JPH07248654A - 画像形成装置の送風制御装置 - Google Patents
画像形成装置の送風制御装置Info
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- JPH07248654A JPH07248654A JP6040947A JP4094794A JPH07248654A JP H07248654 A JPH07248654 A JP H07248654A JP 6040947 A JP6040947 A JP 6040947A JP 4094794 A JP4094794 A JP 4094794A JP H07248654 A JPH07248654 A JP H07248654A
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- pulse wave
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同型のファンを複数個用いても共振を発生せ
ず騒音を低減することができる冷却装置の送風制御装置
を提供する。 【構成】 直流モータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′を有
する同型のファン(7-1),(7-2),(7-3)を複数個具えた
画像形成装置1にパルス発生手段と、直流モータを回転
駆動する駆動手段とを設け、パルス発生手段は、パルス
幅を変化させてその実効値を変化させたパルス波を直流
モータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′の数だけ発生し、こ
れらのパルス波が入力された駆動手段は、パルス波に対
応して複数の直流モータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′を
それぞれ回転数を異ならせて回転させる。
ず騒音を低減することができる冷却装置の送風制御装置
を提供する。 【構成】 直流モータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′を有
する同型のファン(7-1),(7-2),(7-3)を複数個具えた
画像形成装置1にパルス発生手段と、直流モータを回転
駆動する駆動手段とを設け、パルス発生手段は、パルス
幅を変化させてその実効値を変化させたパルス波を直流
モータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′の数だけ発生し、こ
れらのパルス波が入力された駆動手段は、パルス波に対
応して複数の直流モータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′を
それぞれ回転数を異ならせて回転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置の送風
制御装置に関する。
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置の複数の冷却
ファンをもつ冷却装置の送風制御装置20には、図9に示
すように、光学装置冷却ファンモータ21,22と、搬送こ
ろモータ23と、定着装置冷却ファンモータ24とを具え、
定着装置冷却ファンモータ24に直列に挿入されたブリー
ダ抵抗25を挿入し、ブリーダ抵抗25と前記モータ24との
接続点からトランジスタ26のコレクタへ順方向となるよ
うにダイオード27を接続し、コピー動作時には動作切換
制御装置からの信号により、入力端子AがHレベルにな
りトランジスタ26がオンして各モータ21,22,23,24が
動作し、コピー動作が終了すると入力端子AがLレベル
になりトランジスタ26がオフしてモータ21,22,23を停
止させ、モータ24はブリーダ抵抗25によって電圧が分圧
されて回転数が下がった状態で動作し、待機時に騒音を
低下させるものが実開昭59-114563号公報に開示され公
知となっている。
ファンをもつ冷却装置の送風制御装置20には、図9に示
すように、光学装置冷却ファンモータ21,22と、搬送こ
ろモータ23と、定着装置冷却ファンモータ24とを具え、
定着装置冷却ファンモータ24に直列に挿入されたブリー
ダ抵抗25を挿入し、ブリーダ抵抗25と前記モータ24との
接続点からトランジスタ26のコレクタへ順方向となるよ
うにダイオード27を接続し、コピー動作時には動作切換
制御装置からの信号により、入力端子AがHレベルにな
りトランジスタ26がオンして各モータ21,22,23,24が
動作し、コピー動作が終了すると入力端子AがLレベル
になりトランジスタ26がオフしてモータ21,22,23を停
止させ、モータ24はブリーダ抵抗25によって電圧が分圧
されて回転数が下がった状態で動作し、待機時に騒音を
低下させるものが実開昭59-114563号公報に開示され公
知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の冷
却装置の送風制御装置において、冷却を必要とする各部
に同型のファンを複数個使用して、同一の電源で回転さ
せているので、ファン同士が特定周波数においてそれぞ
れが固有振動を起こして相互間に共振し、騒音が増加す
るという問題がある。
却装置の送風制御装置において、冷却を必要とする各部
に同型のファンを複数個使用して、同一の電源で回転さ
せているので、ファン同士が特定周波数においてそれぞ
れが固有振動を起こして相互間に共振し、騒音が増加す
るという問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の画像形成装置における冷却装置の送風装置のもつ問
題を解消し、同型のファンを複数個用いても共振を発生
せず騒音を低減することができる冷却装置の送風制御装
置を提供するにある。
来の画像形成装置における冷却装置の送風装置のもつ問
題を解消し、同型のファンを複数個用いても共振を発生
せず騒音を低減することができる冷却装置の送風制御装
置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、直流モー
タを有する同型のファンを複数個具えた画像形成装置に
おいて、パルス発生手段と、直流モータを回転駆動する
駆動手段とを設け、パルス発生手段は、パルス幅を変化
させてその実効値を変化させたパルス波を前記直流モー
タの数だけ発生し、これらのパルス波が入力された前記
駆動手段は、前記パルス波に対応して前記複数の直流モ
ータをそれぞれ回転数を異ならせて回転させることを特
徴とするものである。請求項2の発明は、請求項1の発
明において、直流モータを有する同型のファンを複数個
具え、パルス発生手段は、直流モータを駆動するパルス
波のパルス幅を同一の周期で変化させると共に、位相を
それぞれ前記ファンの個数分の1周期ずつ移相させたパ
ルス波を発生させるものである。請求項3の発明は、特
定の場所を冷却する直流モータを有する同型のファンを
対をなして具えた画像形成装置において、パルス発生手
段と、直流モータを回転駆動する駆動手段とを設け、パ
ルス発生手段は、前記直流モータを駆動するパルス波の
パルス幅を同一の周期で変化させると共に、対をなす一
方の直流モータを駆動するパルス波の位相を他方の直流
モータを駆動するパルス波に対して2分の1周期移相さ
せてパルス波を発生することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、特定の場所を冷却する直流モータで
回転される同型のファンを対をなして具えた画像形成装
置において、パルス発生手段と、直流モータの駆動手段
とを設けると共に、前記冷却される場所の近傍に温度検
知手段を設けてその検知出力をパルス発生手段に入力
し、パルス発生手段は、パルス幅を同一の周期で変化さ
せたパルス波と、そのパルス波と位相が2分の1周期移
相させたパルス波とを発生すると共に、温度検知手段が
予め設定した温度に達したことを検知するまでは、前記
2分の1周期移相させていないパルス波を出力し、その
出力が入力された前記駆動手段は、そのパルス波に対応
して直流モータの一方を回転させ、予め設定した前記温
度を超えたら、2分の1周期移相させたパルス波を出力
し、その出力が入力された前記駆動手段は、他方の直流
モータを更に回転させることを特徴とするものである。
な目的を達成するために、請求項1の発明は、直流モー
タを有する同型のファンを複数個具えた画像形成装置に
おいて、パルス発生手段と、直流モータを回転駆動する
駆動手段とを設け、パルス発生手段は、パルス幅を変化
させてその実効値を変化させたパルス波を前記直流モー
タの数だけ発生し、これらのパルス波が入力された前記
駆動手段は、前記パルス波に対応して前記複数の直流モ
ータをそれぞれ回転数を異ならせて回転させることを特
徴とするものである。請求項2の発明は、請求項1の発
明において、直流モータを有する同型のファンを複数個
具え、パルス発生手段は、直流モータを駆動するパルス
波のパルス幅を同一の周期で変化させると共に、位相を
それぞれ前記ファンの個数分の1周期ずつ移相させたパ
ルス波を発生させるものである。請求項3の発明は、特
定の場所を冷却する直流モータを有する同型のファンを
対をなして具えた画像形成装置において、パルス発生手
段と、直流モータを回転駆動する駆動手段とを設け、パ
ルス発生手段は、前記直流モータを駆動するパルス波の
パルス幅を同一の周期で変化させると共に、対をなす一
方の直流モータを駆動するパルス波の位相を他方の直流
モータを駆動するパルス波に対して2分の1周期移相さ
せてパルス波を発生することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、特定の場所を冷却する直流モータで
回転される同型のファンを対をなして具えた画像形成装
置において、パルス発生手段と、直流モータの駆動手段
とを設けると共に、前記冷却される場所の近傍に温度検
知手段を設けてその検知出力をパルス発生手段に入力
し、パルス発生手段は、パルス幅を同一の周期で変化さ
せたパルス波と、そのパルス波と位相が2分の1周期移
相させたパルス波とを発生すると共に、温度検知手段が
予め設定した温度に達したことを検知するまでは、前記
2分の1周期移相させていないパルス波を出力し、その
出力が入力された前記駆動手段は、そのパルス波に対応
して直流モータの一方を回転させ、予め設定した前記温
度を超えたら、2分の1周期移相させたパルス波を出力
し、その出力が入力された前記駆動手段は、他方の直流
モータを更に回転させることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、直流モータを有する同型のファンを複数個具えた
画像形成装置のパルス発生手段は、パルス幅を変化させ
てその実効値を変化させたパルス波を直流モータの数だ
け発生し、これらのパルス波が入力された駆動手段は、
前記パルス波に対応して複数の直流モータをそれぞれ回
転数を異ならせて回転させる。請求項2の発明は、複数
個の同型のファンを具えていて、パルス発生手段は、直
流モータを駆動するパルス波のパルス幅を同一の周期で
変化させると共に、位相をそれぞれ前記ファンの個数分
の1周期ずつ移相させてパルス波を発生させ、複数個の
直流モータの回転数を相互にファンの個数分の1周期ず
つ異ならせて回転させる。請求項3の発明は、特定の場
所を冷却する直流モータを有する同型のファンを対をな
して具えていて、パルス発生手段は、それらの直流モー
タを駆動するパルス波のパルス幅を同一の周期で変化さ
せると共に、対をなす一方の直流モータを駆動するパル
ス波の位相を他方の直流モータを駆動するパルス波に対
して2分の1周期移相させてパルス波を発生させ、対を
なす直流モータを回転数を相互に2分の1周期異ならせ
て回転させる。請求項4の発明は、画像形成装置にパル
ス発生手段と、直流モータの駆動手段とを設けていて、
特定の場所の近傍に設けられた温度検知手段の検知出力
をパルス発生手段に入力し、パルス発生手段は、パルス
幅を同一の周期で変化させたパルス波と、そのパルス波
と位相が2分の1周期移相させたパルス波とを発生する
と共に、温度検知手段が予め設定した温度に達したこと
を検知するまでは、前記2分の1周期移相させていない
パルス波を出力し、その出力が入力された駆動手段は、
そのパルス波に対応して直流モータの一方を回転させ、
予め設定した前記温度を超えたら、2分の1周期移相さ
せたパルス波を出力し、その出力が入力された駆動手段
は、他方の直流モータを更に回転させる。
明は、直流モータを有する同型のファンを複数個具えた
画像形成装置のパルス発生手段は、パルス幅を変化させ
てその実効値を変化させたパルス波を直流モータの数だ
け発生し、これらのパルス波が入力された駆動手段は、
前記パルス波に対応して複数の直流モータをそれぞれ回
転数を異ならせて回転させる。請求項2の発明は、複数
個の同型のファンを具えていて、パルス発生手段は、直
流モータを駆動するパルス波のパルス幅を同一の周期で
変化させると共に、位相をそれぞれ前記ファンの個数分
の1周期ずつ移相させてパルス波を発生させ、複数個の
直流モータの回転数を相互にファンの個数分の1周期ず
つ異ならせて回転させる。請求項3の発明は、特定の場
所を冷却する直流モータを有する同型のファンを対をな
して具えていて、パルス発生手段は、それらの直流モー
タを駆動するパルス波のパルス幅を同一の周期で変化さ
せると共に、対をなす一方の直流モータを駆動するパル
ス波の位相を他方の直流モータを駆動するパルス波に対
して2分の1周期移相させてパルス波を発生させ、対を
なす直流モータを回転数を相互に2分の1周期異ならせ
て回転させる。請求項4の発明は、画像形成装置にパル
ス発生手段と、直流モータの駆動手段とを設けていて、
特定の場所の近傍に設けられた温度検知手段の検知出力
をパルス発生手段に入力し、パルス発生手段は、パルス
幅を同一の周期で変化させたパルス波と、そのパルス波
と位相が2分の1周期移相させたパルス波とを発生する
と共に、温度検知手段が予め設定した温度に達したこと
を検知するまでは、前記2分の1周期移相させていない
パルス波を出力し、その出力が入力された駆動手段は、
そのパルス波に対応して直流モータの一方を回転させ、
予め設定した前記温度を超えたら、2分の1周期移相さ
せたパルス波を出力し、その出力が入力された駆動手段
は、他方の直流モータを更に回転させる。
【0007】
【実施例】図1,2に、この発明を実施する画像形成装
置1を示し、2は感光体、3は現像装置、4は定着装
置、5は帯電装置、6は光学装置、(7-1),(7-2)は光学
装置を冷却するファン、(7-3)は定着装置を冷却するフ
ァン、(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′はそれぞれのファン
(7-1),(7-2),(7-3)を回転させる直流ファンモータ
(以下モータという)、8はクリーニング装置、9はオ
ゾンフィルターである。
置1を示し、2は感光体、3は現像装置、4は定着装
置、5は帯電装置、6は光学装置、(7-1),(7-2)は光学
装置を冷却するファン、(7-3)は定着装置を冷却するフ
ァン、(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′はそれぞれのファン
(7-1),(7-2),(7-3)を回転させる直流ファンモータ
(以下モータという)、8はクリーニング装置、9はオ
ゾンフィルターである。
【0008】この発明の第1実施例の送風制御装置はパ
ルス波を創出する図示しないパルス発生手段と、n個の
ファン(7-1),(7-2),(7-3),…(7-n)をそれぞれ回転さ
せるモータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′,…(7-n)′を駆
動する図示しない駆動手段とを具えたものである。そし
てパルス発生手段は、パルス波の振幅とパルス間のセパ
レイションとを一定にしてパルス幅をそれぞれ変化させ
て相互に異ならせて、その実効値がそれぞれ異なるパル
ス波をモータの数だけ発生させて出力し、その出力が入
力された駆動手段は入力されたパルス波に対応して各モ
ータの回転数を異ならせて回転させる。この回転数は各
々の冷却場所において必要とされる冷却効果に対応させ
たものとなっている。
ルス波を創出する図示しないパルス発生手段と、n個の
ファン(7-1),(7-2),(7-3),…(7-n)をそれぞれ回転さ
せるモータ(7-1)′,(7-2)′,(7-3)′,…(7-n)′を駆
動する図示しない駆動手段とを具えたものである。そし
てパルス発生手段は、パルス波の振幅とパルス間のセパ
レイションとを一定にしてパルス幅をそれぞれ変化させ
て相互に異ならせて、その実効値がそれぞれ異なるパル
ス波をモータの数だけ発生させて出力し、その出力が入
力された駆動手段は入力されたパルス波に対応して各モ
ータの回転数を異ならせて回転させる。この回転数は各
々の冷却場所において必要とされる冷却効果に対応させ
たものとなっている。
【0009】この発明の第2実施例は、n個のファン(7
-1),(7-2),(7-3),…(7-n)を具えたものにあって、そ
れを図3に代表的にファン(7-1),(7-2),(7-3)をもっ
て示し、パルス発生手段は、パルス幅を同一の周期を有
する正弦波でパルス幅変調を行ったパルス波を発生する
と共に、その位相を1/(モータの数)周期ずつ移相さ
せたパルス波を発生させ、そのパルス波をそれぞれ駆動
手段に入力し、駆動手段は入力されたパルス波に対応し
て各モータを回転させるものである。その回転数の時間
に対する変化の状態は図4に示すように、その回転数が
相互に同一とならないようになっている。この回転数制
御においてもパルス波の振幅とパルス間のセパレイショ
ンとを一定にしてある。そしてファンの騒音の周波数特
性は騒音がピークとなる中心周波数が相互に異なってい
る。
-1),(7-2),(7-3),…(7-n)を具えたものにあって、そ
れを図3に代表的にファン(7-1),(7-2),(7-3)をもっ
て示し、パルス発生手段は、パルス幅を同一の周期を有
する正弦波でパルス幅変調を行ったパルス波を発生する
と共に、その位相を1/(モータの数)周期ずつ移相さ
せたパルス波を発生させ、そのパルス波をそれぞれ駆動
手段に入力し、駆動手段は入力されたパルス波に対応し
て各モータを回転させるものである。その回転数の時間
に対する変化の状態は図4に示すように、その回転数が
相互に同一とならないようになっている。この回転数制
御においてもパルス波の振幅とパルス間のセパレイショ
ンとを一定にしてある。そしてファンの騒音の周波数特
性は騒音がピークとなる中心周波数が相互に異なってい
る。
【0010】第3実施例は、図2に示すように、光学装
置6に2個の同型のファン(7-1),(7-2)を対をなして具
えたものにおいて、パルス発生手段がパルス幅の変化周
期が同一のパルス波を図5に示すように2波発生させ、
その2波のパルス波のうち第2波の位相を第1波に対し
て1/2周期移相させ、図6に示すように、その第1波
で対をなす一方のモータ(7-1)′の回転数を周期的に変
化させて回転させ、第2波で他方の(7-2)′モータ(7-
2)′の回転数をモータ(7-1)′の回転数と異ならせて周
期的に変化せて回転させるものである。
置6に2個の同型のファン(7-1),(7-2)を対をなして具
えたものにおいて、パルス発生手段がパルス幅の変化周
期が同一のパルス波を図5に示すように2波発生させ、
その2波のパルス波のうち第2波の位相を第1波に対し
て1/2周期移相させ、図6に示すように、その第1波
で対をなす一方のモータ(7-1)′の回転数を周期的に変
化させて回転させ、第2波で他方の(7-2)′モータ(7-
2)′の回転数をモータ(7-1)′の回転数と異ならせて周
期的に変化せて回転させるものである。
【0011】このようなものにあって、モータ(7-
1)′,(7-2)′の回転数は前記のように一定周期で変化
し、時間t1の時のファン(7-1),(7-2)のの騒音の周波
数特性は図7に示すように騒音がピークとなる中心周波
数が異なっている。
1)′,(7-2)′の回転数は前記のように一定周期で変化
し、時間t1の時のファン(7-1),(7-2)のの騒音の周波
数特性は図7に示すように騒音がピークとなる中心周波
数が異なっている。
【0012】第4実施例は、第3実施例において、光学
装置に図示しない温度検知手段を設け、温度検知手段の
出力をパルス発生手段に入力し、図8に示すように光学
装置の温度が予め設定した温度C2より低いC1の時は、
パルス発生手段は、駆動手段に光学装置を冷却する2個
のファン(7-1)及び(7-2)のうち一方のモータ(7-1)′又
は(7-2)′を回転させるようにパルス振幅(A′)の駆動
出力をモータ(7-1)′又は(7-2)′に供給させるように発
生させ、温度検知手段が、温度がC2に達したことを検
知したら、検知出力が入力されたパルス発生手段は、フ
ァン(7-1)とファン(7-2)との両方のモータ(7-1)′,(7-
2)′を回転させるように駆動出力を発生する。その際、
図8に示すようにB区間の温度C2においては、2個の
ファン(7-1),(7-2)は、温度C1において1個のファン
が回転していたとき(A区間)の回転速度より低速で回
転するようにパルス発生手段によってパルス振幅(B′)
が制御され、さらに温度が上昇して温度C3(C区間)
に達すると両方のファン(7-1)及び(7-2)は温度C1以下
の低温(A区間)のとき1個のファンが回転していたと
同じ回転速度に上昇するようにパルス発生手段によって
パルス振幅(A′)が制御されていて、温度C1〜C3にお
ける騒音レベルは図9に示すようにA″,B″,C″と
なるものである。
装置に図示しない温度検知手段を設け、温度検知手段の
出力をパルス発生手段に入力し、図8に示すように光学
装置の温度が予め設定した温度C2より低いC1の時は、
パルス発生手段は、駆動手段に光学装置を冷却する2個
のファン(7-1)及び(7-2)のうち一方のモータ(7-1)′又
は(7-2)′を回転させるようにパルス振幅(A′)の駆動
出力をモータ(7-1)′又は(7-2)′に供給させるように発
生させ、温度検知手段が、温度がC2に達したことを検
知したら、検知出力が入力されたパルス発生手段は、フ
ァン(7-1)とファン(7-2)との両方のモータ(7-1)′,(7-
2)′を回転させるように駆動出力を発生する。その際、
図8に示すようにB区間の温度C2においては、2個の
ファン(7-1),(7-2)は、温度C1において1個のファン
が回転していたとき(A区間)の回転速度より低速で回
転するようにパルス発生手段によってパルス振幅(B′)
が制御され、さらに温度が上昇して温度C3(C区間)
に達すると両方のファン(7-1)及び(7-2)は温度C1以下
の低温(A区間)のとき1個のファンが回転していたと
同じ回転速度に上昇するようにパルス発生手段によって
パルス振幅(A′)が制御されていて、温度C1〜C3にお
ける騒音レベルは図9に示すようにA″,B″,C″と
なるものである。
【0013】第1〜4実施例において、前記のように各
モータは常に相互に回転数が異なっているので、同一型
のモータを使用して並列運転してもその振動周波数が相
互に異なり、共振や共鳴を起こすことがなくて騒音レベ
ルは低減される。
モータは常に相互に回転数が異なっているので、同一型
のモータを使用して並列運転してもその振動周波数が相
互に異なり、共振や共鳴を起こすことがなくて騒音レベ
ルは低減される。
【0014】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、直流モータを有する同型のファンを複数個
具えた画像形成装置において、パルス発生手段と、直流
モータを回転駆動する駆動手段とを設け、パルス発生手
段は、パルス幅を変化させてその実効値を変化させたパ
ルス波を前記直流モータの数だけ発生し、これらのパル
ス波が入力された前記駆動手段は、前記パルス波に対応
して前記複数の直流モータをそれぞれ回転数を異ならせ
て回転させるので、それぞれの冷却個所において必要と
される冷却効果に対応して回転数を変えることができ、
同型のファンを複数個を用いてもファン同士の共振を防
止し、騒音の低減をすることができるという効果があ
る。請求項2の発明は、直流モータを有する同型のファ
ンを複数個具え、パルス発生手段は、直流モータを駆動
するパルス波のパルス幅を同一の周期で変化させると共
に、位相をそれぞれ前記ファンの個数の1周期ずつ移相
させたパルス波を発生させるので、同型のファンを複数
個を用いてもファン同士の共振を防止し、騒音の低減を
することができるという効果がある。請求項3の発明
は、特定の場所を冷却する直流モータを有する同型のフ
ァンを対をなして具えた画像形成装置において、パルス
発生手段と、直流モータを回転駆動する駆動手段とを設
け、パルス発生手段は、前記直流モータを駆動するパル
ス波のパルス幅を同一の周期で変化させると共に、対を
なす一方の直流モータを駆動するパルス波の位相を他方
の直流モータを駆動するパルス波に対して2分の1周期
移相させてパルスを波発生するので、同型のファンを対
をなして用いてもファン同士の共振を防止し、騒音の低
減をすることができるという効果がある。請求項4の発
明は、特定の場所を冷却する直流モータで回転される同
型のファンを対をなして具えた画像形成装置において、
パルス発生手段と、直流モータの駆動手段を設けると共
に、前記冷却される場所の近傍に温度検知手段を設けて
その検知出力をパルス発生手段に入力し、パルス発生手
段は、パルス幅を同一の周期で変化させたパルス波と、
そのパルス波と位相が2分の1周期移相させたパルス波
とを発生すると共に、温度検知手段が予め設定した温度
に達したことを検知するまでは、前記2分の1周期移相
させていないパルス波を出力し、その出力が入力された
前記駆動手段は、そのパルス波に対応して直流モータの
一方を回転させ、予め設定した前記温度を超えたら、2
分の1周期移相させたパルス波を出力し、その出力が入
力された前記駆動手段は、他方の直流モータを更に回転
させるので、同型のファンを対をなして用いてもファン
同士の共振を防止し、騒音の低減をすることができると
いう効果がある。
1の発明は、直流モータを有する同型のファンを複数個
具えた画像形成装置において、パルス発生手段と、直流
モータを回転駆動する駆動手段とを設け、パルス発生手
段は、パルス幅を変化させてその実効値を変化させたパ
ルス波を前記直流モータの数だけ発生し、これらのパル
ス波が入力された前記駆動手段は、前記パルス波に対応
して前記複数の直流モータをそれぞれ回転数を異ならせ
て回転させるので、それぞれの冷却個所において必要と
される冷却効果に対応して回転数を変えることができ、
同型のファンを複数個を用いてもファン同士の共振を防
止し、騒音の低減をすることができるという効果があ
る。請求項2の発明は、直流モータを有する同型のファ
ンを複数個具え、パルス発生手段は、直流モータを駆動
するパルス波のパルス幅を同一の周期で変化させると共
に、位相をそれぞれ前記ファンの個数の1周期ずつ移相
させたパルス波を発生させるので、同型のファンを複数
個を用いてもファン同士の共振を防止し、騒音の低減を
することができるという効果がある。請求項3の発明
は、特定の場所を冷却する直流モータを有する同型のフ
ァンを対をなして具えた画像形成装置において、パルス
発生手段と、直流モータを回転駆動する駆動手段とを設
け、パルス発生手段は、前記直流モータを駆動するパル
ス波のパルス幅を同一の周期で変化させると共に、対を
なす一方の直流モータを駆動するパルス波の位相を他方
の直流モータを駆動するパルス波に対して2分の1周期
移相させてパルスを波発生するので、同型のファンを対
をなして用いてもファン同士の共振を防止し、騒音の低
減をすることができるという効果がある。請求項4の発
明は、特定の場所を冷却する直流モータで回転される同
型のファンを対をなして具えた画像形成装置において、
パルス発生手段と、直流モータの駆動手段を設けると共
に、前記冷却される場所の近傍に温度検知手段を設けて
その検知出力をパルス発生手段に入力し、パルス発生手
段は、パルス幅を同一の周期で変化させたパルス波と、
そのパルス波と位相が2分の1周期移相させたパルス波
とを発生すると共に、温度検知手段が予め設定した温度
に達したことを検知するまでは、前記2分の1周期移相
させていないパルス波を出力し、その出力が入力された
前記駆動手段は、そのパルス波に対応して直流モータの
一方を回転させ、予め設定した前記温度を超えたら、2
分の1周期移相させたパルス波を出力し、その出力が入
力された前記駆動手段は、他方の直流モータを更に回転
させるので、同型のファンを対をなして用いてもファン
同士の共振を防止し、騒音の低減をすることができると
いう効果がある。
【図1】この発明を実施する画像形成装置の概略縦断面
図である。
図である。
【図2】同上を実施する光学装置の概略斜視図である。
【図3】同上の第2実施例の各パルス波を示す図であ
る。
る。
【図4】同上の第2実施例の各モータの回転数を示す図
である。
である。
【図5】同上の第3実施例の各パルス波を示す図であ
る。
る。
【図6】同上の第3実施例の各モータの回転数を示す図
である。
である。
【図7】同上の第3実施例の各モータの騒音レベルの周
波数分布を示す周波数特性図である。
波数分布を示す周波数特性図である。
【図8】同上の第4実施例の温度変化と各パルス波との
関係を表す図である。
関係を表す図である。
【図9】同上の第4実施例の温度変化と騒音レベルとの
関係を表す特性図である。
関係を表す特性図である。
【図10】従来の送風制御装置の構成図である。
1 画像形成装置 2 感光体 3 現像装置 4 定着装置 5 帯電装置 6 光学装置 7-1,7-2,7-3, ファン (7-1)′,(7-2)′,(7-3)′, 直流モータ 8 クリーニング装置 9 オゾンフィルタ
Claims (4)
- 【請求項1】 直流モータを有する同型のファンを複数
個具えた画像形成装置において、パルス発生手段と、直
流モータを回転駆動する駆動手段とを設け、パルス発生
手段は、パルス幅を変化させてその実効値を変化させた
パルス波を前記直流モータの個数だけ発生し、これらの
パルス波が入力された前記駆動手段は、前記パルス波に
対応して前記複数の直流モータをそれぞれ回転数を異な
らせて回転させることを特徴とする送風制御装置。 - 【請求項2】 直流モータを有する同型のファンを複数
個具え、パルス発生手段は、直流モータを駆動するパル
ス波のパルス幅を同一の周期で変化させると共に、位相
をそれぞれ前記ファンの個数分の1周期ずつ移相させた
パルス波を発生させる請求項1の送風制御装置。 - 【請求項3】 特定の場所を冷却する直流モータを有す
る同型のファンを対をなして具えた画像形成装置におい
て、パルス発生手段と、直流モータを回転駆動する駆動
手段とを設け、パルス発生手段は、前記直流モータを駆
動するパルス波のパルス幅を同一の周期で変化させると
共に、対をなす一方の直流モータを駆動するパルス波の
位相を他方の直流モータを駆動するパルス波に対して2
分の1周期移相させてパルス波を発生することを特徴と
する送風制御装置。 - 【請求項4】 特定の場所を冷却する直流モータで回転
される同型のファンを対をなして具えた画像形成装置に
おいて、パルス発生手段と、直流モータの駆動手段とを
設けると共に、前記冷却される場所の近傍に温度検知手
段を設けてその検知出力をパルス発生手段に入力し、パ
ルス発生手段は、パルス幅を同一の周期で変化させたパ
ルス波と、そのパルス波と位相が2分の1周期移相させ
たパルス波とを発生すると共に、温度検知手段が予め設
定した温度に達したことを検知するまでは、前記2分の
1周期移相させていないパルス波を出力し、その出力が
入力された前記駆動手段は、そのパルス波に対応して直
流モータの一方を回転させ、予め設定した前記温度を超
えたら、2分の1周期移相させたパルス波を出力し、そ
の出力が入力された前記駆動手段は、他方の直流モータ
を更に回転させることを特徴とする送風制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040947A JPH07248654A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 画像形成装置の送風制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6040947A JPH07248654A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 画像形成装置の送風制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248654A true JPH07248654A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12594707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6040947A Pending JPH07248654A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 画像形成装置の送風制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07248654A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09212044A (ja) * | 1996-02-01 | 1997-08-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010286739A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法 |
JP2013535374A (ja) * | 2010-08-10 | 2013-09-12 | エーベーエム−パプスト ザンクト ゲオルゲン ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー | 送風装置 |
Citations (4)
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JPS6194979U (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-19 | ||
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JPH04356063A (ja) * | 1991-01-19 | 1992-12-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置のファン駆動制御装置 |
JPH06117743A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍冷蔵庫 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6040947A patent/JPH07248654A/ja active Pending
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US9067473B2 (en) | 2010-08-10 | 2015-06-30 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Fan arrangement |
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