JPH04325861A - 誘導モータ - Google Patents

誘導モータ

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Publication number
JPH04325861A
JPH04325861A JP12192291A JP12192291A JPH04325861A JP H04325861 A JPH04325861 A JP H04325861A JP 12192291 A JP12192291 A JP 12192291A JP 12192291 A JP12192291 A JP 12192291A JP H04325861 A JPH04325861 A JP H04325861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnetic field
rotating magnetic
magnet
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP12192291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Saka
正樹 坂
Kaname Tokita
要 時田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP12192291A priority Critical patent/JPH04325861A/ja
Publication of JPH04325861A publication Critical patent/JPH04325861A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導モータに係り、特に
、回転磁界に同期して回転するマグネットロータを2つ
備えた誘導モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のインナーロータ型誘導モー
タの構成を示した図である。
【0003】同図において、回転軸10には誘導ロータ
(回転子)7が同軸状に固定され、誘導ロータ7の周囲
にはステータ(固定子)17が配置されている。回転軸
10は軸受(図示せず)を介してステータ17に回転自
在に支持されている。ステータ17の各磁極鉄心には界
磁コイル8が巻回されている。
【0004】このような構成において、界磁コイル8に
一次電流を流して回転磁界Gを発生させると、この回転
磁界Gによって誘導ロータ7にうず電流が誘導される。 このうず電流と界磁コイル8による回転磁界Gとの相互
作用により、誘導ロータ7は回転磁界Gより少し遅い速
度、すなわち予定のすべりを持って回転する。
【0005】このような構成の誘導モータは、構造が簡
単であるために小型、軽量化が可能であり、また、ブラ
シレスのために高速回転が可能であるなどの特徴がある
反面、次のような問題点があった。
【0006】すなわち、図3に示したように、回転磁界
Gが誘導ロータ7の表面のみに発生するため、誘導ロー
タ7表面と回転磁界Gとのなす角度が小さくなてしまう
。このため、回転磁界Gの半径方向成分FH が小さく
なり、回転磁界Gのトルク寄与分が小さくなってしまう
という問題があった。
【0007】そこで、このような問題点を解決するため
に、本発明の発明者等は特願平3−(A90  181
7:平成3年4月19日出願)において、図4に示した
ように、S極およびN極の永久磁石5s、5nをロータ
ヨーク5a上に交互に配置して構成され、回転磁界Gに
同期して回転するマグネットロータ5を備えた構造の誘
導モータを提案している。
【0008】このような構成によれば、回転磁界Gがマ
グネットロータ5による磁界によって強められると共に
、図5に示したように、回転磁界Gの半径方向成分が増
えるのでトルクが向上する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の誘導モ
ータでは、ステータ17のヨーク部17aおよびマグネ
ットロータ5のヨーク部5aが回転磁界Gのフラックス
リターンパス(磁束帰還路)として作用する。このうち
マグネットロータ5は回転磁界Gに同期して回転するも
ののステータ17は固定されているために、ステータ1
7のヨーク部17aでは回転磁界の変化に伴うヒステリ
シス損や渦電流損などの鉄損が生じて磁束量が減少し、
効率が低下してしまうという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決して、鉄損を減少させて効率を向上させた誘導
モータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、誘導モータにおいて、固定子およ
び回転子の外側ならびに内側に、回転磁界に同期して回
転する第1および第2のマグネットロータを備えた点に
特徴がある。
【0012】
【作用】上記した構成によれば、各マグネットロータの
ヨーク部がフラックスリターンパスとして作用し、これ
が回転磁界に同期して回転するので、フラックスリター
ンパスでのヒステリシス損や渦電流損などが抑制される
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例である誘導モー
タの構成を示した図であり、同図(a) は横断面図、
同図(b) は縦断面図である。
【0015】同図において、回転軸10の周囲にはこれ
と同軸状に、内側からインナマグネットロータ16、イ
ンナ誘導ロータ19、ステータ17、アウタ誘導ロータ
18、アウタマグネットロータ13が順次配置されてい
る。
【0016】アウタ誘導ロータ18およびインナ誘導ロ
ータ19は、共にブラケット21によって回転軸10に
固定されている。ステータ17はブラケット22によっ
てハウジング30に固定されている。
【0017】インナマグネットロータ16およびアウタ
マグネットロータ13は共にブラケット23に固定され
ている。ブラケット23は軸受20c、20dを介して
それぞれ回転軸10およびブラケット30bに回転自在
に支持され、インナマグネットロータ16の一端は軸受
20bを介して回転軸10に回転自在に支持されている
。回転軸10は軸受20aを介してブラケット30aに
回転自在に支持されている。
【0018】アウタマグネットロータ13は、主表面が
S極として作用する永久磁石11sおよびN極として作
用する永久磁石11nをロータヨーク12の内周部に交
互に複数配置して構成され、インナマグネットロータ1
6は、アウタマグネットロータ13と同数の永久磁石1
4sおよび永久磁石14nをロータヨーク15の外周部
に交互に配置して構成されている。
【0019】各マグネットロータ13、16は、一方の
ロータ上のS極永久磁石11s(14s)と他方のロー
タ上のN極永久磁石14n(11n)とがステータ17
および誘導ロータ18、19を挟んで対向するような位
置関係で固定されている。
【0020】このような構成において、ステータ17に
巻回された界磁コイルが励磁されて回転磁界Gが発生す
ると、マグネットロータ13、16は回転磁界に同期し
て回転する。この結果、各マグネットロータ13、16
上の各永久磁石11s、11n、14s、14nは、界
磁コイルによる回転磁界を強めるように作用する。
【0021】しかも、回転磁界Gと誘導ロータ7表面と
のなす角度が大きくなって半径方向成分が大きくなるの
で、回転磁界Gのトルク寄与分が大きくなる。
【0022】アウタ誘導ロータ18およびインナ誘導ロ
ータ19には前記回転磁界によって誘導電流が生じ、各
ロータ18、19は、この誘導電流と回転磁界との相互
作用によって予定のすべりを持って回転する。
【0023】このとき、フラックスリターンパスとなる
各マグネットロータ13、16のロータヨーク12、1
5は共に回転磁界に同期して回転するので、ヒステリシ
ス損や渦電流損などの鉄損の発生が抑制される。
【0024】なお、上記した実施例では、ステータを挟
んで2つの誘導ロータを備えるものとして説明したが、
本発明はこれのみに限定されるものではなく、2つのマ
グネットロータの間に誘導ロータおよびステータが配置
される構造であれば、その個数や位置関係はどのようで
あっても良い。
【0025】また、上記した実施例では、2つのマグネ
ットロータがブラケットによって固定されるものとして
説明したが、各マグネットロータは独立して回転自在に
支持されるようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果が達成される。 (1) マグネットロータの各永久磁石が回転磁界を強
めるように作用すると共に、回転磁界の半径方向成分が
大きくなるように作用するのでトルクが向上する。 (2) 回転磁界に同期して回転する各マグネットロー
タのロータヨークがフラックスリターンパスとして作用
するので、ヒステリシス損やうず電流損などの鉄損の発
生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例である誘導モータの構成
を示した図である。
【図2】  従来技術の誘導モータの構成を示した図で
ある。
【図3】  図2の部分拡大図である。
【図4】  従来技術の誘導モータの構成を示した図で
ある。
【図5】  図4の部分拡大図である。
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定子に設けられた一次コイルによっ
    て回転磁界を発生させ、この回転磁界によって回転子に
    誘導された電流と前記回転磁界との相互作用により回転
    子が回転磁界に対して予定のすべりを持って回転する誘
    導モータにおいて、主表面の極性が異なる永久磁石をロ
    ータヨークに交互に配置して構成され、前記固定子およ
    び回転子の外側にこれらと同軸状で回転自在に支持され
    た第1のマグネットロータと、前記と同様の永久磁石を
    ロータヨークに交互に配置して構成され、前記固定子お
    よび回転子の内側にこれらと同軸状で回転自在に支持さ
    れた第2のマグネットロータとを具備し、前記第1およ
    び第2のマグネットロータは、前記回転磁界に同期して
    回転することを特徴とする誘導モータ。
  2. 【請求項2】  前記第1および第2のマグネットロー
    タは、それぞれの異なる極性の永久磁石同士が固定子お
    よび回転子を挟んで対向する位置関係で相互に固定され
    たことを特徴とする請求項1記載の誘導モータ。
JP12192291A 1991-04-25 1991-04-25 誘導モータ Pending JPH04325861A (ja)

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JP12192291A JPH04325861A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 誘導モータ

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JP12192291A JPH04325861A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 誘導モータ

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JPH04325861A true JPH04325861A (ja) 1992-11-16

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JP12192291A Pending JPH04325861A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 誘導モータ

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Cited By (3)

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