JP2693169B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2693169B2
JP2693169B2 JP63089278A JP8927888A JP2693169B2 JP 2693169 B2 JP2693169 B2 JP 2693169B2 JP 63089278 A JP63089278 A JP 63089278A JP 8927888 A JP8927888 A JP 8927888A JP 2693169 B2 JP2693169 B2 JP 2693169B2
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隆 美才治
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、両面又は合成画像形成可能であり、転写前
露光工程を有する画像形成装置に関する。
従来技術 電子写真複写機や静電プリンタ等の静電写真プロセス
を用いた画像形成装置では、帯電器で一様帯電された感
光体に画像露光を行なうことにより静電潜像が形成さ
れ、現像器により現像することによりトナー像とされ、
転写チャージャの作用によりトナー像が転写紙に転写さ
れ、転写された転写紙は感光体から分離された後定着さ
れて画像が形成される。
上記の現像工程と転写工程との間で、トナー像の形成
された感光体に光照射を行ないトナー像の下の静電潜像
と電荷を減衰させ、転写工程における転写電流を効率良
く転写材に作用させ低い転写電流から高い転写電流迄安
定した転写効率が得られるようにする転写前露光(pre
transfer lighting、PTLと略す)工程は良く知られてい
る。
又、近年、一回トナー像が転写され定着されて、画像
が形成された転写紙が機械本体内を自動的に循環させて
再度感光体に沿う転写部に給紙して、同一面に再度転写
像を作る合成や、他面に転写像を作る両面作像を行なう
装置が多く登場している。
第1図は、PTL工程を有し、かつ両面及び合成画像形
成を行なうことのできる多色複写機の1例の概略構成を
示す図である。
第1図において、感光体ドラム1の周囲には、帯電チ
ャージャ2、露光位置3、第1現像器4、第2現像器
5、転写前露光装置6、転写・分離チャージャ7、定着
装置8、循環搬送路9が配設されている。帯電チャージ
ャ2で帯電された露光部3で画像露光が行なわれて感光
体1上に形成された静電潜像は、いずれかの現像器4又
は5で現像されてトナー像が形成される。次いでPTL6で
転写前露光された後、トナー像は転写分離チャージャ7
により転写紙に転写され、感光体1より分離され、熱ロ
ーラ定着装置8で定着される。片面単一コピーの場合は
そのまゝ機外に排出され、合成コピー又は両面コピーを
行なう場合は循環搬送路9を自動的に循環させ、両面コ
ピーの場合は図示しない反転部で表裏反転し、レジスト
ローラ10を経て感光体1と転写チャージャとの間の転写
部に再給紙され、第2回目の転写が行なわれる。
この例の如く、定着装置に熱ローラ定着装置を用いる
ものでは、定着後の転写紙の先端部がカールし、合成、
両面コピーの場合第2回転写の際感光体側にカールして
いる領域が分離不良となり、転写されたトナー像が再び
感光体側に移転する異常画像を発生させる。
この現像の防止に対しても、PTLは効果が認められる
ことが確認されている。しかし、逆転写を完全に防止す
るにはトナー像の下の静電潜像が殆どなくなる迄減衰さ
せることが必要であり、その光量は安定した転写効率を
得るための光量よりもかなり多くなることが判明した。
PTLは現像後にトナーの上から行なわれ、トナーの下
の潜像に対して作用するものであるから、トナーの付着
していない大部分の領域に対しては光疲労の原因とな
る。具体的には、ショートレンジでのメモリー効果によ
る残像現象、ロングレンジでは帯電、光減衰特性の変化
として現れる。これらのことから、PTLによる照射光量
は少ない方が良いと云うことになり、合成、両面時の逆
転写の防止を目的としたPTLとは方向が一致しないこと
が判った。
第2図は、PTLの転写効率向上に対する効果と、転写
後感光体から分離する際の逆転写防止効果を示すグラフ
である。図において、横軸には800Vに帯電した感光体に
0.9〜1.0mg/cm2トナーが付着した場合におけるPTL後の
感光体及びトナー上の電位を示すもので、電位が小さい
程PTL光量が大きい。○印で示す転写効率に対しては、3
00V以下に減衰させるに必要な光量で安定した領域が得
られるが、トナーの逆転写に関しては●印で示す如く、
ほゞ0Vに迄減衰させる光量が必要である。
第3図は、第2図におけるPTL光量をパラメータとし
た通紙枚数に対する感光体の静電特性のうち、残留電位
に対する影響度を示すものである。これよりPTL後の電
位を0Vとする光量はPTL後の電位を200Vとする光量に対
して2倍強の劣化を感光体にもたらしていることが判
る。
目 的 本発明は、以上述べた事実にかんがみ、感光体に必要
以上の光を照射することを極力防止して、残像による異
常画像及び静電特性の劣化を押え、しかも、転写効率の
向上及びトナーの逆転写を防止することのできる画像形
成装置を提供することを目的とする。
構 成 この発明は、上記の目的を達成させるため、合成及び
両面画像形成が可能な画像形成装置において、上記転写
前露光手段の露光々量を切り換え可能とし、片面画像形
成時及び合成及び両面画像形成時の第1回画像形成時
と、合成及び両面画像形成時の第2回画像形成時とで、
上記転写前露光手段の露光々量を切り換え、該切り換え
が上記第1回画像形成時よりも上記第2回画像形成時の
方が露光々量を大とすることを特徴とする。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
例えば、第1図に示す複写機において、片面複写及び
両面及び合成複写の第1回作像時については、転写紙は
未使用状態で転写部に給紙され、転写紙の先端部にはカ
ールぐせがついていない。したがって、カールに起因す
る分離不良、トナーの逆転写の問題は発生しない。そこ
で、この場合は、PTLの光量は転写効率の向上を優先的
に考慮すればよい。
しかし、合成又は両面複写時の第2回作像時には、第
1回の作像が完了し、循環路9、レジストローラ10を経
て転写チャージャ7による転写部に再給紙される転写紙
は、熱ローラ定着装置8により定着された際に先端がカ
ールするので、第2回の転写・分離時にトナーの逆転写
が起る可能性がある。この点から、合成及び両面複写時
の第2回作像時には、トナーの逆転写を優先的に考慮し
たPTLの光量とすることが必要である。
したがって、PTLの光量を大小切換可能とし、異常の
如く切換えて露光することにより、片面複写及び両面・
合成複写の頻度から、トナー逆転防止に必要な、PTL後
の電位を0Vとする大光量での照射時間は大幅に減少し、
感光体の劣化が防止できる。
しかし、感光体上にトナーのない非画像領域に対して
は転写効率向上の必要はなく、かつ感光体の劣化防止の
点からPTLを行なわないようにすることが望ましい。
PTLの光量を切換える手段としては、 (イ)ランプに入力する電圧(電流)を変える。
(ロ)LEDアレイなど複数の発光体より成るものは点灯
する発光体の数を変える。
(ハ)ランプ光量は常時一定にし、フィルタ等を機械的
に切換えて光路に挿入する。
(ニ)光量の異なる2種類のランプを用意し、発光させ
るランプを切換える等の方法が採用可能である。
効 果 以上の如く、本発明によれば、PTL光量を適切に制御
することにより、転写効率の向上、トナー逆転写の防止
を達成することができると同時に感光体に不必要に照射
される光量が減少させ残像や静電特性の劣化を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される複写装置の一例の概略構成
を示す側面図、第2図はPTL後の電位と転写効率及びト
ナー逆転写レベルの関係を示すグラフ、第3図は通紙枚
数に対する残留電位の変化をPTL後電位をパラメータと
して示すグラフである。 1……感光体 4,5……現像器 6……転写前露光装置(PTL) 7……転写・分離チャージャ 8……熱ローラ定着器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成されたトナー像を転写紙
    に転写し、定着後、再給紙して両面又は合成画像形成可
    能であり、転写前の像担持体に対して光を照射し、トナ
    ー像の下の静電潜像電荷を減衰させる転写前露光手段を
    有する画像形成装置において、 上記転写前露光手段の露光々量を切り換え可能とし、片
    面画像形成時及び合成及び両面画像形成時の第1回画像
    形成時と、合成及び両面画像形成時の第2回画像形成時
    とで、上記転写前露光手段の露光々量を切り換え、該切
    り換えが上記第1回画像形成時よりも上記第2回画像形
    成時の方が露光々量を大とすることを特徴とする画像形
    成装置。
JP63089278A 1988-04-13 1988-04-13 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2693169B2 (ja)

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JPH01261684A JPH01261684A (ja) 1989-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184952A (ja) * 1982-04-23 1983-10-28 Ricoh Co Ltd 電子写真複写方法
JPS6185872U (ja) * 1984-11-13 1986-06-05

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JPH01261684A (ja) 1989-10-18

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