JPH0929079A - 水素分離膜の製造方法 - Google Patents

水素分離膜の製造方法

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JPH0929079A
JPH0929079A JP18016595A JP18016595A JPH0929079A JP H0929079 A JPH0929079 A JP H0929079A JP 18016595 A JP18016595 A JP 18016595A JP 18016595 A JP18016595 A JP 18016595A JP H0929079 A JPH0929079 A JP H0929079A
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separation membrane
hydrogen
hydrogen separation
pressure side
tube
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JP18016595A
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Kazuhito Hado
一仁 羽藤
Eiichi Yasumoto
栄一 安本
Koji Gamo
孝治 蒲生
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】安価で信頼性の高いパラジウム系水素分離膜の
製造方法の提供。 【構成】多孔質チュ−ブ1の表面に無電解メッキにより
パラジウムなどを被覆して水素分離膜3、3’、
3’’、3’’’を製造する際、減圧下で前処理または
メッキを行う。あるいは、メッキ液、還元剤を多孔質チ
ュ−ブ1の内側と外側に分離して配し、選択的に微細孔
をパラジウムなどの金属または合金によって充填する。
このようにして製造された水素分離膜を用いて、図1の
ような装置をつくり水素を分離する。4は高圧部用ステ
ンレスチュ−ブ、5は高圧部、6は低圧部、7は原料ガ
ス導入部、8はヒ−タ−、9は精製ガス導出部、10は
ドレイン、11は空冷部および凝縮水蒸気のリザ−バ−
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素精製用の水素分離
膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水素分離の方法は、水素を含む原
料ガスを供給する高圧側と、精製された水素ガスを含む
ガスが得られる低圧側とを、膜全体がパラジウムまたは
パラジウム合金から成るチュ−ブ状の水素分離膜などに
よって隔離し、前記水素分離膜を利用して高圧側から低
圧側に水素を分離精製する方法が採られていた。しか
し、膜全体がパラジウム合金等で構成されていると、膜
の機械的強度を保つためにある程度の膜厚が必要であ
り、パラジウムが高価であることから水素分離装置全体
のコストが高価であった。
【0003】そこで、微細孔を有する多孔質金属または
多孔質セラミクスチュ−ブや多孔質ガラスチュ−ブなど
の表面にパラジウムをメッキし、高価なパラジウムの膜
厚を薄くすることも検討されている。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、微細孔
を有する多孔質金属または多孔質セラミクスチュ−ブや
多孔質ガラスチュ−ブなどの表面にパラジウムなどをメ
ッキして製造する水素分離膜の製造法において、通常の
無電解メッキのみでは微細孔を完全にパラジウムなどで
充填することは困難であった。また、基体として用いる
多孔質金属または多孔質セラミクスチュ−ブや多孔質ガ
ラスチュ−ブなどの微細孔の孔径を小さく、かつ均一に
揃える必要があり、そのようなチュ−ブの製造は困難で
あるため、非常に高価であった。
【0005】本発明は、このような従来の水素分離方法
の課題を考慮し、比較的安価な多孔質金属または多孔質
セラミクスまたは多孔質ガラス基体の微細孔を水素分離
膜を構成するパラジウムなどの金属または合金によって
十分に充填することが可能である水素分離膜の製造方法
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも水
素を含む原料ガスを供給する高圧側と、精製された水素
ガスを含むガスが得られる低圧側とを、多孔質金属また
は多孔質セラミクスまたは多孔質ガラス基体の少なくと
もいずれか一方の表面を、無電解メッキにより少なくと
もパラジウムを含む金属または合金で被覆した水素分離
膜によって隔離し、前記水素分離膜を介して高圧側から
低圧側に水素を分離精製する水素分離膜の製造方法にお
いて、無電解メッキの前処理として行う感受性化処理ま
たは活性化処理の工程、及び無電解メッキの工程のう
ち、少なくともいずれかの工程を減圧下で行うことによ
って、あるいは、少なくとも水素を含む原料ガスを供給
する高圧側と、精製された水素ガスを含むガスが得られ
る低圧側とを、多孔質金属または多孔質セラミクスまた
は多孔質ガラスより構成されるチュ−ブ状基体の内側ま
たは外側の少なくともいずれか一方の面を無電解メッキ
により少なくともパラジウムを含む金属または合金で被
覆した水素分離膜によって隔離し、前記水素分離膜を介
して高圧側から低圧側に水素を分離精製する水素分離膜
の製造方法において、チュ−ブ状基体の内側または外側
のうち無電解メッキにより少なくともパラジウムを含む
金属または合金で被覆する面側にメッキ液を、反対の面
側に還元剤を隔離して配置し、無電解メッキを行う工程
を含むものである。
【0007】
【作用】少なくとも水素を含む原料ガスを供給する高圧
側と、精製された水素ガスを含むガスが得られる低圧側
とを、多孔質金属または多孔質セラミクスまたは多孔質
ガラス基体の少なくともいずれか一方の表面を無電解メ
ッキにより少なくともパラジウムを含む金属または合金
で被覆した水素分離膜によって隔離し、前記水素分離膜
を介して高圧側から低圧側に水素を分離精製する際、無
電解メッキの前処理として行う感受性化処理または活性
化処理の工程のうち、少なくともいずれかの工程を減圧
下で行うことによって、微細孔の内部にまで無電解メッ
キの核となる物質を付着させることが可能で、これによ
り微細孔を水素分離膜を構成するパラジウムなどの金属
または合金によって十分に充填することが可能である。
【0008】また、少なくとも水素を含む原料ガスを供
給する高圧側と、精製された水素ガスを含むガスが得ら
れる低圧側とを、多孔質金属または多孔質セラミクスま
たは多孔質ガラス基体の少なくともいずれか一方の表面
を無電解メッキにより少なくともパラジウムを含む金属
または合金で被覆した水素分離膜によって隔離し、前記
水素分離膜を介して高圧側から低圧側に水素を分離精製
する際、無電解メッキの工程を減圧下で行うことによっ
て、多孔質金属または多孔質セラミクスまたは多孔質ガ
ラス基体の細孔内のガスを効率的に除去して、微細孔を
水素分離膜を構成するパラジウムなどの金属または合金
によって十分に充填することが可能である。
【0009】また、少なくとも水素を含む原料ガスを供
給する高圧側と、精製された水素ガスを含むガスが得ら
れる低圧側とを、多孔質金属または多孔質セラミクスま
たは多孔質ガラスより構成されるチュ−ブ状基体の内側
または外側の少なくともいずれか一方の面を無電解メッ
キにより少なくともパラジウムを含む金属または合金で
被覆した水素分離膜によって隔離し、前記水素分離膜を
介して高圧側から低圧側に水素を分離精製する際、チュ
−ブ状基体の内側または外側のうち無電解メッキにより
少なくともパラジウムを含む金属または合金で被覆する
面側にメッキ液を、反対の面側に還元剤を隔離して配置
し、無電解メッキを行う工程を含むことによって、比較
的安価な多孔質金属または多孔質セラミクスチュ−ブま
たは多孔質ガラスチュウ−ブを用いても、チュウ−ブの
微細孔部分で選択的にメッキが可能であり、微細孔を水
素分離膜を構成するパラジウムなどの金属または合金に
よって十分に充填することが可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1に係る水素分離
膜の製造方法で製造した水素分離膜を利用した水素分離
装置の断面図を示したものである。図の中で、1は孔径
約0.1μmの細孔を有する外径10mm、内径7mm
のアルミナ多孔質チュ−ブであり、一方の口はアルミナ
マスク板2で閉じている。アルミナ多孔質チュ−ブ1の
外側表面には、本実施例の水素分離膜3が形成されてい
る。
【0011】この水素分離膜3は、多孔質アルミナチュ
−ブ1をアセトンで超音波脱脂後、まず減圧下で感受性
処理と活性化処理を5回繰り返した後、常圧下で無電解
Pdメッキ、無電解Agメッキ、無電解Pdメッキをそ
れぞれ1回づつ行い、その後、1000℃で12時間熱
処理してPdとAgの合金化処理を行ったものである。
【0012】メッキしたアルミナ多孔質チュ−ブ1の外
側には、アルミナ多孔質チュ−ブ1より径の大きいステ
ンレス製チュ−ブ4をかぶせ、アルミナ多孔質チュ−ブ
1とステンレスチュ−ブ4の間の空間を高圧部5とし、
多孔質チュ−ブ1の内側の空間を低圧部6とした。
【0013】メタン改質模擬ガスである80%の水素と
20%炭酸ガスを含む原料ガス7はステンレスチュ−ブ
4の一方から高圧部5に3kg/cm2の圧力で供給
し、水素分離膜3部分をヒ−タ−8によって、250℃
に加熱した。精製された水素ガスはアルミナ多孔質チュ
−ブ1の解放された一方端部9から取り出した。
【0014】このとき、取り出された精製水素ガスの流
量は、800cc/minであり、精製水素ガス中に含
まれる不純物の濃度はTCDのガスクロマトグラフィ−
によって分析したところ、検出限界以下であった。な
お、9は精製ガス導出部、10はドレイン、11は空冷
部および凝縮水蒸気のリザ−バ−である。 (実施例2)図1は、本発明の実施例2に係る水素分離
膜の製造方法で製造した水素分離膜を利用した水素分離
装置の断面図でもある。
【0015】すなわち、図1の中で、1は孔径約0.1
μmの細孔を有する外径10mm、内径7mmのアルミ
ナ多孔質チュ−ブであり、一方の口はアルミナマスク板
2で閉じている。アルミナ多孔質チュ−ブ1の外側表面
には、本実施例の水素分離膜3’が形成されている。
【0016】この水素分離膜3’は、多孔質アルミナチ
ュ−ブ1をアセトンで超音波脱脂後、まず常圧下で感受
性処理と活性化処理を5回繰り返した後、減圧下で無電
解Pdメッキ、無電解Agメッキ、無電解Pdメッキを
それぞれ1回づつ行い、その後、1000℃で12時間
熱処理してPdとAgの合金化処理を行ったものであ
る。
【0017】メッキしたアルミナ多孔質チュ−ブ1の外
側には、アルミナ多孔質チュ−ブ1より径の大きいステ
ンレス製チュ−ブ4をかぶせ、アルミナ多孔質チュ−ブ
1とステンレスチュ−ブ4の間の空間を高圧部5とし、
多孔質チュ−ブ1の内側の空間を低圧部6とした。
【0018】メタン改質模擬ガスである80%の水素と
20%炭酸ガスを含む原料ガス7はステンレスチュ−ブ
4の一方から高圧部5に3kg/cm2の圧力で供給
し、水素分離膜3’部分をヒ−タ−8によって、250
℃に加熱した。精製された水素ガスはアルミナ多孔質チ
ュ−ブ1の解放された一方端部9から取り出した。
【0019】このとき、取り出された精製水素ガスの流
量は、820cc/minであり、精製水素ガス中に含
まれる不純物の濃度はTCDのガスクロマトグラフィ−
によって分析したところ、検出限界以下であった。 (実施例3)図1は、本発明の実施例3に係わる水素分
離膜の製造方法で製造した水素分離膜を利用した水素分
離装置の断面図を示したものでもある。図の中で、1は
孔径約0.1μmの細孔を有する外径10mm、内径7
mmのアルミナ多孔質チュ−ブであり、一方の口はアル
ミナマスク板2で閉じている。アルミナ多孔質チュ−ブ
1の外側表面3には、本実施例の水素分離膜3’’が形
成されている。水素分離膜3’’は、多孔質アルミナチ
ュ−ブ1をアセトンで超音波脱脂後、さらに完全に脱脂
を行うため空気雰囲気下600℃で12時間熱処理を行
った。まず常圧下で感受性処理と活性化処理を5回繰り
返した後、無電解メッキ液をチュウ−ブの外側に、ヒド
ラジンを含む還元液をチュウ−ブの内側に配し、常圧下
でチュウ−ブの微細孔部分で選択的に無電解メッキを行
わせた。メッキはPd、Ag、Pd、Au、Pdの順に
それぞれ1回づつ行い、1000℃で12時間熱処理し
てPdとAgとAuの合金化処理を行った。
【0020】メッキしたアルミナ多孔質チュ−ブ1の外
側には、アルミナ多孔質チュ−ブ1より径の大きいステ
ンレス製チュ−ブ4をかぶせ、アルミナ多孔質チュ−ブ
1とステンレスチュ−ブ4の間の空間を高圧部5とし、
多孔質チュ−ブ1の内側の空間を低圧部6とした。
【0021】メタン改質ガスを原料ガス7とし、ステン
レスチュ−ブ4の一方から高圧部に3kg/cm2の圧
力で供給し、水素分離膜3’’部分をヒ−タ−8によっ
て、250℃に加熱した。精製された水素ガスはアルミ
ナ多孔質チュ−ブ1の解放された一方端部9から取り出
した。
【0022】このとき、取り出された精製水素ガスの流
量は、850cc/minであり、精製水素ガス中に含
まれる不純物の濃度はTCDのガスクロマトグラフィ−
によって分析したところ、検出限界以下であった。 (実施例4)図1は、本発明の実施例4に係わる水素分
離膜の製造方法で製造した水素分離膜を利用した水素分
離装置の断面図を示したものでもある。図の中で、1は
孔径約0.3μmの細孔を有する外径10mm、内径7
mmのアルミナ多孔質チュ−ブであり、一方の口はアル
ミナマスク板2で閉じている。アルミナ多孔質チュ−ブ
1の外側表面には、本実施例の水素分離膜3’’’が形
成されている。水素分離膜3’’’は、多孔質アルミナ
チュ−ブ1をアセトンで超音波脱脂後、さらに完全に脱
脂を行うため空気雰囲気下600℃で12時間熱処理を
行った。まず減圧下で感受性処理と活性化処理を5回繰
り返した。その後、無電解メッキ液をチュウ−ブの外側
に、ヒドラジンを含む還元液をチュウ−ブの内側に配
し、減圧下でチュ−ブ細孔内のガスを効率的に除去しな
がらチュウ−ブの微細孔部分で選択的に無電解メッキを
行わせた。メッキはPd、Ag、Pd、Au、Pd、P
dの順にそれぞれ1回づつ行い、1000℃で12時間
熱処理してPdとAgとAuの合金化処理を行った。
【0023】メッキしたアルミナ多孔質チュ−ブ1の外
側には、アルミナ多孔質チュ−ブ1より径の大きいステ
ンレス製チュ−ブ4をかぶせ、アルミナ多孔質チュ−ブ
1とステンレスチュ−ブ4の間の空間を高圧部5とし、
多孔質チュ−ブ1の内側の空間を低圧部6とした。
【0024】メタノ−ル改質ガスを原料ガス7とし、ス
テンレスチュ−ブ4の一方から高圧部に3kg/cm2
の圧力で供給し、水素分離膜3’’’部分をヒ−タ−8
によって、250℃に加熱した。精製された水素ガスは
アルミナ多孔質チュ−ブの解放された一方端部9から取
り出した。
【0025】このとき、取り出された精製水素ガスの流
量は、1000cc/minであり、精製水素ガス中に
含まれる不純物の濃度はTCDのガスクロマトグラフィ
−によって分析したところ、検出限界以下であった。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、比較的安価な多
孔質金属または多孔質セラミクスまたは多孔質ガラス基
体を用いて、その微細孔を水素分離膜を構成するパラジ
ウムなどの金属または合金によって十分に充填すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水素分離膜の製造方法の実施例で製造
された水素分離装置の断面図である。
【符号の説明】
1 チュ−ブ状多孔質セラミクス基体 2 マスク板 3〜3''' パラジウムを含む金属または合金で被覆し
た水素分離膜 4 高圧部用ステンレスチュ−ブ 5 高圧部 6 低圧部 7 原料ガス導入部 8 ヒ−タ− 9 精製ガス導出部 10 ドレイン 11 空冷部および凝縮水蒸気のリザ−バ−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも水素を含む原料ガスを供給する
    高圧側と、精製された水素ガスを含むガスが得られる低
    圧側とを、水素分離膜によって隔離し、前記水素分離膜
    を介して高圧側から低圧側に水素を分離精製する水素分
    離方法に利用される水素分離膜の製造方法において、多
    孔質金属または多孔質セラミクスまたは多孔質ガラス基
    体の少なくともいずれか一方の表面を無電解メッキによ
    り少なくともパラジウムを含む金属または合金で被覆す
    る際、前記無電解メッキの前処理として行う感受性化処
    理または活性化処理の工程のうち、少なくともいずれか
    の工程を減圧下で行うことを特徴とする水素分離膜の製
    造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも水素を含む原料ガスを供給する
    高圧側と、精製された水素ガスを含むガスが得られる低
    圧側とを、水素分離膜によって隔離し、前記水素分離膜
    を介して高圧側から低圧側に水素を分離精製する水素分
    離方法に利用される水素分離膜の製造方法において、多
    孔質金属または多孔質セラミクスまたは多孔質ガラス基
    体の少なくともいずれか一方の表面を無電解メッキによ
    り少なくともパラジウムを含む金属または合金で被覆す
    る際、前記無電解メッキの工程を減圧下で行うことを特
    徴とする水素分離膜の製造方法。
  3. 【請求項3】少なくとも水素を含む原料ガスを供給する
    高圧側と、精製された水素ガスを含むガスが得られる低
    圧側とを、多孔質金属または多孔質セラミクスまたは多
    孔質ガラスより構成されるチュ−ブ状基体の内側または
    外側の少なくともいずれか一方の面を無電解メッキによ
    り少なくともパラジウムを含む金属または合金で被覆し
    た水素分離膜によって隔離し、前記水素分離膜を介して
    高圧側から低圧側に水素を分離精製する水素分離膜の製
    造方法において、前記チュ−ブ状基体の内側または外側
    のうち無電解メッキにより少なくともパラジウムを含む
    金属または合金で被覆する面側にメッキ液を、反対の面
    側に還元剤を隔離して配置し、無電解メッキを行う行程
    を含むことを特徴とする水素分離膜の製造方法。
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