定されたことを開示して
いる。更に、糸の品質を高める実施方法は、特別な応用
分野でラッパ形状が有利であることを示している。ヘマ
ジェットノズルは、単純な一つの半径で表せる凸型に曲
がった出口に基づいている。最狭部に直接続く拡大部を
調べると、この拡大部の最初短い部分は理想的なラバル
開口角の範囲にある。これは、両方のノズルのタイプが
何故似たようなテクスチャード加工結果を部分的に与え
るかの重要な根拠となっている。
【0003】半径方向原理によるテクスチャーノズル
が、特に過度供給の小さい場合、軸方向原理によるテク
スチャーノズルよりはるかに優れているけれども、前記
文献によれば半径方向原理の場合、過度供給が上昇する
と、糸の張力が急激に低下することを示している。経験
事実によれば、テクスチャーノズルの直後の糸の張力が
テクスチャード加工の品質の特徴である。品質の比較
(高い・低い値)は、少なくとも 50 m/min より良く 1
00 m/minの場合、容易になる。製造速度の相違が比較さ
れている。品質とは全て可能な糸の品質の判定基準と解
される。経験上考慮すべきテクスチャード加工された製
品に対する品質の判定基準として直接測定できない製造
条件もある。例えば、入ってくる糸を屑にする度合いが
大きいから小さいかは一定値以上で許されない判定基準
あるいは値である。この発明による考えによる直接計測
比較のためには、好ましくはテクスチャード加工後の糸
の張力(cNであるいは平均 cN で)およびその時の張力
のずれのパーセント(σ%)が選ばれる。両方の値は個
別にあるいは全体値として検出される( A1 値)。これ
については、Retech AG 社、スイスと協同で行った本出
願人のATQ測定・評価原理を参照されたい。 400 m/m
in以下の糸速度は最近では何ら問題とならない。実際の
個別応用では、 400〜 600 m/minの糸速度の場合、品質
的に受入れできるテクスチャード加工も得られている。
これに反して、糸速度を更に 600 m/min以上に上げる
と、品質の劣化が確認される。これは、例えばハッキリ
と理由が分からないがテクスチャード加工糸の場合、テ
クスチャード加工糸の個々のループがより強く立ってい
るように現れる。周知のテクスチャーノズルは、特にコ
ンパクトな糸の場合、テクスチャード加工の最高の品質
が要求されるなら、400 m/min以下の製造速度で使用さ
れる。製造速度とはテクスチャーノズルからの糸の排出
速度である。それ故、テクスチャード加工では、製造速
度に関して、品質の限界の外、テクスチャード加工の場
合に、例えば余りにも強く緩むため絶対テクスチャ限界
が崩れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、所
定の速度でテクスチャー品質を向上させるか、例えば 1
00〜 900 m/min以上の範囲で製造速度を上昇させるこ
と、また、製造速度が早くても遅い製造速度あるいは糸
速度の場合と同じ品質あるいは少なくとも近似的に同じ
品質にすることにある。更に、この発明の他の課題は品
質や能力に関してであれ、設備を最低の経費で構成する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、一端で糸を導入でき、他端でテクスチャード加
工糸を引き出せる糸通路に出口側の加速通路と圧搾空気
導入部Pとを有する直通の糸通路を備えたテクスチャー
ノズルにあって、空気導入部が合流する中間の円筒部分
を有する直通の糸通路と、繊維の進む方向に向けて前記
円筒部分へ好ましくは直接接続し、 10 °より大きい開
口角α2 の円錐状加速通路と、 40 °より大きい開口角
で接続する拡大部とを有し、前記拡大部が円錐状あるい
はラッパ状に形成されていることによって解決されてい
る。
【0006】更に、上記の課題は、この発明により、ノ
ズル芯あるいは全ノズルヘッドが従来技術のノズル芯あ
るいはノズルヘッドと同じ整合寸法を有し、代替ノズル
芯が加速部分の初めの直径dの二倍より大きい長さl2
と 10 °より大きい全開口角α2 を有する空気加速部分
を有する、半径方向原理によりノズル芯として形成され
た既存のノズル芯の代わりとして上記のテクスチャーノ
ズル、あるいは全ノズルヘッドを使用することによって
解決されている。
【0007】この発明による他の有利な構成は特許請求
の範囲の従属請求項に記載されている。
【0008】
【発明の実施の形態】品質に対する第一の鍵はテクスチ
ャーノズルの後の糸の張力にあることが分かった。糸の
張力を高めることができた時のみ品質を改善できた。本
当の突破口は気泡ビームの流れをマッハ2の範囲以上に
上げて初めて可能になった。これは、専門業界で広まっ
ている先入観とは異なり、加速度通路をこの発明により
構成して達成された。驚くべきことに、一連の研究によ
り、品質が改善されるだけでなく、この発明により製造
速度を上昇させても悪影響を品質に驚くほど小さくする
ことが確認された。本発明者はテクスチャード加工を集
中させるだけで課題を解決できることを認識した。しか
し、課題の解決はマッハ数が中心的な影響因子であるこ
とを発見して初めて達成された。専門業界では今まで流
速を非常の大きく固定していた。しかし、この速度は与
えられた繊維処理で上に述べた範囲以上に上げることが
できない(マッハ2以下)。従来の技術では、ラバルノ
ズルの規則性によるか、純粋に経験的に求めた良好であ
ると見なしたノズルの型に従っている。マッハ数が2を
僅かに越えると著しい結果となる。テクスチャード加工
をそれに応じて強化する最良の説明は、衝撃波面の直前
と直後の間の速度の差が拡大することにあり、これは空
気が糸に作用する力に直接働いている。衝撃波面の領域
で上昇した力は糸の張力を高める結果になる。マッハ数
を上げることにより、衝撃波面で直接作用が大きくな
る。これに応じて、この発明により糸の張力を著しく高
め、今まで達成されていない程度の品質を保証する。こ
の発明によれば、規則性、より高いマッハ数=より強い
衝撃=強力なテクスチャード加工が認められる。強力な
超音速流が広い波面で検出され、開いた糸がより強く検
出される。従って、ループを衝撃波面の有効領域にわた
り横方向に避けることができない。加速通路に超音速流
が発生することは膨張によるので、より大きなマッハ範
囲により、つまりマッハ 1.5の代わりに、マッハ 2.5に
より有効排出断面を大きくするあるいはほぼ4倍にす
る。最初の一連の研究で種々の驚くべき観察結果となっ
た。即ち、 −より高いマッハ範囲用に設計された超音速通路を使用
する場合、同じ製造速度で従来の技術に比べて必ずテク
スチャード加工の定性的な改善となる。
【0009】−従来の技術のテクスチャーノズルの場
合、製造速度を高めると、必ず品質が次第に強く失われ
ることが確認される。新規なテクスチャーノズルでも、
品質が失われるが、これはどの研究でも程度が小さく、
糸の番手に応じて非常に高い製造速度、例えば 800 m/m
in以上で初めて生じる。 −個々の糸の番子を用いた試験研究が 1,000〜 1,500 m
/minの製造速度までテクスチャード加工が壊れることな
く行われた。
【0010】−測定技術上直ちに、糸の張力が平均で約
50 %ほど上昇することが注目される。 −更に、圧搾空気の供給圧力の選択でも重要な影響因子
であることが示されている。高いマッハ数を保証するた
め、多くの場合、より高い供給圧力が必要である。これ
は大体 6〜 14 バールの間にあり、20やそれ以上のバー
ルに上げてもよい。
【0011】比較研究(テクスチャード加工の従来技術
とこの新規な発明)は、相当広い範囲で以下の規則性を
示す。即ち、テクスチャの品質は製造速度が早い場合、
製造速度の低い時のテクスチャー品質と比べて低いマッ
ハ範囲用に設計された超音速通路を用いて少なくとも等
しいかより改良されている。テクスチャード加工過程
は、衝撃波面の空気速度がマッハ 2以上の場合、つまり
例えばマッハ 2.5〜マッハ 5の場合、糸の最高通過速度
でも、ほぼ例外なく全てループが十分検出され、糸内で
良く撚られている。加速通路内で高マッハ範囲の空気速
度が発生すると二種の働きをする。第一は、個々の繊維
が強く開き、大きな力でノズルの中に引き入れられる。
テクスチャード加工は最高速度まで行われない。第二
は、繊維の束が通路の外部境界内で一様であり、衝撃波
面に直接導入される。
【0012】更に、この新規な発明により方法や装置に
対して多数の特に有利な構成が可能である。これには特
許請求の範囲第2〜10項および第12〜17項にも開
示されている。加速通路では、糸が加速された空気ビー
ムにより対応する距離にわたり引き込まれ、広がり、そ
れに続くテクスチャード領域に移行する。テクスチャー
ド技術の重要な点は最終加工者が他の製造で一度良好で
あると見出した品質を不変に維持することである。同じ
品質を維持することはしばしば最高の要請である。これ
は、この新規な解決策により特に良く達成される。何故
なら、テクスチャード加工に重要な因子は従来の技術よ
り良好に制御できるからである。これに対する主要な点
は、特に糸の張力の一定性やテクスチャー品質の一定性
に関しても糸の張力を制御するこである。好ましくは、
加速通路の圧搾空気を最狭直径の少なくとも 1.5, 好ま
しくは 2倍の長さにわたり加速する。その場合、加速通
路の入口断面積に対する出口断面積の比を 2より大きく
する。気泡ビームの全開口角は 10 °以上、つまり理想
的なラバル角より大きくすべきである。
【0013】今までは、気泡ビームを常時加速すると最
良結果になとされていた。異なった加速度を用いる種々
の例も調べた。結果は連続した円錐状の加速通路を用い
た常時加速と一部同じ程度に良好であった。同じあるい
は異なった過度供給で一本またはそれ以上の糸を導入で
き、 400から 1200 m/min 以上までの製造速度でテクス
チャード加工できた。超音速通路の圧搾空気ビームは
2.0〜 6マッハ、好ましくは 2.5〜 4マッハに加速され
る。テクスチャード加工された糸が隙間を通して糸通路
の軸にほぼ直角に連れ出されるように糸通路の出口側の
端部が衝突物体で制限されている場合に最良の結果が得
られた。
【0014】更に、気泡が糸通路の円筒状部分の導入位
置から直接軸方向にほぼ一定の速度で加速通路まで案内
され、圧搾空気は輸送成分と角度(β)をなして加速通
路の方向に吹き込むように、一つまたはそれ以上、好ま
しくは3つまたはそれ以上の穴ないしは通路を経由して
糸通路に導入されると有利である。驚くべきことに、非
常に良好な結果を持って、半径方向原理の気泡テクスチ
ャーノズルを新しい発明に変更できた。つまり、技術構
成に対してこの出願の構成要素として説明される欧州特
許第 88 254 号明細書のテクスチャーノズルに変更でき
た。圧搾空気は輸送方向と適当な角度を保って超音速通
路の方向に吹き込まれるように、主に3つの穴を通して
糸通路に導入される。従来の技術のように、新しい解決
策を用いても1本またはそれ以上の糸を異なった過度供
給でテクスチャード加工できた。超音速通路の理論的に
有効な全拡大角度は、最小直径から最大直径へ 10 °以
上、40°以下で主に 12 °〜 30 °内、好ましくは 12
°〜 25 °内にあるべきである。最近の粗い値によれ
ば、 35 °〜 36 °の最大限界角度であり、この限界角
度以上では超音速流が必ず壊れる。円錐状の加速通路で
は、圧搾空気がほぼ連続的に加速される。超音速通路直
前のノズル通路部分は好ましくはほぼ円筒状に形成さ
れ、加速通路の方向の輸送成分を持って円筒状部分に吹
き込まれる。糸への導入力は加速通路の長さと共に増大
する。ノズルの拡大あるいはマッハ数の上昇はテクスチ
ャード加工の強度を与える。加速通路は少なくとも 1 :
2.0, 好ましくは 1 : 2.5あるいはそれ以上の拡大部領
域の横断面を有するべきである。更に、加速通路の長さ
は加速通路の初めの糸通路の直径より 3〜 15 倍、好ま
しくは 4〜 12 倍大きいことが提案されている。加速通
路は全部をあるいは一部を常時拡大するように構成さ
れ、円錐状部分を有するおよび/または緩やかな円形状
を有するとよい。加速通路は段を付けて形成してもよ
く、種々の加速領域、圧搾空気ビームの大きい加速を与
える少なくとも一つの領域と小さい加速を与える少なく
とも一つの領域を有していてもよい。更に、加速通路の
出口領域は円筒状あるいはほぼ円筒状に、しかも入口領
域は強くではあるが、 36 °より少なく拡大するとよ
い。加速通路の境界条件をこの発明により維持すると、
加速通路の前記実施態様はほぼ等価、あるいは少なくと
も同等になる。糸通路は超音速通路に続いて強く凸状に
好ましくはラッパ状に 40 °より大きく拡大する糸通路
合流部を有する。その場合、超音速通路から糸通路合流
部への移行部は好ましくは不連続に移行している。重要
な要素は、衝突本体で特に圧力比もテクスチャースペー
ス内で良好な影響を受け、安定に維持されることが見ら
れた。この発明のテクスチャーノズルの有利な構成は、
空気導入部に合流する円筒状の中間部分のある通しの糸
通路と、糸の進行方向に向けて前記円筒状部分に直接続
く主として 10 °より大きい開口角(α2 )のある円錐
状の加速通路と、 40 °より大きい開口角(θ)を有す
る接続拡大部分とを有し、拡大部分が円錐状あるいはラ
ッパ状に形成されている点に特徴がある。
【0015】更に、この発明は糸通路を有するテクスチ
ャーノズルのノズルヘッドにも関わり、このヘッドは糸
輸送方向に入口部分、圧搾空気導入部のある円筒状中間
部分、拡大する空気加速部分および出口側に好ましくは
送り可能な衝突本体を有する。そして、このノズルヘッ
ドは空気加速部分が加速部分の初めで直径(d)より大
きい長さ(l2 )と、10°より大きい全開口角(α2
を有する点に特徴がある。糸通路には、好ましくは中間
部分と、出し入れ可能なノズル芯内にある空気加速部分
がある。
【0016】更に、この発明の課題は、既存の設備で品
質および/または製造速度を改善することにある。この
発明による解決策は、製造速度を上昇させるためおよび
/またはテクスチャの品質を改良するため、既存のノズ
ル芯(あるいはノズル芯を有する全ノズルヘッド)の代
わりとしてノズル芯を使用することに特徴がある。この
ノズル芯あるいはノズルヘッドは、従来の技術のノズル
芯あるいはノズルヘッドと同じ嵌め込み寸法を有する。
この新規な代替ノズル芯は加速通路(11)の初めで
1.5倍の直径より大きい長さ(l2 )で 10 °より大き
い全開口角の空気加速部分を有する。
【0017】更に、今まで行った研究は、テクスチャー
ド加工をする前に糸を濡らすと、この新規な発明でも良
好な結果となることを示している。しかし、専門分野で
周知の凝縮衝撃の影響を最終的に説明することは未だ不
可能である。
【0018】
【実施例】以下、欧州特許第 88 254 号明細書に相当す
る周知のテクスチャーノズルのノズル口を示す図1を参
照しよう。対応するテクスチャーノズル1には、第一円
筒部分2があり、この円筒部分は同時に直径dの最狭断
面部分3にも一致する。この最狭断面部分3から始ま
り、糸通路3がラッパ状に広がる。この場合、型は半径
Rで指定されている。生じる超音速流により、対応する
衝撃波面の直径DASを求めることができる。衝撃波面
の直径DAsにより、剥離場所あるいは引き離し位置テ
クスチャを比較的正確に求めることができる。剥離個所
Aの領域で両側に接線を引くと、約 22 °の開口角α1
の包絡円錐が生じる。これは、同じ表面状況の前記ノズ
ル形状の場合、衝撃波面が 22 °の開口角で剥離するこ
とを意味する。衝撃波面の特異性に対して、冒頭に述べ
た科学研究を参照されたい。空気の加速領域は最狭断面
3の位置からの距離l1 と剥離個所A1 によっても決ま
る。真の超音速流が問題となるので、それから空気速度
を大体計算できる。VDaは最大空気速度である。Vd
は最狭個所3の音速である。この実施例の場合、以下の
値が算出される。つまり、 DAS/d ≒ 1.225 ; FA/F3 ≒ 1.5 ; l1/d < 1.
0; Vd 場合、330 m/sec の空気速度があれば(マッハ
1),出口Aでは超音速領域から約マッハ 1.8(MDa
となる。これ等の値は繊維距離の測定値に近い。超音速
通路内の本当の加速区間は、非常に短く、この発明の理
由に基づき認識されるように短くなり過ぎる。
【0019】図2は長さl2 に相当する加速通路11を
この発明により形成した実施例を示す。この発明による
テクスチャーノズル11は、図示する実施例の場合、最
狭断面3まで図1のノズル芯に一致するが、そこからか
異なる。開口角α2 は 20 °にされている。剥離個所A
2 は超音波通路の端部に記入されている。ここでは糸通
路が不連続に強い円錐状あるいはラッパ状の拡大部12
に開口角δ> 40 °で移行する。幾何学により、図1に
比べて著しく大きい衝撃波面の直径DAEとなる。図2で
は以下の関係となる。つまり、 L2/d= 4.2; VD = 330 m/sec.(マッハ 1);DAE/d〜2.
5 →MDE=マッハ 3.2 この新規な発明によれば、加速通路11を対応する開口
角で延長すると衝撃波面の直径DAEを拡大する。種々の
試験は、例えば繊維の実際、テクスチャード加工に関す
る今までの仮定は、糸が何回も衝撃波面の貫通を通過し
ているとせよ、好くなくとも一部は正しくないことを示
している。衝撃波面の形成領域に直接に急激な圧力上昇
領域14の続く最大の圧縮衝撃波面13が生じる。実際
のテクスチャード加工は圧縮衝撃波面13の領域で行わ
れる。空気は糸より大体 50 倍早く移動する。多くの試
験により、剥離個所A3,4 が加速通路11内にも入り
込む、つまり供給圧力が低下するとそのようになること
が調べられている。実際には、それぞれの糸に対して最
適な供給圧力を求めることが大切である。その場合、加
速通路の長さ(l2 )を最悪の場合に対して設計してお
く、つまり幾分長く選ぶ。これに対して、従来技術の解
決策では供給圧力を高めることが非常に重要に作用す
る。何故なら、剥離個所は圧力に殆ど影響されないから
である。
【0020】次に、ノズル芯5の有利な実施例を断面で
示す図3を参照する。外側の形状は正確に従来技術のノ
ズル芯に合っていると有利である。これは、取り分け微
妙な系の寸法、穴径BD ,全長L,ノズルヘッドの高さ
H および圧搾空気接続部Pの距離LA に関連する。試
験は、今までの吹き込み角度βを維持でき、どうように
対応する圧搾空気穴15の位置も維持できることを与え
ている。糸通路4は糸の入る領域、矢印16,糸導入円
錐6を有する。斜めの圧搾空気穴15を経由して糸の送
り方向(矢印16)に向いた圧搾空気により後ろ向きの
排出流が低減される。寸法「X」(図6)は空気穴が好
ましくは少なくとも最狭断面3の直径の大きさほど後ろ
に移すことを示す。送り方向(矢印16)の方に見て、
テクスチャーノズルあるいはノズル芯5は糸導入円錐
6,円筒状の中間部分7,同時に加速通路11に相当す
る円錐8および広がるテクスチャースペース9を有す
る。このテクスチャースペースは流れに対して垂直に、
開いた円錐状の漏斗としても形成されるラッパ形状12
で限定される。
【0021】図4は組込ノズル芯5′を有する全テクス
チャヘッドあるいはノズルヘッド20を示す。未処理の
糸21が送り部材22を介してテクスチャーノズルに導
入され、テクスチャード加工された糸21′として搬送
される。テクスチャーノズルの出口領域13には衝突本
体23がある。圧搾空気接続端24はノズルヘッド20
の横に配置されている。テクスチャード加工された糸2
1′は送り速度VTで第二送り部材25を経由して移動
する。テクスチャード加工された糸21′は、例えば市
場記号ヘマクオリティ(HemaQuality), ATQと言われ
るを有する品質センサ26に導入される。ここでは、糸
21′の引張力(cNで)およびその時の引張力のずれ
(σ%)が測定される。測定信号は計算ユニット27に
導入される。これに合った品質測定は生産の最適監視の
ために使用される。これ等の値は特に糸の品質の目安と
もなる。気泡テクスチャー処理では、一定のもつれ量が
存在しないと言う点で品質測定が困難である。ATQシ
ステムを用いるとこれが可能である。何故なら、糸の組
織とそのずれを繊維センサ26により検出し、評価し、
ただ一つの特性数、AT値により表示できるからであ
る。繊維センサ26はアナログ電気信号として特にテク
スチャーノズルの後の繊維張力を検出する。その場合、
繊維張力の測定値の平均値と偏差から連続的にテクスチ
ャT値を計算する。AT値の大きさは糸の組織に依存
し、使用者により固有の品質要請に従って測定される。
製造中に繊維張力あるいは繊維張力の偏差(一様性)が
変わると、AT値も変わる。上限値と下限値がどこにあ
るかは、糸の見本、毛足の向きのサンプルあるいは織物
のサンプルを用いて決定される。これ等は品質要請に応
じて異なる。ATQ測定の特別な利点は、処理からの種
々のタイプの乱れを同時に検出できる点にある。例え
ば、テクスチャード加工、繊維の加湿、糸条の割れ、ノ
ズルの汚れ、衝突球の間隔、ホットピン温度、空気圧の
相違、POY挿入領域、糸見本等の設定の一様性を検出
する。図4a は短い測定時間中のAT値の変化に対する
表示パターンである。
【0022】図5と6はノズルの実際の大きさに対して
数倍拡大して示す。図5は従来技術のノズル芯であり、
図6はこの発明のノズル芯である。この新規な発明では
問題をノズル内部で同じように解決しているので、新し
いノズル芯を従来のものと交換できる芯として設計され
ている。特に、寸法Bd,構造長としてのEL,A +K H
およびKH は同じにするだけでなく、同じ製造公差で作
製することが好ましい。更に、ラッパ形状も外部の出口
領域で従来技術のようと同じように対応する半径Rで作
製すると好ましい。衝突本体は任意の形状であってもよ
い。つまり、円形、球状、平坦、球冠のようでもよい
(図8a )。出口領域の衝突本体の正確な位置は、外部
寸法を維持し、等しい排出間隔Sp1にして得られる。図
5で参照符号17を付けたテクスチャースペース18は
外向きに不変に維持されているが、反対向きにもこの発
明の加速通路11で規定される。テクスチャースペース
は選択した空気圧のレベルに応じて、図6で二つの矢印
18で示すように、加速通路の方向にも拡大できる。ノ
ズル芯は、従来技術と同じように、セラミックス、硬質
合金あるいは特殊鋼のような高価な材料で作製され、テ
クスチャーノズルの本当に高価な部分である。この新し
いノズルで重要なことは、円筒状壁面21や加速通路の
領域の壁面22も最高の品質を有する点にある。ラッパ
状の拡大部の状況は糸の摩擦を考慮して決定される。
【0023】図7は異なった構成の超音速通路を示す。
超音速通路の出口の開口角のみが部分的に与えてある。
大方の予想に反して、種々の変形種の間の試験結果は非
常に大きいものではない。最良の形状としては、開口角
が 15 °と 25 °の間にある純粋に円錐状の加速通路と
なる(図の右端)。縦列aは純粋な円錐形を示し、列b
とcは円錐形と短い円筒部分の組み合わせを示す。これ
に反して、列dは放物線状の加速通路である。列cは円
錐とラッパ形状の組み合わせを示す。列fとgでは、加
速通路の第一部分が強く広がり、次いで円筒部分に移行
する。全てのタイプの試験研究は大変良好な結果となっ
た。今までの最良の結果は列aとdで求まっている。中
間の円筒部分が数ミリメートル特に 1 mm 以下の範囲の
緒形であることが重要であることが分かる。
【0024】図8はノズル芯5と衝突本体14を備えた
全ノズルヘッド20を示す。衝突本体14はアーム23
を介して周知のハウジング24中に移動可能に固定され
ている。糸を通すため、衝突本体14はアーム23を用
いて周知の方法で矢印25のようにテクスチャーノズル
の作業領域13から引き外したり傾けて取り除くことが
できる。圧搾空気はハウジングのスペース27から圧搾
空気穴を経由して導入される。ノズル芯5はクランプブ
リッジ28によりハウジング24に固定される。球状の
形状30の代わりに、衝突本体は球冠形状31であって
もよい。図8aはこの発明のテクスチャーノズルと衝突
本体14の形状の若干の変形種との組み合わせを示す。
衝突本体14はノズルのラッパ状の開口に僅かに入って
いる。図6には実線で正規の作業位置が示してある。破
線で衝突本体がラッパ形状12に接触している。破線の
位置は作業位置に正確に位置決めする初期位置として使
用される。一方のラッパ形状12と他方の衝突本体14
により、内部のテクスチャースペース18が生じ、自由
な隙間SP1は排出するテクスチャ空気とテクスチャード
加工された糸の排出するためにある。隙間SP1は糸の品
質に基づき実験的に求め、最適化され、製造用に決定さ
れる。テクスチャースペース18は、衝突本体の球直径
と形状に応じて、有効な形状と大きさにされる。本出願
人により、排出隙間の大きさで加速通路の圧力状況を最
初に設定できることが確認された。排出隙間SP1を狭く
すると、通過流の抵抗とテクスチャースペースの静圧が
変わる。圧力調整には、隙間の可変が 10 分の 1の程度
にすることが重要である。従来の試験には、円形断面と
縦断面で対称に形成された超音速通路を使用した。この
新規な解決策は超音速通路に関して対称であるが円形か
らずれた断面、例えば長方形断面、あるいはほぼ長方形
かほぼ卵形に形成する。更に、糸を通すために開くこと
ができるようにノズルを分割形成することができる。こ
れに付いては、国際出願 PCT/CH96/00311 を参照された
い。この出願は本明細書の組込構成要素として技術内容
に付いて説明している。
【0025】図9は右下に従来技術のテクスチャード加
工を純模式的に示す。この場合、二つの主要パラメータ
が取り上げられている。開口領域Oe-Z1 と衝撃波面の
直径DAS が図1に示すようなノズルに合わせて、直径
dを前提としている。これに反して、右上には新しいテ
クスチャード加工が示してある。この場合、値Oe-Z 2
とDAS が相当大きいことはっりと分かる。更に、他の
注目づべき状況が認められる。糸の開口部は既に加速通
路の前で圧搾空気導入部Pの領域で始まり、つまり、前
開口部としてVOで示す円筒部分で既に始まっている。
寸法V0 はdより大きく選ぶと有利である。図9の示す
他のことは、マッハ< 2の従来技術の糸の張力(曲線T
311 )とマッハ> 2のこの発明によるテクスチャーノズ
ルの糸の張力(曲線S315 )のグラフ比較にある。曲線
T311 では製造速度が 500 m/min以上で糸の張力が著し
く低下することが分かる。約 650 m/min以上でテクスチ
ャード加工が無くなる。これに反して、この発明による
ノズルを用いる曲線S315は糸の張力が高いだけでな
く、 400〜700 m/min の範囲でほぼ一定で、製造速度が
より高くてもゆっくりと低下するにすぎない。マッハ数
を高めることが、この新規な発明で進歩する最重要な
「秘密」である。
【0026】図10はATQ品質試験のプリントアウト
を示す。最上部の表は平均引張応力(cN),中央の表は
その時の引張力の偏差のパーセント(σ%)および最下
部の表は対応するAT値である。各表の最初の水平線に
は、それぞれ標準Tノズル、つまり従来技術のテクスチ
ャーノズルの値が示してある。次いで上から下に種々の
開口角 19 °〜 30.6 °のこの発明によるSノズルの値
が示してある。この発明によるノズルの全ての超音速通
路の長さは等しい。値 0.00 はテクスチャード加工が不
可能であるか、あるいは試験を実行できなかったことを
意味する。
【0027】図11と12a はテクスチャード加工され
た糸に基づき目視比較を示す。図11(右半分の図)は
それぞれ 400, 600 および 800 m/minの製造速度による
従来技術のノズルでのテクスチャード加工を示す。 800
m/minでは、圧力が 12 に上昇した。結果は 400 m/min
まで良好と見なされ、600 m/min で条件付きで良好と見
なされる。左半分の図には、同じようにこの発明による
ノズルの5つの試験結果が示してある。この場合、 800
m/minの製造速度でも未だ条件付きで良好な結果を得る
ことが分かる。これに反して、従来技術の比較例(その
右横)は、 12バールの供給圧力を使用したが、顧客に
拒まれた。
【0028】図11と同じように、図12a と12b お
よび図12c に設定データと測定データの表による比較
が示してある。図12a と12b (左)は従来の技術で
あり、図12c はこの新規な発明の結果(右)を示す。
同じような結果が図13a と図13b および図14から
も読み取れる。図面の左には、それぞれ伸び(水平)に
関する個別力F(垂直)を伴う多数の繊維のグラフ表示
がある。図13a は図12a に対応し、図13b は図1
2b に、そして図14は図12c に対応している。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、この新規な発明
は比較的簡単な手段で、特に加速通路の領域の構成によ
り多くの驚くべき効果が得られる。例えば、 ・従来技術のノズル芯の代わりに、今までの処理パラメ
ータに何ら変化を加えなくても、この発明のノズル芯を
組み込むことでき、品質が安定しより良好となる結果が
得られる。
【0030】・顧客は製造速度を僅かに高めることがで
きる。新しいノズル芯を組み込むと品質を損なうことな
く製造速度を高めることができる。 ・顧客は製造速度を大きく高めることができる。この場
合、空気の供給圧力を高めて、品質も確保できる。 ・いずれにしても、ノズル芯のみあるいはノズルヘッド
全体を交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術のノズルの口を示す縦断面図、
【図2】 この発明による加速通路の構成に対する一例
を示す縦断面図、
【図3】 図2のこの発明によるノズルの芯の縦断面
図、
【図4】 品質測定に使用するノズルの芯を組み込んだ
テクスチャーノズルあるいはノズルヘッドの構成図、お
よび短い測定時間の間のAT値の測定変化を示すデータ
(a),
【図5】 欧州特許第 88 254 号明細書による従来技術
のノズルの芯の縦断面図、
【図6】 同じ外部組込寸法のこの発明によるノズルの
芯の縦断面図、
【図7】 この発明による加速通路に対する有利な構成
を示す模式図、
【図8】 テクスチャーノズルまたはノズルヘッドの部
分断面図、およびテクスチャーノズルの出口領域の図8
の拡大断面図(a),
【図9】 糸の張力に関して従来技術とこの発明のテク
スチャード加工された糸の比較図、
【図10】 従来技術と種々のこの発明のノズルの比較
における品質測定値の表、
【図11】 従来技術でテクスチャード加工した糸、お
よびこの発明で処理した糸(a)の比較写真、
【図12】 測定配置、および従来技術(a,b)とこ
の発明(c)の比較測定結果、
【図13】 図12a と12b に対応する従来技術の単
一力と伸びの測定グラフ(a,b),
【図14】 この発明の単一力と伸びの測定グラフ。
【符号の説明】
1,10 テクスチャーノズル 2 円筒部分 3 最狭横断面 4 糸通路 5,5′ ノズル芯 6 糸導入円錐 7 中間円筒部分 8 円錐部 9 テクスチャースペース 11 加速通路 12 拡大部 13 圧縮衝撃波面 14 圧力上昇領域 15 圧搾空気穴 16 矢印 17,18 テクスチャースペース 20 テクスチャヘッドあるいはノズルヘ
ッド 21 未処理の糸 21′ テクスチャード加工された糸 22 搬送部 23 衝突本体 24 圧搾空気接続部 25 搬送部 26 品質センサあるいは繊維張力センサ 27 計算ユニット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端で糸を導入でき、他端でテクスチャ
    ード加工糸を引き出せる糸通路に出口側の加速通路と圧
    搾空気導入部(P)とを有する直通の糸通路を備えたテ
    クスチャーノズルにおいて、空気導入部が合流する中間
    の円筒部分を有する直通の糸通路と、繊維の進む方向に
    向けて前記円筒部分へ好ましくは直接接続し 10 °より
    大きい開口角(α2 )の円錐状加速通路と、 40 °より
    大きい開口角で接続する拡大部とを有し、前記拡大部が
    円錐状あるいはラッパ状に形成されていることを特徴と
    するテクスチャーノズル。
  2. 【請求項2】 ノズルヘッドに脱着可能に挿入でき、組
    込状態でノズルヘッドを形成するノズル芯として形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のテクスチャ
    ーノズル。
  3. 【請求項3】 ノズル芯を塞ぐように配置され、テクス
    チャースペースを制限する出口側の衝突本体と伴い、ノ
    ズル芯を組み込んだノズルヘッドとして形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のテクスチャーノズ
    ル。
  4. 【請求項4】 円錐状の加速通路はこの加速通路の始ま
    りで直径(d)の二倍より大きい長さ(l2 )を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のテ
    クスチャーノズル。
  5. 【請求項5】 加速通路の有効拡大角度(α2 )は 40
    °より小さく、好ましくは 12 °〜 30 °、特に好まし
    くは 15 °〜 25 °であることを特徴とする請求項1に
    記載のテクスチャーノズル。
  6. 【請求項6】 加速通路は1: 2.5あるいはそれ以上の
    少なくとも一つの横断面拡大領域(Oe-Z2 )と 10 °
    より大きい全開口角(α2 )を有することを特徴とする
    請求項1〜5の何れか1項に記載のテクスチャーノズ
    ル。
  7. 【請求項7】 加速通路は円錐状に形成され、好ましく
    は強く拡大するラッパ状の開口へ移行することを特徴と
    する請求項1〜6の何れか1項に記載のテクスチャーノ
    ズル。
  8. 【請求項8】 加速通路の長さ(l2 )は加速通路の初
    めのところの糸通路の直径(d)より少なくとも2倍、
    好ましくは 3〜 15 倍、特に好ましくは 4〜12 倍大き
    いことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の
    テクスチャーノズル。
  9. 【請求項9】 加速通路の入口領域は円筒状あるいはほ
    ぼ円筒状であり(VO),出口領域は強く拡大し、40°
    以上に広がっていることを特徴とする請求項1〜8の何
    れか1項に記載のテクスチャーノズル。
  10. 【請求項10】 気泡テクスチャーノズルは半径方向原
    理により円筒状部分に圧搾空気導入部(P)を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のテク
    スチャーノズル。
  11. 【請求項11】 ノズル芯あるいはノズルヘッド全体が
    従来技術のノズル芯あるいはノズルヘッドと同じ整合寸
    法を有し、代替ノズル芯が加速部分の初めのところの直
    径(d)の二倍より大きい長さ(l2 )と 10 °より大
    きい全開口角(α2 )のある空気加速部分を有する、半
    径方向原理によりノズル芯として形成された既存のノズ
    ル芯の代わりとして請求項1〜10の何れか1項による
    テクスチャーノズル、あるいは全ノズルヘッドを使用す
    ること。
  12. 【請求項12】 請求項1により中間部分で4バールよ
    り大きい供給圧力の圧搾空気を糸通路に導入し、拡大す
    る加速通路で気泡ビームを超音速に加速し、一方の端部
    に糸を通し、他方の端部でテクスチャード加工された糸
    を引き出す直通の糸通路を備えたテクスチャーノズルで
    糸を空気力学的にテクスチャード加工する方法におい
    て、糸速度に対する糸張力の比を最適にするため、気泡
    ビームを加速通路でマッハ2以上の速度に加速すること
    により、糸張力を高めることを特徴とする方法。
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