JP2732580B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2732580B2
JP2732580B2 JP63089279A JP8927988A JP2732580B2 JP 2732580 B2 JP2732580 B2 JP 2732580B2 JP 63089279 A JP63089279 A JP 63089279A JP 8927988 A JP8927988 A JP 8927988A JP 2732580 B2 JP2732580 B2 JP 2732580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
transfer
ptl
exposure
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63089279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01261685A (ja
Inventor
隆 美才治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP63089279A priority Critical patent/JP2732580B2/ja
Publication of JPH01261685A publication Critical patent/JPH01261685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2732580B2 publication Critical patent/JP2732580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、両面又は合成画像形成可能であり、転写前
露光工程を有する画像形成装置に関する。
従来技術 電子写真複写機や静電プリンタ等の静電写真プロセス
を用いた画像形成装置では、帯電器で一様帯電された観
光体に画像露光を行うことにより静電潜像が形成され、
現像器により現像することによりトナー像とされ、転写
チャージャの作用によりトナー像が転写紙に転写され、
転写された転写紙は観光体から分離された後定着されて
画像が形成される。
上記の現像工程と転写工程との間で、トナー像の形成
された観光体に光照射を行ないトナー像の下の静電潜像
の電荷を減衰させ、転写工程における転写電流を効率良
く転写材に作用させ低い転写電流から高い転写電流迄安
定した転写効率が得られるようにする転写前露光(pre
transfer lighting、PTLと略す)工程は良く知られてい
る。
又、近年、一回トナー像が転写され定着されて、画像
形成された転写知を機械本体内を自動的に循環させて再
度観光体に沿う転写部に給紙して、同一面に再度転写像
を作る合成や、他面に転写像を作る両面作像を行なう装
置が多く登場している。
第1図は、PTL工程を有し、かつ両面及び合成画像形
成を行なうことのできる多色複写機の1例の概略構成を
示す図である。
第1図において、感光体ドラム1の周囲には、帯電チ
ャージャ2、露光位置3、第1現像器4、第2現像器
5、転写前露光装置6、転写・分離チャージャ7、定着
装置8、循環搬送路9が配設されている。帯電チャージ
ャ2で帯電され露光部3で画像露光が行なわれて感光体
1上に形成された静電潜像は、いずれかの現像器4又は
5で現像されてトナー像が形成される。次いでPTL6で転
写前露光された後、トナー像は転写分離チャージャ7に
より転写紙に転写され、感光体1より分離され、熱ロー
ラ定着装置8で定着される。片面単一コピーの場合はそ
のまゝ機外に排出され、合成コピー又は両面コピーを行
なう場合は循環搬送路9を自動的に循環させ、両面コピ
ーの場合は図示しない反転部で表裏反転し、レジストロ
ーラ10を経て感光体1と転写チャージャとの間の転写部
に再給紙され、第2回目の転写が行なわれる。
この例の如く、定着装置に熱ローラ定着装置を用いる
ものでは、定着後の転写知の先端部がカールし、合成、
両面コピーの場合第2回転写の際感光体側にカールして
いる領域が分離不良となり、転写されたトナー像が再び
感光体側に移転する異常画像を発生させる。
この現像の防止に対しても、PTLは効果が認められる
ことが確認されている。しかし、逆転写を完全に防止す
るにはトナー像の下の静電潜像が殆どなくなる迄減衰さ
せることが必要であり、その光量は安定した転写効率を
得るための光量よりもかなり多くなることが判明した。
PTLは現像後にトナーの上から行なわれ、トナーの下
の潜像に対して作用するものであるから、トナーの付着
していない大部分の領域ち対しては光疲労の原因とな
る。具体的には、ショートレンジでのメモリー効果によ
る残像現象、ロングレンジでは帯電、光減衰特性の変化
として現れる。これらのことから、PTLによる照射光量
は少ない方が良いと云うことになり、合成、両面時の逆
転写の防止を目的としたPTLとは方向が一致しないこと
が判った。
第2図は、PTLの転写効率向上に対する効果と、転写
後感光体から分離する際の逆転写防止効果を示すグラフ
である。図において、横軸には800Vに帯電した感光体に
0.9〜1.0mg/cm2トナーが付着した場合におけるPTL後の
感光体及びトナー上の電位を示すもので、電位が小さい
程PTL光量が大きい。○印で示す転写効率に対しては、3
00V以下に減衰させるに必要な光量で安定した領域が得
られるが、トナーの逆転写に関しては●印で示す如く、
ほゞ0Vに迄減衰させる光量が必要である。
第3図は、第2図におけるPTL光量をパラメータとし
て通紙枚数に対する感光体の静電特性のうち、残留電位
に対する影響度を示すものである。これよりPTL後の電
位を0Vとする光量はPTL後の電位を200Vとする光量に対
して2倍強の劣化を感光体にもたらしていることが判
る。
目 的 本発明は、転写前露光の転写効率の向上及びトナー逆
転防止に対する上記の事実にかんがみ、両方の効果を極
力発揮しうるような転写前露光を行なうようにした画像
形成装置を提供することを目的とする。
構 成 この発明は、上記の目的を達成するため、転写前露光
手段の露光々量を切り換え可能とし、該転写前露光手段
は像担持体上の画像領域内であって、かつ転写紙を像担
持体から分離させる分離器から機械的分離手段までの延
面距離の長さ以上、像担持体上の画像先端より離れた位
置を照射している時点のタイミングで、その露光々量を
大から小に切り換えることを特徴とする。
その切換え方は、感光体から転写紙を分離させる分離
チャージャから分離爪迄の延面距離以上感光体上のトナ
ー像先端より離れた位置を転写前露光装置が照射する時
点とすればよい。
小容量に切換えられた転写前露光装置の露光量を大光
量に切換えるタイミングは感光体上の次のトナー像先端
が転写前露光装置の照射面に接近する間際とすればよ
い。又、非画像領域が通過する間は転写前露光装置を消
灯するようにすれば感光体の静電特性の劣化防止にさら
に効果がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
さて、本発明者が実験を行なって確認したところ、ト
ナーの逆転写が生ずる領域は、第4図に示す如く、転写
分離チャージャ7の分離位置から感光体に沿って設けら
れた機械的分離爪12迄の感光体に沿った沿面距離(l2
分の転写材11の前端部であった。これを感光体の中心に
対する角度θを用いて表わせば となる。
以上のことより、PTL後の電位を0(V)とする光量
は、これらの領域に対応する感光体上の画像領域中の部
分のみに照射されゝばよいことになる。その立の領域で
はPTL後の電位が転写効率が限界に達する200Vになるよ
うな光量にすれば感光体の静電特性の劣化、残像による
異常画像を減らすことができる。そこで、PTLの露光量
を大小2種類に切換可能とし、上述のトナーの逆転写が
生ずる領域l2に対応する感光体上の画像領域の部分は大
光量で照射し、その他の部分は小光量で照射するように
切換えれば、トナー像の逆転写を防止し、転写効率を向
上させることができるとともに、感光体の劣化による残
像による異常画像及び静電特性の劣化を減らすことがで
きる。
以上の事より、感光体1上の画像領域内でPTL光量をE
1,E2(E1>E2)の2種類に切換え可能とし、 E1に切換えるタイミングは、感光体上の画像先端がPT
L露光照射部に極力接近した時とする。例えば、感光体
上の非画像部と画像部とで現像バイアス値を制御してい
る場合は、画像部バイアス印加タイミング、転写チャー
ジャへ転写紙を搬送するレジストローラのオンタイミン
グなど装置が備えている各タイミングの中で適当なもの
を選択して利用すればよい。
又、小光量E2に切換えるタイミングは、前記のl2を越
えた範囲でl2に近い時点とし、E1への切換えと同様、装
置に備わっている各タイミング中で適当なものを選択す
るか、あるいはE1入力時からの時間をタイマーでカウン
トしてE2入力に切換えてもよい。
なお、感光体上にトナー像のない場合には感光体に直
接光照射を行なうことによる感光体の劣化を防止する見
地からPTL照射を行なわないように制御することも考え
られる。
PTLの光量の光量を切換える手段としては、 (イ)ランプに入力する電圧(電流)を変える。
(ロ)LEDアレイなど複数の発光体より成るものは点灯
する発光体の数を変える。
(ハ)ランプ光量は常時一定にし、フィルタ等を機械的
に切換えて光路に挿入する。
(ニ)光量の異なる2種類のランプを用意し、発光させ
るランプを切換える等の方法が採用可能である。
効 果 以上の如く、本発明によれば、PTL光量を適切に制御
することにより、転写効率の向上、トナー逆転写の防止
を達成することができると同時に感光体に不必要に照射
される光量を減少させ残像や静電特性の劣化を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される複写装置の一例の概略構成
を示す側面図、第2図はPTL後の電位と転写効率及びト
ナー逆転写レベルの関係を示すグラフ、第3図は通紙枚
数に対する残留電位の変化をPTL後電位をパラメータと
して示すグラフ、第4図は夫々トナー逆転写の発生しや
すい部分を示す説明図である。 1……感光体 4,5……現像器 6……転写前露光装置(PTL) 7……転写・分離チャージャ 8……熱ローラ定着器 11……転写紙 12……分離爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成されたトナー像を転写紙
    に転写し、定着後、再給紙して両面又は合成画像形成可
    能であり、転写前の像担持体に対して光を照射し、トナ
    ー像の下の静電潜像電荷を減衰させる転写前露光手段を
    有する画像形成装置において、 上記転写前露光手段の露光々量を切り換え可能とし、該
    転写前露光手段は像担持体上の画像領域内であって、か
    つ転写紙を像担持体から分離させる分離器から機械的分
    離手段までの延面距離の長さ以上、像担持体上の画像先
    端より離れた位置を照射している時点のタイミングで、
    その露光々量を大から小に切り換えることを特徴とする
    画像形成装置。
JP63089279A 1988-04-13 1988-04-13 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2732580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63089279A JP2732580B2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63089279A JP2732580B2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01261685A JPH01261685A (ja) 1989-10-18
JP2732580B2 true JP2732580B2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=13966281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63089279A Expired - Lifetime JP2732580B2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2732580B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598775A (en) * 1979-01-20 1980-07-28 Ricoh Co Ltd Auxiliary transfer unit
JPH0199076A (ja) * 1987-10-13 1989-04-17 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01261685A (ja) 1989-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2589413B2 (ja) 複写機
JPH11218993A (ja) カラープリント装置
JP2732580B2 (ja) 画像形成装置
JP2693169B2 (ja) 画像形成装置
JPS63307467A (ja) 画像形成方法
JPH01261686A (ja) 画像形成装置
JP3576776B2 (ja) 画像形成装置
JP3234122B2 (ja) 画像形成装置
JPS60133474A (ja) 電子写真複写装置
JPS58106557A (ja) 電子複写機
JPH0423788B2 (ja)
JPH07319335A (ja) 多重手動配置されたオリジナル・ジョブに対する適応複写機/デュプリケータ・サイクル−アウト
JPH0234883A (ja) 静電記録装置
JPS63303365A (ja) 画像編集方法
JPH11184337A (ja) 画像形成装置
JPH0445825B2 (ja)
JPH10247007A (ja) 画像形成装置の電源装置及び電力供給方法
JPS6219754B2 (ja)
JPH06180520A (ja) 電子写真装置
JPS6395468A (ja) 作像装置の画質調整方法
JPH01155384A (ja) 画像形成装置
JPH08328444A (ja) 画像形成装置
JPS60247675A (ja) ネガおよびポジ画像兼用型電子写真装置およびネガ画像形成方法
JPS63149658A (ja) 画像形成装置
JPH04362681A (ja) 画像形成方法