JPH05103454A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH05103454A
JPH05103454A JP3255406A JP25540691A JPH05103454A JP H05103454 A JPH05103454 A JP H05103454A JP 3255406 A JP3255406 A JP 3255406A JP 25540691 A JP25540691 A JP 25540691A JP H05103454 A JPH05103454 A JP H05103454A
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coil
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に高効率の駆動状態が得られ、小型軽量の
ブラシレスモータを得る。 【構成】 マグネット14の外周に配置されたコア16
には、周方向に沿って3相の駆動コイル30、32、3
4が配設されている。コア16には各駆動コイルの間か
らマグネット14へ向けて突出するようにティース1
8、20、22、24、26、28が設けられており、
各ティースの先端に設けられた溝部には3相のサーチコ
イル48、50、52が設けられている。ロータ及びマ
グネット14の回転に伴って各サーチコイル48、5
0、52に誘導電圧(信号)が発生し、図示しない駆動
回路はこの信号に基づいて駆動コイル30、32、34
を所定のタイミングで通電させ、ブラシレスモータ10
を常に高い効率で駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシレスモータに係
り、特に、ロータの回転に伴って発生する誘導電圧を用
いて駆動コイルへの通電を制御するブラシレスモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、整流子、ブラシ等の機械的な
接触によるノイズがなくかつ長寿命であるブラシレスモ
ータが知られている。このブラシレスモータには構成部
品の少ない3相型のブラシレスモータが数多く用いら
れ、例えば車両の電気的な駆動部分にも数多く用いられ
ている。一方、ブラシレスモータは整流子、ブラシ等か
ら成る機械的な整流機構がないので、ブラシレスモータ
を駆動するためにはマグネットロータ(以下、ロータと
いう)の磁極の位置を検出する必要がある。
【0003】このロータの磁極の位置の検出としては、
非通電時に駆動コイルに発生する誘導電圧を用いて行う
検出方法がある。上記検出方法を適用した3相のブラシ
レスモータでは、特定相の駆動コイルを通電してロータ
を回転させ、ロータが回転することにより通電していな
い残りの2相の駆動コイルに現れる正弦波の誘導電圧
(磁極検出信号)の大きさを検出し、この誘導電圧の大
きさ(位相)からロータの磁極の位置を検出している。
また前記磁極検出信号に基づいて通電する駆動コイルを
順に切換えることによりロータを回転させている。
【0004】また、前記磁極検出信号はロータの磁極が
駆動コイルを通過することによって得られるものであ
り、磁極検出信号の発生タイミングと駆動コイルへの通
電タイミングとは時間的にずれが生じている。このた
め、ロータが最も高いトルクを発生するよう各駆動コイ
ルを通電するために、磁極検出信号の位相を抵抗及びコ
ンデンサを用いた積分回路によって遅らせ、この位相を
遅らせた磁極検出信号に基づいて通電する駆動コイルの
切り換えを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように磁極検出信号の位相を積分器で遅らせてブラシレ
スモータを駆動する場合、負荷変動等によるロータの回
転速度の変化に応じて磁極検出信号の周波数が変化し、
積分器の時定数が一定であるので積分器から出力される
信号の位相遅れ角が変化する。これに伴って、各駆動コ
イルの通電タイミングが変化するので、ブラシレスモー
タを常に高い効率で駆動することができない、という問
題があった。
【0006】このため、ホール素子等の磁気センサを用
いてロータの位置を検出することが行われている。この
方法では各駆動コイルを最適なタイミングで通電するこ
とができるが、磁気センサは半導体素子であるため一般
的に熱に弱く、このような素子を内部に収容したブラシ
レスモータは、例えば120℃以上の高温環境下では使
用することができない。
【0007】また、ブラシレスモータにサーチコイルを
巻いたコアを備えたタコジェネレータを取付け、サーチ
コイルに発生する誘導電圧の位相が駆動コイルに発生す
る誘導電圧の位相とずれるようにサーチコイルを配置
し、サーチコイルに発生する誘導電圧を磁極検出信号と
して用いることも考えられるが、ブラシレスモータの外
径寸法が大きくなり、重量も増加するという欠点を有し
ている。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、常に高効率の駆動状態が得られ、小型軽量のブラシ
レスモータを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るブラシレスモータの駆動回路は、シャフ
トにマグネットが取付けられ前記シャフトを中心として
回転可能に配置されたロータと、前記マグネットに対向
して配置されたコアと、前記コアの周方向に沿って複数
配設された駆動コイルと、前記複数の駆動コイルの各々
の間から前記マグネットへ向けて突出するように前記コ
アに設けられたティースと、前記ティースに配設された
複数のサーチコイルと、前記ロータの回転に伴って前記
複数のサーチコイルの各々に発生する信号に基づいて前
記複数の駆動コイルの各々を所定のタイミングで通電さ
せる通電手段と、を設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明では、複数の駆動コイルの各々の間から
マグネットへ向けて突出するようにコアに設けられたテ
ィースに複数のサーチコイルを配設している。ティース
は複数の駆動コイルの間に設けられているので、ティー
スに配設されたサーチコイルからは、ロータの回転に伴
って、駆動コイルに発生する誘導電圧と位相差を有する
信号が発生し、ロータの回転速度が変化しても前記位相
差は変化しない。従って通電手段は、サーチコイルで発
生した信号に基づいて、ロータの回転速度の変化に拘わ
らず、駆動コイルに発生する誘導電圧と一定の位相差を
有する所定のタイミングで駆動コイルを順に通電するこ
とができる。このため、常に一定で高効率の駆動状態が
得られる。
【0011】また本発明では、ブラシレスモータ内部に
磁気センサ等の半導体素子を設ける必要がないので、高
温環境下でも使用することができる。さらに、前述のよ
うにサーチコイルをブラシレスモータのティースに配設
しているので、外部にタコジェネレータを取付けてロー
タの位置を検出する必要がなく、ブラシレスモータを小
型軽量化することができる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1には本発明に係るブラシレスモータ10
が示されており、図3にはブラシレスモータの駆動回路
12が示されている。なお、図1に示したブラシレスモ
ータ10は、インナロータ型で3つの駆動コイルを備え
た120°通電方式のブラシレスモータである。
【0013】図1に示すように、ブラシレスモータ10
はS極及びN極の両磁石が設けられたマグネット14を
備えている。マグネット14は回転可能に軸支された図
示しないシャフトに取付けられており、このマグネット
14とシャフトとによってロータが構成されている。ロ
ータの外周にはコア16が配設されている。図2にも示
すように、コア16は円筒状とされており、内周面には
ロータのマグネット14へ向けて突出するように6個の
ティース18、20、22、24、26、28が設けら
れている。各ティースはマグネット14に対向する部分
が幅広とされて略T字状の断面となっており、隣り合う
ティースとの角度が60°になるように配置されてい
る。
【0014】ティース18、20、22、24、26、
28はブラシレスモータ10の効率を向上させる目的で
設けられており、コア16と共に透磁率の高い材質、例
えば鉄で形成されている。後述する駆動コイルが通電さ
れると磁力線が発生し、この磁力線は通電された駆動コ
イルに隣接するティースに集まる。これにより、ロータ
の回転に寄与する磁力線の数が多くなるのでブラシレス
モータ10の効率が向上する。
【0015】また、コア16には3相の駆動コイル3
0、32、34が巻き込まれている。駆動コイル30
は、ティース18とティース20との間隙36と、マグ
ネット14を挟んで前記間隙36に対向する間隙38
と、を各々通過するように配設されており、端部がロー
タのシャフトに干渉しないようにコア16の外周へ向け
て折り曲げられている(図2参照)。駆動コイル32
は、ティース22とティース24との間隙40と、マグ
ネット14を挟んで前記間隙40に対向する間隙42
と、を各々通過するように配設されており、端部が駆動
コイル30と同様に処理されている。さらに駆動コイル
34はティース26とティース28との間隙44と、マ
グネット14を挟んで前記間隙44に対向する間隙46
と、を各々通過するように配設されている。
【0016】一方、ティース18、20、22、24、
26、28の各々のマグネットと対向する部分には溝1
8A、20A、22A、24A、26A、28Aが設け
られており、3相のサーチコイル48、50、52が巻
き込まれている。サーチコイル48は溝20Aと、マグ
ネット14を挟んで前記溝20Aに対向する溝26A
と、を通過するように配設されており、端部が駆動コイ
ルと同様にコア16の外周へ向けて折り曲げられてい
る。また、サーチコイル50は溝24Aと、マグネット
14を挟んで前記溝24Aに対向する溝18Aと、を通
過するように配設されており、端部が同様に処理されて
いる。さらに、サーチコイル52は溝28Aと、マグネ
ット14を挟んで前記溝28Aに対向する溝22Aと、
を通過するように配設されている。
【0017】図3に示すように、サーチコイル48の一
端はコンパレータ54の入力端に接続されており、他端
は接地されている。また、サーチコイル50及びサーチ
コイル52の一端は、コンパレータ56及びコンパレー
タ58の入力端に各々接続されており、他端は接地され
ている。コンパレータ54、56、58は入力された信
号のレベルが予め設定された所定値以上の場合にはハイ
レベルの信号を出力し、所定値よりも低い場合にはロー
レベルの信号を出力する。コンパレータ54、56、5
8は所定値として0レベルが設定されており、ロータの
回転に伴う電磁誘導によって各サーチコイル48、5
0、52に図3矢印A方向の誘導電圧(信号)が発生し
た場合にハイレベルの信号を出力し、図3矢印A方向と
反対の方向の誘導電圧(信号)が発生した場合にローレ
ベルの信号を出力する。
【0018】コンパレータ54の出力端はロジック回路
60内の、AND回路62の2個の入力端の一方と、N
OT回路72の入力端と、に接続されている。コンパレ
ータ56の出力端は、AND回路64の2個の入力端の
一方と、NOT回路68の入力端と、に接続されてお
り、コンパレータ58の出力端は、AND回路66の2
個の入力端の一方と、NOT回路70の入力端と、に接
続されている。また、NOT回路68の出力端はAND
回路62の入力端に接続され、NOT回路70の出力端
はAND回路64の入力端に接続され、NOT回路72
の出力端はAND回路66の入力端に接続されている。
【0019】AND回路62、64、66の出力端は、
各々トランジスタ74、76、78のベースに接続され
ている。トランジスタ74のコレクタは駆動コイル30
の一端に接続されており、エミッタは接地されている。
駆動コイル30の他端は図示しない電源に接続されてお
り、AND回路62からトランジスタ74にハイレベル
の信号が入力されるとトランジスタ74がオンし、駆動
コイル30が通電して励磁される。また、トランジスタ
64のコレクタは駆動コイル32の一端に接続され、ト
ランジスタ78のコレクタは駆動コイル34の一端に接
続されており、各々のトランジスタ76、78のエミッ
タは接地されている。駆動コイル32、34の他端も電
源に接続されており、AND回路64または66からト
ランジスタ76または78にハイレベルの信号が入力さ
れると、トランジスタ76または78がオンし、駆動コ
イル32または34が通電して励磁される。
【0020】次に本実施例の作用を説明する。ブラシレ
スモータ10のロータ及びマグネット14が図1におい
て時計方向に回転した場合、図4(A)乃至(C)に示
すように各駆動コイルには駆動コイル30、32、34
の順に各々120°の位相差で誘起電圧が発生する。ま
た、駆動コイル30のロータ回転方向下流側に位置して
いるサーチコイル48には、駆動コイル30で発生する
誘起電圧から30°位相が遅れた誘起電圧(信号)が発
生する(図4(D)参照)。同様に、サーチコイル50
には駆動コイル32で発生する誘起電圧から30°位相
が遅れた誘起電圧(信号)が発生し(図4(E)参
照)、サーチコイル52には駆動コイル34で発生する
誘起電圧から30°位相が遅れた誘起電圧(信号)が発
生する(図4(F)参照)。なお、ロータ及びマグネッ
ト14が図1において反時計方向に回転した場合には誘
起電圧の発生順序が逆になる。
【0021】なお、本実施例のブラシレスモータ10の
ように120°通電方式のブラシレスモータでは、駆動
コイルに発生する誘起電圧のレベルが最も高い位置を中
心として位相差が±60°の期間、駆動コイルを通電し
た場合にモータの最も効率が高くなる。例えば駆動コイ
ル30では、図4(A)に示す誘起電圧のレベルが最も
高くなる90°の位置を中心として位相差が±60°の
期間、すなわち30°から150°の期間、駆動コイル
30を通電し、他の駆動コイル32、34についても同
様の期間通電すると、ブラシレスモータ10の効率が最
も高くなり好ましい。
【0022】サーチコイル48、50、52で発生した
信号は、各々コンパレータ54、56、58へ入力され
る。各コンパレータは、入力された信号が0レベルより
も高い場合、すなわち信号の向きが正の場合にハイレベ
ルの信号を出力し、前記以外の場合にローレベルの信号
を出力する。従ってコンパレータ54は、誘導コイル3
0から出力される駆動信号の位相が30°から210°
(180°+30°)の間、ハイレベルの信号を出力す
る。同様にコンパレータ56は、誘導コイル32から出
力される駆動信号の位相が30°から210°の間ハイ
レベルの信号を出力し、コンパレータ58は、誘導コイ
ル34から出力される駆動信号の位相が30°から21
0°の間ハイレベルの信号を出力する。
【0023】各コンパレータから出力された信号はロジ
ック回路60に入力される。ロジック回路60のAND
回路62には、コンパレータ54から出力された信号
と、コンパレータ56から出力されNOT回路68で反
転された信号と、が入力され、前記2つの信号の論理積
に対応する信号が出力される。コンパレータ56から出
力される信号は、駆動コイル32に発生する誘起電圧の
位相が30°のとき、すなわち駆動コイル30に発生す
る誘起電圧の位相が150°のときにハイレベルに変化
する。従ってAND回路62からは駆動コイル30に発
生する誘起電圧の位相が30°から150°までの間ハ
イレベルとなる信号(図4(J)参照)が出力される。
この信号がハイレベルとなっている期間は、ブラシレス
モータ10を効率よく駆動するための駆動コイル30の
好ましい通電タイミングに一致している。
【0024】また、AND回路64には、コンパレータ
56から出力された信号と、コンパレータ58から出力
されNOT回路70で反転された信号と、が入力され、
駆動コイル32に発生する誘起電圧の位相が30°から
150°までの間ハイレベルとなる信号(図4(K)参
照)が出力される。同様にAND回路66には、コンパ
レータ58から出力された信号と、コンパレータ54か
ら出力されNOT回路72で反転された信号と、が入力
され、駆動コイル34に発生する誘起電圧の位相が30
°から150°までの間ハイレベルとなる信号(図4
(L)参照)が出力される。
【0025】AND回路62、64、66から出力され
た信号はトランジスタ74、76、78のベースに入力
され、各トランジスタは入力された信号がハイレベルの
ときにオンする。トランジスタがオンすると、オンした
トランジスタに接続された駆動コイルが通電されて励磁
され、コア16内に磁界が発生する。発生した磁界とマ
グネット14のS極及びN極との間に吸引力または反発
力が生じ、これによってロータ及びマグネット14が回
転する。また、ブラシレスモータ10の各励磁コイル3
0、32、33は、ブラシレスモータ10を効率よく駆
動するための好ましい通電タイミングで通電されるの
で、ブラシレスモータ10は効率良く駆動される。
【0026】また、ロータ及びマグネット14の回転数
が変化した場合にも、駆動コイル30、32、34の各
々で発生する誘起電圧及びサーチコイル48、50、5
2の各々で発生する信号の位相差が変化することがない
ので、ロータ及びマグネット14の回転数に拘わらずブ
ラシレスモータ10が常に効率よく駆動されるように駆
動コイル30、32、34を通電することができる。
【0027】このように、本実施例では駆動コイル3
0、32、34の間に設けられたティース18、20、
22、24、26、28にサーチコイル48、50、5
2を設け、各サーチコイルに発生する信号に基づいて駆
動コイル30、32、34を通電するようにしたので、
積分器を用いる必要がなく、ロータの回転速度の変化に
拘わらず好ましい通電タイミングで各駆動コイルを通電
することができるので、常に高効率の駆動状態が得られ
る。
【0028】また、ブラシレスモータ10内部に磁気セ
ンサ等の半導体素子を設ける必要がないので、高温環境
下でも使用することができる。さらに、ブラシレスモー
タ10の外部にタコジェネレータを取付けてロータの位
置を検出する必要がなく、ブラシレスモータ10を小型
軽量化することができる。
【0029】なお、本実施例では3相のブラシレスモー
タに本発明を適用した例を示したが、3相以外の相数の
ブラシレスモータに本発明を適用することもできる。こ
の場合のブラシレスモータの各駆動コイルの通電タイミ
ングは最適な通電タイミングと必ずしも一致しないが、
ブラシレスモータを小型軽量化でき、ロータの回転速度
の変化に拘わらず常に一定効率で駆動できる、という効
果が得られる。
【0030】また、本実施例ではインナロータ型のブラ
シレスモータに本発明を適用した例を示したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、コアの外周にロータ
のマグネットが配置されたアウタロータ型のブラシレス
モータに適用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
駆動コイルの各々の間に設けられたティースに複数のサ
ーチコイルを配設し、ロータの回転に伴って複数のサー
チコイルの各々に発生する信号に基づいて複数の駆動コ
イルの各々を所定のタイミングで通電させるようにした
ので、常に高効率の駆動状態が得られ、小型軽量にする
ことができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るブラシレスモータの概略構成図
である。
【図2】ブラシレスモータのコア及びコアに巻き込まれ
た駆動コイル及びサーチコイルを示す斜視図である。
【図3】ブラシレスモータの駆動回路を示す回路図であ
る。
【図4】(A)乃至(L)は本実施例の作用を説明する
タイミングチャートである。
【符号の説明】
10 ブラシレスモータ 12 ブラシレスモータの駆動回路 14 マグネット 16 コア 48 サーチコイル 50 サーチコイル 52 サーチコイル 54 コンパレータ 56 コンパレータ 58 コンパレータ 60 ロジック回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトにマグネットが取付けられ前記
    シャフトを中心として回転可能に配置されたロータと、
    前記マグネットに対向して配置されたコアと、前記コア
    の周方向に沿って複数配設された駆動コイルと、前記複
    数の駆動コイルの各々の間から前記マグネットへ向けて
    突出するように前記コアに設けられたティースと、前記
    ティースに配設された複数のサーチコイルと、前記ロー
    タの回転に伴って前記複数のサーチコイルの各々に発生
    する信号に基づいて前記複数の駆動コイルの各々を所定
    のタイミングで通電させる通電手段と、を設けたことを
    特徴とするブラシレスモータ。
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