JPH064361Y2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH064361Y2 JPH064361Y2 JP11649686U JP11649686U JPH064361Y2 JP H064361 Y2 JPH064361 Y2 JP H064361Y2 JP 11649686 U JP11649686 U JP 11649686U JP 11649686 U JP11649686 U JP 11649686U JP H064361 Y2 JPH064361 Y2 JP H064361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- image forming
- offset
- exhaust
- oil
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 本考案は画像形成装置例えば電子写真プロセスを用いた
複写装置の内部ガスを排出する排気手段の動作に関する
ものである。
複写装置の内部ガスを排出する排気手段の動作に関する
ものである。
「従来の技術」 従来この種の複写装置は内部の発生ガスを含む空気を排
気するために排気手段例えばファンが用いられている。
このファンは熱定着器による装置内の昇温防止用や帯電
器により発生したオゾン排出用として考えられた動作タ
イミングをしていた。即ち、装置内の制限温度又は各帯
電器の作動を基にして排気ファンを制御していた。そこ
で定着器オフセット防止油の揮発分をぬくという考えか
らの動作タイミングが考えられていなかったため、該オ
フセット防止油が複写装置内に浮遊し帯電線を汚すとい
う欠点があった。その結果複写画像が不鮮明になるとい
う問題点があった。
気するために排気手段例えばファンが用いられている。
このファンは熱定着器による装置内の昇温防止用や帯電
器により発生したオゾン排出用として考えられた動作タ
イミングをしていた。即ち、装置内の制限温度又は各帯
電器の作動を基にして排気ファンを制御していた。そこ
で定着器オフセット防止油の揮発分をぬくという考えか
らの動作タイミングが考えられていなかったため、該オ
フセット防止油が複写装置内に浮遊し帯電線を汚すとい
う欠点があった。その結果複写画像が不鮮明になるとい
う問題点があった。
本考案は上述従来例の画像形成装置の排気手段の制御装
置の欠点を除去し常に鮮明な複写画像を得る事が可能な
画像形成装置を得ることを目的とするものである。
置の欠点を除去し常に鮮明な複写画像を得る事が可能な
画像形成装置を得ることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は未定着像を加熱定着するために定着温度に維持
される加熱回転体と、この加熱回転体の表面温度を検知
する温度検知部材と、この加熱回転体表面にオフセット
防止油を塗布する塗布手段と、装置内から装置外に排気
する排気手段と、を有する画像形成装置において、上記
温度検知部材の検知温度が上記オフセット防止油の揮発
量が増加する所定温度以上に上昇すると上記排気手段を
作動し、前記所定温度以下に低下すると排気手段を停止
するように排気手段の動作を制御する制御手段を有する
ことを特徴とする画像形成装置である。
される加熱回転体と、この加熱回転体の表面温度を検知
する温度検知部材と、この加熱回転体表面にオフセット
防止油を塗布する塗布手段と、装置内から装置外に排気
する排気手段と、を有する画像形成装置において、上記
温度検知部材の検知温度が上記オフセット防止油の揮発
量が増加する所定温度以上に上昇すると上記排気手段を
作動し、前記所定温度以下に低下すると排気手段を停止
するように排気手段の動作を制御する制御手段を有する
ことを特徴とする画像形成装置である。
「実施例」 以下図面により本考案の実施例について説明する。
第1図は複写装置の概略側面図で光源2によって原稿台
1上の原稿を露光し、その画像はセルフォックレンズ3
を通って帯電器4で帯電された図示矢印方向に回転する
外周に感光層を有する感光ドラム7に結像して潜像を形
成し、現像器5によって該潜像を現像して顕画像とし、
カセット9の転写材がレジストロール10によりタイミ
ングを合わせて転写帯電器11と感光ドラム7の間に送
り込まれて転写され、転写されずに残ったトナーはクリ
ーナ6によってクリーニングされる。未定着転写材は定
着器8により定着される。定着器8は圧接して回転可能
に支持される加熱回転体として設けた熱定着ロール1
5、加圧ロール16間を転写材が通過するもので熱定着
ロール15は内部にヒーター14を備え、オフセット防
止油を加熱回転体に塗布する塗布手段、例えば固設した
オフセット防止剤供給器12により、回転する熱定着ロ
ーラ15の外周にオフセット防止油が塗布される。熱定
着ロール15に塗布されるオフセット防止油はヒーター
14によってあたためられて揮発する。揮発したオフセ
ット防止油は排気ファン17によって装置外へ排出され
る。ヒーター14により昇温した熱定着ロール15の表
面温度は温度検知部材例えばサーミスタ20により検出
されて不図示の制御装置に送られてファン17の運転が
制御される。
1上の原稿を露光し、その画像はセルフォックレンズ3
を通って帯電器4で帯電された図示矢印方向に回転する
外周に感光層を有する感光ドラム7に結像して潜像を形
成し、現像器5によって該潜像を現像して顕画像とし、
カセット9の転写材がレジストロール10によりタイミ
ングを合わせて転写帯電器11と感光ドラム7の間に送
り込まれて転写され、転写されずに残ったトナーはクリ
ーナ6によってクリーニングされる。未定着転写材は定
着器8により定着される。定着器8は圧接して回転可能
に支持される加熱回転体として設けた熱定着ロール1
5、加圧ロール16間を転写材が通過するもので熱定着
ロール15は内部にヒーター14を備え、オフセット防
止油を加熱回転体に塗布する塗布手段、例えば固設した
オフセット防止剤供給器12により、回転する熱定着ロ
ーラ15の外周にオフセット防止油が塗布される。熱定
着ロール15に塗布されるオフセット防止油はヒーター
14によってあたためられて揮発する。揮発したオフセ
ット防止油は排気ファン17によって装置外へ排出され
る。ヒーター14により昇温した熱定着ロール15の表
面温度は温度検知部材例えばサーミスタ20により検出
されて不図示の制御装置に送られてファン17の運転が
制御される。
第2図は排気ファンの制御装置のタイムチャートであ
る。200℃で定着を行うように温調する熱定着器を示
してある。αは熱定着ロール15におけるオフセット防
止油の揮発量が増加する所定温度の揮発温度である。オ
フセット防止油は10000CS程度のシリコンオイルであり
この場合揮発温度αは100℃程度となる。排気ファン1
7は熱定着ロール15がオフセット防止油の揮発温度α
となる時刻26で始動し、熱定着ロール15の表面から
蒸発するオフセット防止油は複写装置外へ排出される。
ヒーター14の電源が切れて温度が下がり揮発温度αと
なる時刻27の時排気ファン17を停止する。同様に時
刻26′で排気ファン17を作動してオフセット防止油
を含むガスを装置外に排出し、時刻27′で排気ファン
17を停止する。このような排気ファン17の動作によ
り揮発するオフセット防止油を複写装置外へ効率良く排
出でき、帯電器4,11の帯電線にオフセット防止油が
付着する事がなくなり均一な帯電が可能となる。尚、排
気ファン17の動作停止時間27は多少遅らした方が良
い場合もある(十分に浮遊するオフセット防止用油を除
去するために)。
る。200℃で定着を行うように温調する熱定着器を示
してある。αは熱定着ロール15におけるオフセット防
止油の揮発量が増加する所定温度の揮発温度である。オ
フセット防止油は10000CS程度のシリコンオイルであり
この場合揮発温度αは100℃程度となる。排気ファン1
7は熱定着ロール15がオフセット防止油の揮発温度α
となる時刻26で始動し、熱定着ロール15の表面から
蒸発するオフセット防止油は複写装置外へ排出される。
ヒーター14の電源が切れて温度が下がり揮発温度αと
なる時刻27の時排気ファン17を停止する。同様に時
刻26′で排気ファン17を作動してオフセット防止油
を含むガスを装置外に排出し、時刻27′で排気ファン
17を停止する。このような排気ファン17の動作によ
り揮発するオフセット防止油を複写装置外へ効率良く排
出でき、帯電器4,11の帯電線にオフセット防止油が
付着する事がなくなり均一な帯電が可能となる。尚、排
気ファン17の動作停止時間27は多少遅らした方が良
い場合もある(十分に浮遊するオフセット防止用油を除
去するために)。
以上説明したように本考案は画像形成装置の排気手段の
動作を加熱回転体に塗布するオフセット防止油の揮発温
度で制御する制御装置を備えた事により、効率良く気化
したオフセット防止油を装置外に排出でき、帯電線にオ
フセット防止油が付着する事なく均一で鮮明な画像を得
る画像形成装置を提供できるようになった。
動作を加熱回転体に塗布するオフセット防止油の揮発温
度で制御する制御装置を備えた事により、効率良く気化
したオフセット防止油を装置外に排出でき、帯電線にオ
フセット防止油が付着する事なく均一で鮮明な画像を得
る画像形成装置を提供できるようになった。
図面は何れも本考案の実施例を示し、第1図は複写装置
の概略側面図、第2図はタイムチャートである。 α……定着器用オフセット防止油の揮発温度、16,1
6′……排気ファン作動時刻、17,17′……排気フ
ァン停止時刻。
の概略側面図、第2図はタイムチャートである。 α……定着器用オフセット防止油の揮発温度、16,1
6′……排気ファン作動時刻、17,17′……排気フ
ァン停止時刻。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−136779(JP,A) 特開 昭58−24173(JP,A) 特開 昭55−130552(JP,A) 特開 昭56−117252(JP,A) 特開 昭56−72452(JP,A) 特開 昭58−7151(JP,A) 特開 昭61−141461(JP,A) 特開 昭62−42169(JP,A) 実開 昭57−195143(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】未定着像を加熱定着するために定着温度に
維持される加熱回転体と、この加熱回転体の表面温度を
検知する温度検知部材と、この加熱回転体表面にオフセ
ット防止油を塗布する塗布手段と、装置内から装置外に
排気する排気手段と、を有する画像形成装置において、 上記温度検知部材の検知温度が上記オフセット防止油の
揮発量が増加する所定温度以上に上昇すると上記排気手
段を作動し、前記所定温度以下に低下すると排気手段を
停止するように排気手段の動作を制御する制御手段を有
することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11649686U JPH064361Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11649686U JPH064361Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321965U JPS6321965U (ja) | 1988-02-13 |
JPH064361Y2 true JPH064361Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31001142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11649686U Expired - Lifetime JPH064361Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064361Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6848757B2 (ja) * | 2017-08-01 | 2021-03-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置、及び画像形成装置 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP11649686U patent/JPH064361Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6321965U (ja) | 1988-02-13 |
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