JP2570761B2 - 電子写真複写機 - Google Patents
電子写真複写機Info
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- JP2570761B2 JP2570761B2 JP62213878A JP21387887A JP2570761B2 JP 2570761 B2 JP2570761 B2 JP 2570761B2 JP 62213878 A JP62213878 A JP 62213878A JP 21387887 A JP21387887 A JP 21387887A JP 2570761 B2 JP2570761 B2 JP 2570761B2
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- Japan
- Prior art keywords
- charger
- transfer charger
- transfer
- charge
- polarity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光体が感度を有する第1の帯電極性の電
荷を感光体に付与する転写チャージャー及び帯電チャー
ジャーと、感光体上に形成されたトナー像を転写材へ転
写する前記転写チャージャーの前段で第1の帯電極性と
は逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体に付与する転
写前チャージャーと、転写チャージャーの後段で感光体
に光を照射して感光体を除電する除電手段とを備えた電
子写真複写機に関する。
荷を感光体に付与する転写チャージャー及び帯電チャー
ジャーと、感光体上に形成されたトナー像を転写材へ転
写する前記転写チャージャーの前段で第1の帯電極性と
は逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体に付与する転
写前チャージャーと、転写チャージャーの後段で感光体
に光を照射して感光体を除電する除電手段とを備えた電
子写真複写機に関する。
転写前チャージャーを備えたこの種の電子写真複写機
は例えば特公昭55−14428号に示されているが、このよ
うな電子写真複写機における転写前チャージャーは感光
体上の残留電位を転写前に消去することによって感光体
上のトナー像の転写材への転写効率を高め、また腰の弱
い転写材に発生し易い先端部のいわゆる白抜け現象を防
止するのに有効である。
は例えば特公昭55−14428号に示されているが、このよ
うな電子写真複写機における転写前チャージャーは感光
体上の残留電位を転写前に消去することによって感光体
上のトナー像の転写材への転写効率を高め、また腰の弱
い転写材に発生し易い先端部のいわゆる白抜け現象を防
止するのに有効である。
かかる転写前チャージャーとしては、ACコロトロン、
DCコロトロンのいずれでもよく、ACコロトロンの場合、
バイアス電圧が感光体と逆極性とされることが有効であ
り、DCコロトロンの場合でも逆極性の帯電が有効であ
る。
DCコロトロンのいずれでもよく、ACコロトロンの場合、
バイアス電圧が感光体と逆極性とされることが有効であ
り、DCコロトロンの場合でも逆極性の帯電が有効であ
る。
そのため、感光体は転写前チャージャーによって逆帯
電することがあるが、通常の感光体は正負いずれかの帯
電極性においてのみ光感度を有し、この逆帯電電位は通
常の光イレースのみでは減衰しない。従って複写プロセ
スの最後に転写前チャージャーを通過した感光体部分は
逆帯電したまま放置されることがあり、その結果、感光
体にメモリーが生じたり、感光体が劣化するという問題
がある。
電することがあるが、通常の感光体は正負いずれかの帯
電極性においてのみ光感度を有し、この逆帯電電位は通
常の光イレースのみでは減衰しない。従って複写プロセ
スの最後に転写前チャージャーを通過した感光体部分は
逆帯電したまま放置されることがあり、その結果、感光
体にメモリーが生じたり、感光体が劣化するという問題
がある。
そこで本発明の目的は、感光体が感度を有する第1の
帯電極性の電荷を感光体に付与する転写チャージャー及
び帯電チャージャーと、感光体上に形成されたトナー像
を転写材へ転写する前記転写チャージャーの前段で第1
の帯電極性とは逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体
に付与する転写前チャージャーと、転写チャージャーの
後段で感光体に光を照射して感光体を除電する除電手段
とを備えた電子写真複写機であって、転写前チャージャ
ーによる感光体上の逆極性帯電を除電して、残留逆極性
帯電による感光体上のメモリーの発生及び感光体の劣化
を防止することができ、また、次の複写プロセスに備え
て適切なタイミングで感光体を除電できる電子写真複写
機を提供することにある。
帯電極性の電荷を感光体に付与する転写チャージャー及
び帯電チャージャーと、感光体上に形成されたトナー像
を転写材へ転写する前記転写チャージャーの前段で第1
の帯電極性とは逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体
に付与する転写前チャージャーと、転写チャージャーの
後段で感光体に光を照射して感光体を除電する除電手段
とを備えた電子写真複写機であって、転写前チャージャ
ーによる感光体上の逆極性帯電を除電して、残留逆極性
帯電による感光体上のメモリーの発生及び感光体の劣化
を防止することができ、また、次の複写プロセスに備え
て適切なタイミングで感光体を除電できる電子写真複写
機を提供することにある。
すなわち本発明は、感光体が感度を有する第1の帯電
極性の電荷を感光体に付与する転写チャージャー及び帯
電チャージャーと、感光体上に形成されたトナー像を転
写材へ転写する前記転写チャージャーの前段で第1の帯
電極性とは逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体に付
与する転写前チャージャーと、転写チャージャーの後段
で感光体に光を照射して感光体を除電する除電手段とを
備えた電子写真複写機において、複写プロセス終了にあ
たり、転写前チャージャーを転写チャージャー又は帯電
チャージャーより早く停止させて転写前チャージャーに
より第2の帯電極性に帯電した感光体部分を再度第1の
帯電極性に帯電させたのち、該転写チャージャー又は帯
電チャージャーを停止させ、第1の帯電極性に再帯電し
た感光体部分を前記除電手段で除電したのち該除電手段
の動作を停止させ、そのあと、感光体の回転動作を停止
させる制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする電
子写真複写機を提供するものである。
極性の電荷を感光体に付与する転写チャージャー及び帯
電チャージャーと、感光体上に形成されたトナー像を転
写材へ転写する前記転写チャージャーの前段で第1の帯
電極性とは逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体に付
与する転写前チャージャーと、転写チャージャーの後段
で感光体に光を照射して感光体を除電する除電手段とを
備えた電子写真複写機において、複写プロセス終了にあ
たり、転写前チャージャーを転写チャージャー又は帯電
チャージャーより早く停止させて転写前チャージャーに
より第2の帯電極性に帯電した感光体部分を再度第1の
帯電極性に帯電させたのち、該転写チャージャー又は帯
電チャージャーを停止させ、第1の帯電極性に再帯電し
た感光体部分を前記除電手段で除電したのち該除電手段
の動作を停止させ、そのあと、感光体の回転動作を停止
させる制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする電
子写真複写機を提供するものである。
本発明の複写機によると、複写プロセスの終了にあた
り、転写前チャージャーは転写チャージャー又は帯電チ
ャージャーより早く停止され、その停止の前に既に該転
写前チャージャーを通過して第2の帯電極性に帯電(逆
極性に帯電)している感光体部分は未だ動作中の転写チ
ャージャー又は帯電チャージャーを通過することにな
り、その通過のときに第2の帯電極性の電荷が除去され
る。かくして転写前チャージャーにより与えられた逆極
性の電荷は簡単に除去され、該逆極性の電荷が残留する
と発生する感光体上のメモリーや感光体の劣化が防止さ
れる。また、該転写チャージャー又は帯電チャージャー
が作動し続けると感光体は再び第1の帯電極性の電荷を
付与されるが、この電荷は該転写チャージャーや帯電チ
ャージャーの停止後、除電手段により除去され、そのあ
と除電手段の動作が停止し、感光体の回転動作も停止す
る。
り、転写前チャージャーは転写チャージャー又は帯電チ
ャージャーより早く停止され、その停止の前に既に該転
写前チャージャーを通過して第2の帯電極性に帯電(逆
極性に帯電)している感光体部分は未だ動作中の転写チ
ャージャー又は帯電チャージャーを通過することにな
り、その通過のときに第2の帯電極性の電荷が除去され
る。かくして転写前チャージャーにより与えられた逆極
性の電荷は簡単に除去され、該逆極性の電荷が残留する
と発生する感光体上のメモリーや感光体の劣化が防止さ
れる。また、該転写チャージャー又は帯電チャージャー
が作動し続けると感光体は再び第1の帯電極性の電荷を
付与されるが、この電荷は該転写チャージャーや帯電チ
ャージャーの停止後、除電手段により除去され、そのあ
と除電手段の動作が停止し、感光体の回転動作も停止す
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図示の複写機は転写型の電子写真複写機である。該複
写機は機能分離型の積層タイプ有機感光体ドラム1を備
えているとともに、該ドラムの周囲にドラム回転方向a
に沿って帯電チャージャー2、A方向から露光する図示
しない露光手段、現像装置3、転写前チャージャー4、
B方向から転写材を搬送する手段、転写チャージャー5
及び分離チャージャー6、清掃装置7及びイレーサラン
プ8を順次備えている。
写機は機能分離型の積層タイプ有機感光体ドラム1を備
えているとともに、該ドラムの周囲にドラム回転方向a
に沿って帯電チャージャー2、A方向から露光する図示
しない露光手段、現像装置3、転写前チャージャー4、
B方向から転写材を搬送する手段、転写チャージャー5
及び分離チャージャー6、清掃装置7及びイレーサラン
プ8を順次備えている。
転写前チャージャー4、転写チャージャー5及び分離
チャージャー6は電源10a、10b及び10cを含んでおり、
またイレーサランプ8は電源81に接続されており、これ
らチャージャー及びランプは、複写プロセス終了にあた
って制御部10にて後述する順序で停止されるようになっ
ている。
チャージャー6は電源10a、10b及び10cを含んでおり、
またイレーサランプ8は電源81に接続されており、これ
らチャージャー及びランプは、複写プロセス終了にあた
って制御部10にて後述する順序で停止されるようになっ
ている。
感光体1は前述のとおりa方向に回され、先ず帯電チ
ャージャー2によってマイナス極性に一様に帯電し、そ
のあと前記の図示しない露光装置により像露光され、そ
の表面に潜像が形成され、続いて現像装置3にて現像さ
れるようになっている。
ャージャー2によってマイナス極性に一様に帯電し、そ
のあと前記の図示しない露光装置により像露光され、そ
の表面に潜像が形成され、続いて現像装置3にて現像さ
れるようになっている。
現像装置3はキャリアとトナーからなる二成分現像剤
を含み、両成分の摩擦帯電によりトナーが感光体1の帯
電極性とは反対のプラス極性に帯電せしめられ、感光体
上の潜像に付着し、潜像を可視化する。
を含み、両成分の摩擦帯電によりトナーが感光体1の帯
電極性とは反対のプラス極性に帯電せしめられ、感光体
上の潜像に付着し、潜像を可視化する。
転写前チャージャー4には感光体1の電位を0又は積
極的に逆帯電させるように、感光体の帯電極性(マイナ
ス)とは逆極性(すなわちトナーと同極性のプラス)の
DCコロナ放電器又はプラス側に偏倚したADコロナ放電器
が採用される。
極的に逆帯電させるように、感光体の帯電極性(マイナ
ス)とは逆極性(すなわちトナーと同極性のプラス)の
DCコロナ放電器又はプラス側に偏倚したADコロナ放電器
が採用される。
かくして転写前チャージャー4を通過した感光体部分
上の残留電位は消去され、続いてトナー像が前記の図示
しない転写材搬送手段にて送られてくる転写材に転写チ
ャージャー5にて転写される。
上の残留電位は消去され、続いてトナー像が前記の図示
しない転写材搬送手段にて送られてくる転写材に転写チ
ャージャー5にて転写される。
該転写チャージャー5はトナーと反対極性の放電を行
うコロナ放電器である。すなわち、転写チャージャー5
により転写材の裏面にトナーと反対極性のマイナス電荷
が与えられ、この電荷によりトナーは転写材に移る。し
かも感光体1の残留電位は転写前チャージャー5によっ
て消去されているので、転写前チャージャー5が無い場
合よりも小さい転写チャージャー出力でもって確実に転
写する。
うコロナ放電器である。すなわち、転写チャージャー5
により転写材の裏面にトナーと反対極性のマイナス電荷
が与えられ、この電荷によりトナーは転写材に移る。し
かも感光体1の残留電位は転写前チャージャー5によっ
て消去されているので、転写前チャージャー5が無い場
合よりも小さい転写チャージャー出力でもって確実に転
写する。
かくして転写チャージャー5により電荷が与えられた
転写材は感光体1に静電吸着して感光体1とともに移動
しようとするが、転写材のいわゆる腰と、引き続き該転
写材に作用する分離チャージャー6とによって感光体1
から分離され、搬送部9にて図示しない定着装置に送ら
れ、トナー像が転写材上に定着せしめられる。
転写材は感光体1に静電吸着して感光体1とともに移動
しようとするが、転写材のいわゆる腰と、引き続き該転
写材に作用する分離チャージャー6とによって感光体1
から分離され、搬送部9にて図示しない定着装置に送ら
れ、トナー像が転写材上に定着せしめられる。
分離チャージャー6はACコロトロンであり、転写材上
の電荷はAC除電にて除かれ、感光体への静電吸着力が弱
められるようになっている。
の電荷はAC除電にて除かれ、感光体への静電吸着力が弱
められるようになっている。
転写前チャージャー4が採用されているため、前述の
とおり転写チャージャー5の出力はそれだけ小さくて済
み、従って分離チャージャー6の出力もそれだけ小さく
て済む。更にそのためオゾン発生量も低下する。また、
転写前チャージャー4にて感光体上に残留電位が消去さ
れるか又は低下せしめられているので、その上分離チャ
ージャー6の出力が小さくて済むので、一旦転写材上に
移ったトナーが分離チャージャー6による転写材からの
除電のあと再び感光体1上に転写されて転写材先端部の
白抜けが発生するというおそれは極めて少なくなる。
とおり転写チャージャー5の出力はそれだけ小さくて済
み、従って分離チャージャー6の出力もそれだけ小さく
て済む。更にそのためオゾン発生量も低下する。また、
転写前チャージャー4にて感光体上に残留電位が消去さ
れるか又は低下せしめられているので、その上分離チャ
ージャー6の出力が小さくて済むので、一旦転写材上に
移ったトナーが分離チャージャー6による転写材からの
除電のあと再び感光体1上に転写されて転写材先端部の
白抜けが発生するというおそれは極めて少なくなる。
転写材が感光体から分離されたあと、該感光体は、清
掃装置7を通過し、転写されずに残っていたトナーがこ
こで除去され、残留電荷がイレーサランプ8にて除去さ
れ、一つの複写プロセスが終了する。
掃装置7を通過し、転写されずに残っていたトナーがこ
こで除去され、残留電荷がイレーサランプ8にて除去さ
れ、一つの複写プロセスが終了する。
複写プロセスの終了にあたり、転写前チャージャー
4、転写チャージャー5及び分離チャージャー6が制御
部10にて停止されるが、その順序は第2図のタイムチャ
ートに示されるとおりである(該タイムチャートにおい
て斜線は感光体1上のP点を示している)。
4、転写チャージャー5及び分離チャージャー6が制御
部10にて停止されるが、その順序は第2図のタイムチャ
ートに示されるとおりである(該タイムチャートにおい
て斜線は感光体1上のP点を示している)。
すなわち、転写チャージャー5が止められる前に転写
前チャージャー4が止められ、転写前チャージャー4に
よる感光体上の逆極性の帯電電位が転写チャージャー5
にて消去されたのち転写チャージャー5が止められる。
分離チャージャー6は転写チャージャー5とともに止め
られる。また、イレーサランプ8は、転写チャージャー
5により再帯電された部位が該ランプにより除電された
のち止められる。感光体自体はこれらのあとに停止され
る。
前チャージャー4が止められ、転写前チャージャー4に
よる感光体上の逆極性の帯電電位が転写チャージャー5
にて消去されたのち転写チャージャー5が止められる。
分離チャージャー6は転写チャージャー5とともに止め
られる。また、イレーサランプ8は、転写チャージャー
5により再帯電された部位が該ランプにより除電された
のち止められる。感光体自体はこれらのあとに停止され
る。
転写チャージャー5が止められる前に転写前チャージ
ャー4が止められ、転写前チャージャー4による感光体
上の逆極性の帯電電位が転写チャージャー5にて消去さ
れたのち転写チャージャー5が止められるので、転写前
チャージャー4による逆帯電による感光体上のメモリー
の発生、感光体の劣化等の不都合が避けられる。
ャー4が止められ、転写前チャージャー4による感光体
上の逆極性の帯電電位が転写チャージャー5にて消去さ
れたのち転写チャージャー5が止められるので、転写前
チャージャー4による逆帯電による感光体上のメモリー
の発生、感光体の劣化等の不都合が避けられる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく
他の態様でも実施することができる。
他の態様でも実施することができる。
例えば、前記実施例においては感光体として積層タイ
プの有機感光体が採用されているが、セレン感光体を採
用することもできる。但しセレン感光体はプラス極性で
用いられるので、各チャージャーはそれに合わせられる
必要がある。
プの有機感光体が採用されているが、セレン感光体を採
用することもできる。但しセレン感光体はプラス極性で
用いられるので、各チャージャーはそれに合わせられる
必要がある。
前記実施例では転写前チャージャー4による感光体上
の帯電電位は転写チャージャー5によって消去されるよ
うになっているが、帯電チャージャー2によって消去す
るようにしてもよい。
の帯電電位は転写チャージャー5によって消去されるよ
うになっているが、帯電チャージャー2によって消去す
るようにしてもよい。
以上説明したように本発明によると、感光体が感度を
有する第1の帯電極性の電荷を感光体に付与する転写チ
ャージャー及び帯電チャージャーと、感光体上に形成さ
れたトナー像を転写材へ転写する前記転写チャージャー
の前段で第1の帯電極性とは逆極性の第2の帯電極性の
電荷を感光体に付与する転写前チャージャーと、転写チ
ャージャーの後段で感光体に光を照射して感光体を除電
する除電手段とを備えた電子写真複写機であって、転写
前チャージャーによる感光体上の逆極性帯電を除電し
て、残留逆極性帯電による感光体上のメモリーの発生及
び感光体の劣化を防止することができ、また、次の複写
プロセスに備えて適切なタイミングで感光体を除電でき
る電子写真複写機を提供することができる。
有する第1の帯電極性の電荷を感光体に付与する転写チ
ャージャー及び帯電チャージャーと、感光体上に形成さ
れたトナー像を転写材へ転写する前記転写チャージャー
の前段で第1の帯電極性とは逆極性の第2の帯電極性の
電荷を感光体に付与する転写前チャージャーと、転写チ
ャージャーの後段で感光体に光を照射して感光体を除電
する除電手段とを備えた電子写真複写機であって、転写
前チャージャーによる感光体上の逆極性帯電を除電し
て、残留逆極性帯電による感光体上のメモリーの発生及
び感光体の劣化を防止することができ、また、次の複写
プロセスに備えて適切なタイミングで感光体を除電でき
る電子写真複写機を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例の概略を示す図、第2図は各
チャージャー及びイレーサランプの停止時期を示すタイ
ムチャートである。 1……感光体、 4……転写前チャージャー、 5……転写チャージャー、 10……制御部。
チャージャー及びイレーサランプの停止時期を示すタイ
ムチャートである。 1……感光体、 4……転写前チャージャー、 5……転写チャージャー、 10……制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】感光体が感度を有する第1の帯電極性の電
荷を感光体に付与する転写チャージャー及び帯電チャー
ジャーと、感光体上に形成されたトナー像を転写材へ転
写する前記転写チャージャーの前段で第1の帯電極性と
は逆極性の第2の帯電極性の電荷を感光体に付与する転
写前チャージャーと、転写チャージャーの後段で感光体
に光を照射して感光体を除電する除電手段とを備えた電
子写真複写機において、複写プロセス終了にあたり、転
写前チャージャーを転写チャージャー又は帯電チャージ
ャーより早く停止させて転写前チャージャーにより第2
の帯電極性に帯電した感光体部分を再度第1の帯電極性
に帯電させたのち、該転写チャージャー又は帯電チャー
ジャーを停止させ、第1の帯電極性に再帯電した感光体
部分を前記除電手段で除電したのち該除電手段の動作を
停止させ、そのあと、感光体の回転動作を停止させる制
御を行う制御手段を備えたことを特徴とする電子写真複
写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213878A JP2570761B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 電子写真複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213878A JP2570761B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 電子写真複写機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6456476A JPS6456476A (en) | 1989-03-03 |
JP2570761B2 true JP2570761B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16646511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62213878A Expired - Lifetime JP2570761B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 電子写真複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570761B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54151837A (en) * | 1978-05-20 | 1979-11-29 | Ricoh Co Ltd | Toner image transfer |
JPH0627953B2 (ja) * | 1983-04-28 | 1994-04-13 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の除電方法 |
JPS62133473A (ja) * | 1985-12-04 | 1987-06-16 | Ricoh Co Ltd | 反転現像装置における逆帯電防止法 |
JPS6351362U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62213878A patent/JP2570761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6456476A (en) | 1989-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |