JP3276464B2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP3276464B2
JP3276464B2 JP16791793A JP16791793A JP3276464B2 JP 3276464 B2 JP3276464 B2 JP 3276464B2 JP 16791793 A JP16791793 A JP 16791793A JP 16791793 A JP16791793 A JP 16791793A JP 3276464 B2 JP3276464 B2 JP 3276464B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,レーザプリン
タ等、電子写真装置に適用される感光体のクリーニング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は電子写真装置の構成の一例および
画像記録プロセスを説明する説明図であり、1はベルト
状の感光体、2は、感光体1を張設し、かつ循環移動さ
せるローラ、3は帯電チャージャ、4は光書込ユニッ
ト、5は現像ユニット、6は転写チャージャ、7は記録
紙、8は定着ローラ、9はクリーニングブレード、10は
廃トナータンク、11は除電ランプを示す。
【0003】循環移動する感光体1に対し、まず帯電チ
ャージャ3が感光体1表面を均一に帯電させる。次に、
この帯電した感光体1に対し光書込ユニット4がレーザ
光を露光して静電潜像を形成させ、さらにこの静電潜像
に対し現像ユニット5がトナーを付着させ、可視像化す
ることにより、感光体1表面にトナー像が形成される。
このトナー像を転写チャージャ6で記録紙7に転写さ
せ、この記録紙7に対し定着ローラ8が加圧,加熱を施
し、記録紙7にトナー像を定着させることにより、ハー
ドコピーが作成される。
【0004】一方、記録紙7に転写されずに残留した感
光体1表面のトナーはクリーニングブレード9によって
掻き落され、廃トナータンク10に回収される。残留トナ
ーが除去された感光体1は除電ランプ11によって除電さ
れ、初期化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クリーニングブレード
の材質としては、一般にゴム材のような弾性体が使用さ
れている。弾性体のクリーニングブレードを用いて感光
体上の残留トナーの回収を行う場合、クリーニングブレ
ードの材質上、“欠け”や“めくれ”によるクリーニン
グ不良が発生しやすいという問題がある。また、ゴム材
には、ある温度(ガラス転移点)以下になると硬化してし
まうという特性があるために、特に“欠け”については
低環境下で発生しやすくなる。
【0006】ところで、複写機においては、主電源がオ
ン状態の間、定着ローラが常に一定温度(170℃〜180℃)
に保たれている。そのため、主電源がオンされた後、十
分時間が経てば、低環境下であってもクリーニングブレ
ードは定着ローラによって温められた空気によりある程
度温められる。
【0007】しかし、例えば、冬の早朝に主電源をオン
にして、定着ローラに予熱を加えるために待機した後に
コピーをとった場合、定着ローラは設定温度に達しては
いるが、クリーニングブレードを温めるほど熱が周囲に
伝わっていない。このような場合において、クリーニン
グブレードの欠けが発生する可能性がある。
【0008】本発明は、このような問題を解決して、ク
リーニングブレードの欠けによるクリーニング不良の発
生を防止したクリーニング装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子写真プロセスにおける画像転写後の
感光体表面に残留している現像剤を除去するために、前
記感光体に当接して現像剤を掻き落す弾性部材からなる
クリーニングブレードを備えたクリーニング装置におい
て、前記クリーニングブレードを温めるヒータを設け、
主電源がオンになってからの時間を計時する計時手段を
設け、主電源がオンになった時に前記ヒータをオンに
し、前記計時手段が所定時間を計時した時点で前記ヒー
タをオフにする制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】また、前記ヒータをオン,オフさせるスイ
ッチを手操作可能な位置に設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明が採用した上記手段によれば、ヒータで
クリーニングブレードを温め、ファーストコピーを行う
前に温度をガラス転移点以上に上げておくことにより、
欠けの発生を防止することができる。
【0012】また、例えば、定着ローラが十分に熱せら
れた後、ある程度の時間が経てば、定着ローラによって
温められた空気によりクリーニングブレードが温められ
るようになるため、必ずしも常時ヒータをオン状態にし
ておく必要はない。そこで、計時手段を設け、ヒータの
オン,オフを制御することにより、定着ローラの熱によ
ってクリーニングブレードが温められるようになるまで
ヒータをオンにしておくことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお、図4に示す従来の技術に
おける部材と同一の部材には、同一の符号を付して詳細
な説明は省略した。
【0014】図1は本発明の一実施例を備えた電子写真
装置を示す構成図、図2は本実施例に係るホルダおよび
その周辺の構成を示す斜視図である。図1,図2におい
て、12はクリーニングブレード9を支持するホルダであ
る。このホルダ12は、側面視L字型の板状部材により構
成されており、L字型における一方の平板Aの端部両側
には支持片12aが設けられている。また、この支持片12a
は前記L字型における他方の平板Bに対して逆方向に延
出してなるもので、その中央部には孔12bが設けられて
いる。
【0015】さらに、ホルダ12の平板AにおけるL字型
外側の平面には、クリーニングブレード9が取り付けら
れており、このクリーニングブレード9の1長辺が、ホ
ルダ12のL字型曲げ部より延出している。そして、ホル
ダ12は支持片12aの孔12bを介して装置本体に回動可能に
軸支され、回動によりクリーニングブレード9の先端
が、感光体1の移動方向に対して逆目になるように、感
光体1に当接する。
【0016】13はスプリングを示し、このスプリング13
の一端はホルダ12の平板Bに係止され、他端は装置本体
に係止されている。スプリング13が平板Bを押圧するこ
とによりホルダ12が回動し、クリーニングブレード9が
感光体1に当接する。
【0017】14はヒータを示し、このヒータ14は、ホル
ダ12の平板AにおけるL字型内側の平面に設置されてい
る。また、このヒータ14は、図3に示すように、主電源
(図示せず)がオンになった(S1)と同時に発熱を始め(S
2)、カウンタ15が設定したカウント数をカウントした時
点で(S3)、CPU(中央処理装置)16の命令により停止
する(S4)。
【0018】17はクリーニングブレード9によって掻き
落された残留トナーを廃トナータンク10に導く回転材、
18は回転材17の廃トナーを落すフリッカを示す。
【0019】装置の主電源をオンにすると、まず、CP
U16の制御により定着ローラ8内のヒータ(図示せず)が
発熱を始めると同時に、ヒータ14が発熱を始める。そし
て、ヒータ14の熱がホルダ12を伝導してクリーニングブ
レード9に伝わることで、クリーニングブレード9が温
められていく。
【0020】クリーニングブレード9を温める時間は、
上述したようにカウンタ15のカウント数によって決定さ
れる。そのカウント数は任意に設定できるが、少なくと
も、定着ローラ8が予熱されコピー動作が可能になる前
には、クリーニングブレード9の温度がガラス転移点を
超えているように、設定カウント数およびヒータ14の出
力を決定しておく必要がある。
【0021】このように構成することにより、コピー動
作が開始可能な状態になる前に、クリーニングブレード
9を予め温めておくことにより、コピー動作を開始し
て、クリーニングブレード9が残留トナーを回収すると
きにおいて、先端に“欠け”が生じることが防止でき
る。
【0022】以上、実施例について説明してきたが、本
発明の実施例については、上記構成に限るものではな
い。
【0023】例えば、クリーニングブレード9を温める
ヒータをオン,オフできるスイッチを設け、ユーザやサ
ービスマンが手操作でヒータのオン,オフを切り換えら
れるようにして、必要なときのみヒータをオンできるよ
うにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したとおりに構成された本発
明においては、次に記載する効果を奏する。
【0025】請求項1の構成によれば、クリーニングブ
レードを温めるヒータを設け、このヒータによりクリー
ニングブレードの温度がガラス転移点を超えた状態でク
リーニング動作を行えるために、クリーニング時におい
て、“欠け”が発生することが防止され、クリーニング
不良を防止できる。また、主電源がオンになったときヒ
ータがオンになり、所定の時間が経った後に自動的にヒ
ータがオフになることにより、ヒータによる消費電力を
抑えることができる。
【0026】請求項2の構成によれば、ヒータのオン,
オフをユーザもしくはサービスマンによって操作できる
ために、不必要なときにはヒータをオフにすることによ
り、無駄な電気を使わずにすむようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を備えた電子写真装置を示す
構成図である。
【図2】本実施例に係るホルダおよびその周辺部材を示
す斜視図である。
【図3】本実施例におけるクリーニングブレードを温め
る動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】従来の電子写真装置の構成の一例を示す構成図
である。
【符号の説明】
1…感光体、 8…定着ローラ、 9…クリーニングブ
レード、 12…ホルダ、14…ヒータ、 15…カウンタ、
16…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14 G03G 15/20 - 15/20 111

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスにおける画像転写後の
    感光体表面に残留している現像剤を除去するために、前
    記感光体に当接して現像剤を掻き落す弾性部材からなる
    クリーニングブレードを備えたクリーニング装置におい
    て、 前記クリーニングブレードを温めるヒータを設け、主電
    源がオンになってからの時間を計時する計時手段を設
    け、主電源がオンになった時に前記ヒータをオンにし、
    前記計時手段が所定時間を計時した時点で前記ヒータを
    オフにする制御手段を設けたことを特徴とするクリーニ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 ヒータをオン,オフさせるスイッチを手
    操作可能な位置に設けたことを特徴とする請求項1記載
    のクリーニング装置。
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