JPH09101658A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09101658A JPH09101658A JP7286718A JP28671895A JPH09101658A JP H09101658 A JPH09101658 A JP H09101658A JP 7286718 A JP7286718 A JP 7286718A JP 28671895 A JP28671895 A JP 28671895A JP H09101658 A JPH09101658 A JP H09101658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- charging
- image
- exposure
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電位センサから現像位置までの電位の減衰の
変動を検知・制御して適正な画像品質を得られる画像形
成装置を提供する 【解決手段】 表面電位センサー11と感光体ドラム1
の現像位置での電位の暗減衰を測定して、その値に基づ
いて帯電電位V0、V0’を制御する。環境条件等によ
って帯電電位の差ΔV0が変動しても、画像濃度等を精
度良く制御でき、かつ感光体ドラムの回転速度を変えた
りする必要がない。
変動を検知・制御して適正な画像品質を得られる画像形
成装置を提供する 【解決手段】 表面電位センサー11と感光体ドラム1
の現像位置での電位の暗減衰を測定して、その値に基づ
いて帯電電位V0、V0’を制御する。環境条件等によ
って帯電電位の差ΔV0が変動しても、画像濃度等を精
度良く制御でき、かつ感光体ドラムの回転速度を変えた
りする必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真プロセスを
用いた複写機、プリンタ、フアクシミリ装置等の画像形
成装置に関する。
用いた複写機、プリンタ、フアクシミリ装置等の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
画像形成装置において適正な画像を得るためには、現像
位置における感光体ドラムの電位関係を一定に保つ必要
がある。従って、従来では感光体ドラムの表面電位を検
出し、この値が目標値となるように制御する必要があ
る。ところが、帯電した感光体ドラムの表面電位は時間
とともに減衰するため、本来は現像位置における感光体
ドラムの電位を測定することが必要であるが、現実には
これは不可能であり、従って従来では、表面電位検知装
置を現像位置とは異なる位置に配設し、適正画像が得ら
れる電位関係が現像位置において作り出されるように、
予め減衰を見込んで表面電位検知位置における制御電位
を決定して制御を行っていた。ところが、表面電位検知
位置から現像位置までの感光体表面電位の減衰は感光体
ドラムの静電特性によって相違するため、従来技術にお
いては現像位置における電位関係が一定とならず真に適
正な画像を得ることができなかった。
画像形成装置において適正な画像を得るためには、現像
位置における感光体ドラムの電位関係を一定に保つ必要
がある。従って、従来では感光体ドラムの表面電位を検
出し、この値が目標値となるように制御する必要があ
る。ところが、帯電した感光体ドラムの表面電位は時間
とともに減衰するため、本来は現像位置における感光体
ドラムの電位を測定することが必要であるが、現実には
これは不可能であり、従って従来では、表面電位検知装
置を現像位置とは異なる位置に配設し、適正画像が得ら
れる電位関係が現像位置において作り出されるように、
予め減衰を見込んで表面電位検知位置における制御電位
を決定して制御を行っていた。ところが、表面電位検知
位置から現像位置までの感光体表面電位の減衰は感光体
ドラムの静電特性によって相違するため、従来技術にお
いては現像位置における電位関係が一定とならず真に適
正な画像を得ることができなかった。
【0003】ところで、感光体寿命を複写枚数で予測
し、表示等するものは非常に多くの公知例がある(例え
ば、特公昭62−505号、特開平3−243978号
等)が、これらは感光体のランニングによる疲労を検知
表示、制御するのみで、環境条件や感光体のロットによ
るバラツキまでは抑えられない。感光体の膜厚を測定す
ることによりドラムの劣化を測定するものとしては、特
開平3−170958号、特開平4−240667号等
があるが、感光体の劣化は膜厚のみによらない。また表
面電位によって感光体の劣化を検知表示制御するものも
多数ある。例えば残留電位または露光後電位を検知して
表示制御するものに特開平3−105375号、特開平
4−2430866号、特公昭64−1787号、実開
平4−16454号、実開平3−108248号があ
り、帯電電位を検知して表示制御するものに実開平2−
149942号、実開平2−149943号があり、帯
電電位とグリッド電位(もしくは帯電電流)の差を検知
して表示制御するものに特開平5−323841号、特
開平4−212181号がある。ただし、これらの感光
体の劣化の検知では、電位センサから現像位置までの電
位の減衰の変動を検知・制御できない。そこで、像担持
体の回転速度を変え、即ち電位センサ〜現像位置の時間
を変えて、像担持体である感光体ドラムの表面電位を測
定することにより、電位の減衰を検知、制御する技術が
提案されているが、像担持体の回転速度を変えると潜像
の作像条件も変化するため、検知方法としてはやや正確
さに欠け、像担持体の回転速度を2段階以上に設定する
とかなりコスト高になる等の問題があるとされている。
し、表示等するものは非常に多くの公知例がある(例え
ば、特公昭62−505号、特開平3−243978号
等)が、これらは感光体のランニングによる疲労を検知
表示、制御するのみで、環境条件や感光体のロットによ
るバラツキまでは抑えられない。感光体の膜厚を測定す
ることによりドラムの劣化を測定するものとしては、特
開平3−170958号、特開平4−240667号等
があるが、感光体の劣化は膜厚のみによらない。また表
面電位によって感光体の劣化を検知表示制御するものも
多数ある。例えば残留電位または露光後電位を検知して
表示制御するものに特開平3−105375号、特開平
4−2430866号、特公昭64−1787号、実開
平4−16454号、実開平3−108248号があ
り、帯電電位を検知して表示制御するものに実開平2−
149942号、実開平2−149943号があり、帯
電電位とグリッド電位(もしくは帯電電流)の差を検知
して表示制御するものに特開平5−323841号、特
開平4−212181号がある。ただし、これらの感光
体の劣化の検知では、電位センサから現像位置までの電
位の減衰の変動を検知・制御できない。そこで、像担持
体の回転速度を変え、即ち電位センサ〜現像位置の時間
を変えて、像担持体である感光体ドラムの表面電位を測
定することにより、電位の減衰を検知、制御する技術が
提案されているが、像担持体の回転速度を変えると潜像
の作像条件も変化するため、検知方法としてはやや正確
さに欠け、像担持体の回転速度を2段階以上に設定する
とかなりコスト高になる等の問題があるとされている。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、電位セ
ンサから現像位置までの電位の減衰の変動を検知・制御
して適正な画像品質を得られる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
ンサから現像位置までの電位の減衰の変動を検知・制御
して適正な画像品質を得られる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1に
係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、回転
する像担持体、上記像担持体の表面を帯電させる帯電手
段、上記像担持体表面の電位を検出する表面電位検出手
段及び上記帯電手段の出力を調整する手段を備える画像
形成装置において、感光体ドラム表面の画像部の帯電電
位V0、即ち画像部相当の黒パターン露光後の電位と、
上記像担持体が1回転以上した場合の帯電電位(V
0’)に基づいて上記担持体表面の帯電電位を制御する
手段を有することを特徴とする。
係る画像形成装置は、上記目的を達成するために、回転
する像担持体、上記像担持体の表面を帯電させる帯電手
段、上記像担持体表面の電位を検出する表面電位検出手
段及び上記帯電手段の出力を調整する手段を備える画像
形成装置において、感光体ドラム表面の画像部の帯電電
位V0、即ち画像部相当の黒パターン露光後の電位と、
上記像担持体が1回転以上した場合の帯電電位(V
0’)に基づいて上記担持体表面の帯電電位を制御する
手段を有することを特徴とする。
【0006】請求項2に係る画像形成装置は、上記帯電
手段により帯電された上記像担持体表面を露光して形成
された潜像を現像する手段、現像バイアス電位を印加す
る手段、基準パターンを作像する手段を備え、上記帯電
電位を制御する手段が、上記帯電電位(V0)と帯電電
位(V0’)に基づいて上記基準パターンの現像バイア
ス電位を制御することを特徴とする。
手段により帯電された上記像担持体表面を露光して形成
された潜像を現像する手段、現像バイアス電位を印加す
る手段、基準パターンを作像する手段を備え、上記帯電
電位を制御する手段が、上記帯電電位(V0)と帯電電
位(V0’)に基づいて上記基準パターンの現像バイア
ス電位を制御することを特徴とする。
【0007】請求項3に係る画像形成装置は、回転する
像担持体、上記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、
上記像担持体の表面電位を検出する手段、上記像担持体
の表面を露光して潜像を形成する露光手段、該露光手段
により形成された潜像を現像する手段、現像バイアス電
位を印加する手段、上記露光手段の出力を調整する手段
を備える画像形成装置において、露光後の地肌部電位V
L、即ち地肌部相当の白パターン露光後の電位と上記像
担持体が1回転以上した場合の露光後電位(VL’)に
基づいて、露光量か現像バイアス電位または露光量と現
像バイアス電位を制御する手段を有することを特徴とす
る。
像担持体、上記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、
上記像担持体の表面電位を検出する手段、上記像担持体
の表面を露光して潜像を形成する露光手段、該露光手段
により形成された潜像を現像する手段、現像バイアス電
位を印加する手段、上記露光手段の出力を調整する手段
を備える画像形成装置において、露光後の地肌部電位V
L、即ち地肌部相当の白パターン露光後の電位と上記像
担持体が1回転以上した場合の露光後電位(VL’)に
基づいて、露光量か現像バイアス電位または露光量と現
像バイアス電位を制御する手段を有することを特徴とす
る。
【0008】請求項4に係る画像形成装置は、上記露光
後電位(VL)と露光後電位(VL’)の差が所定範囲
から外れた場合に、該状態を記録あるいは表示し、また
は記録及び表示する手段を有することを特徴とする。
後電位(VL)と露光後電位(VL’)の差が所定範囲
から外れた場合に、該状態を記録あるいは表示し、また
は記録及び表示する手段を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の
一実施形態の要部構成を示す概念図である。
参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の
一実施形態の要部構成を示す概念図である。
【0010】図示の装置において、1は像担持体である
光導電層を有する感光体ドラムであり、その周りに、帯
電チャージャ2、イレーサ4、現像スリーブ5、転写チ
ャージャ6、分離チヤージヤ7、クリーニング装置8、
除電ランプ9及び表面電位センサ11が設けてある。ま
た図中10は転写紙、14は転写紙を供給するレジスト
ローラ対、3は原稿を載置する原稿載置台、12は基準
黒パターン(V0パターン)、13は基準グレーパター
ン(VLパターン)、15は原稿を露光する露光ランプ
である。原稿載置台3と露光ランプ15は露光装置を構
成している。
光導電層を有する感光体ドラムであり、その周りに、帯
電チャージャ2、イレーサ4、現像スリーブ5、転写チ
ャージャ6、分離チヤージヤ7、クリーニング装置8、
除電ランプ9及び表面電位センサ11が設けてある。ま
た図中10は転写紙、14は転写紙を供給するレジスト
ローラ対、3は原稿を載置する原稿載置台、12は基準
黒パターン(V0パターン)、13は基準グレーパター
ン(VLパターン)、15は原稿を露光する露光ランプ
である。原稿載置台3と露光ランプ15は露光装置を構
成している。
【0011】さらに、帯電チャージャ2には帯電電流出
力電源16及びパルス幅変調(PWM)回路17が、現
像スリーブ5には現像バイアス出力電源18及びパルス
幅変調(PWM)回路19が、表面電位センサ11には
A/Dコンバータ20が、露光ランプ15にはランプ光
量電源21及びA/Dコンバータ22が接続し、これら
はそれぞれCPU23に接続している。CPU23には
ROM24、RAM25及び感光体交換表示部26が接
続している。
力電源16及びパルス幅変調(PWM)回路17が、現
像スリーブ5には現像バイアス出力電源18及びパルス
幅変調(PWM)回路19が、表面電位センサ11には
A/Dコンバータ20が、露光ランプ15にはランプ光
量電源21及びA/Dコンバータ22が接続し、これら
はそれぞれCPU23に接続している。CPU23には
ROM24、RAM25及び感光体交換表示部26が接
続している。
【0012】本実施形態装置の動作を概略説明すると、
帯電チャージャ2によって感光体ドラム1を帯電させ、
原稿載置台3や露光ランプ15等によつて構成する露光
装置によつて感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
次いで、イレーサ4によつて記録紙間領域及び記録紙両
端部といつた非画像領域における不要な電荷を除去した
後、現像スリーブ5によつて静電潜像にトナーを供給
し、感光体ドラム1上にトナー像を形成させる。その
後、転写チャージャ6でコロナ放電により転写紙10を
帯電させ、感光体ドラム1上のトナー像を転写し、さら
に分離チヤージヤ7でコロナ放電により転写紙10を除
電することにより、トナー像を介して感光体ドラム1に
静電吸着した転写紙10を分離しやすくする。さらにそ
の後、転写紙10を図示せぬ定着装置へ搬送し、熱及び
圧力によつて画像を定着させる。このような転写行程で
転写されずに感光体ドラム1に残留したトナーは、クリ
ーニング装置8で除去する。トナーを除去された感光体
ドラム1を除電ランプ9による光照射し、静電的にも初
期化して繰り返し使用する。
帯電チャージャ2によって感光体ドラム1を帯電させ、
原稿載置台3や露光ランプ15等によつて構成する露光
装置によつて感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
次いで、イレーサ4によつて記録紙間領域及び記録紙両
端部といつた非画像領域における不要な電荷を除去した
後、現像スリーブ5によつて静電潜像にトナーを供給
し、感光体ドラム1上にトナー像を形成させる。その
後、転写チャージャ6でコロナ放電により転写紙10を
帯電させ、感光体ドラム1上のトナー像を転写し、さら
に分離チヤージヤ7でコロナ放電により転写紙10を除
電することにより、トナー像を介して感光体ドラム1に
静電吸着した転写紙10を分離しやすくする。さらにそ
の後、転写紙10を図示せぬ定着装置へ搬送し、熱及び
圧力によつて画像を定着させる。このような転写行程で
転写されずに感光体ドラム1に残留したトナーは、クリ
ーニング装置8で除去する。トナーを除去された感光体
ドラム1を除電ランプ9による光照射し、静電的にも初
期化して繰り返し使用する。
【0013】図2は、図1の装置のおける暗減衰の検知
と帯電電位(V0)の制御を示すフローチャートであ
る。感光体ドラム1を回転させ(ステップ1:露光ラン
プ15はオフ、現像スリーブ5は停止)、イレーサ4を
オン(ステップ2)、除電ランプ9をオン(ステップ
3)、帯電チャージャ2をオン(ステップ4)とする。
その後、表面電位センサ11により残留電位VR(イレ
ーサ4照射後の電位、例えば60V前後であるが、感光
体ドラム1の状態により異なる。)を検知し(ステップ
5)、イレーサ4をオフ(ステップ6)として感光体ド
ラム1表面の画像部の帯電電位V0(画像部相当の黒パ
ターン露光後の電位)を検知し(ステップ7)、帯電電
位V0をいったん残留電位VR+770V±20Vに調
整し(ステップ8、9)する。その後、除電ランプ9、
帯電チャージャ2等をオフとし(ステップ10、1
1)、感光体ドラム1が1回転したあとの感光体ドラム
1上のV0測定位置で帯電電位V0’を検知する(ステ
ップ12)。この検知値から電位の差ΔV0=V0−V
0’を算出し(ステップ13)、ΔV0をRAM25に
記憶させ(ステップ14)、除電ランプ9、帯電チャー
ジャ2等をオンとして感光体ドラム1を停止させる(除
電:ステップ15、16、17)。なお、V0、V
0’、ΔV0の関係は予めROM24に格納しておく。
図3に暗減衰の例を示す。
と帯電電位(V0)の制御を示すフローチャートであ
る。感光体ドラム1を回転させ(ステップ1:露光ラン
プ15はオフ、現像スリーブ5は停止)、イレーサ4を
オン(ステップ2)、除電ランプ9をオン(ステップ
3)、帯電チャージャ2をオン(ステップ4)とする。
その後、表面電位センサ11により残留電位VR(イレ
ーサ4照射後の電位、例えば60V前後であるが、感光
体ドラム1の状態により異なる。)を検知し(ステップ
5)、イレーサ4をオフ(ステップ6)として感光体ド
ラム1表面の画像部の帯電電位V0(画像部相当の黒パ
ターン露光後の電位)を検知し(ステップ7)、帯電電
位V0をいったん残留電位VR+770V±20Vに調
整し(ステップ8、9)する。その後、除電ランプ9、
帯電チャージャ2等をオフとし(ステップ10、1
1)、感光体ドラム1が1回転したあとの感光体ドラム
1上のV0測定位置で帯電電位V0’を検知する(ステ
ップ12)。この検知値から電位の差ΔV0=V0−V
0’を算出し(ステップ13)、ΔV0をRAM25に
記憶させ(ステップ14)、除電ランプ9、帯電チャー
ジャ2等をオンとして感光体ドラム1を停止させる(除
電:ステップ15、16、17)。なお、V0、V
0’、ΔV0の関係は予めROM24に格納しておく。
図3に暗減衰の例を示す。
【0014】図4は、ΔV0に基づくV0制御を示すフ
ローチャートである。感光体ドラム1を回転させ(ステ
ップ1:露光ランプ15はオフ、現像スリーブ5は停
止)、除電ランプ9をオン(ステップ2)、帯電チャー
ジャ2をオン(ステップ3)とする。その後、帯電電位
V0を検知し(ステップ4)、帯電電位V0をいったん
VR+770V−30v+ΔV0±20Vに調整し(ス
テップ5、6)する。そして除電ランプ9、帯電チャー
ジャ2等をオフとし(ステップ7、8)、感光体ドラム
1を停止させる(ステップ9)。
ローチャートである。感光体ドラム1を回転させ(ステ
ップ1:露光ランプ15はオフ、現像スリーブ5は停
止)、除電ランプ9をオン(ステップ2)、帯電チャー
ジャ2をオン(ステップ3)とする。その後、帯電電位
V0を検知し(ステップ4)、帯電電位V0をいったん
VR+770V−30v+ΔV0±20Vに調整し(ス
テップ5、6)する。そして除電ランプ9、帯電チャー
ジャ2等をオフとし(ステップ7、8)、感光体ドラム
1を停止させる(ステップ9)。
【0015】図5は、トナー濃度制御のための基準パタ
ーンを作像する際のフローチャートである。現像スリー
ブは回転、イレーサ4をオン、除電ランプ9をオン、帯
電チャージャ2をオン、露光ランプ15をオンとしてお
いて転写紙10枚分のコピーを行い(ステップ1)、露
光装置のスキャナ部分を基準黒パターン12の位置まで
移動させる(ステップ2)。基準黒パターン12の幅分
のみイレーサ4をオフとし(ステップ3)、現像バイア
ス出力電源18により現像スリーブ5にバイアス電位
(V0−300V+40V−ΔV0)を印加する(ステ
ップ4)。それからイレーサ4を全幅にわたってオンと
する(ステップ5)
ーンを作像する際のフローチャートである。現像スリー
ブは回転、イレーサ4をオン、除電ランプ9をオン、帯
電チャージャ2をオン、露光ランプ15をオンとしてお
いて転写紙10枚分のコピーを行い(ステップ1)、露
光装置のスキャナ部分を基準黒パターン12の位置まで
移動させる(ステップ2)。基準黒パターン12の幅分
のみイレーサ4をオフとし(ステップ3)、現像バイア
ス出力電源18により現像スリーブ5にバイアス電位
(V0−300V+40V−ΔV0)を印加する(ステ
ップ4)。それからイレーサ4を全幅にわたってオンと
する(ステップ5)
【0016】図6は、光応答性測定モードのフローチャ
ートである。感光体ドラム1を回転させ(ステップ1:
露光ランプ15はオフ、現像スリーブ5は停止)、イレ
ーサ4をオン(ステップ2)、除電ランプ9をオン(ス
テップ3)、帯電チャージャ2をオン(ステップ4)と
する。その後、表面電位センサ11により残留電位VR
を検知し(ステップ5)、イレーサ4をオフ(ステップ
6)として感光体ドラム1表面の露光後の地肌部電位V
L(地肌部相当の白パターン露光後の電位)を検知し
(ステップ7)、帯電電位VLをいったん残留電位VR
+140V±20Vに調整し(ステップ8、9)する。
その後、除電ランプ9、帯電チャージャ2、露光ランプ
15等をオフとし(ステップ10、11、12)、感光
体ドラム1が1回転したあとの感光体ドラム1上のVL
測定位置で帯電電位VL’を検知する(ステップ1
3)。この検知値から電位の差ΔVL=VL−VL’を
算出し(ステップ14)、ΔVLをRAM25に記憶さ
せ(ステップ15)、除電ランプ9、帯電チャージャ2
等をオンとして感光体ドラム1を停止させる(除電:ス
テップ16、17、18)。
ートである。感光体ドラム1を回転させ(ステップ1:
露光ランプ15はオフ、現像スリーブ5は停止)、イレ
ーサ4をオン(ステップ2)、除電ランプ9をオン(ス
テップ3)、帯電チャージャ2をオン(ステップ4)と
する。その後、表面電位センサ11により残留電位VR
を検知し(ステップ5)、イレーサ4をオフ(ステップ
6)として感光体ドラム1表面の露光後の地肌部電位V
L(地肌部相当の白パターン露光後の電位)を検知し
(ステップ7)、帯電電位VLをいったん残留電位VR
+140V±20Vに調整し(ステップ8、9)する。
その後、除電ランプ9、帯電チャージャ2、露光ランプ
15等をオフとし(ステップ10、11、12)、感光
体ドラム1が1回転したあとの感光体ドラム1上のVL
測定位置で帯電電位VL’を検知する(ステップ1
3)。この検知値から電位の差ΔVL=VL−VL’を
算出し(ステップ14)、ΔVLをRAM25に記憶さ
せ(ステップ15)、除電ランプ9、帯電チャージャ2
等をオンとして感光体ドラム1を停止させる(除電:ス
テップ16、17、18)。
【0017】図7はVLの制御モードを示すフローチャ
ートである。感光体ドラム1を回転させ(ステップ1:
露光ランプ15はオフ、現像スリーブ5は停止)、除電
ランプ9をオン(ステップ2)、帯電チャージャ2をオ
ン(ステップ3)とする。その後、帯電電位VLを検知
し(ステップ4)、帯電電位VLをいったんVR+14
0V−60v+ΔVL±20Vに調整し(ステップ5、
6)する。そして除電ランプ9、露光ランプ15、帯電
チャージャ2等をオフとし(ステップ7、8、9)、感
光体ドラム1を停止させる(ステップ10)。
ートである。感光体ドラム1を回転させ(ステップ1:
露光ランプ15はオフ、現像スリーブ5は停止)、除電
ランプ9をオン(ステップ2)、帯電チャージャ2をオ
ン(ステップ3)とする。その後、帯電電位VLを検知
し(ステップ4)、帯電電位VLをいったんVR+14
0V−60v+ΔVL±20Vに調整し(ステップ5、
6)する。そして除電ランプ9、露光ランプ15、帯電
チャージャ2等をオフとし(ステップ7、8、9)、感
光体ドラム1を停止させる(ステップ10)。
【0018】図8は、感光体ドラム1表面の光導電層の
膜厚が薄くなった場合に、感光体交換表示部26に「感
光体交換」を表示するドラム膜圧測定モードのフローチ
ャートである。図6のフローチャートのステップ14ま
では光応答性測定モードと同一であり、その後、ΔVL
が20V以下であるか否かを判断し(ステップ15)、
20V以下であれば感光体交換表示部26に「感光体交
換」を表示し、20Vより大きければ、除電ランプ9、
帯電チャージャ2等をオンとして感光体ドラム1を停止
させる(除電:ステップ17、18、19)。なお感光
体ドラム1表面の光導電層の膜厚(35μm、15μ
m)と、光応答性の関係を図9に示す。
膜厚が薄くなった場合に、感光体交換表示部26に「感
光体交換」を表示するドラム膜圧測定モードのフローチ
ャートである。図6のフローチャートのステップ14ま
では光応答性測定モードと同一であり、その後、ΔVL
が20V以下であるか否かを判断し(ステップ15)、
20V以下であれば感光体交換表示部26に「感光体交
換」を表示し、20Vより大きければ、除電ランプ9、
帯電チャージャ2等をオンとして感光体ドラム1を停止
させる(除電:ステップ17、18、19)。なお感光
体ドラム1表面の光導電層の膜厚(35μm、15μ
m)と、光応答性の関係を図9に示す。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は、以上説
明してきたように、電位センサーと現像位置での電位の
暗減衰を測定して、その値に基づいて帯電電位を制御す
るようにしたため、環境条件等によって帯電電位の差Δ
V0が変動しても、画像濃度等を精度良く制御でき、か
つ感光体ドラムの回転速度を変えたりする必要がないと
いう効果がある。
明してきたように、電位センサーと現像位置での電位の
暗減衰を測定して、その値に基づいて帯電電位を制御す
るようにしたため、環境条件等によって帯電電位の差Δ
V0が変動しても、画像濃度等を精度良く制御でき、か
つ感光体ドラムの回転速度を変えたりする必要がないと
いう効果がある。
【0020】請求項2に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、暗減衰を検知して、その減衰分を差し
引いて現像バイアスを印加して基準濃度パターンを作像
するようにしたため、上記請求項1に係る画像形成装置
との共通の効果に加え、トナー濃度制御が精度よく実行
できるという効果がある。
してきたように、暗減衰を検知して、その減衰分を差し
引いて現像バイアスを印加して基準濃度パターンを作像
するようにしたため、上記請求項1に係る画像形成装置
との共通の効果に加え、トナー濃度制御が精度よく実行
できるという効果がある。
【0021】請求項3に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、光応答性を測定してランプ光量を制御
するようにしたため、潜像を精度よく制御でき、カブリ
等が生じないようになるという効果がある。
してきたように、光応答性を測定してランプ光量を制御
するようにしたため、潜像を精度よく制御でき、カブリ
等が生じないようになるという効果がある。
【0022】請求項4に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、帯電電位の差ΔVLで感光体ドラムの
膜厚を判断するため、上記請求項3に係る画像形成装置
との共通の効果に加え、光学系の劣化と混同せずに、感
光体の劣化のみを判断できるという効果がある。
してきたように、帯電電位の差ΔVLで感光体ドラムの
膜厚を判断するため、上記請求項3に係る画像形成装置
との共通の効果に加え、光学系の劣化と混同せずに、感
光体の劣化のみを判断できるという効果がある。
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の要部
構成を示す概念図である。
構成を示す概念図である。
【図2】図1の装置のおける暗減衰の検知と帯電電位
(V0)の制御を示すフローチャートである。
(V0)の制御を示すフローチャートである。
【図3】暗減衰の例を示すグラフである。
【図4】電位の差ΔV0に基づく帯電電位V0の制御を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】トナー濃度制御のための基準パターンを作像す
る際のフローチャートである。
る際のフローチャートである。
【図6】光応答性測定モードのフローチャートである。
【図7】帯電電位VLの制御モードを示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】ドラム膜圧測定モードのフローチャートであ
る。
る。
【図9】感光体ドラム表面の光導電層の膜厚と光応答性
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
1 感光体ドラム 2 帯電チャージャ 3 原稿載置台 4 イレーサ 5 現像スリーブ 6 転写チャージャ 7 分離チヤージヤ 8 クリーニング装置 9 除電ランプ 10 転写紙 11 表面電位センサ 12 基準黒パターン 13 基準グレーパター 14 レジストローラ対ン 15 露光ランプ 16 帯電電流出力電源 17、19パルス幅変調回路 18 現像バイアス出力電源 20、22 A/Dコンバータ 21 ランプ光量電源 23 CPU 24 ROM 25 RAM 26 感光体交換表示部
Claims (4)
- 【請求項1】 回転する像担持体、上記像担持体の表面
を帯電させる帯電手段、上記像担持体表面の電位を検出
する表面電位検出手段及び上記帯電手段の出力を調整す
る手段を備える画像形成装置において、感光体ドラム表
面の画像部の帯電電位(V0)と、上記像担持体が1回
転以上した場合の帯電電位(V0’)に基づいて上記担
持体表面の帯電電位を制御する手段を有することを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記帯電手段により帯電された上記像担
持体表面を露光して形成された潜像を現像する手段、現
像バイアス電位を印加する手段、基準パターンを作像す
る手段を備え、上記帯電電位を制御する手段が、上記帯
電電位(V0)と帯電電位(V0’)に基づいて上記基
準パターンの現像バイアス電位を制御することを特徴と
する請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 回転する像担持体、上記像担持体の表面
を帯電させる帯電手段、上記像担持体の表面電位を検出
する手段、上記像担持体の表面を露光して潜像を形成す
る露光手段、該露光手段により形成された潜像を現像す
る手段、現像バイアス電位を印加する手段、上記露光手
段の出力を調整する手段を備える画像形成装置におい
て、露光後の地肌部電位(VL)と上記像担持体が1回
転以上した場合の露光後電位(VL’)に基づいて、露
光量か現像バイアス電位または露光量と現像バイアス電
位を制御する手段を有することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 上記露光後電位(VL)と露光後電位
(VL’)の差が所定範囲から外れた場合に、該状態を
記録あるいは表示し、または記録及び表示する手段を有
することを特徴とする請求項3の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7286718A JPH09101658A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7286718A JPH09101658A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09101658A true JPH09101658A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17708114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7286718A Pending JPH09101658A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09101658A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006171704A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Toshiba Corp | 画像形成装置とその制御方法および一体型プロセスカートリッジの制御装置 |
JP2006309144A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-11-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008191515A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP7286718A patent/JPH09101658A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006171704A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Toshiba Corp | 画像形成装置とその制御方法および一体型プロセスカートリッジの制御装置 |
JP2006309144A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-11-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008191515A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9454109B2 (en) | Image forming apparatus controlling transfer conditions based on resistance of transfer member | |
JPH0962042A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4608968B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4478446B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4432377B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09101658A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3466968B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002244369A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4631325B2 (ja) | 画像濃度調整装置、及びこれを用いた画像形成装置 | |
JPH0883006A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003015370A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002162795A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH05107835A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0683179A (ja) | 電子写真装置 | |
JP4194130B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2005017627A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001356554A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003114553A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09258534A (ja) | 電子写真記録装置 | |
JPH07253692A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004287291A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2875669B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08110663A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002372898A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002357935A (ja) | 画像形成装置 |