JPH0830101A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0830101A
JPH0830101A JP6182844A JP18284494A JPH0830101A JP H0830101 A JPH0830101 A JP H0830101A JP 6182844 A JP6182844 A JP 6182844A JP 18284494 A JP18284494 A JP 18284494A JP H0830101 A JPH0830101 A JP H0830101A
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JP
Japan
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temperature
time
humidity
image forming
under
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Pending
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JP6182844A
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English (en)
Inventor
Tokihiko Ogura
時彦 小倉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 あらゆる温湿度環境下においても適正なトリ
ボがトナーに付与されるように現像スリーブの空回転制
御を行なう。 【構成】 装置外部用温湿度センサー15、16と、装
置の休止時間を計測するタイマー回路14と、現像スリ
ーブの回転機構3とを備え、外部環境が現像スリーブ2
01を回転させるべき状態において、画像形成の休止時
間に応じて現像スリーブ201の回転動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機、LBP
等とされる電子写真方式を利用した画像形成装置に関
し、現像装置に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、高温高湿下の環境下においてトナーの帯電能が低下
し、感光体上に形成された潜像領域に十分トナーが付着
せず、濃度低下を来たすという問題がある。この問題を
解決するために、温度センサー、湿度センサーを装置本
体に設け、温湿度に応じて現像バイアス条件を変えると
いう技術が考えられている。しかしながらこの技術で
は、現像バイアス、例えばDC電圧、現像周波数等を別
途設定しておかなければならなく回路構成が複雑になる
という欠点がある。
【0003】また、トナーのトリボ付与量を大きくする
ために電源オン直後のウォームアップ時間中に現像スリ
ーブを無バイアス状態で回転させ、トナー同士或いは2
成分現像の場合はキャリアとの摩擦によりトナーの帯電
量を増加させる技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合では次のような問題があった。即ち、温度及び湿度だ
けを検知し、その検知結果に応じて現像剤担持体である
現像スリーブの回転を行うようにすると、現像スリーブ
の回転を行うべき温度、湿度環境下ではあるが、現像ス
リーブ回転を行わなくてもよい環境に近い状態下にある
場合、或いは短時間の電源オフの後に、電源をオンした
状態において、定着装置の温度が所定の温度以下の場合
には、常にウォームアップ動作中に現像スリーブ回転を
行うため、逆にトリボが上がりすぎ、カブリやゴースト
等の画像劣化が生じるという欠点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、あらゆる温湿度
環境下においても適正なトリボがトナーに付与されるよ
うに、現像剤担持体の空回転制御を行なうことのできる
画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
潜像担持体に、その外部に配置した静電潜像形成プロセ
ス手段によって潜像を形成し、この潜像に現像手段の現
像剤担持体により現像剤を付着させて顕像を得る画像形
成装置において、装置外部の温度及び湿度を検出する手
段と、最後に画像形成を終了した時点より、再びメイン
電源をオン状態にするまでの休止時間を計測する手段
と、前記メイン電源オン後、前記温度及び湿度検出手段
より得られた検出結果が予め設定された条件下にある場
合に前記現像剤担持体を所定の時間回転させる手段とを
有し、装置外部の環境が前記現像剤担持体を回転させる
べき状態下において前記休止時間に応じて前記現像剤担
持体の回転動作を制御することを特徴とする画像形成装
置である。
【0007】前記休止時間が予め決められた値より短い
場合は前記現像剤担持体の回転動作を行わないことが好
ましい。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明による画像形成装置の一実
施例として、一成分トナーによるジャンピング現像を行
う現像スリーブ回転制御方式を用いた複写機の構成ブロ
ック図である。
【0010】図1において、A−Siで構成された感光
体1の周りに、感光体1を一様に帯電するための一次帯
電器5、感光体1上に形成された潜像を現像する現像器
2、感光体1上のトナー像を記録紙に転写するための転
写帯電器8、記録紙の電荷を除電し、感光体1から記録
紙を分離するための分離帯電器9、記録紙に転写された
トナー像を定着する定着装置10、感光体1上の残留ト
ナーを除去するクリーナー装置7、及び感光体1に残留
している電荷を除去するための除電器6を備えている。
【0011】現像器2は、現像トナーを保持し、感光体
1にトナーを供給する現像剤担持体たる現像スリーブ2
01を備え、現像スリーブ201はスリーブ回転機構3
により回転される。また、感光体1は感光体回転機構4
により回転駆動される。
【0012】定着装置10は、定着ローラー101、加
圧ローラー102、定着ローラー101を加熱するため
の定着ヒーター103、及び定着ローラー101の温度
を検出するための定着温度センサー11を備え、また定
着ローラー101は定着ローラー駆動機構12により駆
動され、更に定着ヒーター103は電力供給電源17に
からの電力により加熱されるように構成されている。
【0013】本画像形成装置は装置全体の動作を制御す
るための中央処理装置(CPU)18を備え、CPU1
8には、メイン電源スイッチ13、内蔵電池19により
動作されるタイマー回路14、外部の温度を検出するた
めの外部温度検出センサー15、外部の湿度を検出する
ための外部湿度検出センサー16が接続されている。
【0014】次に上記のように構成された画像形成装置
の動作について、主に図3のフローチャートを参照して
説明する。
【0015】メイン電源スイッチ13がオンされる(ス
テップ1)と、装置本体に電力が供給され、先ず定着装
置10の温度Tが定着温度センサー11により検出され
る(ステップ2)。この時、検出温度が定着のための設
定温度T0 より低いが、所定の温度T1 より高い場合
(ステップ3)は、電力供給電源17を動作させ、定着
ヒーター103を設定温度T0 になるまで加熱する(ス
テップ4)。定着ヒーター103が設定T0 になった時
点で(ステップ5)、装置はスタンバイ状態となり(ス
テップ6)、記録動作が可能となる。尚、このような状
態は、瞬間的にメイン電源を切ったような場合も同様で
あり、T1 からT0 までの回復時間は通常のウォームア
ップタイム(例えば5分)以内である。
【0016】一方、ステップ3にて定着温度センサー1
1の検出結果がT1 以下の場合は、定着装置10の昇温
及びその他記録動作に必要なためのチェック動作、所謂
ウォームアップを行う。ここで、外部温度センサー15
及び外部湿度センサー16での検知結果t、h及び記録
動作終了後からの時間に応じて本発明の主たる制御であ
る現像スリーブ201の回転動作(以下空回転と称す
る)のオン/オフ制御を行う。
【0017】即ち、例えば図2のグラフに示すような温
度湿度の組み合わせで外部の環境が領域Aの場合(ステ
ップ8)、トナーはトリボが低下しやすい環境下にあ
り、ウォームアップ期間中に空回転を行う必要がある。
【0018】しかしながら、最後に記録動作を行ってか
らの時間Pが所定の時間P0 より短い場合(ステップ
9)は、トリボがそれほど低下していない状態であり、
この場合は空回転を行わず、所定のウォームアップ動作
を行うだけである(ステップ10)。
【0019】最後に記録動作を行ってからの時間Pはタ
イマー回路14により計測される。即ち記録動作が終了
した時点で常にリセットされ、それ以降メイン電源がオ
フ状態になった後も内蔵電池19により動作し続け、メ
イン電源がオン状態になった時点で計測する。所定の時
間P0 は、現像器2、現像スリーブ201の構成及び領
域Aにおける現像トナーのトリボ低下率、そして空回転
時間(例えば4分)によって必要な濃度が得られるとい
う条件より設定される値である。
【0020】最後に記録動作を行ってからの時間Pが所
定の時間P0 より大きい場合は空回転によるトリボアッ
プが必要な状態であるため、空回転m0 (4分とする)
及び所定のウォームアップ動作を行う(ステップ1
1)。
【0021】このようにして記録動作可能のスタンバイ
状態に設定された後は不図示の記録開始スイッチが押さ
れた後、通常の電子写真プロセスにより、記録紙に画像
が形成される。即ち、感光体1の回転駆動に同期して一
次帯電器5により感光体表面が一様の電位例えば正極に
帯電し、不図示の画像読み取り装置から原稿濃度に対応
した光が感光体上に露光される。
【0022】そして、現像器2により負極に帯電したト
ナーが原稿の黒に相当する部分に付着し、顕像化され
る。次に不図示の記録紙供給部から供給される記録紙に
転写帯電器8によりトナーが転写された後、分離帯電器
9でトナー及び記録紙が除電され感光体1より分離され
る。続いて定着装置10によりトナーが記録紙上に固定
される。
【0023】一方、感光体1上に残ったトナーはクリー
ナー装置7により除去され、又感光体上の残留電荷は除
電器6により除電され、初期化される。
【0024】このようにして一連の記録動作が終了した
時点でタイマー14がリセットされる。そして電源オフ
後もカウンター14は動作し続け再び電源オンになった
状態でその時までの係数値をCPUが不図示のバッファ
メモリに取り込む。
【0025】以上のように、装置外部の温湿度が現像ス
リーブを回転させるべき状態下において、最後に記録動
作を終了してからメイン電源を再度オンするまで時間に
応じて、現像スリーブの回転動作を制御することによ
り、あらゆる温湿度環境下においても適正なトリボをト
ナーに付与することができ、カブリやゴースト等の画像
劣化を防止することができ、良好な画像を得ることがで
きる。
【0026】次に本発明による画像形成装置の他の実施
例について、図4ないし図7により説明する。
【0027】前述の実施例では図2の環境Aの状態によ
り所定非動作時間を境にして空回転を行なうか否かを決
定したが、本実施例においては、図4に示すように領域
Aを更に幾つかの領域(A1 、A2 、A3 )に分割し、
その環境下において設定非動作時間あるいは空回転時間
を別々に図5に示すように読み出し専用メモリーROM
20に記憶させておき、必要に応じて読み出すようにす
る。
【0028】例えば、最後に記録動作が終わってからの
時間P1 、P2 、P3 を、P1 <P2 <P3 とし、領域
1 下ではトリボの低下は小さいので比較値をP3
し、領域A3 下ではトリボの低下は大きいため非動作時
間が短くても空回転m0 を行う必要がある。よってP1
を比較値とする。図6にこの場合の時間関係を示す。
【0029】また、A1 、A2 、A3 の各環境下におい
て比較値P0 は一つとし、図7に示すように、空回転時
間を例えばm1 (2分)、m2 (3分)、m3 (4分)
と変えられるようにし、A1 下ではm1 、A2 下ではm
2 、A3 下ではm3 の空回転を行うようにしてもよい。
【0030】以上のような構成とすることによっても、
前述の実施例の効果と同様な効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、装置外部の温度及び湿度を検出
する手段と、最後に画像形成を終了した時点より、再び
メイン電源をオン状態にするまでの休止時間を計測する
手段と、前記メイン電源オン後、前記温度及び湿度検出
手段より得られた検出結果が予め設定された条件下にあ
る場合に前記現像剤担持体を所定の時間回転させる手段
とを有し、装置外部の環境が現像剤担持体を回転させる
べき状態下において前記休止時間に応じて前記現像剤担
持体の回転動作を制御することにより、あらゆる温湿度
環境下においても適正なトリボをトナーに付与すること
ができ、カブリやゴースト等の画像劣化を防止すること
ができ、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により画像形成装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。
【図2】外部温度及び外部湿度の組合せにおいて、外部
環境Aを示すグラフである。
【図3】図1の画像形成装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の他の実施例を説明するための、外部温
度及び外部湿度の組合せにおける外部環境A1 、A2
3 を示すグラフである。
【図5】他の実施例におけるROMを備えたCPUを示
す説明図である。
【図6】記録動作が終わってからの時間、外部環境及び
空回転の関係を示すタイミングチャートである。
【図7】図6のタイミングチャートを比較値P0 に基づ
いて作成したタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 感光体(潜像担持体) 2 現像器(現像手段) 3 現像スリーブ回転機構 10 定着装置 13 メイン電源スイッチ 14 タイマー回路(休止時間計測手段) 15 外部温度検出センサー(温度検出手段) 16 外部湿度検出センサー(湿度検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体に、その外部に配置した静電
    潜像形成プロセス手段によって潜像を形成し、この潜像
    に現像手段の現像剤担持体により現像剤を付着させて顕
    像を得る画像形成装置において、 装置外部の温度及び湿度を検出する手段と、最後に画像
    形成を終了した時点より、再びメイン電源をオン状態に
    するまでの休止時間を計測する手段と、前記メイン電源
    オン後、前記温度及び湿度検出手段より得られた検出結
    果が予め設定された条件下にある場合に前記現像剤担持
    体を所定の時間回転させる手段とを有し、装置外部の環
    境が前記現像剤担持体を回転させるべき状態下において
    は前記休止時間に応じて前記現像剤担持体の回転動作を
    制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記休止時間が予め決められた値より短
    い場合は前記現像剤担持体の回転動作を行わないことを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
JP6182844A 1994-07-12 1994-07-12 画像形成装置 Pending JPH0830101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6182844A JPH0830101A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 画像形成装置

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JP6182844A JPH0830101A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 画像形成装置

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JPH0830101A true JPH0830101A (ja) 1996-02-02

Family

ID=16125451

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JP6182844A Pending JPH0830101A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120155892A1 (en) * 2010-12-17 2012-06-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120155892A1 (en) * 2010-12-17 2012-06-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8768184B2 (en) * 2010-12-17 2014-07-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with developing device, sensor, and controller
KR101509850B1 (ko) * 2010-12-17 2015-04-06 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치

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