JPH05173427A - 転写装置 - Google Patents
転写装置Info
- Publication number
- JPH05173427A JPH05173427A JP33806091A JP33806091A JPH05173427A JP H05173427 A JPH05173427 A JP H05173427A JP 33806091 A JP33806091 A JP 33806091A JP 33806091 A JP33806091 A JP 33806091A JP H05173427 A JPH05173427 A JP H05173427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- dew condensation
- transfer roller
- heater
- photoconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 結露が発生するを防止するのに加えて、転写
紙内に含まれているタルク成分等が転写ローラの表面に
付着することがなくて、転写性能に悪影響を与えること
がない転写装置を提供する。 【構成】 帯電器によって表面が一様に帯電された感光
体の表面に原稿画像を光学露光して静電潜像とし、現像
工程で可視化した画像を転写ローラを用いて転写紙上に
転写する転写装置において、前記転写ローラの表面の結
露防止用ヒータを転写ローラの内部又は近傍に設けた。
紙内に含まれているタルク成分等が転写ローラの表面に
付着することがなくて、転写性能に悪影響を与えること
がない転写装置を提供する。 【構成】 帯電器によって表面が一様に帯電された感光
体の表面に原稿画像を光学露光して静電潜像とし、現像
工程で可視化した画像を転写ローラを用いて転写紙上に
転写する転写装置において、前記転写ローラの表面の結
露防止用ヒータを転写ローラの内部又は近傍に設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、転写装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の転写装置は多くの部分が図１に示
すこの発明の実施例と同様になっているので、これを参
照して説明する。１は感光体であって矢印の方向に回転
し、この感光体１の全表面に帯電器２で一様な帯電を行
い、露光部３で原稿画像を光学露光して静電潜像を形成
し、この潜像を現像部４で可視化画像に現像し、この画
像を前記の一連の動作に連動して給紙ころ対６によって
搬送される転写紙７に、転写電源10から電圧を供給され
る転写ローラ９によって転写し、転写が終了した転写紙
７は、搬送ベルト11によって定着部12に搬送されて画像
定着が行われる。このようにして転写が終了した後、感
光体１に残留した転写残留像は、クリーニング部13でク
リーニングされ、その後感光体１は除電ランプ14によっ
て除電される。
すこの発明の実施例と同様になっているので、これを参
照して説明する。１は感光体であって矢印の方向に回転
し、この感光体１の全表面に帯電器２で一様な帯電を行
い、露光部３で原稿画像を光学露光して静電潜像を形成
し、この潜像を現像部４で可視化画像に現像し、この画
像を前記の一連の動作に連動して給紙ころ対６によって
搬送される転写紙７に、転写電源10から電圧を供給され
る転写ローラ９によって転写し、転写が終了した転写紙
７は、搬送ベルト11によって定着部12に搬送されて画像
定着が行われる。このようにして転写が終了した後、感
光体１に残留した転写残留像は、クリーニング部13でク
リーニングされ、その後感光体１は除電ランプ14によっ
て除電される。
【０００３】そもそも転写装置においては、感光体の表
面に結露が発生するので、この発生を防止しなければな
らず、その方策としては実開昭61-140364号公報に開示
されたようなものがあり、それは転写帯電器シールド部
にヒータを設けて、感光体及びその周辺の温度を常に露
点温度以上となるようにしたものであり、これ以外に転
写帯電器の下方にヒータを設けたものもあるが、いずれ
も転写帯電器方式を用いた転写装置に関するものであっ
て、前記のような転写ローラ方式に関するものではな
い。
面に結露が発生するので、この発生を防止しなければな
らず、その方策としては実開昭61-140364号公報に開示
されたようなものがあり、それは転写帯電器シールド部
にヒータを設けて、感光体及びその周辺の温度を常に露
点温度以上となるようにしたものであり、これ以外に転
写帯電器の下方にヒータを設けたものもあるが、いずれ
も転写帯電器方式を用いた転写装置に関するものであっ
て、前記のような転写ローラ方式に関するものではな
い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
転写ローラ方式の転写装置においては、結露が発生する
のに加えて、転写工程の際転写紙が直接転写手段である
転写ローラに接触するため、転写紙内に含まれているタ
ルク成分等が転写ローラの表面に付着して、転写性能に
悪影響を与えるという問題がある。
転写ローラ方式の転写装置においては、結露が発生する
のに加えて、転写工程の際転写紙が直接転写手段である
転写ローラに接触するため、転写紙内に含まれているタ
ルク成分等が転写ローラの表面に付着して、転写性能に
悪影響を与えるという問題がある。
【０００５】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の転写装置のもつ問題を解消し、結露が発生するを防
止するのに加えて、転写紙内に含まれているタルク成分
等が転写ローラの表面に付着することがなくて、転写性
能に悪影響を与えることがない転写装置を提供するにあ
る。
来の転写装置のもつ問題を解消し、結露が発生するを防
止するのに加えて、転写紙内に含まれているタルク成分
等が転写ローラの表面に付着することがなくて、転写性
能に悪影響を与えることがない転写装置を提供するにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項１の発明は、帯電器に
よって表面が一様に帯電された感光体の表面に原稿画像
を光学露光して静電潜像とし、現像工程で可視化した画
像を転写ローラを用いて転写紙上に転写する転写装置に
おいて、前記転写ローラの表面の結露防止用ヒータを転
写ローラの内部に設けたことを特徴とするものである。
請求項２の発明は、請求項１の転写装置において、転写
ローラの内部に設けたものである。請求項３の発明は、
帯電器によって表面が一様に帯電された感光体の表面に
原稿画像を光学露光して静電潜像とし、現像工程で可視
化した画像を転写ローラを用いて転写紙上に転写する転
写装置において、前記転写ローラの表面の結露防止用ヒ
ータを転写ローラの近傍に設けたことを特徴とするもの
である。請求項４の発明は、請求項３の転写装置におい
て、転写ローラの近傍に設けた結露防止用ヒータは、感
光体の表面の結露防止機能を有するものである。
な目的を達成するために、請求項１の発明は、帯電器に
よって表面が一様に帯電された感光体の表面に原稿画像
を光学露光して静電潜像とし、現像工程で可視化した画
像を転写ローラを用いて転写紙上に転写する転写装置に
おいて、前記転写ローラの表面の結露防止用ヒータを転
写ローラの内部に設けたことを特徴とするものである。
請求項２の発明は、請求項１の転写装置において、転写
ローラの内部に設けたものである。請求項３の発明は、
帯電器によって表面が一様に帯電された感光体の表面に
原稿画像を光学露光して静電潜像とし、現像工程で可視
化した画像を転写ローラを用いて転写紙上に転写する転
写装置において、前記転写ローラの表面の結露防止用ヒ
ータを転写ローラの近傍に設けたことを特徴とするもの
である。請求項４の発明は、請求項３の転写装置におい
て、転写ローラの近傍に設けた結露防止用ヒータは、感
光体の表面の結露防止機能を有するものである。
【０００７】
【作用】前記のような請求項１，３の発明において、結
露防止用ヒータによって加熱された転写ローラの表面
は、常時乾燥した状態となるので、該表面の結露発生が
防止され、また転写ローラの表面はこのように乾燥し
て、水分が少ないことからタルク等の物質が付着しにく
く、また付着した場合でも容易に除去することができ
る。また請求項２，４の発明は、結露防止用ヒータが感
光体の表面の結露防止機能を有するので、転写紙が転写
位置にない場合において、結露防止用ヒータによって加
熱された転写ローラから放熱される熱を利用して感光体
を加熱し、その表面に結露の発生するのを防止すること
ができる。
露防止用ヒータによって加熱された転写ローラの表面
は、常時乾燥した状態となるので、該表面の結露発生が
防止され、また転写ローラの表面はこのように乾燥し
て、水分が少ないことからタルク等の物質が付着しにく
く、また付着した場合でも容易に除去することができ
る。また請求項２，４の発明は、結露防止用ヒータが感
光体の表面の結露防止機能を有するので、転写紙が転写
位置にない場合において、結露防止用ヒータによって加
熱された転写ローラから放熱される熱を利用して感光体
を加熱し、その表面に結露の発生するのを防止すること
ができる。
【０００８】
【実施例】図１〜４に示す各実施例において、前記従来
の転写装置と同様の部分には、同一の符号を引用して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。図
１に示す第１実施例において、転写ローラ９の内部に加
熱電源17によって動作するヒータ18が設けられており、
前記従来の転写装置と同様の工程によって同様に転写作
用をするようになってる。図２に示す第２実施例におい
て、第１実施例と相違する点は、感光体１と転写ローラ
９との間に中間転写体21が配置され、中間転写体用帯電
器22、同クリーナ23を設けた点であり、その他は相違す
ることがなく、このような第２実施例においては、第１
実施例と同様にして感光体１の表面に形成された可視化
画像を、中間転写体用帯電器22によって一旦中間転写体
21に転写し、その後転写ローラ９によって転写紙７に転
写し、転写後の中間転写体21上の残留像は中間転写体用
クリーナ23によってクリーニングされる。図３，４に示
す第３，４実施例において、それぞれ第１，２実施例と
相違する点は、ヒータ18が転写ローラ９の内部に設けら
れる代わりに、その近傍に設けられている点であって、
その作用は、第１，２実施例と相違するところがない。
の転写装置と同様の部分には、同一の符号を引用して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。図
１に示す第１実施例において、転写ローラ９の内部に加
熱電源17によって動作するヒータ18が設けられており、
前記従来の転写装置と同様の工程によって同様に転写作
用をするようになってる。図２に示す第２実施例におい
て、第１実施例と相違する点は、感光体１と転写ローラ
９との間に中間転写体21が配置され、中間転写体用帯電
器22、同クリーナ23を設けた点であり、その他は相違す
ることがなく、このような第２実施例においては、第１
実施例と同様にして感光体１の表面に形成された可視化
画像を、中間転写体用帯電器22によって一旦中間転写体
21に転写し、その後転写ローラ９によって転写紙７に転
写し、転写後の中間転写体21上の残留像は中間転写体用
クリーナ23によってクリーニングされる。図３，４に示
す第３，４実施例において、それぞれ第１，２実施例と
相違する点は、ヒータ18が転写ローラ９の内部に設けら
れる代わりに、その近傍に設けられている点であって、
その作用は、第１，２実施例と相違するところがない。
【０００９】これらの実施例において、ヒータ18によっ
て加熱された転写ローラ９の表面は、常時乾燥した状態
となるので、該表面の結露発生が防止され、また転写ロ
ーラ９の表面はこのように乾燥して、水分が少ないこと
からタルク等の物質が付着しにくく、また付着した場合
でも、スクレーパ19によって容易に除去することがで
き、このようなことからこの転写装置は、常時安定した
転写性能がえられる。さらに請求項２，４の発明は、請
求項１，３の転写装置において、結露防止用ヒータ18は
感光体１の表面の結露防止機能を有するので、転写紙７
が転写位置にない場合において、ヒータ18によって加熱
された転写ローラ９から放熱される熱を利用して感光体
１を加熱し、その表面に結露の発生するのを防止して、
常時安定した転写性能がえられる。
て加熱された転写ローラ９の表面は、常時乾燥した状態
となるので、該表面の結露発生が防止され、また転写ロ
ーラ９の表面はこのように乾燥して、水分が少ないこと
からタルク等の物質が付着しにくく、また付着した場合
でも、スクレーパ19によって容易に除去することがで
き、このようなことからこの転写装置は、常時安定した
転写性能がえられる。さらに請求項２，４の発明は、請
求項１，３の転写装置において、結露防止用ヒータ18は
感光体１の表面の結露防止機能を有するので、転写紙７
が転写位置にない場合において、ヒータ18によって加熱
された転写ローラ９から放熱される熱を利用して感光体
１を加熱し、その表面に結露の発生するのを防止して、
常時安定した転写性能がえられる。
【００１０】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
１，３の発明は、帯電器によって表面が一様に帯電され
た感光体の表面に原稿画像を光学露光して静電潜像と
し、現像工程で可視化した画像を転写ローラを用いて転
写紙上に転写する転写装置において、転写ローラの表面
の結露防止用ヒータを転写ローラの内部又は近傍に設
け、結露防止用ヒータによって加熱された転写ローラの
表面は、常時乾燥した状態となって該表面の結露発生が
防止され、また転写ローラの表面はこのように乾燥し
て、水分が少ないことからタルク等の物質が付着しにく
く、また付着した場合でも容易に除去することができる
ので、常時安定した転写性能がえられるという効果があ
る。請求項２，４の発明は、請求項１，３の発明におい
て、転写ローラの内部又は近傍に設けた結露防止用ヒー
タは、感光体の表面の結露防止機能を有するので、請求
項１，３の発明と同様な効果があるのに加えて、転写紙
が転写位置にない場合において、結露防止用ヒータによ
って加熱された転写ローラから放熱される熱を利用して
感光体を加熱し、その表面に結露の発生するのを防止し
て、常時安定した転写性能がえられるという効果があ
る。
１，３の発明は、帯電器によって表面が一様に帯電され
た感光体の表面に原稿画像を光学露光して静電潜像と
し、現像工程で可視化した画像を転写ローラを用いて転
写紙上に転写する転写装置において、転写ローラの表面
の結露防止用ヒータを転写ローラの内部又は近傍に設
け、結露防止用ヒータによって加熱された転写ローラの
表面は、常時乾燥した状態となって該表面の結露発生が
防止され、また転写ローラの表面はこのように乾燥し
て、水分が少ないことからタルク等の物質が付着しにく
く、また付着した場合でも容易に除去することができる
ので、常時安定した転写性能がえられるという効果があ
る。請求項２，４の発明は、請求項１，３の発明におい
て、転写ローラの内部又は近傍に設けた結露防止用ヒー
タは、感光体の表面の結露防止機能を有するので、請求
項１，３の発明と同様な効果があるのに加えて、転写紙
が転写位置にない場合において、結露防止用ヒータによ
って加熱された転写ローラから放熱される熱を利用して
感光体を加熱し、その表面に結露の発生するのを防止し
て、常時安定した転写性能がえられるという効果があ
る。
【図１】この発明の第１実施例の正面図である。
【図２】同第２実施例の正面図である。
【図３】同第３実施例の正面図である。
【図４】同第４実施例の正面図である。
１ 感光体 ２ 帯電器 ３ 露光部 ４ 現像部 ７ 転写紙 ８ 転写電源 ９ 転写ローラ 17 加熱電源 19 スクレーパ
Claims (4)
- 【請求項１】 帯電器によって表面が一様に帯電された
感光体の表面に原稿画像を光学露光して静電潜像とし、
現像工程で可視化した画像を転写ローラを用いて転写紙
上に転写する転写装置において、前記転写ローラの表面
の結露防止用ヒータを転写ローラの内部に設けたことを
特徴とする転写装置。 - 【請求項２】 転写ローラの内部に設けた結露防止用ヒ
ータは、感光体の表面の結露防止機能を有する請求項１
の転写装置。 - 【請求項３】 帯電器によって表面が一様に帯電された
感光体の表面に原稿画像を光学露光して静電潜像とし、
現像工程で可視化した画像を転写ローラを用いて転写紙
上に転写する転写装置において、前記転写ローラの表面
の結露防止用ヒータを転写ローラの近傍に設けたことを
特徴とする転写装置。 - 【請求項４】 転写ローラの近傍に設けた結露防止用ヒ
ータは、感光体の表面の結露防止機能を有する請求項３
の転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33806091A JPH05173427A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33806091A JPH05173427A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 転写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05173427A true JPH05173427A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18314540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33806091A Pending JPH05173427A (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05173427A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011028194A (ja) * | 2008-08-18 | 2011-02-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP33806091A patent/JPH05173427A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011028194A (ja) * | 2008-08-18 | 2011-02-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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