JPH0736373Y2 - 画像形成装置の除電装置 - Google Patents

画像形成装置の除電装置

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JPH0736373Y2
JPH0736373Y2 JP1987085034U JP8503487U JPH0736373Y2 JP H0736373 Y2 JPH0736373 Y2 JP H0736373Y2 JP 1987085034 U JP1987085034 U JP 1987085034U JP 8503487 U JP8503487 U JP 8503487U JP H0736373 Y2 JPH0736373 Y2 JP H0736373Y2
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JP
Japan
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cold cathode
discharge tube
static eliminator
cathode discharge
forming apparatus
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JP1987085034U
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JPS63195358U (ja
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敏雄 吉山
誠太郎 吉田
栄次 中嶋
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置の
除電装置に関する。
〈従来の技術〉 以下、画像形成装置の例として複写機をあげる。第3図
は一般的な複写機の感光体ドラム周辺の概略図である。
原稿台(図示省略)上に載置された原稿を露光ランプ
(図示省略)で照射し、原稿からの反射光Lを反射鏡と
レンズとで構成された光学系(図示省略)を介して感光
体ドラム80表面に投射する。感光体ドラム80は、予め帯
電装置20によって一様に帯電させられており、前記反射
光Lの照射によって原稿に対応した静電潜像が形成され
る。この静電潜像は現像装置40によってトナー像とな
り、このトナー像は複写紙搬送系90によって転写装置50
と感光体ドラム80との間に搬送された複写紙に転写さ
れ、当該複写紙は剥離装置60によって感光体ドラム80か
ら剥離される。その後、トナー像が転写された複写紙は
定着装置(図示省略)に搬送されて定着され、複写が終
了する。
トナー像を複写紙に転写した後の感光体ドラム80は、ク
リーニング装置70による残留トナーの除去と、除電装置
10による残留電荷の除去とが行われ、次の複写にそなえ
る。
なお、30は複写紙のサイズに応じた感光体ドラム80の帯
電領域の幅を設定するブランクカットランプである。
前記除電装置10は、除電ランプとしての冷陰極放電管11
と、冷陰極放電管11の放電開始をスムーズに行うための
近接導体13とからなっている。
冷陰極放電管11の光量は、冷陰極放電管11の管壁の温度
にほぼ比例しているため、冬期等の雰囲気温度が低い場
合には冷陰極放電管11の光量が安定するまでの待機時間
が長くなる。また、近接導体13は熱伝導性のよいアルミ
ニウム等で形成されているため、冷陰極放電管11から発
生した熱が近接導体13に伝わって放熱され、冷陰極放電
管11の管壁の温度が上昇せず、光量が安定しない問題が
ある。
そこで、上記問題点を解消するために定着装置の熱ロー
ラの熱をヒートパイプやファン等で除電装置に供給する
技術(特開昭60-230618号公報記載)や近接導体をヒー
タ等で加熱する技術が知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、ヒートパイプを使用すると部品点数の増
加と、それに伴う価格の上昇がある。また、ファンで熱
風を送る方法では熱風が感光体ドラムに当たって、感光
体ドラムの感度が部分的に変化するという問題点があ
る。また、ヒータ等で近接導体を加熱する方法では温度
の制御が困難である。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、簡単な機
構で冷陰極放電管の光量を安定させ、発光効率を向上さ
せることができる画像形成装置の除電装置を提供するこ
とを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案に係る画像形成装置の除電装置は、感光体ドラム
の残留電荷を除去する画像形成装置の除電装置であっ
て、冷陰極放電管と、この冷陰極放電管を感光体ドラム
に対向した面を除いて覆う近接導体と、この近接導体と
冷陰極放電管との間に全面にわたって挟み込まれる断熱
材とを有している。
〈作用〉 冷陰極放電管の点灯によって発生した熱は、断熱材によ
って近接導体には伝わらない。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案に係る画像形成装置の除電装置の分解斜
視図、第2図は従来の除電装置と本考案に係る除電装置
との時間の変化による光量の変化を示したグラフであ
る。なお、従来のものと同様の部材等は同一の番号にて
表している。
本考案に係る除電装置10は、冷陰極放電管11と、冷陰極
放電管11の放電開始をスムーズにするための近接導体13
と、前記冷陰極放電管11と近接導体13との間に挟み込ま
れる断熱材12とを有している。
前記冷陰極放電管11は直管型の冷陰極放電管であり、前
記近接導体13はアルミニウム等の金属板を断面略Ω字形
状に湾曲形成したものであって、前記冷陰極放電管11の
感光体ドラム80に対向した面を除いて覆うようになって
いる。
前記断熱材12は、発泡スチロール、フェルト等からな
り、前記冷陰極放電管11と近接導体13との間に全面にわ
たって挟み込まれている。
上記構成による除電装置10によると、冷陰極放電管11の
点灯によって発生した熱は断熱材12によって、近接導体
13に伝わることがなく、すべて冷陰極放電管11の管壁の
温度を上昇させる(第2図参照)。つまり、冷陰極放電
管11はより早く温められるので、その光量は素早く安定
する。従って、本考案に係る除電装置10を採用すること
によって感光体ドラム80は光量変化を受けないため、安
定した画像が得られる。
〈考案の効果〉 冷陰極放電管から発生した熱が断熱材によって近接導体
に伝わらないために、冷陰極放電管の管壁の温度は早く
上昇し、光量の安定までの時間が短くなる。
また、従来の除電装置に断熱材を挟み込むだけであるの
で、部品点数の増加やそれに伴う価格の上昇という欠点
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像形成装置の除電装置の分解斜
視図、第2図は従来の除電装置と本考案に係る除電装置
との時間の変化による光量の変化を示したグラフ、第3
図は一般的な複写機の感光体ドラム周辺の概略図であ
る。 10……除電装置、11……冷陰極放電管、12……断熱材、
13……近接導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの残留電荷を除去する画像形
    成装置の除電装置において、冷陰極放電管と、この冷陰
    極放電管を感光体ドラムに対向した面を除いて覆う近接
    導体と、この近接導体と冷陰極放電管との間に全面にわ
    たって挟み込まれる断熱材とを具備することを特徴とす
    る画像形成装置の除電装置。
JP1987085034U 1987-05-29 1987-05-29 画像形成装置の除電装置 Expired - Lifetime JPH0736373Y2 (ja)

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JPS63195358U JPS63195358U (ja) 1988-12-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201760U (ja) * 1981-06-18 1982-12-22
JPS624771U (ja) * 1985-06-24 1987-01-12

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JPS63195358U (ja) 1988-12-15

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