JPH09190116A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09190116A
JPH09190116A JP8001358A JP135896A JPH09190116A JP H09190116 A JPH09190116 A JP H09190116A JP 8001358 A JP8001358 A JP 8001358A JP 135896 A JP135896 A JP 135896A JP H09190116 A JPH09190116 A JP H09190116A
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JP
Japan
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main power
power supply
image forming
post
turned
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Withdrawn
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JP8001358A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kimura
木村  茂雄
Atsushi Hosoi
細井  敦
Hiroshi Matsumoto
浩 松本
Akira Hashinashi
亮 端無
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8001358A priority Critical patent/JPH09190116A/ja
Publication of JPH09190116A publication Critical patent/JPH09190116A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成の一連の動作が終了する前に電源ス
イッチをOFFしてしまっても、感光体が帯電メモリー
を生じたり、装置内の部品が劣化したり、定着フィルム
がダメージを受けたり、紙づまりを生じてユーザーの手
や装置内部が汚れてしまうのを防止することのできる画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 後回転中にユーザーが動作完了と思い、
ON/OFFキー21を押してしまっても、制御回路2
2はメイン電源24をOFFしないようにメイン電源2
4を制御している。このため、後回転動作中に装置の電
源がOFFされることがないので、装置が停止しない。
そして、後回転動作終了後にユーザーがON/OFFキ
ーを押すことによって、メイン電源がOFFされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関し、特にその電源の制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置にお
いては、一般に、装置の操作部または側面等に設けられ
た電源ON/OFF用の入力キーをユーザーが押すこと
でメイン電源に電力供給され、操作部が表示されて、本
体は画像形成可能状態となる。
【0003】また、電源ON/OFF用の入力キーを再
び押すか、またはOFF専用の入力キーを押すと、直ち
にメイン電源の電力供給が停止され、装置は動作を停止
するようになっている。
【0004】上記従来例では、画像形成動作中にユーザ
ーが誤ってON/OFF用の入力キーに触れてしまって
装置を停止させてしまったり、画像が形成され、転写材
が装置から排出された直後で、装置が後回転(終了処
理)を行っているときにユーザーがOFFスイッチを押
して装置を停止させてしまうことがあった。
【0005】また、プリンタのように遠隔の人が出力操
作をする装置では、操作者以外の他の人が画像形成動作
中とは気づかずに、電源をOFFしてしまうことがあっ
た。
【0006】しかしながら、電子写真方式の画像形成装
置においては、画像形成の一連の動作(給紙の開始から
後回転の終了までをいう。以下、同じ)が全て終了する
前に装置を停止すると、例えば以下のような問題を生じ
てしまう。
【0007】(1)感光体が帯電された状態で除電され
ずに放置されると、感光体の電位が光照射によって下が
りにくくなるいわゆる帯電メモリーが生じることがあ
る。
【0008】(2)装置内の換気が終了する前に停止さ
れて放置されると、装置内にたまったオゾンや水分が装
置の部品に悪影響を及ぼし、部品を劣化させてしまう。
【0009】(3)低熱容量加熱体と薄肉フィルムを用
いる定着装置の場合、加熱体の通電を停止し、加熱体温
度がある程度低下した後に定着フィルムの走行を停止し
ているが、加熱体温度が高いままフィルムの走行を停止
すると、定着フィルムが局所的に熱的ダメージを受ける
ことがある。
【0010】(4)感光体上及び転写材上に未定着トナ
ー画像が形成されたまま装置が停止すると、紙づまりを
した転写材をユーザーが取り除くときにユーザーの手や
装置内部がトナーで汚れてしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
の問題点を解決するためになされたのであり、画像形成
の一連の動作が終了する前に電源スイッチをOFFして
しまっても、感光体が帯電メモリーを生じたり、装置内
の部品が劣化したり、定着フィルムがダメージを受けた
り、紙づまりを生じてユーザーの手や装置内部が汚れて
しまうのを防止することのできる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、装置へ電源を供給するメイン電源と、このメイン電
源をOFFすることの指示を入力する入力手段と、この
入力手段からの指示に従ってメイン電源のOFFを制御
する制御手段とを有する画像形成装置であって、制御手
段は、次のいずれかによりなるものである。
【0013】(1)給紙の開始から後回転の終了までの
間には入力手段からOFFの指示が入力されてもメイン
電源をOFFしないように制御する。
【0014】(2)給紙の開始から後回転の終了までの
間に入力手段からOFFの指示が入力された場合には、
後回転が終了するまでメイン電源をOFFせず、後回転
が終了してからメイン電源をOFFするように制御す
る。
【0015】このような構成によったことで、感光体が
帯電されたままの状態で放置されたり、定着フィルムが
高温の加熱体に圧接したまま停止したり、装置内にオゾ
ン、水蒸気、熱等が残ったまま放置されてしまうことが
ない。また、無用な紙づまりを生じることもない。
【0016】なお、上記画像形成装置に、異常が発生し
た場合には、メイン電源を強制的にOFFすることがで
きる異常時強制停止手段を設ける構成としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態について説明する。
【0018】図1は、本発明に従う画像形成装置の一例
である電子写真式複写機の要部の概略断面図、図2は、
図1の電子写真式複写機の制御系のブロック図、図3
は、画像形成動作のシーケンスの一例を示す図である。
【0019】図2について説明すると、ユーザーが装置
の操作部34の横にあるON/OFFキー31を押す
と、制御回路22の制御によりメイン電源24がONさ
れ、CPU30に電力が供給され、操作部34に表示が
される。ユーザーが複写枚数、倍率等の指示を操作部3
4から入力し、複写動作開始のスタートキー(操作部3
4に設けられている)を押すことで、画像形成動作が開
始する。
【0020】通常、画像形成の一連の動作が終了した
後、ユーザーがON/OFFキー31を押すことで、制
御回路22はメイン電源をOFFし、装置は停止状態と
なる。
【0021】画像形成動作について、図1を用いて説明
する。この電子写真式複写機は像担持体としての円筒状
の感光体2を有している。感光体2は矢印b方向に無端
状に回転する。また、感光体2は負帯電極性であって、
その表面は帯電手段である帯電ローラ4に直流電圧−6
00Vとピーク間電圧2000Vの振動電圧の重畳電圧
を印加することで負に一様に帯電され、この帯電面には
露光手段5により画像情報に応じて像露光を受けて静電
潜像が形成される。この静電潜像に対して現像器6から
帯電ローラ4の帯電極性と逆極性に帯電された正帯電ト
ナーが供給されてトナー像が形成され、すなわち、正規
現像されて、これが感光体2と転写手段である転写ロー
ラ20とが圧接して形成される転写位置に到来する。
【0022】一方、転写材Pは給紙ローラ8により送ら
れ、タイミングローラ9を経由して転写位置に案内さ
れ、転写ローラ20に印加された負極性バイアスにより
感光体2上のトナー画像が転写される。未定着トナー画
像を担持した転写材Pは定着器11に導かれ、トナーが
加熱定着されてた後、装置から排出される。その後、装
置は2秒間後回転を行った後停止する。
【0023】次に、後回転時に行う後処理工程を図3を
用いて説明する。
【0024】(1)感光体除電工程 転写材Pが転写位置を通過した後も感光体2は帯電ロー
ラ4により負帯電されているので、転写ローラ20に正
極性の電圧を印加し、転写ローラ20に付着したトナー
を感光体2に戻すクリーニング工程を行う。後回転時は
転写ローラ20に与える転写バイアスをOFFし、帯電
ローラ20には0Vを中心とするピーク間電圧2000
Vの振動電圧を印加することで、感光体2の表面が除電
される。
【0025】(2)定着器冷却工程 本装置では、定着器11として、回動する定着フィルム
14を介して低熱容量加熱体13の熱を転写材P上のト
ナー画像に付与し、加熱定着するようになっている。こ
のような定着器11は、加熱体13の熱容量が小さいの
で、通電による昇温、通電停止による降温が速い。この
特徴を利用して、転写材Pが定着器11を通過して装置
外に排出された後の後回転では、定着フィルム14を回
動しつつ加熱体13への通電を停止し、約2秒後に加熱
体13の温度が約20℃〜40℃下がった後に定着フィ
ルム14の回動を停止している。
【0026】(3)排気工程 本装置においては、後回転時に排気ファン15を回すこ
とで、定着器11で発生し、装置内に残っているオゾン
や水蒸気や熱を装置外に排出した後、装置を停止するこ
とで、装置内の部品が劣化するのを防いでいる。
【0027】なお、本装置においては接触タイプの帯電
器、転写帯電器を用いているのでオゾンの発生が少ない
が、コロナ式の帯電、転写装置を用いる装置においては
特にオゾンを排気した後にファンを停止することで、感
光体等の装置内の部品の劣化を低減することができる。
【0028】本装置においては、上記(1)〜(3)の
後処理を行う後回転中にユーザーが動作完了と思い、O
N/OFFキー21を押してしまっても、制御回路22
はメイン電源24をOFFしないようにメイン電源24
を制御している。このため、後回転動作中に装置の電源
がOFFされることがないので、装置が停止しない。そ
して、後回転動作終了後にユーザーがON/OFFキー
を押すことによって、メイン電源がOFFされる。
【0029】これにより、感光体2が正極または負極に
帯電されたままの状態で放置されて帯電メモリーが生じ
たり、定着フィルムが高温の加熱体に圧接したまま停止
して局所的にダメージを受けたり、装置内にオゾン、水
蒸気、熱等が残ったまま放置されて感光体等の部品が劣
化するのを防止することができる。
【0030】以下、本発明の他の実施形態について説明
する。
【0031】上記実施形態では、複写機の後回転時には
ユーザーがON/OFFキーを押してもメイン電源がO
FFされず、装置が停止しないように制御したものであ
るが、プリンタのように遠隔の端末により画像出力操作
を行う装置においては、他のユーザーが出力中とは気づ
かずに、給紙中や画像形成中に装置のOFFスイッチを
押して、メイン電源をOFFしてしまう場合がある。
【0032】このため、端末機のプリンタとしても通常
の複写機としても使用可能な複合出力機などでは、画像
形成の一連の動作中にOFFスイッチを押したとして
も、メイン電源がすぐにはOFFされずに、そのとき画
像形成の一連の動作中の転写材の画像形成を行い、後回
転を行った後にメイン電源をオフするように制御手段で
の制御を行う。
【0033】このようにすることで、画像形成中に装置
が停止し、紙づまりを生じて、装置内やその詰まった紙
を取り除く人の手を汚してしまうことがない。
【0034】なお、装置が異常を検知した場合は、制御
回路が強制的にメイン電源をOFFするように構成して
もよい。また、装置に異常が生じ、ユーザーが強制的に
装置を停止したいときは、OFFスイッチを2度連続し
て押したときにメイン電源をOFFさせるように制御し
たり、装置の別の部分に強制電源OFFスイッチを別に
設ける等の異常時強制停止手段を設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、感
光体が正極または負極に帯電されたままの状態で放置さ
れて帯電メモリーが生じたり、定着フィルムが高温の加
熱体に圧接したまま停止して局所的にダメージを受けた
り、装置内にオゾン、水蒸気、熱等が残ったまま放置さ
れて感光体等の部品が劣化するのを防止することができ
る。
【0036】さらに、画像形成中に装置が停止し、紙づ
まりを生じて、装置内やその詰まった紙を取り除く人の
手を汚してしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う画像形成装置の一例である電子
写真式複写機の要部の概略断面図
【図2】 図1の電子写真式複写機の制御系のブロック
【図3】 画像形成動作のシーケンスの一例を示す図
【符号の説明】
21 ON/OFFキー 22 制御回路 24 メイン電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 端無 亮 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置へ電源を供給するメイン電源と、こ
    のメイン電源をOFFすることの指示を入力する入力手
    段と、この入力手段からの指示に従ってメイン電源のO
    FFを制御する制御手段とを有する画像形成装置であっ
    て、制御手段は、給紙の開始から後回転の終了までの間
    には入力手段からOFFの指示が入力されてもメイン電
    源をOFFしないように制御するものである画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 装置へ電源を供給するメイン電源と、こ
    のメイン電源をOFFすることの指示を入力する入力手
    段と、この入力手段からの指示に従ってメイン電源のO
    FFを制御する制御手段とを有する画像形成装置であっ
    て、制御手段は、給紙の開始から後回転の終了までの間
    に入力手段からOFFの指示が入力された場合には、後
    回転が終了するまでメイン電源をOFFせず、後回転が
    終了してからメイン電源をOFFするように制御するも
    のである画像形成装置。
  3. 【請求項3】 装置に異常が発生した場合には、メイン
    電源を強制的にOFFすることができる異常時強制停止
    手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像形成装置。
JP8001358A 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置 Withdrawn JPH09190116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001358A JPH09190116A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8001358A JPH09190116A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

Publications (1)

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JPH09190116A true JPH09190116A (ja) 1997-07-22

Family

ID=11499283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8001358A Withdrawn JPH09190116A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 画像形成装置

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JP (1) JPH09190116A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2008032936A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2011232532A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2014215581A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

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JP2006191501A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JP2008032936A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2011232532A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置
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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401