JP2922623B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2922623B2
JP2922623B2 JP2294800A JP29480090A JP2922623B2 JP 2922623 B2 JP2922623 B2 JP 2922623B2 JP 2294800 A JP2294800 A JP 2294800A JP 29480090 A JP29480090 A JP 29480090A JP 2922623 B2 JP2922623 B2 JP 2922623B2
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剛史 渡辺
正晃 湯川
良幸 上原
正彦 栄
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、露光によって潜像が形成される感光ドラム
と、その潜像を現像する現像手段との間の距離をスペー
サコロによって調整するタイプの、複写機などの画像形
成装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、複写機の現像は次のようにして行われている。
すなわち、第5図に示すように、感光ドラム1の周辺
に、現像ローラ2、転写器4、クリーニングブレード5
が配され、露光によって感光ドラム1に形成された潜像
を現像器の現像ローラ2からトナーを供給し、それによ
って形成されたトナー顕像を転写器4によって、用紙に
画像を転写し、残存したトナーをクリーニングブレード
5によって、清掃している。
他方、現像ローラ2と感光ドラム1との間の距離は、
安定した現像を行うために、予め定められた一定の距離
を動作中保持する必要がある。そのため、従来、スペー
サコロ3が用いられている。すなわち、第6図に示すよ
うに、現像ローラ2の軸21に、現像ローラ2の径より大
きい径を有するスペーサコロ3が固定され、その径の大
きさの差によって、現像ローラ2と感光ドラム1との間
の距離を一定に保持している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、クリーニングブレード5によって、感光ド
ラム1上の残存トナーを清掃し、終了すると、それま
で、クリーニングブレード5の先端でトナーを剥ぎ落と
していたため、トナーがその先端の存在した位置にどう
しても貯り、残っているのが通常である。
その終了の仕方には2通り存在する。即ち、先に感光
ドラム1の回転を停止し、それから、クリーニングブレ
ード5を感光ドラム1から離す場合と、先にクリーニン
グブレード5を離し、それから、感光ドラム1の回転を
停止する場合がある。前者の場合、そのクリーニングブ
レード5が当接していた場所の感光ドラム1上にトナー
が残る(第5図A参照)。また、後者の場合は、そのク
リーニングブレード5の先端のあるところから少し前進
したところにトナーが残る(第5図B参照)。矢印は、
感光ドラム1の回転方向を示す。
また、感光ドラム1から離れたクリーニングブレード
5の先端自身にもトナーが残っていることもある。この
トナーは、新たな複写が始まり、クリーニングブレード
5が感光ドラム1に当接するとき、感光ドラム1に付着
してしまう。
そして、これら、残っていたトナーは、新たに複写が
始まると、感光ドラム1が回転するに従って、現像ロー
ラ2の方へ移動していく。
他方、新たに複写が始まるときには、常にスペーサコ
ロ3は、感光ドラム1に当接している。従って、やが
て、移動してきたトナーCは、第7図に示すように、ス
ペーサコロ3のあるところにもやって来る。その結果、
スペーサコロ3にそのトナーCが付着してしまってい
た。
このように、スペーサコロ3と感光ドラム1との間に
トナーが挟まって、スペーサコロ3やその場所の感光ド
ラム1にこびりつく結果、現像ローラ2と感光ドラム1
との間の距離が一定に保持できず、濃度ムラや白すじな
どが生じるという課題があった。
本発明は、このような従来の画像形成装置の課題を考
慮し、スペーサコロや感光ドラムにトナーが付着して、
現像ローラと感光ドラムとの距離を安定して保持できる
画像形成装置と提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、制御手段が、感光ドラムが回転し始めた時
点、又はクリーニング手段のクリーニングブレードが、
感光ドラムに当接し始めた時点から、少なくとも、クリ
ーニングブレードの先端の位置から、スペーサコロのあ
る位置まで感光ドラムが回転するに要する所定時間の
間、スペーサコロを、感光ドラムから離しておく画像形
成装置である。
[作用] 本発明では、上述のように、感光ドラムが回転し始め
た時点、又はクリーニング手段のクリーニングブレード
が、感光ドラムに当接し始めた時点から、少なくとも、
クリーニングブレードの先端の位置から、スペーサコロ
のある位置まで感光ドラムが回転するに要する所定時間
の間、スペーサコロは、感光ドラムに当接させられな
い。その結果、前回の画像形成動作が終了した時点にお
ける、クリーニングブレード先端とスペーサコロとの間
の、感光ドラム1上に存在したトナーや、クリーニング
ブレード先端に存在したトナーは、スペーサコロが当接
するときには、そのスペーサコロのある場所を通過して
しまっているので、トナーがスペーサコロと感光ドラム
の間に挟まり、こびりつくような心配が無い。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明にかかる画像形成装置の一実施例を
示す略示断面図である。
感光ドラム1の周辺には、時計方向に感光ドラム1を
一様にコロナ帯電する帯電器6、その一様帯電した感光
ドラム1の表面を画像光によって露光する露光手段7、
その露光によって形成された潜像をトナーを供給してト
ナー顕像とする現像器8、そのトナー顕像を用紙(図示
省略)に転写する転写器4と、その転写によって、転写
されずに残ったトナーを清掃するクリーニングブレード
5等が配設されている。
現像器8は、そのケーシング13の中に、トナーを感光
ドラム1へ供給する現像ローラ2と、その現像ローラ2
の軸に固定されたスペーサコロ3を有している。上述の
ように、スペーサコロ3の径は、現像ローラ2より大き
いものであり、それによって、現像ローラ2と感光ドラ
ム1との間の距離を所定の大きさに保持している。さら
に、ケーシング13の下方隅部には、現像器8全体を回転
可能に支持する軸9が設けられている。さらに、ケーシ
ング13の後ろ側下部には、所定の弾力を有する板バネ10
が取り付けられている。他方、その板バネ10の近傍の、
複写機本体には、カム11が設けら、板バネ10に当接して
いる。12はそのカムを回転させるための軸である。
制御手段14は、感光ドラム1が回転し始めた時点か
ら、少なくとも、クリーニングブレード5の先端の位置
から、スペーサコロ3のある位置まで、感光ドラム1が
回転するに要する所定時間Tの間、スペーサコロ3を、
感光ドラム1から離して、当接させないように制御する
マイクロコンピュータからなる制御手段である。すなわ
ち、本実施例では、前回の複写の終了によって、クリー
ニングブレード5の先端位置、あるいはそれより進んだ
位置に残っていたトナーDは、感光ドラム1の回転と同
時に移動し始める。従って、それらのトナーDがすべて
スペーサコロ3のある位置を通過してしまう時間の間、
スペーサコロ3を感光ドラム1から離しておくように制
御するのである。その時間Tは、クリーニングブレード
5の先端の位置から、スペーサコロ3のある位置まで、
感光ドラム1が回転するに要する所定時間であるので、
次式から導き出される。
T=(dπθ)/(360v)(秒) ただし、d:感光ドラム1の径(mm) v:感光ドラム周速度(mm/s) θ:感光ドラムの中心から、クリーニングブ
レード先端とスペーサコロをのぞむ角度(度) 次に、本発明の上記実施例の動作を説明する。
第2図に示すように、制御手段14は、カム軸12を回転
させて、カム11が板バネ10を感光ドラム1側へ大きく押
し出さない状態とし、現像器8が、すなわちスペーサコ
ロ3が感光ドラム1から離れた状態としておく。そこ
で、先に、クリーニングブレード5を駆動するソレノイ
ドをオンして(第4図ステップS1)、クリーニングブレ
ード5を感光ドラム1に当接させ(第4図ステップS
2)、それから、感光ドラム1を回転させ始め(第4図
ステップS3)、時間Tのカウントを始め(第4図ステッ
プS4)、前回の複写の終了の際残っていたトナーDは、
感光ドラム1の回転とともに移動する。それらトナーD
はスペーサコロ3の場所を通過していく。
その後、その感光ドラム1が回転を始めてから、上記
T時間経過後(第4図ステップS5)、制御手段14は、第
3図に示すように、カム軸12を回転させて、カム11が板
バネ10を感光ドラム1側へ大きく押し出すようにする
(第4図ステップS6)。それによって、現像器8が感光
ドラム1側へ移動して、スペーサコロ3が感光ドラム1
へ当接する。
その後、そのスペーサコロ3によって、現像ローラ2
と感光ドラム1との距離を所定の大きさに保持しなが
ら、通常の複写が行われる。
すなわち、露光によって感光ドラム1上の形成された
潜像が、現像器8によって現像され、その後、転写器4
によって、用紙に転写され、残るトナーはクリーニング
ブレード5によって清掃される。
その複写が終了すると、感光ドラム1の回転を停止し
(第4図ステップS7)、それから、クリーニングブレー
ド5を感光ドラム1から離す(第4図ステップS8)。な
お、同時に、制御手段14はカム11を回転させて、現像器
8を感光ドラム1から離して、次回の複写に備えておく
(第4図ステップS8)。
なお、上記実施例では、時間Tのカウントの開始は、
感光ドラム1が回転し始めたときからであるが、感光ド
ラム1の回転開始の方がクリーニングブレード5の当接
より早く、しかも、クリーニングブレード5の先端自身
にトナーが付着していて、感光ドラム1への当接の際、
感光ドラム1に付着して、それがスペーサコロ3の所へ
やって来るような場合は、時間Tのカウントは、クリー
ニングブレード1を感光ドラム1に当接したときから開
始するようにする。
また、スペーサコロの離接は、上記実施例では、カム
や軸を用いたが、バネなど他の手段を用いたものであっ
てももちろん良い。
また、本発明の制御手段は、上記実施例では、マイク
ロコンピュータを利用してソフトウェア的に実現した
が、専用のハード回路を用いて実現してももちろん良
い。
また、本発明は、複写機に限らず、ファクシミリ、プ
リンタなど他の画像形成装置にも適用可能であることは
言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したところから明らかなように、本発明は、
感光ドラムが回転し始めた時点、又はクリーニング手段
のクリーニングブレードが、感光ドラムに当接し始めた
時点から、少なくとも、クリーニングブレードの先端の
位置から、スペーサコロのある位置まで感光ドラムが回
転するに要する所定時間の間、スペーサコロは、感光ド
ラムに当接させられないので、残存トナーがスペーサコ
ロに付着する心配がなく、現像ローラと感光ドラムとの
間の距離を一定に保持でき、濃度ムラや白すじなどの無
い品質のよい画像を形成することが出来るという長所を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる画像形成装置の一実施例を示
す略示断面図、第2図及び第3図は、同実施例の動作を
説明するための略示断面図、第4図は、同実施例の動作
を示すフローチャート、第5図は、従来の複写機の要部
略示断面図、第6図は、同複写機要部の平面図、第7図
は、同複写機要部の斜視図である。 1……感光ドラム、2……現像ローラ、3……スペース
コロ、4……転写器、5……クリーニングブレード、6
……帯電器、8……現像器、9……軸、10……板バネ、
11……カム、13……ケーシング、14……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栄 正彦 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−304583(JP,A) 特開 昭54−25839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 13/08 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光によって潜像が形成される感光ドラム
    と、その潜像をトナーによって現像する現像手段と、そ
    の現像手段の現像ローラ及び前記感光ドラムの間の距離
    を調整するため、その現像ローラに連結されたスペーサ
    コロと、形成されたトナー顕像を用紙に転写する転写手
    段と、前記感光ドラム上の残留トナーを清掃するクリー
    ニング手段とを備えた画像形成装置において、前記感光
    ドラムが回転し始めた時点、又は前記クリーニング手段
    のクリーニングブレードが、前記感光ドラムに当接し始
    めた時点から、少なくとも、前記クリーニングブレード
    の先端の位置から、前記スペーサコロのある位置まで前
    記感光ドラムが回転するに要する所定時間の間、前記ス
    ペーサコロを、前記感光ドラムから離しておくよう制御
    する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP6728027B2 (ja) * 2016-11-25 2020-07-22 キヤノン株式会社 画像形成装置

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