JPS6219754B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219754B2 JPS6219754B2 JP53134251A JP13425178A JPS6219754B2 JP S6219754 B2 JPS6219754 B2 JP S6219754B2 JP 53134251 A JP53134251 A JP 53134251A JP 13425178 A JP13425178 A JP 13425178A JP S6219754 B2 JPS6219754 B2 JP S6219754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoreceptor
- temperature
- surface potential
- drum
- static elimination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 6
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 15
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- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
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- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、前露光を行う電子複写機に関する。
電子複写機においては、感光体に対し帯電,露
光,現像,転写,クリーニングの各工程を順次施
すことにより、複写作用がなされることは周知で
ある。ところで上記感光体は表面に光導電層を有
していて、温度影響も受けやすい。すなわち、温
度が上昇すると上記光導電層内の電子の動きが活
発化する反面、表面が結晶化しやすくなり複写効
率を低下させる。また上述のように露光前に帯電
チヤーヂヤにより一様に帯電させる必要がある
が、この帯電チヤーヂヤの印加電圧を一定にして
も、第1図に示すように周囲温度が上昇すると感
光体の表面電位が低下する。表面電位と画像濃度
(複写濃度)との関係は第2図に示すようになつ
ていて、表面電位が低下すると画像濃度も低下す
る。特に、表面電位が500V以下になると、画像
濃度が急激に下がる。よつて複写機の機能を満足
するためには、500V以上の表面電位が必要であ
り、感光体周囲温度を40℃以下で保持しなければ
ならない。ところが機体内には、電動機,高圧ト
ランス,ブロア用電動機その他の発熱部品が収容
されていて温度上昇しやすい。さらに感光体に対
する現像、クリーニング工程時など感光体に対す
る摺擦作用により摺擦熱が発生しやすく、室内温
度の関係もあつて40℃以上に上昇しやすい。
光,現像,転写,クリーニングの各工程を順次施
すことにより、複写作用がなされることは周知で
ある。ところで上記感光体は表面に光導電層を有
していて、温度影響も受けやすい。すなわち、温
度が上昇すると上記光導電層内の電子の動きが活
発化する反面、表面が結晶化しやすくなり複写効
率を低下させる。また上述のように露光前に帯電
チヤーヂヤにより一様に帯電させる必要がある
が、この帯電チヤーヂヤの印加電圧を一定にして
も、第1図に示すように周囲温度が上昇すると感
光体の表面電位が低下する。表面電位と画像濃度
(複写濃度)との関係は第2図に示すようになつ
ていて、表面電位が低下すると画像濃度も低下す
る。特に、表面電位が500V以下になると、画像
濃度が急激に下がる。よつて複写機の機能を満足
するためには、500V以上の表面電位が必要であ
り、感光体周囲温度を40℃以下で保持しなければ
ならない。ところが機体内には、電動機,高圧ト
ランス,ブロア用電動機その他の発熱部品が収容
されていて温度上昇しやすい。さらに感光体に対
する現像、クリーニング工程時など感光体に対す
る摺擦作用により摺擦熱が発生しやすく、室内温
度の関係もあつて40℃以上に上昇しやすい。
また、近時感光体を帯電する前の工程として、
除電ランプを配置して露光する、いわゆる前露光
を行い、クリーニング工程を経てもなお感光体に
部分的に残留する帯電を除去し一様化できるよう
になつている。しかし前露光を受けた感光体の表
面電位は、前露光を受けない感光体の表面電位よ
り低下し、画像濃度も低下することは周知であ
る。
除電ランプを配置して露光する、いわゆる前露光
を行い、クリーニング工程を経てもなお感光体に
部分的に残留する帯電を除去し一様化できるよう
になつている。しかし前露光を受けた感光体の表
面電位は、前露光を受けない感光体の表面電位よ
り低下し、画像濃度も低下することは周知であ
る。
したがつて、周囲温度を考慮せず温度上昇時に
おいても前露光を継続すると、表面電位の低下が
顕著となつてしまい充分な画像濃度が得られない
という不都合がある。
おいても前露光を継続すると、表面電位の低下が
顕著となつてしまい充分な画像濃度が得られない
という不都合がある。
本発明は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、周囲温度の変化に
ともない除電ランプによる前露光を制御すること
により、一定濃度の画像を得ることができる電子
複写機を提供しようとするものである。
り、その目的とするところは、周囲温度の変化に
ともない除電ランプによる前露光を制御すること
により、一定濃度の画像を得ることができる電子
複写機を提供しようとするものである。
以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明
する。第3図は電子複写機の要部を示すものであ
り、1は支持体層上に光導電層が被覆され、回転
自在に枢支された感光体であるところのドラムで
ある。2は帯電チヤーヂヤ、3は図示しない光学
系による原稿像の光路、4は現像装置、5は転写
チヤーヂヤ、6は剥離チヤーヂヤ、7はスクレー
パ、8はクリーニング装置、9は除電チヤーヂ
ヤ、10は後述する除電ランプである。なお複写
機本体内には、その他図示しない給紙装置、定着
装置等の周知の複写構成部品が配置されること勿
論である。
する。第3図は電子複写機の要部を示すものであ
り、1は支持体層上に光導電層が被覆され、回転
自在に枢支された感光体であるところのドラムで
ある。2は帯電チヤーヂヤ、3は図示しない光学
系による原稿像の光路、4は現像装置、5は転写
チヤーヂヤ、6は剥離チヤーヂヤ、7はスクレー
パ、8はクリーニング装置、9は除電チヤーヂ
ヤ、10は後述する除電ランプである。なお複写
機本体内には、その他図示しない給紙装置、定着
装置等の周知の複写構成部品が配置されること勿
論である。
上記除電ランプ10は、ドラム1が上記帯電チ
ヤーヂヤ2に対向する以前に対向する位置にあ
る。さらに除電ランプ10は、制御装置11に電
気的に接続される。この制御装置11は、除電ラ
ンプ10と除電チヤーヂヤ9との間に位置し、か
つドラム1に近接して配置される温度検知器12
と、この温度検知器12と除電ランプ10とに電
気的に接続する制御部13とから構成されるもの
である。制御部13は、上記温度検知器12が40
℃以内であることを検知している場合に除電ラン
プ10を点灯させ、40℃以上であることを検知し
た場合に消灯するよう制御するものである。
ヤーヂヤ2に対向する以前に対向する位置にあ
る。さらに除電ランプ10は、制御装置11に電
気的に接続される。この制御装置11は、除電ラ
ンプ10と除電チヤーヂヤ9との間に位置し、か
つドラム1に近接して配置される温度検知器12
と、この温度検知器12と除電ランプ10とに電
気的に接続する制御部13とから構成されるもの
である。制御部13は、上記温度検知器12が40
℃以内であることを検知している場合に除電ラン
プ10を点灯させ、40℃以上であることを検知し
た場合に消灯するよう制御するものである。
しかして、原稿を載置し図示しない複写釦を
ONすることにより、温度検知器12が40℃以内
であることを検知している場合に除電ランプ10
が点灯してドラム1を前露光する。ドラム1は回
転し、帯電チヤーヂヤ2はドラム1の表面電位を
500V以上に保持して帯電させる。ドラム1は以
下原稿像の光路3、現像装置4、転写チヤーヂヤ
5等に順次対向して所定の工程がなされ、複写紙
に原稿の複写像が得られる。またドラム1の表面
電位が500V以上あるところから、複写紙の複写
画像濃度は高く鮮明である。
ONすることにより、温度検知器12が40℃以内
であることを検知している場合に除電ランプ10
が点灯してドラム1を前露光する。ドラム1は回
転し、帯電チヤーヂヤ2はドラム1の表面電位を
500V以上に保持して帯電させる。ドラム1は以
下原稿像の光路3、現像装置4、転写チヤーヂヤ
5等に順次対向して所定の工程がなされ、複写紙
に原稿の複写像が得られる。またドラム1の表面
電位が500V以上あるところから、複写紙の複写
画像濃度は高く鮮明である。
種々の影響によりドラム1の周囲温度が上昇
し、温度検知器12が40℃以上を検知すると、こ
れは制御部13に電気信号を送り除電ランプ10
の消灯を図る。したがつて、温度上昇にともなう
ドラム1の表面電位の低下を防止し最適な画像濃
度が得られる。当然のことながら除電ランプ10
の消灯中において複写作用を継続しても支障はな
い。周囲温度が40℃以下に低下しドラム1の表面
電位が500V以上に上昇して疲労回復がなされた
場合に、再び前露光すれば、より良好な結果が得
られる。
し、温度検知器12が40℃以上を検知すると、こ
れは制御部13に電気信号を送り除電ランプ10
の消灯を図る。したがつて、温度上昇にともなう
ドラム1の表面電位の低下を防止し最適な画像濃
度が得られる。当然のことながら除電ランプ10
の消灯中において複写作用を継続しても支障はな
い。周囲温度が40℃以下に低下しドラム1の表面
電位が500V以上に上昇して疲労回復がなされた
場合に、再び前露光すれば、より良好な結果が得
られる。
以上説明したように本発明によれば、感光体を
帯電する前に露光する除電ランプを、感光体の温
度が上昇すると消灯し、感光体の温度が下がると
点灯するようにしたから、温度が上昇すると低下
する感光体の表面電位を常に最適状態に保持し画
像濃度を均一化できる。
帯電する前に露光する除電ランプを、感光体の温
度が上昇すると消灯し、感光体の温度が下がると
点灯するようにしたから、温度が上昇すると低下
する感光体の表面電位を常に最適状態に保持し画
像濃度を均一化できる。
また、感光体の温度を除電ランプの点灯と消灯
の繰返しにより制御するようにしたから、温度制
御のききめが迅速に作用し、早く最適状態にする
ことができるとともに、制御機構の構造も簡単か
つ安価なものとすることができるといつた効果を
奏する。
の繰返しにより制御するようにしたから、温度制
御のききめが迅速に作用し、早く最適状態にする
ことができるとともに、制御機構の構造も簡単か
つ安価なものとすることができるといつた効果を
奏する。
第1図は本発明の原理をなす感光体の周囲温度
に対する感光体の表面電位の特性図、第2図は同
じく表面電位に対する画像濃度の特性図、第3図
は電子複写機要部の概略的構成図である。 1…感光体(ドラム)、10…除電ランプ、1
1…制御装置。
に対する感光体の表面電位の特性図、第2図は同
じく表面電位に対する画像濃度の特性図、第3図
は電子複写機要部の概略的構成図である。 1…感光体(ドラム)、10…除電ランプ、1
1…制御装置。
Claims (1)
- 1 感光体に対して帯電,露光,現像,転写,ク
リーニング工程を順次施すものにおいて、帯電前
に感光体を露光する除電ランプと、この除電ラン
プを感光体の温度が上昇すると消灯し、感光体の
温度が下がると点灯する手段とを具備したことを
特徴とする電子複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13425178A JPS5560968A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Electrophotographic copier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13425178A JPS5560968A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Electrophotographic copier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5560968A JPS5560968A (en) | 1980-05-08 |
JPS6219754B2 true JPS6219754B2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=15123920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13425178A Granted JPS5560968A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Electrophotographic copier |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5560968A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4502777A (en) * | 1981-05-02 | 1985-03-05 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Transfer type electrophotographic copying apparatus with substantially constant potential control of photosensitive member surface |
JPS6157976A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-25 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 静電記録装置 |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP13425178A patent/JPS5560968A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5560968A (en) | 1980-05-08 |
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