JPH0712359Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0712359Y2
JPH0712359Y2 JP1988071049U JP7104988U JPH0712359Y2 JP H0712359 Y2 JPH0712359 Y2 JP H0712359Y2 JP 1988071049 U JP1988071049 U JP 1988071049U JP 7104988 U JP7104988 U JP 7104988U JP H0712359 Y2 JPH0712359 Y2 JP H0712359Y2
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JP
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paper
dehumidifying
image forming
fixing
fixing device
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JP1988071049U
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JPH01174341U (ja
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潔 橋爪
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来の技術 電子写真技術を用いた複写機、プリンタ等の一般的な画
像形成装置においては、回転する感光体ドラム表面に帯
電コロトロンにより一様な電荷を付与し、露光装置によ
り原稿又はプリントすべき画像データに対応する光で露
光して、感光体ドラム上に静電潜像を形成している。感
光体ドラム上に形成された静電潜像は、トナーを含有す
る現像剤により現像されて可視化される。
これと同期して用紙供給装置により用紙が感光体ドラム
上のトナー像に重なるように供給され、転写コロトロン
により、用紙の背面からトナーと逆極性のコロナ放電を
行い、用紙に電荷が注入される。これにより、用紙が感
光体ドラムに密着すると同時にトナーが用紙に静電吸着
され、転写が行われる。用紙に転写されたトナー像は定
着装置により定着されて永久像とされる。
定着装置には赤外線ヒータ等の輻射熱によりトナーを融
着するオーブン型のものと、内部にクォーツランプ等の
発熱体を有する加熱ロールとこれに圧接する加圧ロール
との間にトナー像を担持する用紙を導いて、熱と圧力と
により定着する熱ロール型のものがある。定着速度及び
消費電力等の観点から、一般家庭用電源(100V−15A)
仕様の画像形成装置においては、熱ロール定着装置が多
く用いられている。定着を完全に行うためには、加熱ロ
ール表面の温度が重要であり、加熱ロール表面の温度を
常時検知して、内部の発熱体への電力の供給を制御し温
度をある範囲内に保つようにしている。
このような熱ロール型定着装置は他の定着装置に較べて
消費電力は小さいものの、それでも約1000W程度を必要
とし、その他駆動モータ等を含めて画像形成装置全体と
しては、家庭用電源100V−15A(1500W)をほとんど限界
まで使用する設計となっている。
考案が解決しようとする課題 第5図は感光体ドラム10と転写コロトロン12の対向部
に、用紙14が用紙案内板16に案内されながら供給され、
転写が行われているところを示す図である。転写コロト
ロン12によるコロナ放電により用紙14に電荷eが付与さ
れ、感光体ドラム10上に担持されたトナーが用紙14に静
電吸着されるようになっている。
ここで、用紙14が高湿度で水分を含んでいると、用紙14
の抵抗が減少して、その表面抵抗は109Ω以下となり、
図中の矢印Aのように、転写コロトロン12により与えら
れた電荷eが用紙案内板(通常接地金属)16へ流れ去っ
てしまう。これにより、用紙14が帯電不足となり、転写
率が低下し、転写不良を生じることがある。
この問題を解決するための1つの方法として、用紙収納
室にヒータとファン等からなる除湿装置を設け、温風に
より用紙をあらかじめ除湿する方法をとることが考えら
れる。
しかし、先にも述べたように、既に、家庭用電源100V−
15A(1500W)のほとんど限界まで使用しているので、用
紙を除湿する装置のための余剰電力が無く、除湿装置を
設けることができず、画質を向上させることができない
という問題があった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、限られた電力であっても、除湿
装置を設けることができるようにして、画質のよい画像
形成装置を提供することである。
課題を解決するための手段 用紙上に担持された未定着トナーを加熱定着する装置を
具備した画像形成装置において、用紙収納室内で温風を
対流せしめて、用紙を除湿する装置と、該除湿装置と前
記定着装置に電力を供給する装置とを設ける。
さらにコピー中であって且つ該定着装置が所定温度以下
の場合には、該定着装置に該給電装置からの電力を供給
し、待機中及び該定着装置が所定温度に達している場合
には、該除湿装置に該給電装置からの電力を供給するよ
う選択的に切り替える切替装置を設ける。
作用 切替装置は、定着装置のクォーツランプ等に給電し、一
定温度以上になったならば通電を解除し、一定温度以下
になったならば通電を再開し、これを繰り返すことによ
り一定の温度を保つようにしている。また、切替装置
は、定着装置が一定温度以上になり給電を停止したと
き、あるいは画像形成装置が休止状態等で定着装置に給
電をしないときにのみ、除湿装置に給電して用紙の除湿
を行うようにしている。これにより、限られた電力(家
庭用電源100V−15A)であっても、除湿装置を設けるこ
とが可能となり、用紙抵抗を最適な値にすることができ
るから、転写不良が少なくなり、画質の良好な画像を形
成することができるようになる。
実施例 本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明することに
する。
第1図乃至第4図は本考案一実施例を説明するための図
であり、第1図は給電装置の回路図、第2図は画像形成
装置の概略構成図、第3図は除湿装置の概略構成図、第
4図は画像形成装置の用紙収納室の内部構成を示す図で
ある。第1図乃至第4図において、同一の構成部分には
同一の番号が付してある。
まず、第2図を参照すると、20はその周囲に帯電装置、
露光装置、現像装置等(いずれも図示せず)が設けられ
た感光体ドラムであり、22は転写コロトロンである。24
は用紙26が積層載置された用紙トレイ、28は用紙トレイ
24から用紙26を1枚づつ送出する用紙送出ローラ、30は
用紙案内部材、32はその内部にクォーツランプ等の発熱
体を有する加熱ローラ32a、及び加熱ローラ32aに圧接す
る加圧ローラ32bにより構成された定着装置、36は用紙
トレイ24の近傍に設けられた除湿装置である。38はCPU4
0からの制御信号に応じて、定着装置32又は除湿装置36
に選択的に電力を供給する給電装置である。
除湿装置36の概略構成は第3図に示すように、ダクト4
2、ファン44、ヒータ46、湿度センサ48、及びサーモス
タット(図示せず)等から構成されている。除湿装置36
は、第4図に示すように画像形成装置の用紙収納室50の
下部に設けられ、用紙収納室50内の湿度を湿度センサ48
により検知し、湿度が高い場合に温風を吹き出し用紙収
納室50内の湿度を一定値以下にして、用紙トレイ24に積
層載置された用紙26の含水率を低下させるようになって
いる。第3図及び第4図中の矢印は除湿装置36運転中の
空気の流れを示している。
第2図の給電装置38は第1図の回路図に示すように、SS
R(ソリットステートリレー)52、ノーマルクローズの
接点K1−1Bを有するリレーK1、ノーマルオープンの接点
K2−1A及びK2−2Aを有するリレーK2等により構成されて
いる。
32は定着装置の加熱ローラ内に設けられたクォーツラン
プ、46は除湿装置のヒータ、44は同じくファン、S1は用
紙収納室内の湿度が45%RH以上の場合にその接点が閉じ
る構成の湿度センサ、S2は用紙収納室内の温度が異常に
上昇した場合にその接点が開いて通電を解除するサーモ
スタットである。
然して、CPUから定着装置ON信号である24V電圧がSSR52
に印加され、これによりクォーツランプ32に、定着装置
によるトナー定着に必要な温度に達するまでAC100Vが供
給される。このとき、CPUからの24V信号は同時にリレー
K1にも印加されており、これにより、ノーマルクローズ
の接点K1−1Bが解放の状態となり、リレーK2に電圧が印
加されず、よってノーマルオープンの接点K2−1A及びK2
−2Aは解放の状態となり、ヒータ46及びファン44に電力
の供給が行われない。
定着装置の温度が所定の値に達したならば、CPUにより2
4V信号の印加が停止され、SSR52によりクォーツランプ5
4への電圧印加が停止される。これと同時にリレーK1に
も24V電圧が印加されないから、その接点K1−1Bが接続
された状態となり、リレーK2に電圧が印加され、その接
点K2−1A及びK2−2Aが接続され、ヒータ46及びファン44
に電力が供給され除湿が行われる。
尚、除湿装置は一定の湿度(45%RH)以下になったなら
ば湿度センサS1により回路が切断されて、ヒータ46及び
ファン44への電力供給が停止され、必要以上に乾燥しす
ぎないようになっている。
この構成により、CPUによる制御信号のON/OFF動作によ
り、定着装置と除湿装置に同時に通電することなく選択
的に給電することができ、限られた電力であっても、除
湿装置を設けることができるようになる。
考案の効果 本考案は以上詳述したように、限られた消費電力(家庭
用電源100V−15A)であっても、除湿装置を設けること
ができ、用紙の含水量を適切な状態にすることができる
から、転写不良の発生が少なくなり、良好な画質の画像
形成装置を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の給電装置の回路図、 第2図は本考案一実施例の概略構成図、 第3図は本考案一実施例の除湿装置の概略構成図、 第4図は本考案一実施例の用紙収納室の内部構成を示す
図、 第5図は従来技術の問題点を説明するため図である。 20…感光体ドラム、24…用紙トレイ、26…用紙、32…定
着装置、36…除湿装置、38…給電装置、44…ファン、46
…ヒータ、48…湿度センサ、50…用紙収納室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙上に担持された未定着トナーを加熱定
    着する装置を具備した画像形成装置において、 用紙収納室内で温風を対流せしめて、用紙を除湿する装
    置と、該除湿装置と前記定着装置に電力を供給する装置
    とを設け、さらにコピー中であって且つ該定着装置が所
    定温度以下の場合には、該定着装置に該給電装置からの
    電力を供給し、待機中及び該定着装置が所定温度に達し
    ている場合には、該除湿装置に該給電装置からの電力を
    供給するよう選択的に切り替える切替装置を設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
JP1988071049U 1988-05-31 1988-05-31 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0712359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988071049U JPH0712359Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 画像形成装置

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JP1988071049U JPH0712359Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH01174341U JPH01174341U (ja) 1989-12-12
JPH0712359Y2 true JPH0712359Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=31296261

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JP1988071049U Expired - Lifetime JPH0712359Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 画像形成装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862664A (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 Ricoh Co Ltd 複写機

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JPH01174341U (ja) 1989-12-12

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