JP2749272B2 - アントラサイクリノングリコシドの精製法 - Google Patents
アントラサイクリノングリコシドの精製法Info
- Publication number
- JP2749272B2 JP2749272B2 JP6296499A JP29649994A JP2749272B2 JP 2749272 B2 JP2749272 B2 JP 2749272B2 JP 6296499 A JP6296499 A JP 6296499A JP 29649994 A JP29649994 A JP 29649994A JP 2749272 B2 JP2749272 B2 JP 2749272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- product
- daunorubicin
- water
- eluate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/44—Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/20—Carbocyclic rings
- C07H15/24—Condensed ring systems having three or more rings
- C07H15/252—Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂上への選択的吸着に
よるアントラサイクリノングリコシドの精製法に関す
る。 【0002】 【従来の技術およびその問題点】前記グリコシドを実質
上純粋な形態で取得するのに使用するための高度に特異
的な方法を得る必要性は、発酵的製造法および合成的製
造法のいずれにおいても粗生成物中における有機および
無機不純物の量が特に高くそして平均12〜25%まで
達するという事実から主として生ずる。しかしながら、
塩素化された溶媒での粗生成物の抽出そして次に緩衝液
での洗浄を行なう従来既知の精製操作による方法では、
不純物%が相当低下しているにしてもなお4.5〜5.0
%の範囲にある最終生成物を生ずる。一方では一般的に
受容しうるものと考えられるが、前記の純度標準は配糖
体分子の取扱いおよび化学的試薬に対する特別な感受性
を考慮すると、実質上純粋な最終生成物の取得を可能に
する改良された精製法の研究における興味を刺激した。
抗腫瘍剤としてのアントラサイクリノングリコシドの臨
床的使用、そして薬用量および毒性という副次的問題を
考慮しつつ、一般的に毒性の高い不純物の最適な除去を
達成できることは本発明の明らかな有用性である。 【0003】 【課題を解決するための手段】不純物を最高2%の量で
含有する最終生成物の取得を可能にする本発明の方法は
粗生成物を酸性環境(pH3〜5)で種々のタイプの樹脂
上に吸着させそして次に水または水と極性溶媒との混合
物を用いて溶離する方法に実質的に基づいている。より
詳しくは、本発明方法は水溶性物質を溶解含有する弱酸
性水性媒体を顆粒またはビードのような粒子中に分散さ
れた樹脂上に吸着させる段階および第1の段階において
吸着された物質を脱着させる引続く段階を包含するもの
である。吸着する樹脂は、実質上一般的に好都合には樹
脂粒子を充填した塔またはカラムの形状をした適当な容
器中に含有されうる。粗生成物中に含有される不純物の
種類の如何により、最初の樹脂からの物質の脱着により
得られる溶出液は好都合には引続いて異なる型の樹脂上
に吸着され、そこから次に既知方法で溶離されうる。 【0004】本発明のクロマトグラフィ精製法において
は、重合体状且つイオン交換型またはカルボキシメチル
セルロース型の吸着樹脂が使用された。精製すべき粗生
成物に応じた種々の型の樹脂の使用における正しい選択
および適当な順序そして吸着期間中の弱い酸性環境によ
り、高純度の最終生成物の取得、塩素化有機溶媒使用の
排除および優れた精製収率が得られる。 【0005】 【実施例】以下の非限定的例により本発明方法を説明す
る。 参考例1 4−デメトキシダウノルビシンの精製 力価70.2%および不純物含量18%を有する精製状
態の4−デメトキシ−ダウノルビシン15.0gを0.5
%酢酸ナトリウム溶液3.6リットル中に溶解させる。
酢酸の添加によりpH4.7としたこの溶液を直径2.5cm
のカラム中のアンバーライト(AmberliteR)XAD2型
樹脂〔ローム・アンド・ハース社製品〕400ml上に吸
着させる。生成物を水100mlで洗いそして次に水/メ
タノール(5:1)(v/v)混合物を用いて溶離する。第
1番目の溶出液として、アグリコンおよび種々の不純物
を含有する溶液2000mlを集める。水/メタノール
(1:1)(v/v)混合物を用いて溶離を続けそして45
00mlのフラクションを集める。溶液状態において溶出
液は前記4−デメトキシ−ダウノルビシンを10%の不
純物と共に含有する。 【0006】この溶出液を塩酸の添加によりpH2.8と
なしそして次に真空下に濃縮して容量1500mlとな
す。濃縮された溶液に酢酸ナトリウムを添加することに
よりpH4.0となしそしてこの弱酸性溶液を直径2.5cm
のカラム中に含有されたCMセファロース(Sepharos
eR)C1 6B型樹脂〔ファルマシア社製品〕150ml
上に流量毎時150mlで吸着させる。吸着完結後、カラ
ムを初め水450mlでそして次に0.03%塩酸で溶離
する。不純物18%を含有する初めの溶出液800mlを
酢酸ナトリウムの添加によりpH4.7としそして第1番
目の精製段階のアンバーライトXAD2樹脂上に吸着さ
せるべき粗製4−デメトキシ−ダウノルビシンの溶液に
加えて再循環させる。純粋な4−デメトキシ−ダウノル
ビシンを含有する続く溶出液(3500ml)を容量50
mlとなるまで真空濃縮する。アセトン250mlを加え、
得られた沈殿を濾過し、アセトンで洗いそして乾燥す
る。出発粗生成物に基いて計算して52%の収率で4−
デメトキシ−ダウノルビシンが力価97%および不純物
含量3%以下で得られる。 【0007】実施例1 ダウノルビシンの精製 力価74.2%および不純物含量8.5%を有する塩素
化ダウノルビシン15.0gを水4500ml中に溶解
させる。酢酸ナトリウムの添加によりこの溶液をpH
5.0となしそして直径2.5cmのカラム中のS11
2カステル(Kastel)(登録商標)樹脂またはア
ンバーライトER 180(登録商標)型樹脂(ローム
・アンド・ハース社製品)400ml上に流量毎時60
0ml(1.5b.v.)で吸着させる。この生成物を
1%塩化ナトリウム溶液1000mlで洗いそして次に
水/エタノール(1:1)(v/v)混合物で溶離す
る。溶液中にアグリコンを含有する最初のフラクション
(400ml)を除去しそしで溶離を継続して純粋なダ
ウノルビシンを含有する溶出液260mlを集める。希
塩酸の添加によりpH2.5に調製し、アセトンを添加
しそして生成物を+50℃で6時間結晶化せしめる。生
成物を濾過し、アセトンで洗いそして12時間真空乾燥
する。出発粗生成物に基いて計算して収率80%でダウ
ノルビシンが得られる。HPLCにより測定して力価9
7%、不純物含量2.6%である。上記S112カステ
ル樹脂およびアンバーライトER180型樹脂はそれぞ
れ下記の組成・性質を有する樹脂である。 S112カステル樹脂: スチレンベースコポリマー吸着樹脂であって、 a)比表面積650m2/g(乾燥) b)約50オングストロンの平均孔サイズ c)約60%の気孔率および d)0.3〜1.2mmの粒子サイズ を有する。 アンバーライトER180型樹脂: 交換官能基としてスルホン酸基を持つスチレン/ジビニ
ルベンゼンコポリマーのゲルタイプマトリックスからな
る強酸性カチオン交換樹脂であって、 a)1.55cq.L(H+型)より高い総交換能 b)57〜61%(H+型)の水分保持能 c)320±10μmの平均粒子径および d)1.10より低い均等係数 を有する。 【0008】参考例2 4−デメトキシードキソルビシンの精製 不純物含量14%を有する4−デメトキシードキソルビ
シン10.4gを含有する水溶液2000mlを直径
2.5cmのカラム内に含有されるアンバーライトER
180(登録商標)型樹脂(ローム・アンド・ハース社
製品)50ml上に流量毎時250mlで吸着させる。
不純物の選択的吸着により部分的に精製された溶出液を
次にCMセファロースC16B型樹脂200ml上に吸
着させる。生成物をメタノール/水/濃塩酸(50:5
0:0.015)の混合物を用いて溶離し、アグリコン
および他の不純物を含有する最初のフラクション(約8
00cm)を捨てる。次に純粋な物質を含有する溶出液
2000mlを集め、そして60mlとなるまで真空濃
縮する。アセトン300mlを添加し、3時間撹拌す
る。沈殿を濾過し、アセトンで洗いそして乾燥する。不
純物含量3%の純粋な4−デメトキシードキソルビシン
6.5gが理論上の58.2%の収率で得られる。 【0009】参考例3 4′−デスオキシ−ドキソルビシンの精製 力価69.2%そして有機不純物含量12%ならびに鉱
物塩不純物12%を有する4′−デスオキシ−ドキソル
ビシン15.0gを水2000ml中に溶解しそしてCM
セファデックスC25型樹脂300ml上に流量毎時60
0mlで吸着させる。吸着が完了すると、溶液を0.03
%塩酸で溶離しそして4′−デスオキシ−ドキソルビシ
ンを含有するフラクション(6500ml)を得る。前記
溶出液を水酸化ナトリウム溶液の添加によりpH3.8と
なし、そしてこれをS 112カステル樹脂200ml上
に毎時400mlの流量で吸着させる。生成物を水600
mlで洗いそして次に塩酸の添加によりpH2.0に酸性化
したメタノールで溶離する。コア溶出液600mlを得、
これを真空濃縮して60mlとなす。撹拌しながら、この
濃縮した溶液をアセトン600ml中に徐々に加える。形
成された沈殿を濾過し、アセトンで洗いそして乾燥す
る。力価95.8%および不純物含量4.2%を有する
4′−デスオキシ−ドキソルビシンが理論上の61%の
収率で得られる。 【0010】参考例4 4′−エピ−ドキソルビシンの精製 力価75.9%および不純物含量15%を有する粗製
4′−エピ−ドキソルビシン15.0gを水4000ml
中に溶解させる。蟻酸ナトリウムの添加によりこの溶液
をpH4.8となしそして直径2.5cmのカラム内に含有さ
れるアンバーライトIRC型樹脂400ml上に毎時16
00ml(4b.v.)の流量で吸着させる。カラムを水8
00mlで洗いそして次にメタノール/水/濃塩酸(9
5:5:0.015)の混合物を用いて溶離する。まだ
10%の不純物を含有する4′−エピ−ドキソルビシン
を含有するコア溶出液4000mlおよび不純物含量の多
い後部溶出液1500mlを集める。 【0011】コア溶出液を1500mlまで濃縮し、蟻酸
ナトリウムの添加によりpH4.8となしそして直径2.5
cmのカラム内に含有されるカルボキシメチルセルロース
「ワスマン(WathmanR)」樹脂250ml上に毎時500
ml(2b.v.)の流量で吸着させる。吸着が完了すると、
生成物をエタノール/水/濃塩酸(99.3:0.7:
0.015)混合物で洗いそして次にエタノール/水/
濃塩酸(90:10:0.05)の混合物で溶離してコ
ア溶出液3200mlを集める。溶出液を60mlとなるま
で真空濃縮しそしてアセトン300mlの添加により生成
物を沈殿させる。力価91.2%および不純物含量3%
を有する4′−エピ−ドキソルビシン6.9gが得られ
る。収率55.3%。 【0012】参考例5 ドキソルビシンの精製 (a) ドキソルビシン70gを水28リットル中に溶解
させる。緩衝液の添加によりpH3.7〜4.5となしそし
てこの溶液を直径6cmを有するカラム内に含有されるS
112カステル樹脂2リットル上に吸着させる。生成
物を水35リットルおよびメタノール15リットルの混
合物で溶離する。溶出液(40リットル)を0.5リッ
トルとなるまで真空濃縮しそして5℃で3時間撹拌しな
がらエタノール 1リットルおよびアセトン4.5リット
ルの混合物を添加することにより生成物を結晶化させ
る。この生成物を濾過し、0.8リットルのアセトンで
洗いそして40℃で5時間真空乾燥する。1回精製され
たドキソルビシン(I)56.0gが得られる。 【0013】(b) 前記方法(a)で得られた1回精製ド
キソルビシン(I)80.0gを水24リットル中に溶
解させそして緩衝液の添加によりpH4.0となす。この
溶液を直径12cmを有しそしてカルボキシメチルセルロ
ースワスマン樹脂1.6リットルを含有するカラムに吸
着させる。カラム流出液を除去する。水3.2リットル
で洗ったのち、生成物を塩酸の添加によりpH2.5とな
した水55リットルを用いて溶離する。溶出液46リッ
トルを集めそして真空下に0.6リットルとなるまで濃
縮しそしてイソプロパノール/アセトン(1:3)混合
物の注意深い添加により生成物を結晶化させしめる。生
成物を濾過し、アセトン1リットルで洗いそして+40
℃で4時間乾燥する。力価98.5%および不純物含量
1.5%を有するドキソルビシン65gが得られる。
よるアントラサイクリノングリコシドの精製法に関す
る。 【0002】 【従来の技術およびその問題点】前記グリコシドを実質
上純粋な形態で取得するのに使用するための高度に特異
的な方法を得る必要性は、発酵的製造法および合成的製
造法のいずれにおいても粗生成物中における有機および
無機不純物の量が特に高くそして平均12〜25%まで
達するという事実から主として生ずる。しかしながら、
塩素化された溶媒での粗生成物の抽出そして次に緩衝液
での洗浄を行なう従来既知の精製操作による方法では、
不純物%が相当低下しているにしてもなお4.5〜5.0
%の範囲にある最終生成物を生ずる。一方では一般的に
受容しうるものと考えられるが、前記の純度標準は配糖
体分子の取扱いおよび化学的試薬に対する特別な感受性
を考慮すると、実質上純粋な最終生成物の取得を可能に
する改良された精製法の研究における興味を刺激した。
抗腫瘍剤としてのアントラサイクリノングリコシドの臨
床的使用、そして薬用量および毒性という副次的問題を
考慮しつつ、一般的に毒性の高い不純物の最適な除去を
達成できることは本発明の明らかな有用性である。 【0003】 【課題を解決するための手段】不純物を最高2%の量で
含有する最終生成物の取得を可能にする本発明の方法は
粗生成物を酸性環境(pH3〜5)で種々のタイプの樹脂
上に吸着させそして次に水または水と極性溶媒との混合
物を用いて溶離する方法に実質的に基づいている。より
詳しくは、本発明方法は水溶性物質を溶解含有する弱酸
性水性媒体を顆粒またはビードのような粒子中に分散さ
れた樹脂上に吸着させる段階および第1の段階において
吸着された物質を脱着させる引続く段階を包含するもの
である。吸着する樹脂は、実質上一般的に好都合には樹
脂粒子を充填した塔またはカラムの形状をした適当な容
器中に含有されうる。粗生成物中に含有される不純物の
種類の如何により、最初の樹脂からの物質の脱着により
得られる溶出液は好都合には引続いて異なる型の樹脂上
に吸着され、そこから次に既知方法で溶離されうる。 【0004】本発明のクロマトグラフィ精製法において
は、重合体状且つイオン交換型またはカルボキシメチル
セルロース型の吸着樹脂が使用された。精製すべき粗生
成物に応じた種々の型の樹脂の使用における正しい選択
および適当な順序そして吸着期間中の弱い酸性環境によ
り、高純度の最終生成物の取得、塩素化有機溶媒使用の
排除および優れた精製収率が得られる。 【0005】 【実施例】以下の非限定的例により本発明方法を説明す
る。 参考例1 4−デメトキシダウノルビシンの精製 力価70.2%および不純物含量18%を有する精製状
態の4−デメトキシ−ダウノルビシン15.0gを0.5
%酢酸ナトリウム溶液3.6リットル中に溶解させる。
酢酸の添加によりpH4.7としたこの溶液を直径2.5cm
のカラム中のアンバーライト(AmberliteR)XAD2型
樹脂〔ローム・アンド・ハース社製品〕400ml上に吸
着させる。生成物を水100mlで洗いそして次に水/メ
タノール(5:1)(v/v)混合物を用いて溶離する。第
1番目の溶出液として、アグリコンおよび種々の不純物
を含有する溶液2000mlを集める。水/メタノール
(1:1)(v/v)混合物を用いて溶離を続けそして45
00mlのフラクションを集める。溶液状態において溶出
液は前記4−デメトキシ−ダウノルビシンを10%の不
純物と共に含有する。 【0006】この溶出液を塩酸の添加によりpH2.8と
なしそして次に真空下に濃縮して容量1500mlとな
す。濃縮された溶液に酢酸ナトリウムを添加することに
よりpH4.0となしそしてこの弱酸性溶液を直径2.5cm
のカラム中に含有されたCMセファロース(Sepharos
eR)C1 6B型樹脂〔ファルマシア社製品〕150ml
上に流量毎時150mlで吸着させる。吸着完結後、カラ
ムを初め水450mlでそして次に0.03%塩酸で溶離
する。不純物18%を含有する初めの溶出液800mlを
酢酸ナトリウムの添加によりpH4.7としそして第1番
目の精製段階のアンバーライトXAD2樹脂上に吸着さ
せるべき粗製4−デメトキシ−ダウノルビシンの溶液に
加えて再循環させる。純粋な4−デメトキシ−ダウノル
ビシンを含有する続く溶出液(3500ml)を容量50
mlとなるまで真空濃縮する。アセトン250mlを加え、
得られた沈殿を濾過し、アセトンで洗いそして乾燥す
る。出発粗生成物に基いて計算して52%の収率で4−
デメトキシ−ダウノルビシンが力価97%および不純物
含量3%以下で得られる。 【0007】実施例1 ダウノルビシンの精製 力価74.2%および不純物含量8.5%を有する塩素
化ダウノルビシン15.0gを水4500ml中に溶解
させる。酢酸ナトリウムの添加によりこの溶液をpH
5.0となしそして直径2.5cmのカラム中のS11
2カステル(Kastel)(登録商標)樹脂またはア
ンバーライトER 180(登録商標)型樹脂(ローム
・アンド・ハース社製品)400ml上に流量毎時60
0ml(1.5b.v.)で吸着させる。この生成物を
1%塩化ナトリウム溶液1000mlで洗いそして次に
水/エタノール(1:1)(v/v)混合物で溶離す
る。溶液中にアグリコンを含有する最初のフラクション
(400ml)を除去しそしで溶離を継続して純粋なダ
ウノルビシンを含有する溶出液260mlを集める。希
塩酸の添加によりpH2.5に調製し、アセトンを添加
しそして生成物を+50℃で6時間結晶化せしめる。生
成物を濾過し、アセトンで洗いそして12時間真空乾燥
する。出発粗生成物に基いて計算して収率80%でダウ
ノルビシンが得られる。HPLCにより測定して力価9
7%、不純物含量2.6%である。上記S112カステ
ル樹脂およびアンバーライトER180型樹脂はそれぞ
れ下記の組成・性質を有する樹脂である。 S112カステル樹脂: スチレンベースコポリマー吸着樹脂であって、 a)比表面積650m2/g(乾燥) b)約50オングストロンの平均孔サイズ c)約60%の気孔率および d)0.3〜1.2mmの粒子サイズ を有する。 アンバーライトER180型樹脂: 交換官能基としてスルホン酸基を持つスチレン/ジビニ
ルベンゼンコポリマーのゲルタイプマトリックスからな
る強酸性カチオン交換樹脂であって、 a)1.55cq.L(H+型)より高い総交換能 b)57〜61%(H+型)の水分保持能 c)320±10μmの平均粒子径および d)1.10より低い均等係数 を有する。 【0008】参考例2 4−デメトキシードキソルビシンの精製 不純物含量14%を有する4−デメトキシードキソルビ
シン10.4gを含有する水溶液2000mlを直径
2.5cmのカラム内に含有されるアンバーライトER
180(登録商標)型樹脂(ローム・アンド・ハース社
製品)50ml上に流量毎時250mlで吸着させる。
不純物の選択的吸着により部分的に精製された溶出液を
次にCMセファロースC16B型樹脂200ml上に吸
着させる。生成物をメタノール/水/濃塩酸(50:5
0:0.015)の混合物を用いて溶離し、アグリコン
および他の不純物を含有する最初のフラクション(約8
00cm)を捨てる。次に純粋な物質を含有する溶出液
2000mlを集め、そして60mlとなるまで真空濃
縮する。アセトン300mlを添加し、3時間撹拌す
る。沈殿を濾過し、アセトンで洗いそして乾燥する。不
純物含量3%の純粋な4−デメトキシードキソルビシン
6.5gが理論上の58.2%の収率で得られる。 【0009】参考例3 4′−デスオキシ−ドキソルビシンの精製 力価69.2%そして有機不純物含量12%ならびに鉱
物塩不純物12%を有する4′−デスオキシ−ドキソル
ビシン15.0gを水2000ml中に溶解しそしてCM
セファデックスC25型樹脂300ml上に流量毎時60
0mlで吸着させる。吸着が完了すると、溶液を0.03
%塩酸で溶離しそして4′−デスオキシ−ドキソルビシ
ンを含有するフラクション(6500ml)を得る。前記
溶出液を水酸化ナトリウム溶液の添加によりpH3.8と
なし、そしてこれをS 112カステル樹脂200ml上
に毎時400mlの流量で吸着させる。生成物を水600
mlで洗いそして次に塩酸の添加によりpH2.0に酸性化
したメタノールで溶離する。コア溶出液600mlを得、
これを真空濃縮して60mlとなす。撹拌しながら、この
濃縮した溶液をアセトン600ml中に徐々に加える。形
成された沈殿を濾過し、アセトンで洗いそして乾燥す
る。力価95.8%および不純物含量4.2%を有する
4′−デスオキシ−ドキソルビシンが理論上の61%の
収率で得られる。 【0010】参考例4 4′−エピ−ドキソルビシンの精製 力価75.9%および不純物含量15%を有する粗製
4′−エピ−ドキソルビシン15.0gを水4000ml
中に溶解させる。蟻酸ナトリウムの添加によりこの溶液
をpH4.8となしそして直径2.5cmのカラム内に含有さ
れるアンバーライトIRC型樹脂400ml上に毎時16
00ml(4b.v.)の流量で吸着させる。カラムを水8
00mlで洗いそして次にメタノール/水/濃塩酸(9
5:5:0.015)の混合物を用いて溶離する。まだ
10%の不純物を含有する4′−エピ−ドキソルビシン
を含有するコア溶出液4000mlおよび不純物含量の多
い後部溶出液1500mlを集める。 【0011】コア溶出液を1500mlまで濃縮し、蟻酸
ナトリウムの添加によりpH4.8となしそして直径2.5
cmのカラム内に含有されるカルボキシメチルセルロース
「ワスマン(WathmanR)」樹脂250ml上に毎時500
ml(2b.v.)の流量で吸着させる。吸着が完了すると、
生成物をエタノール/水/濃塩酸(99.3:0.7:
0.015)混合物で洗いそして次にエタノール/水/
濃塩酸(90:10:0.05)の混合物で溶離してコ
ア溶出液3200mlを集める。溶出液を60mlとなるま
で真空濃縮しそしてアセトン300mlの添加により生成
物を沈殿させる。力価91.2%および不純物含量3%
を有する4′−エピ−ドキソルビシン6.9gが得られ
る。収率55.3%。 【0012】参考例5 ドキソルビシンの精製 (a) ドキソルビシン70gを水28リットル中に溶解
させる。緩衝液の添加によりpH3.7〜4.5となしそし
てこの溶液を直径6cmを有するカラム内に含有されるS
112カステル樹脂2リットル上に吸着させる。生成
物を水35リットルおよびメタノール15リットルの混
合物で溶離する。溶出液(40リットル)を0.5リッ
トルとなるまで真空濃縮しそして5℃で3時間撹拌しな
がらエタノール 1リットルおよびアセトン4.5リット
ルの混合物を添加することにより生成物を結晶化させ
る。この生成物を濾過し、0.8リットルのアセトンで
洗いそして40℃で5時間真空乾燥する。1回精製され
たドキソルビシン(I)56.0gが得られる。 【0013】(b) 前記方法(a)で得られた1回精製ド
キソルビシン(I)80.0gを水24リットル中に溶
解させそして緩衝液の添加によりpH4.0となす。この
溶液を直径12cmを有しそしてカルボキシメチルセルロ
ースワスマン樹脂1.6リットルを含有するカラムに吸
着させる。カラム流出液を除去する。水3.2リットル
で洗ったのち、生成物を塩酸の添加によりpH2.5とな
した水55リットルを用いて溶離する。溶出液46リッ
トルを集めそして真空下に0.6リットルとなるまで濃
縮しそしてイソプロパノール/アセトン(1:3)混合
物の注意深い添加により生成物を結晶化させしめる。生
成物を濾過し、アセトン1リットルで洗いそして+40
℃で4時間乾燥する。力価98.5%および不純物含量
1.5%を有するドキソルビシン65gが得られる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.力価74.2%および不純物含量8.5%を有する
精製状態の発酵法または合成法により得られた粗ダウノ
ルビシンを精製するにあたり、上記粗精製物0.3%を
含むpH5の水溶液をスチレンベースコポリマー吸着樹
脂もしくは強酸性カチオン交換樹脂{該樹脂のダウノル
ビシンに対する比は26:1(v/w)である}に吸着
させ、この生成物を水/エタノール(1:1)(v/
v)混合物で溶離し、溶離液から所望の生成物を単離
し、力価97%、不純物含量2.6%のダウノルビシン
を得る方法であって、上記スチレンベースコポリマー吸
着樹脂は、 a)比表面積650m2/g(乾燥) b)約50オングストロンの平均孔サイズ c)約60%の気孔率および d)0.3〜1.2mmの粒子サイズ を有する樹脂であり、上記強酸性カチオン交換樹脂は、
交換官能基としてスルホン酸基を持つスチレン/ジビニ
ルベンゼンコポリマーのゲルタイプマトリックスであ
り、 a)1.55cq.L(H+型)より高い総交換能 b)57〜61%(H+型)の水分保持能 c)320±10μmの平均粒子径および d)1.10より低い均等係数 を有する樹脂である方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT24939/82A IT1155446B (it) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | Procedimento per la purificazione di glucosidi antraciclinonici mediante adsobimento selettivo su resine |
IT24939A/82 | 1982-12-23 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58241118A Division JPS59118797A (ja) | 1982-12-23 | 1983-12-22 | アントラサイクリノングリコシドの精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07252291A JPH07252291A (ja) | 1995-10-03 |
JP2749272B2 true JP2749272B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11215200
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58241118A Granted JPS59118797A (ja) | 1982-12-23 | 1983-12-22 | アントラサイクリノングリコシドの精製法 |
JP6296499A Expired - Lifetime JP2749272B2 (ja) | 1982-12-23 | 1994-11-30 | アントラサイクリノングリコシドの精製法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58241118A Granted JPS59118797A (ja) | 1982-12-23 | 1983-12-22 | アントラサイクリノングリコシドの精製法 |
Country Status (30)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4861870A (ja) |
JP (2) | JPS59118797A (ja) |
KR (1) | KR900008743B1 (ja) |
AT (1) | AT383601B (ja) |
AU (1) | AU570935B2 (ja) |
BE (1) | BE898506A (ja) |
CA (1) | CA1204738A (ja) |
CH (1) | CH657623A5 (ja) |
CS (1) | CS258114B2 (ja) |
DE (1) | DE3345445C2 (ja) |
DK (1) | DK594083A (ja) |
ES (1) | ES8504758A1 (ja) |
FI (1) | FI834650A (ja) |
FR (1) | FR2538394B1 (ja) |
GB (1) | GB2133005B (ja) |
GR (1) | GR79135B (ja) |
HK (1) | HK74887A (ja) |
HU (1) | HU197917B (ja) |
IE (1) | IE56678B1 (ja) |
IL (1) | IL70500A (ja) |
IT (1) | IT1155446B (ja) |
NL (1) | NL193108C (ja) |
NO (1) | NO834765L (ja) |
NZ (1) | NZ206605A (ja) |
PT (1) | PT77883B (ja) |
SE (1) | SE8307134L (ja) |
SG (1) | SG34587G (ja) |
SU (6) | SU1440350A3 (ja) |
YU (1) | YU247183A (ja) |
ZA (1) | ZA839564B (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5124317A (en) | 1985-08-02 | 1992-06-23 | Farmitalia Carlo Erba S.P.A. | Injectable ready-to-use solutions containing an antitumor anthracycline glycoside |
US5977082A (en) * | 1985-08-02 | 1999-11-02 | Pharmacia & Upjohn Company | Injectable ready-to-use solutions containing an antitumor anthracycline glycoside |
DK356087A (da) * | 1987-07-09 | 1989-01-10 | Biogal Gyogyszergyar | Fremgangsmaade til isolering af et antibiotikum |
US5188945A (en) * | 1991-09-09 | 1993-02-23 | American Cyanamid Company | Recovery process for antibiotics ll-e19020 alpha and beta |
US5437861A (en) * | 1993-03-16 | 1995-08-01 | Applied Immune Sciences, Inc. | Removal of selected factors from whole blood or its components; and prevention and treatment of septic shock syndrome |
DE19521419C2 (de) * | 1995-06-14 | 1997-11-27 | Plasma Applikation Mbh Ges | Verdampfereinheit zur Verdampfung von Materialien im elektrischen Vakuumbogen |
DE69810796T2 (de) | 1997-08-28 | 2003-05-22 | Mercian Corp., Tokio/Tokyo | Verfahren zur reinigung von daunomycin |
JP3900243B2 (ja) * | 1997-12-05 | 2007-04-04 | メルシャン株式会社 | 結晶質アントラサイクリン抗生物質およびその製造方法 |
KR100274787B1 (ko) * | 1998-05-08 | 2003-10-22 | 보령제약 주식회사 | 독소루비신및이의염산염의제조정제방법 |
ES2235518T3 (es) | 1998-10-16 | 2005-07-01 | Mercian Corporation | Cristalizacion de hidrocloruro de doxorubicina. |
KR100351718B1 (ko) * | 1999-11-02 | 2002-09-11 | 보령제약 주식회사 | 4'-에피-독소루비신의 정제방법 |
US20090099346A1 (en) * | 2003-07-02 | 2009-04-16 | Victor Matvienko | Thermally stable crystalline epirubicin hydrochloride |
WO2005004805A2 (en) | 2003-07-02 | 2005-01-20 | Solux Corporation | Thermally stable crystalline epirubicin hydrochloride and method of making the same |
TW200510719A (en) * | 2003-08-06 | 2005-03-16 | Pharmacia Italia Spa | Method for detecting contaminants in pharmaceutical products |
US7388083B2 (en) * | 2005-03-07 | 2008-06-17 | Solux Corporation | Epimerization of 4′-C bond and modification of 14-CH3-(CO)-fragment in anthracyclin antibiotics |
EP1976858B1 (en) * | 2005-12-13 | 2016-01-06 | Solux Corporation | Method for preparing 4-demethyldaunorubicin |
US8802830B2 (en) * | 2005-12-20 | 2014-08-12 | Solux Corporation | Synthesis of epirubicin from 13-dihydrodaunorubicine |
US8357785B2 (en) * | 2008-01-08 | 2013-01-22 | Solux Corporation | Method of aralkylation of 4′-hydroxyl group of anthracylins |
US8173621B2 (en) | 2008-06-11 | 2012-05-08 | Gilead Pharmasset Llc | Nucleoside cyclicphosphates |
SG172363A1 (en) | 2008-12-23 | 2011-07-28 | Pharmasset Inc | Synthesis of purine nucleosides |
CL2009002207A1 (es) | 2008-12-23 | 2011-02-18 | Gilead Pharmasset Llc | Compuestos derivados de 3-hidroxi-5-(9h-purin-9-il)tetrahidrofuran-2-il, inhibidor de la replicacion de arn viral dependiente de arn; composicion farmaceutica; uso para el tratamiento de hepatitis c. |
WO2010075517A2 (en) | 2008-12-23 | 2010-07-01 | Pharmasset, Inc. | Nucleoside analogs |
PL2301943T3 (pl) | 2009-09-08 | 2014-06-30 | Heraeus Precious Metals Gmbh | Krystalizacja epidaunorubicyny x HCI |
AP3515A (en) | 2010-03-31 | 2016-01-11 | Gilead Pharmasset Llc | Nucleoside phosphoramidates |
CN102120750B (zh) * | 2011-01-30 | 2013-04-03 | 山东新时代药业有限公司 | 一种盐酸表柔比星的纯化方法 |
DE102011103751A1 (de) | 2011-05-31 | 2012-12-06 | Heraeus Precious Metals Gmbh & Co. Kg | Kristallisierung von Epirubicinhydrochlorid |
CN103087124B (zh) * | 2012-11-21 | 2016-01-13 | 浙江海正药业股份有限公司 | 一种制备阿霉素的方法 |
EP2778171A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-17 | Synbias Pharma Ltd. | Crystalline monohydrate of epirubicin hydrochloride |
CN108350015A (zh) * | 2015-11-05 | 2018-07-31 | 浙江海正药业股份有限公司 | 一种表柔比星或其盐酸盐的分离纯化方法 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE639897A (ja) * | ||||
US2827417A (en) * | 1954-09-03 | 1958-03-18 | Pfizer & Co C | Ion exchange purification of basic antibiotics |
US2960437A (en) * | 1954-09-03 | 1960-11-15 | Pfizer & Co C | Ion exchange purification of basic antibiotics |
US2793978A (en) * | 1955-06-27 | 1957-05-28 | Olin Mathieson | Ion exchange purification of neomycin |
US3221008A (en) * | 1962-01-30 | 1965-11-30 | Merck & Co Inc | Ion exchange process for the recovery of ionic organic substances |
FR1533151A (fr) * | 1962-05-18 | 1968-07-19 | Rhone Poulenc Sa | Nouvel antibiotique et sa préparation |
FR1527892A (fr) * | 1967-03-15 | 1968-06-07 | Rhone Poulenc Sa | Nouveau procédé de préparation de l'antibiotique 13057 r.p. |
FR1593235A (ja) * | 1968-11-18 | 1970-05-25 | ||
JPS4944347A (ja) * | 1972-09-01 | 1974-04-26 | ||
US3882195A (en) * | 1973-05-16 | 1975-05-06 | Air Prod & Chem | Pre-emulsification-delayed initiation suspension pearl polymerization process |
JPS5134915B2 (ja) * | 1974-07-27 | 1976-09-29 | ||
AU519670B2 (en) * | 1975-01-22 | 1981-12-17 | Farmitalia Carlo Erba S.R.L. | Optically active daunosaminyl derivatives of anthracyclin- /nes |
NL7602342A (nl) * | 1975-03-13 | 1976-09-15 | Rhone Poulenc Ind | Naftaceenderivaat met antibiotische activiteit. |
US4029548A (en) * | 1976-05-07 | 1977-06-14 | The Upjohn Company | Process for producing antibiotics U-50,147 and U-51,738 |
IT1098212B (it) * | 1978-05-09 | 1985-09-07 | Farmaceutici Italia | Antracioline antitumorali sostituite |
JPS5543012A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-26 | Sanraku Inc | Novel anthracycline derivatine and its preparation |
JPS6023679B2 (ja) * | 1979-07-13 | 1985-06-08 | メルシャン株式会社 | ロドマイシン群抗生物質とその製造法 |
JPS5750994A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-25 | Microbial Chem Res Found | Novel antibiotic mf266 substance and its preparation |
JPS57159496A (en) * | 1981-03-28 | 1982-10-01 | Sanraku Inc | Preparation of adriamycin |
IT1210476B (it) * | 1981-05-28 | 1989-09-14 | Erba Farmitalia | Antracicline. |
-
1982
- 1982-12-23 IT IT24939/82A patent/IT1155446B/it active
-
1983
- 1983-12-15 AU AU22455/83A patent/AU570935B2/en not_active Expired
- 1983-12-15 NL NL8304327A patent/NL193108C/nl not_active IP Right Cessation
- 1983-12-15 DE DE3345445A patent/DE3345445C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1983-12-16 SU SU833674607A patent/SU1440350A3/ru active
- 1983-12-16 CA CA000443557A patent/CA1204738A/en not_active Expired
- 1983-12-16 NZ NZ206605A patent/NZ206605A/en unknown
- 1983-12-16 AT AT0440083A patent/AT383601B/de not_active IP Right Cessation
- 1983-12-16 FI FI834650A patent/FI834650A/fi not_active Application Discontinuation
- 1983-12-16 GB GB08333511A patent/GB2133005B/en not_active Expired
- 1983-12-20 ES ES528226A patent/ES8504758A1/es not_active Expired
- 1983-12-20 YU YU02471/83A patent/YU247183A/xx unknown
- 1983-12-20 CH CH6767/83A patent/CH657623A5/it not_active IP Right Cessation
- 1983-12-20 BE BE0/212079A patent/BE898506A/fr not_active IP Right Cessation
- 1983-12-20 FR FR8320378A patent/FR2538394B1/fr not_active Expired
- 1983-12-20 IL IL70500A patent/IL70500A/xx not_active IP Right Cessation
- 1983-12-20 GR GR73292A patent/GR79135B/el unknown
- 1983-12-22 CS CS839802A patent/CS258114B2/cs unknown
- 1983-12-22 PT PT77883A patent/PT77883B/pt unknown
- 1983-12-22 DK DK594083A patent/DK594083A/da not_active Application Discontinuation
- 1983-12-22 KR KR1019830006090A patent/KR900008743B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1983-12-22 SE SE8307134A patent/SE8307134L/xx not_active Application Discontinuation
- 1983-12-22 ZA ZA839564A patent/ZA839564B/xx unknown
- 1983-12-22 NO NO834765A patent/NO834765L/no unknown
- 1983-12-22 HU HU834427A patent/HU197917B/hu unknown
- 1983-12-22 JP JP58241118A patent/JPS59118797A/ja active Granted
- 1983-12-23 IE IE3060/83A patent/IE56678B1/en not_active IP Right Cessation
-
1987
- 1987-01-14 SU SU874028799A patent/SU1450747A3/ru active
- 1987-01-14 SU SU874028798A patent/SU1447287A3/ru active
- 1987-01-20 SU SU874028823A patent/SU1450748A3/ru active
- 1987-01-20 SU SU874028832A patent/SU1470197A3/ru active
- 1987-01-23 SU SU874028858A patent/SU1575943A3/ru active
- 1987-02-02 US US07/009,550 patent/US4861870A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-14 SG SG345/87A patent/SG34587G/en unknown
- 1987-10-15 HK HK748/87A patent/HK74887A/xx not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6296499A patent/JP2749272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2749272B2 (ja) | アントラサイクリノングリコシドの精製法 | |
US6649755B1 (en) | Process for preparing acarbose with high purity | |
KR920000102B1 (ko) | 안트라시클리논 글리코시드의 정제방법 | |
US6734300B2 (en) | Acarbose purification process | |
Chaiet et al. | Phosphonomycin: Isolation from fermentation sources | |
US20020111320A1 (en) | Method for purification of acarbose | |
JP3382297B2 (ja) | 高純度デフェロキサミン塩の製造法 | |
US20020183262A1 (en) | Method for purification of acarbose | |
JP2000351791A (ja) | ドキソルビシンの精製方法 | |
US2626888A (en) | Vitamin b12-active substance elution from monmorillonite absorbents | |
US2996430A (en) | Synthetic ion exchange resin recovery of vitamin b12 values | |
RU2047620C1 (ru) | Способ очистки флавинадениндинуклеотида | |
JPS628118B2 (ja) | ||
US2643210A (en) | Vitamin b12-active substance elution from montmorillonite absorbent | |
KR100351718B1 (ko) | 4'-에피-독소루비신의 정제방법 | |
JPH10225299A (ja) | バンコマイシンの製造方法 | |
JPS6257637B2 (ja) | ||
WO1998026085A1 (fr) | Procedes de fabrication de vancomycine | |
JPS61215330A (ja) | セラペプタ−ゼの精製法 | |
JPH0737434B2 (ja) | 7−ジメチルアミノ−6−デメチル−6−デオキシテトラサイクリンの採取法 | |
HU190420B (en) | Process for the separation of aminoglycoside-antibiotics from fermentation solutions | |
JPH0283394A (ja) | S−アデノシル−l−ホモシステインの精製法 | |
JPS5896089A (ja) | 抗生物質ネオスラマイシンの精製法 | |
JPS59144799A (ja) | コエンザイムaの精製方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |