JP3635814B2 - 集中巻回転電機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は集中巻回転電機に係わり、小形軽量,高効率の集中巻回転電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車等の電動車両用に用いる電動機としては、経済走行及びバッテリの単位当たりの走行距離の向上から小形軽量で高効率であることが望まれる。このためには第1には永久磁石式、第2にはリラクタンスを利用したブラシレスモータが最適であることが知られている。特に上記のブラシレスモータ等は小型機の分野では固定子巻線磁極に固定子巻線を巻回する集中巻方式を採用している。
【0003】
この従来例としては特開平7−298522 号公報が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、円周方向の分割された固定子磁極に固定子巻線を集中的に巻回することによって固定子巻線のコイルエンド部を短くでき、電動機の体格も小さくすることができる利点がある。
【0005】
しかし、固定子巻線磁極に直接固定子巻線を巻回するため、コイルの巻回に要する時間が長く、かつコイルを整列して巻回するのが困難である欠点があった。さらに隣り合う固定子巻線間の隙間によって占積率が低下する欠点があって、必ずしも小型軽量化が十分ではなかった。
【0006】
本発明は、以上示した従来の欠点を除き、小形軽量,高効率の集中巻回転電機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下を特徴とする。すなわち固定子と、該固定子に回転空隙を持って対向する回転子とを有し、前記固定子は、固定子鉄心と、該固定子鉄心に巻回された固定子巻線とを備えており、前記回転子は、周方向にほぼ等間隔に配置された複数の極を備えており、前記固定子鉄心は、前記固定子巻線が集中的に巻回された複数の固定子巻線突極と、該複数の固定子巻線突極の磁束の流路となる固定子ヨーク部とを備えたものであって、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で円周方向に分割された複数の鉄心から構成されており、前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で前記固定子巻線突極に集中的に巻回されていることを特徴とする。
【0008】
上記発明において、前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に連続的に巻回されている。
【0009】
上記発明において、前記固定子鉄心の各相間には、前記固定子巻線突極間に延びる補助突極が設けられている。
【0010】
上記発明において、前記固定子鉄心は前記補助突極で分割されている。
【0011】
上記発明において、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に巻回された前記固定子巻線は、複数の前記固定子巻線突極の端部に位置する前記固定子巻線突極に巻回されるものと、中心部に位置する前記固定子巻線突極に巻回されるものとで巻線数が異なっている。
【0012】
上記発明において、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に巻回された前記固定子巻線は、第1の前記固定子巻線突極に巻回されてから第2の固定子巻線突極に巻回され、再び第1の前記固定子巻線突極に巻回されている。
【0013】
上記発明において、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に巻回された前記固定子巻線は、固定子巻線素線を複数巻回して形成した1つの固定子巻線コイルで構成されており、前記固定子巻線コイルは、エンド部で捻られて、複数の前記固定子巻線突極に巻回されている。
【0014】
本発明の他は以下を特徴とする。すなわち固定子と、該固定子に回転空隙を持って対向する回転子とを有し、前記固定子は、固定子鉄心と、該固定子鉄心に巻回された固定子巻線とを備えており、前記回転子は、周方向にほぼ等間隔に配置された複数の永久磁石を備えており、前記固定子鉄心は、前記固定子巻線が集中的に巻回された複数の固定子巻線突極と、該複数の固定子巻線突極の磁束の流路となる固定子ヨーク部とを備えたものであって、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で円周方向に分割された複数の鉄心から構成されており、前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で前記固定子巻線突極に集中的に巻回されており、前記複数の永久磁石は、円周方向に隣り合うものが互いに異なる極性となるように配置されており、前記永久磁石の極数は10であり、前記固定子巻線突極の数は9であることを特徴とする。
【0015】
本発明の他は以下を特徴とする。すなわち固定子と、該固定子に回転空隙を持って対向する回転子とを有し、前記固定子は、固定子鉄心と、該固定子鉄心に巻回された固定子巻線とを備えており、前記回転子は、周方向にほぼ等間隔に配置された複数の永久磁石を備えており、前記固定子鉄心は、前記固定子巻線が集中的に巻回された複数の固定子巻線突極と、該複数の固定子巻線突極の磁束の流路となる固定子ヨーク部とを備えたものであって、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で円周方向に分割された複数の鉄心から構成されており、前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で前記固定子巻線突極に集中的に巻回されており、前記複数の永久磁石は、円周方向に隣り合うものが互いに異なる極性となるように配置されており、前記永久磁石の極数は10であり、前記固定子巻線突極の数は12であることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】
図1は本発明の集中巻回転電機の構造を示し、図2に固定子巻線の巻線構造を示す。図3に本発明の集中巻回転電機の断面図を示す。
【0018】
ここでは永久磁石回転電機で、かつ永久磁石の極数が10,固定子巻線突極が9の構成の一実施例について説明する。
【0019】
図において永久磁石回転電機は固定子1と回転子2とからなり、固定子1は固定子鉄心3と固定子巻線4とで構成される。ここで、固定子鉄心3は環状の固定子ヨーク部31と固定子巻線突極32とからなり、且つ予め円周方向に3分割したものから構成され、丁度同相単位で120度間隔で分割されている。該固定子巻線突極32には固定子巻線4がそれぞれ集中的に巻回されていて、上記同相単位でグループ化されている。各固定子巻線4間は空隙面での磁路を共有することがない構成である。そして上記3分割された固定子鉄心3は溶接接合等により、巻線後分割部33が接合されて環状に形成される。
【0020】
なお分割部33は円周方向に傾斜されているが、これは接触面を長く取って、磁束量の減少を抑える方策である。
【0021】
一方、回転子2はほぼ等間隔のピッチで隣り合う永久磁石5が円周方向に互いに異なる極性になるように配置した構成としている。図3に示すように永久磁石5の内周には永久磁石5の磁束を通す回転子ヨーク部21を有し、シャフト6,ベアリング7,7aを介してエンドブラケット8,8aに回転可能に保持されている。ここでは、固定子鉄心3の外周にフレームがない構成で示したが、必要によってはフレームを用いてもよい。9は固定子鉄心を軸方向に貫通する冷却パイプで、軸端において環状パイプ91で連結され冷却液を循環させる構造となっている。
【0022】
上記固定子巻線4のU相のU1+,U2-,U3+、V相のV1+,V2-,V3+、W相のW1+,W2-,W3+がそれぞれグループ化して接続される。ここで、添字の1は固定子巻線番号、+,−は固定子巻線4の巻き方向を示すものである。ここで、固定子巻線突極32の一つには二つの固定子巻線コイル41,42が巻装された例が示されている。固定子巻線4の固定子巻線コイル41,42の形状を図2に示す。同じ固定子巻線突極32に巻回される固定子巻線コイルのうち、中心側の固定子巻線コイル41を小さく、外側の固定子巻線コイル42を大きくすると両者は重なることなく配置することが可能である。
【0023】
このように一つの固定子巻線4を二つの固定子巻線コイル41,42から構成することによって、一つの固定子巻線4を一つの固定子巻線コイルで構成する場合に比較して巻数を分担するため固定子巻線の製作精度を向上させることができる。これは、固定子巻線収納スロット34が従前の一重巻と同じ面積であれば固定子巻線4の占積率を高めることに貢献する。
【0024】
ここで、本発明は固定子鉄心3を同相単位で複数個に分割し、かつ分割して巻かれた固定子巻線を同相グループで接続してある。図1においては全周3分割の構成例で、それぞれ、U相のU1+,U2-,U3+、V相のV1+,V2-,V3+、W相のW1+,W2-,W3+単位として分割した例を示している。
【0025】
以上の構成によって、第1には固定子巻線コイル41,42を外部で別途巻回して製作することが可能となるため、高速に巻回できる利点がある。
【0026】
また、固定子巻線収納スロット34の形状を固定子鉄心の分割位置に属するものと、非分割位置に属するものとで使い分けることによって、より効果的に固定子巻線を巻回することができる。例えば、非分割位置に固定子巻線収納スロットがある場合では固定子巻線が入れにくいので挿入面積を大きく取らなければならない。一方分割位置に固定子巻線収納スロットがある場合では固定子巻線が挿入しやすいので挿入面積を小さくでき、強いては電動機の体格を最小にすることができる。
【0027】
ここで、固定子巻線4の固定子巻線コイル41,42が同一の固定子巻線収納スロット34に配置される場合には、固定子巻線41,42は固定子巻線収納スロット34の内周側の入り口より小さい幅の形状を持つ構成とする。これによって、固定子巻線コイル41,42を固定子巻線収納スロット34に順次配置することができる。
【0028】
なお、図1においては、永久磁石の極数が10,固定子巻線突極が9の構成を示し、一つの固定子巻線収納スロット34に偶数の固定子巻線コイルを収納する例を示して有るが、永久磁石の極数と固定子巻線突極数とは前記の例にとどまらない。例えば、永久磁石の極数が10,固定子巻線突極が1の構成でも可能である。その場合には固定子巻線収納スロット34に配置される固定子巻線コイルは奇数でも良い。この場合、最後に固定子巻線収納スロット34に挿入される固定子巻線コイルは、固定子巻線収納スロット34の中心に配置されるので、入れやすくなる利点がある。もちろんこの場合には、すべての固定子巻線突極32が同数の固定子巻線コイルを巻回する構成にはならないが、それは特性に悪い影響は与えない。
【0029】
また、固定子巻線コイルは、同じ相に属するもののうち内周側に位置する固定子巻線コイル41を先に、例えばU相のU1+,U2-,U3+の内周側の固定子巻線コイル41を先に巻回し、その後、U相のU1+,U2-,U3+の外周側の固定子巻線コイル42を巻回する構成とすることによって、同一の固定子巻線コイルの最初の2個の固定子巻線コイル41が同じ形状となり、かつ、残りの2個の固定子巻線コイル42も同じとなり、巻線の製作がしやすくなる。
【0030】
図4は、本発明の集中巻回転電機の他の実施例を示す。
【0031】
ここで、図1と同じ記号は等効物を示す。
【0032】
永久磁石の極数が10,固定子巻線突極数が9の構成の一実施例について説明する。図1との違いは、固定子巻線を持たない補助突極35を設けた点にある。この補助突極35の分割部36で固定子鉄心を分割する構成とする。以上の結果、分割部36が放射線上にあっても周方向の接する面が広くなり、分割による磁束量の減少を抑えることができる。
【0033】
図5には本発明の他の実施例を示す。
【0034】
図1と同様、永久磁石の極数が10,固定子巻線突極数が12の構成を示してある。ここでは、固定子鉄心3は円環状の固定子ヨーク部31と、内周側をブリッジで結合された固定子巻線突極部32とから構成された例を示す。固定子巻線突極部32には、固定子巻線4が集中的に巻回される構成であり、固定子巻線4は図1と同様に固定子巻線コイル
41,42から構成される。全周の分割位置は5カ所とし、二つずつの固定子巻線突極にはそれぞれ同相に巻回され分割される。以上の構成でも、図1と同様の効果を発揮することができる。
【0035】
図6には、本発明の集中巻回転電機の固定子巻線コイルの一実施例をを示す。
固定子巻線コイル41は、その断面を図6(c)で示すように整列にして、図6(a)に示すように輪状に巻回される。これを2回ひねりにすると図6(b)に示すような形状になる。これを例えば、固定子鉄心3の各固定子巻線突極32に分担して巻回することによって、固定子巻線コイル41が固定子巻線収納スロットに収納される。一方、これを連続的に繰り返すことによって、固定子巻線コイル41を固定子巻線収納スロットに収納することができ、高占積率の集中巻回転電機とすることができる。
【0036】
上記構成によれば、この集中巻固定子構造は一般の大型機に使用されている分布巻構造の固定子に対して、コイル数が少なく、かつエンドコイル部の長さを短くすることができるため、回転電機の体格を小さくすることができる利点がある。
【0037】
以上は、集中巻回転電機で、特に永久磁石回転子構造を有する永久磁石回転電機について説明したが、リラクタンス回転子でも本発明の効果を発揮することができる。また、電動機だけでなく、発電機でもよく、外転型,内転型回転子,クローポール型回転子を用いた回転電機にも適用可能である。また、回転電機にのみならず、リニアモータ等への適用も可能である。
【0038】
【発明の効果】
固定子鉄心を同相単位で軸方向に分割し、固定子巻線突極に同相単位で巻線を施すことにより、小形軽量,高効率の集中巻回転電機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における集中巻回転電機の一部横断正面図。
【図2】本発明に用いられる集中巻固定子コイルの成形一部断面図。
【図3】本発明の集中巻回転電機の側面断面図。
【図4】本発明の集中巻回転電機の他の実施例を示す一部横断正面図。
【図5】本発明の集中巻回転電機の更に他の実施例を示す一部横断正面図。
【図6】本発明に用いられる固定子巻線コイルの成型方法の一実施例を示す概略図及び断面図。
【符号の説明】
1…固定子、2…回転子、3…固定子鉄心、4…固定子巻線、5…永久磁石、31…固定子ヨーク部、32…固定子巻線突極、33…分割部。
Claims (9)
- 固定子と、
該固定子に回転空隙を持って対向する回転子と
を有し、
前記固定子は、
固定子鉄心と、
該固定子鉄心に巻回された固定子巻線と
を備えており、
前記回転子は、周方向にほぼ等間隔に配置された複数の極を備えており、
前記固定子鉄心は、
前記固定子巻線が集中的に巻回された複数の固定子巻線突極と、
該複数の固定子巻線突極の磁束の流路となる固定子ヨーク部と
を備えたものであって、
同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で円周方向に分割された複数の鉄心から構成されており、
前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で前記固定子巻線突極に集中的に巻回されている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 請求項1に記載の集中巻回転電機において、
前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に連続的に巻回されている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 請求項1に記載の集中巻回転電機において、
前記固定子鉄心の各相間には、前記固定子巻線突極間に延びる補助突極が設けられている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 請求項3に記載の集中巻回転電機において、
前記固定子鉄心は前記補助突極で分割されている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 請求項1に記載の集中巻回転電機において、
同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に巻回された前記固定子巻線は、複数の前記固定子巻線突極の端部に位置する前記固定子巻線突極に巻回されるものと、中心部に位置する前記固定子巻線突極に巻回されるものとで巻線数が異なっている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 請求項1又は2に記載の集中巻回転電機において、
同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に巻回された前記固定子巻線は、第1の前記固定子巻線突極に巻回されてから第2の固定子巻線突極に巻回され、再び第1の前記固定子巻線突極に巻回されている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 請求項6に記載の集中巻回転電機において、
同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で複数の前記固定子巻線突極に巻回された前記固定子巻線は、固定子巻線素線を複数巻回して形成した1つの固定子巻線コイルで構成さ れており、
前記固定子巻線コイルは、
エンド部で捻られて、
複数の前記固定子巻線突極に巻回されている
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 固定子と、
該固定子に回転空隙を持って対向する回転子と
を有し、
前記固定子は、
固定子鉄心と、
該固定子鉄心に巻回された固定子巻線と
を備えており、
前記回転子は、周方向にほぼ等間隔に配置された複数の永久磁石を備えており、
前記固定子鉄心は、
前記固定子巻線が集中的に巻回された複数の固定子巻線突極と、
該複数の固定子巻線突極の磁束の流路となる固定子ヨーク部と
を備えたものであって、
同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で円周方向に分割された複数の鉄心から構成されており、
前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で前記固定子巻線突極に集中的に巻回されており、
前記複数の永久磁石は、円周方向に隣り合うものが互いに異なる極性となるように配置されており、
前記永久磁石の極数は10であり、
前記固定子巻線突極の数は9である
ことを特徴とする集中巻回転電機。 - 固定子と、
該固定子に回転空隙を持って対向する回転子と
を有し、
前記固定子は、
固定子鉄心と、
該固定子鉄心に巻回された固定子巻線と
を備えており、
前記回転子は、周方向にほぼ等間隔に配置された複数の永久磁石を備えており、
前記固定子鉄心は、
前記固定子巻線が集中的に巻回された複数の固定子巻線突極と、
該複数の固定子巻線突極の磁束の流路となる固定子ヨーク部と
を備えたものであって、
同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で円周方向に分割された複数の鉄心から構成されており、
前記固定子巻線は、同相かつ複数の前記固定子巻線突極単位で前記固定子巻線突極に集中的に巻回されており、
前記複数の永久磁石は、円周方向に隣り合うものが互いに異なる極性となるように配置されており、
前記永久磁石の極数は10であり、
前記固定子巻線突極の数は12である
ことを特徴とする集中巻回転電機。
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JP27582896A JP3635814B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 集中巻回転電機 |
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