JPH05165370A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05165370A
JPH05165370A JP33333291A JP33333291A JPH05165370A JP H05165370 A JPH05165370 A JP H05165370A JP 33333291 A JP33333291 A JP 33333291A JP 33333291 A JP33333291 A JP 33333291A JP H05165370 A JPH05165370 A JP H05165370A
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JP
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temperature
fixing
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roller
forming medium
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JP33333291A
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Yukihiro Nezu
幸宏 根津
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の画像形成装置は、電源投入直後に定
着装置21が定着可能温度となった際の、定着ローラ6
1と加圧ローラ63との温度差を少なくでき、定着装置
21から排出される用紙の変形を抑えることができるこ
とを目的とする。 【構成】この発明は、電源投入直後から定着ローラ61
の表面温度が定着可能温度に達するまで、ヒータランプ
60のオン−オフを周期的に繰り返すようにし、定着ロ
ーラ61の表面温度の温度上昇を緩やかにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば定着装置を
用いる電子複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機などの画像形成装置では、感
光体ドラムに原稿に対応する潜像を形成し、この潜像に
現像器でトナーを付与することにより顕像化し、この顕
像化されたトナー像を転写装置を用いて用紙上に転写
し、この後、定着装置を用いて用紙上のトナー像を定着
するようになっている。
【0003】上記定着装置は、ヒータランプを内蔵した
定着ローラと別の加圧ローラとをかみ合わせて加圧し、
それらのローラで加熱かつ加圧されることにより、上記
トナー像を用紙に定着するようになっている。
【0004】このような、電子複写機では、電源投入の
直後、あらかじめ設定された定着可能温度に達するまで
定着装置を連続的に加熱し、定着可能温度に達したこと
を検出すると複写動作可能として、オペレータの操作が
あれば画像形成動作を開始していた。
【0005】このため、電源を入れた直後に複写動作可
能状態になった際に、すぐに複写を行った場合において
は、加圧ローラ(下ローラ)の温度が、これと向き合う
ように構成された定着ローラ(上ローラ)の温度に比べ
てきわめて低い状態になっているので、用紙の温度が上
面と下面でいちじるしく異なり、結果として排出された
用紙が大きく変形つまりカールしてしまうという欠点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、電源投入直後の、画像形成可能状態となった際
に、すぐに画像形成を行った場合に、画像形成媒体が大
きく変形してしまうという欠点があった。
【0007】そこで、この発明は、電源投入直後の画像
形成可能状態となった際であっても、定着ローラと加圧
ローラとの温度差を少なくでき、画像形成媒体の変形を
抑えることができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像情報に応じた現像剤像を画像形成媒体上に付与
する付与手段、この付与手段による画像形成媒体を搬送
する搬送手段、発熱体を内蔵する定着ローラと、この定
着ローラとの間に画像形成媒体を挟持する加圧ローラと
を有し、上記搬送手段により搬送される画像形成媒体に
対して加圧、加熱することにより、画像形成媒体上の現
像剤を画像形成媒体に定着させる定着手段、上記定着ロ
ーラの表面温度を検知する検知手段、電源を投入する電
源投入手段、およびこの電源投入手段による電源投入か
ら上記検知手段の検知結果により上記定着ローラの表面
温度が定着可能温度に達するまで、上記発熱体のオン−
オフを周期的に繰り返す制御手段から構成されている。
【0009】この発明の定着装置は、発熱体を内蔵する
定着ローラと、この定着ローラとの間に画像形成媒体を
挟持する加圧ローラとを有し、上記搬送手段により搬送
される画像形成媒体に対して加圧、加熱することによ
り、画像形成媒体上の現像剤を画像形成媒体に定着させ
る定着手段、上記定着ローラの表面温度を検知する検知
手段、電源を投入する電源投入手段、およびこの電源投
入手段による電源投入から上記検知手段の検知結果によ
り上記定着ローラの表面温度が定着可能温度に達するま
で、上記発熱体のオン−オフを周期的に繰り返す制御手
段から構成されている。
【0010】
【作用】この発明は、上記のような構成において、電源
投入直後から定着ローラの表面温度が定着可能温度に達
するまで、定着手段内の発熱体のオン−オフを周期的に
繰り返すようにし、定着手段の温度上昇を緩やかにした
ものである。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】図1はこの発明の画像形成装置としての複
写機の内部構成を示すものである。すなわち、1は複写
機本体であり、この本体1の上面には原稿を支承する原
稿台(透明ガラス)2が固定されている。この原稿台2
には原稿のセット基準となる固定スケール21 が設けら
れ、さらに、原稿台2の近傍には開閉自在の原稿カバー
11 が設けられている。
【0013】そして、上記原稿台2に載置された原稿
は、露光ランプ4、ミラー5、6、7からなる走査系が
原稿台2の下面に沿って矢印a方向に往復動することに
より、その往復時に露光走査されるようになっている。
この場合、ミラ−6、7は光路長を保持するようにミラ
−5の1/2の速度にて移動する。上記走査系の走査に
よる原稿からの反射光、つまり露光ランプ4の光照射に
よる原稿からの反射光は、上記ミラ−5、6、7によっ
て反射された後変倍用レンズブロック8を通り、更にミ
ラ−91 、92 、93 によって反射されて感光体ドラム
10に導かれ、原稿の像が感光体ドラム10の表面に結
像されるようになっている。
【0014】上記露光ランプ4、ミラー5、6、7、変
倍用レンズブロック8、ミラ−91、92 、93 によっ
て光学系3が構成されている。
【0015】上記感光体ドラム10は図示矢印b方向に
回転し、先ず、帯電用帯電器11によって表面が帯電さ
れ、しかる後、画像が露光部Phでスリット露光される
ことにより、表面に静電潜像が形成される。この静電潜
像は現像器12によってトナーが付着されることにより
可視像化される。前記現像器12は、複写機本体1に対
して着脱自在とされている。
【0016】一方、用紙(画像形成媒体)は、選択され
た上段給紙カセット131 、あるいは下段給紙カセット
132 から送出ローラ141 、142 およびロ−ラ対1
51、 152 によって一枚ずつ取出され、用紙案内路
161 、162 を通ってレジストローラ対17へ案内さ
れ、このレジストローラ対17によって転写部へ案内さ
れるようになっている。ここで、上記給紙カセット13
1 、132 は、本体1の右側下端部に着脱自在に設けら
れており、図示しない操作パネルにおいていずれか一方
が選択できるようになっている。
【0017】また、上記各給紙カセット131 、132
は、それぞれカセットサイズ検知スイッチ501 、50
2 によってカセットサイズが検知されるようになってい
る。このカセットサイズ検知スイッチ501 、502 は
サイズの異なるカセットの挿入に応じてオン−オフされ
る複数のマイクロスイッチにより構成されている。さら
に、前記給紙カセット131 の上面部には、手差しガイ
ド13aが設けられており、この手差しガイド13aを
介して手差し挿入された用紙は、送出ローラ14aによ
って前記ローラ対151 に導かれ、この後、給紙カセッ
ト131 から給紙された用紙と同様に搬送されるように
なっている。
【0018】一方、転写部に送られた用紙は、転写用帯
電器18の部分で感光体ドラム10の表面と密着するこ
とにより、上記帯電器18の作用で感光体ドラム10上
のトナー像が転写される。この転写された用紙Pは、剥
離用帯電器19の作用で感光体ドラム10から静電的に
剥離されて搬送ベルト20で搬送され、その終端部に設
けられた定着装置21へ送られ、ここを通過することに
より転写像が定着される。
【0019】そして、定着後の用紙は、送出ローラ対2
2によって本体1外のトレイ25に排出されるようにな
っている。また、転写後の感光体ドラム10は、クリー
ナ26で表面の残留トナーが除去され、さらに除電ラン
プ27によって残像が消去されることにより、初期状態
に戻るようになっている。
【0020】なお、29は本体1内の温度上昇を防止す
るための冷却ファンである。また、前記露光ランプ4、
ミラー5は第1キャリッジ411 に設けられ、ミラー
6、7は第2キャリッジ412 に設けられ、ミラー91
、92 は第3キャリッジ413に設けられている。
【0021】定着装置21は、図2に示すように構成さ
れている。すなわち、発熱体としてのヒータランプ(ハ
ロゲンランプ)60を内蔵するヒューザローラ(定着ロ
ーラ)61、このヒューザローラ61とともに回転し、
上記ヒューザローラ61をスプリング62による一定圧
力で加圧するプレスローラ(加圧ローラ:ゴムローラ)
63、上記ヒューザローラ61の表面温度を検知するサ
ーミスタ(検知手段)64、上記ヒューザローラ61の
表面をクリーニングするクリーニングフェルトローラ6
5、上記ヒューザローラ61、プレスローラ63とによ
り定着が行なわれた用紙をヒューザローラ61から剥が
す剥離爪66、およびこの剥離爪66によって剥がされ
た用紙の搬送を検知するスイッチ67によって構成され
ている。
【0022】第3図は定着装置21の温度制御回路の概
略構成を示すものである。すなわち、CPU71は定着
装置21の温度を制御するものである。このCPU71
には、サーミスタ64の抵抗値変化に応じて定着装置2
1の温度を検知する温度検知回路72とヒータランプ6
0の点灯駆動を行うヒータ駆動回路73とが接続されて
いる。CPU71には、図示しない主制御部を介して電
源スイッチからのオン信号が供給されている。
【0023】CPU71は電源スイッチからのオン信号
と温度検知回路72からの温度検知信号とに応じて、ヒ
ータランプ60の点灯を指示するヒータオン信号をアウ
トプットポートOPからヒータ駆動回路73へ出力する
ようになっている。
【0024】すなわち、電源オン時からヒューザランプ
61の表面温度があらかじめ設定された定着可能温度に
達するまでの間、ヒータオン信号を内部のタイマ(図示
しない)を用いて周期的に出力し、ヒューザランプ61
の表面温度が定着可能温度に達したのち、電源オフやジ
ャム異常等が供給されるまでヒータオン信号を出力して
いる。
【0025】上記CPU71は、電源オンの後、ヒュー
ザランプ61の表面温度が定着可能温度に達するまでの
間、内部のタイマにより、ヒータオン信号が出力される
T1時間と、ヒータオン信号が出力されないT2時間と
が交互(周期的)に設定されている。これにより、ヒー
タランプ60の点灯と消灯が交互に行われるようになっ
ている。
【0026】上記温度検知回路72は、コンパレータ7
2a、および抵抗R1〜R5で構成され、上記サーミス
タ64の抵抗値変化により上記プレスローラ63の表面
温度を検知し、この検知温度に応じた電圧値をCPU7
1へ出力するとともに、検知温度に対する電圧値と基準
温度(定着可能温度、複写可能温度)に対する電圧値と
比較し、この比較結果を出力するものである。
【0027】すなわち、ヒューザローラ61の表面温度
に応じてサーミスタ64の抵抗値が変化することにより
得られる、抵抗R1、サーミスタ64と抵抗R2とで分
圧される電圧値Aが、抵抗R5を介してCPU71のア
ナログ入力ポートANに供給される。
【0028】CPU71はこのアナログ入力ポートAN
に供給される電圧値Aによりサーミスタ64等の断線を
検知できるようになっている。
【0029】また、ヒューザローラ61の表面温度が低
いとき、サーミスタ64は大きな抵抗値となっている。
このため、抵抗R1、サーミスタ64と抵抗R2とで分
圧される電圧値Aは、抵抗R3、R4によって作成され
る基準電圧値Bよりも低い(A<B)ので、コンパレー
タ72aの出力は“H“レベルとなる。
【0030】また、ヒューザローラ61の表面の温度が
上昇し、サーミスタ64の抵抗値が小さくなると、電圧
値Aの値も大きくなり、電圧値Aが基準電圧値Bよりも
大きく(A>B)なったとき、コンパレータ72aの出
力は“H“レベルから“L“レベルへ反転する。
【0031】この結果、ヒューザローラ61の表面温度
が基準温度(定着可能温度)より低いときには、コンパ
レータ72aの出力は“H“レベルで、ヒューザローラ
61の表面温度が基準温度より高いときには、“L“レ
ベルが出力される。
【0032】また、コンパレータ72aの出力が、電源
スイッチの投入後に、“L“レベルから“H“レベルへ
変化した際、その信号がレディ信号として図示しない主
制御部へ出力されるようになっている。主制御部はこの
レディ信号を用いて複写可能を報知している。
【0033】ヒータ駆動回路73は、NPN型トランジ
スタ74、固定リレー(ソリッドステートリレー:SS
R)75、およびヒューズ76によって構成されてい
る。NPN型トランジスタ74は、温度検知回路72の
コンパレータ72aからの出力がベースに供給され、コ
ンパレータ72aの出力が“H“レベルの場合、オン
し、“L“レベルの場合、オフしている。トランジスタ
74のコレクタには固定リレー75の負側入力端が接続
され、トランジスタ74のエミッタは接地されている。
これにより、トランジスタ74がオンしている際に、固
定リレー75の負側入力端が接地されるようになってい
る。固定リレー75の正側入力端には、CPU71から
のヒータオン信号が供給されるようになっている。
【0034】これにより、固定リレー75は、CPU7
1からのヒータオン信号が供給されるとともに、トラン
ジスタ74がオンしている際に、オン状態となることに
より、ヒータランプ60に駆動電圧を印加して点灯する
ようになっている。固定リレー75は、CPU71から
のヒータオン信号が供給されていなかったり、トランジ
スタ74がオフしている際に、オフ状態となり、ヒータ
ランプ60を消灯するようになっている。
【0035】次に、上記のような構成において、図4に
示すフローチャートを参照しつつ動作を説明する。
【0036】たとえば今、図示しない電源スイッチがオ
ンされると、そのオン信号がCPU71に供給される。
すると、CPU71は、アウトプットポートOPからヒ
ータオン信号を出力する。このヒータオン信号は固定リ
レー75の正側入力端に供給される。この際、ヒューザ
ランプ61の表面温度は基準温度よりも低くなっている
ため、サーミスタ64の検知温度に対応する電圧値Aは
基準電圧値Bよりも低いものとなっており、コンパレー
タ72aの出力は“H“レベルとなっている。
【0037】このため、トランジスタ74がオンし、固
定リレー75の負側入力端はトランジスタ74を介して
接地されている。
【0038】これにより、固定リレー75の入力側に入
力電圧が印加されることにより、オン状態となり、ヒー
タランプ60に駆動電圧が印加され、ヒータランプ60
が点灯される。
【0039】そして、CPU71はヒータオン信号を出
力してからT1(秒)経過するまで待つ。この間に、定
着可能温度に到達したらこの図に示した制御段階(ウォ
ーミングアップ)を抜け、コピースタンバイに移行す
る。CPU71は定着可能温度に到達せずにT1(秒)
が経過した際、ヒータオン信号の出力を停止することに
より、固定リレー75がオフ状態となり、ヒータランプ
60が消灯される。
【0040】その後、CPU71はT2(秒)経過した
際、再びヒータオン信号を出力し、ヒータランプ70を
点灯し、T1(秒)の経過または定着可能温度への移行
を待つ。このようにして、T1(秒)間ヒータランプ7
0を点灯し、T2(秒)間ヒータランプ70を消灯する
サイクルを繰り返して定着可能温度に達するまで、ヒュ
ーザローラ61つまり定着装置21を加熱する。定着可
能温度に達したら、制御段階(ウォーミングアップ)を
抜け、コピースタンバイに移行する。
【0041】このような加熱の結果として、ヒューザロ
ーラ61の表面温度は図5に実線で示すように上昇し、
このヒューザローラ61の表面温度の上昇にともなって
プレスローラ63の表面温度は図5に破線で示すように
上昇する。そして、ヒューザローラ61の表面温度が定
着可能温度に達したとき(コピースタンバイに移行した
時)には、プレスローラ63の表面温度も十分高くなっ
ていて、ヒューザローラ61の表面温度との温度差が小
さくなっている。
【0042】このため、ヒューザローラ61の表面温度
が定着可能温度に達した直後に、用紙の定着を行ったと
しても、用紙の変形、つまりカールを抑えることができ
る。
【0043】また、ヒューザローラ61の表面温度が定
着可能温度に達した後、CPU71からのヒータオン信
号は固定リレー75に出力されたままとなり、固定リレ
ー75はトランジスタ74のオン、オフに応じて、ヒー
タランプ70を点灯、消灯する。すなわち、ヒューザロ
ーラ61の表面温度が定着可能温度より下がり、トラン
ジスタ74のオンした際に、ヒータランプ70を点灯
し、ヒューザローラ61の表面温度が定着可能温度より
上になり、トランジスタ74のオフした際に、ヒータラ
ンプ70を消灯する。これにより、ヒューザローラ61
の表面温度が定着可能温度に保たれる。
【0044】上記したように、電源投入直後から定着装
置内のヒータランプの表面温度が定着可能温度に達する
まで、定着装置内のヒータランプを周期的にオン−オフ
(間欠的動作)するようにし、定着装置の温度上昇を緩
やかにしたものである。
【0045】これにより、電源投入直後に定着装置が定
着可能温度となった際の、定着ローラと加圧ローラとの
温度差を少なくでき、定着装置から排出される用紙の変
形(カール)を抑えることができる。
【0046】また、タイマによる制御を追加するだけで
良く、ハードウェアの構成を変更することなく既存の回
路を用いて実施できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
電源投入直後の画像形成可能状態となった際であって
も、定着ローラと加圧ローラとの温度差を少なくでき、
画像形成媒体が大きく変形することなく定着を実行する
ことができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における複写機の全体の構
成を示す断面図。
【図2】図1の定着装置の構成を示す断面図。
【図3】温度制御回路の構成を示す回路図
【図4】動作を説明するためのフローチャート。
【図5】図1の定着ローラと加圧ローラの表面温度の変
化状態を説明するための図。
【符号の説明】
21…定着装置、60…ヒータランプ(発熱体)、61
…ヒューザローラ(定着ローラ)、63…プレスローラ
(加圧ローラ)、64…サーミスタ(検知手段)、71
…CPU、72…温度検知回路、73…ヒータ駆動回
路、72a…コンパレータ、R1〜R5…抵抗、74…
NPN型トランジスタ、75…固定リレー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じた現像剤像を画像形成媒
    体上に付与する付与手段と、 この付与手段による画像形成媒体を搬送する搬送手段
    と、 発熱体を内蔵する定着ローラと、この定着ローラとの間
    に画像形成媒体を挟持する加圧ローラとを有し、上記搬
    送手段により搬送される画像形成媒体に対して加圧、加
    熱することにより、画像形成媒体上の現像剤を画像形成
    媒体に定着させる定着手段と、 上記定着ローラの表面温度を検知する検知手段と、 電源を投入する電源投入手段と、 この電源投入手段による電源投入から上記検知手段の検
    知結果により上記定着ローラの表面温度が定着可能温度
    に達するまで、上記発熱体のオン−オフを周期的に繰り
    返す制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 発熱体を内蔵する定着ローラと、この定
    着ローラとの間に画像形成媒体を挟持する加圧ローラと
    を有し、上記搬送手段により搬送される画像形成媒体に
    対して加圧、加熱することにより、画像形成媒体上の現
    像剤を画像形成媒体に定着させる定着手段と、 上記定着ローラの表面温度を検知する検知手段と、 電源を投入する電源投入手段と、 この電源投入手段による電源投入から上記検知手段の検
    知結果により上記定着ローラの表面温度が定着可能温度
    に達するまで、上記発熱体のオン−オフを周期的に繰り
    返す制御手段と、 を具備したことを特徴とする定着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011028088A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2011028037A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置

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JP2011028037A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2011028088A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置

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