JPH01277868A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は２例えば電子複写装置等の画像形成装置に装備
される現像装置に係り、特に現像ローラとトナー供給ロ
ーラとの接触部間からの現像剤の洩れを防止するように
した現像装置に関するものである。

（従来の技術） 一般に、電子複写装置等の画像形成装置における現像装
置には、像担持体であるドラム状感光体とに形成された
静電潜像を可視化するための現像処理手段として１例え
ば二成分あるいは磁性−成分現像剤を用いるものが知ら
れている。

ところが、上記した二成分の現像処理手段では、現像剤
であるトナーとキャリアとの濃度比の正確なコントロー
ルが必要であり、一方、磁性−成分の現像処理手段では
、トナーが磁性体を含んでいることから、カラー化が困
難であるなどの不都合を有するばかりでなく、いずれの
現像処理手段にあっても、現像剤保持部材である現像ロ
ーラとしてマグネットローラを必要とするため、コス］
〜的に非常に高価なものとなっている。

そこで、上記のような不具合を解消するものとして、最
近、非磁性−成分トナーを用いた現像処理手段が提案さ
れている。

このような従来の現像装置においては、第３図に示すよ
うに、現像器本体ａの後部ユニットの上部に非磁性−成
分トナーＴが収容されたトナーカートリッジｂを装填し
、このトナーカートリッジｂから供給されるトナーＴを
現像剤搬送部材である攪拌ローラＣ及びスポンジからな
るトナー供給ローラｄを介して現像器本体ａ内に軸支さ
れた現像ローラｅに供給するとともに、この現像ローラ
Ｃの表面に所定厚さのトナー層を形成する弾性体ブレー
ドｆをオーバーラツプさせて当接させ、この弾性体ブレ
ードｆと現像ローラｅとの接触部を通り抜けたトナーＴ
を厚さ３０μｍの薄膜層にコーティングして現像ローラ
ｅ上に付着させる一方。

前記現像ローラｅに微小のギャップＧを存して像担持体
であるドラム状感光体ｇを非接触状態で近接位置させる
ことにより、感光体ｇ上の静電潜像を現像するようにな
っている。

ところで、上記の構成において、感光体ｇとし°Ｃは、
負極性のものを用いており、このためコーテイング後の
トナーの帯電量が約＋１２μＣ／ｇとなるような正帯電
性のものを用いている。また、感光体ｇと現像ローラｅ
との間の間隙Ｇは、例えば３００μｍに設定され、感光
体電位を一５００Ｖ、さらに現像ローラｅには周波数が
２ＫＩｌｚ、実効値が６７０Ｖ（７）ＡＣ電圧と一２０
０ｖのＤＣ電圧との重ね合わせ電圧が印加されるように
なっている。

（発明が解決しようとする課Ｍ） しかしながら、このような現像方式は、基本的に高抵抗
の非磁性−成分トナーを用いるものであり、トナーＴの
帯電は、トナーＴと現像ローラｅ及び弾性体ブレードｆ
との間の摩擦帯電によってなされ、また、トナーＴの搬
送もトナーＴと現像ローラｅ相互の静電引力により、ト
ナーは現像ローラｅの回転に連れて回転するものである
が、第４図に示すように、現像ローラｅとトナー供給ロ
ーラｄとが互いに円柱体同士による接触であることから
、互いの接触圧が小さく、現像ローラｅに付着するトナ
ーの層厚が厚くなって帯電力が弱くなり１弾性体ブレー
ドｆが接触しない現像ローラｅの両端側非画像部から矢
印で示すようにトナーの飛散が大きい。

また、このようにオーバーラツプ方式のものでは、現像
ローラｅに付着するトナーの層厚が厚くなると１弾性体
ブレードｆに撓みが生じ易くて、弾性体ブレードｆの動
きを妨げるため、正常な帯電ができず、層厚が不均一に
なり、現像不良を惹起するといった問題があった。

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、現像ローラ上へのトナーの層ノウを
薄くて均一にすることができるようにした現像装置を提
供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記した目的を達成するために、本発明は、現像ローラ
上に弾性体ブレードを接触させてトナー供給ローラから
供給される現像剤を所定の層厚に付着させるとともに、
前記現像ローラの弾性体ブレードの接触部を除く両端側
の非画像部に対応するトナー倶給ローラの両端部のロー
ラ径を外側に拡大させてなる構成としたものである。

（作　用） すなわち、本発明は、上記の構成とすることによって、
トナー供給ローラの両端部のローラ径を外側に拡大させ
てなるため、現像ローラとトナー供給ローラとの接触圧
が大きくなり、ａ像ローラ上に付着される現像剤の層厚
が薄くなって、帯電力が大きく、現像剤の飛散が小さく
なる。

また、現像ローラ上に付着される現像剤の層厚が薄くな
るため、弾性体ブレードの動きを妨げず、撓みを生じな
いことから、現像剤の層厚が均一になり、良好な現像が
行なえる。

（実　施　例） 以下、本発明の一実施例を第１図から第３図に示す図面
を参照しながら詳細に説明する。

第３図は本発明に係る現像装置を備えた電子写真方式の
画像形成装置の内部構、成を示すもので、図中１は複写
機本体である。この複写機本体１の右側面部には、自動
もしくは手差し給紙可能な給紙カセット２が装着され、
かつその左側面部には排紙トレイ３が装着されていると
ともに、図示しない原稿が載置される上面原稿載置板上
には、左右方向（矢印ａ方向）に往復動自在な原稿台４
が設けられている。

そして、上記複写機本体１内のほぼ中央部には。

像担持体としてのドラム状感光体１０が図示しない励動
機構により前記原稿台４と同期させて矢印す方向に回転
即動し得るように配置され、この感光体１０は、帯電チ
ャージャ１１によって一様に帯電され、かつ露光ランプ
１２により照射された原稿画像を光学系装置を構成する
集束性光伝送体く商品名：セルフォックレンズアレイ）
１３により感光体１０上に結橡させて静電潜像を形成し
。

この静電潜像に後述する現像装置１４により非磁性−成
分トナー゛ｒを供給付着して現像し、この現像剤の像（
以下、トナー像という）を転写チャージャ１５側に送り
込んでなるものである。

上記転写チャージャ１５は、自動もしくは手差し給紙さ
れる給紙カセット２から給紙ローラ１６及びアライニン
グローラ対１７．１７を介して送り込まれる記録紙とし
ての普通紙から成るコピー用紙Ｐ上にトナー像を転写し
てなるもので、転写後のコピー用紙Ｐは、ＡＣコロナ放
電による剥離チャージャ１８により感光体１０上から剥
離されて搬送路１９を通して定着装置２０によりトナー
像を溶融定着し、排出ローラ対２１．２１により排紙ト
レイ３上に排出されろようになっている。

一方、このようにコピー用紙Ｐへのトナ・−像の転写、
剥難後の感光体１０上の残留トナーは、クリーニング装
置２２のクリーニングブレード２３により清掃された後
、除電ランプ２４により感光体１０上の電位を一定のレ
ベル以下にして次のコピー動作を可能な状態にしている
。

すなおち、本発明に係る現像装置１４は、現像器本体３
ｏの後部ユニットの上部に非磁性−成分トナーＴが収容
されたトナーカートリッジ３１を装填し、このトナーカ
ートリッジ３１から供給されるトナーを、攪拌ローラ３
２及びスポンジからなるトナー供給ローラ３３を介して
、前部ユニット側に軸支された現像ローラ３４に供給す
るとともに、この現像ローラ３４の表面に所定厚さのト
ナー暦を形成する弾性体ブレード３５を当接させ。

この弾性体ブレード３５と現像ローラ３４との接触部を
通り抜けたトナー゛ｒを厚さ３０μｍの薄膜°層にコー
ティングして現像ローラ３４上に付着させ、前記現像ロ
ーラ３４に微小のギャップＧを存して、感光体１０が非
接触状態で近接位置するように構成することにより、感
光体１０上の静電潜像を現像するようになっているもの
である。

そして、上記トナー供給ローラ３３は、第１図に示すよ
うに、現像ローラ３４の弾性体ブレード３５の接触部で
ある画像部３４ａを除く両端側の非画像部３４ｂ、３４
ｂに対応する両端部３３ａ、３３ａのローラ径を外側に
拡大させてなる形状を有して、前記現像ローラ３４と接
触させてなるもので、その拡大部３３ａ、３３ａの弾性
変形による押付力の増加で互いの接触圧を相対的に高め
ることを可能にしているものである。

なお、本発明は、上記実施例には限定されないものであ
り、本発明の要旨を変えない範囲で種々変更実施可能な
ことは勿論である。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現像
ローラ上に弾性体ブレードを接触させてトナー供給ロー
ラから供給される現像剤を所定の層厚に付着させるとと
もに、　ｒＩ？Ｊ記現像ローラの弾性体ブレードの接触
部を除く両端側の非画像部に対応するトナー供給ローラ
の両端部のローラ径を外側に拡大させてなる構成とした
ことから、現像ローラとトナー供給ローラとの接触圧を
大きくすることができるため、現像ローラ上に付着され
る現像剤の層厚を薄くすることができ、しかも、１１Ｆ
電力が大きくなって、現像剤の飛散を小さくすることが
できる。

また、現像ローラ上に付着される現像剤の層厚を薄くす
ることができることから、弾性体ブレードの動きを妨げ
ることがなく、弾性体ブレードに撓みが生じないため、
現像剤の層厚を均一にすることができ、これによって、
良好な現像を行なうことができるというすぐれた効果を
有する現像装置を提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る現像装置の一実施例を示す現像ロ
ーラとトナー供給ローラの接触状態の概略的説明図、第
２図は同じく本発明の現像装置を備えた画像形成装置と
しての電子写真式複写機の内部構成を概略的に示す説明
図、第３図は従来の現像装置の概略的説明図、第４図は
同じ〈従来の現像ローラとトナー供給ローラの接触状態
を概略的に示す説明図である。 １４・・・現像装置、 ３０・・・現像器本体、 ３３・・・トナー供給ローラ、 ３３ａ、３３ａ・・・両端部（拡大部）、３４・・・現
像ローラ、 ３４ａ・・・画像部、 ３４ｂ、３４ｂ・・・非画像部、 ３５・・・弾性体ブレード。 ′ｒ・・・現像剤（トナー）。 出原人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 Ｇ 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　現像ローラ上に弾性体ブレードを接触させてトナー供
   給ローラから供給される現像剤を所定の層厚に付着させ
   るとともに、前記現像ローラの弾性体ブレードの接触部
   を除く両端側の非画像部に対応するトナー供給ローラの
   両端部のローラ径を外側に拡大させたことを特徴とする
   現像装置。