JP6736395B2 - 端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置 - Google Patents

端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6736395B2
JP6736395B2 JP2016137770A JP2016137770A JP6736395B2 JP 6736395 B2 JP6736395 B2 JP 6736395B2 JP 2016137770 A JP2016137770 A JP 2016137770A JP 2016137770 A JP2016137770 A JP 2016137770A JP 6736395 B2 JP6736395 B2 JP 6736395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
plating
wire
plated
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016137770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018010761A (ja
Inventor
威 福嶋
威 福嶋
信之 霞
信之 霞
山口 健一
健一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP2016137770A priority Critical patent/JP6736395B2/ja
Publication of JP2018010761A publication Critical patent/JP2018010761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6736395B2 publication Critical patent/JP6736395B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、コネクタ用の端子を製造する端子製造方法および端子製造装置、並びにコネクタを製造するコネクタ製造方法およびコネクタ製造装置に関する。
コネクタの端子は、コネクタのハウジング等に取り付けられ、例えば、その一端部は相手コネクタの端子と接触する接触部となり、他端部は基板に半田付けされる実装部となる。
コネクタの端子は、リン青銅、黄銅等の銅合金等からなる線材の全面をニッケルでめっきし、当該線材の全面をさらに重ねて金でめっきした金めっき線材を用意し、この金めっき線材を所定の長さごとに切断することにより製造することができる。
しかし、この製造方法では、端子において接触部と実装部との間の中間部分も金でめっきされる。金は高価であるため、金の使用量を少なくすることが望まれる。また、端子の中間部分は表面の電気伝導性または半田付け性を特に高める必要はなく、この部分は、端子を基板に半田付けする際に半田の進行を防止するニッケルバリアを形成することが望ましい。したがって、端子の中間部分は金でめっきせず、下地のニッケルを露出させる方がよい。
一方、下記の特許文献1には、次のような端子製造方法が記載されている。まず、端子の材料として黄銅からなる金属線材を用意する。そして、金属線材の全面をニッケルでめっきし、さらに、金属線材において、その伸長方向に所定の間隔を置いて設定された複数の領域を金で部分めっきする。次に、金で部分めっきした部分が端子の各端部に対応する位置となるように、金属線材を所定の長さごとに切断する。次に、所定の長さに切断された金属線材の両端の先端部をプレス加工により尖頭処理する。この方法によれば、接触部と実装部とが金でめっきされ、中間部分はニッケルが露出した端子を金属線材から製造することができる。
特開2010−135193号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の製造方法では、周面に凹凸のない素の金属線材の全面をニッケルでめっきすると共に、当該金属線材の伸長方向における所定の間隔を置いて設定された複数の領域を金でめっきしていき、線材集合体を製造する。その後、この線材集合体を切断し、尖頭処理を行い、端子を製造する。このような製造方法では、線材集合体を製造する段階で、金属線材の周面に凹凸がないため、金属線材において、金で部分めっきする領域を高精度に位置決めすることが容易でない。このため、製造された端子において金めっき部分が位置ずれするおそれがある。
また、それぞれ長さが異なる複数の端子を備えたコネクタを製造する場合には、長さが異なる端子をそれぞれ製造しなければならない。上記特許文献1に記載の製造方法において、端子の長さが変われば、金属線材において金でめっきする領域の位置が変わる。このため、上記特許文献1に記載の製造方法で、長さが異なる複数の端子を備えたコネクタを製造する場合には、長さが異なる複数の端子の個数に応じて、金めっき領域の位置が異なる複数の線材集合体を製造しなければならない。この結果、少量生産がやり難くなる等、製造の効率が悪化するおそれがある。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、端子における部分めっきの位置を高精度に定めることができ、かつ製造の効率を高めることができる端子製造方法、端子製造装置、コネクタ製造方法およびコネクタ製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の端子製造方法は、線材からコネクタ用の端子を製造する端子製造方法であって、前記線材に前記端子の形状を形成する形状形成工程と、前記形状形成工程において前記線材に形成された前記端子の形状に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定し、当該特定した部分を第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしないめっき工程と、前記めっき工程においてめっきされた前記線材を切断して前記線材から前記端子に対応する部分を分離させる切断工程とを備え、前記形状形成工程では、前記端子の形状として、前記端子の先端部の面取り部の形状または前記端子を前記コネクタの外郭部に止めるための止め部の形状を前記線材に形成し、前記めっき工程では、前記形状形成工程において前記線材に形成された前記面取り部または前記止め部の位置に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定することを特徴とする。
本発明の端子製造方法によれば、線材に形成された端子の形状に基づいてめっきする部分を特定するので、端子における部分めっきの位置を高精度に定めることができる。また、製造すべき端子の長さに応じて、線材に形成する端子の形状を異ならせることにより、めっき工程において、第1のめっき材でめっきする部分を随時変えることができる。したがって、単一の線材から長さの異なる複数の端子を製造することができ、製造の効率を高めることができる。
また、形状形成工程では、端子の形状として、端子の先端部の面取り部の形状または端子をコネクタの外郭部に止めるための止め部の形状を線材に形成し、めっき工程では、形状形成工程において線材に形成された面取り部または止め部の位置に基づいて、線材の伸長方向において端子の端部に対応する部分を特定する。これにより、線材に形成された端子の面取り部または止め部の形状に基づき、線材においてめっきする部分を容易かつ高精度に特定することができる。
また、上述した本発明の端子製造方法において、前記めっき工程は、前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき工程と、前記線材において前記端子の端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしない部分めっき工程とを備えていることが好ましい。
この態様によれば、下地めっきされた端子において、第1のめっき材で部分めっきされた位置を高精度に定めることができる。また、全体が下地めっきされ、端部が部分めっきされた端子を効率良く製造することができる。
また、上述した本発明の端子製造方法において、前記めっき工程は、前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき工程と、前記線材において前記端子の一端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、かつ前記端子の他端部に対応する部分を第3のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材または前記第3のめっき材でめっきしない部分めっき工程とを備える構成としてもよい。
この態様によれば、下地めっきされた端子において、第1のめっき材で部分めっきされた位置および第3のめっき材で部分めっきされた位置をそれぞれ高精度に定めることができる。また、全体が下地めっきされ、両端部がそれぞれ異なるめっき材で部分めっきされた端子を効率良く製造することができる。
また、上述した本発明の端子製造方法において、前記めっき工程では、前記線材を撮像することにより得られた画像に対して画像認識処理を行うことにより前記端子の形状を認識し、当該認識した端子の形状に基づいて前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定してもよい。
上記課題を解決するために、本発明のコネクタ製造方法は、上述した本発明の端子製造方法の各工程と、前記切断工程において前記線材から分離された前記端子をコネクタの外郭部に取り付ける取付工程とを備えていることを特徴とする。
本発明のコネクタ製造方法によれば、コネクタの端子における部分めっきの位置を高精度に定めることができる。また、長さの異なる複数の端子を有するコネクタを効率良く製造することができる。
上記課題を解決するために、本発明の端子製造装置は、線材からコネクタ用の端子を製造する端子製造装置であって、前記線材に前記端子の形状を形成する形状形成部と、前記形状形成部により前記線材に形成された前記端子の形状に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定し、当該特定した部分を第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしないめっき部と、前記めっき部によりめっきされた前記線材を切断して前記線材から前記端子に対応する部分を分離させる切断部とを備え、前記形状形成部は、前記端子の形状として、前記端子の先端部の面取り部の形状または前記端子を前記コネクタの外郭部に止めるための止め部の形状を前記線材に形成し、前記めっき部は、前記形状形成部により前記線材に形成された前記面取り部または前記止め部の位置に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定することを特徴とする。
本発明の端子製造装置によれば、線材に形成された端子の形状に基づいてめっきする部分を特定するので、端子における部分めっきの位置を高精度に定めることができる。また、製造すべき端子の長さに応じて、線材に形成する端子の形状を異ならせることにより、第1のめっき材でめっきする部分を随時変えることができる。したがって、単一の線材から長さの異なる複数の端子を製造することができ、製造の効率を高めることができる。
また、上述した本発明の端子製造装置において、前記めっき部は、前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき部と、前記線材において前記端子の端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしない部分めっき部とを備えていることが好ましい。
また、上述した本発明の端子製造装置において、前記めっき部は、前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき部と、前記線材において前記端子の一端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、かつ前記端子の他端部に対応する部分を第3のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材または前記第3のめっき材でめっきしない部分めっき部とを備える構成としてもよい。
また、上述した本発明の端子製造装置において、前記めっき部は、前記線材を撮像することにより得られた画像に対して画像認識処理を行うことによって前記端子の形状を認識し、当該認識した端子の形状に基づいて前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定してもよい。
上記課題を解決するために、本発明のコネクタ製造装置は、上述した本発明の端子製造装置の各部と、前記切断部により前記線材から分離された前記端子をコネクタの外郭部に取り付ける端子取付部とを備えていることを特徴とする。
本発明のコネクタ製造装置によれば、コネクタの端子における部分めっきの位置を高精度に定めることができる。また、長さの異なる複数の端子を有するコネクタを効率良く製造することができる。
本発明によれば、端子における部分めっきの位置を高精度に定めることができ、かつ製造の効率を高めることができる。
本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置を示す説明図である。 図1中のコネクタ装置におけるめっき部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置により製造される端子を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法で用いられる線材を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法における形状形成工程を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法における下地めっき工程を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法における部分めっき工程を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法における切断工程を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法における取付工程を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置により、長さの異なる複数の端子を製造した例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態のコネクタ製造装置により製造される端子を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態のコネクタ製造方法を示す説明図である。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置を示している。図2は当該コネクタ装置のめっき部の構成を示している。図3は当該コネクタ装置で製造されるコネクタの端子を示している。
図1において、本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置1は、線材2からコネクタ3用の端子4を製造し、さらに製造した端子4を、コネクタ3のハウジング5(外郭部)に取り付けて、コネクタ3を製造する装置である。
本実施形態において一例として取り上げるコネクタ3は、ハウジング5に複数の端子4を固定することにより構成されている。図1において上を向いたコネクタ3の一端側は、相手コネクタと接続される。図1において下を向いたコネクタ3の他端側は、基板に取り付けられ、基板に形成された回路と接続される。
図3に示すように、端子4は、横断面が四角形の所定の長さを有する棒状に形成されている。また、端子4は金属材料、例えばリン青銅、黄銅等の銅合金等により形成されている。端子4において先端面4Dを除く部分の全体は、例えばニッケル(第2のめっき材)でめっきされている、そして、端子4の双方の端部4A、4Bにおいて先端面4Dを除く部分は、例えば金(第1のめっき材)でさらに重ねてめっきされている。先端面4Dは母材である金属材料が露出している。端子4において、相手コネクタの端子と接触する側の端部4Aは、基板に半田付けされる側の端部4Bよりも金めっきの厚さが厚い。また、端子4の中間部4Cは、ニッケルが露出しており、この部分は、端子4を基板に半田付けする際に、半田の進行を食い止めるニッケルバリアとして機能する。図3中の端子4において、幅の狭いハッチングを付した部分は金めっきが付された部分であり、幅の広いハッチングを付した部分はニッケルめっきが露出した部分である。図6、図7、図8、図9および図10においても同様である。
また、端子4の各端部4A、4Bの先端部には、当該部分が面取りされることにより面取り部6が形成されている。面取り部6を設けることにより、端部4Aにおいては相手コネクタの端子との接触をスムースに行うことができ、端子4Bにおいては半田付けされる面積を大きくすることができる。また、端子4の中間部4Cにおいて互いに対向する2つの側面には、外側に突出するダボ7がそれぞれ形成されている。各ダボ7は、端子4をコネクタ3のハウジング5に固定するための部分である。
コネクタ製造装置1は、このような構成を有する端子4を線材2から製造する。線材2は、これを所定の長さごとに切断していくことにより、複数の端子4を形成することができる長い銅合金等からなる角形線材である。また、線材2は裸線材である。図1中の8は、線材2がリールに巻回された線材集合体である。
コネクタ製造装置1は、図1に示すように、形状形成部11、めっき部12、切断部17、端子取付部18および送り出し部19を備えている。
形状形成部11は、線材2の周部における所定の部分に、切削加工、つぶし加工、ダボ加工等の金属加工を施すことにより、線材2に端子4の形状を形成する構成を有している。形状形成部11により、端子4の面取り部6の形状およびダボ7の形状を線材2に形成することができる。
めっき部12は、形状形成部11により線材2に形成された端子4の形状に基づいて線材2を電気めっきする構成を有している。具体的には、めっき部12は、図2に示すように、下地めっき部13、部分めっき部14、撮像部15および制御部16を有している。下地めっき部13は、線材2において端子4に対応する部分の全体をニッケルでめっきする。部分めっき部14は、線材2の伸長方向において端子4の各端部4A、4Bに対応する部分のみを金でめっきする。撮像部15はカメラを備えている。撮像部15は、線材2において、端子4に対応する部分を撮像する。制御部16は、例えば、マイクロコンピュータ等を備えている。制御部16は、撮像部15の撮像により得られた画像に対して画像認識処理を行い、線材2において端子4の各端部4A、4Bに対応する部分を特定し、当該特定した部分のみを金でめっきするように部分めっき部14を制御する。
切断部17は、線材2を、例えばその軸線周り方向に捻ることにより切断し、線材2において端子4に対応する部分を線材2から分離させる構成を有している。
端子取付部18は、切断部17により線材2から分離された端子4をコネクタ3のハウジング5に取り付ける構成を有している。端子取付部18は、例えば、端子4をハウジング5内に挿入する自動組込装置を備えている。
送り出し部19は、線材集合体8に巻回された線材2を送り出し、形状形成部11、めっき部12および切断部17へ順次供給する構成を備えている。送り出し部19は例えば、線材2を送り出すための一対のローラ、およびこれらローラを回転させるためのモータ等を備えている。なお、送り出し部19の構成として、ローラおよびモータを備えた構成に限らず、種々の周知の構成を採用することができる。また、図1では送り出し部19が1箇所にしか設けられていないが、送り出し部19は、線材2を送る経路において複数箇所に設けてもよく、またそれらの配置は適宜設定することができる。
図4ないし図9は、本発明の第1の実施形態のコネクタ製造方法を示している。以下、当該コネクタ製造方法を上述したコネクタ製造装置1により行う場合を述べる。まず、図4に示すように、線材集合体8をコネクタ製造装置1にセットする(準備工程)。例えば、線材集合体8に巻回された線材2の端部を送り出し部19のローラ間に配置し、ローラに挟持させる。これにより、送り出し部19で、モータの駆動および停止を制御してローラの回転および停止を制御することによって、線材2を所定のタイミングで所定量送り出すことができるようになる。
次に、図5に示すように、形状形成部11により、線材2の端側に、端子4の形状、具体的には面取り部6およびダボ7を形成する(形状形成工程)。面取り部6は切削加工またはつぶし加工等により形成することができる。ダボ7はつぶし加工により形成することができる。また、線材2において面取り部6およびダボ7を形成する位置は、線材2の端部の位置と、送り出し部19による線材2の送り出し量に基づいて定めることができる。また、線材2に1つ以上の面取り部6またはダボ7を形成した後は、既に形成した面取り部6またはダボ7の位置と、送り出し部19による線材2の送り出し量に基づいて、新たに形成する面取り部6またはダボ7の位置を定めることができる。また、線材2に2つ以上の面取り部6およびダボ7を形成した後は、例えば面取り部6間またはダボ7間の距離等に基づいて、線材2の送り出し量を補正することにより、新たに形成する面取り部6またはダボ7の位置を高精度に定めることができる。形状形成工程を経ると、線材2の端側には、端子4に対応する形状が線材2の伸長方向に沿って連続的に複数形成される。以下、線材2において端子4に対応する部分を端子対応部9という。
次に、図6に示すように、下地めっき部13により、線材2に形成された端子対応部9の全体をニッケルでめっきする(下地めっき工程)。下地めっき工程におけるめっきの方法としては、例えば、ニッケルめっき液が貯留われためっき槽を下地めっき部13に設け、端子対応部9を当該めっき槽に通す方法を採用することができる。また、これに代えて、筆めっき装置またはめっき吹き付け装置を下地めっき部13に設け、当該筆めっき装置またはめっき吹き付け装置により端子対応部9にニッケルめっき液を塗りまたは吹き付ける方法を採用してもよい。
次に、図7に示すように、部分めっき部14により、線材2に形成された端子対応部9の各端部9A、9Bを金でめっきする(部分めっき工程)。端子対応部9の中間部9Cは金めっきを行わず、ニッケルが露出した状態を維持する。部分めっき工程におけるめっきの方法としては、例えば、筆めっき装置またはめっき吹き付け装置を部分めっき部14に設け、当該筆めっき装置またはめっき吹き付け装置により端子対応部9にニッケルめっき液を塗りまたは吹き付ける方法を採用することができる。
また、部分めっき工程では、線材2の端子対応部9を撮像部15により撮像し、それにより得られた画像に基づいて、形状形成工程で形成された端子対応部9の形状において特徴的な部分、具体的には面取り部6またはダボ7の位置を認識する。そして、認識した面取り部6またはダボ7の位置に基づいて端子対応部9の各端部9A、9Bの位置を特定し、制御部16により部分めっき部14を制御して当該各端部9A、9Bを金でめっきする。
次に、図8に示すように、切断部17により、めっき工程においてめっきされた線材2を切断し、線材2から端子対応部9(端子4)を分離させる(切断工程)。具体的には、線材2において最も端側に位置する互いに連結した2つの端子対応部9において、互いに対向する端部9A、9Bをそれぞれ強固に把持し、これら2つの端子対応部9のうち、線材2の最も端側に位置する1つの端子対応部9を捻る。これにより、端部9Aの面取り部6と端部9Bの面取り部6との間の最も細い部分の位置で、連結した端子対応部9同士を切り離すことができる。なお、端子対応部9の切り離した箇所の先端面4Dは、母材である金属材料が露出する。
次に、図9に示すように、端子取付部18により、切断工程において線材2から分離された端子4をコネクタ3のハウジング5に取り付ける(取付工程)。具体的には、端子取付部18が有する自動組込装置により、端子4をハウジング5内に挿入し、端子4に形成された各ダボ7をハウジング5の内面側に形成された係止凹部等に係合させる。これにより、コネクタ3が完成する。
以上説明した通り、本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置1またはコネクタ製造方法によれば、線材2に端子4の形状、すなわち面取り部6およびダボ7を形成し、この端子4の形状に基づいて金でめっきする部分を特定する構成としたから、端子4における金めっき部分の位置または領域を高精度に定めることができる。すなわち、線材2に形成したダボ7は、線材2の他の部分よりも突出している。また、線材2に形成した面取り部6は、線材2の他の部分よりも窪んでいる。したがって、線材2に形成されたこのような特徴的な形状の撮像画像に基づいて、金でめっきすべき部分、すなわち端子対応部9の端部9A、9Bを高精度に特定することができる。
また、本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置1またはコネクタ製造方法によれば、線材2に形成された端子の形状に基づいて金でめっきする部分を特定するので、単一の線材2から、それぞれ長さ異なる複数の端子を効率良く製造することができる。例えば、図10に示すように、単一の線材2において、端子対応部21、22、23ごとに面取り部6およびダボ7を形成する位置(間隔)を異ならせる。そして、面取り部6等の位置に基づいて、端子対応部21、22、23の各端部を特定し、当該特定した各端部のみを金でめっきする。これにより、線材2の伸長方向において、それぞれの端子対応部21、22、23の端部の位置(端部間の間隔)が異なるが、それぞれの端部の位置を高精度に特定することができ、それぞれの端部のみを金でめっきすることができる。このようにして形成した端子対応部21、22、23をそれぞれ分離することで、各端部のみに金めっきが施された、長さの異なる複数の端子を単一の線材2から効率良く製造することができる。
また、本発明の第1の実施形態のコネクタ製造装置1またはコネクタ製造方法によれば、金属板材をプレス加工して端子を製造するのではなく、金属線材を切断して端子を製造するので、材料ロスを減らすことができ、また、端子の長さ変更等を容易に行うことができ、製造コストを削減することができる。
(第2の実施形態)
図11は本発明の第2の実施形態のコネクタ製造装置で製造されるコネクタの端子を示している。図12は本発明の第2の実施形態のコネクタ製造方法において、線材2の端側に形成された複数の端子対応部32を示している。図11に示すように、本発明の第2の実施形態のコネクタ製造装置で製造されるコネクタの端子31は、相手コネクタの端子と接触する側の端部31Aが金でめっきされ、基板に半田付けされる側の端部31Bが錫(第3のめっき材)でめっきされている。端子31の中間部31Cはニッケルが露出している。また、端部31A、31Bのそれぞれの先端面31Dは、母材である金属材料が露出している。図11中の端子31において、幅の狭い細いハッチングを付した部分は金めっきが付された部分であり、幅の狭い太いハッチングを付した部分は錫めっきが付された部分であり、幅の広いハッチングを付した部分はニッケルめっきが露出した部分である。図12においても同様である。
また、第2の実施形態のコネクタ製造装置の部分めっき部は、線材2において端子対応部32の一端部32Aのみを金でめっきし、かつ端子対応部32の他端部32Bのみを錫でめっきする構成を有している。その余の部分は、第1の実施形態のコネクタ製造装置1と同じである。また、第2の実施形態のコネクタ製造方法の部分めっき工程は、線材2において端子対応部32の一端部32Aのみを金でめっきし、かつ端子対応部32の他端部32Bのみを錫でめっきする。その余の部分は、第1の実施形態のコネクタ製造方法と同じである。
本発明の第2の実施形態によるコネクタ製造装置またはコネクタ製造方法によっても、本発明の第1の実施形態によるコネクタ製造装置またはコネクタ製造方法と同様の作用効果を得ることができる。
なお、端子4、31の材料、すなわち線材2は、銅合金に限らず、他の金属材料を用いることができる。また、めっき材も、ニッケル、金、錫に限定されない。また、線材2は角形線材に限らない。例えば横断面が円形の円形線材でもよい。また、端子4、31の形状も限定されない。具体的には、ダボの個数は限定されない。また、形状形成工程において、面取り部およびダボのいずれか一方を形成すればよい。また、端子に孔や凹状の曲げ変形部を形成することとし、これらの形状に基づいて部分めっきする部分を特定してもよい。また、製造した端子をコネクタのハウジングに挿入する前に、端子に曲げ加工を施してもよい。
また、上述した各実施形態では、端子4または31を製造する材料として裸線材である線材2を用いる場合を例にあげたが、当該材料として、例えば、予め全体がニッケル等で下地めっきされた下地めっき済み線材を用いてもよい。この場合には、下地めっき工程を省略することができる。
また、上述した各実施形態では、コネクタ3の外郭部としてハウジング5を例にあげ、端子4または31をハウジング5に取り付ける場合を説明したが、端子4または31を取り付けるコネクタ3の外郭部は、ハウジング5に限らず、コネクタ3の外郭を構成する他の部材、例えばカバー、支持板、壁板等でもよい。
また、上述した各実施形態では、面取り部6またはダボ7に基づいて端子対応部9において金でめっきすべき端部9A、9Bを特定する方法として、端子対応部9を撮像部15により撮像する方法を例にあげたが、他の方法を採用することも可能である。例えば、光センサ等により面取り部6またはダボ7の位置を検出する方法、または、例えば線材2の経路の途中または近傍に位置検出用のピンを設け、当該ピンとダボ7等との接触を検出してダボ7等の位置を認識するといった機構的構造を用いた方法等を採用することも可能である。
また、上述した各実施形態のコネクタ製造装置1において、形状形成部11、めっき部12、切断部17および送り出し部19が、本発明の端子製造装置の具体例である。また、上述した第1または第2の実施形態のコネクタ製造方法において、形状形成工程、下地めっき工程、部分めっき工程および切断工程が本発明の端子製造方法の具体例である。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
1 コネクタ製造装置
2 線材
3 コネクタ
4、31 端子
4A、4B、31A、31B 端部
4C、31C 中間部
4D、31D 先端面
5 ハウジング(外郭部)
6 面取り部
7 ダボ(止め部)
8 線材集合体
9、21、22、23、32 端子対応部
9A、9B 端部
9C 中間部
11 形状形成部
12 めっき部
13 下地めっき部
14 部分めっき部
15 撮像部
16 制御部
17 切断部
18 端子取付部

Claims (10)

  1. 線材からコネクタ用の端子を製造する端子製造方法であって、
    前記線材に前記端子の形状を形成する形状形成工程と、
    前記形状形成工程において前記線材に形成された前記端子の形状に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定し、当該特定した部分を第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしないめっき工程と、
    前記めっき工程においてめっきされた前記線材を切断して前記線材から前記端子に対応する部分を分離させる切断工程とを備え
    前記形状形成工程では、前記端子の形状として、前記端子の先端部の面取り部の形状または前記端子を前記コネクタの外郭部に止めるための止め部の形状を前記線材に形成し、前記めっき工程では、前記形状形成工程において前記線材に形成された前記面取り部または前記止め部の位置に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定することを特徴とする端子製造方法。
  2. 前記めっき工程は、
    前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき工程と、
    前記線材において前記端子の端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしない部分めっき工程とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の端子製造方法。
  3. 前記めっき工程は、
    前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき工程と、
    前記線材において前記端子の一端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、かつ前記端子の他端部に対応する部分を第3のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材または前記第3のめっき材でめっきしない部分めっき工程とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の端子製造方法。
  4. 前記めっき工程では、前記線材を撮像することにより得られた画像に対して画像認識処理を行うことによって前記端子の形状を認識し、当該認識した端子の形状に基づいて前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の端子製造方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の端子製造方法の各工程と、
    前記切断工程において前記線材から分離された前記端子をコネクタの外郭部に取り付ける取付工程とを備えていることを特徴とするコネクタ製造方法。
  6. 線材からコネクタ用の端子を製造する端子製造装置であって、
    前記線材に前記端子の形状を形成する形状形成部と、
    前記形状形成部により前記線材に形成された前記端子の形状に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定し、当該特定した部分を第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしないめっき部と、
    前記めっき部によりめっきされた前記線材を切断して前記線材から前記端子に対応する部分を分離させる切断部とを備え
    前記形状形成部は、前記端子の形状として、前記端子の先端部の面取り部の形状または前記端子を前記コネクタの外郭部に止めるための止め部の形状を前記線材に形成し、前記めっき部は、前記形状形成部により前記線材に形成された前記面取り部または前記止め部の位置に基づいて、前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定することを特徴とする端子製造装置。
  7. 前記めっき部は、
    前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき部と、
    前記線材において前記端子の端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきしない部分めっき部とを備えていることを特徴とする請求項6に記載の端子製造装置。
  8. 前記めっき部は、
    前記線材において前記端子に対応する部分の全体を第2のめっき材でめっきする下地めっき部と、
    前記線材において前記端子の一端部に対応する部分を前記第1のめっき材でめっきし、かつ前記端子の他端部に対応する部分を第3のめっき材でめっきし、前記端子の中間部に対応する部分を前記第1のめっき材または前記第3のめっき材でめっきしない部分めっき部とを備えていることを特徴とする請求項6に記載の端子製造装置。
  9. 前記めっき部は、前記線材を撮像することにより得られた画像に対して画像認識処理を行うことによって前記端子の形状を認識し、当該認識した端子の形状に基づいて前記線材の伸長方向において前記端子の端部に対応する部分を特定することを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の端子製造装置。
  10. 請求項6ないし9のいずれかに記載の端子製造装置の各部と、
    前記切断部により前記線材から分離された前記端子をコネクタの外郭部に取り付ける端子取付部とを備えていることを特徴とするコネクタ製造装置。
JP2016137770A 2016-07-12 2016-07-12 端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置 Active JP6736395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016137770A JP6736395B2 (ja) 2016-07-12 2016-07-12 端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016137770A JP6736395B2 (ja) 2016-07-12 2016-07-12 端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018010761A JP2018010761A (ja) 2018-01-18
JP6736395B2 true JP6736395B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=60995640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016137770A Active JP6736395B2 (ja) 2016-07-12 2016-07-12 端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6736395B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109638602B (zh) * 2018-12-06 2020-07-24 深圳市长盈精密技术股份有限公司 旋转插端自动机

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9300174A (nl) * 1993-01-28 1994-08-16 Meco Equip Eng Werkwijze en inrichting voor het langs electrolytische weg plaatselijk aanbrengen van metaalbedekkingen op van openingen voorziene metalen of gemetalliseerde producten.
JPH07105313B2 (ja) * 1993-02-05 1995-11-13 協和電線株式会社 リード線素材の製造方法
JPH07126884A (ja) * 1993-11-08 1995-05-16 Kyowa Densen Kk 部分めっきリード線の製造装置
JPH07283273A (ja) * 1994-04-15 1995-10-27 Hitachi Cable Ltd Tab用フィルムキャリアへのレジスト部分塗布方法およびその装置
US6461677B1 (en) * 2000-04-18 2002-10-08 Molex Incorporated Method of fabricating an electrical component
JP2010135193A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Jst Mfg Co Ltd 端子用金属線材及び端子の製造方法
JP5368203B2 (ja) * 2009-07-22 2013-12-18 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 端子金具製造装置
CN202626340U (zh) * 2011-09-29 2012-12-26 赵雨 一种柱状零件的局部电镀用设备
JP6108903B2 (ja) * 2013-03-27 2017-04-05 古河電気工業株式会社 部分メッキ平角導体の製造装置、及び部分メッキ平角導体の製造方法
JP2015088300A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 矢崎総業株式会社 端子のメッキ処理・コネクタ組み付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018010761A (ja) 2018-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102971915B (zh) 用于线束的端子结构
US10431905B2 (en) Method for crimping connection structure
US9083100B2 (en) Connection terminal and method for manufacturing connection terminal
US20140378011A1 (en) Terminal fitting
KR101825312B1 (ko) 압착 접속 구조체, 와이어 하니스, 압착 접속 구조체의 제조 방법 및 압착 접속 구조체의 제조 장치
US20020173180A1 (en) SMT connector and method of production of same
JP6736395B2 (ja) 端子製造方法、コネクタ製造方法、端子製造装置およびコネクタ製造装置
JP2012155889A (ja) 端子付電線及び圧着端子
TWI491127B (zh) The connector and the body used by the connector
JP6786312B2 (ja) 圧着端子
JP2005158677A (ja) ケーブルコネクタ
JP2021082440A (ja) 端子付き電線
WO2021192889A1 (ja) 端子、基板用コネクタ、及び端子の製造方法
US7235742B2 (en) Circuit board connector
JP5495200B2 (ja) 電線の圧着装置
US9941602B2 (en) Terminal capable of positively scraping off insulating coating of an electric wire
JP7074399B2 (ja) 端子圧着方法
JP4346421B2 (ja) 回路基板接続端子
WO2017068965A1 (ja) 端子付き電線の製造方法、圧着冶具、および端子付き電線
JP2003518900A (ja) 片面に金属層を有するフック整流子を製作する方法
JP2012155890A (ja) 端子付電線及び端子圧着装置
JP2018037137A (ja) アース用導電路及びアース用端子金具
JP2010135193A (ja) 端子用金属線材及び端子の製造方法
JP2007224968A (ja) 回転センサ付き軸受
JP2022093847A (ja) 圧着端子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6736395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250