JPH09258534A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH09258534A
JPH09258534A JP8069901A JP6990196A JPH09258534A JP H09258534 A JPH09258534 A JP H09258534A JP 8069901 A JP8069901 A JP 8069901A JP 6990196 A JP6990196 A JP 6990196A JP H09258534 A JPH09258534 A JP H09258534A
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JP
Japan
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toner
roller
image
developing
image carrier
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JP8069901A
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English (en)
Inventor
Eisaku Murakami
栄作 村上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラ上のトナー量が増加しても安定し
た画像濃度を得ることを可能にする。 【解決手段】 現像ローラ9の回転時間を計時するタイ
マー23をMPU22がモニターして、所定の時間を計時し
たとき感光体1と現像ローラ9との電位差が小さくなる
ようにバイアス電源21を制御することにより、経時にお
ける現像ローラ上のトナー量の増加による画像濃度の上
昇が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通紙複写機、普
通紙ファクシミリ、レーザプリンタ等に適用される電子
写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は電子写真記録装置の一例を示す構
成図であり、1は像担持体であるベルト状の感光体、2
は帯電装置、3は光書き込み装置、4は現像装置、5は
転写装置、6はクリーニング装置、7は除電装置を示
す。感光体1は、ローラ8,8,8によって張設され、
図中矢印方向に循環移動する。この感光体1の表面に対
向して帯電装置2が配置されており、さらに感光体1の
周囲には、感光体1の移動方向に現像装置4,転写装置
5,クリーニング装置6,除電装置7の順に配置されて
いる。なお、光書き込み装置3による露光は帯電装置2
と現像装置4との間における感光体1の表面になされ
る。
【0003】次に、前記した電子写真記録装置における
画像形成プロセスについて説明する。循環移動する感光
体1の表面は帯電装置2によって均一に帯電され、この
帯電した感光体1の表面に対して光書き込み装置3が画
像情報に応じて変調された光を照射することにより、感
光体1の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像に
現像装置4がトナーを付着させることにより、静電潜像
が可視像化して感光体1の表面にトナー像が形成され
る。このトナー像が転写装置5によって用紙に転写さ
れ、さらに図示しない定着装置によって用紙を加熱およ
び加圧してトナー像を用紙に定着させた後に、その用紙
は外部に排紙される。また、転写されずに残留した感光
体1上のトナーはクリーニング装置6によって回収さ
れ、さらに除電装置7によって残留電荷が除去されて、
次の画像形成プロセスに移る。
【0004】また、9は現像ローラ、10はトナー規制ブ
レードであるドクターブレード、11はトナーを収納する
現像ホッパ、12はバイアス電源を示す。現像装置4の本
体内には現像ローラ9とドクターブレード10とが当接し
た状態で配設されており、電子写真記録装置本体内に現
像装置4を装着したとき現像ローラ9に感光体1が当接
する。現像ローラ9の表面は磁性を帯びており、現像ホ
ッパ11内のトナーが磁気的に現像ローラ9の表面に吸着
する。さらに現像ローラ9の表面のトナーは、回転して
いる現像ローラ9の表面に当接しているドクターブレー
ド10によって薄層化されると共にトナーの摩擦帯電が行
われる。さらにまた現像ローラ9にはバイアス電源12に
よって現像バイアスが印加されており、その結果、摩擦
帯電電荷を得たトナーが静電潜像に対して選択的に付着
するようになり、感光体1上にトナー像が形成されるよ
うになる。
【0005】ところで、図16の装置には、感光体1に現
像ローラ9を当接させ、現像ローラ9から直接感光体1
にトナーを搬送する方式の現像装置が採用されている。
しかし、この方式では現像ローラ9上に逆帯電トナーが
発生した場合、その逆帯電トナーが感光体1における白
地の部分に転移してしまい、その結果、用紙の地汚れが
発生する虞があった。そこでこの点に鑑みてなされたも
のが次に説明する装置である。
【0006】図17は電子写真記録装置の他例を示す構成
図であり、13は像担持体である感光体ドラム、14は現像
装置を示す。なお、図16に示す部材と同一の部材あるい
は同一機能の部材については同一の符号を付して詳細な
説明は省略した。感光体ドラム13は図中矢印方向に回転
する。この感光体ドラム13の表面に対向して帯電装置2
が配置されており、さらに感光体ドラム13の周囲には、
感光体ドラム13の回転方向に現像装置14,転写装置5,
クリーニング装置6,除電装置7の順に配置されてい
る。なお、光書き込み装置3による露光は帯電装置2と
現像装置14との間における感光体ドラム13の表面になさ
れる。なお、図17の装置における画像形成プロセスにつ
いては前述した図16の装置における画像形成プロセスと
同じであるため説明は省略する。
【0007】また、15は第1トナー搬送ローラである現
像ローラ、16は第2トナー搬送ローラである中間ロー
ラ、17はトナー規制ブレードであるドクターブレード、
18はトナーを収納する現像ホッパ、19は現像ローラバイ
アス電源、20は中間ローラバイアス電源を示す。現像装
置14の本体内には現像ローラ15とドクターブレード17と
が当接した状態で配設されており、さらに現像ローラ15
に対して中間ローラ16が当接した状態で配設されてい
る。そして、電子写真記録装置本体内に現像装置14を装
着したとき中間ローラ16に感光体ドラム13が当接する。
また、現像ローラ15と中間ローラ16は同方向に回転して
おり、その接点においては互いに逆方向に移動する。ま
た、中間ローラ16と感光体ドラム13は逆方向に回転して
おり、その接点においては互いに順方向に移動する。
【0008】現像ホッパ18内のトナーは磁気的に現像ロ
ーラ15の表面に吸着し、さらに現像ローラ15の表面のト
ナーはドクターブレード17によって薄層化されると共に
トナーの摩擦帯電が行われる。さらにまた現像ローラ15
には現像ローラバイアス電源19によって現像ローラバイ
アスVdevが印加されており、中間ローラ16には中間ロ
ーラバイアス電源20によって中間ローラバイアスVmid
が印加されている。その結果、摩擦帯電電荷を得た現像
ローラ15上のトナーは、現像ローラ15と中間ローラ16と
の電位差(Vmid−Vdev)によって中間ローラ16に転移
し、さらに中間ローラ16上のトナーは感光体ドラム13上
の静電潜像に対して選択的に付着するようになり、感光
体ドラム13上にトナー像が形成されるようになる。
【0009】このような構成により、現像ローラ15上に
逆帯電トナーが発生しても中間ローラ16には転移しない
ため、地汚れの発生が防止させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16に
示す電子写真装置の現像装置においては、経時的に現像
ローラ9上のトナー量が増えてしまうという問題点があ
った。つまり、現像ローラ9の回転時において、現像ロ
ーラ9表面または現像ローラ9上のトナーによってドク
ターブレード10と現像ローラ9との当接面が摩耗してし
まい、その結果ドクターブレード10と現像ローラ9との
接触面積が増加する。この時、ドクターブレード10と現
像ローラ9との間のマクロな当接圧が同じであるとすれ
ば、単位面積当たりの当接圧が弱くなってしまうため
に、トナーを堰き止める力が弱くなり、現像ローラ9上
のトナー量が増えてしまうという現象を起因とするもの
であった。この現象が発生すると現像特性(いわゆるγ
特性)が変化してしまい1ドットに現像するトナー量が
増え、ドットが大きくなってしまうという不具合があっ
た。
【0011】図18は現像ローラの回転総時間に対する現
像ローラ上のトナー量を示すグラフであり、現像ローラ
9の回転時間によって現像ローラ9上のトナー量が増加
していくことが分かる。特に、120時間(B4サイズの用
紙を6万枚コピーした場合に相当する)の回転時間でほ
ぼ現像ローラ9上のトナー量が倍になってしまう。この
ようにトナー量が増加してしまった場合、現像特性は図
19に示すように、経時で変化してしまう。図19の横軸は
感光体1上の表面電位と現像バイアスの差であり、同じ
バイアス差であっても、経時では、感光体1上の静電潜
像を現像するトナー量が多くなってしまうことが分か
る。また、現像開始電圧Vkも初期時には電圧Vk1であ
ったのに対して経時には電圧Vk2と低下してしまうため
に、現像初期時には感光体1上の1ドットの大きさが図
20(a)に示す状態であったものが、経時では同じ画像記
録であっても図20(b)に示すように大きくなってしまう
ことになる。したがって、ドット径が大きくなってしま
うと初期時よりも黒部の面積が大きくなるために画像濃
度が上昇してしまい、設定した階調の画像が得られ無く
なってしまう虞があった。
【0012】同様なことは、図17の装置についても言え
る。
【0013】図21は図17の装置における現像ローラの回
転総時間に対する現像ローラ上のトナー量を示すグラ
フ、図22は図17の装置における中間ローラの回転総時間
に対する中間ローラ上のトナー量を示すグラフであり、
現像ローラ15の回転時間によって現像ローラ15上のトナ
ー量が増加し、同時に中間ローラ16上のトナー量も増加
していくことが分かる。図23は、初期時および6万枚の
画像記録後における、現像ローラと中間ローラとの電位
差(Vmid−Vdev)に対する中間ローラ上のトナー量を示
すグラフである。現像ローラ15と中間ローラ16との電位
差(Vmid−Vdev)は通常300V程度に設定されている
が、同じ電位差でも経時により中間ローラ16上のトナー
量は増加していくことが分かる。さらに図24は、初期時
および6万枚の画像記録後における、中間ローラと感光
体との電位差に対する感光体上のトナー量を示すグラフ
である。図24に示すように経時により現像特性(いわゆ
るγ特性)も変化し、同じ電位差であっても感光体ドラ
ム13上に付着するトナー量も増加することが分かる。
【0014】また、図25は図17に示す装置によって形成
されたドットの大きさを示す説明図である。初期時にお
いて、中間ローラ16上には0.84mg/cm2の量のトナー層
が形成され、この時、感光体ドラム13上には、図25(a)
に示すように、横62.5μm,縦64.9μmの格子の4隅に接
する程度の径のドットが形成される。そして経時により
中間ローラ16上のトナー量は増加して中間ローラ16上に
1.50mg/cm2の量のトナー層が形成されるようになる。
この時、図25(b)に示すように、隣りの格子の角部の一
部を覆い隠すような大きさの径を有するドットが形成さ
れる。このように、1ドットを形成するトナー量が増え
ることにより、図25(b)に示すようにドットが大きくな
ってしまうという不具合があった。
【0015】ところで、通常ファックス等のレーザ記録
装置の場合、ハーフトーン等の中間調はいわゆる誤差拡
散方式のように同じ大きさのドットをちりばめること
で、見た目の濃度を変えられるような処理が行われる。
つまり、画像の濃い部分ではドットを集め、画像の薄い
部分ではドットとドットとの間隔を大きくすることで薄
い画像を出力できるような画像処理を行っている。その
ため、前述したような現象が発生すると1ドット当たり
の大きさが大きくなってしまうので初期と経時では同じ
画像を出力しているにも関わらず、経時で画像が濃くな
ってしまうという不具合があった。
【0016】本発明は、経時での現像特性の変化による
画像濃度の上昇を防ぎ、安定した良好な画像を簡単な構
成でなおかつ低コストに得ることができるようにした電
子写真記録装置を提供することをその課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を有効に解決達
成するための技術手段として、像担持体と、この像担持
体の表面を帯電させる帯電装置と、帯電した前記像担持
体に静電潜像を形成させる光書き込み装置と、前記像担
持体に当接しかつ表面にトナーを担持する現像ローラお
よびこの現像ローラ表面のトナー量を規制しかつ該トナ
ーを薄層化させるトナー規制ブレードを有する現像装置
と、前記現像ローラにバイアスを印加して前記現像ロー
ラ表面のトナーを前記静電潜像に転移させてトナー像を
形成させる現像バイアス電源と、前記トナー像を用紙に
転写させる転写装置とを備えた電子写真記録装置におい
て、本発明は、前記現像バイアス電源の印加出力を可変
とし、前記現像ローラの回転総時間に応じて前記現像バ
イアス電源の印加出力を制御する制御手段を設けたこと
を特徴とする。
【0018】また、前記現像バイアス電源の印加出力を
可変とし、トナー像が転写された用紙の枚数に応じて前
記現像バイアス電源の印加出力を制御する制御手段を設
けたことを特徴とする。
【0019】このような構成により、現像ローラから感
光体に転移させるトナー量を低減させることができ、そ
の結果、経時においてもドット径を安定させることがで
きる。
【0020】また、前記光書き込み装置の露光エネルギ
ーを可変とし、前記現像ローラの回転総時間に応じて前
記光書き込み装置の露光エネルギーを制御する制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0021】また、前記光書き込み装置の露光エネルギ
ーを可変とし、トナー像が転写された用紙の枚数に応じ
て前記光書き込み装置の露光エネルギーを制御する制御
手段を設けたことを特徴とする。
【0022】また、前記光書き込み装置における1画素
当たりの露光時間を可変とし、前記現像ローラの回転総
時間に応じて前記光書き込み装置の露光時間を制御する
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0023】また、前記光書き込み装置における1画素
当たりの露光時間を可変とし、トナー像が転写された用
紙の枚数に応じて前記光書き込み装置の露光時間を制御
する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0024】このような構成により、静電潜像形成の時
点でドット径を小さくすることができ、その結果、経時
においてもドット径を安定させることができる。
【0025】さらに、像担持体と、この像担持体の表面
を帯電させる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電
潜像を形成させる光書き込み装置と、表面にトナーを担
持する第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送ロー
ラおよび前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送ロー
ラ表面のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナー搬
送ローラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表面の
トナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナー規
制ブレードを有する現像装置と、前記第1トナー搬送ロ
ーラにバイアスを印加して前記第1トナー搬送ローラ表
面のトナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させてト
ナー層を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス電源
と、前記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加して前
記第2トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に転移
させてトナー像を形成させる第2トナー搬送ローラバイ
アス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写装置
とを備えた電子写真記録装置において、本発明は、前記
第1トナー搬送ローラバイアス電源または前記第2トナ
ー搬送ローラバイアス電源の印加出力を可変とし、前記
現像ローラの回転総時間に応じて前記第1トナー搬送ロ
ーラバイアス電源または前述のように可変とした前記第
2トナー搬送ローラバイアス電源の印加出力を制御する
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0026】また、前記第1トナー搬送ローラバイアス
電源または前記第2トナー搬送ローラバイアス電源の印
加出力を可変とし、トナー像が転写された用紙の枚数に
応じて前記第1トナー搬送ローラバイアス電源または前
述のように可変とした前記第2トナー搬送ローラバイア
ス電源の印加出力を制御する制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0027】このような構成により、第1トナー搬送ロ
ーラから第2トナー搬送ローラに転移させるトナー量を
低減させることができ、その結果、第2トナー搬送ロー
ラのトナー層が安定するため、経時においてもドット径
を安定させることができる。
【0028】また、前記光書き込み装置の露光エネルギ
ーを可変とし、前記現像ローラの回転総時間に応じて前
記光書き込み装置の露光エネルギーを制御する制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0029】また、前記光書き込み装置の露光エネルギ
ーを可変とし、トナー像が転写された用紙の枚数に応じ
て前記光書き込み装置の露光エネルギーを制御する制御
手段を設けたことを特徴とする。
【0030】また、前記光書き込み装置における1画素
当たりの露光時間を可変とし、前記現像ローラの回転総
時間に応じて前記光書き込み装置の露光時間を制御する
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0031】また、光書き込み装置における1画素当た
りの露光時間を可変とし、トナー像が転写された用紙の
枚数に応じて前記光書き込み装置の露光時間を制御する
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0032】このような構成により、静電潜像形成の時
点でドット径を小さくすることができ、その結果、経時
においてもドット径を安定させることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、図16,図17に示し
た部材と同一の部材に対しては同一の符号を付すことで
詳細な説明は省略した。
【0034】図1は本発明の第1実施形態の電子写真記
録装置の概要を示す説明図であり、21は、可変制御が可
能であり、かつ現像ローラ9にバイアスを印加するため
のバイアス電源、22は電子写真記録装置全体の制御を行
うMPU、23は現像ローラ9の回転時間を計時するタイ
マーを示す。
【0035】ところで、図19に示すように、現像バイア
ス電位と感光体1の表面電位との電位差を小さくする
と、感光体1に付着するトナー量が減少することが分か
る。そこで、第1実施形態は、タイマー23が計時する現
像ローラ9の回転時間をMPU22がモニターし、その結
果をもとに、現像バイアス電位と露光後の感光体1の表
面電位との電位差を小さくするようにバイアス電源21の
出力をMPU22が制御して、感光体1に付着するトナー
量を減少させるものである。このように現像バイアス電
位を制御することにより、経時で現像ローラ9上のトナ
ー量が多くなるにも関わらず、ドット径を常に一定に保
つことができ、安定した階調性を得ることができる。
【0036】図2は本発明の第2実施形態の電子写真記
録装置の概要を示す説明図であり、30は、露光エネルギ
ーの出力調整が可能であり、かつ感光体1に静電潜像を
形成するための光書き込み装置、31は電子写真記録装置
全体の制御を行うMPU、32は現像ローラ9の回転時間
を計時するタイマーを示す。
【0037】第2実施形態は、タイマー32が計時する現
像ローラ9の回転時間をMPU31がモニターし、その結
果をもとに、露光エネルギーを小さくするように光書き
込み装置30の出力をMPU31が制御するものである。こ
のように露光エネルギーを制御することにより、静電潜
像の状態でドット径を小さくすることができるので、経
時で現像ローラ9上のトナー量が多くなってもドット径
を常に一定に保つことができ、安定した階調性を得るこ
とができる。
【0038】図3は本発明の第3実施形態の電子写真記
録装置の概要を示す説明図であり、40は、1ドット当た
りの露光時間の調整が可能であり、かつ感光体1に静電
潜像を形成するための光書き込み装置、41は電子写真記
録装置全体の制御を行うMPU、42は現像ローラ9の回
転時間を計時するタイマーを示す。
【0039】第3実施形態は、タイマー42が計時する現
像ローラ9の回転時間をMPU41がモニターし、その結
果をもとに、露光時間を短縮するように光書き込み装置
40をMPU41が制御するものである。このように露光時
間を制御することにより、静電潜像の状態でドット径を
小さくすることができるので、経時で現像ローラ9上の
トナー量が多くなってもドット径を常に一定に保つこと
ができ、安定した階調性を得ることができる。
【0040】図4は本発明の第4実施形態の電子写真記
録装置の概要を示す説明図であり、50は、可変制御が可
能であり、かつ現像ローラ15にバイアスを印加するため
の現像ローラバイアス電源、51は電子写真記録装置全体
の制御を行うMPU、52は現像ローラ15の回転時間を計
時するタイマーを示す。
【0041】ところで、図4の装置において、感光体ド
ラム13に付着させるトナー量を安定させるには中間ロー
ラ16に形成されるトナー層を安定させる必要がある。ま
た、図23に示すように、現像ローラバイアス電位Vdev
(以下、現像バイアス電位Vdevと称する)と中間ローラ
バイアス電位Vmid(以下、中間バイアス電位Vmidと称
する)との電位差(Vmid−Vdev)を小さくすると、中間
ローラ16に付着するトナー量が減少する。そこで、第4
実施形態は、タイマー52が計時する現像ローラ15の回転
時間をMPU51がモニターし、その結果をもとに、現像
バイアス電位Vdevと中間バイアス電位Vmidとの電位差
(Vmid−Vdev)を小さくするように現像バイアス電源50
の出力をMPU51が制御するものである。このように現
像バイアス電位Vdevを制御することにより、経時で現
像ローラ15上のトナー量が多くなるにも関わらず、中間
ローラ16のトナー量が安定し、その結果ドット径を常に
一定に保つことができ、安定した階調性を得ることがで
きる。
【0042】図5は本発明の第5実施形態の電子写真記
録装置の概要を示す説明図であり、60は、露光エネルギ
ーの出力調整が可能であり、かつ感光体ドラム13に静電
潜像を形成するための光書き込み装置、61は電子写真記
録装置全体の制御を行うMPU、62は現像ローラ15の回
転時間を計時するタイマーを示す。
【0043】第5実施形態は、タイマー62が計時する現
像ローラ15の回転時間をMPU61がモニターし、その結
果をもとに、露光エネルギーを小さくするように光書き
込み装置60の出力をMPU61が制御するものである。こ
のように露光エネルギーを制御することにより、静電潜
像の状態でドット径を小さくすることができるので、経
時で現像ローラ15上および中間ローラ16上のトナー量が
多くなってもドット径を常に一定に保つことができ、安
定した階調性を得ることができる。
【0044】図6は本発明の第6実施形態の電子写真記
録装置の概要を示す説明図であり、70は、1ドット当た
りの露光時間の調整が可能であり、かつ感光体ドラム13
に静電潜像を形成するための光書き込み装置、71は電子
写真記録装置全体の制御を行うMPU、72は現像ローラ
15の回転時間を計時するタイマーを示す。
【0045】第6実施形態は、タイマー72が計時する現
像ローラ15の回転時間をMPU71がモニターし、その結
果をもとに、露光時間を短縮するように光書き込み装置
70をMPU71が制御するものである。このように露光時
間を制御することにより、静電潜像の状態でドット径を
小さくすることができるので、経時で現像ローラ15上お
よび中間ローラ16上のトナー量が多くなってもドット径
を常に一定に保つことができ、安定した階調性を得るこ
とができる。
【0046】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本実施形態は前述したものに限るものではない。例
えば、本実施形態では現像ローラ9または現像ローラ15
の回転時間を、現像ローラ9または現像ローラ15に印加
するバイアス電源の出力制御、または光書き込み装置の
制御の基準としたが、それに限らずコピー枚数を基準と
しても良い。通常、電子写真記録装置の内部にはコピー
枚数を計数するカウンタが備えられている。このカウン
タを利用することにより、タイマー等、新たに部材を設
ける必要がなくなる。また、第1〜第3実施形態には、
ベルト状の感光体を適用しているが、第4〜第6実施形
態のようにドラム状の感光体を適用しても良い。さら
に、第4実施形態では現像バイアス電源を制御したが、
中間バイアス電源を制御するようにしても良い。
【0047】
【実施例】次に、本実施形態の実施例について説明す
る。
【0048】図7は、第1実施形態の装置におけるビー
ム径および感光体感度から計算される、400dpiの1ドッ
トの3次元図であり、x軸は主走査方向のドットの大き
さ、y軸は副走査方向のドットの大きさ、z軸は感光体
上の表面電位を示す。ここで、現像ローラ9のトナーが
ドクターブレード10によって負帯電とするとすれば、例
えば初期時において現像バイアス電位を−400Vに設定
すると、感光体1表面において−400Vよりプラス側の
電位を有する領域に現像ローラ9からトナーが転移付着
するようになる。
【0049】初期時から現像ローラ9を例えば120時間
回転させた後には、図20(a)に示すようなドットが、図2
0(b)に示すようにドット径が大きくなってくる。そこで
現像バイアスを−300Vになるように制御する。その結
果、図7に示すようにドット径を小さくすることができ
るようになる。なお、現像ローラ9にかけるバイアスの
制御は連続的でも段階的でも構わない。
【0050】図8は第2実施形態の装置におけるビーム
径感光体感度から計算される400dpiの主走査方向の1ド
ットの大きさの計算値を示すグラフ、図9は副走査方向
の1ドットの大きさの計算値を示すグラフであり、縦軸
は感光体上の表面電位、横軸はドットの大きさを示して
いる。図8,図9において、1/1とは露光エネルギー
が初期の設定値の場合、1/2はエネルギーが設定値の
半分の場合を示すものであり、図中には5分の1(1/
5)の場合まで図示してある。図8,図9のグラフによ
り、露光エネルギーを低下させることによって主走査方
向および副走査方向ともにドット径が小さくなることが
分かる。
【0051】初期時の現像バイアス電位VBが−400V、
現像開始電圧(図19のVk1)が0Vであるとすると、感光
体1表面において−400Vよりプラス側の電位を有する
領域に現像ローラ9からトナーが転移付着するようにな
る。通常、露光された感光体1の領域の露光後電位VL
は現像バイアス電位VBよりも高くなり画像部を形成す
る。また、感光体1において未露光の領域の電位は帯電
装置2による帯電電位V Dであり、この帯電電位VDは現
像バイアス電位VBよりも低く、地肌部を形成する。そ
して経時でドット径が大きくなった時に露光エネルギー
を低下させるように制御することにより、静電潜像の状
態でドット径を小さくすることができる。なお、露光エ
ネルギーの制御は連続的でも段階的でも構わない。
【0052】図10は第3実施形態の装置におけるビーム
径感光体感度から計算される400dpiの主走査方向の1ド
ットの大きさの計算値を示すグラフ、図11は副走査方向
の1ドットの計算値を示すグラフであり、縦軸は感光体
上の表面電位、横軸はドットの大きさを示している。図
10,図11において、1/1は露光時間が初期の設定値の
場合、1/2は露光時間が設定値の半分の場合を示すも
のであり、図中には5分の1(1/5)の場合まで図示し
てある。なお、露光エネルギーは図8,図9の1/1の
状態で計算を行った。
【0053】図10,図11のグラフにより、露光時間を短
縮することによって主走査方向および副走査方向ともに
ドット径が小さくなることが分かる。第3実施形態の実
施例は、この現象を利用して経時的に1画素当たりの露
光時間を制御することで、静電潜像の状態でドット径を
一定に保つようにしたものである。
【0054】次に、第4実施形態の実施例について説明
する。図21,図22に示すように経時で現像ローラ15上の
トナー量が増えることにより、中間ローラ16上でもトナ
ー量が増えてしまい、その結果感光体ドラム13への現像
特性が変わってしまうが、中間ローラ16上のトナー量を
支配するパラメータは現像ローラ15上のトナー量のほか
に現像ローラ15と中間ローラ16との間の電位差(Vmid−
Vdev)がある。この電位差(Vmid−Vdev)を小さくする
ことによって、図23に示すように中間ローラ16上のトナ
ー量を減らすことができる。この現象は現像ローラ15上
のトナー量が増えても同じことであり、電位差(Vmid−
Vdev)を小さくすることで中間ローラ16上のトナー量を
減らすことができる。図23に示すように、例えば6万枚
ほどコピーして現像ローラ15のトナー量が多くなった状
態において、現像ローラ15に印加するバイアスを変更し
て電位差(Vmid−Vdev)が100Vになるように制御すれ
ば、初期時とほぼ同じ中間ローラ16上のトナー量が得ら
れることになる。その結果、ドットの大きさを、図25
(b)に示す大きさから図25(a)に示す程度の大きさまで縮
小させることができる。なお、露光時間の制御は連続的
でも段階的でも構わない。
【0055】図12は第5実施形態の装置におけるビーム
径感光体感度から計算される400dpiの主走査方向の1ド
ットの計算値を示すグラフ、図13は副走査方向の1ドッ
トの計算値を示すグラフであり、縦軸は感光体上の表面
電位、横軸はドットの大きさを示している。図12,図13
において、1/1とは露光エネルギーが初期の設定値の
場合、1/2はエネルギーが設定値の半分の場合を示す
ものであり、図中には5分の1(1/5)の場合まで図示
してある。図12,図13のグラフにより、露光エネルギー
を低下させることによって主走査方向および副走査方向
ともにドット径が小さくなることが分かる。
【0056】初期時の中間バイアス電位Vmidが−400
V、現像開始電圧(図24のVk1)が0Vであるとすると、
感光体ドラム13表面において−400Vよりプラス側の電
位を有する領域に現像ローラ15からトナーが転移付着す
るようになる。通常、露光された感光体ドラム13の領域
の露光後電位VLは中間バイアス電位Vmidよりも高くな
り画像部を形成する。また、感光体ドラム13において未
露光の領域の電位は帯電装置2による帯電電位VDであ
り、この帯電電位VDは中間バイアス電位Vmidよりも低
く、地肌部を形成する。そして経時でドット径が大きく
なった時に露光エネルギーを制御することにより、静電
潜像の状態でドット径を小さくすることができる。
【0057】図14は第6実施形態の装置におけるビーム
径感光体感度から計算される400dpiの主走査方向の1ド
ットの計算値を示すグラフ、図15は副走査方向の1ドッ
トの計算値を示すグラフであり、縦軸は感光体上の表面
電位、横軸は線幅を示している。図14,図15において、
1/1は露光時間が初期の設定値の場合、1/2は露光
時間が設定値の半分の場合を示すものであり、図中には
5分の1(1/5)の場合まで図示してある。なお、露光
エネルギーは図12,図13の1/1の状態で計算を行っ
た。
【0058】図14,図15のグラフにより、露光時間を短
縮することによって主走査方向および副走査方向ともに
ドット径が小さくなることが分かる。第6実施形態の実
施例は、この現象を利用して経時的に1画素当たりの露
光時間を制御することで、静電潜像の状態でドット径を
一定に保つようにしたものである。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、経時で現像ローラ上のトナー量が多くなるに
も関わらず、トナー像の濃度を常に一定に保つことがで
きるために、安定した階調性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電子写真記録装置の概
要を示す説明図である。
【図2】本発明の第2実施形態の電子写真記録装置の概
要を示す説明図である。
【図3】本発明の第3実施形態の電子写真記録装置の概
要を示す説明図である。
【図4】本発明の第4実施形態の電子写真記録装置の概
要を示す説明図である。
【図5】本発明の第5実施形態の電子写真記録装置の概
要を示す説明図である。
【図6】本発明の第6実施形態の電子写真記録装置の概
要を示す説明図である。
【図7】第1実施形態の装置におけるビーム径および感
光体感度から計算される、400dpiの1ドットの3次元図
である。
【図8】第2実施形態の装置におけるビーム径感光体感
度から計算される400dpiの主走査方向の1ドットの大き
さの計算値を示すグラフである。
【図9】第2実施形態の装置におけるビーム径感光体感
度から計算される400dpiの副走査方向の1ドットの大き
さの計算値を示すグラフである。
【図10】第3実施形態の装置におけるビーム径感光体
感度から計算される400dpiの主走査方向の1ドットの計
算値を示すグラフである。
【図11】第3実施形態の装置におけるビーム径感光体
感度から計算される400dpiの副走査方向の1ドットの大
きさの計算値を示すグラフである。
【図12】第5実施形態の装置におけるビーム径感光体
感度から計算される400dpiの主走査方向の1ドットの計
算値を示すグラフである。
【図13】第5実施形態の装置におけるビーム径感光体
感度から計算される400dpiの副走査方向の1ドットの大
きさの計算値を示すグラフである。
【図14】第6実施形態の装置におけるビーム径感光体
感度から計算される400dpiの主走査方向の1ドットの計
算値を示すグラフである。
【図15】第6実施形態の装置におけるビーム径感光体
感度から計算される400dpiの副走査方向の1ドットの計
算値を示すグラフである。
【図16】従来の電子写真記録装置の一例を示す構成図
である。
【図17】従来の電子写真記録装置の他例を示す構成図
である。
【図18】現像ローラの回転総時間に対する現像ローラ
上のトナー量を示すグラフである。
【図19】初期時および6万枚の画像記録後における、
現像ローラと感光体との電位差に対する感光体上のトナ
ー量を示すグラフである。
【図20】図16に示す装置によって形成されたドットの
大きさを示す説明図である。
【図21】図17の装置における経時の現像ローラ上のト
ナー量を示すグラフである。
【図22】図17の装置における経時の中間ローラ上のト
ナー量を示すグラフである。
【図23】初期時および6万枚の画像記録後における、
現像ローラと中間ローラとの電位差(Vmid−Vdev)に対
する中間ローラ上のトナー量を示すグラフである。
【図24】初期時および6万枚の画像記録後における、
中間ローラと感光体ドラムとの電位差に対する感光体上
のトナー量を示すグラフである。
【図25】図17に示す装置によって形成されたドットの
大きさを示す説明図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…帯電装置、 3,30,40,60,70…
光書き込み装置、 4…現像装置、 5…転写装置、
6…クリーニング装置、 7…除電装置、 8…ロー
ラ、 9…現像ローラ、 10,17…ドクターブレード、
11,18…現像ホッパ、 12,21…バイアス電源、 13
…感光体ドラム、 14…現像装置、 15…第1トナー搬
送ローラである現像ローラ、 16…中間ローラ、 19,
50…現像ローラバイアス電源(現像バイアス電源)、 20
…中間ローラバイアス電源(中間バイアス電源)、 22,
31,41,51,61,71…MPU、 23,32,42,52,62,
72…タイマー。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電潜像を
    形成させる光書き込み装置と、前記像担持体に当接しか
    つ表面にトナーを担持する現像ローラおよびこの現像ロ
    ーラ表面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させ
    るトナー規制ブレードを有する現像装置と、前記現像ロ
    ーラにバイアスを印加して前記現像ローラ表面のトナー
    を前記静電潜像に転移させてトナー像を形成させる現像
    バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写
    装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記現像バイアス電源の印加出力を可変とし、前記現像
    ローラの回転総時間に応じて前記現像バイアス電源の印
    加出力を制御する制御手段を設けたことを特徴とする電
    子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電潜像を
    形成させる光書き込み装置と、前記像担持体に当接しか
    つ表面にトナーを担持する現像ローラおよびこの現像ロ
    ーラ表面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させ
    るトナー規制ブレードを有する現像装置と、前記現像ロ
    ーラにバイアスを印加して前記現像ローラ表面のトナー
    を前記静電潜像に転移させてトナー像を形成させる現像
    バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写
    装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記現像バイアス電源の印加出力を可変とし、トナー像
    が転写された用紙の枚数に応じて前記現像バイアス電源
    の印加出力を制御する制御手段を設けたことを特徴とす
    る電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して静
    電潜像を形成させる光書き込み装置と、前記像担持体に
    当接しかつ表面にトナーを担持する現像ローラおよびこ
    の現像ローラ表面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄
    層化させるトナー規制ブレードを有する現像装置と、前
    記現像ローラにバイアスを印加して前記現像ローラ表面
    のトナーを前記静電潜像に転移させてトナー像を形成さ
    せる現像バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写さ
    せる転写装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置の露光エネルギーを可変とし、前記
    現像ローラの回転総時間に応じて前記光書き込み装置の
    露光エネルギーを制御する制御手段を設けたことを特徴
    とする電子写真記録装置。
  4. 【請求項4】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して静
    電潜像を形成させる光書き込み装置と、前記像担持体に
    当接しかつ表面にトナーを担持する現像ローラおよびこ
    の現像ローラ表面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄
    層化させるトナー規制ブレードを有する現像装置と、前
    記現像ローラにバイアスを印加して前記現像ローラ表面
    のトナーを前記静電潜像に転移させてトナー像を形成さ
    せる現像バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写さ
    せる転写装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置の露光エネルギーを可変とし、トナ
    ー像が転写された用紙の枚数に応じて前記光書き込み装
    置の露光エネルギーを制御する制御手段を設けたことを
    特徴とする電子写真記録装置。
  5. 【請求項5】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して静
    電潜像を形成させる光書き込み装置と、前記像担持体に
    当接しかつ表面にトナーを担持する現像ローラおよびこ
    の現像ローラ表面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄
    層化させるトナー規制ブレードとを有する現像装置と、
    前記現像ローラにバイアスを印加して前記現像ローラ表
    面のトナーを前記静電潜像に転移させてトナー像を形成
    させる現像バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写
    させる転写装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置における1画素当たりの露光時間を
    可変とし、前記現像ローラの回転総時間に応じて前記光
    書き込み装置の露光時間を制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする電子写真記録装置。
  6. 【請求項6】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して静
    電潜像を形成させる光書き込み装置と、前記像担持体に
    当接しかつ表面にトナーを担持する現像ローラおよびこ
    の現像ローラ表面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄
    層化させるトナー規制ブレードを有する現像装置と、前
    記現像ローラにバイアスを印加して前記現像ローラ表面
    のトナーを前記静電潜像に転移させてトナー像を形成さ
    せる現像バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写さ
    せる転写装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置における1画素当たりの露光時間を
    可変とし、トナー像が転写された用紙の枚数に応じて前
    記光書き込み装置の露光時間を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする電子写真記録装置。
  7. 【請求項7】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電潜像を
    形成させる光書き込み装置と、表面にトナーを担持する
    第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送ローラおよ
    び前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送ローラ表面
    のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナー搬送ロー
    ラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表面のトナー
    量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナー規制ブレ
    ードを有する現像装置と、前記第1トナー搬送ローラに
    バイアスを印加して前記第1トナー搬送ローラ表面のト
    ナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させてトナー層
    を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス電源と、前
    記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加して前記第2
    トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に転移させて
    トナー像を形成させる第2トナー搬送ローラバイアス電
    源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写装置とを備
    えた電子写真記録装置において、 前記第1トナー搬送ローラバイアス電源または前記第2
    トナー搬送ローラバイアス電源の印加出力を可変とし、
    前記現像ローラの回転総時間に応じて前記第1トナー搬
    送ローラバイアス電源または前述のように可変とした前
    記第2トナー搬送ローラバイアス電源の印加出力を制御
    する制御手段を設けたことを特徴とする電子写真記録装
    置。
  8. 【請求項8】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電潜像を
    形成させる光書き込み装置と、表面にトナーを担持する
    第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送ローラおよ
    び前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送ローラ表面
    のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナー搬送ロー
    ラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表面のトナー
    量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナー規制ブレ
    ードを有する現像装置と、前記第1トナー搬送ローラに
    バイアスを印加して前記第1トナー搬送ローラ表面のト
    ナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させてトナー層
    を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス電源と、前
    記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加して前記第2
    トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に転移させて
    トナー像を形成させる第2トナー搬送ローラバイアス電
    源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写装置とを備
    えた電子写真記録装置において、 前記第1トナー搬送ローラバイアス電源または前記第2
    トナー搬送ローラバイアス電源の印加出力を可変とし、
    トナー像が転写された用紙の枚数に応じて前記第1トナ
    ー搬送ローラバイアス電源または前述のように可変とし
    た前記第2トナー搬送ローラバイアス電源の印加出力を
    制御する制御手段を設けたことを特徴とする電子写真記
    録装置。
  9. 【請求項9】 像担持体と、この像担持体の表面を帯電
    させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して静
    電潜像を形成させる光書き込み装置と、表面にトナーを
    担持する第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送ロ
    ーラおよび前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送ロ
    ーラ表面のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナー
    搬送ローラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表面
    のトナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナー
    規制ブレードを有する現像装置と、前記第1トナー搬送
    ローラにバイアスを印加して前記第1トナー搬送ローラ
    表面のトナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させて
    トナー層を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス電
    源と、前記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加して
    前記第2トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に転
    移させてトナー像を形成させる第2トナー搬送ローラバ
    イアス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写装
    置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置の露光エネルギーを可変とし、前記
    現像ローラの回転総時間に応じて前記光書き込み装置の
    露光エネルギーを制御する制御手段を設けたことを特徴
    とする電子写真記録装置。
  10. 【請求項10】 像担持体と、この像担持体の表面を帯
    電させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して
    静電潜像を形成させる光書き込み装置と、表面にトナー
    を担持する第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送
    ローラおよび前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送
    ローラ表面のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナ
    ー搬送ローラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表
    面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナ
    ー規制ブレードを有する現像装置と、前記第1トナー搬
    送ローラにバイアスを印加して前記第1トナー搬送ロー
    ラ表面のトナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させ
    てトナー層を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス
    電源と、前記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加し
    て前記第2トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に
    転移させてトナー像を形成させる第2トナー搬送ローラ
    バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写
    装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置の露光エネルギーを可変とし、トナ
    ー像が転写された用紙の枚数に応じて前記光書き込み装
    置の露光エネルギーを制御する制御手段を設けたことを
    特徴とする電子写真記録装置。
  11. 【請求項11】 像担持体と、この像担持体の表面を帯
    電させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して
    静電潜像を形成させる光書き込み装置と、表面にトナー
    を担持する第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送
    ローラおよび前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送
    ローラ表面のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナ
    ー搬送ローラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表
    面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナ
    ー規制ブレードを有する現像装置と、前記第1トナー搬
    送ローラにバイアスを印加して前記第1トナー搬送ロー
    ラ表面のトナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させ
    てトナー層を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス
    電源と、前記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加し
    て前記第2トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に
    転移させてトナー像を形成させる第2トナー搬送ローラ
    バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写
    装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置における1画素当たりの露光時間を
    可変とし、前記現像ローラの回転総時間に応じて前記光
    書き込み装置の露光時間を制御する制御手段を設けたこ
    とを特徴とする電子写真記録装置。
  12. 【請求項12】 像担持体と、この像担持体の表面を帯
    電させる帯電装置と、帯電した前記像担持体を露光して
    静電潜像を形成させる光書き込み装置と、表面にトナー
    を担持する第1トナー搬送ローラ、この第1トナー搬送
    ローラおよび前記像担持体に当接しかつ第1トナー搬送
    ローラ表面のトナーを前記像担持体に搬送する第2トナ
    ー搬送ローラ、ならびに、前記第1トナー搬送ローラ表
    面のトナー量を規制しかつ該トナーを薄層化させるトナ
    ー規制ブレードを有する現像装置と、前記第1トナー搬
    送ローラにバイアスを印加して前記第1トナー搬送ロー
    ラ表面のトナーを前記第2トナー搬送ローラに転移させ
    てトナー層を形成させる第1トナー搬送ローラバイアス
    電源と、前記第2トナー搬送ローラにバイアスを印加し
    て前記第2トナー搬送ローラ表面のトナーを静電潜像に
    転移させてトナー像を形成させる第2トナー搬送ローラ
    バイアス電源と、前記トナー像を用紙に転写させる転写
    装置とを備えた電子写真記録装置において、 前記光書き込み装置における1画素当たりの露光時間を
    可変とし、トナー像が転写された用紙の枚数に応じて前
    記光書き込み装置の露光時間を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする電子写真記録装置。
JP8069901A 1996-03-26 1996-03-26 電子写真記録装置 Pending JPH09258534A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5970280A (en) * 1997-09-18 1999-10-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a developing bias control unit
US6026255A (en) * 1996-11-22 2000-02-15 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2008209847A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2015022139A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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