JPH09329987A - 画像形成装置および熱定着装置 - Google Patents

画像形成装置および熱定着装置

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JPH09329987A
JPH09329987A JP9082607A JP8260797A JPH09329987A JP H09329987 A JPH09329987 A JP H09329987A JP 9082607 A JP9082607 A JP 9082607A JP 8260797 A JP8260797 A JP 8260797A JP H09329987 A JPH09329987 A JP H09329987A
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JP
Japan
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roller
power
automatic power
timer
time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9082607A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Kosagi
祥史 小鷺
Kenichi Watanabe
健一 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9082607A priority Critical patent/JPH09329987A/ja
Publication of JPH09329987A publication Critical patent/JPH09329987A/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートパワーオフ機能を有する複写機などに
用いられる熱定着装置において、加熱定着部材のローラ
の耐久性を向上させる。 【解決手段】 オートパワーオフタイマが計時を終了す
る時刻Tから所定の時刻Δtの経過前に(S6)、時刻
Δtだけローラを駆動させる(S7〜S8)。これによ
り、オートパワーオフタイマの設定時間内に、必ずロー
ラが駆動され、ローラのニップ部における継続ストレス
が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置およ
び熱定着装置に関し、特に互いに当接しながら回転する
ローラ対を有する画像形成装置および熱定着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像形成装置(例えば複写機)
に用いられる、当接しながら回転するローラ対である熱
定着装置の分野において、たとえば特開平5−2414
73号公報に開示されるように、待機中に画像処理が行
なわれずに所定時間経過したときに、熱定着装置のヒー
トローラ対を所定時間(約0.1秒)回転させる技術が
提案されている。
【0003】これは、弾性ローラ(シフトローラともい
う。)のニップ部における熱および圧力の継続ストレス
を軽減し、ニップ部の熱、圧力による変形(永久歪み)
を防止し、弾性ローラのロングライフ化を図ったもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえばエ
ネルギ効率化を図るための国際エナジースター規格に適
合した複写機を提供するなどの理由から、熱定着装置を
有する複写機にオートパワーオフ機能を設ける場合があ
る。
【0005】オートパワーオフとは、複写機が一定時間
使用されなかった場合に、複写機の主要電源をオフ、あ
るいは通常の待機状態よりも消費電力の少ない第2の待
機状態にする機能である。オートパワーオフした複写機
は、駆動系へ電力を供給しないので、複写機は動作しな
い。
【0006】この場合に、待機時にヒートローラ対を回
転させるまでの所定時間より、オートパワーオフタイマ
の設定時間が短い場合には、待機中にヒートローラ対の
回転制御が行なわれないこととなる。たとえば、装置の
動作が行なわれなくなってから2時間経過後に0.1秒
間のヒートローラ対の回転制御を行なうときに、オート
パワーオフタイマの設定時間が2時間未満である場合で
ある。このような場合には、ニップ部における継続スト
レスを軽減させることができない。そのため弾性ローラ
の耐久性を下げることとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、改良された画像形成装置を提供することである。
【0008】その目的を達成するため、本発明に係る画
像形成装置は、一定時間を計時した後に装置のオートパ
ワーオフを行なうオートパワーオフ回路と、オートパワ
ーオフの行なわれるタイミングに基づいて、オートパワ
ーオフの前にローラを回転させる回転部とを備える。
【0009】さらに、この発明はオートパワーオフ機能
を有する熱定着装置において、加熱定着部材の耐久性を
上げることをも目的としている。
【0010】その目的を達成するため、本発明に係る熱
定着装置は、弾性層を有する少なくとも1つのローラを
含む加熱定着部材と、加熱定着部材を加熱するヒータ
と、加熱定着部材を駆動制御する駆動制御回路と、一定
時間を計時した後に装置のオートパワーオフを行なうオ
ートパワーオフ回路と、オートパワーオフの行なわれる
タイミングに基づいて、オートパワーオフの前にローラ
を回転させる回転部とを備える。
【0011】これらの発明によると、オートパワーオフ
の行なわれるタイミングに基づいて、オートパワーオフ
の行なわれる前にローラの回転が行なわれる。これによ
り、ローラの継続ストレスを軽減させることができ、ロ
ーラの耐久性を上げることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を適用した画像形成装置の
一例を図1に示す。図1において、感光体ドラムPC
は、導電性基体上に感光層が形成されており、図中矢印
方向に回転される。
【0013】帯電部材である帯電ローラ2は、感光体ド
ラムPCの表面に接触して設けられており、後述するモ
ータ15によって図中矢印方向に回転する。そして電源
3により帯電ローラ2に所定の帯電電圧を印加すること
により、感光体ドラムPC表面は所定の極性および所定
の表面電位に帯電される。所定の電位に帯電された感光
体ドラムPCの表面に、画像露光4により静電潜像を形
成し、この静電潜像を非磁性1成分現像装置5により現
像し、トナー像を形成する。
【0014】転写部材である転写ローラ6は、芯金の外
周に導電性弾性体層が形成されており、感光体ドラムP
Cに所定の圧力で圧接されて、後述するモータ15によ
って図中矢印方向に回転する。また、転写ローラ6に
は、トナーの荷電極性とは逆極性のバイアスが電源7に
より印加されている。転写紙Pは、搬送ローラ対8によ
り感光体ドラムPCと転写ローラ6との間に搬送され、
上述したバイアスの印加のもとに、感光体ドラムPC上
のトナー像が転写紙P上に転写される。
【0015】トナー像が表面に転写された転写紙Pは、
内部にヒータを内蔵した定着ローラ対11,12を備え
た熱定着装置まで搬送され、定着ローラ対11,12の
間を通過することにより表面に担持したトナー像が定着
される。
【0016】トナー像が転写紙Pに転写された後の感光
体ドラムPC表面は、クリーニングブレードを備えたク
リーニング装置9により残留トナーや紙粉などの異物が
除去され、その後除電装置10の光照射により除電され
て次の作像プロセスに提供される。
【0017】図2は、図1の定着ローラ対11,12を
備えた熱定着装置の詳しい構成を示す断面図であり、図
3はその駆動機構の斜視図である。
【0018】熱定着装置は、1対のヒートローラ11,
12と、ヒートローラの中央部に設けられたハロゲンラ
ンプ13,14と、ヒートローラ対を図3の矢印方向に
回転駆動するためのモータ15とを備えている。
【0019】ハロゲンランプ13,14は加熱源として
用いられ、ヒートローラ対11,12およびヒートロー
ラ対11,12に挟持される用紙を加熱する。ヒートロ
ーラ対11,12は互いに3kg/cm2 程度の力で圧
接されている。ヒートローラ対の一方であるヒートロー
ラ12はゴム弾性層をフッ素樹脂層で被覆したローラで
ある。
【0020】図2において左側から搬入された定着のさ
れていない用紙は、ヒートローラ対11,12に挟持さ
れ、ハロゲンランプ13,14により加熱されながら、
図面に対して右方向へ搬送される。これにより用紙は定
着される。
【0021】図4に本発明の画像形成装置に用いられる
制御回路を示す。CPU20は、画像形成装置を制御す
る中央演算装置である。オペレーションパネルOPは、
ユーザから各種複写モードの設定や、複写開始ボタンな
どの入力をCPU20へ入力するために画像形成装置の
上面に設けられている。ユーザはこのオペレーションパ
ネルOPによって後述するオートパワーオフタイマの計
時時間Tや、オートパワーオフ前に各種ローラを回転さ
せる時間Δtを設定することができる。オートパワーオ
フタイマ21は後述する制御ルーチンで用いられるタイ
マであり、コピー動作が終了したときスタートする。モ
ータ15は、CPU20により制御される。
【0022】図5は、CPU20の制御ルーチンを示す
フローチャートである。ステップS1において、電源が
オンされたときには、ステップS2においてオートパワ
ーオフタイマ21による計時が0から開始される。オー
トパワーオフタイマ21の計時を終了する時間Tはユー
ザによるオペレーションパネル(OP)へのキー入力な
どによる再設定することができる。
【0023】ステップS3において、コピー動作が行な
われているか否かが判定される。ステップS3でYES
であれば、ステップS4でそのコピー動作が終了したか
否かが判定される。ステップS4でYESとなるまで、
ステップS4での処理は繰返される。ステップS4でY
ESであるときは、ステップS5において、オートパワ
ーオフタイマは0にリセットされ、再スタートする。
【0024】ステップS6においてオートパワーオフタ
イマの計時終了時間TからΔt秒を引いた時間が経過し
たか否かが判定される。オートパワーオフタイマの計時
終了時間Tおよび、時間Δtはユーザがオペレーション
パネル(OP)から任意に設定できる。予めオートパワ
ーオフタイマの計時終了時間Tは2時間、Δtは約0.
1秒として装置に設定されている。
【0025】ステップS6でYESであれば、ステップ
S7で各種ローラを所定時間駆動するタイマがスタート
する。ステップS7からの処理によりΔt秒各種ローラ
は回転駆動される。
【0026】ここに、各種ローラとは、ヒートローラ対
11,12、搬送ローラ対8、感光体ドラムPC、帯電
ローラ2、転写ローラ6その他のローラである。
【0027】ステップS8においてタイマがΔt秒の計
時を終了したか否かが判定され、YESとなるまでステ
ップS8の処理は繰返される。
【0028】ステップS8でYESであれば、ステップ
S9で電源はオートパワーオフされる。
【0029】なお、ステップS3でNOであれば、動作
の待機中であると判定され、ステップS6からの処理が
行なわれる。
【0030】ステップS6でNOであれば、ステップS
3からの処理が行なわれる。なお、以上の説明ではオー
トパワーオフの開始を複写動作が終了してからの時間を
基準としたが、これに限られず、たとえば、ユーザがオ
ペレーションパネル(OP)を操作してからの時間を基
準としてもよいし、それらの基準の組合せでもよい。
【0031】以上の説明は特に熱定着装置について詳し
く説明したが、これに限られず、帯電部材、転写部材に
も本発明を適用できることは言うまでもない。要は、弾
性ローラをオートパワーオフの前に所定時間回転させる
ことが重要である。
【0032】以上説明したように、本発明に係る画像形
成装置は、弾性層を有する少なくとも1つのローラを含
む加熱定着部材と、前記加熱定着部材を加熱する加熱手
段と、前記加熱定着部材を駆動制御する駆動制御手段
と、一定時間を計時した後に装置のオートパワーオフを
行なうオートパワーオフ手段と、前記オートパワーオフ
の行なわれるタイミングに基づいて、前記オートパワー
オフが行なわれる前に、前記ローラを回転させる回転手
段とを備えているので、電源がオンとなった後最後のコ
ピー動作が終了してからオートパワーオフ設定時間Tが
経過する直前に、ヒートローラ対11,12がΔt秒回
転駆動された後、電源がオフとなる。これにより、オー
トパワーオフ設定時間内に常にヒートローラ対の回転制
御が行なわれ、弾性ローラのニップ部へのダメージを軽
減させることができる。
【0033】さらに本発明に係る画像形成装置は、画像
形成装置内の弾性層を有するすべてのローラを、オート
パワーオフが行なわれる前に、回転させる回転手段を備
えているので、すべての弾性ローラのニップ部へのダメ
ージを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つである画像形成装置
の概略構成図である。
【図2】図1の定着ローラ対11,12を備えた熱定着
装置の構成を示す断面図である。
【図3】図2に示される定着装置の駆動機構を示す斜視
図である。
【図4】図1の画像形成装置の制御回路を示す図であ
る。
【図5】図1および3に示される定着装置の制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
11,12 ヒートローラ 13,14 ハロゲンランプ 15 モータ 20 CPU 21 オートパワーオフタイマ OP オペレーションパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間を計時した後に装置のオートパ
    ワーオフを行なうオートパワーオフ回路と、 オートパワーオフの行なわれるタイミングに基づいて、
    オートパワーオフの前にローラを回転させる回転部とを
    備えたことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 弾性層を有する少なくとも1つのローラ
    を含む加熱定着部材と、 前記加熱定着部材を加熱するヒータと、 前記加熱定着部材を駆動制御する駆動制御回路と、 一定時間を計時した後に装置のオートパワーオフを行な
    うオートパワーオフ回路と、 オートパワーオフの行なわれるタイミングに基づいて、
    オートパワーオフの前に前記ローラを回転させる回転部
    とを備えたことを特徴とする、熱定着装置。
JP9082607A 1996-04-09 1997-04-01 画像形成装置および熱定着装置 Withdrawn JPH09329987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082607A JPH09329987A (ja) 1996-04-09 1997-04-01 画像形成装置および熱定着装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8658796 1996-04-09
JP8-86587 1996-04-09
JP9082607A JPH09329987A (ja) 1996-04-09 1997-04-01 画像形成装置および熱定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09329987A true JPH09329987A (ja) 1997-12-22

Family

ID=26423635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9082607A Withdrawn JPH09329987A (ja) 1996-04-09 1997-04-01 画像形成装置および熱定着装置

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JP (1) JPH09329987A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019282A (ja) * 2016-08-24 2017-01-26 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP2018099891A (ja) * 2018-01-24 2018-06-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP2019107892A (ja) * 2019-02-06 2019-07-04 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体

Cited By (3)

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JP2018099891A (ja) * 2018-01-24 2018-06-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601