JP2578841B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2578841B2
JP2578841B2 JP62286084A JP28608487A JP2578841B2 JP 2578841 B2 JP2578841 B2 JP 2578841B2 JP 62286084 A JP62286084 A JP 62286084A JP 28608487 A JP28608487 A JP 28608487A JP 2578841 B2 JP2578841 B2 JP 2578841B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
discharge
image forming
temperature
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62286084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01128073A (ja
Inventor
廣明 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP62286084A priority Critical patent/JP2578841B2/ja
Priority to EP19880118847 priority patent/EP0316010B1/en
Priority to DE19883850633 priority patent/DE3850633T2/de
Priority to FR8814778A priority patent/FR2623305B1/fr
Publication of JPH01128073A publication Critical patent/JPH01128073A/ja
Priority to US07/829,573 priority patent/US5307132A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2578841B2 publication Critical patent/JP2578841B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0258Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices provided with means for the maintenance of the charging apparatus, e.g. cleaning devices, ozone removing devices G03G15/0225, G03G15/0291 takes precedence
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機等の如く、コロナ放電装置
を使用する電子写真プロセスによって記録シート上にト
ナー像を形成する画像形成部と、該記録シート上のトナ
ー像を定着する定着部とを備えた画像形成装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
上記型式の画像形成装置に使用されるコロナ放電装置
としては、一般的には、コロトロンと称される型式のも
の、およびスコロトロンと称される型式のものがある。
コロトロンと称されるものは、導体で形成されたシール
ド板を放電線の囲りに配し、放電線としては、50〜100
μmφの導体細線を使用し、この放電線に高電圧を印加
することによりコロナ放電を発生させ、その電離イオン
により、対象物を帯電もしくは除電するものである。ま
た、スコロトロンと称されるものは、上記のようなコロ
ナ放電装置における放電線と被帯電物または被除電物と
の間にグリット線を配置したものである。
このようなコロナ放電装置においては、コロナ放電線
は、放電による集塵効果のために、放電線自体の汚れを
発生させ、これが放電特性を劣化させ、帯電・除電特性
にムラを生じたり、異常放電により、被帯電・除電物に
損傷を与えたりしていた。コロナ放電装置の寿命はこの
コロナ放電線の汚れに大きく依存しているため、これま
で汚れ防止策として各種の検討がなされてきた。
まず、コロナ放電装置を密閉状態にすることが考えら
れるが、密閉系ではコロナ放電により電離される分子の
供給がなくなるために、放電効率が低下し、放電特性を
悪化させることが分った。また実用的には密閉系を形成
するのは難しく、例えば被帯電物とシールド板とのギャ
ップを極力狭くすることは可能であるが、塞ぐことはで
きず、このためコロナ放電によって生ずるコロナ風が、
ギャップを通じて排出され、帯電器内は負圧になるため
に、空気の流入が生じ、これに汚れ分子が混入して放電
線は汚れることになる。このように、密閉系では上記の
コロナ放電装置における問題は解決できないことが分っ
た。次に帯電器内に気流を送り込む方法がある。気流は
予め防塵フィルター,静電フィルター等を介して汚れ分
子を除去することが前提である。この方法は、放電効率
を高く維持できることや、帯電器内の気流を一方向にで
きることなど有効であり、これまでに多くの機種におい
て用いられてきた。しかしながら、放電線に付着する汚
れ分子もしくは物質を、塵埃,現像装置に用いられてい
る現像剤、記録シートから生ずる紙粉,煙草の煙分子、
定着装置で用いられているシリコンオイルの蒸気、また
装置に用いられているシリコンゴム材質から発生するシ
リコンガスなどであるために、フィルターでこれらを除
去するには限度がある。そのため、フィルターを厚くし
たり、フィルターの密度を高くしたりすると、送風する
ためのファンに負担がかかる。またフィルターの目づま
りなど寿命の問題もある。このように放電線の汚れ防止
策は困難を極めていた。従って、放電線が多少汚れても
見かけ上の帯電特性を劣化させないための手段が考えら
れている。まず放電々流を大きくすることがある。これ
により放電線と感光体間を遠ざけることができるのでム
ラを低減できる。またグリッドを密にしたり、メッシュ
状にしたりグリッドにコロナ電流を多量に流したりして
ムラを低減することもできる。また、放電線もしくはシ
ールド板に交流電界を印加してムラを低減する方法も提
案されている。しかし、電流を大きくすると、異常放
電,リークの危険があり、またオゾン,窒素酸化物の増
大、高圧を印加するための高圧電源の大型化という問題
が生ずる。また電流を大きくとるために、集塵効果が増
大し、放電線,シールド板を汚しやすくする弊害があ
る。交流電界を印加する場合には、装置の複雑化を生ず
ることになる。
次に放電線の寿命を延ばす方法として、放電線清掃具
を設けて手動もしくは自動で清掃することも実用化され
ているが、前述のように現像剤,煙分子,シリコンガス
等の付着による汚れは、コロナ放電の電離エネルギーに
より、コロナ線表面に酸化された状態で固着するため
に、これを清掃具で除去するのは容易ではない。
さらに放電線を自動的に繰り出して、汚れた放電線と
交換する方法も提案されているが、装置の大型化,高コ
スト化につながる。これらとは別に、装置の機内排気が
従来より行なわれてきた。その目的は、機内昇温対策で
あり、またコロナ放電生成物(オゾン,窒素酸化物等)
の排気である。昇温対策としては、例えば定着装置の近
傍に排熱(排気)ファンを設け、機内温度を測定するこ
とにより、もしくは複写動作に同期させて、ファンのON
−OFFを行なう方法がとられていた。従って機内が低温
状態ならば定着器が加熱されていても排熱(排気)され
ることはなかった。放電線汚れの物質の中で、特に放電
ムラ或いは異常放電を引き起こしやすいのは、放電線付
着物の分析より酸化ケイ素(SiO2)であることが分っ
た。また定着装置のローラ材質であるシリコンゴム、離
型剤として使用されているジメチルシロキサン(Siオイ
ル)を含んだウェッブクリーナ等は加熱によりSiオイル
を蒸発させ、これが放電線に付着し、コロナ放電エネル
ギーにより酸化し、SiO2になることが分った。
従って従来の排熱処理だけではSiオイルを除去するこ
とはできなかった。次にコロナ生成物の排気は主に放電
装置の近傍の排気を行なうもので、その目的は感光体の
劣化防止、および放電装置へのコロナ生成物の付着防
止、排気ガスはオゾンフィルタ介して機外に除去されて
いた。これもSiオイルの蒸気を除去することには至って
いない。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
上述のように放電線汚れ防止策は従来例では不完全で
あり、かつ装置の大型化,コスト高を生じた。また機内
排気手段は排熱、およびコロナ生成物の除去を目的とし
ており、放電線汚れ防止策には至っていなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はコロナ放電線への付着物の中で、特に放電ム
ラ,異常放電の発生を起こすものがシリコン酸化物であ
ること,その発生源がシリコンオイルであること,およ
びシリコンオイルが加熱されることにより蒸気となり、
放電線に付着し、コロナ放電にて、シリコン酸化物に変
成することに着目し、定着装置の加熱状態に応じて、定
着装置と放電装置の間に設けた排気手段を作動させ、且
つ定着装置と放電装置との間を実質的に空気の流通を遮
断することによりシリコンオイル蒸気が放電装置に至ら
ないようにすることによって、放電線汚れを防止したも
のである。
すなわち、本発明による画像形成装置は、記録材上に
未定着画像を形成する像形成手段と、この像形成手段に
より形成された未定着画像を記録材上に加熱定着する定
着部材と、前記定着部材に離型性オイルを塗布するオイ
ル塗布手段と、前記定着部材の周囲の空気を排出する排
気手段と、を有する画像形成装置において、前記排気手
段より前記像形成手段側に設けられた空気の流通を遮断
する隔離部材と、前記定着部材の温度を検知する温度検
知手段と、この温度検知手段からの検知温度とオイルの
蒸発特性により設定される所定温度との比較に基づき前
記排気手段の駆動を制御する制御手段と、を有すること
を特徴とする。
〔実 施 例〕
以下に、図示の実施例について本発明を詳細に説明す
る。
第1図,第2図は本発明に係る画像形成装置の一実施
例を示す図で、図中、1は感光体ドラム、2は一次帯電
器、3は原稿台ガラス、4は照明装置、5,6はミラー、
7はレンズ、8は防塵ガラス、9は現像器、10は転写帯
電器、11は分離帯電器、12は搬送ベルト、13は定着装
置、14はクリーニング装置を示す。
上記の画像形成装置において、感光体ドラム1は矢印
で示す方向に回転され、一次帯電器2によって均一に帯
電される。原稿台ガラス3上の原稿は、照明装置4によ
り照明され、ミラー5,6、レンズ7、防塵ガラス8を介
して感光体1上に結像され、感光体ドラム1上に静電潜
像が形成される。現像器9は潜像をトナーにより顕画化
し、このトナー像は転写帯電器10により記録シート上に
転写される。記録シートは分離帯電器11により感光体ド
ラム1から剥離され、搬送ベルト12に重なって、定着装
置13に運ばれる。これにより記録シート上のトナー像は
定着される。感光体ドラム1はクリーニング装置14を通
過し、再び同じ工程に入る。
上記の装置において、定着装置13は、上ローラ15、下
ローラ16のローラ対よりなる。上ローラ15は円筒状の金
属(例えばアルミニウム)にテフロンコートしたローラ
であり、その内部にはヒータ17を有する定着ローラであ
る。下ローラ16は芯金にシリコンゴム層を設けた加圧ロ
ーラである。定着ローラ15のクリーニングをするため
に、ウエブクリーナ18が設けられている。ウエブクリー
ナ18は、シリコンオイルを含浸され、矢印の方向に移動
し、ウェッブローラ19により、上ローラ15に圧接し、上
ローラ15の表面をクリーニングするとともに、離型剤と
してのシリコンオイルを上ローラ15の表面に塗布する。
上記の画像形成装置は、コロナ放電装置を利用して、
帯電,露光,現像,転写工程を順次行なうことにより記
録シート上に顕画像を形成する画像形成部と、顕画像を
保持した記録シートを搬送した後、該顕画像を定着する
ための定着部とを備えているが、上記のコロナ放電装置
においては、定着装置において使用されるシリコンオイ
ルが加熱されて蒸気となり、これが放電装置に至って放
電線に付着し、コロナ放電によりシリコン酸化物に変成
し、このために、放電ムラ,異常放電を生ずる。
本発明は、このようなコロナ放電装置におけるコロナ
放電線の汚れを防止しようとするものであって、画像形
成部と定着部との間に雰囲気の流通を遮断する隔離手段
と、定着部より発生する蒸発物を強制的に装置外に排出
する強制排気手段と、定着部の加熱状態を検知する検知
手段とを備え、上記の検知された定着部の加熱状態に応
じて上記の強制排気手段を作動させるようにしたもので
ある。
上記の隔離手段として、感光体ドラム1の周辺の帯電
部を含む画像形成部と定着部13との間の気体の流入,流
出を遮断する隔壁20,21が設けられ、これは装置の側板2
2,23に当接している(第2図)。然して、定着部で発生
する蒸発物、特にシリコンオイルの蒸気を装置外に強制
的に排出する排気手段として、ダクト24が設けられ、こ
のダクト24は開口25を有し、隔壁と上側板26間に滞留す
る気体を排出するための通路を構成し、これは排気ファ
ン27に接続されている。さらに、搬送ベルト12間にダク
ト28が設けられ、これは開口29を有し、別の排気ファン
(図示せず)に接続される。また、定着装置13のまわり
の排熱を行なう排熱ファン30が設けられる。
上記の定着部の加熱状態を検知する検知手段が設けら
れ、上記の排気ファン27は、この検知された加熱状態に
応じて作動される。加熱状態を検知する手段として、定
着部の温度を検知して、これに応じて排気ファンを作動
させることもできるし、或いは定着部への通電状態を検
知して、これに応じて排気ファンを作動させるようにす
ることもできる。このように排気ファンを作動させる装
置の一例を第3図にブロック図として示す。
第3図において、32は定着ローラ15の温度を検知する
温度センサ、33は測定回路、34は温度制御回路、35は比
較回路、36は排気ファン27の駆動回路、37はDCコントロ
ーラを示す。この装置において、温度センサ32は定着ロ
ーラの表面温度を検知し、測定回路33に入力する。測定
回路33からの出力は温度制御回路34に入力され、定着ロ
ーラのヒータ17への通電コントローラする。又、測定回
路33からの出力は比較回路35に入力され、この比較回路
35は定着ローラの表面温度を所定の温度と比較して、排
気ファン27を動作させる駆動回路36に信号を与える。温
度制御回路34には、さらに、スタンバイ状態を示す信号
がDCコントローラ37より入力される。
以下、本発明装置における排気ファンの動作タイミン
グについて、第4図−第8図に示すタイミングダイアグ
ラムを参照して説明する。
第4図は定着ローラの温度レベルに応じて排気ファン
の作動時の出力が2段階にコントロールされるようにし
た実施例におけるタイミングダイアグラムを示す。この
図において、ON1として示すのは、排気ファンが最大回
転数の3分の2の速度で回転する状態、ON2として示す
のは排気ファンが最大回転数で回転する状態を示す。
第4図において、装置のメインスイッチ(本体電源)
をONとすると、定着ヒータ17はON状態となる。ヒータの
ワッテージは800Wである。メインスイッチがONとなると
同時に、定着ローラの表面温度はT1(例えば70℃)、T2
(例えば150℃)、T3(例えば185℃)と上昇し、T3にな
るまで、ヒータ17はON状態となる。定着ローラの温度が
T3となると、定着ヒータはON−OFFを繰返えす温度制御
状態となり、定着ローラ温度をT3に保つ。この途中、定
着ローラ表面温度がT1(=70℃)に達したとき、排気フ
ァンはON1の状態になり、最大回転数の3分の2の回転
数で回転する。定着ローラ表面温度がT2(=150℃)に
達したとき、排熱ファンON2の状態になり回転数が最大
となり排気能力が増大する。次にコピーONの状態では排
気ファンは前記状態を継続する。次に装置がスタンバイ
状態になると、定着ローラ表面温度はT2(=140℃)に
降下して温調される。定着ローラ表面温度がT2以下にな
るので排気ファンはON1の状態になる。さらに、次にコ
ピーONの状態となると、定着ヒータ温度に依存して排気
ファンはON2の状態になる。最後にメインスイッチをOFF
とすると定着ローラ表面温度が低下し、T2以下では排気
ファンはON1に、またT1以下では排気ファンはOFFとな
る。T1,T2の値は定着装置の構成・形状および材質によ
り適当に選択することができる。また使用するシリコン
ゴムローラ,シリコンオイルの蒸発特性に合せるのが良
い。一般に低粘度オイルを使用する場合はT1,T2を低目
に設定するのが良い。本実施例では10000CSのシリコン
オイルをウェッブに含浸させたものを用いている。シリ
コンオイルの特性として高温になるほど粘度が低下する
こと、又高温ほど蒸気圧が増大すること、さらにシリコ
ンオイルの粘度調整手段として、粘度の違ったオイルの
混合を行なう場合もあり、これらT1,T2の設定は装置本
体の条件,オイルの特性など合せて決定することが重要
である。
本実施例では搬送部に設けた排気ファンも前述のファ
ンと同様に動作させることができる。
これらにより、本体内の空気流は、第1図,第2図に
示すように、定着器の入口からダクトの開口に至る流れ
と防塵フィルター31を介して一次帯電器に入り、一次帯
電器のコロナ風により排気された空気流をクリーナの上
部を通過させて、ダクトの開口に至らせる流れの2通り
が形成される。一次帯電器がコロナ放電を行なわないと
き(スタンバイ中)は一次帯電器からの排気は弱くなる
(もしくはなくなる)。隔壁20,21は例えば記録シート
が搬送路中で、ジャムした場合にはジャム紙処理がしや
すいように、搬送路から逃げる方向に移動しても良い。
又排気ダクトは上下設ける必要はなく、例えば下側ダク
ト28だけでも充分な効果がある。
第5図は排気ファンの作動のシーケンスの他の実施例
を示す。この実施例は、排気ファンを2段階に作動させ
ないで、定着ローラ温度がT1以上になった時に、排気フ
ァンが常にON2の状態で作動するようにしたものであ
る。
第6図は、排気ファンの作動が、定着ローラへの通電
開始と同期して行なわれ、定着ローラへの通電終了から
α時間後に排気ファンの作動が終了するようにした実施
例を示す。すなわち、この実施例では排気ファンはメイ
ンスイッチONに同期して動作開始し、メインスイッチOF
Fのα時間後のタイミング動作を停止する。この場合に
は、第3図の駆動回路36にはメインスイッチのON,OFF信
号と、メインスイッチのOFF後の時間を測定するタイマ
ー回路の信号が入力される。
第7図は2個のファンを設け、それぞれのファンの作
動時の出力を異なるものとした実施例を示す。すなわ
ち、第7図においては、排気ファン1はメインスイッチ
がONとなって定着ローラの温度がT1になると作動を開始
し、スタンバイ状態においても作動を継続し、メインス
イッチがOFFとなってから所定時間後に作動を停止す
る。また、排気ファン2はメインスイッチがONとなり、
定着ローラ温度がT2となった時に、作動を開始し、スタ
ンバイ状態においては動作を停止し、次にコピーがONと
なると再び動作を開始し、メインスイッチOFFと同期し
て作動を停止する。
第1図,第2図には図示してないが、メインスイッチ
をOFFとした時においても保温の目的のために定着装置
の近傍に補助ヒータを設けることがある。第8図は、こ
のような補助ヒータを設けた場合における排気ファンの
作動のシーケンスを示す。図からわかるように、補助ヒ
ータはメインスイッチがOFFの間、ONでメインスイッチ
がONとなると、補助ヒータはOFFとなる。然して、排気
ファンは、補助ヒータがONとなっている間、ON1の状態
にあり、装置の動作中にはON2の状態にある。すなわ
ち、補助ヒータによる保温々度がT1以上であれば、メイ
ンスイッチがOFFとなっている間にも排気ファンはONと
なっている。
前述のように、本発明による装置の特徴は定着装置入
口側から蒸発・排出されるシリコンオイルのガス体を隔
壁20,21と上側板26により封じ込め、ダクト24,28を介し
て前述の排気ファン動作シーケンスにより、機外に排出
することにある。また定着装置の上部の排熱は適当な方
法により行なうのが望ましい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、定着部材の温
度を検知する温度検知手段を有し、この温度検知手段か
らの検知温度とオイルの蒸発特性により設定される所定
温度との比較に基づき排気手段の駆動を制御するので、
排気手段の駆動制御をオイルの蒸発特性に見合った適切
なものとし、即ち排気手段を無駄に駆動することなくオ
イル蒸気を効率良く排出し、またオイル蒸気の像形成手
段側への流通を防止して形成画像の画質の安定化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明の装置本体を示す図、第3図は
排気ファンの動作装置を示すブロック図、第4図ないし
第8図は、それぞれ排気ファンの動作のタイミングを示
すタイミングダイヤグラムである。 1……感光体、2……帯電器 13……定着装置、15……定着ローラ 17……定着ヒータ、18……ウェッブ 20,21……隔壁、26……上側板 24,28……ダクト、25,29……開口部 27……排気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−244065(JP,A) 特開 昭59−154123(JP,A) 特開 昭61−23168(JP,A) 特開 昭55−38544(JP,A) 特開 昭60−213968(JP,A) 特開 昭58−24173(JP,A) 特開 昭55−130552(JP,A) 特開 昭61−198263(JP,A) 特開 昭60−213968(JP,A) 特開 昭62−90684(JP,A) 特開 昭61−193173(JP,A) 実開 昭59−114579(JP,U) 実開 昭61−155(JP,U) 実開 昭61−73165(JP,U) 特公 昭61−59508(JP,B2) 特公 平6−68656(JP,B2) 実公 昭58−34438(JP,Y2) 実公 平6−4361(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材上に未定着画像を形成する像形成手
    段と、この像形成手段により形成された未定着画像を記
    録材上に加熱定着する定着部材と、前記定着部材に離型
    性オイルを塗布するオイル塗布手段と、前記定着部材の
    周囲の空気を排出する排気手段と、を有する画像形成装
    置において、 前記排気手段より前記像形成手段側に設けられた空気の
    流通を遮断する隔離部材と、前記定着部材の温度を検知
    する温度検知手段と、この温度検知手段からの検知温度
    とオイルの蒸発特性により設定される所定温度との比較
    に基づき前記排気手段の駆動を制御する制御手段と、を
    有することを特徴とする画像形成装置。
JP62286084A 1987-11-12 1987-11-12 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2578841B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62286084A JP2578841B2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 画像形成装置
EP19880118847 EP0316010B1 (en) 1987-11-12 1988-11-11 Image forming apparatus with air exhaustion
DE19883850633 DE3850633T2 (de) 1987-11-12 1988-11-11 Bilderzeugungsgerät mit Luftsauger.
FR8814778A FR2623305B1 (fr) 1987-11-12 1988-11-14 Appareil de formation d'images avec evacuation d'air
US07/829,573 US5307132A (en) 1987-11-12 1992-02-03 Image forming apparatus having a controller for discharging air in response to a heating condition of an image fixing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62286084A JP2578841B2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01128073A JPH01128073A (ja) 1989-05-19
JP2578841B2 true JP2578841B2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=17699732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62286084A Expired - Fee Related JP2578841B2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0316010B1 (ja)
JP (1) JP2578841B2 (ja)
DE (1) DE3850633T2 (ja)
FR (1) FR2623305B1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5038170A (en) * 1989-03-30 1991-08-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Cooling system for an image forming apparatus
US5307133A (en) * 1989-07-07 1994-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus with means for preventing moisture dew on film
JP2714205B2 (ja) * 1990-02-17 1998-02-16 キヤノン株式会社 複写装置
IT1256874B (it) * 1992-02-17 1995-12-27 Olivetti Canon Ind Spa Dispositivo di ventilazione e raffreddamento per una fotocopiatrice.
FR2699698B1 (fr) * 1992-12-21 1995-02-24 Sagem Procédé et dispositif d'impression à transfert de charges et fixation par rouleau chauffant.
JPH07248654A (ja) * 1994-03-11 1995-09-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の送風制御装置
US5819137A (en) * 1997-06-30 1998-10-06 Eastman Kodak Company Integrated environmental management for reproduction apparatus
JP3442003B2 (ja) * 1999-07-30 2003-09-02 キヤノン株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2008139396A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP5538304B2 (ja) * 2011-05-25 2014-07-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5983224B2 (ja) * 2012-09-14 2016-08-31 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2015135370A (ja) 2014-01-16 2015-07-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6161572B2 (ja) * 2014-05-26 2017-07-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP6197807B2 (ja) * 2015-02-24 2017-09-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6635070B2 (ja) * 2017-02-21 2020-01-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2019082577A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225152Y2 (ja) * 1973-05-18 1977-06-08
CA1085446A (en) * 1974-11-30 1980-09-09 Shunji Yamamoto Electrophotographic copying apparatus
US4178092A (en) * 1974-11-30 1979-12-11 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Electrophotographic copying apparatus with gas evacuating means
DE2653486A1 (de) * 1976-11-25 1978-06-01 Reinhold H Dr Epping Verfahren und vorrichtung zur fixierung elektrophotografisch erzeugter bilder auf einer unterlage
JPS5614248A (en) * 1979-07-16 1981-02-12 Canon Inc Image forming apparatus
JPS56146155A (en) * 1980-04-15 1981-11-13 Mita Ind Co Ltd Electrostatic copying machine
JPS58102968A (ja) * 1981-12-16 1983-06-18 Fuji Xerox Co Ltd 電子複写機の定着装置
JPS5824173A (ja) * 1982-07-13 1983-02-14 Toshiba Corp 電子複写装置
JPS5949571A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 Canon Inc 電子写真装置
JPS59114579U (ja) * 1983-01-24 1984-08-02 ミノルタ株式会社 複写機
JPS59154123A (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 Sharp Corp 複写機のオゾン除去装置
JPS6037579A (ja) * 1983-08-11 1985-02-26 Toshiba Corp 画像形成装置
JPS61155U (ja) * 1984-06-07 1986-01-06 三洋電機株式会社 定着器付き機器の放熱装置
JPS6123168A (ja) * 1984-07-12 1986-01-31 Sharp Corp 複写装置
JPS61193173A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 冷却部を有する記録装置
JPS6243664A (ja) * 1985-08-21 1987-02-25 Canon Inc 画像形成装置
US4693588A (en) * 1986-04-09 1987-09-15 Xerox Corporation Thermal air curtain for a copying/printing machine

Also Published As

Publication number Publication date
EP0316010A2 (en) 1989-05-17
EP0316010B1 (en) 1994-07-13
EP0316010A3 (en) 1991-03-06
DE3850633T2 (de) 1994-11-10
JPH01128073A (ja) 1989-05-19
DE3850633D1 (de) 1994-08-18
FR2623305B1 (fr) 1994-04-08
FR2623305A1 (fr) 1989-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5307132A (en) Image forming apparatus having a controller for discharging air in response to a heating condition of an image fixing device
JP2578841B2 (ja) 画像形成装置
US4720727A (en) Image forming apparatus
CN107664941B (zh) 定影装置和图像形成装置
JPH11161120A (ja) 画像形成装置
JP2000250326A (ja) 画像形成装置
JPS63132271A (ja) 静電記録装置
JPH0614216B2 (ja) 画像形成装置
JPH1010910A (ja) 印字装置のクリーニング方法及び同方法で用いるクリーニングシート
JPS6050566A (ja) 電子写真複写装置
JPH04311971A (ja) 画像形成装置
JPH04170559A (ja) 画像形成装置
JPH09190116A (ja) 画像形成装置
JPS63178259A (ja) 画像形成装置
JP4126145B2 (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JPS6311259B2 (ja)
JPH06317950A (ja) 画像形成装置
JPH064361Y2 (ja) 画像形成装置
JP4128429B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH06194935A (ja) 画像形成装置
JPH03245163A (ja) 電子写真装置
JPS63311286A (ja) 加熱ロ−ル型定着装置
JPH0463368A (ja) 画像形成装置
JPH08101610A (ja) 画像形成装置
JPS6153663A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees