JP2003162204A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003162204A
JP2003162204A JP2001362162A JP2001362162A JP2003162204A JP 2003162204 A JP2003162204 A JP 2003162204A JP 2001362162 A JP2001362162 A JP 2001362162A JP 2001362162 A JP2001362162 A JP 2001362162A JP 2003162204 A JP2003162204 A JP 2003162204A
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Takeshi Fujino
猛 藤野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材の適切な含水量の制御に繋がる電子写
真装置の転写材収納部の温湿度制御と熱源及びそれに付
随する装置を廃することによるコストの低減と省電力化
を可能とする画像形成装置を提供すること。 【構成】 可視像が形成された転写材を熱により定着す
る定着手段と、転写材を収納する転写材収納部と、転写
材収納部に送風する送風手段と、前記定着手段の近傍に
位置して前記送風手段に送風する空気流通路と、外気を
取り入れて前記空気流通路へ送風する吸引手段とより成
る温湿度制御手段を有し、定着手段より放射・対流・伝
導された熱により前記空気流通路を加熱することによっ
て転写材収納部内の温湿度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視像が形成され
た転写材を熱により定着する定着手段を備える複写機、
ファクシミリ、レーザービームプリンタ等の画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、像担持体上に形成された可視画
像(トナー像)を記録紙等の転写材上に転写して画像を
得る複写機やプリンタ等の電子写真装置においては、像
担持体から転写材へのトナーの転写工程における転写性
の安定性や、既にトナーが転写されている転写材を熱及
び圧力により定着させる定着工程での定着性の安定性
は、その転写材そのものの含水量に大きく左右されるこ
とが分かっている。
【0003】例えば、転写工程においては、転写帯電装
置で発生させる転写電界によりトナーを像担持体から転
写材へ移動させるが、このときの転写材の含水量によっ
て転写材の持つ抵抗値によって様々な問題が発生するこ
とがある。例えば、含水量の高い転写材では、転写材の
抵抗が下がってしまうために転写帯電装置から転写材へ
流れる電流が増大して過剰な電荷がトナーに与えられる
ことにより、トナーが逆に像担持体に引き戻されて所謂
転写抜けと呼ばれる現象が発生する。
【0004】又、含水量の低い乾燥した紙では、転写材
の抵抗が上がることによりトナーに十分な電荷が与えら
れなくなり、今度は像担持体からトナーを転写材へ引き
寄せることができなくなる所謂転写不良と呼ばれる現象
が発生したりする。又、それ以外にも転写材全体が高抵
抗化することにより、局部的に抵抗の低い点(例えば、
紙の薄い部分)において異常放電が生じ、その部分のト
ナーの転写が行われないというような問題も発生する。
【0005】又、定着工程においては、加熱及び加圧に
よりトナーを転写材上に圧熱融解させているが、転写材
の含水量が極端に低過ぎる転写材が堅くなって両端部に
皺が発生したり、逆に含水量が高過ぎると定着させるた
めに必要な熱が増大し、結果として定着性が下がり、定
着不良等が生じることがある。このように、電子写真装
置における転写材の含水量は、画質の安定性に大きく関
わる重要な特性であるため、多くの電子写真装置におい
て画質の安定性及びその向上を目的として、転写材の含
水量を制御するために様々な手段が採られている。例え
ば、転写材の収納部(紙カセット、紙デッキ)の底部や
側部に熱源を設け、転写材の含水量又は電子写真装置内
部の湿度を検知するか、若しくはマニュアル操作によ
り、熱源に電力を供給して熱を発生させ、転写材収納部
内部の温度を上昇させて転写材の含水量を制御するとい
う方法が一般的である。
【0006】又、本出願人が特開平6−202425号
公報や特開平7−140881号公報に開示しているよ
うに、電子写真装置の定着装置で発生する無駄な廃熱を
利用して定着装置近辺の空気を取り込み、転写材収納部
に送風することにより転写材の温度を上げ、含水量を下
げるという方法も高湿環境下においては非常に有効であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写材
収納部内に熱源を設置する方法の場合、収納部の加熱専
用の熱源やその制御装置が必要であるためにコストアッ
プや構成の複雑化の原因となるという問題があった。
【0008】又、近年、エコロジー・省電力化の観点か
ら消費電力の低減が求められているが、一般に転写材収
納部の熱源は夜間も含め常時通電されているケースが殆
どであり、このような消費電力の低減という課題を解決
することは非常に難しい。
【0009】更に、定着装置近辺の空気を取り込んで転
写材収納部に送風する方法の場合では、別種の問題が生
じる。電子写真装置の定着装置には一般に定着性向上の
ために定着オイルと呼ばれるシリコンオイルが表面に塗
布されており、定着装置が加熱されるとオイルミストと
呼ばれる低分子シリコンとなって定着装置周辺の気体中
に分布する。このオイルミストが転写材収納部内に送り
込まれ、転写材に吸着することにより、画像形成時に転
写材が接触する様々な装置・器具にオイルが転移し、電
子写真装置の像担持体(感光体)や各種帯電装置の汚れ
や汚染の原因となり、長期的には画像形成装置の寿命を
短くする原因となることがあった。
【0010】又、何れの方法においても、転写材の含水
量が低くなった場合においては対応することが不可能で
あり、この問題に対応するためには転写材収納部に熱源
とは別に加湿器を設ける必要があるが、当然のことなが
ら、これは更なるコストアップや装置の複雑化、大型
化、消費電力の増大化を招き、ユーザーの不利益に繋が
るものであった。
【0011】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、転写材の適切な含水量の制御
に繋がる電子写真装置の転写材収納部の温湿度制御と熱
源及びそれに付随する装置を廃することによるコストの
低減と省電力化を可能とする画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、可視像が形成された転写材を熱により定
着する定着手段と、転写材を収納する転写材収納部と、
転写材収納部に送風する送風手段と、前記定着手段の近
傍に位置して前記送風手段に送風する空気流通路と、外
気を取り入れて前記空気流通路へ送風する吸引手段とよ
り成る温湿度制御手段を有し、定着手段より放射・対流
・伝導された熱により前記空気流通路を加熱することに
よって転写材収納部内の温湿度を制御することを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0014】<実施の形態1>図1は本発明に係る画像
形成装置の概略断面図であり、図示の画像形成装置は本
発明に従う転写材収納部の温湿度制御手段を具備した電
子写真式プロセスを利用した複写機である。
【0015】図1において、感光体1は感光層を表面に
有し、矢印方向に回転する電子写真感光体であり、除電
露光装置8で均一に除電露光を受けた後、該感光体1に
近接する一次帯電装置2によって一定の表面電位に均一
に帯電される。ここでは、一次帯電装置2はスコロトロ
ン式コロナ帯電器であり、不図示の高圧電源から電源供
給されている。
【0016】その後、画像露光3が感光体1上に照射さ
れ、これによって画像情報に対応した静電潜像が形成さ
れる。この画像露光3は、デジタル式複写機或はプリン
タにおいてはレーザー露光又はLED露光による反転画
像露光であり、アナログ式複写機においてはハロゲンラ
ンプ若しくは蛍光燈による原稿画像の反射光としての画
像露光である。ここでは、画像露光3は半導体レーザー
により照射されたレーザー光であるものとする。
【0017】次に、この静電潜像はトナー粒子等の現像
剤を使用する現像装置4によって現像され、可視画像
(トナー像)として形成される。ここで、デジタル式複
写機或はプリンタでは反転現像が行われる。
【0018】このように感光体1上にトナー像が形成さ
れた後、転写装置5の転写電界によって転写材P上に転
写される。ここでは、転写装置5はコロトロン式コロナ
帯電器であり、不図示の高圧電源から電源供給されてい
る。又、転写材Pは転写材収納部であるカセット11内
に収納されており、或るタイミングで給紙ローラ9によ
ってピックアップされて転写材Pの搬送路に送られ、レ
ジローラ10によって転写装置5の位置まで搬送され
る。
【0019】そして、転写後に感光体1上に残った残留
トナーは、その後、クリーニング装置7によって除去さ
れ、感光体1は再び除電露光装置8によって除電露光を
受け、繰り返して作業に供せられる。
【0020】又、転写帯電装置5によって転写されたト
ナー像が載った転写材Pは、除電帯電装置6により除電
され感光体1より分離し、不図示の転写材搬送装置によ
って定着ガイド16に規制されて定着ローラ12及び加
圧ローラ15のニップ部まで搬送される。この両ローラ
のニップ部において加圧・加熱されてトナー像が永久像
として転写材P上に定着される。ここで、定着ローラ1
2は熱源13によって加熱されており、定着ローラ12
の温度制御はサーミスタ14によって検知された定着温
度に応じて不図示の制御回路によって行われている。こ
の熱源13による定着ローラ12の加熱のため画像形成
装置の消費電力の大半が費やされており、定着ローラ1
2の周辺は高温となっている。
【0021】次に、本発明の特徴である温湿度制御装置
20を構成する吸引手段と空気流通路及び送風手段につ
いて図2及び図3を用いてそれぞれ説明する。
【0022】図2は温湿度制御装置20のみを画像形成
装置の上部より見た図、図3は側部より見たときの図で
ある。
【0023】先ず、吸引手段は、フィルター21と吸引
ファン22及び吸引ダクト23によって構成されてお
り、吸引ファン22及びフィルター21を含む吸引ダク
ト23により吸引された空気は、空気流通路である加熱
用ダクト24及び加湿用ダクト25の何れか、若しくは
両方を通って送風手段である送風ダクト26に送られ、
送風口27から転写材収納部であるカセット11に空気
が送風される。加熱用ダクト24及び加湿用ダクト25
は定着ローラ12の直上に近接して配置されており、定
着ローラ12より排出される熱を効率的に吸収して各ダ
クト内の温度を上げるように配置されている。
【0024】又、加湿用ダクト25は給水口28を有し
ており、内部に貯水可能な構成になっている。よって、
加熱用ダクト24においては暖められて相対湿度の低い
空気が生じ、加湿用ダクト25においては貯水された水
が熱により暖められて気化して相対湿度の高くなった空
気が生じ、それらの空気が送風ダクト26において混合
し、或る適切な温湿度を持った温風として送風されるこ
とになる。ここで、フィルター21は吸引された空気中
に含まれる塵等を除去し、送風される空気の汚染を防止
するために取り付けられている。
【0025】又、吸引ダクト23と加熱用ダクト24及
び加湿用ダクト25との接合位置には調節弁29aが取
り付けられ、送風ダクト26と加熱用ダクト24及び加
湿用ダクト25との接合位置には調節弁29bが取り付
けられており、これは加熱用ダクト24及び加湿用ダク
ト25へそれぞれ流れる空気の量を調節することにより
混合比を調節する機能を持っている。
【0026】本実施の形態では、調節弁29a,29b
はそれぞれ軸中心に5度ずつ18段階に可動し、加湿用
ダクト25への入り口を完全に遮蔽して全ての空気が加
熱用ダクト24へ流れるようになるときの角度を0度と
し、加熱用ダクト24への入り口を完全に遮蔽して全て
の空気が加湿用ダクト25へ流れるようになるときの角
度を90度としている。よって、その0度から90度の
間の角度においては、或る割合ずつ加熱用ダクト24及
び加湿用ダクト25へそれぞれ空気が流れ込み、混合す
るように調節することができる。即ち、調節弁29a,
29bの角度が増える方向は送風される空気の相対湿度
が高くなる方向であり、角度が減る方向は送風される空
気の相対湿度が下がる方向である。
【0027】本実施の形態においては、図4に示すよう
な温湿度制御1と呼ばれるフローチャートに従い、カセ
ット11内に設けられている温湿度センサー30による
検知温度又は湿度に応じて調節弁29a,29bを制御
する。例えば、現在のカセット11内の相対湿度H2が
設定された相対湿度H1に対して5%以上高い場合、調
節弁29a,29bの角度は初期の角度(本実施の形態
では45度とする)から5度減じ、加熱用ダクト24の
出入り口が広がり、湿度の低い空気の混入量が増える。
逆にH2がH1に対して5%以上低い場合、調節弁29
a,29bの角度は5度増え、加湿用ダクト25の出入
り口が広がり、湿度の高い空気の混入量が増える。又、
H2がH1に対して30%以上高い場合、急速加湿モー
ドとして、調節弁29a,29bの角度は0度に設定さ
れて加湿用ダクト25の入り口が完全に遮断され、全て
の空気が加熱用ダクト24において暖められてから送風
される。逆にH2がH1に対して30%以上低い場合、
急速加湿モードとして、調節弁29a,29bの角度は
90度に設定されて加熱用ダクト24の入り口が完全に
遮断され、全ての空気が加湿用ダクト25において多量
の水蒸気を含んでから送風される。又、このときの吸引
ファン22は1分間全速回転を行っている。
【0028】そして、カセット11の湿度が設定湿度の
±5%以内に収まるまでこの制御が行われ、最終的にカ
セット11内の湿度が設定湿度の±5%以内に収まった
時点で、調節弁29a,29bはその角度を維持するこ
とにより、転写材収納部の湿度を目標とする値に一定に
保つことが可能である。
【0029】又、吸引ファン22によって送風される空
気の風量を温湿度センサー9で検知された温湿度に応じ
て制御を行うことにより、目標温湿度へ収束させる時間
の短縮化や、より広い温湿度範囲での制御が図られる。
【0030】このように、転写材収納部内に熱源を設け
るのではなく、定着ローラ12から排出される無駄な熱
を有効に利用して適切に温湿度制御して送風することに
よって転写材の含水量の制御が可能となり、更に熱源や
その支持部材、特殊な電源供給装置等を省くことができ
るため、コストダウンと構成の簡素化が図られる。
【0031】又、通常の複写機又はプリンタは、電源が
ONされている場合は非使用時も定着装置は一定の温度
を保つために熱源はONされており、常に無駄な熱が発
生しているが、この無駄な熱を利用して温湿度制御を行
っているため、感光体及びその近傍の温度維持のために
別に熱源を必要とする画像形成装置に比べて非使用時の
ワッテージが低くて済み、低電力化・省エネルギー化が
図られるというメリットもある。
【0032】又、オイルミストを含む定着ローラ12周
辺の空気を導入しないで、発生する熱のみを転写材収納
部に導入することによってオイルミストによる汚染を防
ぎつつ温湿度管理が可能となる。
【0033】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0034】本発明は画像形成装置の状態を検知するス
テータス検知手段で得られた結果により、画像形成装置
の状態に応じて送風手段、送風手段、吸引手段又は送風
割合調節手段を制御することにより、画像形成装置の状
態に応じた最適な温湿度制御を行うものである。
【0035】より具体的には、本発明は実施の形態1に
おいて、図1中のサーミスタ14によって検知された定
着ローラ12の表面温度に応じて吸引ファン22を制御
し、定着ローラ12の表面温度の低下による定着性の悪
化を防止するものである。
【0036】一般に、定着ローラ12の温度はサーミス
タ14によって検知された温度と、定着ローラ12の持
つ熱容量から決定された電力を定着ローラ12の熱源1
3に供給することによって制御されている。ここで、例
えば複写機やプリンタの起動時においては、なるべく短
時間のうちに定着ローラ12の温度は室温から所望の定
着温度まで上げなければならない。
【0037】前記実施の形態1においては、加熱用ダク
ト24及び加湿用ダクト25に流れ込む空気の量は吸引
ファン22の回転速度により決定されるが、この両ダク
ト24,25に流れ込む空気の量が多く、且つ、その温
度が低い場合、前述のように短時間のうちに定着ローラ
12の温度を上昇させる必要があるケースにおいては、
流れ込む空気によって冷やされた両ダクト24,25が
定着ローラ12近傍の温度を引き下げ、結果として定着
温度の上昇を阻害する恐れがある。
【0038】そこで、本実施の形態においては、図5に
示すような温湿度制御2と呼ばれるフローチャートに従
い、サーミスタ14によって検知された定着ローラ12
の表面温度に応じて吸引ファン22の回転速度を制御す
る。例えば、サーミスタ14によって検知された温度が
起動後1回も設定温度180℃に達しない場合、温湿度
センサー30によって検知された機内の温湿度によらず
吸引ファン22の回転数は0rpmとなり、両ダクト2
4,25に全く空気は流れ込まなくなる。更に、起動後
に最低1回以上は定着ローラ12の表面温度が設定温度
180℃に達している場合、定着ローラ12の表面温度
が170℃以上であれば、温湿度制御2から温湿度制御
1に切り替わり、吸引ダクト22の回転速度は実施の形
態1のように全速状態で1分間回転した後に次の制御に
入る。これは、定着ローラ12の温度上昇に要する時間
を短縮化する必要があるのは主に起動時のみであり、そ
れ以外の起動後の非使用時においては前述のように無駄
な熱が排出されているためである。
【0039】このように、本発明によって定着ローラ1
2の表面温度に応じて吸引ダクト22を制御することに
より、起動直後の定着温度の上昇を阻害することなく機
内の温湿度管理を容易に行うことが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、可視像が形成された転写材を熱により定着する
定着手段と、転写材を収納する転写材収納部と、転写材
収納部に送風する送風手段と、前記定着手段の近傍に位
置して前記送風手段に送風する空気流通路と、外気を取
り入れて前記空気流通路へ送風する吸引手段とより成る
温湿度制御手段を有し、定着手段より放射・対流・伝導
された熱により前記空気流通路を加熱することによって
転写材収納部内の温湿度を制御するようにしたため、転
写材の適切な含水量の制御に繋がる電子写真装置の転写
材収納部の温湿度制御と熱源及びそれに付随する装置を
廃することによるコストの低減と省電力化を実現するこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略断面図であ
る。
【図2】本発明に係る温湿度制御手段2の概略図であ
る。
【図3】本発明に係る温湿度制御手段2の概略図であ
る。
【図4】本発明に係る温湿度制御1のフローチャートで
ある。
【図5】本発明の実施の形態2に係る温湿度制御2のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 2 一次帯電装置 3 画像露光 4 現像装置 5 転写装置 6 分離装置 7 クリーニング装置 8 除電露光装置 9 給紙ローラ 10 レジローラ 11 カセット 12 定着ローラ 13 熱源 14 サーミスタ 15 加圧ローラ 16 定着ガイド 20 温湿度制御手段 21 フィルター 22 吸引ファン 23 吸引ダクト 24 加熱用ダクト 25 加湿用ダクト 26 送風ダクト 27 送風口 28 給水口 30 温湿度センサー P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA12 DA13 DA14 DA50 EA18 EC06 EC20 ED25 EF09 JA11 JA12 JA14 JB13 JB17 2H033 BA29 BB01 CA07 CA08 CA11 CA21 CA41 CA48 CA53 2H072 AB20 BA12 HB01 HB03 HB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視像が形成された転写材を熱により定
    着する定着手段と、転写材を収納する転写材収納部と、
    転写材収納部に送風する送風手段と、前記定着手段の近
    傍に位置して前記送風手段に送風する空気流通路と、外
    気を取り入れて前記空気流通路へ送風する吸引手段とよ
    り成る温湿度制御手段を有し、定着手段より放射・対流
    ・伝導された熱により前記空気流通路を加熱することに
    よって転写材収納部内の温湿度を制御することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 吸引手段と送風手段を繋ぐ前記空気流通
    路が前記定着手段の近傍に位置する加熱用空気流通路
    と、該定着手段の近傍に位置しその内部に水を保持する
    機能及び給水する機能を持つ加湿用空気流通路とに分か
    れており、吸引手段から両空気流通路への送風量の割合
    を調節する送風割合調節手段と、両空気流通路から送風
    手段へと流れる送風量の割合を調節する送風割合調節手
    段の何れか又は両方を有することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 吸引手段、空気流通路又は送風手段が複
    数に分かれていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 転写材収納部の温度又は湿度を測定する
    収納部温湿度測定手段を有し、該収納部温湿度測定手段
    による測定結果に応じて前記送風手段又は吸引手段或は
    送風割合調節手段を制御することを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置の状態を検知するステータ
    ス検知手段を有し、該ステータス検知手段の結果に応じ
    て前記送風手段、吸引手段又は送風割合調節手段を制御
    することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記定着手段の温度を測定する定着温度
    測定手段を有し、該定着温度測定手段の結果に応じて前
    記送風手段、吸引手段又は送風割合手段を制御すること
    を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記空気流通路が前記定着手段の上部に
    近接して位置することを特徴とする請求項1〜6の何れ
    かに記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084170A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008023824A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Noritsu Koki Co Ltd プリント装置

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