JPH1124352A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1124352A
JPH1124352A JP9192085A JP19208597A JPH1124352A JP H1124352 A JPH1124352 A JP H1124352A JP 9192085 A JP9192085 A JP 9192085A JP 19208597 A JP19208597 A JP 19208597A JP H1124352 A JPH1124352 A JP H1124352A
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image forming
forming apparatus
heat
heat source
transfer material
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Hidetoshi Yamashita
秀敏 山下
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内の発熱源と昇温抑制部との間の断熱を
行って装置内の昇温を防止できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 互いに近接した配置された定着装置8と
現像装置4との間に、定着装置8と現像装置4とを隔絶
するダクト15を設け、ダクト15の一端を外気に接す
るように配置するとともにその端部にファンを配置しダ
クト15内に空気流路17を形成できるようにする。ダ
クト15は、熱伝導性あるいは熱伝達性の低い材料で形
成されて定着装置8側に配置された空気流路壁15a
と、熱伝導性あるいは熱伝達性の高い材料で形成された
空気流路壁として現像装置4の筐体15bとにより形成
して、空気流路壁15aで定着装置8を断熱し、筐体1
5bで現像装置8の熱を奪うようにして、現像装置4内
の現像剤の昇温を抑制することができるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ用プ
リンタや複写機など、電子写真方式を利用した画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を利用した画像形成
装置は、例えば、像担持体である感光ドラムの表面に静
電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であ
るトナー等によって現像して可視像化し、現像された画
像を転写装置により転写材に転写して転写材上に画像を
担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって転写材
上のトナー画像を転写材上に定着させる各工程を行うこ
とによって画像を形成している。これら複雑な過程を経
て画像が得られるのだが、技術の進歩によって、装置の
一層の小型化が可能になってきており、感光ドラム、現
像剤を収容する現像剤収納部、転写装置や定着装置等の
各部材が近接して配置されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像形成装置の小型化にともない、スペースや画像形成の
各工程の流れなどの制約により、発熱源(例えば定着装
置や電気部品)と、比較的熱に弱い部分(例えば現像剤
収納部や像担持体など)を装置内で近接配置しなければ
ならなくなったり、発熱源より上方の位置に熱に弱い部
分を配置せざるをえなくなる場合があるという問題があ
った。具体的には、定着装置などの高温となる発熱源の
近傍や上方に現像剤収容部を配置される場合があり、そ
の場合、熱の影響により、現像剤収容部内の現像剤粒が
一旦溶融した後に凝固して粒径より大きくなってしまっ
たり、像担持体の表面が熱的化学変化により担持機能の
低下を促進したりするという不具合が生じるようになっ
た。
【0004】装置内の昇温を抑える手段としては、装置
に装置外の空気を装置内に取り込む取り込み口と、取り
込んだ外気の排出口を設けるとともに、取り込んだ外気
が定着装置等の高温部を通過する流路を形成し、取り込
み口から取り込まれた外気により高熱部を冷やし、高熱
部の熱を奪った高熱空気を排出させることが考えられ
る。しかし、高熱部の中でも定着装置は現像剤に瞬間的
に熱量を与えて紙などの転写材にトナーを定着させるた
め、常時一定の高温度を保持するように制御されてお
り、定着装置に冷却空気を当てても、その奪われた分だ
けの熱を新たに定着装置が発生させるようになってお
り、装置内の昇温を抑えることが難しいという問題があ
る。
【0005】また、現像剤収納部などの熱に弱い昇温抑
制部の熱を除去しようとして冷却空気を流す方法も考え
られるが、現像剤収容部に冷却空気を当てるということ
は、像担持体上の静電潜像に現像剤を供給して現像する
現像剤担持ローラに空気の流れが当たるおそれがあり、
空気の流れがローラの現像剤保持カより大きいと、ロー
ラに担持された現像剤が装置内に飛び散る原因になって
しまう。現像剤が飛び散ることにより、画像品質の低下
や装置内外の汚れ、装置寿命が短くなるという恐れがあ
る。
【0006】そこで、本発明は、画像形成装置の機能や
装置のスリム化を犠牲にすることなく、装置内の発熱源
と昇温抑制部との間の断熱を行って装置内の昇温を防止
できるとともに、自然対流により発熱源からの発生熱を
排気して、昇温抑制部への熱の影響を少なくすることが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。ま
た、装置の組立製を向上させ、部品点数を削減すること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願にかかる第1の発
明によれば、上記目的は、ヒーターなどの発熱源と、現
像剤収納部などの昇温を好まない昇温抑制部とを有し、
発熱源と昇温抑制部とが近接して配置された画像形成装
置において、熱伝導性あるいは熱伝達性の低い材料で形
成された空気流路壁を発熱源側に有するとともに、熱伝
導性あるいは熱伝達性の高い材料で形成された空気流路
壁を昇温抑制部側に有する空気流路を発熱源と昇温抑制
部との間に設けることにより達成される。
【0008】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、上記目的は、画像形成装置内に、現像された画像を
転写した転写材を加熱して転写材上の現像剤を定着させ
る定着装置が設けられている場合、発熱源を定着装置と
することにより達成される。
【0009】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、上記目的は、画像形成装置内に、像担持体上の静電
潜像を現像する現像剤の収納部が設けられている場合、
昇温抑制部を現像剤収納部とすることにより達成され
る。
【0010】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、上記目的は、少なくとも空気流路壁の一部を、定着
装置を画像形成装置に組込む際のガイド部とすることに
より達成される。
【0011】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、上記目的は、発熱源の上方に、発熱源からの発生熱
を自然対流で装置の外部に排気できる排出経路を設ける
ことにより達成される。
【0012】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、上記目的は、画像形成装置に画像定着後の転写材の
搬送手段が発熱源の上方に設けられている場合に、転写
材搬送手段をダクト形状に形成して発熱源からの発生熱
の排出経路を兼ねるようにすることにより達成される。
【0013】また、本出願にかかる第7の発明によれ
ば、上記目的は、昇温抑制部の上方に転写材の積載部が
設けられている場合、転写材搬送手段の排熱口を転写材
の進行方向と同一方向ではない位置に設けることにより
達成される。
【0014】つまり、本出願にかかる第1の発明によれ
ば、発熱源側の空気流路壁で発熱源からの熱を断熱し、
昇温抑制部側の空気流路壁で昇温抑制部の熱を奪うよう
にし、両空気流路壁で形成された空気流路により発熱源
と昇温抑制部とを隔絶できるので、装置内の昇温が抑え
られて発熱源の熱によって昇温抑制部に悪影響を与える
ことなく画像形成等が行なわれる。
【0015】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、定着装置から発生する熱が効果的に断熱される。
【0016】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、現像剤収容部内の現像剤が効果的に排熱されるとと
もに、定着装置等の発熱源から断熱されて、現像剤の溶
融硬化が防止される。
【0017】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、少なくとも空気流路壁の一部を、定着装置を画像形
成装置に組込む際のガイド部となっているので、定着装
置の設置が容易となって組み立て作業性が向上する。
【0018】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、発熱源の上方に設けられた排出経路により、発熱源
の上方の熱気が自然対流により効果的に外部に排気さ
れ、装置内の昇温が防止される。
【0019】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、画像形成装置に画像定着後の転写材の搬送手段が発
熱源の上方に設けられている場合、転写材搬送手段をダ
クト形状に形成して発熱源からの発生熱の排出経路を兼
ねるようにすることにより、装置内の昇温が防止される
とともに、装置の部品点数が削減される。
【0020】また、本出願にかかる第7の発明によれ
ば、昇温抑制部の上方に転写材の積載部が設けられてい
る場合、転写材搬送手段の排熱口を転写材の進行方向と
同一方向ではない位置に設けることにより、転写材への
熱の供給量が減少する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0022】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1と図2により説明する。図1に、本実施
形態の電子写真方式を用いた画像形成装置の概略構成図
を示す。なお、画像形成装置は4色フルカラー画像を形
成できるレーザビームプリンタである。
【0023】現像剤により可視像化された画像を熱によ
り転写材に定着させることにより画像形成を行う画像形
成装置Aは、第1の像担持体としてドラム型の電子写真
感光体である感光ドラム1を備えている。感光ドラム1
は駆動手段(図示せず)によって、例えば、反時計周り
に回転駆動されるようになっている。
【0024】感光ドラム1の周囲には、感光ドラム1の
回転方向にしたがって順に感光ドラム1の表面を均一に
帯電させる帯電装置2、画像情報に基づいてレーザビー
ムを照射して感光ドラム1上に静電潜像を形成する露光
手段3、静電潜像に現像剤としてトナーを付着させてト
ナー像として現像する現像装置4、感光ドラム1上のト
ナー像が一次転写される第二の像担持体として転写ユニ
ット5、一次転写後の感光ドラム1表面に残った転写残
トナーを除去するクリーニング装置6などが設置されて
いる。
【0025】感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像
装置4は、4色のトナーを収容する4つの現像剤収容部
4BK,4Y,4M,4Cを有しており、現像剤収容部
4BK,4Y,4M,4Cが回転中心4aを中心にして
同心円上に配置されている。各現像剤収容部4BK,4
Y,4M,4Cには、表面に現像剤であるトナーを担持
するとともに、現像剤収容部が感光ドラム1と対峙した
ときに感光ドラム1と対向する現像剤担持ローラ4bが
設けられており、現像剤担持ローラ4bにより感光ドラ
ム1上の静電潜像を現像できるようになっている。
【0026】第二の像担持体である転写ユニット5は、
感光ドラム1上のトナー画像を一次転写した後に、転写
ユニットSに向けて給送された転写材Sの表面に二次転
写できるようになっており、転写材Sは、カートリッジ
から所定のタイミングで給搬送手段により転写ユニット
5まで搬送される。
【0027】また、画像形成装置A内には、二次転写後
の転写材S上のトナーを加熱して転写材Sにトナー像を
定着させる定着装置8が設置されている。定着装置8を
通過した転写材Sは搬送ユニット9により、排紙トレイ
10に排出される。なお、定着装置8は、一対の回転体
である定着ローラ8bと加圧ローラ8aとを有してお
り、定着ローラ8b内のヒータ(図示せず)により定着
ローラ8bの表面を所定温度に加熱した状態で定着ロー
ラ8bと加圧ローラ8aとの間にトナー像を担持した転
写材Sを通すことにより、転写材Sを加熱あるいは加圧
して転写材S上にトナー画像を定着させるようになって
いる。
【0028】本実施形態では、内部にヒータを有する定
着装置8を発熱源とし、熱に弱い現像剤を収容している
現像剤収容部を有する現像装置4を昇温抑制部として、
定着装置8と現像装置4との間に空気流路を配置するよ
うにした。具体的には、現像装置4と定着装置8とは、
スペースの関係等により近接して配置されており、現像
装置4と定着装置8との間に定着装置8の熱を遮断する
空気流路であるダクト15が配置されている。
【0029】ダクト15は、定着装置8側の空気流路壁
15aと、現像剤収納部を有する現像装置4側の空気流
路壁を兼ねた現像装置4の筐体15bとによって略筒状
に形成されており、定着装置8と現像装置4とのいずれ
からも隔絶されたダクト15内の空気流路17の断熱効
果によって現像装置4内の現像剤の昇温を抑制すること
ができるようになっている。
【0030】また、図2に示すように、ダクト15の一
端は装置内に配置されているとともに、他端が外気と接
しており、外気に接した端部にファン19が接続され、
ファン19により強制的に空気の流れを形成できるよう
になっている。空気の流れは、ダクトの入口から冷却空
気の流れf1を取り入れ、ダクト15内の流れf2、f
3を通って、f1から取り入れられたファン19より排
出される。なお、ダクトは、ファンが設けられた側とは
逆側の端部を外気に接するようにしてもよい。
【0031】ダクト15を形成する空気流路壁15a
は、発砲樹脂やガラス等の熱伝導性あるいは熱伝達性の
低い材料で形成されて断熱効果が高められている。ま
た、筐体15bは、金属板等の熱伝導性あるいは熱伝達
性の高い材料で形成されて現像装置4の温度上昇分を冷
却空気で奪い取ることができるようになっている。こう
することにより、それぞれの温度による影響を小さくす
ることができる。なお、筐体15bのダクト15部分の
空気流路17側に、複数の突起を設けて放熱効果を大き
くするようにしてもよい。
【0032】このようにすることにより、画像形成装置
の小型化を実現するために、定着装置8と現像装置4を
近接配置した場合でも、現像装置4の中に収納されてい
る熱に非常に弱い現像剤が、高温にさらさるために収納
部内において融けはじめた後、温度が低くなって現像剤
は再凝固してしまうことを防止することができる。
【0033】また、冷却空気を画像形成装置内に流して
昇温を抑制する場合のように、現像装置4の周囲の流れ
により、現像装置4の現像剤担持ローラ4bに静電的に
吸着している現像剤を吹き飛ばして、現像剤が飛び散っ
てしまうようなこともない。よって、本実施形態によれ
ば、現像剤の飛び散りによる画像不良が起きたり、誤動
作が起きたり、画像形成装置外へ現像剤を排出してしま
うことを防止でき、良好な画像形成を行うことができ
る。また、定着装置8の周囲の高温空気は、空気流路壁
15aにより断熱されているので、定着装置8の温調に
影響が出ることもない。
【0034】さらに、ダクト15を定着装置8と近接配
置することにより、ダクト15の一部が定着装置8を画
像形成装置に組み付ける際のガイドとなったり、定着装
置8の逆付け防止となって、装置の組立性を向上させる
ことができる。
【0035】本実施形態では、発熱源を定着装置として
いるが、これに限るものではなく、電気部品等としても
かまわない。また、熱に弱い昇温抑制部を現像装置とし
ているが、このほかに、像担持体や廃トナーを収容する
トナー収容部などとしてもかまわない。
【0036】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態を図3と図4により説明する。本実施形態は、定着装
置の上方に、ダクト形状の転写材搬送手段が設けられた
ものである。
【0037】画像形成装置内の定着装置8は、定着装置
8の上部の空気が熱せられ、熱せられた高温空気が上昇
して装置内の上部に滞留し、現像装置4の上方にまで影
響を及ぽす恐れがある。このようなことがおこると、結
果的に現像装置4内の現像剤が溶融してしまう原因にな
ってしまう。それを防ぐために上昇空気を画像形成装置
外へ排出する必要があるのだが、強制対流で排気すると
逆に定着装置8の過度の温度上昇を招く恐れがあり、自
然対流が望ましいのである。
【0038】本実施形態では、画像形成装置の設置面積
を小さくするために、定着装置8を通過した転写材をそ
のまま上方へ搬送する転写材搬送手段を自然対流のダク
トとして使用することにより、現像装置4内の現像剤の
熱からの保護と部品点数削減を達成している。
【0039】具体的には、図3と図4に示すように、定
着装置8を通過した転写材を排紙トレイに導く転写材搬
送手段として搬送ガイド9が設けられ、搬送ガイド9の
搬送フレーム9bが略筒状のダクト形状に形成されてい
る。また、図4に示すように、搬送ガイド9の装置の筐
体18の内壁面と対向する壁面の上部には、複数のフレ
ーム穴9cが開けられているとともに、搬送ガイド9の
上端が蓋部材で閉じられている。また、画像形成装置の
筐体18のフレーム穴9cと対向する位置にスリット1
8aが複数設けられている。なお、定着装置8を通過し
た転写材は搬送ガイド9の搬送ガイドリプ9aに沿って
排紙トレイ10まで搬送されるようになっている。
【0040】搬送ガイド9は、その下端の開口部が定着
装置8の上方に配置されており、定着装置8の上方の暖
められた空気が搬送フレーム9b内を通って(f4、f
5)フレーム穴9cから排気され、フレーム穴9cから
排気された空気が装置の筐体18に開けられた複数のス
リット18aから装置外に排気(f6)される。このと
き、フレーム穴9cの向きを転写材搬送方向と同じにし
なければ、転写材が奪う熟を少なくすることができ、排
紙トレイ10に積載された転写材の熱量も小さくするこ
とが可能であるので転写材のカールなどを抑えることが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
1の発明によれば、発熱源側の空気流路壁で発熱源から
の熱を断熱し、昇温抑制部側の空気流路壁で昇温抑制部
の熱を奪うようにし、両空気流路壁で形成された空気流
路により発熱源と昇温抑制部とを隔絶できるので、装置
内の昇温を効果的に抑えることができ、発熱源の熱によ
って昇温抑制部に悪影響を与えることなく画像形成等を
行うことができる。
【0042】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、定着装置から発生する熱が効果的に断熱されるの
で、定着装置と昇温抑制部とを近接配置させることがで
き、装置の小型化を図ることができる。
【0043】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、現像剤収容部内の現像剤が効果的に排熱されるとと
もに、定着装置等の発熱源から断熱されて、現像剤の溶
融硬化を防止することができ、定着装置や現像剤収容部
の配置を気にすることなく装置を小型化することができ
る。
【0044】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、少なくとも空気流路壁の一部を、定着装置を画像形
成装置に組込む際のガイド部としているので、定着装置
の設置が容易となって組み立て作業性のよい画像形成装
置を得ることができる。
【0045】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、発熱源の上方に設けられた排出経路により、発熱源
の上方の熱気が自然対流により効果的に外部に排気さ
れ、装置内の昇温が防止されるので、装置の小型化を図
ることができる。
【0046】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、画像形成装置に画像定着後の転写材の搬送手段が発
熱源の上方に設けられている場合、転写材搬送手段をダ
クト形状に形成して発熱源からの発生熱の排出経路を兼
ねるようにすることにより、より効果的に装置内の昇温
を防止できるとともに、装置の部品点数を削減すること
ができ、小スペースでコストなかからない画像形成装置
を得ることができる。
【0047】また、本出願にかかる第7の発明によれ
ば、昇温抑制部の上方に転写材の積載部が設けられてい
る場合、転写材搬送手段の排熱口を転写材の進行方向と
同一方向ではない位置に設けることにより、転写材への
熱の供給量が減少するので、転写紙への熱による悪影響
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の画像形成装置を示す概略構成
図である。
【図2】ダクトによる排気の流れを示す空気流路説明図
である。
【図3】第2の実施形態の画像形成装置の搬送ガイド付
近を示す側面説明図である。
【図4】搬送ガイドを示す正面説明図である。
【符号の説明】
4 現像装置(昇温抑制部) 8 定着装置(発熱源) 9 搬送ガイド(転写材搬送手段) 15 ダクト(空気流路)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターなどの発熱源と、現像剤収納部
    などの昇温を好まない昇温抑制部とを有し、発熱源と昇
    温抑制部とが近接して配置された画像形成装置におい
    て、熱伝導性あるいは熱伝達性の低い材料で形成された
    空気流路壁を発熱源側に有するとともに、熱伝導性ある
    いは熱伝達性の高い材料で形成された空気流路壁を昇温
    抑制部側に有する空気流路が発熱源と昇温抑制部との間
    に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置内に、現像された画像を転
    写した転写材を加熱して転写材上の現像剤を定着させる
    定着装置が設けられている場合、発熱源が定着装置であ
    ることとする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成装置内に、像担持体上の静電潜
    像を現像する現像剤の収納部が設けられている場合、昇
    温抑制部が現像剤収納部であることとする請求項1また
    は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも空気流路壁の一部が、定着装
    置を画像形成装置に組込む際のガイド部となることとす
    る請求項1から請求項3のうちいずれか1つに記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 発熱源の上方に、発熱源からの発生熱を
    自然対流で装置の外部に排気できる排出経路が設けられ
    ていることとする請求項1から請求項4のうちいずれか
    1つに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置に画像定着後の転写材の搬
    送手段が発熱源の上方に設けられている場合に、転写材
    搬送手段がダクト形状に形成されて発熱源からの発生熱
    の排出経路を兼ねることとする請求項1から請求項5の
    うちいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 昇温抑制部の上方に転写材の積載部が設
    けられている場合、転写材搬送手段の排熱口が転写材の
    進行方向と同一方向ではない位置に設けられていること
    とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
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