JP2991609B2 - ガス分離体と金属との接合体および水素ガス分離装置 - Google Patents
ガス分離体と金属との接合体および水素ガス分離装置Info
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Description
接合体及び水素ガスを含有する被処理ガスから水素ガス
を選択的かつ効率的に分離するための水素ガス分離装置
に関する。
るものであり、また、クリーンなエネルギー源として大
きな期待が寄せられている。高純度な水素ガスは、天然
ガス、ナフサ等を原料として触媒により水素を含有する
ガスに変換し、その水素含有ガスから更に水素ガスを分
離して得られる。
合金に溶解する性質を利用して分離できる。これらの金
属に溶解するのは水素ガスのみなので、水素ガスを選択
的に分離できるわけである。例えば、特開昭62−27
3030号公報、特開昭63−171617号公報に
は、多孔質基体の一表面にパラジウム又はパラジウム合
金からなるガス分離膜が被覆したガス分離体が開示され
ている。多孔質基体は、多孔質であるガラス、又は酸化
アルミニウム等のセラミックスであり、パラジウム膜の
みでは機械強度が十分でないので、パラジウム膜を基体
に被覆させたのである。
てガスを効率良く分離するには、ガス分離膜中でガスが
拡散する速度を速くするため、5〜10気圧で300℃
以上、好ましくは500℃以上という高温、高圧で分離
することが有利である。そこで問題となるのがガス分離
体と支持体との結合部の気密性、および耐久性である。
すなわち、高温、高圧の条件下においてもガス分離膜の
支持部が耐久性を有し、かつ、当該支持部から被処理ガ
ス、分離されたガスなどが漏洩しないことが必要となる
のである。水素ガス分離装置は、ガス分離体の一方の側
より、水素ガスを含有する被処理ガスを導入し、水素ガ
スのみがガス分離体を透過し、ガス分離体の他方の側よ
り、精製された水素ガスが得られる構造を有する。従っ
て、被処理ガス側と精製ガス側とを気密に分離する必要
があり、ガス分離体と支持体との接合部から、被処理ガ
スが精製ガス側に漏洩しないことが重要となる。処理温
度が200℃以下の範囲では、o−リングを用いてガス
分離体を支持体に接合する装置がある。しかし、200
℃以上では、ガス分離体と支持体との接合部を気密にす
ることは容易ではなく、500℃以上で使用できるよう
な接合部は未だ開発されていない。
で接合した後、ガス分離体の表面及び接合部の表面に化
学メッキを行って、ガス分離膜を形成すると、ガラスと
ガス分離膜とが十分に密着せず、ガラス接合部でガス分
離膜が剥離し、被処理ガスが精製ガス側に漏洩すること
がある。また、管形状のセラミック基体とその外側表面
に被覆するガス分離膜とを有するガス分離体を、そのガ
ス分離体を差し込んではめることができる孔を有する金
属性の支持体に、ろう材を用いて接合するとき、ガス分
離膜表面と支持体の孔と隙間を100μm以下とする必
要がある。しかし、セラミックス管の外径をこの精密さ
及び正確さで製造することは困難である。そこで本発明
では、被処理ガスが200℃以上で分離されるときでも
ガス分離体と支持体の結合部が気密であり、被処理ガス
が精製ガス側に漏洩し難いようなガス分離膜と金属との
接合体、および水素ガス分離装置を提供することを目的
とする。
れば、ガス分離体と、ガス分離体との接合に関与する表
面が酸化された金属部材との接合体であって、ガス分離
体はセラミックスから構成される基体と、基体に被覆す
るガス分離膜とを有し、基体はガス分子が侵入できるよ
うに多孔性であって、ガス分離膜と金属部材とが熱膨張
係数5.0〜8.0×10-6/℃のガラスにて接合さ
れ、かつ、ガラスと金属部材との接触角が90゜未満で
あることを特徴とするガス分離体と金属部材との接合体
が提供される。ガス分離膜はパラジウムを含有する金属
から構成されることが好ましい。
ス分離体を支持する支持体とを内部に有する水素ガス分
離装置であって、ガス分離体は、セラミックスから構成
される基体と、基体に被覆するガス分離膜とを有し、基
体はガス分子が侵入できるように多孔性であって、ガス
分離膜は水素ガスを選択的に透過させ、ガス分離体は、
支持体にガラスで接合することを特徴とする水素ガス分
離装置が提供される。また、ガス分離体の少なくともガ
ス分離膜が、ガラスに接触していて、これにより、ガス
分離体と支持体が接合することが好ましい。ガス分離膜
及び支持体がガラスに接触して接合することが更に好ま
しい。また、支持体が金属から成り、ガス分離体が、熱
膨張係数が5.0〜8.0×10-6/℃で、金属製支持
体との接触角が0〜90゜であるガラスを介して、ガラ
スと接触する表面が酸化された金属製支持体に接合され
ていてもよい。
る金属から構成され、ガラスと金属との接触角が0〜9
0゜であることが好ましく、15〜45゜であることが
更に好ましい。この接触角の範囲でガス分離膜とガラス
との接合強度が特に向上するからである。また、本発明
によれば、ガス分離体と、ガス分離体を支持する支持体
とを有する水素ガス分離装置の製造方法であって、ガス
分離体は、セラミックスからなる基体と、基体に被覆す
るガス分離膜とを有し、基体は、ガス分子が侵入できる
ように多孔性であって、ガス分離膜は水素ガスを選択的
に透過させ、ガス分離体と、支持体とを、ガラスで接合
することを特徴とする水素ガス分離装置の製造方法が提
供される。
離能を有する金属を被覆して成るガス分離体を、支持体
に貫通し、接着固定し支持する構造に関し、種々の角度
から検討した。
当な性質を有するガラスを介して、支持体に接合するこ
とにより、前記した不具合を解消することができること
を見い出したのである。
性質について説明する。熱膨張係数とは、圧力一定で、
物体が熱膨張するとき、その膨張比率の温度変化に対す
る割合を示す量である。本発明の熱膨張係数は、大気圧
において、固体の長さ変化に対する膨張比率を表す線熱
膨張係数を意味する。ガラスの熱膨張係数は、ガラス転
移点より低い温度で測定する。ガラスの熱膨張による伸
びは、温度に対して大体、直線的に増加する。しかし、
ガラス転移点以上では、ガラス転移点以下の領域と比較
して、熱膨張による伸びが増加し、温度に対してプロッ
トしたときの勾配が大きくなる。ガラス転移点を熱膨張
曲線上で、一個の点として明瞭に認めることは難しい
が、本発明では、以下の方法で、ガラス転移点を熱膨張
曲線上で求めた。低温領域での熱膨張曲線の接線と、高
温領域の熱膨張曲線の接線とを引いた。両接線が交わる
角において、その角の2等分線を引いて、熱膨張曲線と
交わる点を求め、その交点をガラス転移点と決定した。
なお、ガラス転移点は、ガラスが溶融する温度より低
い。
合にガラスを用いる。図1に、ガス分離装置の内部にお
けるガス分離体と支持体の接合態様の一実施例について
の断面図を示す。ガス分離体10は、管形状の基体11
と、その基体の外側面表面11sに被覆するガス分離膜
12とを有する。ガス分離体10は、例えば、上下方向
に配置する。ガス分離体10の一方の端部10aは支持
体21を貫通して、ガス分離体10の内部空間が支持体
21の上部空間と連通する。この貫通孔の直径は、ガス
分離体の外径より僅かに大きい。ガス分離膜11と支持
体21との隙間をガラス15で充填することで、ガス分
離体10の端部10aは、支持体21に接合して支持さ
れる。このとき、ガス分離膜12の表面12sがガラス
15と接触し、ガラス15が支持体21に接触すること
で、ガス分離体10と支持体21とが接合する。
は、支持体22の窪み22aで封孔され、支持体22に
支持される。ガス分離膜11と支持体22との隙間をガ
ラス16で充填することで、ガス分離体10の端部10
bは、支持体22と接合する。2つ以上のガス分離体1
0が支持体21及び支持体22に支持されていてもよ
い。なお、支持体21及び22は、ガス分離装置に固定
されている。
であることが好ましい。しかし、基体は、多孔質であっ
てガス分子が侵入、透過できる。一方、支持体は、緻密
質であって、ガス分子が支持体の片側からもう一方の片
側に透過できないものを用いる。なお、支持体は、金属
であってもよい。水素ガスを含有する被処理ガスは、支
持体21及び支持体22に挟まれた空間に導入され、水
素ガスのみがガス分離膜12及び多孔質の基体11を透
過して、基体11の内側空間に導かれ、水素ガスが精製
されて分離される。一方、被処理ガス中の他のガスは、
ガス分離体を透過せず、図示してない出口より排出され
る。
体の熱膨張係数及び支持体の熱膨張係数のうち、小さい
方の熱膨張係数の50〜100%であってもよく、60
〜90%であることが好ましい。ガラスの熱膨張係数が
これらの100%より大きい場合、ガラスが溶融する温
度で接合をしてから温度を降下するとき、ガラス接合部
の内部に引張り応力が生じ、ガラスにクラックが生成し
易い。未処理ガスが接合部のクラックから精製ガス側に
漏洩し、水素ガスの純度を低下させる。一方、ガラスの
熱膨張係数がこれらの50%より小さい場合、被処理ガ
スを精製する温度範囲で、ガス分離体と支持体との間に
隙間が生じ、未処理ガスがその隙間から精製ガス側に漏
洩し兼ねない。また、支持体として金属を使用した場合
には、熱膨張係数5.0〜8.0×10-6/℃のガラス
を用いることが好ましい。また、水素ガス分離装置を工
業的に使用するとき、室温と精製処理温度との間を何回
も往復させることがあり、また、精製処理温度で、長時
間、運転されることもある。接合部は、これらの条件で
あっても、被処理ガスの漏洩をしてはならないが、熱膨
張係数が上記の範囲で特に漏洩を防止できる。
から構成されてもよい。パラジウムを含有する金属と
は、パラジウム単体と、パラジウム合金とを包含する。
ガラスとガス分離膜を構成する金属との接触角が0〜9
0゜であることが好ましく、15〜45゜であることが
更に好ましい。図2で、接触角θは、ガラス表面15s
と、金属面12sとのなす角θである。この接触角は、
接合するときの温度及び雰囲気に依存する。接触角θ
は、金属であるガス分離膜12とガラス15の接合部を
切断して観察することで求められる。上記の接触角の範
囲で、ガス分離膜とガラスとの濡れ性が向上し、その結
果、ガス分離膜とガラスの接合強度が向上する。この接
触角が90゜より大きい場合、金属とガラスとが十分に
密着せず、ガス分離膜とガラスとが剥離することがあ
る。一方、この接触角が小さすぎると、ガラスで接合す
るとき、ガラスがガス分離膜と支持体との隙間から流出
し、接合が困難になることがある。なお、ガラスは酸化
物セラミックスとは一般に濡れ性がよいので、支持体が
酸化物セラミックスで構成されるとき、ガラスと支持体
の濡れ性はさほど問題はない。一方、支持体が金属で構
成されるとき、ガラスと支持体との接触角は上記した範
囲であることが好ましい。
独では機械的強度が弱いので、パラジウム薄膜を支持す
る。基体は、ガス分子が侵入できる多孔性であり、例え
ば、3次元状に連続した多数の微細な小孔を有する。こ
の孔径は、0.003〜20μmが好ましく、更に0.
005〜5μmが好ましく、更に、0.01〜1μmが
好ましい。孔径が0.003μm未満では、ガスが通過
するときの抵抗が大きくなるからである。一方、孔径が
20μmを超えると、ガス分離膜にピンホールが生じや
すくなり、好ましくない。このような多孔質基体は、例
えば、特開昭62−273030号公報に記載する方法
により得ることができる。
スが反応しないものであることが好ましく、具体的に
は、β−アルミナ、酸化アルミニウム、シリカ、シリカ
−アルミナ、ムライト、コージェライト、ジルコニアと
いった酸化物セラミックスのほか、カーボンや多孔質ガ
ラスなどのセラミックスが用いることができる。また、
基体を構成する材質は、セラミックスに限られることな
く、未処理ガス及びパラジウムと反応しない金属であっ
て、多孔質のものを用いることができる。例えば、セラ
ミック粉末を混練して、パイプ状等に押出成形後、焼成
し、小孔を作成して、基体を得ることができる。
せる。ガス分離膜を構成する材質は、例えば、パラジウ
ムを含有する金属である。このようなパラジウム合金
は、Japanese Membrane Science,56(1991)315-325:"Hyd
rogen Permeable Palladium - Silver Alloy Membrane
Supported on Porous Ceramics" や特開昭63−295
402号公報に記載されているように、パラジウム以外
の金属の含量は10〜30重量%であることが好まし
い。パラジウムを合金化する主目的は、パラジウムの水
素脆化防止と高温時の分離効率向上のためである。ま
た、パラジウム以外の金属として銀を含有することは、
パラジウムの水素脆化防止のため、好ましい。
記載されているように、パラジウムと銀とを含有する薄
膜で、薄膜の厚さ方向に銀製分の濃度が比較的に均一に
分布しているものを用いることができる。特開平3−1
46122号公報には、耐熱性多孔質基体の表面に、化
学メッキ法によりパラジウム薄膜を形成し、パラジウム
薄膜上に化学メッキ法により銀薄膜を形成し、次いで、
熱処理を行うガス分離体の製造方法を開示している。こ
の製造方法では、熱処理によって、パラジウム合金薄膜
において、パラジウムと銀とが均一に分布するようにな
っている。さらに、支持体として金属を用いる場合に
は、SUS、インコネル、コバール等を用いることが好
ましいが、ガラスとの濡れ性を向上させるために、表面
に酸化膜を形成することが好ましい。ただし、酸化の度
合いが大きすぎると、酸化膜中の気密性が悪くなるた
め、適度な酸化条件を選択することが必要となる。
が好ましく、更に好ましくは20μm以下である。厚さ
が50μmを超えるとガス分離体によるガス分離のと
き、被処理ガスがガス分離膜を拡散する時間が長くなる
ので、処理時間が長時間となり、好ましくない。また、
基体が管形状を有するとき、ガス分離膜が被覆する面
は、管の外側でも、内側でも、この両者でもよい。
3449号では、パラジウム合金から構成されるガス分
離膜が、基体の表面に開いている小孔の内部を充填して
閉塞するガス分離体が開示される。このガス分離体で
は、ガス分離膜を貫通する孔から、原料ガスが精製水素
ガスに漏洩して、精製水素ガスの純度を悪化させ難い。
方法が使用でき、例えば、化学メッキ法、真空蒸着法、
スパッタリング法等を用いることができる。
面図を示す。高圧容器40内に、筒状で複数本の水素ガ
ス分離体41が収納している。各々の水素ガス分離体4
1は、フランジ42に、水素ガス分離体41の外径より
僅かに大きい直径の貫通孔42aを介して、水素ガス分
離体の内部がフランジ42の上部空間と連通するよう
に、支持されている。一方、各々の水素ガス分離体41
は、フランジ43に、貫通していない孔43aにより、
その端部が封孔して支持されている。水素ガス分離体4
1は、ガラスでフランジ42、43と接着する。水素ガ
ス分離体は、筒状の支持体にガス分離膜が被覆する。
47を挟んで固定し、フランジ42が支持プレート47
及び部材46により固定され、水素ガス分離体41及び
フランジ43が吊り下げられている。第1パイプ50か
ら、被精製ガスが高圧容器40内に供給される。筒状の
水素ガス分離体41を透過して、筒内部に精製された水
素ガスが移動し、この精製水素ガスは、第3パイプ52
に導かれる。一方、精製されなかったガスは、第2パイ
プ51から流出する。なお、同一の支持体に複数のガス
分離体を接合することにより、多管式の水素ガス分離装
置としてもよい。
詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限られる
ものではない。 (実施例1)まず、多孔質基体を活性化処理した。外径
10mm、内径7mm、長さ300mmの円筒形状を有
し、微細孔径が0.1μmの多孔質α−アルミナ管を、
多孔質基体に用いた。このアルミナ管の外表面を、SnCl
2・2H2Oを0.1重量%含有する0.1%塩酸水溶液に
1分間浸漬させた。次いで、この管の外表面を、PdCl2
を0.01重量%含有する0.1%塩酸水溶液に1分間
浸漬させた。各々の塩酸水溶液に10回、浸漬させるよ
うに、この浸漬処理を両塩酸水溶液で繰り返した。次い
で、パラジウムを化学メッキした。イオンを除去した水
1l中に、[Pd(NH3)4]Cl2・H2O(5.4g)、2Na・E
DTA(67.2g)、アンモニア濃度28%のアンモ
ニア水(651.3ml)、H2NNH2・H2O(0.46m
l)を加えた水溶液を準備し、上記活性化処理を行った
多孔質アルミナ管の外表面を50℃に温度制御したこの
水溶液に浸漬した。この浸漬時間を変化させ、多孔質基
体の表面に被覆する薄膜の膜厚及び多孔質基体の内部へ
の侵入深さを調節した。
除去した水1l中に、[Pd(NH3)4]Cl2・H2O(0.54
g)、AgNO3(4.86g)、2Na・EDTA(33.
6g)、アンモニア濃度28%のアンモニア水(65
1.3ml)、H2NNH2・H2O(0.46ml)を加えた
水溶液を準備し、上記活性化処理を行った多孔質アルミ
ナ管の外表面を50℃に温度制御したこの水溶液に浸漬
した。この浸漬時間を表1に示すように変化させ、パラ
ジウムと銀との重量比が80:20となるように、銀を
化学メッキした。最後に、900℃で12時間保持し
て、熱処理を行い、パラジウムと銀とを相互拡散させ、
パラジウムと銀とを合金化し、ガス分離体を得た。
は、貫通孔を有する円環形状であり、支持体22は窪み
22aを有するキャップ形状であった。支持体21及び
22は、基体と同様にα−アルミナから構成される。こ
の基体の熱膨張係数は、7.4×10ー6/℃であり、支
持体21及び22の熱膨張係数は、7.3×10ー6/℃
であった。熱膨張係数は、40〜400℃で測定した。
表1で、比率とは、ガラスの熱膨張係数を基体の熱膨張
係数で割った値をパーセントで表した値をいう。実施例
1で用いたガラスは表2のガラスAである。
スを用いて接合を行った。1050℃、Ar雰囲気中で
30分、保持して接合した。次いで、降温時の歪みの発
生を防ぐため、50℃/h以下の速度で室温まで冷却し
た。支持体に接合したガス分離体について気密試験を実
施した。また、断面を切断し、接合状態を観察した。観
察の結果、ガラスはアルミナラウンジおよびパラジウム
合金膜に良好な濡れ性を示し、パラジウム膜との間の接
触角は約35゜であった。
支持体を、容器に固定して、水素ガス分離装置を作成し
た。次いで、非処理ガス側にアルゴンガスで8Kg/c
m2 導入し、透過ガス側に漏れるアルゴンガスの流量を
測定した。また、非処理ガス側にアルゴンガスで8Kg
/cm2 導入した状態でガス分離体を室温から600℃
まで加熱し、次いで、室温まで冷却するサイクルを10
回繰り返した。この熱サイクル試験は、使用温度での耐
久性を評価するため行った。この熱サイクル試験の後、
再び、気密試験を行って、アルゴン漏洩量を測定した。
また、600℃で100時間、保持する耐久試験を行
い、その後に、気密試験を行って、アルゴン漏洩量を測
定した。これらの結果を表1に示した。これらの気密試
験、ガス分離試験及び熱サイクル試験の試験結果を表1
に示す。
分離体を作成した。従って、同一のアルミナ管を用い、
同一の条件でパラジウム合金膜を形成した。このガス分
離体を実施例1と同一の支持体21及び22で接合し
た。このとき、接合に用いるガラス及び接合温度は、表
1及び表2に示すものである。接合は、Ar雰囲気中で
30分行い、降温時の歪みの発生を防ぐため、50℃/
h以下で室温に冷却した。
実施した。気密試験は、実施例1と同様である。また、
ガス分離体の横断面を切断し、パラジウム合金膜とガラ
スとの接触角の測定を行った。また、実施例1と同様
に、熱サイクル試験及び耐久試験を行い、次いで、気密
試験を行った。これらの結果を表1に示した。
体21、22にコバールを用いた水素ガス分離装置を作
製し、各種の熱膨張係数およびコバールに対する濡れ性
を有するガラスに対する気密試験を行った。また、Pd
―Ag膜厚と気密性との関係についても検討を行った。
気密試験の方法は、実施例1〜14と同様である。尚、
コバール表面の酸化条件は1000℃×5分とし、ガラ
スによる接合は、Ar雰囲気中で1070℃×20分保
持した後、降温時の歪みの発生を防ぐため、50℃/h
以下の速度で室温まで冷却して行った。上記の試験の結
果、接合に用いるガラスの熱膨張係数は、5.0〜8.
0×10-6/℃であることが好ましく、コバールに対す
る濡れ性は90℃未満であることが好ましいことがわか
った。また、Pd―Ag膜厚は2〜50μmであること
が好ましいことがわかった。これらの試験の結果を表3
に示す。
製した水素ガス分離体と各種の酸化条件の元で酸化した
コバール製の支持体をガラスにて接合し、図3に示す水
素ガス分離装置を作成した後、実施例15〜21と同様
に、各種の気密試験を行った。尚、Pd―Ag膜厚は2
0μmとし、ガラスは熱膨張係数6.7×10-6/℃、
ガラス軟化点850℃のものを用いた。ガラスによる接
合は実施例15〜21と同様の条件で行った。上記の試
験により、酸化増量が小さすぎるとガラスとの密着性が
悪くなり、酸化増量が大きすぎると膜中の気密性が悪く
なるため、共にArガス漏洩量が多くなることがわかっ
た。これらの試験の結果を表4に示す。
体、及び水素ガス分離装置は、水素ガスを分離する高
温、高圧下において、接合部でのガス漏洩が防止でき、
耐久性に優れる。
ガス分離体及び支持体の接合部の断面説明図である。
ある。
他方の端部、11・・・支持体、11s・・・外側面表面、1
2・・・ガス分離膜、12s・・・表面、15・・・ガラス、1
5s・・・ガラス表面、16・・・ガラス、21・・・支持体、
22・・・支持体、22a・・・窪み、40・・・高圧容器、4
1・・・水素ガス分離体 42,43・・・フランジ、42a
・・・貫通孔、43a・・・孔、48,49・・・フランジ、5
0・・・第1パイプ、51・・・第2パイプ、52・・・第3パ
イプ、
Claims (13)
- 【請求項1】ガス分離体と、該ガス分離体との接合に関
与する表面が酸化された金属部材との接合体であって、
該ガス分離体はセラミックスから構成される基体と、該
基体に被覆するガス分離膜とを有し、該基体はガス分子
が侵入できるように多孔性であって、該ガス分離膜と該
金属部材とが熱膨張係数5.0〜8.0×10-6/℃の
ガラスにて接合され、かつ、該ガラスと該金属部材との
接触角が90゜未満であることを特徴とするガス分離体
と金属部材との接合体。 - 【請求項2】当該ガス分離膜がパラジウムを含有する金
属から構成される請求項1記載の接合体。 - 【請求項3】ガス分離体と当該ガス分離体を支持する支
持体とを内部に有する水素ガス分離装置であって、 当該ガス分離体は、セラミックスから構成される基体
と、当該基体に被覆するガス分離膜とを有し、当該基体
はガス分子が侵入できるように多孔性であって、当該ガ
ス分離膜は水素ガスを選択的に透過させ、 当該ガス分離体は、当該支持体にガラスで接合すること
を特徴とする水素ガス分離装置。 - 【請求項4】当該ガス分離体の少なくとも当該ガス分離
膜が、当該ガラスに接触していて、これにより、当該ガ
ス分離体と当該支持体が接合することを特徴とする請求
項3に記載の水素ガス分離装置。 - 【請求項5】当該支持体が金属から成り、当該ガス分離
体が、熱膨張係数が5.0〜8.0×10-6/℃で、該
金属製支持体との接触角が0〜90゜であるガラスを介
して、当該ガラスと接触する表面が酸化された当該金属
製支持体に接合されていることを特徴とする請求項3記
載の水素ガス分離装置。 - 【請求項6】当該ガス分離膜がパラジウムを含有する金
属から構成され、当該ガラスと当該金属との接触角が0
〜90゜であることを特徴とする請求項3、4、5のい
ずれかに記載の水素ガス分離装置。 - 【請求項7】当該支持体が、当該基体を構成する当該セ
ラミックスから構成されることを特徴とする請求項3、
4、6のいずれかに記載の水素ガス分離装置。 - 【請求項8】当該ガラスの熱膨張係数が、当該基体の熱
膨張係数及び当該支持体の熱膨張係数の50〜100%
であることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載
の水素ガス分離装置。 - 【請求項9】当該ガラスの熱膨張係数が、当該基体の熱
膨張係数及び当該支持体の熱膨張係数の60〜90%で
あることを特徴とする請求項8に記載の水素ガス分離装
置。 - 【請求項10】ガス分離体と、当該ガス分離体を支持す
る支持体とを有する水素ガス分離装置の製造方法であっ
て、 当該ガス分離体は、セラミックスからなる基体と、当該
基体に被覆するガス分離膜とを有し、当該基体は、ガス
分子が侵入できるように多孔性であって、当該ガス分離
膜は水素ガスを選択的に透過させ、 当該ガス分離体と、当該支持体とを、ガラスで接合する
ことを特徴とする水素ガス分離装置の製造方法。 - 【請求項11】当該ガス分離体の少なくとも当該ガス分
離膜が、当該ガラスに接触していて、これにより、当該
ガス分離体と当該支持体が接合することを特徴とする請
求項10に記載の水素ガス分離装置の製造方法。 - 【請求項12】当該ガラスの熱膨張係数が、当該基体の
熱膨張係数及び当該支持体の熱膨張係数の50〜100
%であることを特徴とする請求項10又は11に記載の
水素ガス分離装置の製造方法。 - 【請求項13】 当該支持体が金属から成り、当該ガス
分離体が、熱膨張係数が5.0〜8.0×10-6/℃
で、該金属製支持体との接触角が0〜90゜であるガラ
スを介して、当該ガラスと接触する表面が酸化された当
該金属製支持体に接合されていることを特徴とする請求
項10、11、12のいずれかに記載の水素ガス分離装
置の製造方法。
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