JPH07134477A - 電子写真記録装置の現像器 - Google Patents
電子写真記録装置の現像器Info
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- JPH07134477A JPH07134477A JP5283551A JP28355193A JPH07134477A JP H07134477 A JPH07134477 A JP H07134477A JP 5283551 A JP5283551 A JP 5283551A JP 28355193 A JP28355193 A JP 28355193A JP H07134477 A JPH07134477 A JP H07134477A
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- temperature
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度変化及び湿度変化に影響を受けることな
く、トナー像における地肌汚れの発生を防止するととも
に、画像濃度を一定とするように静電潜像を現像する。 【構成】 センサ32は、現像位置付近の温度及び湿度を
検知して検知信号を電圧調整回路31に出力する。電圧調
整回路31は、検知信号に対応させて線間の抵抗を変化さ
せる。このことにより、現像時に現像剤供給ローラ12に
印加されるバイアス電圧が現像位置の温度及び湿度に対
応して設定され、現像ローラ14から感光体ドラム１へ磁
性トナーへの転移量を変化させることができる。
く、トナー像における地肌汚れの発生を防止するととも
に、画像濃度を一定とするように静電潜像を現像する。 【構成】 センサ32は、現像位置付近の温度及び湿度を
検知して検知信号を電圧調整回路31に出力する。電圧調
整回路31は、検知信号に対応させて線間の抵抗を変化さ
せる。このことにより、現像時に現像剤供給ローラ12に
印加されるバイアス電圧が現像位置の温度及び湿度に対
応して設定され、現像ローラ14から感光体ドラム１へ磁
性トナーへの転移量を変化させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置，複
写機，プリンタ装置等の電子写真記録装置において適用
され、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する
電子写真記録装置の現像器に関するものである。
写機，プリンタ装置等の電子写真記録装置において適用
され、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する
電子写真記録装置の現像器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の現像器が適用された電子写
真記録装置の概略を示す構成図、図６は図５に示す現像
器による現像動作の説明図である。
真記録装置の概略を示す構成図、図６は図５に示す現像
器による現像動作の説明図である。
【０００３】１は感光体ドラム、２は除電チャージャ、
３は帯電ローラ、４は転写ローラ、５はクリーニングブ
レード５aを感光体ドラム１に当接させたクリーニング
器である。さらに、10は現像器、11は一成分系の磁性ト
ナーＴを収納した現像剤タンク、12は現像剤タンク11内
でローラ面12aを現像剤Ｔに接触させる現像剤供給ロー
ラ、13は先端部を現像剤供給ローラ12に接触させた帯電
ブレード、14は感光体ドラム１と現像剤供給ローラ12と
の間で保持され弾性を有する現像ローラ、21は現像剤供
給ローラ12にバイアス電圧ＶRを印加する第１のバイア
ス電源、22は現像ローラ14にバイアス電圧ＶMを印加す
る第２のバイアス電源である。第１のバイアス電源21
は、帯電ブレード13及び現像剤供給ローラ12に接続さ
れ、第２のバイアス電源22は、感光体ドラム１に接続す
るとともに導電ブラシ15を介して現像ローラ14に接続し
ている。
３は帯電ローラ、４は転写ローラ、５はクリーニングブ
レード５aを感光体ドラム１に当接させたクリーニング
器である。さらに、10は現像器、11は一成分系の磁性ト
ナーＴを収納した現像剤タンク、12は現像剤タンク11内
でローラ面12aを現像剤Ｔに接触させる現像剤供給ロー
ラ、13は先端部を現像剤供給ローラ12に接触させた帯電
ブレード、14は感光体ドラム１と現像剤供給ローラ12と
の間で保持され弾性を有する現像ローラ、21は現像剤供
給ローラ12にバイアス電圧ＶRを印加する第１のバイア
ス電源、22は現像ローラ14にバイアス電圧ＶMを印加す
る第２のバイアス電源である。第１のバイアス電源21
は、帯電ブレード13及び現像剤供給ローラ12に接続さ
れ、第２のバイアス電源22は、感光体ドラム１に接続す
るとともに導電ブラシ15を介して現像ローラ14に接続し
ている。
【０００４】次に、電子写真記録装置における画像形成
を簡略に説明する。
を簡略に説明する。
【０００５】感光体ドラム１は、Ａ方向に回転するとと
もに除電チャージャ２によって像担持面１aの電荷が中
和され、さらに帯電ローラ３によって像担持面１aが均
一に帯電される。図示を省略したレーザ光学系は、画像
情報に対応させて均一帯電された像担持面１aをレーザ
光Ｌによって走査して静電潜像を形成する。後述する現
像動作を行う現像器10は、像担持面１a上の露光領域に
磁性トナーＴを転移させて静電潜像をトナー像に現像す
る。転写ローラ４は、トナー像を記録紙Ｐに転写し、転
写完了後、像担持面１aに残留した磁性トナーＴは、ク
リーニングブレード５aによって剥離され、クリーニン
グ器５内に回収される。
もに除電チャージャ２によって像担持面１aの電荷が中
和され、さらに帯電ローラ３によって像担持面１aが均
一に帯電される。図示を省略したレーザ光学系は、画像
情報に対応させて均一帯電された像担持面１aをレーザ
光Ｌによって走査して静電潜像を形成する。後述する現
像動作を行う現像器10は、像担持面１a上の露光領域に
磁性トナーＴを転移させて静電潜像をトナー像に現像す
る。転写ローラ４は、トナー像を記録紙Ｐに転写し、転
写完了後、像担持面１aに残留した磁性トナーＴは、ク
リーニングブレード５aによって剥離され、クリーニン
グ器５内に回収される。
【０００６】帯電ブレード13は、先端部付近を現像剤供
給ローラ12のローラ面12aに所定の接触圧で接触させ、
現像剤供給ローラ12は、図６に示すように表層部付近が
磁化されており、下端部付近を現像剤タンク11内の磁性
トナーＴに浸漬させている。また、現像ローラ14は、表
層部付近が弾性体によって形成され、現像剤供給ローラ
12と感光体ドラム１との中間に配置されている。現像剤
供給ローラ12及び現像ローラ14は、感光体ドラム１の回
転に同期してそれぞれＢ方向及びＣ方向に回転するよう
に構成されている。
給ローラ12のローラ面12aに所定の接触圧で接触させ、
現像剤供給ローラ12は、図６に示すように表層部付近が
磁化されており、下端部付近を現像剤タンク11内の磁性
トナーＴに浸漬させている。また、現像ローラ14は、表
層部付近が弾性体によって形成され、現像剤供給ローラ
12と感光体ドラム１との中間に配置されている。現像剤
供給ローラ12及び現像ローラ14は、感光体ドラム１の回
転に同期してそれぞれＢ方向及びＣ方向に回転するよう
に構成されている。
【０００７】現像器10の作動時、第１のバイアス電源21
は現像剤供給ローラ12にバイアス電圧ＶRを印加し、第
２のバイアス電源22は現像ローラ14にバイアス電圧ＶM
を印加する。現像剤供給ローラ12は、図６に示すように
現像剤タンク11内で磁性トナーＴを静電力によって吸着
し、ローラ面12aに付着した磁性トナーＴは、帯電ブレ
ード13によって薄層化されるとともにマイナス電荷に摩
擦帯電される。マイナス電荷に帯電された磁性トナーＴ
は、バイアス電圧ＶRとバイアス電圧ＶMとの電圧差よっ
て静電的に現像ローラ14のローラ面14aに転移する。マ
イナス電荷に帯電された磁性トナーＴは、感光体ドラム
１の像担持面１aでレーザ光Ｌによって電荷がプラス側
に変化した露光領域に転移し、このことにより、静電潜
像は、トナー像に現像される。
は現像剤供給ローラ12にバイアス電圧ＶRを印加し、第
２のバイアス電源22は現像ローラ14にバイアス電圧ＶM
を印加する。現像剤供給ローラ12は、図６に示すように
現像剤タンク11内で磁性トナーＴを静電力によって吸着
し、ローラ面12aに付着した磁性トナーＴは、帯電ブレ
ード13によって薄層化されるとともにマイナス電荷に摩
擦帯電される。マイナス電荷に帯電された磁性トナーＴ
は、バイアス電圧ＶRとバイアス電圧ＶMとの電圧差よっ
て静電的に現像ローラ14のローラ面14aに転移する。マ
イナス電荷に帯電された磁性トナーＴは、感光体ドラム
１の像担持面１aでレーザ光Ｌによって電荷がプラス側
に変化した露光領域に転移し、このことにより、静電潜
像は、トナー像に現像される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような静電力によって磁性トナーＴを感光体ドラム１
に転移させる現像器10は、現像位置付近における温度及
び湿度が変化することにより、現像ローラ14から感光体
ドラム１への磁性トナーＴの転移量が変化するという特
性を有している。
たような静電力によって磁性トナーＴを感光体ドラム１
に転移させる現像器10は、現像位置付近における温度及
び湿度が変化することにより、現像ローラ14から感光体
ドラム１への磁性トナーＴの転移量が変化するという特
性を有している。
【０００９】図７は現像ローラと感光体ドラムとの電位
差と磁性トナーの転移量との関係を示す特性図である。
差と磁性トナーの転移量との関係を示す特性図である。
【００１０】ここで、電位差ＶDは、現像ローラ14に印
加されているバイアス電圧ＶMと感光体ドラム１の像担
持面１aの電位との差を示し、トナー転移量Ｍは、現像
ローラ14から感光体ドラム１に転移した単位面積当たり
の磁性トナーＴの重量を示す。また、実線Ｌ1は、現像
位置付近における温度及び湿度が装置の仕様によって設
定された標準的な温度及び湿度である場合のデータを示
し、破線Ｌ2は、現像位置付近における温度及び湿度が
装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿度よ
り低い場合のデータを示している。
加されているバイアス電圧ＶMと感光体ドラム１の像担
持面１aの電位との差を示し、トナー転移量Ｍは、現像
ローラ14から感光体ドラム１に転移した単位面積当たり
の磁性トナーＴの重量を示す。また、実線Ｌ1は、現像
位置付近における温度及び湿度が装置の仕様によって設
定された標準的な温度及び湿度である場合のデータを示
し、破線Ｌ2は、現像位置付近における温度及び湿度が
装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿度よ
り低い場合のデータを示している。
【００１１】感光体ドラム１に磁性トナーＴが転移開始
する電位差ＶDは、標準的な温度及び湿度にある場合に
は現像開始電位差ＶD1であるが、標準的な温度及び湿度
より低い場合には現像開始電位差ＶD2に変化する。この
ため、低温度又は低湿度の場合には、静電潜像の非露光
領域である地肌領域に磁性トナーＴが転移しやすくな
り、トナー像において地肌汚れが発生しやすくなるとい
う問題が生じ、さらに、温度変化及び湿度変化の影響に
よりトナー像の濃度が変化するという問題も生じる。
する電位差ＶDは、標準的な温度及び湿度にある場合に
は現像開始電位差ＶD1であるが、標準的な温度及び湿度
より低い場合には現像開始電位差ＶD2に変化する。この
ため、低温度又は低湿度の場合には、静電潜像の非露光
領域である地肌領域に磁性トナーＴが転移しやすくな
り、トナー像において地肌汚れが発生しやすくなるとい
う問題が生じ、さらに、温度変化及び湿度変化の影響に
よりトナー像の濃度が変化するという問題も生じる。
【００１２】本発明の目的は、温度変化及び湿度変化の
影響を受けることなく、トナー像における地肌汚れの発
生が防止されるとともに、画像濃度が一定となるように
静電潜像を現像する電子写真記録装置の現像器を提供す
ることにある。
影響を受けることなく、トナー像における地肌汚れの発
生が防止されるとともに、画像濃度が一定となるように
静電潜像を現像する電子写真記録装置の現像器を提供す
ることにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第１の手段は、磁性を有する現像剤を収納
する現像剤タンクと、バイアス電圧ＶRが印加され前記
現像剤タンク内の現像剤を吸着する現像剤供給ローラ
と、この現像剤供給ローラから供給された現像剤を感光
体に転移させて静電潜像を現像する現像ローラとを備え
た電子写真記録装置の現像器において、前記バイアス電
圧ＶRを設定するバイアス電圧調整手段を備えたことを
特徴とする。
め、本発明の第１の手段は、磁性を有する現像剤を収納
する現像剤タンクと、バイアス電圧ＶRが印加され前記
現像剤タンク内の現像剤を吸着する現像剤供給ローラ
と、この現像剤供給ローラから供給された現像剤を感光
体に転移させて静電潜像を現像する現像ローラとを備え
た電子写真記録装置の現像器において、前記バイアス電
圧ＶRを設定するバイアス電圧調整手段を備えたことを
特徴とする。
【００１４】さらに、第２の手段は、感光体に対する現
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサを設け、前記バイアス電圧調整手段が前記センサ
からの検知信号に対応させて前記バイアス電圧ＶRを設
定することを特徴とする。
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサを設け、前記バイアス電圧調整手段が前記センサ
からの検知信号に対応させて前記バイアス電圧ＶRを設
定することを特徴とする。
【００１５】さらに、第３の手段は、感光体に対する現
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサと、このセンサからの検知信号によって温度又は
湿度を表示する表示手段とを設け、前記バイアス電圧調
整手段が、前記表示手段の表示に基づいて手動操作され
て前記バイアス電圧ＶRを設定する操作部を備えたこと
を特徴とする。
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサと、このセンサからの検知信号によって温度又は
湿度を表示する表示手段とを設け、前記バイアス電圧調
整手段が、前記表示手段の表示に基づいて手動操作され
て前記バイアス電圧ＶRを設定する操作部を備えたこと
を特徴とする。
【００１６】また、第４の手段は、磁性を有する現像剤
を収納する現像剤タンクと、この現像剤タンク内の現像
剤を吸着する現像剤供給ローラと、バイアス電圧ＶMが
印加され前記現像剤供給ローラから供給された現像剤を
感光体に転移させて静電潜像を現像する現像ローラとを
備えた電子写真記録装置の現像器において、前記バイア
ス電圧ＶMを設定するバイアス電圧調整手段を備えたこ
とを特徴とする。
を収納する現像剤タンクと、この現像剤タンク内の現像
剤を吸着する現像剤供給ローラと、バイアス電圧ＶMが
印加され前記現像剤供給ローラから供給された現像剤を
感光体に転移させて静電潜像を現像する現像ローラとを
備えた電子写真記録装置の現像器において、前記バイア
ス電圧ＶMを設定するバイアス電圧調整手段を備えたこ
とを特徴とする。
【００１７】さらに、第５の手段は、感光体に対する現
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサを設け、前記バイアス電圧調整手段が前記センサ
からの検知信号に対応させて前記バイアス電圧ＶMを設
定することを特徴とする。
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサを設け、前記バイアス電圧調整手段が前記センサ
からの検知信号に対応させて前記バイアス電圧ＶMを設
定することを特徴とする。
【００１８】さらに、第６の手段は、感光体に対する現
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサと、このセンサからの検知信号によって温度又は
湿度を表示する表示手段とを設け、前記バイアス電圧調
整手段が、前記表示手段の表示に基づいて手動操作され
て前記バイアス電圧ＶMを設定する操作部を備えたこと
を特徴とする。
像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検知する
センサと、このセンサからの検知信号によって温度又は
湿度を表示する表示手段とを設け、前記バイアス電圧調
整手段が、前記表示手段の表示に基づいて手動操作され
て前記バイアス電圧ＶMを設定する操作部を備えたこと
を特徴とする。
【００１９】さらに、第７の手段は、前記現像ローラ
を、現像時に感光体の線速度に対して1.0倍乃至1.5倍の
線速度で移動させることを特徴とする。
を、現像時に感光体の線速度に対して1.0倍乃至1.5倍の
線速度で移動させることを特徴とする。
【００２０】
【作用】上記の本発明の第１の手段によれば、バイアス
電圧ＶRを設定するバイアス電圧調整手段によって、現
像剤供給ローラが現像ローラに供給する現像剤を調整す
ることが可能になって、現像ローラが感光体に転移させ
る現像剤を増加又は減少させることが可能になる。
電圧ＶRを設定するバイアス電圧調整手段によって、現
像剤供給ローラが現像ローラに供給する現像剤を調整す
ることが可能になって、現像ローラが感光体に転移させ
る現像剤を増加又は減少させることが可能になる。
【００２１】さらに、第２の手段によれば、感光体に対
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、センサからの検知信号に対応してバイ
アス電圧ＶRを設定するバイアス電圧調整手段によっ
て、バイアス電圧ＶRが現像位置付近の温度又は湿度又
は温度及び湿度に対応した電圧値に設定される。
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、センサからの検知信号に対応してバイ
アス電圧ＶRを設定するバイアス電圧調整手段によっ
て、バイアス電圧ＶRが現像位置付近の温度又は湿度又
は温度及び湿度に対応した電圧値に設定される。
【００２２】さらに、第３の手段によれば、感光体に対
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、このセンサからの検知信号によって温
度又は湿度を表示する表示手段と、手動操作される操作
部とによって、ユーザが現像位置付近の温度又は湿度又
は温度及び湿度を視認することが可能になり、かつバイ
アス電圧ＶRを変化させることが可能になる。
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、このセンサからの検知信号によって温
度又は湿度を表示する表示手段と、手動操作される操作
部とによって、ユーザが現像位置付近の温度又は湿度又
は温度及び湿度を視認することが可能になり、かつバイ
アス電圧ＶRを変化させることが可能になる。
【００２３】また、第４の手段によれば、バイアス電圧
ＶMを設定するバイアス電圧調整手段によって、現像ロ
ーラと感光体との電位差を変化させることが可能になっ
て、現像ローラが感光体に転移させる現像剤を増加又は
減少させることが可能になる。
ＶMを設定するバイアス電圧調整手段によって、現像ロ
ーラと感光体との電位差を変化させることが可能になっ
て、現像ローラが感光体に転移させる現像剤を増加又は
減少させることが可能になる。
【００２４】さらに、第５の手段によれば、感光体に対
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、センサからの検知信号に対応させてバ
イアス電圧ＶMを設定するバイアス電圧調整手段とによ
って、バイアス電圧ＶMが現像位置付近の温度又は湿度
又は温度及び湿度に対応した電圧値に設定される。
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、センサからの検知信号に対応させてバ
イアス電圧ＶMを設定するバイアス電圧調整手段とによ
って、バイアス電圧ＶMが現像位置付近の温度又は湿度
又は温度及び湿度に対応した電圧値に設定される。
【００２５】さらに、第６の手段によれば、感光体に対
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、このセンサからの検知信号によって温
度又は湿度又は温度及び湿度を表示する表示手段と、手
動操作される操作部とによって、ユーザが現像位置付近
の温度又は湿度又は温度及び湿度を視認することが可能
になり、かつバイアス電圧ＶMを変化させることが可能
になる。
する現像位置付近の温度と湿度との少なくとも１つを検
知するセンサと、このセンサからの検知信号によって温
度又は湿度又は温度及び湿度を表示する表示手段と、手
動操作される操作部とによって、ユーザが現像位置付近
の温度又は湿度又は温度及び湿度を視認することが可能
になり、かつバイアス電圧ＶMを変化させることが可能
になる。
【００２６】さらに、第７の手段によれば、現像時に感
光体の線速度に対して1.0倍乃至1.5倍の線速度で移動す
る現像ローラによって、トナー像における地肌領域のト
ナー付着量が略最小になる。
光体の線速度に対して1.0倍乃至1.5倍の線速度で移動す
る現像ローラによって、トナー像における地肌領域のト
ナー付着量が略最小になる。
【００２７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図１乃至図４において図５及び図６に基づい
て説明した部材に対応する部材については、同一符号を
付して説明を省略する。
する。尚、図１乃至図４において図５及び図６に基づい
て説明した部材に対応する部材については、同一符号を
付して説明を省略する。
【００２８】図１は本発明の電子写真記録装置の現像器
の第１実施例を示す構成図である。
の第１実施例を示す構成図である。
【００２９】31はバイアス電圧ＶRを設定する電圧調整
回路、32は感光体ドラム１に対する現像位置付近に配置
されたセンサである。
回路、32は感光体ドラム１に対する現像位置付近に配置
されたセンサである。
【００３０】センサ32は、現像位置付近の温度及び湿度
を検知して検知信号を電圧調整回路31に出力する。電圧
調整回路31は、前記検知信号に対応させて線間の抵抗を
変化させる。このことにより、現像時に現像剤供給ロー
ラ12に印加されるバイアス電圧ＶRは、現像位置の温度
及び湿度に対応して設定される。
を検知して検知信号を電圧調整回路31に出力する。電圧
調整回路31は、前記検知信号に対応させて線間の抵抗を
変化させる。このことにより、現像時に現像剤供給ロー
ラ12に印加されるバイアス電圧ＶRは、現像位置の温度
及び湿度に対応して設定される。
【００３１】図８はバイアス電圧ＶRとバイアス電圧ＶM
との電位差と現像ローラのトナー付着量との関係を示す
特性図である。
との電位差と現像ローラのトナー付着量との関係を示す
特性図である。
【００３２】ここで、電位差ＶRMは、バイアス電圧ＶR
とバイアス電圧ＶMと差であり、トナー付着量Ｗは、現
像ローラ14における単位面積当たりの磁性トナーＴの付
着量である。
とバイアス電圧ＶMと差であり、トナー付着量Ｗは、現
像ローラ14における単位面積当たりの磁性トナーＴの付
着量である。
【００３３】電圧調整回路31は、前述したようにセンサ
32からの検知信号に対応させてバイアス電圧ＶRを変化
させる。このとき、現像位置付近における温度及び湿度
が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿度
である場合、電圧調整回路31は、電位差ＶRMをＶRM1と
するようにバイアス電圧ＶRを設定し、また、現像位置
付近における温度及び湿度が装置の仕様によって設定さ
れた標準的な温度及び湿度より低い場合、電位差ＶRMを
ＶRM2とするようにバイアス電圧ＶRを設定する。電位差
ＶRMをＶRM1からＶRM2に変化させた場合、トナー付着量
Ｗは、Ｗ1からＷ2に減少する。このことにより、現像剤
供給ローラ12に印加するバイアス電圧ＶMを変化させる
ことなく、現像ローラ14から感光体ドラム１へのトナー
転移量Ｍを変化させることができる。この条件でのトナ
ー転移量Ｍと電位差ＶDとの関係は、図７において電位
差ＶRMがＶRM1の場合は破線Ｌ2によって、また電位差Ｖ
RMがＶRM2の場合は１点鎖線Ｌ3によってそれぞれ示され
ている。図７から明らかなように、電位差ＶRMをＶRM1
からＶRM2に変化させることにより、標準的な温度及び
湿度より低い場合でも実質的な現像開始電位差を標準的
な温度及び湿度の場合の現像開始電位差ＶD1と略等しく
することができので、低温度及び低湿度の場合でもトナ
ー像における地肌汚れの発生を防止でき、かつトナー転
移量Ｍが減少するので、像担持面１aにおけるトナー像
の濃度を低下させることが可能になる。
32からの検知信号に対応させてバイアス電圧ＶRを変化
させる。このとき、現像位置付近における温度及び湿度
が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿度
である場合、電圧調整回路31は、電位差ＶRMをＶRM1と
するようにバイアス電圧ＶRを設定し、また、現像位置
付近における温度及び湿度が装置の仕様によって設定さ
れた標準的な温度及び湿度より低い場合、電位差ＶRMを
ＶRM2とするようにバイアス電圧ＶRを設定する。電位差
ＶRMをＶRM1からＶRM2に変化させた場合、トナー付着量
Ｗは、Ｗ1からＷ2に減少する。このことにより、現像剤
供給ローラ12に印加するバイアス電圧ＶMを変化させる
ことなく、現像ローラ14から感光体ドラム１へのトナー
転移量Ｍを変化させることができる。この条件でのトナ
ー転移量Ｍと電位差ＶDとの関係は、図７において電位
差ＶRMがＶRM1の場合は破線Ｌ2によって、また電位差Ｖ
RMがＶRM2の場合は１点鎖線Ｌ3によってそれぞれ示され
ている。図７から明らかなように、電位差ＶRMをＶRM1
からＶRM2に変化させることにより、標準的な温度及び
湿度より低い場合でも実質的な現像開始電位差を標準的
な温度及び湿度の場合の現像開始電位差ＶD1と略等しく
することができので、低温度及び低湿度の場合でもトナ
ー像における地肌汚れの発生を防止でき、かつトナー転
移量Ｍが減少するので、像担持面１aにおけるトナー像
の濃度を低下させることが可能になる。
【００３４】図２は本発明の電子写真記録装置の現像器
の第２実施例を示す構成図であり、図１に基づいて説明
した部材に対応する部材については、同一符号を付して
説明を省略する。
の第２実施例を示す構成図であり、図１に基づいて説明
した部材に対応する部材については、同一符号を付して
説明を省略する。
【００３５】33はセンサ32に接続された表示器、34は電
圧調整回路31に接続された操作部であるスライドスイッ
チである。
圧調整回路31に接続された操作部であるスライドスイッ
チである。
【００３６】表示器33は、センサ32から出力された検知
信号を受けて、現像位置付近における温度及び湿度を表
示する。ユーザは、画像形成開始前に表示器33によって
現像位置の温度及び湿度を読み取って、この温度及び湿
度に対応させてスライドスイッチ34を操作する。このこ
とにより、電圧調整回路31は、スライドスイッチ34に対
して行われた操作に対応させてバイアス電圧ＶRを変化
させる。
信号を受けて、現像位置付近における温度及び湿度を表
示する。ユーザは、画像形成開始前に表示器33によって
現像位置の温度及び湿度を読み取って、この温度及び湿
度に対応させてスライドスイッチ34を操作する。このこ
とにより、電圧調整回路31は、スライドスイッチ34に対
して行われた操作に対応させてバイアス電圧ＶRを変化
させる。
【００３７】第２実施例においては、ユーザによって第
１実施例と同様にバイアス電圧ＶRが調整されるので、
現像位置付近における温度変化及び湿度変化によりトナ
ー像において地肌汚れが発生することを防止でき、かつ
温度変化及び湿度変化の影響を受けることなく、像担持
面１aにおけるトナー像の濃度を一定にすることが可能
になる。
１実施例と同様にバイアス電圧ＶRが調整されるので、
現像位置付近における温度変化及び湿度変化によりトナ
ー像において地肌汚れが発生することを防止でき、かつ
温度変化及び湿度変化の影響を受けることなく、像担持
面１aにおけるトナー像の濃度を一定にすることが可能
になる。
【００３８】図３は本発明の電子写真記録装置の現像器
の第３実施例を示す構成図である。
の第３実施例を示す構成図である。
【００３９】35はバイアス電圧ＶMを設定する電圧調整
回路、36は感光体ドラム１に対する現像位置付近に配置
されたセンサである。
回路、36は感光体ドラム１に対する現像位置付近に配置
されたセンサである。
【００４０】センサ36は、現像位置付近の温度及び湿度
を検知して検知信号を電圧調整回路35に出力する。電圧
調整回路35は、前記検知信号対応させて線間の抵抗を変
化させる。このことにより、現像時に現像ローラ14に印
加されるバイアス電圧ＶMは、現像位置の温度及び湿度
に対応して設定される。
を検知して検知信号を電圧調整回路35に出力する。電圧
調整回路35は、前記検知信号対応させて線間の抵抗を変
化させる。このことにより、現像時に現像ローラ14に印
加されるバイアス電圧ＶMは、現像位置の温度及び湿度
に対応して設定される。
【００４１】電圧調整回路35は、前述したようにセンサ
36からの検知信号に対応させてバイアス電圧ＶMを変化
させる。このとき、現像位置付近における温度及び湿度
が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿度
である場合、電圧調整回路35は、バイアス電圧ＶMを標
準値に設定し、また、現像位置付近における温度及び湿
度が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿
度より低い場合、バイアス電圧ＶMを標準値からマイナ
ス側に変化させ、また現像位置付近における温度及び湿
度が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿
度より高い場合、バイアス電圧ＶMを標準値からプラス
側に変化させる。このことにより、現像位置付近におけ
る温度及び湿度に対応させて電位差ＶDを変化させてト
ナー転移量Ｍを調整できるので、現像位置付近における
温度変化及び湿度変化によりトナー像において地肌汚れ
が発生することを防止でき、かつ温度変化及び湿度変化
の影響を受けることなく、像担持面１aにおけるトナー
像の濃度を一定にすることが可能になる。
36からの検知信号に対応させてバイアス電圧ＶMを変化
させる。このとき、現像位置付近における温度及び湿度
が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿度
である場合、電圧調整回路35は、バイアス電圧ＶMを標
準値に設定し、また、現像位置付近における温度及び湿
度が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿
度より低い場合、バイアス電圧ＶMを標準値からマイナ
ス側に変化させ、また現像位置付近における温度及び湿
度が装置の仕様によって設定された標準的な温度及び湿
度より高い場合、バイアス電圧ＶMを標準値からプラス
側に変化させる。このことにより、現像位置付近におけ
る温度及び湿度に対応させて電位差ＶDを変化させてト
ナー転移量Ｍを調整できるので、現像位置付近における
温度変化及び湿度変化によりトナー像において地肌汚れ
が発生することを防止でき、かつ温度変化及び湿度変化
の影響を受けることなく、像担持面１aにおけるトナー
像の濃度を一定にすることが可能になる。
【００４２】図４は本発明の電子写真記録装置の現像器
の第４実施例を示す構成図であり、図３に基づいて説明
した部材に対応する部材については、同一符号を付して
説明を省略する。
の第４実施例を示す構成図であり、図３に基づいて説明
した部材に対応する部材については、同一符号を付して
説明を省略する。
【００４３】37はセンサ32に接続された表示器、38は電
圧調整回路35に接続された操作部であるスライドスイッ
チである。
圧調整回路35に接続された操作部であるスライドスイッ
チである。
【００４４】表示器37は、センサ36から出力された検知
信号を受けて、現像位置付近における温度及び湿度を表
示する。ユーザは、画像形成開始前に表示器37によって
現像位置の温度及び湿度を読み取って、この温度及び湿
度に対応させてスライドスイッチ38を操作する。このこ
とにより、電圧調整回路35は、スライドスイッチ38に対
して行われた操作に対応させてバイアス電圧ＶMを変化
させる。
信号を受けて、現像位置付近における温度及び湿度を表
示する。ユーザは、画像形成開始前に表示器37によって
現像位置の温度及び湿度を読み取って、この温度及び湿
度に対応させてスライドスイッチ38を操作する。このこ
とにより、電圧調整回路35は、スライドスイッチ38に対
して行われた操作に対応させてバイアス電圧ＶMを変化
させる。
【００４５】第４実施例においては、ユーザによって第
３実施例と同様にバイアス電圧ＶMが調整されるので、
現像位置付近における温度変化及び湿度変化によりトナ
ー像において地肌汚れが発生することを防止でき、かつ
温度変化及び湿度変化の影響を受けることなく、像担持
面１aにおけるトナー像の濃度を一定にすることが可能
になる。
３実施例と同様にバイアス電圧ＶMが調整されるので、
現像位置付近における温度変化及び湿度変化によりトナ
ー像において地肌汚れが発生することを防止でき、かつ
温度変化及び湿度変化の影響を受けることなく、像担持
面１aにおけるトナー像の濃度を一定にすることが可能
になる。
【００４６】本発明の第１実施例乃至第４実施例におい
て現像ローラ14は、現像時に感光体ドラム１の線速度に
対して1.0倍乃至1.5倍の線速度となるように構成されて
いる。これは、図９に示すように現像ローラ14と感光体
ドラム１との線速度比Ｒを1.0乃至1.5程度にすることに
より、温度，湿度及び電位差ＶD等の条件が一定である
場合、トナー像における地肌領域のトナー付着量Ｎが略
最小になり、効果的に地肌汚れを防止できるためであ
る。
て現像ローラ14は、現像時に感光体ドラム１の線速度に
対して1.0倍乃至1.5倍の線速度となるように構成されて
いる。これは、図９に示すように現像ローラ14と感光体
ドラム１との線速度比Ｒを1.0乃至1.5程度にすることに
より、温度，湿度及び電位差ＶD等の条件が一定である
場合、トナー像における地肌領域のトナー付着量Ｎが略
最小になり、効果的に地肌汚れを防止できるためであ
る。
【００４７】第１実施例乃至第４実施例においてセンサ
32，36は、温度及び湿度を検知するが、センサ32，36を
温度又は湿度の一方を検知するようにして、温度又は湿
度の一方に対応させてバイアス電圧ＶR又はバイアス電
圧ＶM設定するように構成することも可能であり、この
場合には、地肌汚れの防止効果が低下するが、電圧調整
回路31，35による制御又はユーザによる操作を簡略化で
きる。また、現像位置付近における温度又は湿度に対応
させてバイアス電圧ＶRとバイアス電圧ＶMとを同時に変
化させることも可能である。
32，36は、温度及び湿度を検知するが、センサ32，36を
温度又は湿度の一方を検知するようにして、温度又は湿
度の一方に対応させてバイアス電圧ＶR又はバイアス電
圧ＶM設定するように構成することも可能であり、この
場合には、地肌汚れの防止効果が低下するが、電圧調整
回路31，35による制御又はユーザによる操作を簡略化で
きる。また、現像位置付近における温度又は湿度に対応
させてバイアス電圧ＶRとバイアス電圧ＶMとを同時に変
化させることも可能である。
【００４８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の手
段によれば、現像剤供給ローラが現像ローラに供給する
現像剤を調整することが可能になって、現像ローラが感
光体に転移させる現像剤を増加又は減少させることが可
能になることにより、現像位置付近における温度変化及
び湿度変化によりトナー像において地肌汚れが発生する
ことを防止でき、かつ温度変化及び湿度変化の影響を受
けることなく、トナー像の濃度を一定にすることが可能
になる。
段によれば、現像剤供給ローラが現像ローラに供給する
現像剤を調整することが可能になって、現像ローラが感
光体に転移させる現像剤を増加又は減少させることが可
能になることにより、現像位置付近における温度変化及
び湿度変化によりトナー像において地肌汚れが発生する
ことを防止でき、かつ温度変化及び湿度変化の影響を受
けることなく、トナー像の濃度を一定にすることが可能
になる。
【００４９】さらに、第２の手段によれば、バイアス電
圧ＶRが現像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度
に対応した電圧値に設定されることにより、現像位置付
近の温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイア
ス電圧ＶRを自動設定することができる。
圧ＶRが現像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度
に対応した電圧値に設定されることにより、現像位置付
近の温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイア
ス電圧ＶRを自動設定することができる。
【００５０】さらに、第３の手段によれば、ユーザが現
像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度を視認する
ことが可能になり、かつバイアス電圧ＶRを変化させる
ことが可能になることにより、ユーザが現像位置付近の
温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイアス電
圧ＶRを設定することができる。
像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度を視認する
ことが可能になり、かつバイアス電圧ＶRを変化させる
ことが可能になることにより、ユーザが現像位置付近の
温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイアス電
圧ＶRを設定することができる。
【００５１】また、第４の手段によれば、現像ローラと
感光体との電位差を変化させることが可能になって、現
像ローラが感光体に転移させる現像剤を増加又は減少さ
せることが可能になることにより、現像位置付近におけ
る温度変化及び湿度変化によりトナー像において地肌汚
れが発生することを防止でき、かつ温度変化及び湿度変
化の影響を受けることなく、トナー像の濃度を一定にす
ることが可能になる。
感光体との電位差を変化させることが可能になって、現
像ローラが感光体に転移させる現像剤を増加又は減少さ
せることが可能になることにより、現像位置付近におけ
る温度変化及び湿度変化によりトナー像において地肌汚
れが発生することを防止でき、かつ温度変化及び湿度変
化の影響を受けることなく、トナー像の濃度を一定にす
ることが可能になる。
【００５２】さらに、第５の手段によれば、バイアス電
圧ＶMが現像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度
に対応した電圧値に設定されることにより、現像位置付
近の温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイア
ス電圧ＶMを自動設定することができる。
圧ＶMが現像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度
に対応した電圧値に設定されることにより、現像位置付
近の温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイア
ス電圧ＶMを自動設定することができる。
【００５３】さらに、第６の手段によれば、ユーザが現
像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度を視認する
ことが可能になり、かつバイアス電圧ＶMを変化させる
ことが可能になることにより、ユーザが現像位置付近の
温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイアス電
圧ＶMを設定できる。
像位置付近の温度又は湿度又は温度及び湿度を視認する
ことが可能になり、かつバイアス電圧ＶMを変化させる
ことが可能になることにより、ユーザが現像位置付近の
温度又は湿度又は温度及び湿度に対応させてバイアス電
圧ＶMを設定できる。
【００５４】さらに、第７の手段によれば、温度,湿度
及び電位差ＶD等の条件が一定である場合、トナー像に
おける地肌領域のトナー付着量が略最小になることによ
り、効果的に地肌汚れを防止できる。
及び電位差ＶD等の条件が一定である場合、トナー像に
おける地肌領域のトナー付着量が略最小になることによ
り、効果的に地肌汚れを防止できる。
【図１】本発明の電子写真記録装置の現像器の第１実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図２】本発明の電子写真記録装置の現像器の第２実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図３】本発明の電子写真記録装置の現像器の第３実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図４】本発明の電子写真記録装置の現像器の第４実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図５】従来の現像器が適用された電子写真記録装置の
概略を示す構成図である。
概略を示す構成図である。
【図６】図５に示す現像器による現像動作の説明図であ
る。
る。
【図７】現像ローラと感光体ドラムとの電位差と磁性ト
ナーの転移量との関係を示す特性図である。
ナーの転移量との関係を示す特性図である。
【図８】バイアス電圧ＶRとバイアス電圧ＶMとの電位差
と現像ローラのトナー付着量との関係を示す特性図であ
る。
と現像ローラのトナー付着量との関係を示す特性図であ
る。
【図９】現像ローラと感光体ドラムとの線速度比とトナ
ー像地肌領域のトナー付着量との関係を示す特性図であ
る。
ー像地肌領域のトナー付着量との関係を示す特性図であ
る。
１…感光体ドラム、 10…現像器、 12…現像剤供給ロ
ーラ、 14…現像ローラ、 31，35…電圧調整回路、
32，36…センサ、 33，37…表示器、 34， 38…スラ
イドスイッチ、 Ｔ…磁性トナー。
ーラ、 14…現像ローラ、 31，35…電圧調整回路、
32，36…センサ、 33，37…表示器、 34， 38…スラ
イドスイッチ、 Ｔ…磁性トナー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/08 ５０４ Ａ 8530−2Ｈ ５０７ Ｅ 8530−2Ｈ 15/09 Ｚ
Claims (7)
- 【請求項１】 磁性を有する現像剤を収納する現像剤タ
ンクと、バイアス電圧ＶRが印加され前記現像剤タンク
内の現像剤を吸着する現像剤供給ローラと、この現像剤
供給ローラから供給された現像剤を感光体に転移させて
静電潜像を現像する現像ローラとを備えた電子写真記録
装置の現像器において、前記バイアス電圧ＶRを設定す
るバイアス電圧調整手段を備えたことを特徴とする電子
写真記録装置の現像器。 - 【請求項２】 感光体に対する現像位置付近の温度と湿
度との少なくとも１つを検知するセンサを設け、前記バ
イアス電圧調整手段が前記センサからの検知信号に対応
させて前記バイアス電圧ＶRを設定することを特徴とす
る請求項１記載の電子写真記録装置の現像器。 - 【請求項３】 感光体に対する現像位置付近の温度と湿
度との少なくとも１つを検知するセンサと、このセンサ
からの検知信号によって温度又は湿度を表示する表示手
段とを設け、前記バイアス電圧調整手段が、前記表示手
段の表示に基づいて手動操作されて前記バイアス電圧Ｖ
Rを設定する操作部を備えたことを特徴とする請求項１
記載の電子写真記録装置の現像器。 - 【請求項４】 磁性を有する現像剤を収納する現像剤タ
ンクと、この現像剤タンク内の現像剤を吸着する現像剤
供給ローラと、バイアス電圧ＶMが印加され前記現像剤
供給ローラから供給された現像剤を感光体に転移させて
静電潜像を現像する現像ローラとを備えた電子写真記録
装置の現像器において、前記バイアス電圧ＶMを設定す
るバイアス電圧調整手段を備えたことを特徴とする電子
写真記録装置の現像器。 - 【請求項５】 感光体に対する現像位置付近の温度と湿
度との少なくとも１つを検知するセンサを設け、前記バ
イアス電圧調整手段が前記センサからの検知信号に対応
させて前記バイアス電圧ＶMを設定することを特徴とす
る請求項４記載の電子写真記録装置の現像器。 - 【請求項６】 感光体に対する現像位置付近の温度と湿
度との少なくとも１つを検知するセンサと、このセンサ
からの検知信号によって温度又は湿度を表示する表示手
段とを設け、前記バイアス電圧調整手段が、前記表示手
段の表示に基づいて手動操作されて前記バイアス電圧Ｖ
Mを設定する操作部を備えたことを特徴とする請求項１
記載の電子写真記録装置の現像器。 - 【請求項７】 前記現像ローラを、現像時に感光体の線
速度に対して1.0倍乃至1.5倍の線速度で移動させること
を特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか１項記載
の電子写真記録装置の現像器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5283551A JPH07134477A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 電子写真記録装置の現像器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5283551A JPH07134477A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 電子写真記録装置の現像器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07134477A true JPH07134477A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17666994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5283551A Pending JPH07134477A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 電子写真記録装置の現像器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07134477A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7103294B2 (en) | 2002-11-21 | 2006-09-05 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus with a current measuring section |
| US7218872B2 (en) | 2004-05-20 | 2007-05-15 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP5283551A patent/JPH07134477A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7103294B2 (en) | 2002-11-21 | 2006-09-05 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus with a current measuring section |
| US7218872B2 (en) | 2004-05-20 | 2007-05-15 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
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