JP4183149B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の印刷装置に係わり、特に帯電電位の安定化を図った印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の印刷装置は、印刷速度や画質等の点で他の方式に比べて有利な点が多く、広くプリンタや複写機として利用されている。この方式では、感光ドラムを一定の電位に帯電させ、露光装置により感光ドラム上に静電潜像を形成し、静電潜像を現像器によって現像してトナー像を形成し、そのトナー像を用紙上に転写することによって印刷を行う。感光ドラムを帯電するために、感光ドラムには帯電ローラを圧接し、帯電ローラを通じて一定の直流電圧を印加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
感光ドラムの電位は、印刷中様々に変化する。感光ドラムを露光する直前に、帯電ローラによって感光ドラムを一定電位に帯電させるが、様々な環境上の原因によって感光ドラムの帯電電位が変動することがある。例えば、低温低湿の環境では、帯電電位がやや高めになり、高温高湿時には帯電電位がやや低めになる。こうした変動があると、印刷画像の濃度にばらつきが生じたり、本来白地部分であるべき箇所にトナーが付着する、いわゆるかぶり現象が生じる原因となっていた。
【0004】
また、トナーの帯電特性や帯電ローラと感光ドラムとの間の電位差等の影響によって、感光ドラム上のトナーが帯電ローラ側に移って帯電ローラ外周面に付着することがある。この場合には、帯電開始電圧が低くなり、感光ドラムの帯電電位が標準値よりも高くなってしまうという問題があった。
【0005】
また、こうして帯電ローラ外周面に付着したトナーが機械的な圧力を受けて潰れ、帯電ローラ外周面に膜を形成する、フィルミング現象が発生することがある。この場合には、帯電開始電圧が大きくなり、ドラムの帯電電位が標準よりも低くなってしまう。
【0006】
また、帯電ローラと感光ドラムの接点では、トナーの大量付着を防止するために一定の周速差が与えられ、スリップを生じさせている。この場合、両者の摩擦によって摩擦帯電が生じる。これも、帯電開始電圧の変動原因となる。これは、帯電ローラの材質によって様々に変化する。
【0007】
以上のように、様々な原因で帯電開始電圧が変動すると、感光ドラムの帯電電位を一定に保つことができず、印刷画質を低下させる原因になっていた。また、こうした問題を解決するために帯電ローラの材質改善等を図ると、帯電ローラのコストアップにつながる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
回転可能に設けられた感光ドラムと、上記感光ドラムに静電潜像を形成する露光部と、上記露光部より上記感光ドラムの回転方向上流側で上記感光ドラムに対向して設けられ、上記感光ドラムを帯電する帯電部と、上記露光部より上記感光ドラムの回転方向下流側で上記感光ドラムに対向して設けられ、上記感光ドラムに現像剤を供給する現像剤供給部と、上記現像剤供給部に電圧を印加する供給電源部と、上記帯電部の帯電開始電圧を測定する帯電開始電圧測定部と、上記帯電開始電圧測定部で測定された上記帯電開始電圧に応じて上記帯電部の印加電圧を選択し、上記帯電部に該印加電圧を印加して上記感光ドラムへの帯電を開始する帯電電源部とを含み、上記帯電開始電圧測定部は、上記帯電開始電圧を測定するとき、上記感光ドラムを上記露光部全面で露光させるとともに、上記現像剤供給部に上記供給電源部により上記現像剤の帯電極性と逆極性の電位を印加させることを特徴とする印刷装置。
【0009】
〈構成2〉
構成1に記載の印刷装置において、上記帯電開始電圧測定部は、上記露光部により除電後の上記感光ドラムに上記帯電部から可変電圧を印加して、帯電電流が流れる状態と流れない状態の境界の電圧を求めることにより、上記帯電部の帯電開始電圧を測定することを特徴とする印刷装置。
【0010】
〈構成3〉
構成1に記載の印刷装置において、上記帯電開始電圧の測定は、上記感光ドラムにおいて、上記露光部が露光した箇所が、上記帯電部と対向する位置に移動してから開始することを特徴とする印刷装置。
【0011】
〈構成4〉
構成1に記載の印刷装置において、帯電電源部は、基準状態における帯電開始電圧をVth0とし、帯電開始電圧測定部の測定した帯電開始電圧をVthとし、基準状態における印加電圧を基準印加電圧をV0としたとき、演算式Vch=V0−(Vth0−Vth)により求めた印加電圧Vchを選択することを特徴とする印刷装置。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
〈具体例〉
図1は、本発明による印刷装置のブロック図である。
この装置は、帯電ローラ1によって図示しない感光ドラムを帯電させる。帯電ローラ1には、帯電電源3が接続され、帯電電源制御回路12により帯電電圧が制御される構成となっている。帯電電源3と帯電ローラ1との間には、帯電電流を測定するための検出抵抗13が挿入されている。なお、帯電電圧決定のための後で説明する演算処理は、電源用CPU14により実行されて、帯電電源制御回路12が制御される構成となっている。
【0013】
また、本発明において新たに設けられた帯電開始電圧測定部20には、一対のA/Dコンバータ15とコンパレータ16とが設けられている。これらによって、検出抵抗13の両端の電圧をディジタル信号に変換し、電源用CPU14に供給する構成となっている。検出抵抗13の両端の電圧からその電位差を求めれば、帯電電流の換算ができる。この演算も、電源用CPU14が行うように構成されている。
【0014】
また、現像ローラ7には現像電源18が接続され、現像電源制御回路17によって現像電圧が制御される構成となっている。転写ローラには転写電源24が接続され、転写電源制御回路19によって転写電圧が制御される構成となっている。
【0015】
更に、感光ドラムを露光するためのLEDヘッド5には、LEDヘッド制御回路21が接続されて印刷用の画像データが供給されるように構成されている。なお、このLEDヘッド5は、後で説明するように、帯電開始電圧を測定前に、感光ドラムを露光して除電する露光用ヘッドとして利用する。印刷装置全体は、メインCPU22によって制御され、メインスイッチ23はその電源スイッチである。
【0016】
図2には、上記のような印刷装置のプリントエンジン機構図を示す。
図に示すように、この電子写真式印刷装置のプリントエンジンには、図に示すような機構が設けられる。中央には、感光ドラム4が配置されている。感光ドラム4の外周には、LEDヘッド5、現像ローラ7、転写ローラ9、クリーニングローラ11及び帯電ローラ1が順に配置されている。
【0017】
現像ローラ7には、現像ブレード6が接するように配置され、トナー8を現像ローラ7の表面に薄く付着させるように機能している。用紙10は、感光ドラム4と転写ローラ9の間に搬送される。帯電ローラ1には、図1に示した帯電電源3が接続されている。
【0018】
また、帯電ローラ1の外周には、補助ローラ2が外接するように回転支持されている。この補助ローラ2には、帯電電源3から同電位の電圧が供給されている。このプリントエンジンの印刷時の動作は従来装置と同様である。即ち、感光ドラム4が帯電ローラ1によって一定の電位に帯電されると、LEDヘッド5によって感光ドラム4が露光され、印刷用の画像データに対応する静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ローラ7によって現像され、感光ドラム4の外周面にトナー8が付着して、トナー像が形成される。このトナー像は、転写ローラ9と感光ドラム4との間で用紙10に転写される。用紙10は、図示しない定着器によって定着処理される。
【0019】
クリーニングローラ11は、転写処理後の残留トナーを感光ドラム4から除去するために設けられている。こうしたクリーニング処理の後、帯電ローラ1が感光ドラム4に一定の帯電電流を供給して帯電処理を行う。なお、トナーの帯電特性やその他の原因で、クリーニング後も感光ドラム外周面にトナーが付着したまま帯電ローラ1と接触する。これにより、そのトナーが帯電ローラ1の外周面に付着して、既に説明したような弊害をもたらす。
【0020】
ここで、本発明の印刷装置は、帯電ローラによる帯電処理を開始する前に、図1の帯電開始電圧測定部20によって帯電ローラ1の帯電開始電圧を測定する。この帯電開始電圧測定のために、図1に示した検出抵抗13が使用される。
【0021】
図3は、上記のような印刷装置の動作フローチャートである。また、図4は、印刷装置の動作タイミングチャートである。
この2つの図を参照しながら、上記の装置の動作を説明する。
まず、ステップS1において、図1に示したメインスイッチ23をオンする(図4(a)時刻t1)。次のステップS2で、メインCPU22は、図示しないメインモータをオンし、ステップS3において、図2に示した感光ドラム4の回転を開始させる。なお、これらの動作は連動しているので、時刻t1に同時に開始する。
【0022】
更に、これに連動して時刻t1に、(c)に示したように、図1に示した帯電電源3をオンし、帯電ローラ1に所定の帯電電圧を印加する。このタイミングもメインスイッチと連動させる。時刻t1から時刻t2までの時間は、感光ドラム4の全周面を帯電電源3により帯電させるために、少なくとも感光ドラム4が1周回転するだけの時間とする。その後時刻t2のタイミングで、ステップS5において、(b)に示したように図2に示したLEDヘッド5をオンして、感光ドラム4の全面を露光する処理を開始する。
【0023】
こうして、図2に示す感光ドラム4がLEDヘッド5によって全面露光され、感光ドラム4の表面電位が0ボルトになるように調整される。
【0024】
次に、ステップS6において、現像電源18(図1)をオンする。そのオンタイミングは、図4(d)に示すように、時刻t3である。時刻t2から時刻t3までの時間T5は、感光ドラム4のLEDヘッド5により露光された部分が現像ローラ7に達するまでの時間に設定しておく。時刻t3以後は現像ローラ7をプラス電位にする。露光されて表面電位が0ボルトになった感光ドラム4の上に現像ローラ7からトナーが移動するのを防止するためである。また、図4(e)に示す転写電圧も、マイナスの所定電圧に保持しておく。
【0025】
次のステップS7では、帯電開始電圧の測定を行う。この測定は、図4の時刻t4からt5の間の時間T3で行われる。また、時刻t3から時刻t4までの時間T2は、時刻t2に感光ドラム4がLEDヘッドによって露光された部分が帯電ローラ1に達するまでの時間である。時間T3は、帯電開始電圧Vthを検出するための時間である。なお、この時間T3の間は、帯電電源3の印加電圧を少しずつ下げていくように変化させる。測定方法の詳細は後で説明する。
【0026】
帯電開始電圧の測定が終了すると、時刻t5のタイミングで、ステップS8において、帯電電源3をオフし、LEDヘッド5をオフする。そして、測定された帯電開始電圧に応じた印加電圧を計算し、時刻t6に、その印加電圧を帯電電源3から帯電ローラ1に供給し、帯電を開始する。時間T4は、この計算と印加電圧の選択に要する時間である。
【0027】
即ち、ステップS9で、印加電圧を計算し、ステップS10で、帯電電源をオンする。そして、ステップS11の時刻t7で、現像電源をオフし、帯電に続いて印刷処理等が実行される。時間T6は、帯電ローラによって帯電された感光ドラム4の部分が現像ローラ7に達するまでの時間である。なお、図1に示したメインCPU22は、図2に示した転写ローラ9とともに、図2に示したクリーニングローラ11にも上記帯電開始電圧測定中、支障のないような電圧を供給するよう制御している。
【0028】
図5には、帯電開始電圧測定方法の説明図を示す。
図のグラフの縦軸は、図1に示した検出抵抗13の抵抗値とこれに流れる帯電電流の積を示す。この値を検出抵抗の電圧降下である。Pは帯電開始電圧の測定を始める際の電圧降下である。図の左側には、帯電電源3の印加電圧を示す。
図1に示した検出抵抗13は、帯電ローラ1の帯電性能に影響がないように、帯電ローラ1の電気抵抗より十分に小さい1〜100キロオーム程度の値に選定しておく。この検出抵抗13を流れる帯電電流はその両端の端子電圧に変換されて、既に説明した要領で電源用CPU14に送り込まれる。
【0029】
電源用CPU14は、帯電ローラ1の印加電圧を−1350ボルトから次第に0ボルトに近付くように変化させる。このとき、検出抵抗13の電圧降下は、図5示すように次第に減少する。帯電電源3の印加電圧がVthのタイミングで帯電電流が0マイクロアンペアとなる。このときの印加電圧Vthは即ち帯電開始電圧である。このような測定は、帯電電流が流れる状態と流れない状態の境界の電圧を求めればよい。従って、帯電電流が流れない状態から印加電圧を変化させ、帯電電流が流れ始めるときの印加電圧を帯電開始電圧として測定しても良い。
【0030】
次に、電源用CPU14の動作について説明する。電源用CPU14は、検出した帯電開始電圧Vthと予め設定しておいた基準状態における基準帯電開始電圧Vth0との差を計算する。この差は、帯電ローラ1へのトナーの付着やその他の環境条件の変化によって生じるものである。基準帯電開始電圧を、例えば−550ボルトとすれば、帯電電源3の基準状態における印加電圧をV0として、実際に帯電ローラ1に供給すべき印加電圧Vchは次の式により求めることができる。
Vch=V0−(Vth0−Vth)=−1350ボルト−(−550−Vth)
【0031】
実際には、このVthは例えば−550ボルト±100ボルト程度の範囲で変動する。従って、帯電ローラ1に供給すべき印加電圧Vchには、例えば−1250ボルト〜−1450ボルトの範囲の値が選択される。このような帯電開始電圧に応じた印加電圧Vchを帯電ローラ1に供給することによって、常に目的とする−800ボルトに感光ドラムを帯電させることが可能になる。なお、このように、帯電ローラの印加電圧によって、感光ドラムの帯電電位が制御できるのは、帯電ローラと感光ドラムとが接しながら一定の速度で感光ドラムを回転させるため、感光ドラムを帯電させるための時間は印加電圧に関わらず一定のためである。従って、単位時間当たりに流れる帯電電流を制御すれば感光ドラムの帯電電位が調整できる。
【0032】
図6〜図9には、上記の方法を実施したことによる効果を説明するためのグラフを示した。
図6は、感光ドラム電位の湿度変化説明図である。
図の縦軸は感光ドラム電位Vdを示し、横軸は帯電ローラの印加電圧を示す。基準となる湿度下で、印加電圧V0で帯電を行うと、感光ドラムの電位が−800ボルトとなる。ところが、環境湿度が低い場合には、帯電開始電圧Vthlが基準となる帯電開始電圧Vth0よりも高くなる。環境湿度が高い場合には、帯電開始電圧Vthhが基準となる帯電開始電圧Vth0よりも低くなる。ここで、前回と同様に、印加電圧V0で帯電を行うと、感光ドラムの電位が−800ボルト以上あるいは以下になってしまう。従って、環境湿度が低い場合にはより高い印加電圧を選択し、環境湿度が高い場合には、より低い印加電圧を選択する。
【0033】
図7には、感光ドラム電位の付着トナーによる変化説明図を示す。
図の縦軸は感光ドラム電位Vdを示し、横軸は帯電ローラの印加電圧を示す。例えば、帯電ローラにトナーが付着する前は、帯電開始電圧がVth0である。このとき、印加電圧V0で帯電を行うと、感光ドラムの電位が−800ボルトとなる。ところが、帯電ローラにトナーが付着すると、帯電開始電圧がVthに下がる。ここで、前回と同様に、印加電圧V0で帯電を行うと、感光ドラムの電位が−800ボルト以上になってしまう。従って、図の矢印に示すように、より低い印加電圧を選択する。
【0034】
図8には、感光ドラム電位の印刷枚数による変化説明図を示す。
印刷装置の使用開始時には、帯電開始電圧がVth0であったものが、2万枚程度の印刷を行うと、帯電開始電圧がVthとなる。ここで、基準のV0の印加電圧で帯電を行うと、感光ドラムの帯電電位が−800ボルト以下になってしまう。従って、V0以上の印加電圧で帯電を行うようにして、感光ドラムを−800ボルトに帯電する。
【0035】
図9には、感光ドラム電位の帯電ローラ材質による変化説明図を示す。
この図の場合にも、トナー付着前はVth0という帯電開始電圧であったものが、トナー付着後は帯電開始電圧がVthになる。従って、印加電圧をV0より低い電圧とし、感光ドラムを適正な電圧に帯電させる。
【0036】
本発明は以上の実施例に限定されない。上記帯電ローラ1の帯電開始電圧を測定する回路は、検出抵抗を使用する方法以外に、よく知られた電圧や電流検出回路に置き換えることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明した本発明の印刷装置は、帯電ローラの帯電開始電圧を測定する帯電開始電圧測定部と、帯電開始電圧に応じた帯電ローラの印加電圧を選択して、感光ドラムの帯電を開始する帯電電源を設けたので、環境条件が様々に変化したとしても、感光ドラムを常に一定の電圧に帯電させることができる。これによって、印刷品質を安定化させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷装置のブロック図である。
【図2】プリントエンジン機構図である。
【図3】印刷装置の動作フローチャートである。
【図4】印刷装置の動作タイミングチャートである。
【図5】帯電開始電圧測定方法説明図である。
【図6】感光ドラム電位の湿度変化説明図である。
【図7】感光ドラム電位の付着トナーによる変化説明図である。
【図8】感光ドラム電位の印刷枚数による変化説明図である。
【図9】感光ドラム電位の帯電ローラ材質による変化説明図である。
【符号の説明】
1 帯電ローラ
3 帯電電源
5 LEDヘッド
13 検出抵抗
14 電源用CPU
20 帯電開始電圧測定部
22 メインCPU
Claims (4)
- 回転可能に設けられた感光ドラムと、
前記感光ドラムに静電潜像を形成する露光部と、
前記露光部より前記感光ドラムの回転方向上流側で前記感光ドラムに対向して設けられ、前記感光ドラムを帯電する帯電部と、
前記露光部より前記感光ドラムの回転方向下流側で前記感光ドラムに対向して設けられ、前記感光ドラムに現像剤を供給する現像剤供給部と、
前記現像剤供給部に電圧を印加する供給電源部と、
前記帯電部の帯電開始電圧を測定する帯電開始電圧測定部と、
前記帯電開始電圧測定部で測定された前記帯電開始電圧に応じて前記帯電部の印加電圧を選択し、前記帯電部に該印加電圧を印加して前記感光ドラムへの帯電を開始する帯電電源部とを含み、
前記帯電開始電圧測定部は、前記帯電開始電圧を測定するとき、
前記感光ドラムを前記露光部全面で露光させるとともに、前記現像剤供給部に前記供給電源部により前記現像剤の帯電極性と逆極性の電位を印加させる、
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記帯電開始電圧測定部は、
前記露光部により除電後の前記感光ドラムに前記帯電部から可変電圧を印加して、帯電電流が流れる状態と流れない状態の境界の電圧を求めることにより、前記帯電部の帯電開始電圧を測定することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記帯電開始電圧の測定は、
前記感光ドラムにおいて、前記露光部が露光した箇所が、前記帯電部と対向する位置に移動してから開始する、
ことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
帯電電源部は、
基準状態における帯電開始電圧をVth0とし、帯電開始電圧測定部の測定した帯電開始電圧をVthとし、基準状態における印加電圧を基準印加電圧をV0としたとき、
演算式Vch=V0−(Vth0−Vth)により求めた印加電圧Vchを選択することを特徴とする印刷装置。
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