JPH04322150A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH04322150A
JPH04322150A JP11373891A JP11373891A JPH04322150A JP H04322150 A JPH04322150 A JP H04322150A JP 11373891 A JP11373891 A JP 11373891A JP 11373891 A JP11373891 A JP 11373891A JP H04322150 A JPH04322150 A JP H04322150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnetic field
magnet rotor
rotating magnetic
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11373891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Saka
正樹 坂
Kaname Tokita
要 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11373891A priority Critical patent/JPH04322150A/ja
Publication of JPH04322150A publication Critical patent/JPH04322150A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータに係り、特に、界
磁束量を補い、界磁束の向きを最適化するためのマグネ
ットロータを具備したモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のインナーロータ型誘導電動
機の構成を示した図であり、同図(a)は横断面図、同
図(b) はその構造を模式的に表した縦断面図である
【0003】同図において、回転軸12には誘導ロータ
(回転子)11が同軸状に固定され、回転軸12は、誘
導ロータ11の周囲に配置されたステータ(固定子)1
0により、軸受20を介して回転自在に支持されている
。固定子10の各磁極鉄心10aには界磁コイル13が
巻回されている。
【0004】このような構成において、界磁コイル13
に一次電流を流して界磁束G(回転磁界)を発生させる
と、この回転磁界によって誘導ロータ11にうず電流が
流れる。このうず電流と界磁コイル13による回転磁界
との相互作用により、誘導ロータ11は回転磁界より少
し遅い速度、すなわち予定のすべりを持って回転する。   図8は従来のアウターロータ型誘導電動機の構成を
示した図であり、同図(a) は横断面図、同図(b)
 はその構造を模式的に表した縦断面図である。同図に
おいて、図7と同一の符号は同一または同等部分を表し
ている。
【0005】アウターロータ型誘導電動機は、誘導ロー
タ11がステータ10の外側に設けられる点を除いて、
その構成、動作原理は前記インナーロータ型誘導電動機
と同一なので、その説明は省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の誘導電
動機は、構造が簡単であるために小型、軽量化が可能で
あり、また、ブラシレスのために高速回転が可能である
などの特徴がある反面、効率が低いという問題があった
【0007】また、図9に示したように、界磁束Gが誘
導ロータ11の表面のみに発生するため、誘導ロータ1
1表面と界磁束Gとのなす角度が小さくなてしまう。こ
のため、界磁束Gの半径方向成分FH が小さくなり、
界磁束のトルク寄与分が小さくなってしまうという問題
があった。
【0008】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決して、高効率のモータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、ステータに設けられた一次コイル
によって回転磁界を発生させ、この回転磁界により回転
子を回転させるモータにおいて、さらに、主表面の極性
が異なる永久磁石をロータヨークに交互に配置して構成
され、前記回転磁界に同期して回転するマグネットロー
タを具備した点に特徴がある。
【0010】
【作用】上記した構成によれば、マグネットロータの各
永久磁石が回転磁界を強めるように作用すると共に、回
転磁界の半径方向成分が大きくなるように作用するので
トルクが向上する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0012】なお、以下に参照する図1〜図6では、(
a) として横断面図を示し、(b) として、その構
造を模式的に表した縦断面図を示している。
【0013】図1は、本発明の一実施例であるインナー
ロータ型誘導電動機の構成を示した図であり、前記と同
一の符号は同一または同等部分を表している。
【0014】同図において、誘導ロータ11は回転軸1
2に同軸状に固定され、誘導ロータ11の内側には、マ
グネットロータ30が軸受20を介して回転軸12に回
転自在に支持されている。
【0015】マグネットロータ30は、主表面がS極と
して作用する永久磁石30sおよびN極として作用する
永久磁石30nを、ロータヨーク30aの外周部に交互
に複数配置して構成されている。
【0016】このような構成において、ステータ10の
界磁コイル13が励磁されて回転磁界が発生すると、各
永久磁石30s、30nが回転磁界に引かれるので、マ
グネットロータ30は回転磁界に同期して回転する。こ
の結果、マグネットロータ30の各永久磁石30s、3
0nは、界磁コイル13による回転磁界を強めるように
作用する。
【0017】しかも、図10に示したように、各永久磁
石30s、30nにより界磁束Gの磁路が変化し、界磁
束Gと誘導ロータ11表面とのなす角度が90度に近付
くので、界磁束Gの半径方向成分が大きくなってトルク
が向上する。
【0018】さらに、本実施例によれば、磁束帰還路と
なるマグネットロータ30のロータヨーク30aが回転
磁界に同期して回るため、ヒステリシス損およびうず電
流損が低くなる。
【0019】図2は、前記図1に関して説明した第1実
施例と同様に、誘導ロータ11をステータ10およびマ
グネットロータ30で挟む構造を、アウターロータ型誘
導電動機に適用した本発明の第2実施例の構成を示した
図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表
している。
【0020】本実施例では、マグネットロータ30が軸
受20を介して誘導ロータ11に回転自在に支持されて
いる。マグネットロータ30は、ロータヨーク30aの
内周部に複数の永久磁石30s、30nを交互に配置し
て構成されている。なお、本実施例の動作原理は前記第
1実施例と同一なので、その説明は省略する。
【0021】本実施例によっても、マグネットロータ3
0の各永久磁石が回転磁界を強めるように作用し、また
、界磁束Gの半径方向成分が大きくなるのでトルクが向
上する。
【0022】さらに、磁束帰還路となるマグネットロー
タ30のロータヨーク30aが回転磁界に同期して回る
ため、ヒステリシス損およびうず電流損が低くなる。
【0023】図3は、本発明の第3実施例であるインナ
ーロータ型誘導電動機の構成を示した図であり、前記と
同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0024】本実施例では、マグネットロータ30がス
テータ10および誘導ロータ11の間で、軸受20を介
して回転軸12に回転自在に支持されている。マグネッ
トロータ30は、複数の永久磁石30s、30nを、ロ
ータヨーク30aの外周部に交互に配置して構成されて
いる。
【0025】本実施例においても、各永久磁石30s、
30nが界磁コイル13による回転磁界を強めるように
作用すると共に、界磁束Gの半径方向成分が大きくなっ
てトルクが向上する。
【0026】さらに、本実施例によれば、誘導ロータ1
1を小型化できるようになるので慣性を小さくすること
が可能になり、その用途が拡がる。
【0027】図4は、前記図3に関して説明した第3実
施例と同様に、マグネットロータ30を誘導ロータ11
およびステータ10で挟む構造を、アウターロータ型誘
導電動機に適用した本発明の第4実施例の構成を示した
図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表
している。
【0028】本実施例では、マグネットロータ30が軸
受20を介して、外側に配置された誘導ロータ11に回
転自在に支持されている。マグネットロータ30は、ロ
ータヨーク30aの外周部に複数の永久磁石30s、3
0nを交互に配置して構成されている。
【0029】本実施例においても、各永久磁石30s、
30nが界磁コイル13による回転磁界を強めるように
作用すると共に、界磁束Gの半径方向成分が大きくなっ
てトルクが向上する。
【0030】図5は、本発明の第5実施例であるインナ
ーロータ型誘導電動機の構成を示した図であり、前記と
同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0031】本実施例では、ステータ10がマグネット
ロータ30および誘導ロータ11の間に配置され、マグ
ネットロータ30は軸受20を介して本体フレーム(図
示せず)に回転自在に支持されている。マグネットロー
タ30は、ロータヨーク30aの内周部に複数のS極永
久磁石30sおよびN極永久磁石30nを交互に配置し
て構成されている。
【0032】本実施例の動作原理および効果は前記と同
一なので、その説明は省略する。
【0033】本実施例によれば、マグネットロータ30
の各永久磁石が回転磁界を強めるように作用し、また、
界磁束Gの半径方向成分が大きくなるのでトルクが向上
する。  さらに、磁束帰還路となるマグネットロータ
30のロータヨーク30aが回転磁界に同期して回るた
め、ヒステリシス損およびうず電流損が低くなる。
【0034】図6は、前記図5に関して説明した第5実
施例と同様に、ステータ10をマグネットロータ30お
よび誘導ロータ11で挟む構造を、アウターロータ型誘
導電動機に適用した本発明の第6実施例の構成を示した
図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表
している。
【0035】本実施例では、マグネットロータ30が軸
受20を介して回転軸12に回転自在に支持されている
。マグネットロータ30は、ロータヨーク30aの外周
部に複数のS極永久磁石30sおよびN極永久磁石30
nを交互に配置して構成されている。なお、本実施例の
動作原理は前記と同一なので、その説明は省略する。
【0036】本実施例によっても前記と同等の効果が達
成される。
【0037】また、現在研究されている超電導コイルは
、交番磁界を作れないために、直流モータや同期モータ
にしか適用することができなかったが、本発明によれば
、マグネットロータ部に超電導コイルを適用することが
できるので、超電導コイルを適用することにより、さら
に高性能の誘導電動機を構成できるようになる。
【0038】なお、上記した実施例では、本発明を誘導
電動機に適用して説明したが、本発明はこれのみに限定
されるものではなく、同期機、ヒステリシスモータ、リ
ラクタンスモータ、さらには各種の発電機にも適用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果が達成される。 (1) マグネットロータの各永久磁石が回転磁界を強
めるように作用すると共に、界磁束Gの半径方向成分が
大きくなるように作用するのでトルクが向上する。 (2) マグネットロータは回転磁界に同期して回るた
め、マグネットロータのロータヨークが磁束帰還路とし
て作用するようにすれば、ヒステリシス損およびうず電
流損が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1実施例であるインナーロータ
型誘導電動機の構成を示した図である。
【図2】  本発明の第2実施例であるアウターロータ
型誘導電動機の構成を示した図である。
【図3】  本発明の第3実施例であるインナーロータ
型誘導電動機の構成を示した図である。
【図4】  本発明の第4実施例であるアウターロータ
型誘導電動機の構成を示した図である。
【図5】  本発明の第5実施例であるインナーロータ
型誘導電動機の構成を示した図である。
【図6】  本発明の第6実施例であるアウターロータ
型誘導電動機の構成を示した図である。
【図7】  従来のインナーロータ型誘導電動機の構成
を示した図である。
【図8】  従来のアウターロータ型誘導電動機の構成
を示した図である。
【図9】  従来技術の問題点を説明するための図であ
る。
【図10】  本発明の効果を説明するための図である
【符号の説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定子に設けられた一次コイルによっ
    て回転磁界を発生させ、この回転磁界によって回転子に
    誘導された電流と前記回転磁界との相互作用により回転
    子が回転磁界に対して予定のすべりを持って回転するモ
    ータにおいて、主表面の極性が異なる永久磁石をロータ
    ヨークに交互に配置して構成され、前記回転磁界に同期
    して回転するマグネットロータを具備したことを特徴と
    するモータ。
  2. 【請求項2】  前記回転子は、マグネットロータと固
    定子との間に配置されたことを特徴とする請求項1記載
    のモータ。
  3. 【請求項3】  前記マグネットロータは、固定子と回
    転子との間に配置されたことを特徴とする請求項1記載
    のモータ。
  4. 【請求項4】  前記固定子は、マグネットロータと回
    転子との間に配置されたことを特徴とする請求項1記載
    のモータ。
JP11373891A 1991-04-19 1991-04-19 モータ Pending JPH04322150A (ja)

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JP11373891A JPH04322150A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 モータ

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JP11373891A JPH04322150A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 モータ

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JP (1) JPH04322150A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480124B1 (ko) * 2002-10-26 2005-04-06 엘지전자 주식회사 쉐이딩 코일형 단상유도전동기
KR100480123B1 (ko) * 2002-10-26 2005-04-07 엘지전자 주식회사 쉐이딩 코일형 단상 유도전동기
US6894412B2 (en) 2002-10-26 2005-05-17 Lg Electronics Inc. Electric motor
KR100565219B1 (ko) * 2003-09-30 2006-03-30 엘지전자 주식회사 회전 마그네트 타입 유도 전동기
US7161270B2 (en) 2003-10-14 2007-01-09 Lg Electronics Inc. Line start reluctance synchronous motor
US7239057B2 (en) 2003-03-04 2007-07-03 Lg Electronics Inc. Single phase induction motor
KR100891657B1 (ko) * 2002-01-24 2009-04-02 엘지전자 주식회사 트로이달 권선방식을 이용한 유도전동기
JP2019080438A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 株式会社豊田中央研究所 二軸出力誘導機

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