JP2780920B2 - 孔あきの金属ストリップ形状製品又は金属被覆ストリップ形状製品を選択的に電気メッキする方法及び装置 - Google Patents

孔あきの金属ストリップ形状製品又は金属被覆ストリップ形状製品を選択的に電気メッキする方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打ち抜き加工又はエッ
チングによって得られる孔あきの金属ストリップ形状
品又は金属被覆ストリップ形状製品を選択的に電気メッ
キする方法であって、完全に閉じたフォトレジスト層が
該孔あき製品に電気泳動的に塗布され、該フォトレジス
ト層の乾燥後、該孔あき製品が所望の場所で少なくとも
1のフォトマスクでカバーされ、続いて1又は複数のフ
ォトマスクでカバーされた該製品の露光がなされ、その
後、該フォトマスクの除去後に電気メッキされるべき該
孔あき製品の各部分から、現像処理によって該フォトレ
ジスト層が除去され、一方、該孔あき製品上の該フォト
レジスト層の残っている部分が、該フォトレジスト層が
除去された該孔あき製品の各部分を電気メッキする時点
で該金属製品のためのマスクとして働く、という方法、
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】産業に
おいては、金属又は金属被覆された製品がしばしば利用
され、それらは、技術的及び/又は経済的理由により、
選択的に電気メッキされねばならず、多くの場合、貴金
属を用いてなされる。それ故、一般的には、意図した場
所にできるかぎり正確にかかる電気メッキがなされねば
ならない。なぜならば、意図しない部分にメッキするこ
とは、製品が使用されているときの機能不良に至り、及
び/又は費用のかかるメッキ材料の望ましくない消費に
至る。
【0003】図1は、それ自体いわゆるリードフレーム
1として知られる金属フレームの形状をし、リードフレ
ームの各部分がそのリードフレームに接触したかかる製
品の典型例を示す。そのようなリードフレームは、通
常、金属のバンド若しくはストリップから打ち抜き加工
され若しくは光化学的にエッチングされ、又はプラスチ
ック材料のフィルムに塗布された金属箔を光化学的にエ
ッチングすることにより得られる。
【0004】図2及び図3は、それ自体周知の製品であ
って、端のない製品バンド又はストリップにおいて相互
接続されたものを同様に示しており、図2は、トランジ
スタ用に使用される製品2の例を示し、図3は、コンタ
クトシステム用に使用される製品3の例を示す。
【0005】これらの製品は、図1〜3においてハッチ
ングされた部分により示される各部品を有しており、そ
の部分は、金属でメッキされねばならない。表面の小さ
な部品のみ、例えば図3において黒面により指示される
部品のみ、をメッキしなければならないという可能性も
ある。さらに、これらの製品には、より大きな又はより
小さな数の孔(aperture)4が設けられており、これら
は、少なくとも部分的に、金属をメッキされるべき領域
を取り囲んでいる。
【0006】以後説明する本発明に係る方法及び装置
を、図2及び図3に示されるような製品のために使用す
ることも可能であるが、特にいわゆるリードフレームに
ついての使用に関して本発明を説明する。なぜならば、
特にこれらの製品が一般的に非常に傷つきやすい複雑な
構造のものである一方、特にこれらの製品については、
最小量のメッキ材料を使用しつつ、意図した場所にのみ
金属をメッキすることに関して、非常に厳格な要求がな
されるからである。
【0007】既に述べたように、かかるリードフレーム
は、延長せしめられたバンド又はストリップにおいて当
初相互接続されており、通常、エッチング又は打ち抜き
加工によって作られる。できるかぎり正確に金属製品の
そのようなメッキを実施することができるようにするこ
とについては、ここ何年間にもわたってごくわずかな進
展しかなく、例えば、米国特許第 3,746,730号、第 3,8
19,502号、第 3,855,108号、第4,376,017 号及び第4,49
3,757 号、並びに欧州特許出願第 0055130号及び第 038
2283号に記載されたものである。これらの刊行物から明
らかなように、バンド又はストリップが処理装置を通し
て連続的に又は断続的に輸送可能であり、一方、所望の
電気メッキ中、製品に沿って移動する可撓性材料のベル
ト、又は製品に対して断続的に押しつけられる可撓性材
料のパッド、のような機械的マスクが、メッキされねば
ならない製品の各部品をカバーしなければならない。
【0008】図1に示されるようなリードフレーム1を
使用するときには、通常、チップがプラットフォーム5
に置かれ、金又はアルミニウム線により該プラットフォ
ームの近くに置かれたリード6の端に接続される。次い
で、プラットフォーム及びチップ並びにチップに接続さ
れたリード6の端が、プラスチック材料に封入され、当
該プラスチック材料のパッケージの外側の余剰部分が、
図のリードフレームからカットされ、一方、当該プラス
チック材料のパッケージから突出したリード6の各部分
が、例えば印刷回路のような電子回路の中に接続される
ために使用される。
【0009】図1に示されたリードフレームの実施例
は、非常に単純な構造のものである。実際には、200
以上のリードを有するリードフレームがときどき使用さ
れる。208のリードを有するリードフレーム1aの例
が図4に示される。通常、複雑な形状の構造を有しかつ
多数のリードを具備するそのような製品は、コイルに巻
かれるべき延長せしめられたバンドの形には製造され
ず、150mm〜240mmの長さを有するストリップ
の形状に製造される。
【0010】チップレベルでの機能の集積が増すのに加
えて、それから結果するチップ当たりのリードの数の増
加とともに、リードフレーム用に使用される金属と、チ
ップ及びチップ上のリードが封入される上述のプラスチ
ック材料のパッケージと、の双方の厚さを減少させる傾
向がある。リードフレーム材料の厚さを、通常の0.2
5mm〜0.35mmから0.08mm〜0.15mm
又はそれ以下に減少させることが既に試みられている一
方、これまで使用されてきたパッケージの3.0mmの
代わりに、±1.2mmのオーダのパッケージ厚を達成
することが目標となっている。
【0011】この小型化傾向の継続することが期待され
る。
【0012】製品に選択的にメッキされるべき金属の位
置及び形の精度について、ますます厳格な要求がなされ
ている。また、チップが設けられるリードフレームが使
用される最終製品の信頼性についても同様である。
【0013】これまで使用されてきた機械式マスクを用
いて、これらの厳格な要求を実現することは、もはや不
可能である。機械式マスクにおいては、上部マスク及び
/又は下部マスクが使用され、そのうちの少なくとも製
品と接触する部分は、通常、弾性材料でできており、ま
た、マスクのうちの少なくとも1つには、さらに、製品
上で実施されるべき選択的なメッキに従って、通路が設
けられている。
【0014】かくして図5は、多数のリード6の断面図
を概略的に示しており、リード6は、上部マスク7と下
部マスク8との間で固定されている。それは、電気メッ
キ用に上述の装置が使用されるときには、普通のことで
ある。
【0015】図5から明らかなように、チャネル10が
リードのカットエッジ間に存在し、それにおいては、所
望の電気メッキ中、電解液が流れることができ、そのた
め、リード6(図6)の対象とする部分11が金属をメ
ッキされるばかりでなく、図6のハッチング部分により
示されるように、12においても、カットエッジ9がメ
ッキされる。
【0016】図6は、また、線A−A及びB−Bによ
り、上述のプラスチック材料のパッケージの境界を示し
ている。実際に、通常カットエッジ9で形成される銀か
らなる望ましくない金属コーティングが、クロスハッチ
ング部分13により示されるように、プラスチック材料
のパッケージを越えて伸長することがしばしば発生す
る。メッキ材料の銀がプラスチック材料のパッケージか
ら突出するという事実は、該プラスチック材料の表面に
おける銀のマイグレーションの結果として、リード間の
短絡の危険性を伴う。
【0017】さらに、前記パッケージの材料は、メッキ
された材料に対してよりもベース材料に対してよく接合
するので、その接合を考慮してもまた、非機能地点上の
メッキ材料の存在は、不利益となる。
【0018】また、プラットフォーム5(図1)にも、
チップが設けられる側にのみ意図した金属コーティング
が設けられねばならない。これまで使用されてきた機械
式マスクシステムを具備する技術を使用するときには、
しかしながら、特に非常に薄い材料でできた複雑なリー
ドフレームとともに、これまで普通であったマスク技術
を使用すると、プラットフォームのカットエッジに沿っ
て、チップが設けられるべき側から離れる方に向くプラ
ットフォームの側に電解液が漏れるため、最終製品にお
いては、チップから離れる方に向くプラットフォーム5
の側もまた、図7のハッチング部分により示されるよう
に、少なくとも部分的に金属をメッキされる、というこ
とが明らかとなる。先述したように、このことは、中央
のプラットフォームを封入するプラスチック材料のパッ
ケージをチップと接合することについて、逆効果を有す
るため、そのような後ろ側のメッキを避けることが望ま
しい。
【0019】上述の問題のほかに、機械的な損傷という
大きな危険がある。例えば、プラットフォーム及び/又
はリードの曲がりや、上述の特に傷つきやすいリードフ
レームについてこれまで普通であった機械式マスクシス
テムを使用するときの位置合わせ孔の曲がりである。こ
れは、所要の力で非常に薄い製品に対し機械式マスクシ
ステムを押しつけることによって、引き起こされる可能
性がある。さらに、機械式マスクシステムがリードフレ
ームから離れる方向に移動するとき、リードフレームの
傷つきやすい部分がマスクシステムに固着する傾向があ
り、その結果として、前記リードフレームの更なる輸送
が妨害され、続く製品が相互に接触してしまう。
【0020】孔あきの金属ストリップ形状製品がメッキ
されるべき精度についてのますます厳格な要求を満たす
ことができるように、本出願人は、感光性材料の乾燥フ
ィルムで金属製品をカバーし、所望のメッキに従って
前記フィルムを局所的に露光せしめることにより、前記
メッキを実施するため、現像処理により、その後に所望
の位置で再び金属製品を露出させることができるよう
にした。孔あきストリップ形状製品のどちらかの側にか
かるフィルムが塗布されるときには、しかしながら、露
光及び現像後、前記製品の前側及び後ろ側に存在するフ
ィルムが孔間で相互に適当に接触せず、結果としてチャ
ネルが形成され、一方、当該製品に設けられた孔のカッ
トエッジもまた、露光及び現像によって露出せしめられ
製品表面においてマスクされない、ということが明
らかとなる。したがって、露出した表面における孔のカ
ットエッジ、及び上部フィルムと下部フィルムとの間に
存在するチャネルの少なくとも一部も、図5及び図6に
ついて前述したのと類似した方法で、最後のメッキ処理
において、望ましくないメッキがなされる。
【0021】さらに、孔あきの金属製品を液体の感光性
材料に浸し又は製品にその材料を噴霧し、及び上述し
たのと類似した方法で前記感光性材料の所望の位置を露
光せしめることが考察された。しかしながら、それによ
り次のことが明らかとなった。すなわち、感光層の乾燥
後、前記感光層は、エッジ上に存在する可能性のある鋭
いエッジ及びバリである程度引っ込んでしまい、その位
置に残る感光層は、露光及び現像に続いて、メッキが実
施されるときには、浸透性であり、十分な保護が与えら
れていないので、また、前記不十分に保護されたエッジ
及び/又はバリに沿って望ましくない場所でメッキが、
それに付随する不利益とともに発生する。
【0022】機械式マスクシステム及び感光性の箔又は
液のフォトレジストの使用から結果する不利益は、最初
に言及した方法を使用することによって回避可能であ
り、すなわち、その方法においては、欧州特許出願第 0
507043号に記載されているように、フォトレジスト層が
孔あき製品に電気泳動的に塗布される。欧州特許出願第
0507043号に記載されているように、その目的のため、
フォトレジスト浴槽に孔あき製品が浸され、そのため、
使用されるフォトレジストに依存して、該製品は、陽極
又は陰極として使用される。所望のフォトレジスト層が
製品上で成長し、加えられる電流が零又は実質的に零に
なったのが見えるようになるまで、製品は浴槽に浸され
たままにされる。それゆえ、十分なコーティングの形成
を促進するために、フォトレジスト浴槽は、振動せしめ
られるのが好ましい。塗布される電気泳動レジスト層
は、鋭いエッジを含め、孔あき製品の全ての部分を完全
に包囲する。
【0023】前記製品を浸し、その製品を電源に接続
し、しばらくの時間、製品を浴槽に浸したままとし、続
いて電源を切り離し、浴槽から再び取り出すことは、結
局のところ、これが非常に時間のかかる方法であるとい
う事実になるのである。
【0024】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、孔あきの金属又は金属被覆ストリップ形状製品が、
作動中に該製品を実質的に垂直位置に支えるベルト状部
材手段により、フォトレジスト浴槽並びに該フォトレジ
スト浴槽の入口及び出力部にオーバーフローが設けられ
た水門手段を通過して、実質的に連続的に輸送される一
方、その製品は、少なくとも浴槽に入った時から浴槽か
ら出るときまで、電源に接続される。
【0025】本発明に係る方法を使用するときには、フ
ォトレジスト層を設けられた前記製品の簡単かつ迅速な
製造を、該製品を浴槽を通して連続的に輸送する結果と
して得ることができる。驚くべきことに、製品がフォ
トレジスト浴槽中を通過する経路全体に沿って、製品
上におけるフォトレジスト層の成長さえも起こることが
明らかとなった。このことは、予想したもの、すなわち
不規則な構造のフォトレジスト層が得られるであろうと
いうこと、に対して対照的である。その予想の理由は、
製品が浴槽に入る場所付近で主としてフォトレジスト
層の成長が起こる一方、入口開口からさらに離れた場所
では実際に何の成長もないであろう思われ、その結果、
浴槽を通しての製品の迅速な輸送が不可能になるか、
あるいは非常に不規則で完全には閉じていないフォトレ
ジスト層が製品上に形成されるであろうと思われたか
らである。本発明に係る方法を使用するときには、電気
泳動浴槽を通して製品を連続的に輸送する場合、完全
に閉じたフォトレジスト層を塗布するのに要する時間
は、バッチ製造を用いるときよりもすこぶる短くするこ
とができる一方、それに加えて、すこぶる低い浴槽電圧
を使用できる、ということがさらに明らかとなった(3
0〜60秒に代わって5秒、60〜125Vに代わって
30〜50V)。
【0026】本発明によれば、次のようなときには、こ
の方法を実現する特に効率的な装置を得ることができ
る。すなわち、装置に、フォトレジスト層を露光させる
手段及び装置を通して孔あきストリップ形状製品を輸送
する手段とともに、フォトレジスト層を塗布する浴槽を
設ける一方、少なくとも1のフォトマスクであって、
製品上及びそのマスク上に存在する印を検出する装置の
影響下で製品に関して水平及び垂直に調節可能なもの
を設けるのである。それによって、製品が装置中を輸送
される間、製品に関してのマスクの正確な調節をもたら
すことが可能である。
【0027】フォトレジスト層を塗布する浴槽中の液の
流れの効率的な制御は、該浴槽内に2対の離隔したロー
ラを設け、その2対のローラ間を製品が通過できるよ
うにするときに得られる。それゆえ、その2対のローラ
は、1種の水門として作用し、浴槽中の液のレベルを所
望のレベルに維持する。
【0028】好ましくは、複数の離隔した陽極を、メッ
キ浴槽内に1つが他の背後にあるようにして配列し、意
図した製品の移動方向内に見られるようにする一方、横
方向に配列された仕切りを該陽極間に配置し、さらに、
該陽極が電源に選択的に接続されうるようにする手段を
設ける。装置の作動開始及び停止時に及び装置の作動中
にも該陽極の通電を制御することによって、所望の位置
への均一なメッキをもたらすことができる。
【0029】
【実施例】以後、添付図面を参照しつつ、本発明をより
詳細に説明する。
【0030】従来、メッキされるべき製品は、延長され
たバンド又はストリップにおいて相互接続され、1つの
装置において多数の処理ステップにさらされる。
【0031】図9に概略的に示されるように、そのよう
な装置は、多数の処理ステーション14〜29を具備す
ることができる。
【0032】ステーション14においては、製品が該装
置に供給される。
【0033】ステーション15においては、通常の方法
で製品がグリースをとられる(degrease)が、一方、ステ
ーション16においては、前記製品が例えば酸の浴槽で
活性化される。次いで、フォトレジスト層の電気泳動塗
布がステーション18にて起こる。
【0034】ステーション19において再生洗い落とし
が発生可能である一方、続いてフォトレジスト層がステ
ーション20にて乾燥せしめられる。次いで、所望の1
又は複数のマスクがステーション21において塗布さ
れ、その後に製品は露光せしめられる。
【0035】次いで、金属をメッキされるべき各部品か
ら前記マスクを除去する目的で、現像(develop) 処理が
ステーション22において実施可能となり、その各部品
はステーション23におけるゆるやかなエッチングによ
って活性化されうる。ステーション24及び25は、通
常の方法における所望のメッキのために使用でき、その
後には、現像後に残っているフォトレジストが、必要な
限り、ステーション26において当該製品から除去可能
となる。ステーション27においては、最終の洗浄処理
が実施可能となり、その後、必要であれば、ステーショ
ン28における製品の乾燥が続く。ステーション29に
おいては、メッキされた製品を当該装置から取り出すこ
とができる。
【0036】本発明に係る方法を実施すべく、ストリッ
プ又は延長せしめられたバンドにおいて相互接続せしめ
られた製品を処理するための特に適した装置30は、欧
州特許出願第0382283号に記載された装置と同一
の原理に従って設計することができる。その内容は、こ
の明細書に包含されているとみなすべきであり、それ
故、該装置の構成及び作動をここで詳細に議論すること
は、必要ないであろう。
【0037】図10に概略的に示されるように、延長せ
しめられたバンド31において又は短いストリップ32
において相互接続された製品は、当該装置30の供給ス
テーション14のすぐ近くのところで該装置に供給さ
れ、次いで、コンベヤベルト34により、該装置30の
一部を形成する処理部分33を通して輸送される。処理
部分33においては、上記のステーション15〜28が
配列せしめられている。処理された製品は、続いて、ア
ンロードステーション29において放出される。
【0038】クランプ手段(図10には図示せず)の設
計は、非常に重要である。平坦部が各ストリップを接続
する平坦なエンドレスコンベヤベルトに対して、延長せ
しめられたバンドにおいて又は短いストリップにおいて
相互接続せしめられた製品を、当該クランプ手段が圧縮
するときには、コンベヤベルトと接続ストリップとの間
に毛状の空間が形成され、そこにおいては、残留処理液
が残存しうる。そのような残留液は、製品が装置から放
出された後の最終製品を汚染するかもしれない。
【0039】図11〜13は、製品とコンベヤベルト間
に開空間Aを存在せしめるようにするクランプ手段の実
施例を示す。この空間は、コンベヤベルト34の底に設
けられた各スロット37の一方の側36の小さな幅にフ
ランジを垂直につけることによって得られた。コンベヤ
ベルト34(欧州特許出願第0382283号参照)に
固定されたクランプ手段35は、場合しだいで、該コン
ベヤベルトのフランジをつけられた側36に対して、バ
ンド31又はストリップ32の各部分を押しつける。
【0040】図14〜16は、クランプ手段の他の実施
例を示す。この実施例においては、コンベヤベルト34
におけるスロット37の両側36’には、垂直にフラン
ジがつけられる。この実施例では、クランプ手段35の
底端(bottom end)にリセス38が設けられていることに
加えて、その結果として、コンベヤベルト34上にクラ
ンプダウンされた製品32の洗い落としが、さらにいっ
そう容易となる。
【0041】欧州特許出願第0507043号に記載さ
れているように、感光層の電気泳動塗布の間、分当たり
好ましくは少なくとも3,000振動の周波数にて製品
を振動させることが望ましい。これは、電気泳動レジス
ト浴槽における気体泡の存在による不規則なコーティン
グを防止するためである。そのような製品の振動は、本
発明に係る装置においては好ましくない。なぜならば、
かかる振動は、エンドレスコンベヤベルトを介して装置
全体に伝わり、他のいろいろな処理段階に逆効果を与え
る可能性があるからである。
【0042】図17〜20は、図9に示されたステーシ
ョン18の実施例を概略的に図示しており、それにおい
ては、電気泳動液のガス抜きが異なる方法で得られる。
延長せしめられたバンド又はストリップそれぞれにおい
て相互接続された製品31又は32は、コンベヤベルト
34によって、感光性レジスト層を電気泳動的に塗布す
るための浴槽39内を輸送される。レジスト液が、ポン
プ40によって処理浴槽39に満たされ、そこからその
液は、水門を形成する傾斜ローラ41を介してコンパー
トメント42内にあふれ出て流れ込み、そしてそこか
ら、パイプ43を通って、垂直なフロートタワー44
(図17)に流れる。コンパートメント42の内側のレ
ジスト液のレベルは、タワー44の内側に置かれた垂直
に調節可能なフロート45によって調節することができ
る。余分なレジスト液は、フロート45に接続されたフ
ロート制御型バルブ46及びフロートタワー底側のすぐ
近くに設けられた開口47を介して、タワーからコンパ
ートメント48に流れる。コンパートメント48の内部
では、所定の液レベルが維持される。コンパートメント
48がいっぱいになると、余分な液がガイドチャネル4
9を介して浴槽50に流れ込み、そこからその液はポン
プ40によってまた再循環することができる。
【0043】図19は、ローラ41によって形成された
水門を概略的に示す。浴槽39内に存在する液は、図1
9における矢印により示されるように、ローラ41上に
圧力を及ぼす。ローラ水門の各ローラ41間に製品が何
も存在しないときには、前記ローラは、実際完全にコン
パートメント又は浴槽39を閉じる。浴槽39を通して
の製品の輸送中には、ローラ水門を通してコンパートメ
ント42に小さな液の流れが生じる。残っている余分な
レジスト液も同様に、ローラ水門のそばに配置されたオ
ーバフローチャネル51を通して、コンパートメント4
2内に流れ戻る(図17及び図20)。
【0044】ローラ41の傾斜位置と傾斜オーバフロー
チャネル51とにより、液が循環する結果としてレジス
ト液に空気泡が含まれることが防止される。
【0045】図17〜19に概略的に示されるように、
相互接続された製品に感光性レジスト層を塗布する電気
泳動浴槽におけるいろいろな部品及び備品の配列によっ
て、電気泳動液が空気と混合され得ないことが保証さ
れ、一方、電気泳動処理中に形成された気体泡は、コン
パートメント42内の液から、フロートタワー44に、
そして最終的にはシュート49上に漏れる。そして、シ
ュート49を越えて、当該液は、非常に薄い層になって
格納コンテナ50に流れ戻る。ここで、液に残っている
あらゆる気体泡は、その薄い液フィルムを通して容易に
漏れることができる。
【0046】感光性レジスト層の塗布後、製品は、洗い
落としステーション(図9)を介してステーション20
内に導入され、ステーション20においては、当該レジ
ストフィルムの乾燥が起こる。図21に示すように、そ
のステーションには、入口セクション52及び凝固セク
ション53を設けることができる。入口ゲート54を介
して熱い空気をセクション53内に導入することがで
き、そこでレジストフィルムの凝固が起こる。その熱い
空気の流れのパターンは、図21における矢印によって
示される。熱い空気の一部は、最初に、凝固セクション
を通して製品の移動方向に流れ、そして、当該装置の端
にある乾燥ステーションの上流端の方向に転換せしめら
れ、そこで、入口ゲート54から、製品の移動方向とは
反対に、凝固セクション53を通して上流方向に流れた
供給空気の一部と結合される。次いで、凝固セクション
においてわずかに冷却せしめられた当該空気は、入口セ
クション52に流れ込み、そしてそこで、レジスト層の
上及び内部に存在する残留水が、効率的に蒸発せしめら
れる。
【0047】乾燥後、製品は、図9の露光ステーション
21に長時間かけて輸送され、そこで、レジスト層が次
の現像処理中に残らなければならない製品の各部分が露
光せしめられ、続いて金属が選択的にメッキされるとき
にメッキされてはならない製品の各部分がマスクされ
る。
【0048】上記の説明は、負のフォトレジストの使用
に基づいている。しかしながら、正のフォトレジストを
使用することも可能である。
【0049】負のフォトレジストが使用されるときに
は、露光に続くフォトレジスト層の現像中に製品の非露
光部から非露光フォトレジスト層が除去される一方、現
像後には、塗布されたフォトレジスト層が製品の露光部
上に残る。リードフレームのような特に目的とする製品
は、一般的に片側上のみメッキされるが、その一方、他
方の側のメッキ及び該製品に形成されたアパーチャのカ
ットエッジのメッキは、避けなければならない。このた
め、負のフォトレジストを使用することが好ましい。そ
れによって、製品のメッキされるべき部分のみ露光中マ
スクされねばならず、フォトレジスト層は、このように
両側から所望の方法でマスクされた製品を露光すること
によって、同様にカットエッジ上に得られる。そして、
そのフォトレジスト層は、現像時にそのカットエッジ上
に残り、メッキ材料がその上に蒸着するのが防止され
る。
【0050】しかしながら、本発明の精神及び範囲内
で、正のフォトレジストを使用することも可能であり、
そのため、そのような正のフォトレジストを使用する場
合には、露光に続いて現像が起こるとき、製品から除去
されるのは正に露光せしめられた部分である。従って、
メッキされてはならない製品の全ての部分は、正のフォ
トレジストが使用されるときには、露光中カバーされね
ばならない。そのため、製品に設けられたアパーチャの
カットエッジ上のフォトレジストの十分なカバーを維持
することは、特に困難であろう。
【0051】さらに、陰極においても又は陽極において
も蒸着することができる電気泳動感光性フォトレジスト
が存在する。本発明に係る方法及び装置は、両システム
について使用することができるが、陰極作動システムを
使用することが好ましい。なぜならば、陽極作動システ
ムを用いると、処理されるべき製品からの金属でレジス
ト浴槽が汚染される危険があるためである。
【0052】図22は、フォトレジストでカバーされた
製品及びその後の露光についてマスクを位置決めするス
テーション21の、簡略化した大体の配列を示す。
【0053】図示された実施例においては、ステーショ
ン21が搭載板又は組み込みブラケット55を具備し、
その上にはガイドブロック56が搭載される。そのガイ
ドブロック56は、固定配置されたロッド57上を滑動
することができる。簡略化のため、2つのロッド57の
うちの1つのみと、それと協働するブロック56とがそ
の図に示されている。さらに、相互に対向する方向及び
離隔する方向に移動できるクランプピース58が、搭載
板55上に搭載されている。位置決めカメラ59と、位
置決めモータに接続されたマスク61とが、搭載板に接
続されている。露光源の固定配置されたハウジングが、
60にて概略的に示される。
【0054】図23にはこの全てが図示されており、そ
の図において、Mはモータを示し、Pはあらゆる補助物
を示し、それらはマスク62の正確な位置決めを管理す
る。この図は、ステーション21においては、製品31
又は32は、特にコンベヤベルト34は、搭載板55に
クランプされることができ、かくして搭載板について固
定位置をとる、ということを示すであろう。
【0055】相互接続された製品のストリップ又は延長
せしめられたバンドにおいて相互接続せしめられた製品
の一部が到着すると、図22の露光ステーションにおけ
る一連のステップは、以下の通りとなる。 a) クランプピース58が、ロッド57に沿って滑動
可能な搭載板55と、その上に搭載された各部品とを、
連続的に移動するコンベヤベルト34に接続する。 b) 製品31又は32から少し離れて置かれた、粗く
位置決めされたマスク61が、製品32内の基準ホール
64(図1,図22)に関して所定の正確な位置に移動
され、カメラ69と、該マスクの底に設けられたマスク
表面62内の基準アパーチャ63(図22)によって及
び、さらには位置決めモータM(図23)によって露光
せしめられる。 c) 次いで、空圧手段(図示せず)によって、マスク
61が製品32の方にわずかに押される。 d) 露光源を遮蔽するシャッター板(図示せず)の除
去後、ハウジング60内に配置された強力な光源によっ
て1〜2.5秒間、露光が達成される。 e) 露光が停止せしめられた後、シャッター板が再び
閉じられ、クランプ装置58が開かれる。その後、輸送
手段(図示せず)が、搭載板を、その上に搭載された各
部品とともに、ベルト34の移動方向に対して最初の位
置に戻す。
【0056】図22は、マスク上の表面65を例示する
ものであって、その表面65は、UV光に対して不透明
なように作られており、バンド31又はストリップ32
内で相互接続された製品の対応する表面66の露光を防
ぐものであり、その結果、感光層は、現像ステーション
(図9)において製品のこれらの部品から除去すること
ができ、これに続いて、前記の各部品に金属をメッキす
ることができる。
【0057】図24は、長方形マスク表面65を設けら
れたマスク61の他の実施例を示すものであり、その表
面65には、中央光伝送開口が設けられている。このた
め、プラットフォーム5の近くに置かれたリード(図
1)の部品のみマスクすることができ、その結果、露光
及び現像に続いて、リード6の端にのみ金属をメッキす
ることが可能となる。67で示されるマスク62上の小
さな矢印は、図22の露光装置にマスクを迅速かつ正確
に搭載するために使用される。
【0058】図25は、ハウジング60内の強力な露光
源68の配列を概略的に示しており、その内部には反射
材料が設けられている。ほとんどの感光性レジストの特
徴は、その表面では乾燥しているように見えるが、時間
及び/又は温度の影響下ではばらばらの傾向を示す、と
いうことである。露光時間は、非常に強力な露光源68
を使用することによって、大変短くすることができる
が、供給される熱エネルギーは非常に高いので、製品3
1又は32の非露光部分66のレジスト層(図22)
が、もちろん好ましくはない接触マスク61に固着する
危険がある。この固着の危険を防ぐために、閉空間71
を形成する2つのガラス板69及び70が光源68とマ
スク61との間に配置され、これによって、矢印D及び
Eで示されるように、ポンプ(図示せず)によって当該
空間71の中を水が循環せしめられる。それによって明
らかとなったことは、光源68によって放出される赤外
線放射の熱エネルギーの99%が、該循環水によって分
散せしめられる一方、露光に必要な紫外線が、ガラス板
69及び70並びに空間71内の水フィルムの中を、実
際上障害なく通過することができる。水の循環システム
に冷却装置(図示せず)を含ませることによって、水の
温度は、所望のレベルに調節することができる。
【0059】図25においては、矢印Cは、さらに、光
源68によって放出される放射Cを示している。ハウジ
ング60の特定の構成は、放射Cの一定の分散を提供
し、その結果、アパーチャを設けられた製品のカットエ
ッジの十分な露光も保証される。
【0060】マスクから離れて面している製品の両側の
露光は、メッキされる必要はないが、製品の前側の露光
と同時に又は時間的にずれて発生する可能性がある。露
光の強度及び期間を適当に制御することによって、フォ
トレジスト層の完全な硬化が可能となり、また、製品の
カットエッジ上でも可能となる。
【0061】このように露光せしめられた製品は、次い
で、表面からフォトレジスト層を除去して金属をメッキ
するために、現像浴槽の中を輸送され、その後に、当該
製品は、従来通り所望の金属を電気メッキするための浴
槽の中を輸送される。
【0062】負のフォトレジストが使用されるときに
は、現像ステップ用に、例えば乳酸のような有機酸をベ
ースとして、わずかに酸性の現像液を使用することが好
ましいであろう。
【0063】次いで、メッキするためにカバーされなか
った製品の各部は、通常、きれいな表面を得るためにス
テーション23においてわずかにエッチングされる。す
なわち、製品の基礎材料が銅であるとき、過酸化水素を
有する過硫酸アンモニウム又は希硫酸の溶液に例えば浸
される。製品がニッケル鉄合金でできているときには、
該製品は、ゆるやかなエッチングのために、しゅう酸及
び過酸化水素の溶液に浸すことができる。
【0064】製品上のフォトレジスト層の存在に関連し
て、約2〜9.5の範囲のpHを有する電気分解浴槽
が、ステーション24及び25内(図9)の製品に対
し、目的とする選択的な電気メッキをするために適して
いる。
【0065】図26は、好ましい電気メッキ浴槽の配列
の平面図を概略的に示す。この図は、製品31又は32
及びクランプ手段35を有するコンベヤベルト34を示
す一方、符号72が陽極を示している。個々の陽極72
は、プラスチック材料の仕切り73によって相互に離隔
して配置されており、その結果、DC源の正リードに接
続された陽極の直流が、当該製品又は各陽極に対向して
置かれた陰極を形成する製品の一部に、多かれ少なかれ
並列に流れる。
【0066】メッキセクションの開始又は停止時、又は
図26の74に示されるように、1又は2以上の製品ス
トリップ31又は32が欠落して誤ったロードとなって
いるときには、金属コーティングが過度に成長し、従っ
て製品が不合格となる危険がある。
【0067】不合格となるような製品を製造する危険を
防止するために、一方では、仕切り73を設けるととも
に、他方では、陽極72をリレー75を介して正の電源
に接続する。
【0068】製造の開始時、終了時、又は誤ったロード
時のロード情報が、制御コンピュータに格納され、その
後、リレー75を制御するために使用される。
【0069】開始時には、第1の製品ストリップが当該
装置に入ったときに、第1のコンパートメントのリレー
のみが接続され、その結果、第1の陽極のみ電流を流
す。続いてメッキ浴槽のロード時には、次の陽極が連続
的に接続される。
【0070】図26における74に示されるように、製
品ストリップが欠落しているときには、開口位置に対向
して置かれた各陽極の電流供給は、例えばリレー75’
及び75''を作動せしめることによって、図26に従う
位置において連続的にカットオフされる。
【0071】このように、開口位置74に隣接するスト
リップの製品が、過度の量の電流を受けてしまい、この
ことが、過度に薄いコーティング又はバーンドメタル(b
urned metal)コーティングに至り、かくして不合格へと
至る、ということが防止される。仕切り73並びにリレ
ー75による陽極72のコンピュータ制御の接続及び切
り離しの装置は、当該製品の100%近くが仕様を満足
することを保証するであろう。
【0072】所望のメッキが実施された後には、残りの
フォトレジスト層がステーション26(図9)において
除去されるが、そのために、特定の酸又はアルカリの水
溶液が、30〜65°Cの温度にて効率的に使用され
る。一般的には、液を強く攪拌することが好ましい。ア
ルカリストリッパは、多くの場合、環境に不都合な溶剤
を含んでいるため、レジスト層をはぐために酸性溶液を
使用することが好ましい。
【0073】次いで、ステーション27において、アル
カリ電気分解脱脂浴槽により、最後の洗浄を行うことが
できる。
【0074】続いて、当該製品は、洗い落としを施さ
れ、乾燥せしめられる。
【0075】
【発明の効果】本発明に係る方法及び装置が、例えば金
又はニッケルと金との結合体のような、銀のほかの他の
金属をメッキするために、効率的に使用されることがで
きる、ということは明らかであろう。
【0076】例えば、図3は、複数のコンタクト手段を
示しており、これは、コンピュータキーボードに使用さ
れる圧力コンタクト用に、バンドにおいて結合されるも
のである。「4」で示される表面は、かかるコンタクト
の機械的強度に鑑み、特定の寸法、例えば直径4mm、
を有するが、該コンタクトの作用部すなわち図3にて黒
で示される部分は、例えば2mmの直径を有する。本発
明に係る方法を使用することによって、そのような金の
選択的メッキを高い効率的なやり方で実現でき、これに
よって、多くの場合、75%又はそれ以上の高価な金属
の節約が達成できる。引用した例においては、100万
個のコンタクト当たりの金の節約は、公称層厚2μmで
約3.75kgに達し、従って、約50.000米国ド
ルの価値を示し、一方、毎年、何百万ものそのようなコ
ンタクトが生産されている。
【0077】最後に、本発明に係る方法及び装置が、金
属をメッキすることばかりではなく、リードフレーム、
印刷回路等のような製品を光化学的にエッチングするこ
とにも適している、ということは、当業者にとって明ら
かであろう。その場合、化学的又は電気化学的なエッチ
ングプロセスは、ステーション24及び25にて実施さ
れる。それゆえ、それらのステーションにおいては、例
えばストリップ形状の基礎製品から過剰の材料がエッチ
ングされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】いわゆるリードフレームの形状をした、それ自
体周知の金属製品の略図である。
【図2】バンド又はストリップ内で相互接続されたトラ
ンジスタ部品の形状をした多数の製品の略図である。
【図3】バンド又はストリップ内で相互接続された複数
の製品であって接触システム内で使用されるためのもの
の略図である。
【図4】多数のリードを有するリードフレームの図であ
る。
【図5】リードフレームの多数のリードであってマスク
手段間でクランプされたものの略断面図である。
【図6】金属を部分的にメッキされた、リードフレーム
のリードの1端の略図である。
【図7】リードフレームのプラットフォームの略背面図
である。
【図8】本発明に係る方法を使用することによって金属
を部分的にメッキされた、リードフレームのリードの1
端の略図である。
【図9】一連のステーションであってそれを通してメッ
キされるべき製品を輸送可能とするものの略図である。
【図10】ストリップ内で結合された製品を処理するた
めの装置の略斜視図である。
【図11】ストリップ内で結合された製品をエンドレス
コンベヤベルトに接続するための、容易に洗い落とし可
能なクランプ手段の実施例を示す図である。
【図12】ストリップ内で結合された製品をエンドレス
コンベヤベルトに接続するための、容易に洗い落とし可
能なクランプ手段の実施例を示す図である。
【図13】ストリップ内で結合された製品をエンドレス
コンベヤベルトに接続するための、容易に洗い落とし可
能なクランプ手段の実施例を示す図である。
【図14】容易に洗い落とし可能なクランプ手段の他の
実施例を示す図である。
【図15】容易に洗い落とし可能なクランプ手段の他の
実施例を示す図である。
【図16】容易に洗い落とし可能なクランプ手段の他の
実施例を示す図である。
【図17】感光性レジスト層を該製品に塗布する電気泳
動浴槽、及び該電気泳動レジスト液に存在する気体泡を
除去する設備、の実施例の略図である。
【図18】図17の平面図である。
【図19】水門を形成するローラの正面図であって、図
17における矢印 XIXに係るものである。
【図20】該感光性レジスト層を塗布する電気泳動浴槽
の入口又は出口の拡大図である。
【図21】塗布された感光性レジスト層の乾燥が起こる
ステーションの略平面図である。
【図22】露光ステーション及びマスクの位置決めの略
図である。
【図23】コンベヤベルトと露光設備との間の接続を概
略的に示す図である。
【図24】環状金属コーティングの生成のためのフォト
マスクの代替実施例を示す図である。
【図25】反射器及び熱放散装置を有する露光ランプの
配列を示す図である。
【図26】電気メッキ浴槽の好適な実施例の略平面図で
ある。
【符号の説明】
1…リードフレーム 1a…リードフレーム 2…トランジスタ用に使用される製品 3…コンタクトシステム用に使用される製品 4…孔 5…プラットフォーム 6…リード 7…上部マスク 8…下部マスク 9…カットエッジ 10…チャネル 14〜29…処理ステーション 30…本発明に係る装置 31…バンド 32…ストリップ 34…コンベヤベルト 35…クランプ手段 37…スロット 38…リセス 39…浴槽 40…ポンプ 41…ローラ 42…コンパートメント 43…パイプ 44…フロートタワー 45…フロート 46…バルブ 47…開口 48…コンパートメント 49…ガイドチャネル 50…浴槽 51…オーバフローチャネル 52…入口セクション 53…凝固セクション 54…入口ゲート 55…ブラケット 56…ガイドブロック 57…ロッド 58…クランプピース 59…カメラ 60…ハウジング 61,62…マスク 63…基準孔 64…基準ホール 66…非露光部分 68…光源 69,70…ガラス板 72…陽極 73…仕切り 75,75’,75''…リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C25D 17/00 C25D 17/00 B 17/08 17/08 G C25F 3/14 C25F 3/14 (56)参考文献 特開 平4−206957(JP,A) 特開 平3−229893(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打ち抜き加工又はエッチングによって得
    られる孔あきの金属ストリップ形状製品又は金属被覆
    トリップ形状製品を選択的に電気メッキする方法であっ
    て、完全に閉じたフォトレジスト層が該孔あきストリッ
    プ形状製品に電気泳動的に塗布され、該フォトレジスト
    層の乾燥後、該孔あきストリップ形状製品が所望の場所
    で少なくとも1のフォトマスクでカバーされ、続いて1
    又は複数のフォトマスクでカバーされた該孔あきストリ
    ップ形状製品の露光がなされ、その後、該フォトマスク
    の除去後に電気メッキされるべき該孔あきストリップ形
    製品の各部分から、現像処理によって該フォトレジス
    ト層が除去され、一方、該孔あきストリップ形状製品上
    の該フォトレジスト層の残っている部分が、該フォトレ
    ジスト層が除去された該孔あきストリップ形状製品の各
    部分を電気メッキする時点で該孔あきストリップ形状
    品のためのマスクとして働く、という方法において、 前記孔あきストリップ形状製品が、作動中に該ストリッ
    プ形状製品を実質的に垂直位置に支えるベルト状部材手
    段により、フォトレジスト浴槽並びに該フォトレジスト
    浴槽の入口及び出口部にオーバーフローが設けられた水
    門手段を通過して、実質的に水平方向に連続的に輸送さ
    れる一方、前記孔あきストリップ形状製品が、少なくと
    も該浴槽に入ったときから前記浴槽から出るときまで、
    電源に接続されていることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記フォトレジスト層を塗布するために
    陰極処理が使用されることを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 銀をメッキするために約2〜9.5のp
    Hを有する電気分解浴槽が使用されることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 8〜8.5のpHと30〜40°Cの温
    度とを有する浴槽が使用されることを特徴とする、請求
    項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 該孔あきストリップ形状製品を露光させ
    るためにガラスマスク手段又はフィルム材料がラミネー
    トされたガラスマスク手段が使用され、前記マスク手段
    は、所望の場所において不透明であり、露光中、該孔あ
    きストリップ形状製品に沿って並行に移動せしめられる
    ことを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記孔あきストリップ形状製品が1〜
    2.5秒間露光せしめられることを特徴とする、請求項
    1から請求項5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載の方法を実施するための装置であって、前記装
    置には、フォトレジスト層を塗布する浴槽と、前記フォ
    トレジスト層を露光させる手段と、前記装置を通して該
    孔あきストリップ形状製品を輸送する手段と、が設けら
    れており、少なくとも1のフォトマスクであって該孔あ
    きストリップ形状製品上及び前記マスク上に存在する印
    を検出する装置の影響下で該孔あきストリップ形状製品
    に関して水平及び垂直に調節可能なものが設けられてお
    り、前記マスク及び前記印を検出する装置並びに該マス
    クを水平及び垂直に移動せしめる手段が、該マスクの調
    節中及び露光中に該孔あきストリップ形状製品に沿って
    移動可能となり、露光に続いて、該孔あきストリップ形
    製品の移動方向に対向する方向に移動可能となるよう
    にする手段が設けられていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 前記マスクは、ガラス板又はフィルム材
    料がラミネートされたガラス板であり、該ガラス板は、
    所望の位置において不透明であることを特徴とする、請
    求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記マスクと該孔あきストリップ形状
    品を露光させる光源との間に2つの光伝達手段が配置さ
    れる一方、前記板間に冷却液を輸送する手段が設けられ
    ていることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項6までのいずれか
    1項に記載の方法を実施するための装置であって、前記
    装置には、浴槽であって該浴槽を通して輸送される孔あ
    きストリップ形状製品に前記フォトレジスト層を塗布す
    るものが設けられており、それによって、該浴槽には、
    2対の離隔したローラが、全て、該孔あきストリップ形
    製品が前記ローラ間を通過せしめられうるようにして
    設けられていることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 該2対のローラの各ローラは、1対の
    ローラの回転軸が他の1対のローラの回転軸の方向上方
    に傾斜し、該他の1対のローラの回転軸が前記最初の1
    対のローラの回転軸の方向上方に傾斜するようにして、
    配置されていることを特徴とする、請求項10に記載の
    装置。
  12. 【請求項12】 前記2対のローラのほかにオーバフロ
    ーが設けられ、前記オーバフローにはオーバフローする
    液用に傾斜して配置された板が設けられていることを特
    徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 該浴槽からの液の流れを制御するため
    に調節可能なバルブが設けられており、前記バルブは液
    のためのバッファ貯水槽内に配置され、該バッファ貯水
    槽にはオーバフローする液を格納タンクに輸送するため
    の傾斜して配置された板を有するオーバフローが装備さ
    れていることを特徴とする、請求項10から請求項12
    までのいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 乾燥ステーションと、凝固セクション
    のために設けられた空間と、上流に配置された前乾燥セ
    クションと、が設けられている一方、該凝固セクション
    に熱い空気を供給し、及び前記熱い空気が前記前乾燥セ
    クションを通過するように前記空気を転送する手段が設
    けられていることを特徴とする、請求項7から請求項1
    3までのいずれか1項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項6までのいずれか
    1項に記載の方法を実施するための装置であって、前記
    装置には、浴槽であって金属を有する前記浴槽を通して
    輸送されるべき孔あきストリップ形状製品をメッキする
    ためのものが設けられており、それによって、前記浴槽
    には複数の離隔した陽極が次々に配列され、該孔あきス
    トリップ形状製品の所望の移動方向に見え、前記陽極間
    には仕切りが配置され、一方、さらに、前記陽極が電源
    に選択的に接続されうるようにするための手段が設けら
    れていることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 該浴槽を通る孔あきストリップ形状
    品の移動に依存して、前記陽極が連続的に接続されるよ
    うにして、該陽極の通電を制御する手段が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 金属をメッキされるべき孔あきストリ
    ップ形状製品が該浴槽に存在するか否かを検出する手段
    が設けられており、該手段は、陽極に対向して孔あきス
    トリップ形状製品が置かれているか否かという事実に依
    存して、前記陽極に電流を提供し又はしないことができ
    るものであることを特徴とする、請求項15又は請求項
    16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 1つのプロセスによって金属製品又は
    金属被覆された製品に孔を選択的に設ける方法であっ
    て、該製品が実質的に水平方向にフォトレジスト浴槽を
    通過し、かつ実質的に垂直方向に前記製品が保持された
    状態で前記フォトレジスト浴槽の入口及び出口部にオー
    バーフローを設けた水門手段を通過するように連続的に
    前記製品を輸送させることによって、完全に閉じたフォ
    トレジスト層が該製品に電気泳動的に塗布され、その間
    に前記製品は、少なくとも該浴槽に入ったときから前記
    浴槽から出るときまで電源に接続され、そして、該フォ
    トレジスト層の乾燥後、該製品が所望の場所で少なくと
    も1のフォトマスクでカバーされ、続いて1又は複数の
    フォトマスクでカバーされた該製品の露光がなされ、そ
    の後、該フォトマスクの除去後に孔が設けられるべき該
    製品の各部分から、現像処理によって該フォトレジスト
    層が除去され、一方、該フォトレジスト層の残っている
    部分が、該金属製品用のマスクとして働くために該製品
    上に残り、その後、フォトレジスト層が除去された該製
    品の各部分において金属を除去するために化学的又は電
    気化学的エッチング処理に該製品がさらされる方法。
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